マーケティング戦略の種類や目的は?フレームワークの一覧を解説

マーケティング戦略の種類や目的は?フレームワーク一覧を解説

マーケティングにおいて、適切な戦略設計はビジネス成功への第一歩です。適切なプランを立てることができないと、目標達成やビジョンの実現なども成し得ることができません。

しかし、いざマーケティング戦略を立てようとしても「自社の現状をうまく把握できない」「ミーティングで議論が散らかってしまう」「収集がつかないまま時間が過ぎてしまう」といったこともよく起こります。

そこで活用したいのが、分析に役立つフレームワークです。フレームワークとは、思考の整理や課題の抽出などを行うために考案された枠組みのこと。フレームワークに沿って考え、アイデアを出すことで、効率よく議論を進めたり、意思決定を早めたりすることができます。

この記事では、マーケティング戦略の考案に役立つフレームワークをご紹介します。戦略設計のステップに応じて適切なフレームワークを解説しているので、自社の状況や課題に合わせて選び、活用していきましょう。


マーケティングとは

マーケティングとは

マーケティングとは、顧客がどのような商品・サービスを求めているかを知り、そのニーズを満たすために企業が行う活動のことです。日本マーケティング協会ではマーケティングの定義を次のように定めています。

“マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための活動である”(引用元:日本マーケティング協会

このような定義はあるものの、マーケティングという言葉の解釈や定義は多種多様です。個人や企業それぞれに、何を、どこまでマーケティングとして捉えるかは微妙に異なってくるでしょう。

重要なのは、マーケティングとは「顧客志向の考え方」であるということです。企業がどのような商品を作るか・売るかではなく「市場や顧客がどのような商品を求めているか」を追求し、思考するのかがマーケティングの本質といえます。

そのため、マーケティングには市場調査や分析、その結果に基づく商品の企画・開発、販売促進のための宣伝活動やプロモーションなど、顧客の志向に近づくためのさまざまなプロセスが含まれているのです

その先にある「マーケティングの目的」は、商品やサービスを必要としている顧客に、効率よく売るための仕組みを作ることです。そのためには、誰に、何を、いくらで、どのような方法で販売していくかという「マーケティング戦略」を考えなければなりません。

顧客視点でのアプローチに成功すれば、結果的に効率よく商品やサービスが売れ、企業の売上も拡大していくでしょう。
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マーケティング戦略のステップ

マーケティングは、商品・サービスを効率的に売る仕組み作りのための活動です。ただし、マーケティング活動にはさまざまなプロセスが含まれているため、それを適切な形で進めるための「マーケティング戦略」が重要になります。

戦略設計に使えるフレームワークを紹介する前に、マーケティング戦略考案の基本ステップを確認しておきましょう。

環境を分析

まずはじめに行うのは環境分析です。環境分析は外部分析と内部分析の2つの視点で行います。

・外部分析
自社および商品やサービスが、市場においてどのような立ち位置にあるのかを判断するための調査です。消費者ニーズ、市場の動向、競合他社の動きなどの外部環境を調査します。

・内部分析
販売したい商品、サービスの価値や強み、弱みなどを洗い出し、市場において「どのような価値を提供できるか」を明確にします

環境調査をすることで、自社が提供できる価値と、市場や顧客が求めているニーズのマッチポイントを探ることができます。このマッチポイントを知ることによって、自社独自の市場機会を発見し、新しい市場を作ることが可能になるのです。

ただしこのステップでは、多くの企業が製品や営業などの自社の課題、内部環境にばかり注目してしまいがちです。環境分析を行うときは、自社を取り巻く外部環境にもバランスよく目を向けていくように心がけましょう

ターゲットを決める

続いて、商品やサービスを販売する顧客像を定めていくための「ターゲティング」を行います。ターゲットは、まずターゲットを層で切り分ける「セグメンテーション」を行い、その中でどの層に集中して狙いを定めるかを絞り込んでいきます。

ターゲットを明確に定めれば、消費者の悩みや欲求をピンポイントで満たすことができるようになるため、商品やサービスに対する顧客満足度を高められます。顧客満足度を高めることは、企業価値や商品、サービスの価値を高めることにもつながるでしょう。

また、ターゲット層に対し集中的にリソースを投資するほうがマーケティングの効果も高まります。

なお、ターゲットはより詳細に、細かく決めるのが鉄則です。ターゲット像をより具体的な人物像に落とし込んだ「ペルソナ」を設定すると、関係者間での認識がずれることなく、施策がブレにくくなるでしょう。
ペルソナとは?役割と定義、設定ポイントを解説 ペルソナとは?役割と定義、設定ポイントを解説

ポジショニングを考える

ポジショニングとは、市場における自社の立ち位置を設定することです。競合他社との間や、販売市場において、自社がどの位置につきたいか、もしくはどのようなポジションで優位に立てるかを考えていきます。

