SEO

最終更新日: 2022.09.11

SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説

SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った三文字略語のことで、検索エンジン最適化という意味があります。

Webサイトを運用していると「SEO対策とはどのような施策なのか」「SEO対策を行うにはどんな風に対策をすればいいのか」「どうしたらSEOで成果を出せるのか」と悩まれる方も多いでしょう。SEO対策が上手くいくと、検索エンジンの検索結果上で上位表示されるので、検索エンジンから一定数の流入が期待出来ます。

SEO対策は、ビジネスの売上に直結してくるケースも多いので、ビジネスにおいても非常に重要なものとなります。
そこで本記事では、SEO対策の概要や基礎知識から具体的なSEO対策でやることについて詳しく解説します。

この記事では、初心者の方にもわかりやすくSEO対策の基礎~Webサイト運用でのSEO対策について解説しておりますので、SEO対策を覚えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

SEOとは?

SEOとは?

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った三文字略語のことで、検索エンジン最適化という意味があります。また、SEO対策はGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で、Webサイトのページを上位に表示させることを意味しています。これはWebマーケティング施策の一つとされていて、SEO対策を行うことでWebサイトの検索流入数を増加させることが可能になります。

SEO対策の重要性

検索エンジンで検索する多くのユーザーは、検索結果の上位ページを閲覧する傾向にあります。下記の表は検索順位別のクリック率の調査データですが、1位がクリック率10%を超えるのに対して10位では1%程度となっています。
検索キーワードに対して探しているページが見つからなければ2ページ目以降も表示されますが、欲しい情報のあるページが見つかった場合は、それ以降の検索結果は開かれることはありません。

■検索順位別クリック率

※引用元:2021 CTR Research Study:The Largest Ever for SEO

また、Googleは「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」という理念の元で検索上位表示のアルゴリズムをアップデートしており、検索したユーザーの意図に対して的確なページが上位表示されるように日々調整をしているため、上位表示できないと検索エンジンからの流入が見込めません。
検索エンジンのこうした特徴から、多くのWebサイトがSEO対策に取り組んでいます。

世界的にも国内でも最も利用されている検索エンジンは、Googleです。日本の場合はGoogleに続いてYahooも利用されています。YahooはGoogleと同じ検索エンジンを使っているため、Googleの検索エンジンに対してSEO対策を取ることは、Yahooに対して対策を取ることにもつながるのです。

SEO対策はユーザーの検索意図を理解することが重要

SEO対策では、まずユーザーの検索意図を理解することが重要です。
ユーザーを無視して検索エンジンばかりに目を向けて作ったコンテンツは、ユーザーからもGoogleからも評価されないからです。
その根拠として、「Googleが掲げる10の事実」というGoogleが発信する情報に下記のような記載があります。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

※引用元:Googleが掲げる10の事実

このように、SEO対策をするうえで大切なのはユーザーにとって有益なWebサイトを構築することです。
そのためには、ユーザーが検索しているキーワードにはどのような悩みや課題があるのか、どのようなことを知りたいのかなどといった検索意図を理解することが重要となります。

SEOで検索順位を決める仕組みとアルゴリズムとは?

クロール→インデックス→ランキング

検索エンジンはWeb上に存在するページをクローラーと呼ばれるロボットが、Webサイトのリンクを辿って様々なWebページの情報を収集しています。その収集した情報をGoogleのデータベース上に登録することをインデックスと呼び、インデックスされたWebページは数百項目ある評価基準によりページが評価されます。この評価基準のことを検索アルゴリズムと呼びます。

クローラー

クローラーとは、検索エンジンがWebサイトの情報を収集するためのロボットのことです。
クローラーは世界中のWebサイトのリンクを辿ったり、Webサイトが外部に発信しているXMLサイトマップからWebサイトにアクセスし、Webページの情報を集める自動化されたプログラムを「クローラー」と言います。
クローラーは以前アクセスしたことがあるWebページであれば情報を更新し、初めてアクセスするWebページなら、新しいページとして記録も担います。

このようにクローラーが巡回することを「クローリング」と呼びます。クローリングを行うことで、「キーワードに対してどんなページを表示するのが大切なのか」、「サイトにはどのようなコンテンツが掲載されているのか」といった情報を集めて検索結果に反映していきます。
また、クローラーが収集する情報はソースコードと呼ばれるWebサイトを構成するための設計図のようなものです。そのため、SEO対策ではユーザーからの見え方はもちろん、クローラーからの見え方にも気を配る必要があります。
クローラーとは?検索エンジンにインデックスされる仕組みや巡回頻度を上げる方法を解説 クローラーとは?検索エンジンにインデックスされる仕組みや巡回頻度を上げる方法を解説 Webサイトを制作、公開しても検索結果に表示されないと検索エンジン経由の集客はできません。検索エンジンがWebサイトの情報を取得するために使用しているのがクローラーです。クローラーがサイトの情報をどのように取得しているのか、基本的なところから解説します。
Webサイトのオーナーは、Googleのクローラーに効率的に自社サイトを見つけてもらうために、クローラーにとってわかりやすい造りにします。これを「クローラビリティを上げる」と言います。

