被リンクの獲得は、Webサイト全体のSEO効果を高めるうえで重要な施策です。ただし、間違ったやり方をしてしまうと、かえって逆効果となってしまうこともあります。そのため、被リンク獲得を効率的に行うには、積極的に発リンクしたくなるような仕組みづくりがポイントです。
そこでこの記事では、SEO効果が見込める具体的な被リンクの獲得方法と注意点を解説します。被リンク獲得に向けた施策を今まで実行できなかった方は、ぜひ参考にしてください。
目次
SEOの観点で被リンクが重要とされているのは、Webサイト全体のドメインパワーを高められるからです。「ドメインパワー」というのは、ドメインの強さを表す数値であり、ドメインパワーが強ければ強いほど、サイト自体の評価が高いという意味になります。
ユーザーにとって価値のあるWebサイトは、SNSなどで拡散されるようになります。すると検索エンジンによって、「ユーザーから信頼されているWebサイト」だと認識されます。こうして被リンクを獲得したページが増えていくほど、ドメインパワーが高まるのです。ドメインパワーが強くなると、検索結果の上位に表示されやすくなる仕組みになっています。
検索結果に上位表示されると、ユーザーの目に留まりやすくなるほか、外部サイトを閲覧していたユーザーが、自社サイトにアクセスしてくれるようになるため、被リンクによってアクセス数が増えるメリットもあります。
被リンクを受けるのはSEOでは重要?被リンクの調べ方と良質な被リンクを受ける方法
基本的な考え方として、良質な被リンクを獲得するには、高品質なコンテンツを作成するしかありません。Googleの検索エンジンは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供するWebサイトを評価しています。
つまり、高品質な記事というのは、Webサイトに訪問したユーザーの検索意図を掴み、的確で分かりやすい解決策を提示しているコンテンツを指します。
被リンク施策を行う際は、こうした考え方を念頭に置いて実行しましょう。「コンテンツがターゲットにあった内容になっているか」「SEOの要件を満たしているか」といったポイントに注意すると、コンテンツのクオリティを上げられます。
リンクビルディングとは?SEOに効果的な戦略を解説
被リンク数の獲得につながるリンクビルディングは、情報が飛び交っているWeb上では欠かせません。この記事ではそのような重要な役割を持つ、リンクビルディングについての基本的な情報から、SEOに効果的な戦略についての解説を行っています。
被リンクを獲得する方法として、次の3種類があります。
1つ目は「自然に被リンクを獲得する方法」です。これは、ユーザーが自発的に自身のブログやSNSにリンクを掲載します。具体的には、以下のようなやり方があります。
ここからは、それぞれの方法について解説します。
SNSを積極的に活用して、被リンクの獲得経路を増やしていきましょう。具体的には、InstagramやTwitter、TikTokなどのアカウントを作成し、ユーザーに役立つ情報を発信します。あるいは、ユーザーにとって興味をそそるような情報も効果的です。その際、コンテンツのURLも設置してください。
こうしたSNSの活用によって、コンテンツに共感したユーザーが、自身のブログやサイトにリンクを張ることがあります。
ユーザーや関連企業と交流を図ると、被リンクを獲得しやすくなります。検索順位を不正に操作するために相互リンクを得ようとすると、スパム扱いされる可能性がありますが、相互補完を目的にするなら問題ありません。
例えば、自社でチョコレートを販売しているなら、レシピサイトを運営している会社にプロモーションを依頼するといった方法が良いでしょう。自社のチョコレートを使ったレシピを作成し、相手のサイトにて紹介してもらいます。その際、自社サイトへのURLを設置してもらえば、被リンクを獲得できます。
自社サイトにSNSのシェアボタンを設置しましょう。SNSのシェアボタンとは、TwitterやFacebookなど、それぞれの媒体にて自社コンテンツを共有できるボタンのことです。WordPressなどのCMSによっては、編集メニューから簡単に追加できることもあります。シェアボタンを設置すると、ユーザーに拡散を促すことにもつながります。