商品やサービスがあふれる市場において、自社の商品やサービスを選んでもらうには、まず自社がどのような立場にいるか把握することが重要です。競合他社との差別化を図るためにも、非常に重要なプロセスといえるでしょう。

例えば、カフェ店舗をオープンする際、「自家焙煎のこだわりコーヒー」、「高級感のある店内とデザート」「出勤前に気軽に立ち寄れる」など、自社独自の「売り」や「強み」はそのお店ごとに異なります。このような個性を打ち出してアピールすることを、ポジショニングといいます。

ポジショニングを考えるときに重要なのは、競合よりも自社が優れているかどうかよりも「自社の立ち位置を顧客に認識してもらえているかどうか」という視点に立つことです。ひしめき合う市場の中で、自社の立ち位置を見つけられるのかが、ポジショニングのゴールといえるでしょう。

価値を検討

ここまでで設定してきたターゲットやポジションを踏まえ、自社では顧客にどのような価値が提供できるのかを考えていきましょう

自社の商品やサービスを選んでもらうためには「他にはない価値」を提供する必要があります。商品やサービスの品質・利便性・価格などが顧客にとってどんなメリットをもたらすのかや、競合よりも優位に立てるポイントはどこかを見つけていくステップです。

自社の価値を検討するときには、「パリュープロポジション」の考え方が活用できます。バリュープロポジションとは、「顧客のニーズが高く、競合他社がまだ提供できていない独自の価値」です。

  • 競合が提供する価値
  • 自社が提供できる価値
  • 顧客が求める価格

上記3つの要素が重なり合うポイントが、自社のバリュープロポジションです。常にこの領域を意識しながら商品やサービスの開発を進めていきましょう。

戦略を決定

最後に、マーケティングの実行戦略を決定します。ここまでのステップで見えてきた自社の価値を、顧客にどのように届けるかを考えていきましょう。

  1. 製品(Product)
  2. 価格(Price)
  3. 流通(Place)
  4. プロモーション(Promotion)

上記4つを、設定したターゲットに合わせて組み合わせて戦略を立てます。この組み合わせは、矛盾する点がないように施策していくことがポイントです

例えば、若者向けの商品の価格を高額に設定していないかどうか、高齢者向けの商品をWeb広告のみでプロモーションしていないかなど、4つの要素に矛盾や不一致がないようにチェックしていきます。

ターゲットに、自社の商品やサービスがより届きやすくなるためには、どのようにすべきかを考えることが大切です。

「環境分析」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

「環境分析」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

ここまでで、基本的なマーケティング戦略のステップをお伝えしてきました。戦略を考える上では、各段階ごとにさまざまな「フレームワーク」を活用していきます。

「フレームワーク」とは、枠組みや構造のこと。マーケティングの分野では、情報や状況を分析する際に、思考の型や枠組みに当てはめながら整理していき、より効率的、かつ理論的に結論を導き出していく手法をいいます。

まずは、「環境分析」のプロセスで使える10のフレームワークを紹介します。市場の動向を知るためや、自社への理解を深めるのに有効なので、使い分けたり組み合わせたりしながら上手に活用していきましょう。

3C分析

3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)を分析するフレームワークです。マーケティング戦略を立てるときはもちろんのこと、事業計画を作るときにも活用できます。

まずCustomer(市場・顧客)について、ミクロ・マクロ・顧客の3つの視点から分析を行います。その次にCompetitor(競合)に関する分析を行い、最終的に自社の強みと弱みを抽出していきます。

3C分析の主な目的は、企業のKSF(Key Success Factor)を見つけることです。KSFとは、「経営戦略における成功要因」のこと。市場や顧客、競合などの外部要因と自社の強みや弱みを照らし合わせながらKSFを抽出していくことにより、マーケティングや事業の方向性を見出すことができるようになります。
3C分析とは?3C分析の基本から分析手法・テンプレートを紹介 3C分析とは?3C分析の基本から分析手法・テンプレートを紹介 マーケティングフレームワークの基本中の基本である3C分析について事例とともにわかりやすく解説します。3C分析を理解すればあらゆるマーケティング戦略、営業戦略を考える際に役立ちます。ゼロから学んでみませんか?

4C分析

4C分析は、Customer Value(顧客価値)、Cost(顧客のコスト)、Convenience(顧客にとっての利便性)、Communication(顧客とのコミュニケーション)の4つの要素を使ったフレームワークです。この4つのCは、顧客の商品選択から購入までに非常に大きく影響する要素といえます。

4C分析の目的は、顧客の目線に立って商品やサービスの魅力を整理することです。そのため、4C分析を行う過程では、STP分析による「ターゲティング」が欠かせません

STP分析については後に詳しく解説しますが、STP分析を行って市場を詳細に分析し、自社の商品やサービスを必要としている人を明確化しておきましょう。そうすることで、4つのC要素について精度の高い調査や分析ができ、顧客理解を深めることができるようになります。
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5フォース分析

