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最終更新日: 2022.09.11

SEO対策に必要な記事数とは?記事数とSEOの関係性

SEO対策に必要な記事数とは?記事数とSEOの関係性

オウンドメディアやWebサイトのSEO対策では、記事を制作することが有効な手段です。
しかし、一体何本記事を書けばSEOの効果が現れるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、SEO対策と記事数との関係性や効果的なSEO対策とオウンドメディアの運用の仕方について解説していきたいと思います。

記事数とSEO対策の関係性

記事数とSEOに関係性はない

オウンドメディアを始めたばかりの担当者は、記事数を増やせばGoogleに評価されて、検索結果の上位に表示されるのではないかと考えている方も多いかと思います。
しかし、結論から言うと「必ずしもそうでは無い」という回答になります。

SEO対策について理解した上で記事数を増やせばサイト全体のコンテンツ数は増加し上位表示されやすくなりますが、誤った記事の増やし方をするとSEO対策としては逆効果になってしまうことがあります。
正しく記事を増やすためには、Googleのサイトを評価する際の評価基準を理解しておく必要があります。

Googleがサイトを評価する際の主な評価基準は以下の3点になります。

  • サイトの専門性
  • サイトの情報網羅性
  • サイトの権威性

サイトの専門性

オフライン上でも専門家の方が信頼されるように、Webサイトでも専門的なサイトはGoogleに評価されます。
つまり、特定のテーマで質の高い記事を制作するとサイトの専門性が高まります。

サイトの情報網羅性

サイト内でどれだけの情報を網羅しているかという点が評価の対象になります。
具体的には、特定テーマで一定の検索ボリュームのあるキーワードに対する情報をサイト内で網羅するとGoogleに評価されます。
Googleは、ユーザーの疑問や悩みを解決するための答えや有益な情報が掲載されているページを上位表示させるようにアルゴリズムを調整しているため、一定のニーズ(検索ボリューム)があるキーワードに対するユーザーニーズを満たす記事を制作することが重要になります。

サイトの権威性

サイトの権威性はWebサイトの運営期間や外部からの被リンク数、どのようなサイトから被リンクを受けているかなど、様々な「社会的な評価」や「実績」から総合的に評価されています。そのため、権威性を高めるために特定テーマの専門家に記事を書いてもらったり監修してもらうことでGoogleから評価されます。

SEOを意識して記事を増やす場合は、「質の高い専門的な記事」「ユーザーの検索意図に沿った記事」「専門家の執筆や監修」を踏まえて記事を制作することで、記事はもちろん記事以外のページも上位表示されやすくなります。

上位表示されるコンテンツの条件とは

Google検索結果の上位に表示されるために、どういった記事を目標として執筆していけばよいのかについて解説していきます。

量より質が高いコンテンツが評価される

Google検索結果で上位に表示されるためには、どれだけ記事の中身が良いかによって決まります。Googleの共同創業者であるラリー・ペイジはかつて、「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである」と述べました。Googleでは長年、ユーザーが質問に対する答えをすぐに手に入れられるようなシステムのテストを繰り返してきました。つまり、ユーザーの質問に最も近い回答を、より速く、最適な形式で提供するために、システムを改善しているのです。

Googleはコンテンツを評価するための基準を公表しています。Googleが公表している基準は次のとおりです。

コンテンツと品質に関する質問

  • コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか。
  • コンテンツは、特定のトピックに対して包括的または完全な説明を充分に提供しているか。
  • コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか。
  • コンテンツが他のソースから得られたものである場合、単なるコピーや書き換えでなく、付加価値
  • とオリジナリティを充分に提供しているか。
  • 見出しやページタイトルは、内容を説明する有用なものになっているか。
  • 見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張したり、読者に強いショックや不快感を与えたりするものでないか。
  • 自らブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか。
  • コンテンツは、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値があるか。

Googleの基準をもとに考えると、検索結果の上位に表示されるようにするには、次の点に気を付けるべきだということがわかります。

  • キーワードを盛り込んだり、記事を多く制作したりすれば、Webサイトが検索結果の上位に表示されるわけではない。
  • 1記事あたりの制作時間がかかったとしても、労力をかけて品質の良い記事を制作したほうが良い。

また、SEOを意識した記事作りについては、過去の記事も参考にしてみてください。

SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説 SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説