ここからはテクニカルな方法というより、SEO効果を狙ううえでの根本的な考え方になります。まずは、その検索キーワードで検索する人はどんな情報を得たいのか、検索ニーズを間違えずに的確に把握することです。検索する人が知りたい情報がない記事は被リンクを獲得することはほぼないといっていいでしょう。
検索意図とは?種類や調べ方、SEOでの重要性を解説
効果的なSEO施策を行うためには、ユーザーニーズに応えられるサイトやコンテンツの作成が求められます。本記事では、そのために重要となるユーザーの検索意図を理解し、活用するために必要な基礎的な知識と、調べ方や応用方法について解説しています。
上記と同じようにユーザーファーストな記事は評価が高まり、自然と被リンクを獲得します。では、ユーザーファーストとはどんなことでしょうか。
上記を欠かさなければ、ユーザーは読みやすく信頼できる記事として拡散・共有するためにリンクを張るでしょう。
ユーザーファーストの一環として、デザインのトンマナを整えることも大切です。
文字ばかりの記事は読むのに疲れてしまうでしょう。たとえ有用な情報があったとしても、そこまで辿り着かずに離脱してしまうかもしれません。ユーザーが読み進めやすい工夫がされている記事は被リンクを獲得できるでしょう。
ドメインパワーと同じように、信頼できる記事かどうかを判断するポイントの一つとして、専門家の監修をつけるメディアが増えています。このように、専門家の意見は信頼に足るとして被リンクを獲得しやすいです。
まずは自分が何かの専門家となるよう、何か一つのことについての深い情報を発信するよう心がけましょう。そうした情報が蓄積していくことで自然と専門家の立場になっていることでしょう。
2つ目は、リンク対策を行って被リンクを獲得する方法です。リンク対策は以下の2つがあります。
リンク切れのページがある場合は、別のページを掲載するよう依頼します。リンク切れが発生すると、ユーザーの満足度を下げてしまうからです。例えば、ランキングサイトに掲載されている場合、終了したサービスや在庫切れの商品がリンク切れを起こしていることがあります。その場合は、運営会社に問い合わせてリンク切れが発生している旨を連絡すると良いでしょう。
リンク切れのページを見つける際は、「Ahrefs(エイチレフス)」のようなツールを用いると便利です。Ahrefsは有料のSEOツールですが、一覧で被リンクを確認できるため、あると便利なツールの一つとなっています。
被リンクチェックツール15選!無料版、調べる方法と対策も解説
リンク切れを見つけた際は、代替ページを提案すると被リンクを獲得しやすいです。その際、関連性の高いページを提案しましょう。例えば、冷蔵庫を紹介しているページが生産終了でリンク切れを起こしているなら、新しい型番の冷蔵庫を紹介しているページを伝えます。新しいリンク先を必ず張ってもらえるとは限りませんが、試してみる価値はあるでしょう。
3つ目は積極的に被リンクを獲得する方法です。この方法がもっとも多く、以下のように複数の方法があります。
これらの方法を一度に全て行うのは難しいかもしれませんが、状況に応じて取り入れやすいものから始めてみましょう。ここからは、それぞれの方法について解説します。
被リンクが集まっていないサイトであれば、相互リンクを依頼することをおすすめします。相互リンクはGoogleのポリシーから外れてしまいますが、関連性のあるサイトや文脈を使って行うのであれば、ユーザーからのアクセスを集められます。
ただし、すでに被リンクが集まっているサイトではあまり効果を期待できません。立ち上げたばかりのサイトや、これまで被リンク対策を行ってこなかったサイトにおすすめです。
関連性の高いサイトで寄稿する方法もあります。その際、記事とリンクを一緒に納品しましょう。また、寄稿先は、流入量を多くするために、なるべくアクセス数が多く、権威性の高いWebサイトが良いです。ただし、寄稿する際は相手側もメリットを得られるよう配慮してください。納品する記事は相手のWebサイトのテーマにあわせて企画すると良いでしょう。
取材を行うと「〇〇サイトに掲載されました」という形で、被リンクをもらえる可能性が高いです。例えば、アプリ開発をしている会社なら、実際に利用している企業に取材に行ってみましょう。そのアプリを使ってどんな効果があったのか、どんなメリットを得られたのかなどのレビューを調査します。
この方法は特に、法人向けに商材を販売している企業に向いています。取材する場合は、できるだけ影響力のある企業を選ぶと良いでしょう。