5フォース分析とは、自社にとって脅威となる5つの要素を分析するフレームワークです。5フォース分析の目的は、業界全体の収益構造や自社の競合優位性を知ることにあります。業界内で生き残るために、乗り越えるべき壁を知ることができます。

5フォースの5つの要素は、次の通りです。

  • 既存の競合他社(業界内での競争)
  • 売り手の交渉力
  • 買い手の交渉力
  • 代替品
  • 新規参入企業

上記5つの脅威が強ければ、そのぶん収益性が低いことが予想できます。活用シーンとしては、業界への新規参入や新商品の開発、新しいブランドの立ち上げ時など。特定の業界において、どの程度の収益性が見込めるかを検証できるフレームワークです。
ファイブフォース分析(5F分析)とは?事例も紹介 ファイブフォース分析(5F分析)とは?事例も紹介 自社や自社サービスの収益性を分析するためのフレームワークが5F(ファイブフォース)分析です。5F分析をビジネスにどう活かすか、分析方法、コンビニ業界での分析例を紹介 します。

SWOT分析

SWOT分析とは、外部環境と内部環境について、プラス要素・マイナス要素の両面に分類しながら整理していく手法です

自社を取り巻く環境をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つに分けて分析していきます。マーケティング戦略の決定の他にも経営資源の最適化などを行う際に活用されています。

プラス要素とマイナス要素の両面を抽出して分類していくことで、自社が行う事業の改善点を見つけられたり、新しい事業の将来的な課題をあぶり出したりすることができます。
SWOT分析のメリット・デメリットとは?目的、やり方、活用事例も解説 SWOT分析のメリット・デメリットとは?目的、やり方、活用事例も解説 数あるマーケティングフレームワークのなかでも実践されることが多いSWOT分析を基本的なことから実践方法、実践する際の注意点までを解説します。SWOT分析を上手く活用して、成果の出るマーケティング戦略を見つけましょう。

PPM分析

PPM分析は、企業の事業活動において、経済資源を無駄なく分配する方法を導き出すためのフレームワークです。PPMとはProduct Portfolio Management(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)の頭文字を取っています。

PPM分析は、市場成長率と市場占有率の2軸からなる座標を使って、商品やサービスの分類を行います。自社の事業が今どのような状況にあるのかを客観的に分析できるため、どこに、どれくらいの経済投資を行うべきかを検討しやすくなるのです。

基本的には経済投資の分配を検討するための分析法とされていますが、顧客の購買欲求や企業の認知度などを調査するフレームワークとしても応用できます

バリューチェーン

バリューチェーンとは、自社の一連の事業活動を可視化するためのフレームワークです。バリューチェーンのフレームワークを用いることで、商品の仕入れから顧客に届けられるまでの間のどの部分に価値が生まれるのかを発見できます。そのため、自社の強みや弱みを発見するのに役立ちます。

バリューチェーンでは、開発・製造・販売・労務管理など、ありとあらゆる活動のすべてはチェーン(鎖)のようにつながっているという考え方をします。また、自社のビジネスを「主活動」と「支援活動」に分けて考えることで、事業の工程をわかりやすく可視化できます。ビジネス全体を見える化することで「どこで」「何の活動が」利益を生んでいるのかを浮き彫りにできるのが魅力です。
バリューチェーン分析とは?事例を含めわかりやすく解説 バリューチェーン分析とは?事例を含めわかりやすく解説 バリューチェーン分析は昔からあるマーケティングフレームワークの1つです。今でも十分に役立つバリューチェーン分析について、バリューチェーンの基本的なところから解説、IKEAを例に具体例も紹介します。

PEST分析

PEST分析は、自社を取り巻く「マクロ環境」の分析ができるフレームワークです。PEST分析では、以下の4つのマクロ環境についてそれぞれ調査・分析します。

  • 政治(Politics)
  • 経済(Economy)
  • 社会(Society)
  • 技術(Technology)

上記4つの要素の将来的な動向をチェックしていきます。また、4つの要素の関係性を見出すことによって、マクロ環境の全体構造も見えてくるでしょう。

例えば、政治的緊張や税制の改定などは、ビジネスの将来的成長に大きな影響を与えます。このような自社だけでは打開できない要素を把握することで、事前に危機管理対策がとれるようになるのです。このような特性から、PEST分析では、3~5年後の社会のトレンドを見据えて仮説を立てることが重要になります。
PEST分析とは?目的と分析方法、分析テンプレートを紹介 PEST分析とは?目的と分析方法、分析テンプレートを紹介 PEST分析は3~5年後に自社や自社サービスが世の中でどのようなポジションにいるのか、中長期的視点でどのような打ち手をすべきかを考えるのに役立つフレームワークです。目的や分析方法、注意点をご紹介します。

STP分析

STP分析は、セグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting)、ポジショニング(Positioning)の3つの要素を分析するフレームワークです。マーケティング戦略や顧客ニーズの明確化、競合他社との差別化などを目的に行います。