インデックス

インデックスとは、クローラーが収集したWebサイトの情報(ソースコード)を検索エンジンのデータベースに登録することを意味します。GoogleのシステムはWebページ内のコンテンツ、画像、動画ファイルを分析して、そのページの内容の把握を試みますが、インデックスされないと検索エンジンの検索結果上に表示されないので、SEO対策ではまずページをインデックスさせる必要があります。
Googleインデックスとは?インデックスされない場合の登録方法も解説 Googleインデックスとは?インデックスされない場合の登録方法も解説
WebページのURLと、そのページがどのような内容なのかは、「Googleインデックス」に保存されます。Googleインデックスは、膨大な情報を格納した巨大なデータベースです。Webサイトのオーナーは、Googleのシステムが内容を理解しやすいページ作りを行うことが求められます。

検索アルゴリズム

検索アルゴリズムとは、検索エンジンがWebサイトの重要性や専門性や、Webページの検索キーワードとの関連性を評価し、検索結果の表示順位を決めるプログラムのことです。検索アルゴリズムは数百項目あるとも言われ、検索アルゴリズムの評価基準はブラックボックスです。この検索アルゴリズムは毎日更新されていると言われています。

According to recent information from several top Google staff, the algo now gets tweaked more than once a day – plus there are many others variations in the SERPs:
1) different data centers
2) geo-located results
3) various experiments served to just a few users
4) variations by browser
5) personalized results when logged into any Google account
訳:”Googleのトップスタッフ数名から得た最近の情報によると、アルゴリズムは現在1日に1回以上調整され、さらに検索結果には他にも多くのバリエーションが存在するとのことです。”

引用:WebmasterWorldのフォーラムアドミニストレータ、tedster氏の解説

SEO対策のメリット

SEOのメリットSEO対策を実施することで、以下のような3つのメリットが得られます。
  • 中長期的に安定した集客が期待できる
  • 顕在層と潜在層どちらにもリーチ出来る
  • ブランディングになる

ここからはそれぞれのメリットについて詳しく紹介していきます。

中長期的に安定した集客が期待できる

SEO対策は中長期的に安定した集客が可能です。リスティング広告は検索エンジンの上位表示に対してクリック単価×クリック数で費用が発生しますが、検索エンジン上での上位表示はSEO対策費用は掛かるものの、上位表示に対しては費用が発生しません。
一定の検索ボリュームのあるキーワードで上位表示されるようになると、検索エンジンからの検索流入が大幅に増加します。
SEO対策はすぐに成果を出しづらいですが、成果が出始めてからはWebからの安定した集客効果が期待できるようになるでしょう。

また、継続してSEO対策を施したコンテンツを制作していくことでWebサイトの評価も上がるため、より多くのキーワードで上位表示されユーザーの検索流入数も増えていき、CV(コンバージョン)の数も増加します。

顕在層と潜在層どちらにもリーチ出来る

適切にSEOを実施することで、CV(コンバージョン)見込みの高い顕在層や、潜在的にニーズのある潜在層を集めることが可能です。
検索キーワードの特性と検索意図を理解することで、集客したいターゲット層が検索するキーワードで上位表示させることが出来るため、リード獲得や売上増加に大きく寄与します。

また、ユーザーの「調べたい」内容に合致したコンテンツを作り、解決策や適切な商品を紹介することもSEO施策のひとつです。適切なSEO施策を行った結果、ユーザーがサイトを閲覧してすぐに問い合わせに繋がったり、購買に繋がったりする場合もあります。

また、上位表示されるページが増えるほど、Webサイトの評価も高まっていきます。Webサイトの評価が上昇することで、別のキーワードでの上位表示も見込めるので、相乗効果で検索流入が増加します。このようにSEO対策では中長期的に集客ができるため、大きなメリットにつながります。

ブランディングになる

SEO対策で上位表示されているWebサイトは、それ自体がブランディングにつながることがあります。例えば、特定の業界の多くの方が検索するキーワードで上位表示されていると、Webサイトを認識するきっかけになったり、実際にページを閲覧して認知してくれる可能性があります。

実際に弊社では検索上位表示されることにより、以前と比べて会社の認知度が上昇していると感じています。
例えば、お問い合わせを頂いたお客様からコンペでは無く指名でご発注頂いたり、遠方の同業他社様から弊社Webサイトをよく見ているといったお声を頂く機会が増えました。

ブランディングのこうした特徴は、企業にとって大きなメリットとなります。
SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説 SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説

SEO対策のデメリット

SEOのデメリット

SEOにはメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在しています。

  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • コンテンツ作成に時間や手間がかかる
  • 検索上位でもコアアップデートなど順位下落リスクがある

SEO対策は非常に効果的な施策ではあります。しかし上記のような特徴から、場合によっては課題解決には適していないこともあるのです。ここからはそれぞれのデメリットについて紹介していきます。

成果が出るまでに時間がかかる

SEO対策は他の施策に比べて、成果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。これは、検索エンジンが検索結果を決める仕組みと大きな関係があります。先ほど検索エンジンの仕組みとして、クローラーがサイトを巡回して評価をしていることをお伝えしました。このクローラーがWebサイトを巡回する頻度はSEOにとって重要であり、クローリングの頻度が高いと徐々に検索結果で上位表示が出来るようになってきます。