プレスリリースを配信するのも効果的です。メディアの影響力を借りると、被リンクを獲得しやすくなります。ただし、ただプレスリリースを配信すれば良いというわけではありません。多くのユーザーに共有してもらうためにも、ユーザーにとって魅力的なコンテンツでなければなりません。
自社サイトにクライアントの紹介記事を作成し、相手のWebサイトに掲載してもらう方法もあります。これは導入実績のような形で、自社の商材を利用しているクライアントを紹介する流れです。どんな会社が商材を利用しているのかが分かれば、その商材の信頼性も高まります。
Q&Aのプラットフォームから、リンクを獲得する方法もあります。「Quora(クオーラ)」や「Reddi(レディット)」などのWebサイトから被リンクを獲得する方法で、海外のサイトでは頻繁に用いられています。例えば、Q&Aサイトにて困っているユーザーの悩みが「自社の商品やサービスで解決できそうなもの」であれば、自社サイトのURLを張り、解決案を提示します。
このとき、ユーザーが悩みを解決できるように回答するよう心がけましょう。被リンク対策のことばかりを考え、ユーザーにとって役に立たない回答になってしまうと、不快に思われてしまいます。
また、Q&Aサイトはnofollowリンクとして機能しているパターンが多く、一般的にSEO対策につながりにくいとされていますが、Webサイトとの関連性が高いページと判断されれば、評価が高まる場合もあります。
noindexとnofollowとは?違いや正しい書き方、確認方法
正社員やアルバイトを募集したい場合、採用施策を行うと効果的です。求人サイトにて募集を行うと、自社サイトのURLが掲載されます。ただし、中にはSEO対策をもたらさないnofollowリンクになっていたり、URLだけ記載してリンクを張らないケースもあるため事前に確認してください。
画像やイラストを作成している場合は、逆画像検索をして、どんなコンテンツで利用されているのか確認しましょう。もし無断で転載しているサイトであれば、引用元のリンクを張るように呼びかけてみてください。
転載元を記載するのはインターネット上の最低限のルールです。被リンクをもらえるケースもあるため、画像やイラストを作成している場合はぜひ活用してみてください。
自社コンテンツを転載しているサイトがあれば、自社サイトのリンク掲載を依頼しましょう。一般的にコンテンツを引用する際は、必ず引用元を掲載するルールになっているため、もし無断で引用しているコンテンツを見つけたら、運営者にコンタクトを取り、リンクを掲載するよう依頼してみてください。
自社サイトのコンテンツが掲載されているサイトを効率よく探す場合は、検索する際に「完全一致検索」を用いると便利です。
専門家による監修をしたコンテンツがあれば、監修者からリンクをもらいましょう。最近の検索アルゴリズムではE-A-Tが重視されており、こうした背景から、監修者が存在するサイトも増加傾向にあります。
この施策では、監修者自身のWebサイトやSNSなどに「この記事を監修しました」という形で記事を掲載してもらいます。監修者にとっては自身の活動を多くのユーザーに知ってもらう機会となり、お互いにメリットを得られます。
E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説
比較サイトやレビューサイトに、リンクを掲載してもらう方法も効果的です。自社商品やサービスを紹介しているレビューサイトを探し、もしあったら、掲載してもらうよう依頼します。被リンクをもらえれば、関連性が高いのでユーザーが自社サイトにアクセスしてくれる可能性が高くなります。
まとめサイトやQ&Aサイトを活用して、被リンクを獲得するという方法もありです。自社のコンテンツや商材がもし、これらに取り上げられている場合は、リンクを掲載してもらいましょう。まとめサイトなどを通してバズりが発生すると、多くのユーザーにシェアしてもらえる可能性が高まり、被リンクも増えやすいです。
セミナーを開催し、被リンクを得るケースもあります。一見、関連性がないように思われるかもしれませんが、他の企業と共同でセミナーを開催することで、コーポレートサイトにセミナーの告知をしてもらえるケースが考えられます。その際、告知ページに自社サイトのリンクを掲載してもらいましょう。また、SNSでもあわせて告知してもらえると効果的です。
インフォグラフィックを作成して、ユーザーに利用してもらう方法です。インフォグラフィックがあれば、ユーザーも分かりやすいコンテンツを作成できるため、一定の需要があると推測できます。
