マーケティング

2020.09.29

CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説

CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説

CTR(クリック率)は広告やSEOでのWeb集客を考えるのに欠かせない用語です。CTRの意味と、どのくらいの%なら問題ないのか、広告・SEOそれぞれでの改善方法を解説します。

CTR(クリック率)とは?どう計算するの?

CTR(クリック率)とは?どう計算するの?

CTR(クリック率)とは、GoogleやYahoo!などの検索結果からURLが表示された回数のうち、実際にクリックされた回数をパーセンテージで表す指標です。Click Through Rateの頭文字をとったもので、インターネット広告や自然検索流入の分析や改善を行う際にはCTRへの理解が欠かせません。

いくら広告が表示されても、ユーザーにクリックされなければ自社のWebページへのアクセスは伸びず、成果が上がらないため本末転倒な結果になってしまうでしょう。広告の効果を上げるためや、コンバージョンアップのためにはCTRの改善方法を理解していくことが重要です。ただし、Web広告とSEOとではCTRの意味が異なり、改善方法も異なるためまずは2つの違いから確認しましょう。

Web広告のCTRと計算方法

Web広告は、Web媒体を使って表示される広告の総称です。ここでは、検索キーワードに応じて簡単に広告掲載ができるリスティング広告や、サイトやアプリ内の広告枠に自動表示されるディスプレイ広告などを主に扱います。Web広告は即効性があり、費用対効果も高いとされるPR方法です。Web広告のCTR算出方法は、以下の計算式となります。

関連記事:Web広告にはどんな種類があるの?それぞれの特徴、成果を上げるためにやるべきこと

広告のCTR(%)=クリック数÷広告の表示回数(インプレッション数)

SEOでのCTRと計算方法

SEOは、検索結果の上位に表示させる手法のことです。自社のコンテンツを用意し、情報を求めているユーザーを効率よく集めるために用いる方法です。クリック費用がかからないためコストカットができ、良質なユーザーを集客しやすいといったメリットがあります。ただしコストがかからない分即効性はなく、早くても上位表示するのに3ヶ月程度はかかるのが一般的です。費用や時間をかけたとしても上位表示できるとは限らず、確実性はありません。SEOのCTR算出方法は以下の計算式となります。

SEOでのCTR(%)=クリック数÷検索結果での表示回数

Web広告でのCTRについて

Web広告でのCTRについて

Web広告でのCTRは、何%くらいを期待できるのでしょうか。また、CTRを改善することでどのような効果が得られるか詳しく解説します。

Web広告での平均CTRはどのくらい?何%?

Web広告の平均CTRは、検索とディスプレイ広告で数値が大きく異なります。

  • 検索での平均CTR→5%
  • ディスプレイ広告での平均CTR→0.3%

検索の場合、検索キーワードとユーザーのニーズがしっかりマッチしていればある程度のクリックを獲得することができます。ディスプレイ広告のCTRは低いですが、自社ブランドをユーザーに認知させる目的で導入する企業も少なくありません。BtoB向けのキーワードの場合、CTRはどうしても低くなる傾向にあり、CTRの高いキーワードの多くがBtoC向けであることもわかっています。

Web広告でのCTRが高いメリット

Web広告のCTRが高いことで、どのようなメリットと効果が生まれるか把握しておきましょう。

1、クリック数が増える(≒CVが増える)

CTRの割合が高まると、必然的にクリック数が増えます。クリック数とは、ユーザーが広告のURLをクリックした正味の回数を表します。

2、広告の品質スコアが改善し、表示回数が増える

クリック数が増えることにより、広告の品質スコアが上がります。広告の品質スコアとは、検索するユーザーにとって有益な広告かどうかを判断する評価です。広告がより多くクリックされているものは品質スコアが高くなり、広告の表示回数が増え、サイトへの流入が増えるという効果的なサイクルが生まれます。