さらにページが上位に表示される際、「ドメインパワー」と呼ばれるWebサイトの評価も関係してくるので、Webサイトのドメインパワーも高める必要があります。ドメインパワーとは検索エンジンから見たWebサイトの評価のことで、Webサイトの評価が高いと検索結果で上位に表示されやすくなるのです。こうした特徴から、SEO対策では成果が出るまでに時間が掛かってしまうのです。

コンテンツ制作に時間や手間がかかる

SEO対策では、コンテンツ(Webページ)を制作することが重要です。コンテンツ制作はどうしても時間がかかってしまいます。例えば記事コンテンツを制作する場合には以下のような工程が発生します。

  • ①競合するWebサイトを調査
  • ②戦略策定
  • ③キーワード選定
  • ④検索結果上の競合ページ調査
  • ⑤記事構成案の作成
  • ⑥記事ライティング
  • ⑦画像選定
  • ⑧入稿・公開作業
  • ⑨定期的なメンテナンス

コンテンツ制作は戦略策定・ターゲットユーザーの理解・競合理解が重要です。戦略策定では、自社のビジネス上で顧客になる可能性のある潜在ユーザーを理解した上で、コンテンツを制作することが重要です。

具体的には、ユーザーを理解するためにペルソナというターゲットユーザーを可視化する作業を実施します。
ペルソナとは?役割と定義、設定ポイントを解説 ペルソナとは?役割と定義、設定ポイントを解説

その後、カスタマージャーニーマップというフレームワークを用いて、ターゲットユーザーがお問い合わせや商品購入するまでの過程を可視化させ、それぞれのタイミングでタッチポイントを創出していきます。
BtoBのカスタマージャーニーマップのポイント、顧客課題やペルソナ BtoBのカスタマージャーニーマップのポイント、顧客課題やペルソナ

その次に、ターゲットユーザーが検索する可能性のある検索キーワードを選定していきます。キーワード選定についてはメインキーワードを決め、それに対して関連キーワードやサジェストキーワードを抽出していきましょう。
キーワード選定については、下記に関連情報がありますので併せてご確認ください。
SEOのキーワード選定方法を解説!SEOキーワードツールも紹介 SEOのキーワード選定方法を解説!SEOキーワードツールも紹介
コンテンツマーケティングで成果を出すキーワード選定方法と7つのコツを総まとめ コンテンツマーケティングで成果を出すキーワード選定方法と7つのコツを総まとめ
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更に、抽出したキーワードをモチベーション別に分類していきます。
ここでいうモチベーションとは、成果に繋がる確度になります。例えば、下記のように検索キーワードによって潜在層・準顕在層・顕在層のように分類することで、優先的に制作するコンテンツを決めることができます。

<例>スペインの家具を販売する事業者
潜在ニーズ:「ベッド 選び方」「インテリア おしゃれ コツ」
顕在ニーズ:「スペイン家具」「スペイン 椅子」

ここから更に競合ページの調査や分析をした上で記事構成案を作成し、ライティング・画像選定・入稿・公開というような流れで制作していきます。
また、コンテンツは都度メンテナンスを行うことが大切です。特に情報鮮度が重要な検索キーワードの場合、情報が古くなることで検索順位が低下します。
情報鮮度が重要な検索キーワードとは、下記のようなキーワードです。

■情報鮮度が重要な検索キーワード
「曲 ランキング 最新」
「コロナ 補助金」
「アニメ 今期」

このように、上位表示を狙うためのSEOコンテンツ制作にはそれぞれ欠かせない必要な工程が多いため、手間や時間が掛かると言えるでしょう。

検索上位でもコアアップデートなど順位下落リスクがある

SEOではコンテンツやサイトの評価基準が変わってしまうことがあります。その結果、これまで上位に表示されていたWebページの順位が下がってしまうこともあるのです。これはGoogleがユーザーにとってより便利な検索エンジンにすることを目的にして、アップデートを行うからです。このアップデートは定期的に行われるので、せっかく上位表示されたのに、1ページ目に表示されなくなってしまうことも起こりうるのです。
【最新版】Googleコアアップデートとは?最新コアアップデート情報や傾向を解説 【最新版】Googleコアアップデートとは?最新コアアップデート情報や傾向を解説

また、事業上SEOを重要な集客手段として活用している企業の場合、Googleのアルゴリズムアップデートによって売上が激減してしまうといったケースも多いです。

Googleは、サイトを評価するアルゴリズムを不定期にアップデートしています。アルゴリズムの大幅アップデートの影響を受けると、上位のサイトであっても検索結果の順位が下落する場合があります。
過去、日本で特に大きな順位変動の原因となった2017年12月のGoogleの「健康アップデート」では、医療や健康に関する検索結果の約60%に影響が出ました。低品質な医療・健康情報を掲載していたキュレーションサイトが軒並み順位を落とし、公的機関や病院など信頼性の高いサイトが検索上位にランクインするようになったのです。

コアアップデートへの対応は、最新のSEO情報を収集しつつも、ユーザーにとって有益なコンテンツ制作に務めることが重要だといえるのではないでしょうか。

Googleの検索アルゴリズムとは?