また、インフォグラフィックを掲載する際は、引用元の情報としてリンクを掲載するように呼びかけます。掲載後は、逆画像検索を用いてどんなサイトで使用されているのか確認し、引用元を記載していないサイトには、リンクを張るよう連絡してみましょう。
クラウドファンディングを行うと、メディアに取り上げられるケースがあるため、被リンクがつきやすくなります。クラウドファンディングの募集ページなどに自社サイトのリンクを設置し、そのページが共有されると被リンクを受けられます。
統計情報は一次情報としての価値が高いため、多くのWebサイトで引用されやすいです。引用の際は、引用元として自社サイトのリンクを張ってもらえるので、被リンク対策としても効果的です。また、統計情報を発信するためには、アンケート作成が一番有効的です。統計内容はなるべく自社の業務に関連したテーマを取り扱いましょう。
ここでは、初心者が自分のブログに被リンクを増やす方法をご紹介します。簡単にできるものばかりですので、あとはやるかやらないかです。
引用:HTML名刺
コロナ禍で対面で会うことが減り、名刺をやり取りする機会も少なくなったという人は多いのではないでしょうか。そこで、気取らない自己紹介サイトの「HTML名刺」を活用しましょう。ここに、自分のブログのURLを入れることで被リンクになります。
引用:note
noteは、クリエイター(利用者)が文章・画像・音声・動画といったコンテンツを投稿でき、ユーザー(読者)がそれを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。あなた自身のアカウントをつくり、ブログへのURLを文章に入れて発信すれば、被リンクになります。
引用:Pinterest
Pinterestは、SNSの一つで、画像を収集するのがメインとなるサービスです。自分の好きな写真やアイデアになりそうな画像を保有する使い方のほか、自分で写真をアップすることも可能です。そこで、自分のブログの写真、記事の一部の写真、関連する写真などをアップし、ブログへのリンクを設定すれば、これも被リンクになります。
引用:Wikipedia
最後が、Wikipedia(ウィキペディア)です。「インターネット上のフリー百科事典」といわれており、最大の特徴は、誰でも無記名で、しかも自由に、執筆したり編集したりできることです。
そこで、自分のブログの項目をつくり、URLを記載するのです。リンクは「nofollow属性」になりますが、Wikipediaに掲載されて検索順位が上がったという話はよく聞きます。やや難しいですが、やってみる価値はあるでしょう。
SEOホームページでは、『SEO・WEB用語 被リンク』という記事にて、「効果の上がる被リンクのための対策」と「注意点」について詳しく解説していますので併せてご参考にしてみてください。
ここまで、被リンクを獲得する方法について紹介しました。しかし、被リンクを獲得する際は、以下のような注意点があります。
被リンク対策を行う際は、低品質な被リンクに注意しましょう。低品質な被リンクとは、以下のようなリンクのことです。
「隠しリンク」とは、ユーザーが見つけにくい場所に設置しているリンクのことです。例えば、見分けにくい色を使用したり、フォントを小さくしたりなど、目立たないように加工されています。
「自動生成されたリンク」とは、プログラムによって作成されたページへの被リンクを指します。多くの場合文脈がなく、支離滅裂なページであるパターンが多いです。これらのリンクはスパムを含んでいる場合もあります。
また、「キーワードばかりが盛り込まれたページの被リンク」も、低品質と評価を受けるケースが多いです。これは、テーマが多岐にわたりすぎてユーザーがあまり得をしないからです。
こうした被リンクは避け、ナチュラルリンクや関連性の高いサイトからの被リンク、そして評価が高いサイトや知名度がある企業からの被リンクをできるだけ獲得するようにしましょう。そのためにも、定期的な外部リンクの品質チェックは大切です。
被リンクチェックツール15選!無料版、調べる方法と対策も解説
被リンクの獲得において、有料の被リンクを購入もしくは設置する行為は、Googleのガイドラインに違反しています。そのため有料リンクを張ると、検索順位が下がってしまう場合があります。