Web広告でのCTRが低い理由

Web広告を出してもCTRが低く、コンバージョンにつながりにくい場合どのような理由が考えられるでしょうか。

1、広告の内容が検索キーワードにマッチしていない

Web広告のCTRが低いのは、広告の内容がユーザーの検索するキーワードにマッチしていない可能性が考えられます。ユーザーが欲しい情報と、広告の内容にズレが生じているかもしれません。ユーザーのニーズに適合させるには、検索キーワードのズレや絞り込み方を確認することが重要です。

【例】
ユーザーの検索キーワード:家電/引き取り
NGな広告文:不用品の引き取り/無料見積もり
OKな広告文:家電の引き取り/無料見積もり

2、広告の内容、テキストがユーザーに響いていない

広告の内容やテキストが、ユーザーに響かずスルーされてしまうことも多いです。表示する広告文は、検索した人の目に留まりやすく、メリットを感じさせる魅力的な内容でなければなりません。競合が多いインターネット上では、広告文の打ち方が非常に重要な要素になります。

【例】
A:家庭教師による個別授業をオンラインで
B:<プロ教師の1対1授業>オンライン家庭教師

キーワードを単純に並べただけの広告文では、競合企業の広告や下位の検索結果にも負けてしまいます。パッと目を引く広告文や、思わずクリックしたくなるような言葉の配置に工夫する必要があるのです。

3、広告の対象キーワードが広すぎる

広告の対象となるキーワードが広く、キーワードの部分一致が起こってしまうこともあります。例えば、広告のキーワードが「ゲーム/中古」という2語であった場合、ターゲットには2つの立場の人がいます。ゲームを中古で購入したい人と、ゲームを中古で販売したい人とまったく逆の意図をもつ人両方に、広告が表示されてしまうためCTRも必然的に下がります。

Web広告でのCTRの改善方法

Web広告のCTRを改善するための具体的な方法をお伝えします。CTR低下の理由を踏まえて、改善策と照らし合わせながら確認してみてください。

1、広告に具体的な数字を盛り込む

CTRを上げるには、広告文をより魅力的で訴求力のあるものにする必要があります。そこで効果的なのは、広告文に具体的な数字を盛り込むことです。

A:人気の美容液が今ならお買い得
B:人気の美容液が今なら30%割引

なぜこの商品やサービスがおすすめなのかを、より具体的に伝えるためには数字で示すとよいです。価格や割引率以外にも「これ1つで」「たった2週間で」など、数や期間でアピールすることもできます。

2、広告表示オプションを設定する

広告表示オプションは、無料で広告の幅を広げられるサービスです。純粋に広告の表示される範囲が広がるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。また、クリックできる箇所が複数になるためCTRも上がりやすくなるでしょう。広告の表示範囲を広げることでクリック数が上昇し、広告の品質ランクが上がる、表示回数も増えるという効果的な連鎖が起こる可能性が高まります。

3、広告を表示するターゲットを見直す

ターゲットの設定を、もう一度練り直してみることも重要です。Web広告は年齢、性別、地域、年収などに応じて配信する人を絞り込むことができます。たとえば、女性向けのエイジング美容の広告を、男性に表示させても意味がありません。また女性であっても、年齢美容に興味関心の強い30~50代、といったようにターゲットは狭く深く絞り込むことが重要です。ターゲットの属性だけでなく、特定の分野に興味関心のある人を絞り込んで広告の配信を行うとより効果的です。

4、広告を表示するキーワードを見直す

広告のキーワードをなんとなく決めてしまっている場合も少なくありません。先に述べたターゲットの見直しをすることで、キーワードの再検討にもつながりますね。キーワードが、ターゲットとなるユーザーの意図とマッチしているかどうかをまず再確認しましょう。また、ターゲット以外に広告を配信してしまうことを避けるため、除外キーワードを設定するなどの施策も効果的です。需要の高い層にしっかり届くよう、キーワードの見直しを行いましょう。

5、広告の掲載順位を上げる

広告の掲載順位を上げれば、検索結果の上位に表示されるためCTRも上がります。掲載順位を上げるには、広告の品質ランクを上げる工夫をしましょう。広告の品質ランクはキーワードと広告の関連性、キーワードとランディングページの関連性、推定クリック率の3つが重要視されています。今回Web広告のCTRを上げる方法としてお伝えした内容が、結果的に広告の掲載順位を上げることにつながっています。一連の施策を繰り返してPDCAを回していくことが求められるため、結果的に広告コストが上がることもあります。

SEOでのCTRについて

SEOでのCTRについて

SEO対策を行い、自社のページを上位表示させる手法でのCTRについて解説します。

SEOでの平均CTRはどのくらい?何%?