Googleの検索結果を決める具体的なアルゴリズムの内容は公開されていませんが、ランキングに影響する重要な要素をGoogleは公表しています。代表的な要素には、「コンテンツの関連性」「コンテンツの品質」「ユーザービリティ」の3つがあります。

コンテンツの関連性

まず、ユーザーが検索したキーワードと、Webページに含まれているコンテンツとの関連性の高さが重視されます。ユーザーが知りたがっていることは、検索キーワードと関連したものであるはずだからです。

関連性について、Googleの公式サイトで解説されている内容を引用します。

情報の関連性を評価するための最も基本的なシグナルは、検索クエリと同じキーワードがコンテンツに含まれているかどうかです。たとえばウェブページの場合、キーワードがページに出現する(特に見出しや本文に含まれている)場合、そのページの情報は関連性が高い可能性があります。

Google のシステムでは、キーワードに着目するだけでなく、コンテンツが他の点で検索クエリと関連しているかも分析します。匿名化して集計したインタラクション データに基づいて検索クエリと検索結果の関連性を評価することもしています。インタラクション データをシグナルに変換して機械学習することで、関連性をより正しく推定できるようになります。

参照:ランキング結果 – Google 検索の仕組み

後半のインタラクションデータに基づくというのは、「Googleの検索順位を上げるには?SEOの仕組み、上位表示するまでの期間、順位チェック方法を解説」の記事でも解説していますが、以下のようなものと考えてください。

コンテンツの関連性
  • ①多くの読者が記事を読み始めて初めの数行で読むのをやめてしまう記事
  • ②多くの読者が最後まで記事を読み、関連する別の記事も読む記事

このようなユーザー行動のデータを見ると、Bの記事の方が読者を満足させた記事であると判断できると思います。これと同じようなことをGoogleは機械学習を通じて、検索キーワードと読者の求める記事の関連性を評価していると考えられています。

コンテンツの品質

関連性の高いWebページの候補が見つかったら、それらの中で最もユーザーの役に立つものが選ばれます。そのために使われる主な判断基準が、E-A-Tと呼ばれる専門性・権威性・信頼性です。

たとえば、誰が作成したかわからないコンテンツよりは、そのテーマを専門としている研究者によって作られたコンテンツの方が、評価は高くなります。また、そのWebページへのリンクが他の有名なWebサイトから送られている場合には、そのページは信頼されていると判断されます。

また、実際にWebサイトにアクセスしたユーザーの行動も品質判断に使われます。ページ滞在時間が短く、離脱率が高い場合、そのページがユーザーの要求を満たしたとは思えません。そのため、品質の評価は下がります。

ユーザービリティ

ユーザビリティとは、そのWebサイトがユーザーにとって使いやすいかどうかを測る指標です。コンテンツの関連性や品質とは関係なく、検索順位に影響します。

たとえば、スマートフォンで検索したユーザーには、モバイルフレンドリーなWebサイトの方が使いやすいはずです。従ってPC用のレイアウトしか用意されていないWebサイトは、ユーザビリティが高いという評価はされません。ページ表示速度も同様にユーザーの使いやすさを左右するため、ランキングに影響する要素となっています。

コンテンツの関連性や品質に大きな差がない場合には、ユーザビリティの高い方が上位表示される可能性が高くなるのです。

検索上位表示されるために必要なSEO対策

検索で上位表示されるために必要なSEO対策

ここまで、Googleの検索の仕組みについて解説してきました。ここからは具体的に何をすればSEO対策になるのかについて考えていきたいと思います。SEO対策の大きな目的の1つとして、自社のビジネスに関連のあるキーワードで検索された時に、なるべく高い検索順位で表示されるようにすることです。

まずは上位表示されるためにサイトオーナーができることを説明していきます。SEOで実施することは沢山ありますが、大別すると3つに分けられます。

  • 内部SEO
  • 外部SEO
  • コンテンツ作成

順番に解説していきます。

内部SEO:クローラーが理解しやすいサイトを作る

内部SEO(内部施策)とは、Webサイトにある全てのWebページをGoogleクローラーが見つけやすくなるようにし、また、Googleが各Webページの内容を正しく理解できるようにWebサイトを作りこむ(改善)することです。GoogleがWebサイトを理解しやすくするための代表的な要素には、以下のような項目があります。

タイトルタグ(titleタグ)

Webサイトの各ページには、それぞれタイトルをつけることができます。それをHTMLで設定するのがタイトルタグです。つけられたタイトルは、そのページの内容を示すキーワードとして扱われます。各ページのコンテンツのテーマが要約されたタイトルをつけ、複数のページで同じタイトルを使うのは避けましょう。
記事タイトルとは?例や文字数、SEOに効果的な付け方のコツを解説 記事タイトルとは?例や文字数、SEOに効果的な付け方のコツを解説 このページでは、ユーザーがコンテンツに興味を持つかどうか左右される記事タイトルについて、作り方や注意点などを解説しています。タイトル作成に役立つツールやキーワードの選定方法などについてもまとめているので、SEOにお役立てください。

見出しタグ(hタグ)

見出しタグは、コンテンツ内での新しいトピックが開始される位置と、そのトピックの内容を表すものです。文章における章や節の表題と同じと考えるとわかりやすいでしょう。見出しによってコンテンツの構成や階層構造が明確になり、理解されやすくなります。また、見出しタグに使われた文も、Googleがページの内容を把握する手がかりに使われます。
hタグのSEO効果は?見出しタグの使い方と意味を解説 hタグのSEO効果は?見出しタグの使い方と意味を解説 Webサイトを運営している人なら当たり前に使用しているhタグですが、間違った使い方をしていませんか?SEOに効果的なhタグですが、間違った使い方をしていると期待通りの効果が得られません。hタグについて基本的なところから解説します。