まずはセグメンテーションを行い、市場の全体像を把握します。絞り込んだセグメントの中から、ターゲットとなる市場を決定します。そして、競合他社との関係を踏まえ、自社の立ち位置を決定するポジショニングを行うという流れで進めます。

STP分析は、自社のターゲットや勝負する市場を明確にするために必須です。マーケティングにおいては初歩的かつ重要なフレームワークとして活用されています。
STP分析とは?目的と分析方法、事例をわかりやすく解説 STP分析とは?目的と分析方法、事例をわかりやすく解説 売れるマーケティング戦略、販売戦略を立てるときに欠かせないマーケティングフレームワークの1つがSTP分析です。STP分析の基本から分析方法、注意点、STP分析での成功事例をご紹介します。

VRIO

VRIOとは、自社の経営資源を評価するためのフレームワークです。自社の強みや弱みを明確化できるため、経営戦略を立てるのに最適なフレームワークといえます。

  • 経済的な価値(Value)
  • 希少性(Rarity)
  • 模倣可能性(Imitability)
  • 組織(Organization)

上記4つの要素についてYES・NOの2択で回答する、あるいは5段階評価で回答していきます。各要素について把握し、情報を整理することによって、自社の経営資源の強みと弱みが明確になります。自社のビジネスモデルにおける重要な経営資源は、強みになっているのか、それとも弱みなのかを判断し、弱みである場合にはどのような策を講じればよいか検討することができます。

ビジネスモデルキャンバス

ビジネスモデルキャンバスは、自社のビジネスモデルを視覚的に表現する手法です。このフレームワークでは、現在のビジネスにおける優位性や課題を洗い出すことができます。そのため、新規事業のスタート時だけでなく既存事業の改善にも用いられます。

ビジネスモデルキャンバスは、9つの要素からなるフレームワークのテンプレートを使って考察していきます。テンプレートの各項目を埋めていくだけで、対象となるビジネスモデルをビジュアル化することが可能。自社ビジネスだけでなく、競合他社のビジネスモデルについても分析できます。

「課題抽出」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

「課題抽出」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

マーケティングにおける課題を発見できないまま、見過ごしているケースもあります。問題解決のためには、まず課題を発見しなければなりませんが、その課題が潜在化していて見えにくくなっていることも多いでしょう。

そこでここからは、課題の抽出や発見に活用できる5つのフレームワークを紹介します。

ロジックツリー

ロジックツリーは、問題の原因を追及したり、解決策を導き出すためのフレームワークです。ロジカルシンキングの手法で、問題となる事柄を構成している複雑な要素を可視化することができます。

ロジックツリーでは、対象となる事柄について、大きな項目から小さな項目へと枝分かれしていくように情報整理をします。短時間で、問題の根本原因やその解決策を導き出すことができるため、課題抽出には最適のフレームワークといえるでしょう。

ロジックツリーの手法を用いれば、問題解決に関わる情報をチームやメンバー内で共有しやすくなります。また、問題解決のためのアクションの優先順位をつけやすくなるため、課題解決に向けた行動を取りやすくなることが利点といえるでしょう。
ロジックツリーとは?作り方、テンプレートも紹介 ロジックツリーとは?作り方、テンプレートも紹介 ロジックツリーはあらゆるビジネスでの役立つフレームワークです。企画業務に携わる人だけではなく、営業・人事…あらゆる職種の人に役立ちます。問題を分解し、具体的な解決策を見つける方法をロジックツリーを作成して見つけましょう。

ピラミッドストラクチャー

ピラミッドストラクチャーとは、話を論理的に展開していくためのフレームワークです。主張したいこととその根拠をピラミッド構造にまとめていくことによって、情報の整理がしやすくなります。

メインの主張をピラミッドの頂点とし、その下の階層に根拠を枝葉のように広げていきます。フレームワークの上下だけでなく、左右のつながりを意識することによって論理的な共通点をグルーピングして整理できます。

主にプレゼン準備に活用されることが多い手法ですが、問題解決や課題抽出などに欠かせない情報や思考の整理にも大いに役立ちます。
【事例付】ピラミッドストラクチャーとは?メリットや具体的な作り方を解説 【事例付】ピラミッドストラクチャーとは?メリットや具体的な作り方を解説

5W1H

5W1Hは、ビジネスにおけるコミュニケーションを円滑にするためのフレームワークです。ひとつの事柄を5W1Hの構成に当てはめて考えていくことによって、情報の過不足が明確になったり、情報を第三者に正確に伝えたりできます。

5W1Hの各要素は次の通りです。

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(だれが)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

本来はコミュニケーションのためのフレームワークですが、重要な要素をシンプルにまとめることができるため、商品開発やブランドコンセプトの作成などにも応用できます。
5W1H/5W2Hとは?5W3Hなど意味とビジネスに活かす方法 5W1H/5W2Hとは?5W3Hなど意味とビジネスに活かす方法 学生時代に英語の授業で習った5W1H。実はこのフレームワークはマーケティング企画や戦略を考えるときに役立ちます。5W1Hにもう1つ要素を付け加えた5W2Hを企画戦略に活かす方法を紹介します。

