マーケティング

2020.11.05

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の登録方法と使い方、アナリティクスとの連携方法

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の登録方法と使い方、アナリティクスとの連携方法

Webサイトの集客状況を分析する際にGoogleアナリティクスと同じくらい役立つのがGoogleサーチコンソールです。サーチコンソールへの登録方法やGoogleアナリティクスとの連携方法について、わかりやすく解説します。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)とは?

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)とは?

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はSEO対策に非常に便利な解析ツールで、Googleが無料で提供しているサービスです。以前は「ウェブマスターツール」という名称でしたが、2015年5月に「Google Search Console」に名称変更しました。日本では省略して「サチコ」と呼ぶ人もいます。
同じくGoogleが提供しているアクセス解析ツールのGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)と連携することで、Webサイトのマーケティング施策の基本となる多くのユーザーデータが取得できます。Google Search Console(グーグルサーチコンソール)とGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の違いは以下の通りです。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)で分かること

Googleの検索結果画面に自社サイトが表示されたときのデータを取得しており、サイトにユーザーが訪れる前の分析が可能です。

  • どのような検索ワードが使われたか
  • 検索結果にどれくらい表示されたか
  • 検索結果から何回クリックされたか

Google Analytics(グーグルアナリティクス)で分かること

Googleの検索からの訪問に限らず、自社サイトにユーザーがアクセスしてからのデータを取得しており、サイト内部の分析が可能です。

  • アクセス元はどこか
  • サイト内のどのページを見たか
  • サイトに何分滞在したか

Googleサーチコンソールの導入方法

Googleサーチコンソールの導入方法

Googleサーチコンソールは、無料で取得できるGoogleアカウントがあれば利用できます。導入方法を順番に説明します。

1、Googleアカウントの取得

GoogleサーチコンソールのログインにはGoogleアカウントを使用します。Gmailを使っている人はそのアカウントでログインできます。Googleアカウントを持っていなければ、「アカウントを作成」から新たに作成することになります。企業で導入する場合は、個人アカウントよりも専用のGoogleアカウントを1つ作成しておくと、異動や退職などがあってもスムーズに引き継げるでしょう。
外部リンク:Google Search Console

2、アカウントにログインしたまま、サーチコンソールの登録画面を開く

Googleアカウントを使ってサーチコンソールにログインします。
外部リンク:Google Search Consoleログインページ

3、「プロパティを追加」でデータを取得したいサイトを登録

「プロパティを追加」でデータを取得したいサイトを登録

サーチコンソールの左メニューの上部「プロパティを検索」から「プロパティを追加」を選択し、データを取得したいWebサイトを登録します。

4、「プロパティ タイプ」を選択する

Webサイトの登録では「プロパティ タイプ」の選択画面があらわれます。「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2つです。「ドメイン」を利用するにはDNSレコードでのサイト所有権の確認が必要になります。アクセス解析に詳しいマーケターがいる場合などを除き、初心者は「URLプレフィックス」がおすすめです。
次の章からは「URLプレフィックス」を選択した場合の設定方法について説明していきます。「ドメイン」を選択した場合の設定方法については、Search Consoleヘルプを参照してください。
外部リンク:Search Consoleヘルプ ウェブサイト プロパティを追加する

5、Webサイトの所有権を確認する

Googleサーチコンソールでは、解析するサイトが「確かに自分のサイトです」と証明する必要があります。そのため、所有権を確認するためのいくつかの方法が提示されています。最も簡単でおすすめなのは「HTMLファイル」を使って所有権を確認する方法です。所有権の確認で「HTMLファイル」を選択し、指定のHTMLファイルをダウンロードして、Webサイトと同じサーバーにアップロードするだけです。このとき、アップロード先は「URLプレフィックス」で登録したURLと同じ階層にしてください。HTMLファイルのアップロード後に「確認」をクリックし「所有権を自動確認しました」と表示が出れば設定完了です。

このほか「HTMLファイル」のアップロード以外の方法も複数あります。

  • HTMLタグ…登録したいWebサイトの<head>内に指定された<meta>タグを追加する。
  • Googleアナリティクス…すでにGoogleアナリティクスを利用している場合は、Googleアナリティクスのトラッキングコードを使用できます。
  • Googleタグマネージャー…すでにGoogleタグマネージャーのアカウントを持っている場合は、Googleタグマネージャーのコンテナスニペットコードを使用できます。
  • DNSレコード…ドメイン名プロバイダのDNSレコードに確認レコードを追加する。