サイト階層の整理

Webサイト内でページのリンクが複雑に入り組んでいると、ユーザーが目的のコンテンツを見つけるのが難しくなります。サイト階層を適切に整理することで、ユーザーにもGoogleのクローラーにもわかりやすいWebサイトを構築しましょう。
Webサイト設計とは?構造設計のやり方と手順を解説 Webサイト設計とは?構造設計のやり方と手順を解説

パンくずリスト

パンくずリストとは、一般的にWebページの上部か下部にある、内部リンクを並べたものです。

QUERYY(クエリー) > SEO > 記事タイトル

上記のように表示して、ユーザーが現在Webサイト内のどこにいるかを伝えるとともに、前のページや階層に戻れるようにしています。ユーザーがWebサイト内で迷子になって離脱してしまわないように、またGoogleのクローラーが各ページの関係を把握しやすいように設置します。
パンくずリストとは?設置方法とSEO効果、よくある質問を徹底解説 パンくずリストとは?設置方法とSEO効果、よくある質問を徹底解説

内部リンク設置

上位表示をさせたいページに対して内部リンクを設置します。内部リンクはページへの導線とともに、サイト内で重要なページというシグナルを検索エンジンに伝えることが出来ます。
Googleは内部リンクが集約されるページを重要なページとして認識します。また、発リンク元と被リンク先のコンテンツの関連性やアンカーテキストなどどのような形でリンクされているのかも評価の対象です。内部リンクは、関連性の高いコンテンツからターゲットキーワードを含めたアンカーテキストでリンクを設置することが重要です。
内部リンクとは?SEOへの効果や、おすすめの設置方法までご紹介! 内部リンクとは?SEOへの効果や、おすすめの設置方法までご紹介!

モバイルフレンドリー

スマートフォンが普及してから、Webサイトへのアクセスはモバイルデバイスによるものが過半数となりました。現在では7割以上がスマホからのアクセスとなっているWebサイトがほとんどと言われています。

そのため、Googleもスマートフォンでの使い勝手に優れたWebサイトを評価します。かつてのようにPC用のWebサイトのおまけとしてモバイル用を作成するのではなく、モバイルファーストでの制作・運営が求められます。

さらに詳しくはGoogleのSEOスターターを確認してください。
https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja
モバイルフレンドリーとは?対応方法やテストツール、エラーの対処法を解説 モバイルフレンドリーとは?対応方法やテストツール、エラーの対処法を解説

ページエクスペリエンス

ページエクスペリエンスとは、Webページの利便性を測るための指標です。
2021年6月中旬にPage Experience Update(ページ エクスペリエンス アップデート)として展開され、9月3日にアップデートが完了したことがアナウンスされました。

ページエクスペリエンスを確認するには、Googleページスピードインサイトを使って計測することが可能です。
ページスピードインサイト(Google PageSpeed Insights)の使い方!見方や改善方法を解説 ページスピードインサイト(Google PageSpeed Insights)の使い方!見方や改善方法を解説

特に、ページエクスペリエンスにはコアウェブバイタルと呼ばれる下記の3つの指標が重要です。

  • LCP(Largest Contentful Paint):最大コンテンツの描画
  • FID(First Input Delay):初回入力遅延
  • CLS(Cumulative Layout Shift):累積レイアウト変更

LCPは、最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間で、数値(秒)が小さいほど評価は高くなります。
FIDは、ページに訪れてから入力やアクションが出来るまでの遅延時間で、数値(秒)が小さいほど評価は高くなります。
CLSは、画像読み込みなどでレイアウトが崩れる頻度を独自の「レイアウトシフトスコア」で表し、スコアの値が小さいほど評価は高くなります。

Googleはコアウェブバイタルについて以下のように説明しています。

ユーザーエクスペリエンスの質の測定には、多くの側面があります。そのほとんどはサイトやコンテキストに固有のものですが、すべてのウェブエクスペリエンスにとって重要な共通シグナル、つまり「Core Web Vitals」が存在します。
このようなユーザー エクスペリエンスの核となるニーズには、読み込み時間、インタラクティブ性、ページ コンテンツの視覚的な安定性などが含まれ、これらを組み合わせたものが 2020 Core Web Vitals の土台になります。
引用元:Web Vitals の概要: サイトの健全性を示す重要指標

コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?対策や改善方法ついて解説 コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?対策や改善方法ついて解説

外部SEO:インターネット内で評価されるサイトを作る

外部SEOとは、自社のWebサイト以外のWebサイトからのリンクや言及を集めるSEO対策のことです。「素晴らしいコンテンツは他のWebサイトから紹介されるはず」という仮定をGoogleはもっています。他のWebサイトから自社のWebサイトにリンクしてもらうことを指します。

そのためには質の高い情報を発信することが第一ですが、リンクを設置したくなるような仕組みを作ることで、より効率的に被リンクを獲得することができます。情報をまとめてPDF冊子にしてダウンロードできるようにしたり、誰でも使いやすいテンプレートを配布することが代表例です。

