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【2025年最新】AI画像検索サイト7選|無料・商用可など目的別に比較

【2025年最新】AI画像検索サイト7選|無料・商用可など目的別に比較

この記事のポイント

この記事のポイントは以下です。

AI画像検索とはどのような仕組みですか?

AI画像検索は、画像をアップロードして類似画像を探す検索技術です。キーワードではなく、構図や色合いなどの視覚的特徴をもとに直感的に操作できる点が特徴です。

おすすめのAI画像検索サイトはありますか?

Google画像検索やBing Visual Searchのほか、顔検索に特化したPimEyesや、商用利用に強いShutterstock・Pixabayなど、目的別に使える7サイトを紹介しています。

画像を使う際に注意すべきことは何ですか?

AI画像検索で見つけた素材を使う際は、著作権やライセンスの確認が必要です。商用利用時は出典表記や権利関係に注意し、利用規約を必ず確認しましょう。

必要な画像がなかなか見つからず、検索に時間がかかると感じることはないでしょうか?近年はAI技術の進化により、画像検索の方法も大きく変わってきました。従来のキーワード検索に加え、画像そのものを使って似た画像を探せる「AI画像検索」が注目を集めています。

本記事では、検索精度や使いやすさに優れたAI画像検索サイトを7つ厳選し、それぞれの特長と活用方法、注意点まで詳しく解説します。

AI画像検索とは?

AI画像検索とは?

従来はキーワードで画像を探すのが一般的でしたが、近年では検索したい画像を直接アップロードして、類似画像を探せるAI技術が注目されています。

ここからは、その基本的な仕組みや活用の広がりについて解説します。

画像検索の主な種類と使い分け

まずは、画像検索について先に解説します。画像検索にはいくつかの方法があり、それぞれ得意分野が異なります。

代表的なのは、キーワードを入力して画像を探す方法のほか、手持ちの画像を使って情報を調べたり、似た画像を探したりする方法です。画像を使って検索する方法は、「逆画像検索」と呼ばれることもあります。

種類 概要 主な用途・特徴
キーワード画像検索 検索ボックスに単語を入力し、それに関連する画像を表示する方法 商品や場所、人物などを調べる一般的な検索スタイル
画像アップロード検索 手元の画像をアップロードして、写っている物や情報を特定する方法 商品の特定、翻訳、観光地の調査などに活用される
類似画像検索 アップロードした画像と見た目が似ている画像を探す方法 デザイン素材の探索、画像差し替え、盗用確認などに便利

AI画像検索のメリット

AI画像検索は、近年急速に注目されている検索技術であり、画像アップロード検索や類似画像検索をAIによって進化させたものです。従来は、画像に写っている物を照合したり、見た目が似ている画像を探すといった比較が主でしたが、AIの導入により検索の精度と柔軟性が大きく向上しています。

AI画像検索では、以下のような高度な検索が可能になります。

  • 被写体の商品名やブランド、カテゴリを特定する
  • 写っている場所や人物などを識別する
  • 色合いや構図、デザインのテイストに基づいた類似画像を提示する
  • 類似商品の候補を自動で表示する

これにより、従来のようにファイル名やタグに頼らなくても、画像そのものをもとに情報を検索できる直感的な操作が可能になります。

AI画像検索サイトおすすめ7選

AI画像検索サイトおすすめ7選

高品質な画像素材を効率よく探すには、検索精度や対応機能に優れたサービスを選ぶことが重要です。ここからは、AI技術を活用し、類似画像検索や画像アップロード検索に対応した画像検索サイトを7つピックアップして紹介します。

商用利用の可否や検索精度など、比較の際に押さえておきたいポイントも整理しています。用途に応じたサイト選びの参考にしてください。

<AI画像検索サイト比較表>

サイト名 主な機能 商用利用 精度 特徴・備考
Google画像検索 類似画像・出所確認

(要確認)

★★★★☆ 利用者最多。検索速度が早く、基本性能が安定
Bing Visual Search オブジェクト単位の認識と検索

(要確認)

★★★★☆ 写真内の特定部分を選択して類似検索が可能
TinEye 出所確認・リバース検索

(要確認)

★★★☆☆ 古い画像の追跡に強い。非商用での出典確認に便利
VanceAI Image Search AIによる類似画像検索+鮮明化 ★★★★☆ 高精細な検索結果と画像拡張機能がセットで使える
Pixabay フリー素材検索+簡易AI検索

(要確認)

★★★☆☆ 商用利用OKの画像が多く、安心して使える
PimEyes 顔画像の特定・プライバシー確認 ×

(要確認)

★★★★★ 顔検索特化。個人情報保護や流出確認に利用されることも
Shutterstock(AI検索) 有料高品質素材のAI検索

(有料)

★★★★★ 有料だが商用利用に最適。大量のストック画像と連携可能

※「△」は検索結果の画像ごとに利用可否が異なるため、元サイトのライセンス確認が必要です。

1. Google画像検索|誰もが使える定番サイト

Google画像検索は、世界中で広く使われている代表的な画像検索サービスです。キーワードを入力するだけでなく、画像ファイルや画像のURLを使って類似画像を探す「逆画像検索」にも対応しています。特別な設定は不要で、PCやスマートフォンから手軽に利用できるのが特長です。

