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最終更新日: 2023.03.15

SEOの外部施策とは?内部施策との違い、10の施策方法を解説

SEOの外部施策とは?内部施策との違い、10の施策方法を解説

自社サイトの集客を行う担当者の多くが、SEOに力を入れています。もちろんコンテンツに力を入れることは大切ですが、SEOの外部施策による影響も大きいです。外部施策を行うことで検索エンジンからの評価も高まり、検索結果に表示されやすくなるなどのメリットを得られます。

この記事では、SEOにおける外部施策について詳しく解説します。この記事を読むことで、外部施策の重要性や内部施策との違い、またメリットや注意点についても理解できます。SEO担当者の方やWeb初心者の方は、ぜひ参考にしてください。

SEOにおける外部施策とは

SEOにおける外部施策とは?

SEOにおける外部施策は、大きく「被リンク」と「サイテーション」の2つに分けられます。この章では、それぞれの特徴や、内部施策との違いについて解説します。

外部施策1.被リンク

被リンクとは、外部サイトに設置された自社サイトのリンクのことです。被リンクは通常、外部サイトの情報を引用したり、共有したりする場合に設置されます。

例えば、あなたが運営しているAサイトのリンクが、外部のBサイトに設置されたとします。この場合、Bサイトに設置されたAサイトのリンクは、あなたから見て被リンクとなります。

被リンクがSEOにおいて重要視されているのは、被リンクが設置されることで検索エンジンからの評価が高まるためです。一般的に被リンクは、外部のユーザーによって引用もしくは拡散されたり、ユーザーにとって役立つ情報が掲載されたりする場合に設置されます。こうした性質から、検索エンジンは被リンクが多いWebサイトを評価してくれます。

被リンクを獲得する場合は、「数」と「質」のバランスを見極めましょう。もちろん被リンクは多く獲得していきたいものですが、数が多ければ何でもいいというわけではありません。低品質な被リンクを獲得しても、検索エンジンからの評価が下がってしまう場合もあります。

なお、被リンクを獲得していても「nofollowタグ」が記載されているとクローラーによって追跡されません。nofollowタグとは、aタグに「rel=”nofollow”」を記載するタグのことで、リンク先のクロールを避けるためのものです。nofollowタグを用いることで、コンテンツとリンク先の情報が関連付けられなくなります。

もし外部サイトのリンクを設置する際、自社コンテンツと関連付けたくないと思った場合は、nofollowタグを使用します。
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外部施策2.サイテーション

「サイテーション」とは英語の「citation」から由来し、インターネット上で企業名やWebサイト名、電話番号などを言及することです。サイテーションの種類は以下のように3つあります。

  • 名前(個人名・企業名・サイト名)
  • 住所・電話番号
  • URL

例えばあるユーザーがTwitter上で「QUERYYっていうサイトが役に立つ」とツイートしたとします。この場合当メディアのサイト名である「QUERYY」が記載されているので、サイテーションに値します。

サイテーションと被リンクの大きな違いは、サイテーションにはリンクがないことです。その結果、クローラーにとってサイテーションは追跡しにくいという側面があり、Googleからも、サイテーションと検索順位の関連性については明言していません。

しかし、ポジティブなサイテーションが増えるとSEOにも効果があると一般的には言われています。

サイテーションを調べる場合は、GoogleまたはSNSで検索します。Googleで調べる際は、「site:{サイトURL}」で検索するとヒット数からサイテーションの数が分かります。また、SNSの場合は各アプリの検索窓に企業名などを入力することで、誰が言及しているのか確認できます。
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外部施策と内部施策の違い

外部施策と内部施策は、施策の対象が異なります。

外部施策 内部施策
対象 外部サイト 自社サイト
具体策の一例 被リンクの獲得
サイテーションの設定
サイト高速化
SSL化

一般的にSEO対策と言うと、SEOコンテンツを作成したり、サイト高速化を行ったりと内部施策を行うことが多いです。しかし、SEOは内部施策と外部施策のどちらも必要です。その理由は、2つあります。