MECE

MECE(ミーシー)はMutually Exclusive, Collectively Exhaustiveの頭文字をとったロジカルシンキングのフレームワークです。日本語では「漏れなく・ダブりなく」という意味をもち、情報の抜け漏れや重複を見つけて整理するのに役立ちます。

  • 漏れあり、ダブりなし
  • 漏れあり、ダブりあり
  • 漏れなし、ダブりなし
  • 漏れなし、ダブりあり

MECEでは上記のように、対象の事柄について4つのパターンに分けて考えます。これによって、より客観的で広い視野を持って思考できるようになります。戦略設計や問題解決など、複雑で互いの因果関係がわかりにくい事柄を整理し、結論への説得力を高める効果もあります。

MECEの考え方はビジネスのどんなシーンでも重要視されます。そのため、市場調査からターゲット設定、商品企画、プレゼンといったさまざまなシーンで活用可能です。
MECE(ミーシー)とは?フレームワークの活用法をわかりやすく解説 MECE(ミーシー)とは?フレームワークの活用法をわかりやすく解説 マーケティング企画などで課題を分析するときに役立つ思考方法がMECE(ミーシー)です。その基本概念と、MECEの活用方法、MECEを実践する際に役立つ8つのマーケティングフレームワークを紹介します。

As is/To be

As is/To beは、問題解決を主な目的としたフレームワークです。「As is」は現状を意味する言葉で「To be」は理想の姿という意味を持ちます。現状と理想のあるべき姿の両方を書き出してみることによって、そこに生まれているギャップを把握することができるようになります。

基本的には、事業計画や戦略設計の場面で活用されることの多い手法です。しかし、どんな事柄にも現状と理想の両方が存在するため、多種多様なビジネスシーンで活用できます。経営やマーケティング活動、人材教育、個人の目標達成のためにも活用可能です
As-Is / To-Be分析とは?5つの活用手順や3つの利用事例を解説 As-Is / To-Be分析とは?5つの活用手順や3つの利用事例を解説

「データ分析」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

「データ分析」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

マーケティング活動においては、データの計測・分析も欠かせません。自社の状況や市場の動向を調査するためのデータですが、集計したデータをどのように扱えばよいかわからないといったケースも少なくありません。膨大な情報の中から重要なヒントや有用な要素を見つけ出すデータマイニングにも力を注いでいきましょう。

そこでここからは、収集したデータをマーケティング活動に活かすための7つのフレームワークを紹介します。

クラスター分析

クラスター分析とは、雑多なものが混ざり合った集団の中から、似たものをグループ化する分析方法です。クラスターという言葉には、集落・集団・群れなどの意味があります。さまざまな特徴や個性を持つ個体を仲間同士で分け、クラスターとして分類します。

クラスター分析の対象となるのは人、企業、地域、商品など多岐にわたります。年齢や性別、職業といった属性に関するデータだけでなく、価値観や意識、イメージといった抽象的な指標によって分類できるのが大きな特徴です。そのため、マーケティング戦略におけるブランドや商品イメージの分類、ポジショニング、セグメンテーションやターゲット設定などにも活用できます
クラスター分析とは?事例や手法を分かりやすく解説 クラスター分析とは?事例や手法を分かりやすく解説

RFM分析

RFM分析は、顧客分析の基本ともいえる分析手法です。最終購入日(Recency)、購入頻度(Frequency)、購入金額(Monetary)の3つの要素によって顧客をグループ化していきます。この3つの指標に沿って分析を行うことで、それぞれの顧客に合わせたマーケティング施策を実行できるようになります。

例えば、各指標ごとに顧客をグループ化し「優良顧客」「休眠顧客」「新規顧客」などに分類します。それぞれのグループの割合を比較することによって、現在のマーケティング施策が効果的であるかどうか、あるいは不備があるのかを判断できるでしょう。

どのグループにどのような施策を実行すればよいかがわかりやすくなるため、改善アクションや優先順位のつけ方も非常にわかりやすくなります。
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コホート分析

コホート分析とは、顧客を属性や一定の条件を元にグループ分けして動向を調べる分析手法です。各グループが、時間の経過とともにどんな行動変化を起こすかを分析していきます。

製品やサービスの顧客、ウェブサイトのユーザーを維持するためや、継続率を向上させることを目的とした分析手法です。

コホート分析は時間の経過による顧客の動きを知ることができるため、市場のトレンドやユーザーの細かなニーズを把握することも可能です。また、時系列の推移を把握できることから、将来的な需要の予測を立てることもできます。
コホート分析とは?GAを使った活用方法、ユーザー維持率の見方も解説 コホート分析とは?GAを使った活用方法、ユーザー維持率の見方も解説 Webサイトにユーザーをどのくらい維持できているのかを調べる「コホート分析」がGoogleアナリティクスでできるのはご存知でしょうか?ユーザーの実際の行動をもとに、Webサイトを効率よく改善できる分析方法を紹介します。