Googleサーチコンソールの基本的な機能

Googleサーチコンソールの基本的な機能

GoogleサーチコンソールではGoogleの検索データの分析を行うことで、より多くのアクセスを集める手がかりをつかみます。基本的な機能を紹介します。

1、検索パフォーマンス

Googleサーチコンソールの左メニュー「検索パフォーマンス」を選択すると、折れ線グラフが表示されます。このグラフでは、Google検索で自社のWebサイトが何回表示され、何回クリックされたかの推移が分かります。グラフの下の表では、表示回数の多い検索キーワードや、クリック率(CTR)、そのキーワードでの掲載順位のデータも見ることができます。

2、URL検査機能

Googleサーチコンソールの左メニュー「URL検査」は、Webページに問題がないか調べる機能です。新規のページを作ったのに、いつまで経ってもGoogleの検索結果に出てこない、他のページに比べて明らかにアクセス数が少ない、というような場合に使います。調査したいページのURLを画面上部の虫眼鏡の欄に入力すると、「URLのGoogleでの登録状況」「カバレッジ」「モバイルユーザビリティ」「パンくずリスト」の検査結果を確認できます。主な項目の意味は以下の通りです。

Googleでの登録状況…Googleの検索エンジンへのページ登録の状態。登録状況に問題がある場合はメッセージが表示されます。登録されていない場合は「インデックス登録をリクエスト」でGoogleのクローラーにURLを検索エンジンに登録するよう促すことができます。
カバレッジ…URLがGoogleに登録されている/されていない理由が表示されています。ステータスは、成功、警告、エラー、除外のいずれかです。

モバイルユーザビリティ…Webサイトがスマートフォンなどのモバイル端末からの閲覧に適しているかが示されます。画像が大きすぎて読み込みが遅い、動的コンテンツのレイアウトずれなど、PC閲覧だけでは分からない問題が判明する場合があります。

3、カバレッジ機能

カバレッジ(Coverage)は「網羅率」「調査等でカバーした範囲」という意味があり、Googleのクローラーがインデックスできない、何らかの問題のあるページが分かる機能です。Googleサーチコンソールの左メニュー「インデックス」>「カバレッジ」から、調査結果の棒グラフが表示されます。カバレッジのステータスは、エラー、有効(警告あり)、有効、除外の4種類に分かれており、「有効」のページ数が「問題なくインデックスされているページ数」となります。棒グラフの下にはエラーの詳細が表示されています。各エラーの対処方法はSearch Consoleヘルプを確認してください。なお、サイト管理者が意図的にnoindexタグを付与したページ(メールフォームなど)も「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というエラー扱いとなりますが、この場合は気にする必要はありません。
外部リンク:Search Consoleヘルプ インデックス カバレッジ レポート

4、サイトマップ登録

Googleにサイトマップを送信することで、Webサイトの各ページが検索エンジンに素早くインデックスされやすくなります。Googleサーチコンソールの左メニュー「インデックス」>「サイトマップ」から、「新しいサイトマップの追加」の入力欄からサイトマップのURLを送信するだけで完了です。このとき、送信するサイトマップはXML形式のファイルを使います。WordPressであれば、Google XML Sitemapsなどのプラグインを使えば簡単にXMLサイトマップの作成が可能です。XMLサイトマップがGoogleに正常に認識されると、ステータス欄に「成功しました」と表示されます。

5、ウェブに関する主な指標機能

Googleサーチコンソールの左メニュー「拡張」>「ウェブに関する主な指標」を見ると、Webサイトの使用状況データに基づいたページパフォーマンスの評価が表示されます。Googleはページのパフォーマンスが重要な理由を以下のように述べています。

ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。具体的には:
・ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。
・ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加します。

引用元:ウェブに関する主な指標レポート

GoogleはUXの主な指標として次の3つを設定しています。

  • LCP(Largest Contentful Paint):ページ表示速度
  • FID(First Input Delay):サイトの反応速度
  • CLS(Cumulative Layout Shift):動的コンテンツによるレイアウトのずれ

