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最終更新日: 2022.07.15

【最新版】Googleコアアップデートとは?最新コアアップデート情報や傾向を解説

【最新版】Googleコアアップデートとは?最新コアアップデート情報や傾向を解説

Webサイトを運用中の方、あるいは立ち上げを検討中の方のなかには、コンテンツへの流入を左右する「Googleコアアップデート」に対して不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

過去に行われた大規模なコアアップデートでは検索順位の大幅な変動があったため、コアアップデートへの対策や心構えをしておくのはとても重要です。基本的には、ユーザーファーストなコンテンツやサイト作成に努め、適切な対策を講じていれば大きな問題につながることはありません。

しかしそのためにはコアアップデートに動じない、ユーザーファーストなコンテンツやサイト作りの考え方、具体的な方法を理解し、実践に落とし込む必要があります

この記事では、「Googleコアアップデートとは何か?」という基本的なことから、コアアップデートへの具体的な対策方法までを総合的にまとめています。Googleのサイト評価基準への理解を深め、大きな損失を回避するのにお役立てください。

Google(グーグル)のコアアップデートとは?

Google(グーグル)のコアアップデートとは?

Googleのコアアップデートの正式名称は「Googleコアアルゴリズムアップデート」です。Googleが検索エンジンのアルゴリズムを見直し、検索結果を大幅に改善するもの。ユーザーにとってより価値のある、正確で信頼性の高い情報を届けるために行われる改良です。

「コア」とは核を意味しており、検索アルゴリズムの根本改善と考えて間違いありません。インターネット上では、無数の情報が世界中から常に発信されているため、小規模なアップデートは毎日行われています。

最新のGoogleコアアップデート情報

直近で行われたGoogleコアアップデートは、November 2021 Core Updateです。2021年11月17日から実施され、年末年始のホリデーシーズンを前に多くのサイトがコアアップデート対策に注力しました。

とくにECサイト運営者は、かき入れどきを前に検索順位を下げてしまっては大きな機会損失になりかねません。コアアップデートが行われる時期や業種などによって、事業にどのような影響がで出るかは異なるでしょう。自社が受ける影響を予測し、事前準備しておくことが重要です

Googleコアアップデートの頻度や歴史

Googleコアアップデートは、サービス開始から現在まで毎年2~4回実施されています。なお、直近の2019年~2021年は3回のコアアップデートが行われました。

なかでも、パンダアップデートペンギンアップデートなどは有名です。パンダアップデートはコンテンツの品質、ペンギンアップデートはSEOスパムやガイドラインに違反する構造のサイトが対象。Googleから低評価を受けたサイトは、検索エンジンからの除外や順位下落が相次ぎました。

Googleのパンダアップデートとは?ペンギンとの違いや影響を解説 Googleのパンダアップデートとは?ペンギンとの違いや影響を解説 このページでは、高品質なサイトを正当に評価してもらうためにも必要なパンダアップデートについて、ペンギンアップデートとの違いや対策方法などについてまとめています。低品質なサイトを作らないためにも、重要なポイントはおさえておきましょう。 Googleのペンギンアップデートとは?パンダとの違いや影響について解説 Googleのペンギンアップデートとは?パンダとの違いや影響について解説 運営を行っているサイトの検索順位を維持するためには、ペンギンアップデートの内容を把握して対策を取っていくことが大切です。そこで、本記事では対策方法や注意点、パンダアップデートとの違いについてまとめています。

近年では、コンテンツがいかにユーザーファーストで質の高い内容であるかを重視するアルゴリズムに改良されています。「WELQ騒動」で話題となった2017年の健康医療アップデート以降、低品質なコンテンツや、信憑性のない不確かな情報など、ユーザーにとって悪影響なコンテンツを上位表示させないアルゴリズムが組まれています。

正確度や信頼性に欠ける低品質なページを上位表示させることは、ユーザーの生活を左右し、内容によっては命に関わることもあります。ユーザーの生活に直接的な影響を与えるYMYLのジャンルでは、とくに評価を厳しくするなどGoogle側の対策も日々強化されてきているのです。

【Googleが重視】YMYLとは?該当ジャンルや必要なSEO対策を詳しく解説! 【Googleが重視】YMYLとは?該当ジャンルや必要なSEO対策を詳しく解説!