ひとつ目は、クローラーが自社サイトのリンクや情報を追いやすくなるからです。検索エンジンのクローラーは、Webサイトの情報を収集するためにリンクを辿っていきます。そこで外部サイトに自社サイトのリンクが設置されていると、自社サイトの情報を掴んでくれます。するとデータベースへの登録が行われ、検索結果に表示されやすくなります。

そしてふたつ目は、被リンクやサイテーションが第三者からの評価になるからです。Googleではユーザーにとって役立つコンテンツを評価しています。そこで外部ユーザーがリンクを設置していたり、サイトについて言及していたりすると評価が高まります。

被リンクやサイテーションを獲得する10の方法

被リンクやサイテーションを獲得する10個の方法

被リンクやサイテーションを獲得するには以下のような方法が効果的です。

  • 覚えやすいサイト名・サービス名を付ける
  • 引用されやすいオリジナルコンテンツを作る
  • WebサイトやSNSで有益な情報を発信する
  • プレスリリースを配信する
  • 外部と連携する
  • 自社の他サイトや提携サイトからリンクをはる
  • Googleビジネスプロフィールやポータルサイトに登録する
  • 広告運用をおこない、露出・拡散される機会を増やす
  • WebサイトにSNSボタンを設置する
  • ページを最適化する

これらの方法を取り入れることで、外部施策もしっかりと行えるようになります。ここからは、それぞれの方法について紹介します。

覚えやすいサイト名・サービス名を付ける

Webサイトや自社サービスには、覚えやすい名前を付けるようにしましょう。次のような名前にしてしまうと、覚えてもらいにくくなるので注意しましょう。

  • 長くて覚えにくい名前
  • 読みにくい名前
  • 他社サービスと間違えてしまう名前

上記のような名前だとSNSなどで言及する際に、名前を入力してもらえず、サイテーションの機会を逃してしまいます。

覚えやすいサイト名やサービス名を付けると、SNSなどでのサイテーションが増えるようになります。するとSEO効果に繋がり、他のユーザーにも覚えてもらえます。

引用されやすいオリジナルコンテンツを作る

自社サイトには、引用されるようなオリジナルコンテンツを作りましょう。ユーザーが拡散したいと思うようなコンテンツを発信していくことで引用されやすくなり、被リンクを得る機会を得られます。また、場合によっては企業名やサイト名についても言及してもらえるようになります。

オリジナルコンテンツの作成例として、顧客にインタビューする方法もあります。その際、自社の商品やサービスの声を聞くといいでしょう。生の声を反映することで、オリジナリティを発揮できます。

オリジナルコンテンツを作成する場合のポイントは、ユーザーニーズを掴めるかどうかです。自社商品やサービスがユーザーに対してどんなメリットを与えられるのかを考えましょう。その際、ユーザーの悩みを解決できるとさらに引用してもらいやすくなります。

WebサイトやSNSで有益な情報を発信する

WebサイトやSNSで有益な情報を発信するのも効果的です。多くのユーザーは驚きや感動を覚えると、WebサイトやSNSでコンテンツを通じて情報を共有します。その際、リンクを設置してくれるので、被リンクを獲得できるようになります。

有益な情報を発信する際のポイントは、流行に注目することです。どんなことが流行っているのか、どんなことに興味が集まっているのかリサーチしてみましょう。もし自社商品やサービスと関わることがあるなら、それと絡めて発信していくと効果的です。

また、自社の業界でしか知られていないノウハウの発信も有効です。ユーザーにとって役立つ情報は拡散されやすいので、積極的に発信するといいでしょう。

プレスリリースを配信する

プレスリリースの配信にもSEO効果があります。プレスリリースは報道機関に向けて告知や発表を行うことです。

プレスリリースを行うことで、関連するサイトが配信内容を転載したり、引用したりする場合があります。するとプレスリリースページのリンクを貼ってくれるので、被リンクを獲得できるでしょう。また、企業名やサービス名にも触れてもらえるので、サイテーションも期待できます。