また、多くの人の目に触れられるように、各種SNSの運用も効果的です。拡散されやすく、拡散されてアクセスが増えたときにわかりやすいように、Webサイトを設計しておく必要があります。ただし、どのような外部リンクでも評価されるわけではありません。特に高い効果を得られるのは次のようなWebサイトからのリンクです。

  • 自社サイトとの関連性が高いWebサイト
  • 著名なWebサイトや権威あるWebサイトなどGoogleの評価の高いWebサイト

外部SEOは自ら直接できることが限られているため施策が後回しになりがちですが、内部SEOと同じく重要なので、確実に積み重ねていきましょう。
外部リンクを獲得するには、リンクビルディングと呼ばれる被リンク獲得のSEO対策が有効です。
リンクビルディングとは?SEOに効果的な戦略を解説 リンクビルディングとは?SEOに効果的な戦略を解説 被リンク数の獲得につながるリンクビルディングは、情報が飛び交っているWeb上では欠かせません。この記事ではそのような重要な役割を持つ、リンクビルディングについての基本的な情報から、SEOに効果的な戦略についての解説を行っています。

コンテンツ:サイトにアクセスしてほしい人が求める情報(コンテンツ)を発信

SEO対策におけるコンテンツの活用方法は、主にブログ記事やコラムを作成して、自社サイト内に蓄積していくことです。対策したいキーワードの選定を行い、ターゲットとなるユーザーのニーズに合ったコンテンツを作成することで、新規ユーザーのWebサイトへの流入を増加させます。

広告は出稿を停止すると表示されなくなりますが、コンテンツは一度作成すると半永久的に検索対象となります。新規ユーザーを獲得できる資産となるので、中長期的な集客チャネルとして機能するのが特徴です。

対策したいキーワードをタイトルや見出し、本文に適切に盛り込む

SEO対策で最も重要かつ基本となるのは、キーワードの盛り込みです。ユーザーが検索する語句のことを検索キーワードといいます。ヒットさせたいキーワードを、記事のタイトルや見出し、そして本文に盛り込むことが必須となります。ただし、キーワードは適切な量とバランスを意識することも重要です。ユーザーが読んでいて不自然に感じない程度に、キーワードを盛り込んでいきましょう。

ユーザビリティを考慮してコンテンツを作成し、ページを構成する

SEO対策にはいくつもの評価要素がありますが、やはり重要なのは「ユーザビリティ」です。ユーザビリティとは、ユーザーが使いやすく、快適にコンテンツを閲覧できることをいいます。

  • 文章は正確に、読みやすく書く
  • 専門用語や難しい表現に解説を入れる
  • ページの表示速度を上げる
  • 記事やサイトURLはわかりやすく簡潔にする
  • パンくずリストを作成する
  • コンテンツに一貫性をもたせる
  • 広告の表示頻度に注意する

ライター側でユーザーの意図を汲み取り、求められている情報を適切な質とボリューム(文字数)で提供することが大切になります。ユーザーの視点に立って、どんなコンテンツなら読みやすいか、Webサイトが使いやすいかなどを考えてみましょう。
パンくずリストとは?設置方法とSEO効果、よくある質問を徹底解説 パンくずリストとは?設置方法とSEO効果、よくある質問を徹底解説

ユーザーに信頼される、有益性の高いコンテンツを作る

ユーザーからの信頼を得るには、コンテンツの内容をより有益で質の良いものにする必要があります。たとえば、データを表記する場合は信頼できる公的機関や論文などから引用するなど、情報の正確性や信憑性に配慮しましょう。

また、記事はオリジナルのものを作ることも重要です。酷似する内容や文面のコピぺなどはコピーコンテンツと見なされてしまいます。加えて、上記のような良質なコンテンツをできるだけ長い期間継続的に更新することも必要です。

そうすると「このサイトは信頼できる」というユーザーの信頼を得ることができ、外部サイトからの被リンクやSNSのシェアなどもされるようになり、検索エンジンからの評価も底上げされます。

アクセスを増やすためのコンテンツマーケティングとSEO

アクセスを増やすためのコンテンツマーケティングとSEO

SEO対策を考える上で切っても切れないのがコンテンツマーケティングというマーケティング手法です。これは、現在のSEOがコンテンツマーケティングと非常に相性がよく、また、アクセスを増やすにはどうしてもコンテンツマーケティングの思想を取り入れなければならないという実情もあります。

この章では、コンテンツマーケティングの概要とSEOの関係性について解説します。
コンテンツマーケティングとは?事例とともにわかりやすく解説 コンテンツマーケティングとは?事例とともにわかりやすく解説
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アクセス数=インプレッション×クリック率

インプレッション数とは、検索結果にWebサイトへのリンクが表示される回数です。Webサイトに含まれている情報やテーマが、ユーザーが頻繁に検索するキーワードに関するものであれば、インプレッション数は増えます。また、キーワードの種類も多くなれば、そのぶんだけインプレッション数が増えます。

従って、検索される回数の多いキーワードを幅広くカバーしたコンテンツ作りが重要となります。

クリック率は、検索結果に表示された回数に対してクリックされてWebサイトに遷移する確率を指します。基本的には検索順位が高いほどクリック率も高くなります。前述のように、検索結果の1位に表示されたWebサイトは、10位に表示されたものより10倍以上クリックされることが期待できるのです。