Googleコアアップデートの事前告知

Googleコアアップデートは、Googleの公式twitterで事前に告知されます。Googleの公式twitterでは、コアアップデートの実施日の予告や、ガイダンス、展開完了などの情報を受け取ることができますので、WEB担当者の方は必ずチェックしておきましょう。

なお、November 2021 Core Updateでは11月17日にコアアップデートの展開がスタートし、完了したのは12月1日でした。このように、コアアップデート開始から完了までは1~2週間程度かかるのが通常です。

コアアップデート展開から完了までの期間はどんなサイトでも多少の順位変動が起こり得るので、様子を見ながら動向のチェックを続けていきましょう。

Googleコアアップデートへの対策

Googleコアアップデートへの対策

毎年数回必ず行われるコアアップデートに備え、事前に対策を講じておく必要はあるのでしょうか。
基本のSEO対策や、ユーザーファーストを心がけたサイト構築、コンテンツ作成をしていれば、過剰に不安視する必要はありません。ここでは、基本的なコアアップデート対策として意識すべきことをチェックしていきましょう。

コンテンツSEO施策を講じておく

コンテンツSEO施策は、オウンドメディア運用における基本中の基本ともいえるでしょう。コンテンツSEOとは、ユーザーの求めている情報を継続的に提供し、検索上位に表示させる手法です。アップデートにも強いコンテンツSEOを徹底することが、第一のアップデート対策といえます。

なお、Googleは公式ブログにて次のように記しています。

“できるだけ優れたコンテンツを提供することに集中することをおすすめします。Google のアルゴリズムでは、コンテンツの品質に基づいて掲載順位を決定しているからです。”

『Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと』より引用

コンテンツの品質を高めるSEO施策とは、たとえば次のようなものです。

  • ユーザーの検索意図を理解する
  • ユーザーの「ためになる情報」を盛り込む
  • オリジナリティのある情報を追加する
  • 見出しやタイトルにキーワードを入れる
  • 更新やリライトで情報を最適化する

SEOコンテンツを制作するときは、上記のポイントを押さえましょう。また、コンテンツ公開後は効果測定を行い、分析と改善を続けることが重要です。

見やすいコンテンツを作成する

サイトやコンテンツの見やすさは、UX(ユーザーエクスペリエンス)に直結します。UXとは、ユーザーから見たサイトの使いやすさや感動、印象などを表す言葉です。ユーザーがストレスなく閲覧できるだけでなく、より好印象に受け止めてもらえるコンテンツ制作に努めましょう

  • ページの表示速度
  • 読みやすいフォント
  • テキストの誤字脱字
  • 画像への工夫
  • メニュー配置
  • 適切な余白
  • 広告の位置や数、サイズ
  • モバイルでの見やすさ

このように、コンテンツの見やすさはWEBデザインやライティングなど幅広い要素に関係します。UX向上に注力しすぎる必要はありませんが、ユーザビリティの改善がSEOやアップデート施策につながるケースは少なくありません。

Google公式ブログでは『コンテンツの掲示や制作に関する質問』に答えていますので、あわせて参考にしてみてください。

オリジナル性の高いサイトにする

競合他社やキュレーションメディアなどと似たような情報を掲載している場合、Googleから低評価なサイトだと見なされるおそれがあります。そのため、自社にしか提供できない内容や独自の企画などを盛り込んだ、オリジナル性の高いサイト作りを目指しましょう。

オリジナル性のポイントとして、Googleでは以下のようなチェック項目をあげています。

“・コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか。

・コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか。

・コンテンツが他のソースから得られたものである場合、単なるコピーや書き換えでなく、付加価値とオリジナリティを充分に提供しているか。”

『Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと』より引用

たとえば、社内での調査やアンケート結果を元にしたコンテンツの作成、インタビューや取材企画など、独自性のある内容を意識しましょう

オリジナリティの高いサイトを作るにはそれなりのリソースがかかりますが、そのぶんユーザーからは「興味深い」「有益だ」と感じられ、付加価値のあるサイトとして評価されるはずです。

E-A-Tを高める

E-A-Tとは、Googleがページやサイトの品質を評価するときに重視している項目です。E-A-Tは専門性・権威性・信頼性の3つの頭文字を取ったもの。それぞれの内容を正しく理解し、コンテンツやサイトの制作に活かしましょう。

専門性(Expertice)

専門性(Expertice)は、自社サイトが特定の分野における専門性に長けているかどうかを判断するための評価基準です。サイトに掲載している情報に統一性があり、特定のテーマやジャンルに特化した内容の方が、より高評価を得られます。

権威性(Autoritativeness)

権威性(Autoritativeness)では、そのサイトやページが第三者からどの程度認められているかを評価する基準です。専門家によって書かれた記事や取材、インタビュー記事など、そのジャンルにおいて権威のある人物が発信している情報は高く評価されます。

信頼性(TrustWorthiness)

信頼性(TrustWorthiness)では、サイトの情報がどのくらい信頼できるかを評価する基準です。より多くの人からの信頼を得られる可能性から判断されます。

政府や公的機関の公式サイトと、一般の方の日記ブログとでは前者の方が信頼性が高いと判断されるのは周知の事実でしょう。運営元の企業情報や執筆者のプロフィールなどを明示することで、評価を高めることができます。

コアアップデート対策として、サイトの質をより高めるにはE-A-Tを正しく理解することも重要です。詳しくは以下の記事で解説していますので、ご参考ください。

E-A-Tとは?SEOでGoogleが重要視する3つの評価基準と対策方法を解説! E-A-Tとは?SEOでGoogleが重要視する3つの評価基準と対策方法を解説!

テクニカルSEO施策を講じておく

テクニカルSEOとは、サイトの内部構造を最適化するSEO対策です。コンテンツSEOは、情報の中身や記事の切り口や書き方などによる対策ですが、テクニカルSEOはサイト構築による対策と考えましょう。必要なテクニカルSEOの具体的施策は次の通りです。

サイトの表示スピード改善

サイトの表示スピードの改善は、もっとも基本的なテクニカルSEO施策です。検索結果からページを見つけてもらっても、表示されるまでに時間がかかるとユーザーはもどかしさを感じます。

“検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。”

Google検索セントラルブログより引用

Googleの研究によれば、サイトの表示スピードが1秒から3秒に伸びるだけで、ユーザーが離脱する割合は32%も増えるという結果が出ています。サイトスピードが遅い場合は、サイト構成そのものを見直し、考察や改善を行いましょう。

Core Web Vitals対策

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)は、2020年6月からGoogleの評価基準に追加された指標です。Googleはそれぞれのページに以下3つの指標を設け、SEOの評価基準に組み込みました。

LCP:ページ読み込み速度
FID:ページとのレスポンス
CLS:コンテンツの移動

たとえば、コンテンツの読み込み速度、ボタンやリンクのクリックへの反応速度、ページが表示されてからのコンテンツのズレ幅などです。ユーザーがサイトやページを閲覧するときに不便を感じたり、余計な手間を要するサイトは評価が下がります。それぞれ具体的指標を設け、青・黄色・赤のレベル分けによって可視化できるようになっているので必ず確認しましょう。

ウェブサイト運営者は、コアウェブバイタルへの基本理解を深めておくこともお勧めします。なお、詳しい対策方法は以下の記事で解説しています。
コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?対策や改善方法ついて解説 コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?対策や改善方法ついて解説