例えば、以下のような情報はプレスリリースとして配信することができます。

  • 新商品発売・新サービスに関する情報
  • イベント・セミナー開催に関する情報
  • 企業に関する情報

プレスリリースのメリットは、dofollowの被リンクを獲得しやすいことです。dofollowリンクとは、リンクの情報がリンク先のページへと引き渡されるリンクのことを指します。外部のメディアに転載されたり引用されたりする場合はdofollowの被リンクが多いので、クロールにも認識されやすいです。

外部と連携する(取材・サービスや事例紹介)

外部対策として、外部と連携することもできます。例えば、取材を行ったり、サービスの事例紹介を行ったりすると効果的です。自社商品やサービスと関連のある分野の専門家にインタビューすると、SNSなどで「インタビューされました」という形で紹介されます。すると被リンクを獲得し、サイテーションも得られるのです。

外部と連携する際のポイントは、専門家など知識のある人に取材を行うことです。これにより、ユーザーにとって役立つ情報を発信できます。するとコンテンツを読んだユーザーに拡散してもらいやすくなるでしょう。

自社の他サイトや提携サイトからリンクを貼る

自社の他サイトや提携サイトからリンクを貼る方法もあります。他サイトにリンクを貼ることで、被リンクを獲得できるほか、サイトの閲覧者がアクセスしてくれるかもしれません。

例えばサービスサイトを運営している場合、サービスページのリンクをコーポレートサイトに設置することができます。すると興味を持ってくれたユーザーがアクセスしてくれるでしょう。

自社の他サイトにリンクを貼る際のポイントは、他サイトとの関係性を明らかにすることです。運営元が同じなら、同じ会社が運営していることが分かるように記載すべきです。運営元を隠し、リンクを獲得するためだけに外部サイトを作成してしまうと、Googleのポリシーに違反してしまいます。ユーザーが勘違いしないよう、隠さずに記載しましょう。

Googleビジネスプロフィールやポータルサイトに登録する

Googleビジネスプロフィールやポータルサイトに登録するのも効果的な方法です。Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供している無料サービスで、企業情報や店舗情報を登録することができます。Googleに自社情報を伝えることで、サイテーションとして自社の情報をGoogleに認識してもらいやすくなります。

さらに、登録した情報がGoogleの検索結果やGoogleマップに記載されやすいというメリットもあります。企業の認知拡大にも繋がるので、積極的に活用しましょう。

広告運用をおこない、露出・拡散される機会を増やす

広告運用をおこない、露出・拡散される機会を増やしましょう。広告運用は、Webサイトの集客を狙って行う施策です。広告運用は、直接的に被リンクやサイテーションに繋がるものではありませんが、多くのユーザーに認知されることで、拡散される機会を得られます。

長期的に見ると、ユーザーからの被リンクやサイテーションを得られるので、広告運用も考えておきましょう。

WebサイトにSNSボタンを設置する

Webサイトには、SNSボタンを設置するようにしましょう。SNSボタンとは、各SNSの媒体で共有できる機能です。Webコンテンツの場合、LINEやTwitter、Facebookなどのボタンを設置すると、ワンクリックで共有画面を開けるので、ユーザーは手間をかけることなく拡散できます。

コンテンツの内容に合わせてSNSを選ぶ方法もあります。

SNSボタンを設置する際のポイントは、上下2か所に設置することです。読み終わったユーザーに向けて下部に設置し、改めて訪れたユーザーに向けて上部にも設置するといいでしょう。

ページを最適化する(OGP対応・構造化マークアップ)

ページの最適化も積極的に行いましょう。ページの最適化を行うことで、よりユーザーに共有されやすくなったり、流入率が高まったりします。具体的には、「OGP対応」と「構造化マークアップ」の2つの施策が効果的です。

OGP対応とは、SNS上でコンテンツが共有された場合に表示されるタイトルや画像などを設定することです。OGP対応を行うことで、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなり、被リンクやサイテーションを獲得できるようになります。

OGP対応を行う際には、ユーザーの興味を引くようなタイトルや画像にすることで、よりクリックしてもらいやすくなります。

構造化マークアップとは、Googleのクローラーにコンテンツ内容を理解してもらうために記述する方法です。構造化マークアップを行うことで、検索結果に表示されやすくなるので、注目度が上がり、被リンク獲得につながりやすくなります。