SEOのCTR(%)=クリック数÷検索結果での表示回数

SEOからの自然検索流入では、下の表のようなCTRの値になっています。(※数値は2020年のデータ)Web広告と比較すると全体的なCTRが高く、上位にいけばいくほどクリックされやすくなることがわかります。SEOでのCTRは検索順位に大きく左右されますが、ページタイトルや内容の詳細説明であるディスクリプションもCTRに影響します。

検索順位 クリック率
1位 28.5%
2位 15.7%
3位 11.0%
4位 8.0%
5位 7.2%
6位 5.1%
7位 4.0%
8位 3.2%
9位 2.8%
10位 2.5%

SEOでのCTR改善方法

SEOでCTRを上げるためには、以下のような施策が必要です。

1、検索順位を上げる

検索順位によって、CTRの数値は大きく変動します。とくに検索1位~5位の中では変動が非常に大きく、8位以下はほとんど横ばいになるとされています。検索1位と2位の違いでも、CTRは12%以上変化しています。検索順位は、ユーザーのニーズに合った良質なページであるかどうかを基準に決められているため、良質なコンテンツを提供することで自然とCTRも向上するのです。そのため、SEOの改善やコンテンツの質を高めることを第一に考えるのが近道かもしれません。

2、検索ニーズにあったタイトルにする

検索結果一覧の中から、自社サイトのページへアクセスしてもらうためには次のポイントを意識してみてください。

  • 検索ニーズに合ったタイトル
  • タイトルは30~35文字前後
  • 検索キーワードはタイトルの先頭に記載

タイトルに検索キーワードを盛り込むことはもちろんのこと、ユーザーの目に留まりやすい言葉、具体性のある数字を入れるなどの工夫が必要です。ただしタイトルが長すぎると、検索結果一覧に表示しきれず省略されてしまいます。タイトルは30~35文字の間で作成し、どのデバイスからでもキーワードが目に入るよう、タイトルの先頭にキーワードをもってくることも意識してみましょう。

また、タイトルに独特な表現や、抽象度の高い表現を使ってしまうことも少なくありません。個性的な表現も素敵ですが、CTRの向上を第一に考えるならシンプルで誰にでも伝わりやすいタイトルを心がけるとよいです。

3、検索ニーズにあったディスクリプションにする

ディスクリプションも、タイトル同様検索ニーズにあったものであるか確認しましょう。ページタイトルにピンときた人は、次にディスクリプションに目を落とします。ディスクリプションにも検索キーワードをしっかり盛り込み、コンテンツがどのような内容であるか端的に書きましょう。また、ディスクリプションの内容と実際のコンテンツの関連性が保たれるようにしてください。SEOの観点からみて、効果的なデスクリプションの文字数は120文字前後といわれています。

まとめ

CTRの改善は、キーワード検索をするユーザーの意図を汲み取り、そのニーズに応えることがいちばん大切なポイントであるといえます。ただし、広告スコアを上げる方法やSEO対策の正解がわからず行き詰まってしまうこともありますよね。ニュートラルワークスはWeb広告のCTR、SEOのCTRのどちらも改善実績があります。CTRが低いことで悩んでいる担当者の方は、ニュートラルワークスにお気軽にご相談ください。

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著者紹介

三木 五月

三木 五月

代表取締役社長

神奈川県の湘南でWeb制作会社を経営しています。湘南をシリコンバレーみたいにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」