これらの理由から、アクセス数を多く獲得するためには、コンテンツのキーワードの種類の多さと、検索順位の高さが重要と言えます。

情報の網羅性と専門性

網羅性と専門性とは、コンテンツに含まれる情報の広さと深さと言い換えることもできます。ユーザーは求めている情報を得るために検索します。その際に、ユーザーが知りたい情報をピンポイントで提供することも大切ですが、その周辺情報も同時に含まれていることと、知りたい情報が詳しく説明されていることが重要となるのです。

たとえば、あるイタリアンレストランについて解説するWebサイトについて考えてみます。

網羅性

イタリアンレストランで提供されるのはイタリア料理です。そのため、イタリア料理全般について幅広く解説されていた方が、情報を網羅していると判断され、評価が高くなります。

前菜、パスタ、ピザ、メインディッシュ、デザート、といったジャンルそれぞれの料理について。さらに、ワインの情報、料理との相性の情報もあった方が良いでしょう。これらのユーザーが知りたいであろう情報、それに付け加えるともっと満足度が高まる情報を漏れなく盛り込むと評価が高まります。

専門性

コンテンツの情報が幅広く揃えられているとともに、それぞれ深掘りされていると専門性が高いとされて評価されます。

たとえばパスタについても、カルボナーラ、ペペロンチーノ、ペンネアラビアータといった具体的な料理それぞれについて解説されていた方が、より専門的だとされます。さらに、レストランで提供しているカルボナーラが、日本では一般的ではないクリームを使わないイタリアの伝統的なレシピならば、そのルーツまで解説すると専門性がより高まります。

コンテンツマーケティングでは、自社のビジネスそのものや商品だけにとどまらない、網羅的な情報発信が大切です。自社の商品を紹介するだけでは宣伝用Webサイトと判断されますが、コンテンツを充実させることで、その領域の専門的なWebサイトであると評価されます。そして評価が上がることで、検索順位が高まります。

また、コンテンツを幅広く作成することで、さまざまな種類のキーワードをテーマにした配信ができます。その結果、多くの検索キーワードでヒットするようになります。この2つの効果を得られるため、コンテンツマーケティングとSEOは切っても切れない関係にあると言えるのです。

カスタマージャーニーを反映するサイト作りの必要性

コンテンツマーケティングにおいては、幅広いキーワードに対応してたくさんのコンテンツを作成することが大切です。ただし、脈絡なくキーワードの種類を増やせばいいというものではありません。自社のビジネスの売上につながるコンテンツを作らなければなりません。

それは自社のビジネス領域において重要なキーワードを含み、自社のターゲットとなる人の役に立つコンテンツです。

具体的にどのようなコンテンツを作成すべきなのか決める際に有効なのが、カスタマージャーニーの考え方です。カスタマージャーニーとは、自社の商品を購入する顧客が、どのような情報収集方法で、どのような比較検討をして、どのように商品購入に至るかを想定し可視化したものです。

カスタマージャーニーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

カスタマージャーニーマップとは?目的と作り方、事例を解説 カスタマージャーニーマップとは?目的と作り方、事例を解説

コンテンツを作成する前に、まずカスタマージャーニーを作りましょう。どのようなコンテンツをどのような順番で作成し情報発信をすべきか、効果的な計画を立てることができます。

Googleがコンテンツの価値を決める評価基準:E-A-T

Googleの品質評価ガイドラインでは「E-A-T」という3つの評価基準が重視されています。具体的には、検索アルゴリズムはコンテンツが以下のような基準を満たしているかを評価します。

  • Expertise(専門性):コンテンツ内容や情報の新しさ、深さ、価値など
  • Authoritativeness(権威性):公的機関や専門家など第三者からの評価が高い
  • Trustworthiness(信頼性):信頼性の高い確かな情報を発信

E-A-Tとは?SEOでGoogleが重要視する3つの評価基準と対策方法を解説! E-A-Tとは?SEOでGoogleが重要視する3つの評価基準と対策方法を解説!
特にE-A-Tが求められるジャンルにYMYL(Your Money or Your Life)があります。これは医療や健康、金融など、ユーザーの人生を左右する可能性のある分野のことで、ほとんどのキーワードで省庁や病院・大学といった公的機関のWebサイトが上位に表示されています。

SEO(アクセスを増やす)施策を実施した後の効果計測の方法

効率的、効果的なSEO対策に必須なツール

ここからは、SEO対策に適したおすすめの分析ツールを紹介します。

1.Google Analytics(Googleアナリティクス)

Googleが提供している無料の分析ツールです。大手企業はもちろん、ブログを始めたばかりの個人でも利用するほど、一般的に浸透しています。日時や曜日ごとのサイト流入データから、現在のアクティブユーザー数など、サイトとユーザーの接続頻度が明確に分かります。

外部リンク:Google Analytics
Googleアナリティクスとは?登録方法や使い方、分析方法を解説 Googleアナリティクスとは?登録方法や使い方、分析方法を解説 Webサイト運営者の多くはGoogleアナリティクスに登録し、日々のデータを見てサイトの改善を行っています。でも、初めて利用する人には何を見て、どのようにサイトを改善していけばいいのかわかりませんよね?初心者向けにGoogleアナリティクスをわかりやすく解説します。