モバイルファーストインデックス対応

モバイルファーストインデックスとは、スマートフォンサイトを軸に検索エンジンに登録することをいいます。

以前はパソコンで作成したサイトを軸に検索エンジンへ登録していましたが、現代ではスマートフォンを利用してコンテンツを閲覧するユーザーが大多数を占めているため、モバイルフレンドリーがとくに重視されているのです。

Google公式ブログでは「コンテンツは、モバイル デバイスでも適切に表示されるか」の点をコアアップデートの評価基準として重視すると明記しています。スマートフォンやタブレットなど、パソコン以外の端末で表示されたときの快適性を追求していきましょう。

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コンテンツ重複の回避

コンテンツ重複とは、インターネット上に存在する内容の似通ったコンテンツのことです

自社サイトで作成したコンテンツでも、外部に同じような内容のコンテンツがある場合「コピーコンテンツ」とみなされ低評価を受けるおそれが高くなります。また、自社サイトの内部でも、同じようなコンテンツが複数あると評価が低くなります。

重複コンテンツによる低評価は、思いかげず起こってしまうケースもあるため注意が必要です。外部サイトと似たようなコンテンツにしないためには、コピーチェックツールや検索エンジンを使って緻密に確認しましょう。また、URLの正規化やタグのミスなどがないかチェックすることでも回避できます。

サイトの品質を確認する方法

サイトの品質を確認する方法

コアアップデート対策は、特別な方法をとるよりも、基本的なコンテンツSEOやテクニカルSEOを徹底することが重要です。自社サイトがどのくらいの品質を保持できているかは、どのように確認すればよいでしょうか。

Googleが過去に提示したアドバイスを再確認する

自社サイトの品質を確認するには、Googleが過去にWebマスターに向けて提示した細かなアドバイスに目を通し、ひとつずつ確認しましょう

サイトの総合的な評価基準は、Googleから直接フィードバックをもらったり、点数化されたりするわけではありません。

総合的な品質を確認するには、現在の検索順位・コアウェブバイタルの評価・サイトスピード・クリック率やCVなどの数値といった、ありとあらゆる要素から自社内で確認し続けることが重要です。

品質評価ガイドラインを確認する

Googleの品質評価ガイドラインには、Google担当者が検索アルゴリズムを組む上での考え方がすべてフィードバックされています。質の高いサイトを制作するために必要な情報が記載されたもの。基本的にこのガイドラインに沿ったサイト制作をしていれば、低評価を受ける心配はないということです。

Google品質ガイドラインは150ページ以上ものボリュームがあるうえ、日本語翻訳されていないのですべてに目を通すのが難しい場合もあるでしょう。

しかし、SEOやオウンドメディアに携わる方であれば一度は目を通しておきたいところです。Googleポリシーへの理解や品質向上に対する姿勢が、サイトの評価を分ける結果につながるともいえます。

Googleコアアップデートのまとめ

Googleコアアップデートのまとめ

Googleコアアップデートは、毎年複数回にわたって行われる検索エンジンシステムの改良です。基本的なコンテンツSEO、テクニカルSEOを徹底し、ユーザーファーストで真摯なサイト制作をしていれば、大きな打撃を受ける心配はありません。

ただし、高品質なサイトやコンテンツの概要を理解するには、YMYLやE-A-T、コアウェブバイタルなどさまざまな周辺知識も重要になってくるでしょう。

そのため、オウンドメディアの運用やコンテンツマーケティングを社内リソースのみでやりくりしていくのは難しいといった声も少なくありません。なんとか立ち上げたものの、継続的な運用が困難なケースもあるかと思います。

当社ニュートラルワークスは、オウンドメディアの運用を強みとするWEB制作会社です。自社でも、オウンドメディアの運用を開始してから大幅な業績アップを達成することができました。独自の運用ノウハウを元に、サイト構築から運用までをワンストップでサポートいたしております。

WEB担当者様向けの無料相談も随時受け付けておりますので「まずは話を聞いてみたい」という方は、お気軽にお問合せください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格