ただし、検索結果の操作ではなく、宣伝を目的としてリンクの売買を行うことは違反としていません。その場合は、「rel=”nofollow” 属性」または「rel=”sponsored” 属性」を <a> タグに追加する作業を忘れずに行いましょう。
コンテンツとの関連性がほとんどない被リンクがある場合は、できるだけ削除するようにしましょう。理由は、文脈上関係のないテキストから派生した被リンクは、SEOの観点から評価を得られず、順位を下げてしまうからです。
被リンク対策では、「対象となるコンテンツ」と「被リンクの獲得ページ元」との関連性が高いかどうかも大切になるため、SEO評価の向上を目指すのであれば、関連性があまりないページの被リンクは削除しましょう。
リンク先があることをユーザーに伝わるように、リンク部分はアンカーテキストにしてもらいましょう。特に、文脈において関連性があるアンカーテキストからクリックされると、被リンク対策の効果が上がります。
反対に、リンク元でアンカーテキストが最適化されていないと、SEO効果が得られないこともあります。リンクを掲載してもらうことがあれば、公開前にアンカーテキストになっているかどうか確認してください。
最後に、被リンクは多ければ多いほど効果があるというわけではありません。「低品質な被リンクに気を付ける」でも触れたように、被リンク対策では品質の高い被リンクが行われているかどうかが重要です。
こうした特徴から、被リンク対策では高い品質が揃っている被リンクを集めることが重要です。「数」よりも「質」のほうが大切なため、有料リンクを張ったり、関連性がほとんどないページからの被リンクを集めたりするような行為は避けましょう。
SEO対策・MEO対策を紹介する柏崎剛SEOドットコムでは、『被リンクを増せばSEOに効果あり!良質な被リンクとは?』という記事にて、SEO効果をあげる外部リンクサイトの作り方を詳しく解説していますので、合わせてご参考にしてみてください。
被リンクされているかどうか、確認するにはいろいろなツールが活用できます。ここでは無料のツールをいくつかご紹介します。
被リンクを確認する際は、Googleサーチコンソールが有用です。「Googleサーチコンソール」とは、Googleが提供しているツールの一つで、インターネット検索の分析ができます。
Googleサーチコンソールを用いることで、被リンクに関する以下2つの情報を得られます。
リンク元のドメインを確認する作業は、「自社サイトがどんなユーザーに閲覧されているか」といったリサーチに役立ちます。他のユーザーが閲覧しているサイトを把握できると、ユーザーの興味・関心や、知りたい情報を掴めるようになります。
また、自社サイトの被リンクが多いコンテンツを確認すると「どんなコンテンツが被リンクされやすいのか」を分析できるようになります。
これらの被リンクに関する情報を確認する方法は、以下の通りです。
GoogleサーチコンソールはSEO対策として十分に活用できるので、使ったことがないという方は、ぜひ一度お試しください。
登録すれば無料で利用できます。「バックリンク機能」を活用すると、自社サイトのほか競合サイトと比較して被リンク状況を確認することができます。どのサイトからリンクされているのか、被リンク数などもわかるので便利です。
引用:hanasakigani
上の画像にある通り、サイトのURLを入力することで被リンク状況を調べることができます。簡単にできる半面、結果が出るのに1分ほどかかるので、すぐに知りたい人には向いていないかもしれません。
引用:Online Broken Backlink Checker
英語のサイトですが、リンク切れを調べることができます。リンク切れとなった日付もわかります。調べたサイトに連絡し、再度、被リンクしてもらうよう働きかけるといいでしょう。
被リンク獲得はSEO対策にとって重要な施策の一つです。最終的な目標として、高品質な被リンクを獲得することを目指しましょう。
また、被リンクの数は多いほうが好ましいですが、「量」よりも「質」を重視すべきです。被リンクの数を増やそうとするあまり、有料で獲得しようとしたり、文脈のないページに掲載しようとしたりすると、コンテンツの評価を下げてしまう可能性があります。
なお、ニュートラルワークスでは、被リンク運用代行サービスを行っています。SEO対策のみならず、コンテンツ作成やサイト改善など、Webサイトに関するさまざまな課題をトータルで解決することも可能です。無料相談も受け付けておりますので、気になる方はこの機会にぜひ、ニュートラルワークスへご相談ください。