コーホート分析

先ほど紹介したコホート分析と名前が似ていますが、こちらは「コーホート分析」です。これは、世代別の消費行動を調査・分析する手法です。団塊世代・ミレニアル世代など、生まれた時代背景によって生活様式、行動、意識は変化し、消費行動にも影響を与えます。そのような世代ごとの特徴を把握し、分析できるのがコーホート分析です。主に商品やサービスのターゲティング、今後の需要予測などに活用される傾向があります。

コーホート分析では、年齢効果(加齢効果)、時代効果、世代効果の3つの要素について調査していきます。顧客の行動パターンを知ることができるため、効果的なマーケティング施策の立案にも役立つでしょう。分析方法も比較的易しく、初心者のマーケティング担当者でも実施可能です。

デシル分析

デシル分析は顧客分析手法のひとつで、顧客を購入金額の総額に応じてグループ化し、購入比率や売上構成比などを分析する方法です。「デシル」とはラテン語で10等分という意味を持ちます。顧客の購入金額を高い順に10等分することによって、有益な情報を得ることのできる手法です。

デシル分析の目的は、売上への貢献度が高い優良顧客を見つけ出すこと、また見込顧客に対して最適なマーケティング施策を見つけ出すことにあります

デシル分析は、Excelなどを使って簡単に取り組むことができ、分析結果のまとめ方も簡単です。マーケティング分析の中でも基礎的かつ簡単な手法のため、分析の精度はそれほど高くありません。RFM分析など他の分析方法と組み合わせることでより精密な分析結果を導き出すことができます。
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アトリビューション分析

アトリビューション分析とは、ウェブ広告のコンバージョン貢献度を調べるための分析手法です。アトリビューション(attribution)は、日本語で「帰属」という意味を持ちます。一つの事象が、どんな要因から生じたのかを分析できるため、Web広告のコンバージョンがどこから発生したのかを明らかにすることが可能です。

アトリビューション分析では、まずビジネスモデルごとに仮説を立てます。実際のコンバージョン数を計測し、仮説がどの程度正しかったのかを検証します。その検証結果に基づいて改善を行い、以後PDCAを回すのが大まかな流れです。

近年では、ツールを活用した分析も可能。広告運用の課題を解決し、運用の精度を高めることができるようになります。

ヒューリスティック分析

ヒューリスティック分析とは、ウェブサイトやアプリの使いやすさを評価するための手法です。分析を行う人物の経験則に基づいて分析を行うのが特徴です。主観的な方法ではあるものの、経験豊富な専門家が行うことによって、さまざまな視点から課題を発見することができます。

ヒューリスティック分析では、評価の基準となるチェックリストを作成し、そのチェックリストの内容に沿って調査対象の画面やページを評価していきます。数値データでは見つけにくい課題や改善点を見つけることができたり、競合他社のサイトやアプリとの比較なども行いやすいです。手法がシンプルで実施しやすく、誰にでも取り組める点もヒューリスティック分析の特徴です。

「目標達成」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

「目標達成」のためのマーケティング手法(フレームワーク)

マーケティング活動においては、適切な目標を設定する必要があります。しかしその目標設定をやみくもに行ってしまっては意味がありません。どんな目標を設定すべきか、また目標達成までの期間をどう設定するかなどに迷うことも多いはずです。

そこでここからは、目標達成のために役立つ5つのフレームワークを紹介します。

ガントチャート

ガントチャートとは、業務や活動の進捗管理表です。主に企業のプロジェクト管理に使われることが多くなっています。複数の担当者が行っているそれぞれの作業状況をガントチャートにまとめることで、プロジェクト全体の進捗状況が一目でわかるようになります。メンバー間での共有もしやすく、スケジュールの妥当性を確認したり、負担の大きい箇所を見つけたりすることにも役立ちます。

作り方は、まずは必要なタスクや工程を洗い出し、優先順位を考えながら書き出していきます。作業日程や担当者などを決定し、エクセルファイルなどに落とし込んでいきます。近年ではガントチャートを自動作成できるツールも増えてきているので、うまく活用してみるとよいでしょう。
ガントチャートツール24選!無料と有料を比較 ガントチャートツール24選!無料と有料を比較 本記事では、業務を可視化するのに役立つガントチャートツールについて、基本的な情報から、無料、有料を含めたツールの24選を紹介しています。自社に合ったツールはどれか考えながら、目的にあったガントチャートツールを探しましょう。

マンダラート

マンダラートは、目標達成に最適なフレームワークです。目標達成のために足りない要素やアイデアを導き出すことができます。

密教の曼荼羅(マンダラ)をイメージさせる表や図を使って、目標について思考していきます。3×3のマス目の真ん中に目標を書き、周辺の8マスに目標達成のために必要だと思うこと、連想される事柄などを書いていきます。3×3のマスをさらに広げて、最終的には9×9の81マスのチャートを埋めていきます。