<主な特徴>

  • URLまたは画像ファイルをアップロードして検索可能
  • 「サイズ」や「使用権」など、一部条件での絞り込みに対応
  • 検索対象が広く、ニュースサイトやECサイト、SNSなどインターネット上に公開されている画像が幅広く含まれる

<活用ポイント>
画像の出所確認や類似画像のリサーチに便利で、不明な画像の配布元の特定やフェイク画像の見極めにも役立ちます。また、スマートフォンではGoogleレンズを使うことで、商品や場所、テキスト情報を画像から直接認識し、より直感的に情報を得ることも可能です。

商用利用を検討する際は、表示された画像のリンク先にあるライセンス情報を必ず確認しましょう。

2. Bing Visual Search|要素を絞って検索できる

Bing Visual Searchは、Microsoftが提供する画像検索機能で、アップロードした画像の中から人物やモノなどの要素をAIが自動認識し、その部分に関連する情報を検索できます。 Google画像検索と同様に画像やURLのアップロードに対応しており、特定のアイテムや一部領域に注目した検索に活用できます。

<主な特徴>

  • 商品や建物など、画像内の特定要素を認識して検索
  • 服・風景・小物など、ジャンル別に類似画像を表示
  • PC・スマホの両方で直感的に操作可能

<活用ポイント>
広告バナーやLPに使用する画像の差別化に役立ちます。特定の衣類や建築物などを切り出して類似素材を探し、印象的なビジュアルを選定するのに便利です。検索結果からECサイトに直接アクセスできる場合もあり、商品比較や競合リサーチにも有効です。

3. TinEye|画像の出所確認に特化した逆画像検索

TinEyeは、アップロードした画像をもとに、インターネット上の同一または類似画像を検索できる逆画像検索サービスです。テキストではなく画像そのもので検索する仕組みが特長で、出所確認や画像の追跡に強みを持ちます。カナダのIdee社が提供しており、著作権管理にも活用されています。

<主な特徴>

  • アップロードした画像の類似・加工バージョンを検索可能
  • 高精度なインデックスにより、出所特定や使用状況の確認がしやすい
  • 著作権保護用のサービス「PixID」など、写真業界向けの活用も可能

<活用ポイント>
TinEyeは、画像の出所を調べたいときや、どこで使われているかを確認したいときに役立ちます。たとえば、自社画像の無断転載を調査したり、類似画像の出典を確認したりする際に便利です。画像検索だけでなく、著作権管理やセキュリティ対策の一環としても有効に活用できます。

4. VanceAI Image Search|画像を鮮明化できる

VanceAI Image Searchは、AIの鮮明化技術を使って、ぼやけた画像や低解像度の素材を高画質に補正できるサイトです。検索サイトではありませんが、検索で見つけた画像の画質が不十分なときに補助的に活用できます。

<主な特徴>

  • AIが画像のぼやけを自動で補正
  • 用途に応じた5つの補正モードを搭載
  • 細部までクリアに再現
  • 画像をアップロードして補正するだけの簡単操作

<活用ポイント>
「使いたい画像がぼやけている」といった場面で、ワンクリックで画質を改善できるのが魅力です。プレゼン資料や広告制作などで見栄えを整えるのに効果的で、画像の一部のみがぼやけている場合でも対応可能です。逆画像検索サイトと併用すれば、素材発見から補正までの流れを効率化できます。

5. Pixabay|商用利用もできる高品質フリー素材サイト

Pixabayは、画像・イラスト・動画などを無料で提供する著作権フリーの素材サイトです。画像検索エンジンというより、商用利用も可能な素材を手軽に探せる場として多くのユーザーに支持されています。

<主な特徴>

  • 登録不要で多彩な素材を無料ダウンロード可能
  • 多くが商用利用可・クレジット不要(※一部例外あり)
  • 写真の向き・サイズ・色などの詳細フィルターが使える
  • スマホアプリ・WordPressプラグインにも対応

<活用ポイント>

ブログやSNS、資料制作で手軽に使える高画質素材が揃っており、コストを抑えつつビジュアルの質を高めたいときに便利です。検索性やお気に入り機能も充実しており、作業効率アップにも効果的です。利用時はライセンスや肖像権・商標権の有無を事前に確認しましょう。

6. PimEyes|顔画像に特化した検索サイト

PimEyesは、顔写真をもとにインターネット上の類似画像を検索できるAI顔認識サービスです。一般的な逆画像検索とは異なり、「顔」に特化して高精度にマッチングできるのが特長。AIのディープラーニング技術を用いた検索精度の高さから、国際的なメディアでも取り上げられています。

<主な特徴>

  • 顔写真をアップロードし、オープンウェブ上の類似画像を検索(SNS等は対象外)
  • 髪型や背景が異なっていても、同一人物と推定される画像を高精度で抽出
  • 有料プランで、該当画像のURL表示や検索結果通知、削除依頼サポートが可能