2.Google Search Console(Googleサーチコンソール)

こちらもGoogleが提供している無料の分析ツールです。ブロガーからは「サチコ」と呼ばれており、主にオーガニック検索の順位や、CTR(クリック率)などが分かります。GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは連携できるので、集客できているキーワードの確認やどのキーワードが検索何位なのか、どのんな集客効果があったのかはGoogle Analyticsだけで確認することができます。

外部リンク:Google Search Console
Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Webサイトの集客状況を分析する際にGoogleアナリティクスと同じくらい役立つのがGoogleサーチコンソールです。サーチコンソールへの登録方法やGoogleアナリティクスとの連携方法について、わかりやすく解説します。
CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説 CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説 CTR(クリック率)は広告やSEOでのWeb集客を考えるのに欠かせない用語です。CTRの意味と、どのくらいの%なら問題ないのか、広告・SEOそれぞれでの改善方法を解説します。

SEO対策後の検索順位はどうチェックすればいい?

検索順位はどうチェックすればいい?

検索順位をチェックするには、無料ツールから有料サービスまで幅広い方法があります。ここでは無料~手頃な価格で利用できるツールをピックアップして紹介します。
検索順位チェックツールおすすめ16選!無料版やクラウド型も含めて徹底比較 検索順位チェックツールおすすめ16選!無料版やクラウド型も含めて徹底比較 SEOには検索順位チェックツールがとても役立ちます。自社サイトのページが上位表示されているか確認したり、競合と比較して負けている場合はリライトすべきかどうか判断できたりします。一歩先を行くSEOに取り組んでみませんか。

順位が知りたいキーワードをシークレットモードで検索する

検索順位を調べるためには、実際に検索するという手法があります。しかし、通常の検索では「パーソナライズド検索」が適用されているため、使用しているPCの検索履歴や閲覧サイトなどの情報を元にした順位で表示されてしまいます。

純粋な検索順位を調べたいときは、履歴やcookie情報が反映されないGoogleの「シークレットモード」を使用します。ただし、この方法はコンテンツごとのキーワードをひとつひとつ調べていく必要があるため、たくさんのコンテンツを一度に調べたい場合には不向きです。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、Webサイトの分析には欠かせない無料ツールです。Googleアナリティクスと紐づけすることで、検索順位も調べることができます。Googleアナリティクスは、サイト内部の分析を行うツールですが、サーチコンソールは検索結果画面から自社サイトが表示されたときのデータを取得できます。

順位変動の様子や、狙ったキーワード以外でどのようなキーワード流入があるかも確認することが可能です。ただし、順位の報告は検索上位のキーワード順に表示されるため、本当に狙いたいキーワードでの順位測定をするときには使いづらいと感じるかもしれません。

検索ボリュームが大きいキーワードや、コンバージョンにつながりやすいキーワードなど、特定のページに絞った順位を調べることに難があります。

Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Webサイトの集客状況を分析する際にGoogleアナリティクスと同じくらい役立つのがGoogleサーチコンソールです。サーチコンソールへの登録方法やGoogleアナリティクスとの連携方法について、わかりやすく解説します。

SEOチェキ

SEOチェキは、調べたいページのキーワードを入力するだけで順位の計測ができる無料ツールです。シークレットモードで検索する場合、自社のページを自力で探す必要がありますが、このツールではGoogleとYahoo!での検索順位を一発測定してくれます。調べたいキーワードやページが少ない場合、1日の間に複数計測したいという場合に便利です。

外部リンク:SEOチェキ

GRCで順位測定する

GRCとは、Google、Yahoo!、Bingと3種類の検索エンジンでの順位を計測するツールです。このツールの利点は、第1に使用料が他のSEOツールに比べて格安な点、調べたいキーワードを登録しておくだけで、PC起動時に自動でチェックしてくれるところ。さらに結果は表とグラフにまとめ、データとして扱いやすくしてくれるため大変便利です。

GRCはPCでの順位測定をする通常版と、スマホでの順位測定をするGRCモバイルの2種類があります。スマホユーザーが多いサイトならGRCモバイルを契約し、順位測定する必要があるでしょう。20キーワードまでは無料で使用でき、それ以上登録したい場合にはパーソナルライセンスを購入するという形態になっています。

GRCで改善して欲しいところはインストールするPCごとにライセンスが必要なこと。会社のPCにインストールしている場合、自宅のPCから順位チェックができないのが少し不便です。

外部リンク:GRC

SEO対策のまとめ

まとめ

SEOはWebで集客を行うためには欠かせない施策ですが、Googleの検索アルゴリズムは不定期に変動するため、最新の情報は専門のSEOコンサルティング会社に確認するのがおすすめです。

ある程度のSEO対策は必要ですが、最も大切なのはコンテンツ上で自社の商品・サービスをユーザーに分かりやすく伝えるための工夫です。ユーザーファーストを徹底した結果、SEOの評価も向上していたという場合も少なくありません。過度にSEO対策を意識するより、ユーザー目線で客観的にコンテンツを評価することも大切です。

ニュートラルワークスは、SEOコンサルティングやSEO記事制作など、SEOを得意としております。

貴社サイトの現状を分析し、成果を伸ばしたいとお考えの方は、ぜひニュートラルワークスまでご相談ください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319 |
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格