目標に関連する内容を洗い出していくことによって、思考が整理されたり、深まったり、アイデアが浮かび上がったりとさまざまな効果が期待できます。
マンダラートとは?目標達成のための作り方やコツを具体例で解説 マンダラートとは?目標達成のための作り方やコツを具体例で解説

PDCA

PDCAは、業務改善に広く用いられているフレームワークです。Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)の4つの工程を繰り返し、循環させていく手法です。PDCAの考え方に沿ってアクションを繰り返すことによって、ものごとの効率や生産性を高めることができます。

目標達成のためには、Plan(計画)を5W1Hに沿って決定することや、PからAまでのサイクルをより素早く回すことも必要とされます。また、各工程の繰り返しは1度や2度で終わらせず、何度も回し続けることが大切です。
PDCAサイクルは古い?OODAループとの違いを解説 PDCAサイクルは古い?OODAループとの違いを解説 会議などで何度も聞いたことがあるPDCAについて、いまさら聞けないと思っていませんか?PDCAサイクルのメリットについて、PDCAに代わって注目を集めつつあるOODAループについてもわかりやすく解説します。

KPT

KPT(ケプト)は、業務や活動などの振り返りを行い、今後のブラッシュアップを行うときに役立つフレームワークです。継続すること・できたこと(Keep)、改善すべき点(Problem)、挑戦したいこと(Try)の3つの要素を分析します。

KPTの特徴は、課題だけでなく「よかった点」や「継続すべき点」を考慮して、今後の目標設定に活かせることです。このまま続けていくべきことと、改善すべきこと、今後挑戦したいことの3軸で考えることによって、チーム力の向上、今後の目標設定などに役立ちます。このフレームワークは、ビジネスシーンだけに留まらずさまざまな活動において活用されているのもポイントです。
KPT法とは?振り返りフレームワークの進め方、事例を紹介 KPT法とは?振り返りフレームワークの進め方、事例を紹介

SMART

SMARTとは、より現実的で達成しやすい目標を定めるのに有用なフレームワークです

SMARTの法則には、以下の5つの要素があります。

  • 具体的性(Specific)
  • 計量性(Measurable)
  • 達成可能性(Achievable)
  • 経営目標との関連(Related)
  • 時間的制約(Time-bound)

目標は、遠すぎても近すぎても意味を成しません。自社の状況に最適なレベルの目標を設定することが重要です。上記の要素をしっかりと満たす目標設定をすることで、プロジェクトに携わる人たちは自分のすべきことがよりイメージしやすくなり、実行に移しやすくなるでしょう。メンバーのモチベーションやパフォーマンスを高めるような目標を設定し、より実現しやすい状況へと変えていけるようになります

トレンドのデジタルマーケティング手法一覧

トレンドのデジタルマーケティング手法一覧

ここまで、マーケティング戦略を立てるときに有効な思考法やフレームワークを紹介してきました。これらで導き出した情報や目標を、実際のマーケティング手法に落とし込んで実行していきましょう。

ここからは、マーケティング業界で頻繁に使用・注目されているマーケティング手法を6つ紹介します。自社に合ったマーケティング手法を見つけ、うまく組み合わせながら効果的なマーケティング戦略を打ち立ててみてください。

Webマーケティング

Webマーケティングとは、WebサイトやWebサービスを使って集客や販売促進を行う活動のことをいいます。広告やCMなどのプロモーション活動、商品やサービスの販売をオンラインで行うことがWebマーケティングです。

Webマーケティングの目的は、顧客に商品やサービスの存在を知ってもらい「欲しい」と感じてもらうこと、そして実際の購入につなげていくことにあります。

多くの人がスマホやタブレットなどを使って買い物をする時代なので、Web上で集客やPR、販売促進、購入までのすべてを完結できることは現代の必須条件。企業の集客力や販売力を高めることがWebマーケティングに求められていることです。
Webマーケティングとは?新人Web担当者向けに基礎から実践内容を徹底解説 Webマーケティングとは?新人Web担当者向けに基礎から実践内容を徹底解説 Webマーケティング業務を担当することになったものの、Webマーケティングには詳しくない…そんな方に向けてWebマーケティングの基本をゼロからご紹介します。なんのために、どんな施策を打つべきかを考える参考にしてください。

インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、顧客を惹きつけるコンテンツを提供し、信頼関係を構築していくマーケティング手法のことをいいます。反対に、不特定多数に一方的に広告を打ち出す手法はアウトバウンドマーケティングといいます。

物や情報があふれる現代では、より顧客の心を掴んだり、惹きつけたりする「魅力」や「価値」が重要視されます。顧客の心を惹きつけるには、アウトバウンドのような企業発信のPRでは不十分とされ、顧客の求めている「ニーズ」を重視し、企業が応える形のマーケティングが求められているのです。