構造化マークアップの際のポイントは、リッチスニペットを意識することです。リッチスニペットとはGoogle検索結果で表示される方法の1つです。通常の表示方法とは異なり、ユーザーの目を引きやすい表示方法です。箇条書きやリスト表示などにするとリッチスニペットに掲載されやすくなるので、コンテンツに適した構造化マークアップを行いましょう。
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外部施策における注意点

外部施策における注意点

外部施策を行う際は、3つのポイントに注意しましょう。

  • ペナルティとなる低品質な被リンクは獲得しない
  • 外部リンクを定期的にチェックする
  • 低品質な被リンクは削除・否認する

注意点について知っておくことで、サイトの評価が下がるなどのペナルティを避けられます。ここからはそれぞれの注意点について解説します。

ペナルティとなる低品質な被リンクは獲得しない

被リンクを獲得する際は、ペナルティとなるような低品質なリンクは避けるようにしましょう。低品質な被リンクのうち、スパムを含むリンクは「スパムリンク」とも呼ばれ、自然に設置されたものではなく、以下のような悪意を持ったリンクを指します。

  • リンク収集目的のサイトからのリンク
  • コピーコンテンツからのリンク
  • 有料で売買されているリンク
  • ネガティブSEOリンク

自分で外部サイトを制作して被リンクを作る方法や、有料で売買されているリンクを獲得する方法も、Googleのポリシー違反となります。ゆえに被リンクの獲得を狙う際は、数にこだわらず、質の良い被リンクを目指しましょう。

そして外部の悪意を持った人が行う「ネガティブSEOリンク」にも注意が必要です。これは競合サイトにあえて低品質な被リンクを設置することで、検索順位を下げようとするものです。このような被リンクを獲得してしまったら、否認するようにしましょう。

外部リンクを定期的にチェックする

外部リンクは定期的にチェックするようにしましょう。特にネガティブSEOリンクのように、いつの間にか低品質な被リンクが設置されているケースもあり、自社サイトの評価がどんどん下がってしまいます。こうしたリンクに気づくためにも、外部リンクのチェックを習慣づけましょう。

外部リンクを確認する場合は、「Google Analytics」や「Google Search Console」などのツールが有効です。どちらもGoogleが無料で提供しているツールなので、積極的に活用しましょう。

有料ツールであれば、「Ahrefs」がおすすめです。Ahrefsは世界でも有名なSEOツールで、利用者もたくさんいます。無料ツールに比べて機能が充実していて、被リンクの総数やリンク先のドメイン数を確認したりすることも可能です。SEOに力を入れたい方は、ぜひチェックしてみてください。

低品質な被リンクは削除・否認する

低品質な被リンクを見つけたら、リンクを削除するか否認するようにしましょう。Googleからペナルティの通知が来たときは、スパムリンクを否認・削除するなどの対応が必要となります。

もし否認したい被リンクを見つけた時は、Search Consoleの「否認ツール機能」が有効です。否認ツールを用いれば、自社が選択した被リンクを無効化することができます。

否認ツールの使い方は以下の通りです。

  1. Search Consoleにログインする
  2. 「Search Console」から自社の被リンクのリストを確認する
  3. 否認したい被リンクの一覧を精査しリストを作成する
  4. 作成したリストをアップロードする

このように、否認ツールは簡単に利用できます。

ただし、否認ツールは複雑なツールであるため注意が必要です。リンクの否認によって検索結果のパフォーマンスが左右されるため、以下のケースでのみ否認ツールを使用しましょう。

  • スパム行為のあるリンク
  • 人為的リンク
  • 品質が低いリンク

安易に利用するのではなく、上記のリンクに当てはまっていることを確信した場合に利用するようにしてください。

外部施策の効果はツールを利用して測定しよう

外部施策の効果はツールを利用して測定しよう

外部施策の効果を計測する際は、分析ツールが効果的です。以下では、おすすめの無料ツールと有料ツールを紹介します。それぞれの特徴にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