記事数を増やすことのメリット

記事数を増やすことのメリット

とはいえ、Webサイト内の記事数を増やすことは、ページビューの増加につながります。なぜなら、一度Webサイトを訪問したユーザーが、関連記事やリンクからWebサイト内を回遊する可能性があるからです。具体的なメリットは次の3つがあります。

  • Webサイトの情報量が増える
  • 幅広いユーザーを狙うことができる
  • 回遊率を高められる

サイトの情報量が増える

Google検索結果の上位に表示されるためには、記事の品質が重要なことは前述のとおりです。とはいえ、記事数が少なすぎても、Googleに評価されにくくなります。ここでは、品質を保ちながら、計画的に記事数を増やしていくことの重要性について解説していきます。

Googleは、Webサイトを評価するときに、コンテンツ単位ではなく、Webサイト全体の情報量を見ています。1記事単位では、情報量が充分でも、Webサイト全体としてトピックにまつわる情報量が少なすぎても、検索結果の上位に表示されにくくなります。

たとえば、新しいドメインを取得して、記事を執筆していくには、ひとまず60記事を目標に執筆していく良いでしょう。過去の複数のWebサイトの傾向を見ると、60記事を過ぎたあたりから、検索結果の上位に表示されやすくなる傾向にあります。つまり、Google検索結果の上位に表示されるようにするために一番良いのは、高品質な記事を計画的に増やしていくことです。

良質の記事を増やし、情報量が増えることで、Webサイト全体がGoogleから評価されやすくなります。ただし、やみくもに情報を増やすのではなく、1つのジャンルに絞って記事を書いていくと、評価が上がりやすい傾向にあります。そのためには、Webサイトを立ち上げるときに、どのジャンルの記事をアップしていくのかをあらかじめ決めるのが良いでしょう。

そしてジャンルを決めた後は、そのジャンルに関心のあるユーザーがWebサイトを訪れた後、Webサイト内を回遊してくれるように、関連記事を表示するようにしたり、関連するキーワードにWebサイト内の過去記事のリンクを貼ったりするようにしましょう。被リンクの多い記事が増えると、それだけGoogleに評価されやすくなります。

幅広いユーザーを狙うことができる

Webサイトに掲載されている記事数が少ないと、どうしても限られたターゲットにしかリーチできません。幅広いユーザーにアピールするために、同じジャンル内で異なった切り口の記事を増やしていく必要があります。

ただし、記事を追加するときに、似たようなキーワードが多いと、Googleに重複コンテンツとして判断されるので、新しい記事を追加するときには、キーワードが重複しないものを設定するようにしましょう。

また、新しいコンテンツを増やした後、関連記事を表示するようにしたり、関連するキーワードにWebサイト内の過去記事のリンクを貼ったりするようにすれば、ユーザーがWebサイトを回遊してくれることになり、ページビューも増やすことができます。

回遊率を高められる

記事を増やすことの3つ目のメリットは、Webサイトを訪れたユーザーの回遊率を高められることです。記事中やページの下に関連記事へのリンクを貼るようにすれば、記事を読み終わったユーザーが、ページを離脱せずに、Webサイト内を回遊してくれる可能性が高まります。

また、1本の記事だけでは、伝えきれない情報や関連情報を伝えられるため、ユーザーの満足度も高まります。その結果、ユーザーのWebサイト滞在時間が伸びるため、SEOに大きな効果を期待できます。

Webサイト内の相互リンクが増えると、検索エンジンのクローラーの巡回も促進させることができます。クローラーの巡回を促進させることで、いち早く情報を検索エンジンに持ち帰り、インデックス速度が早まることや、リライトの効果が早く反映されるようになります。

ユーザーの離脱率が高いWebサイトはGoogleから良い評価を受けられないので、次に遷移させる記事があればあるほど良い評価につながります。このように、記事を執筆しながら、Webサイト内の導線を設計することも重要になります。

記事数を増やすうえでの注意点

記事数を増やすうえでの注意点

記事数を増やすときの注意点は、次のとおりです。

  1. 明確な対策キーワードのない記事を作らないこと
  2. 専門性を欠かないこと
  3. 量産することが目的になること
  4. 重複コンテンツを作成しないこと
  5. カニバリに気をつけること
  6. 記事の優先度を無視すること