インバウンドマーケティングでは、最終的に顧客に大きな満足感を与えることによって、効率のよい営業活動や顧客のファン化も実現可能です。売り込みという形ではなく、顧客が自ら興味関心を示せるようなコンテンツを提供し、双方向にコミュニケーションを取っていくのがインバウンドの手法なのです。
BtoB向けインバウンドマーケティングとは?実務で使える手順・手法を解説 BtoB向けインバウンドマーケティングとは?実務で使える手順・手法を解説 DMや電話セールスの営業効率が昔より下がってきたと実感していませんか?どの会社も同じように悩み、インバウンドマーケティングを採用する例が増えてきました。なぜインバウンドマーケティングが効果的なのか、進め方とあわせて紹介します。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、顧客にとって価値のある情報を提供し、信頼関係を構築していく手法です。商品を売り込んだり、商品に関する情報だけを提供するのではなく、顧客にとって有益な情報を提供し続け、関係を維持していきます。

具体的な方法としては、WebサイトやSNSでのお役立ちコンテンツの発信、無料マガジンの送付、セミナーやイベントの開催など。顧客に興味を持ってもらえるまで、あるいは信頼を得るまでの間伴走し続けます。このように顧客と強い信頼関係を築くことによって、商品やサービスの認知度向上、潜在顧客の優良顧客化などさまざまなメリットをもたらします。
コンテンツマーケティングとは?事例とともにわかりやすく解説 コンテンツマーケティングとは?事例とともにわかりやすく解説

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、SNSの拡散力や集客力を活用して行うマーケティング活動です

Twitterのリツイート機能、Instagramのシェアなど、SNSの瞬発的な拡散力を使って企業や商品、サービスの認知度を向上させます。SNSは人と人とのつながりによって成り立つ媒体です。口コミや拡散などは、SNSに集う人々の信頼関係に大きく影響を受けるため、企業と顧客をより強く結びつける効果があると考えられています。

近年では、多くの企業が自社のSNSアカウントを作成し、顧客やユーザーと直接コミュニケーションをとったり、ユニークな企画を打ち立てたりしています。また、Web広告においても、SNS広告が主流となりつつあり、現代のマーケティングとSNSは切っても切れない関係にあるといっても過言ではありません。
オウンドメディアのSNS運用方法やポイント、企業事例を解説 オウンドメディアのSNS運用方法やポイント、企業事例を解説

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、SNS上で強い影響力を持つ「インフルエンサー」とコラボレーションするマーケティング手法です。影響力のあるアカウントで自社の商品やサービスを紹介してもらうことによって、企業の認知拡大や購買促進、ファン化などが期待できます。

インフルエンサーを起用したPRは広告感が薄いため、広告慣れした一般ユーザーにも、自社製品の魅力を伝えやすくなります。また、消費者目線でレビューをしてもらえることも魅力です。購買経路もわかりやすく、データの取得も簡単。Webマーケティングとの相性のよさから、今後ますますの市場拡大が期待できる手法です。
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グロースハック

グロースハックとは、商品やサービスの成長を加速させるマーケティング手法です。日本語でgrowthは「成長」を意味し、hackは「コンピュータープログラムを書く」ことを意味します。グロースハックの手法について具体的に説明します。

  1. 商品やサービスに関する情報やデータをいろいろな角度から分析し、成長につながる要因を探す
  2. 成長要因と考えられる要素を見つけたら、改善のための仮説を立てて検証を行う
  3. 仮説検証した結果に対して、フィードバックを行う
  4. 上記1~3のサイクルを、高速PDCAで回しながら成長を目指していく

グロースハックが用いられる目的は、ひとつのサービスを短時間で拡大し、常に成長させていくためです。製品のライフサイクルが短い現代において、従来のマーケティング手法では、製品のリリース時には開発段階の市場が変化してしまっている可能性も否定できません。

IT化が劇的に進んでいる現代では、サービスを稼働させながら改善を行っていく同時進行が求められています。そのため、製品の開発とマーケティングの垣根を取り払ったグロースハックの手法は必要不可欠とされているのです。

マーケティング戦略 一覧から最適解をみつけよう

マーケティング戦略 一覧から最適解をみつけよう

当記事では、マーケティング戦略に活用できるフレームワークやマーケティング手法を一覧にして紹介してきました。マーケティング戦略を立てるには、自社の立ち位置、競合他社の情報、ユーザーの心理など複数の情報を多角的に捉えて整理することが重要です。マーケティングという広いくくりでは、分析対象や分析範囲が非常に広いため、適切なフレームワークなどを使って、効率的に情報を整理していくことがポイントとなります。

その際に共通していることは「常に顧客目線に立つ」という点です。その上で、正確なデータに基づいた事業展開や仕組みを作っていく必要があります。各段階に応じた戦略設計や各種フレームワークをうまく活用して、自社に合った「売れる仕組み」を考えていきましょう。


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監修者紹介

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

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