<活用ポイント>
自身の顔画像の使用状況を把握したい人や、プライバシー対策・肖像権保護を重視する人に有用です。意図しない転載画像の発見・対応を支援するサイトとして活用できます。ただし、機能の多くは有料プラン限定であり、検索範囲もオープンウェブに限られるため、仕様を理解したうえでの利用が重要です。

7. ShutterstockのAI画像検索機能|多彩なフィルターで効率的に素材探し

Shutterstockは、AI技術を活用した高度な検索機能を備えたストック素材サービスです。2021年にAIプラットフォーム企業を買収し、検索精度が飛躍的に向上。キーワード入力後に詳細フィルターを活用することで、膨大な画像や動画、音楽素材から理想のコンテンツをスピーディに見つけられます。


<主な特徴>

  • AIを活用した高精度な検索で、膨大な素材から目的に合った画像を効率的に発見
  • 色・サイズ・構図・人物属性(年齢・性別・人種など)を細かくフィルター設定可能
  • 結果をサムネイルで一覧表示し、詳細をすぐに確認できる便利なプレビュー機能つき

<活用ポイント>
ShutterstockのAI検索とフィルター機能は、素材探しの効率化に大きく貢献します。特に膨大なライブラリの中から、ニッチなテーマや特定ターゲット向けの画像を的確に探すのに便利です。

AI画像検索を使う際の注意点

AI画像検索を使う際の注意点

AI画像検索サイトは便利な反面、著作権やライセンスに関するリスクも伴います。特に、商用利用や公開メディアでの使用を前提とする場合は、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。

著作権・ライセンスの基本知識

検索で見つけた画像を使用する際は、そのライセンスや利用条件を確認することが重要です。一見自由に使えそうな画像でも、著作権や使用条件が存在するケースが多く、これを正しく理解せずに利用すると、権利侵害に該当する恐れがあります。

以下のポイントを押さえて、正しく画像を利用しましょう。

フリー素材と著作権フリー素材の違い

「フリー素材」とは無料で使える素材のことですが、著作権が残っている場合は利用範囲や条件が定められていることがあります。

一方、「著作権フリー素材」と明記されているものは、クリエイティブ・コモンズCC0やパブリックドメインなど、権利放棄された素材であることが多く、比較的安心して使うことができます。ただし、「フリー」という言葉の意味は提供元によって異なるため、利用前にライセンス表記を必ず確認しましょう。

適切な引用・出典表記の方法

素材によっては、出典の明記が義務付けられている場合があります。例えば、

Photo by John Smith on Unsplash

このようなクレジット表記が必要な場合は、記事や制作物内の読者に見える位置に記載しましょう。表記場所は柔軟でかまいませんが、出典が確認できるようにするのが基本マナーです。

生成AI画像と実写画像の混在に注意

近年、AIによる自動生成画像が多く流通していますが、著作権や肖像権、商標権のリスクが伴うケースもあります。AI画像であっても、実在の人物やブランドに似たものは権利侵害の可能性があるため、商用利用時は特に注意が必要です。

PixabayやUnsplashといった素材サイトでは、著作権者が権利を放棄したCC0ライセンス画像が多く、商用利用も可能です。

ただし、スポンサー素材や人物・ロゴが含まれる画像には追加の権利確認が必要な場合もあります。使用前にはライセンス情報や利用規約を必ず確認しましょう。

AI画像検索サイトで、効率的に高品質な素材を見つけよう

AI画像検索サイトで、効率的に高品質な素材を見つけよう

AI技術の進化により、画像検索はキーワード入力だけでなく、画像を起点にした類似画像の検索など、多彩な方法が可能になっています。ただし便利な一方で、素材を利用する際は著作権やライセンスに十分注意が必要です。特に商用利用の場合は、各サイトの利用規約やライセンス表記を必ず確認しましょう。

目的に合ったサイトを選び、画像検索をうまく活用することで、制作作業の質と効率を大きく向上させることができます。


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監修者紹介

山田一平

SEOコンサルタント

1975年生まれ。東京育ちで現在は埼玉在住。システム会社などでプログラマー・Web制作の経験を積んだのち、アイレップでSEOディレクターとして8年間コンサルティング業務を行う。EC系SEOからBtoBのSEOやコンテンツマーケまで幅広く経験し、50社以上ものクライアント様に対しSEOを提案。その後、株式会社ぐるなびでサービス横断のSEOに従事。Googleナレッジパネルの影響でグルメサイトの順位大幅下降に伴い、Googleビジネスプロフィール運用サービスの立ち上げに入る。そしてグループ全社のWeb責任者に任命され、SEOの枠を超えてSNS運用まで多方面にわたり活躍。ニュートラルワークスでは、これまでの経験を活かしてお客様の成果に向き合っていきます。

■経歴
1999年 株式会社電算システム
2004年 光村印刷株式会社
2008年 株式会社アイレップ
2015年 株式会社ぐるなび
2023年 株式会社ニュートラルワークス

■得意領域
SEO内部分析
データベース型サイトのSEO
コンテンツマーケティング
ローカルSEO

SEOコンサルティング
サービス資料

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