【無料】Google Search Console

【無料】Google Search Console

Google Search Console

Google Search Consoleは、Googleが無料で提供している効果測定ツールです。Google Search Consoleを用いることで、サイトの閲覧数や、インデックス状況、サイト上の問題などについて確認することができます。

例えば、Google Search Consoleでは被リンクをチェックする機能があります。この機能では被リンクされたURLやリンク元を一覧で確認でき、CSVでダウンロードすることもできます。具体的な手順は以下の通りです。

  1. Google Search Consoleにログインする
  2. 左側のメニューから「リンク」をクリックする
  3. 外部リンクの「詳細」をクリックする
  4. リンク元を確認したい被リンクページをクリックする

なお、Google Search Consoleは無料ツールであるため高度な分析機能はありません。しかし無料でも被リンクを確認できるので、便利なツールです。

【有料】Ahrefs

【有料】Ahrefs

Ahrefs

Ahrefsは、Ahrefs社が提供している有料のSEO分析ツールです。アメリカを拠点とし、現在では世界中で多くのWebマーケターによって利用されています。

Ahrefsを用いることで、自社サイトの分析はもちろん、競合サイトについて分析することも可能です。そしてAhrefsで被リンクをチェックする際は、2つの使い方ができます。

1つ目は、自社サイトの被リンクをチェックする方法です。Site Explorerという機能を用いることで、自社サイトがどれくらい被リンクを獲得しているのかを確認できます。また、被リンクのリンク元を確認することもできるので、サイトの傾向を掴むこともできます。

2つ目は、競合サイトの被リンクをチェックする方法です。Ahrefsの検索窓に調査したいURLを入力して「被リンク」をクリックすると、競合サイトの被リンク状態を確認できます。どのようなサイトから被リンクを獲得すればいいか分からない場合は、競合サイトを参考にするといいでしょう。

【有料】Majestic SEO

【有料】Majestic SEO

Majestic SEO

Majestic SEOは、自社サイトや競合サイトの被リンクをチェックできる有料のSEOツールです。AhrefsなどのSEOツールと並ぶ有名なツールですが、被リンクにフォーカスしているため扱いやすいのが特徴的です。

Majestic SEOでは、リンクの品質と量の両方を確認することができます。「Citation Flow(サイテーションフロー)」では、リンクの品質を問わず、リンク量のチェックが可能です。一方、「Trust Flow(トラストフロー)」では、リンクの品質を数値化します。トラストフローの数値が高いと、高品質なリンクがあることが確認できます。

このように、Majestic SEOを用いることでリンクの質と量のバランスに気を付けながらチェックできます。

【有料】AIアナリスト

【有料】AIアナリスト

出典:AIアナリスト

AIアナリストは、株式会社WACULが開発した有料の分析ツールです。Google Analyticsのデータを元にデータ分析を行ったり、改善ポイントを提案してくれたりします。

一般的な分析ツールの場合、そのデータをどのように解釈すればいいか分からないケースもあります。しかしこのツールは、データを自動で分析してくれるので、初心者の方でも扱いやすく、外部施策をどんなふうに進めたらいいか分からない方にもおすすめです。

SEOにおける外部施策のまとめ

SEOにおける外部施策のまとめ

この記事では、SEOにおける外部施策について解説しました。SEOには内部施策と外部施策があり、被リンクやサイテーションなどといった施策は外部施策に含まれます。外部施策であれば、クローラーが自社サイトの情報を収集しやすくなるため、検索結果に表示されやすくなるというメリットがあります。

被リンクやサイテーションを獲得するには、WebサイトやSNSで情報を発信していくのが有効です。また、取材を行ったり事例を紹介したりするなど、積極的に外部サイトと関わっていく方法もあります。

ただし、外部施策を行う際は低品質な被リンクには注意が必要です。低品質な被リンクが多いとサイトの評価が下がってしまい、ペナルティを受けてしまう可能性もあるので、定期的に被リンクを確認するようにしましょう。

外部施策の効果を確認するには、ツールの使用が有効です。無料ツールから有料ツールまであるので、サイト運営を行っている方は、ぜひチェックしてみてください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319 |
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格