これらの指標を総合的に評価したものが「ウェブに関する主な指標」です。ステータスは「不良」「改善が必要」「良好」の3つです。ただし、サイトの規模が小さくページ数が少ない場合は、蓄積データが少ないため結果が「0件」となる場合もあります。「不良」「改善が必要」のステータスを改善するためには、Googleの無料ツールであるPageSpeed Insightsを活用しましょう。
外部リンク:PageSpeed Insights

6、モバイルユーザビリティ機能

Googleサーチコンソールの左メニュー「拡張」>「モバイルユーザビリティ」では、Webサイトがスマートフォンでの閲覧に適しているかを判定し、以下のように問題点を表示してくれます。

  • テキストが小さすぎて読めません
  • コンテンツの幅が画面の幅を超えています
  • クリック可能な要素同士が近すぎます

スマートフォンでのWebサイト閲覧が増加し続ける現在、モバイルユーザビリティはとても重要な施策です。問題点を解決し、ユーザーがストレスなくサイトを回遊できるように努めましょう。

7、リンク機能

Googleサーチコンソールの左メニュー下部にある「リンク」は、自社のサイトに集まるリンクを確認できます。外部リンク、内部リンクともにリンク数やリンク元が把握できるため、SEO施策の参考になるでしょう。また、外部のスパムサイトからの被リンクも可視化できるので、リンク元は定期的に精査すると安心です。

サーチコンソール導入後はGoogleアナリティクスとの連携を設定しましょう

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは、連携して使うことでより効果を発揮します。

Googleサーチコンソールとアナリティクスの連携方法

Googleサーチコンソールとアナリティクスの連携方法

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの連携はとても簡単。約5分程度で完了します。まずGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの両方に登録を済ませた状態で、連携作業を始めます。

1、Googleアナリティクスで「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」を開く

Googleアナリティクスにログインし、「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」を開きます。データ連携ができていない状態だと「このレポートを使用するにはSearch Consoleの統合を有効にする必要があります」と表示が出るので「Search Consoleのデータの共有の設定」をクリックします。

2、プロパティ設定で「Search Consoleを調整」をクリック

プロパティ設定で「Search Consoleを調整」をクリック

プロパティ設定に遷移するので、ページ下部の「Search Consoleを調整」をクリックします。

3、Search Console の設定で「編集」をクリックし、連携するサイトを選択

Search Consoleの設定で「編集」をクリックすると、画面がGoogleサーチコンソール側に切り替わり、Googleサーチコンソールに登録されているサイトの一覧が表示されます。連携するサイトを選択し、「保存」>「関連付けの追加」>「OK」とクリックすればGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの連携は完了です。

Googleアナリティクス上でサーチコンソールのデータを確認する

Googleアナリティクス上でサーチコンソールのデータを確認する

連携が完了したら、Googleアナリティクス上でGoogleサーチコンソールのデータを確認してみましょう。ただし、Googleサーチコンソールに登録したばかりの時期は、解析データがまだ蓄積されていないため、Googleサーチコンソール登録後一週間程度してから確認するようにしましょう。

ランディングページ

Googleアナリティクスで「集客」→「Search Console」→「ランディングページ」を開き、折れ線グラフが表示されればデータ連携は成功しています。グラフの下には検索流数の多い順にページのURLが表示されています。各ページごとの「表示回数」「クリック数」「クリック率」「平均掲載順位」「直帰率」といった数値が分かるので、SEO施策に活用できるでしょう。

検索クエリ

どのキーワードで集客できているかを探るには、Googleアナリティクスで「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」を開いてみましょう。グラフの下にはユーザーがサイトに訪れる際に利用した検索キーワードが表示され、各キーワードごとの「クリック数」「表示回数」「クリック率」「平均掲載順位」が分かります。

まとめ

Googleサーチコンソールは、単体で利用しても便利な分析ツールですが、Googleアナリティクスと連携して使うことでより効果を発揮します。個人のサイトや小規模の企業サイトの分析であれば、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスで十分対応が可能です。

より詳しい分析や、大規模サイトの的確な改善施策を知りたいという場合は、プロのマーケターに依頼するのがおすすめです。ニュートラルワークスではSEO対策やWeb広告運用を受託する際にGoogleアナリティクスやサーチコンソールの設定、分析のお手伝いもしています。お気軽にご相談ください。

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著者紹介

三木 五月

三木 五月

代表取締役社長

神奈川県の湘南でWeb制作会社を経営しています。湘南をシリコンバレーみたいにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」