具体的な内容について、解説していきます。

キーワードのカニバリを避ける

記事を増やすときに気を付けなければならいのは、キーワードのカニバリが発生してしまうということです。一般的には、複数の記事を同じキーワードで作成すると、検索エンジンが同じWebサイトから2つ以上の記事を評価してしまい、Googleから正当な評価を受けることができなくなります。

このように、同じキーワードで作成したコンテンツ同士が共食いをしてしまう現象を、「キーワードカニバリゼーション(キーワードの共食い)」と呼びます。たとえば、あなたが「お菓子の作り方」を知りたいとき、Googleの検索結果に似たコンテンツが表示されているとどちらのコンテンツを読めば良いのか迷ってしまうでしょう。

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このように、ユーザーの判断を迷わせてしまうという点で、キーワードカニバリゼーションはWebサイト運営の弊害となります。ユーザーだけではなく、Googleのシステムもどちらのコンテンツを評価してよいのか迷ってしまいます。つまり、似たようなコンテンツがWebサイト内に複数存在していると、Googleはどちらのコンテンツをユーザーに対して上位表示させれば良いか迷ってしまうのです。

その結果、Webサイトやコンテンツの検索順位が安定しないという悪影響が生じます。当然、Googleが評価に迷えば、Webサイトやコンテンツは正当な評価を受けることができなくなるでしょう。このようにSEO的に見ても弊害となってしまうのです。

万が一キーワードカニバリゼーションが起きてしまった場合は、複数のページを1つに統合するか、どちらかを削除するか、もしくはリライトするようにしましょう。

また、1記事1キーワードを徹底することも重要です。コンテンツの内容は異なっていても、流入クエリが似ていると、キーワードカニバリゼーションが起きることがあるため、常に注意する必要があります。

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専門性を欠いた記事を作らないようにする

2つ目の注意点は、コンテンツの専門性を欠いた記事を作らないようにすることです。
あらゆる分野の情報を扱う、いわゆる「雑記メディア」よりも、特定の分野に特化した「特化メディア」の方が、SEOで評価される傾向にあります。

理由としては、メディア内で対策したいキーワードが乱立しており、検索エンジンが「どのキーワードを評価して良いのか分からない」ためだと言われています。
また、Googleも、グローバルに公開された「高品質コンテンツ公式ガイドライン」で、コンテンツの専門性が重要であると発表しています。

月間検索数を意識して作る

記事を執筆するときに、キーワードの月間検索数を考慮する必要があります。たとえば、良く検索される記事を作成しようと思ったら、Googleトレンドなどで、月間検索数が1,000以上のキーワードを目標にする必要があります。月間検索数とは、ユーザーが検索窓にキーワードを入れて検索した回数のことです。

「検索ボリューム」とも言います。あるキーワードの検索数をキーワードプランナーで調べたときに、「100~1,000」という数値が表示されたとします。これは、あるキーワードが月間に100から1,000回程度、ユーザーによって検索されたということです。

つまり、あるキーワードで上位表示できれば、月間で100から1,000程度の検索流入が期待できるということです。月間検索数が少ないと記事を作ってもGoogle検索からのアクセスが見込みづらいため、最初は月間検索数1,000前後のキーワードを狙いながら、順位の上がり幅を見て、その後のキーワードの選定を行うのが良いでしょう。キーワードの検索数がわかるサイトは次のとおりです。
aramakijake

Googleキーワードプランナー

キーワードファインダー

Ubersuggest

Googleトレンド

まとめ

WebサイトでSEO対策をした記事を増やしていくには、高品質な記事をコンスタントに増やしていくのが重要です。一方、記事の執筆には、さまざまなポイントや注意事項があるのも現実です。
社内の担当者が、ほかの業務を兼務しながら、高品質な記事を計画的に増やしていくのは、膨大な工数がかかります。また、専門的な知識がないまま、やみくもに品質の低い記事を増やしてしまい、結果的にGoogleにWebサイトの評価が低くなってしまう可能性もあります。
Webサイトを絶対に成功させたいと考えるのであれば、専門業者に外注して、効率的に運営するという方法もあります。ニュートラルワークスでは、いろいろな企業のSEO対策を行ってきた実績とノウハウがあります。効率的にSEO対策をしたいと考えている場合は、ぜひ受託コンテンツ制作を多数行っているニュートラルワークスのサイトにご相談ください。無料相談も受け付けております。
ニュートラルワークスのサイトはこちら

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格