この記事のポイント
この記事でおさえておきたいポイントは以下です。
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ブログサイト作成時に行うべきSEO対策
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ブログでは、E-E-A-Tを満たしていないカテゴリーで記事を書いても上位表示するのが難しいため、自社の強みを再確認してE-E-A-Tを満たせる分野とは何か言語化しておきましょう。ブログの作成はSEO対策がしやすいWordPressテーマで行い、SEO対策に必要なプラグインをインストールしておきます。サービスサイトやコーポレートサイトがある場合は、既存サイトのサブディレクトリに立ち上げるのがおすすめです。
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ブログ記事作成のSEO対策
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記事作成はコンバージョン記事→クラスターページ→ピラーページの順に行います。結論を冒頭に書き、ユーザーを満足させられる内容でキーワードに沿った記事を作成したら、内部リンクや関連性と信頼性の高い発リンク、hタグなどを設定します。記事が完成して公開したら、Google Search Consoleで、記事のインデックスを促しましょう。
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ブログ運用中のSEO対策
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ブログ運用中にすべきSEO対策の一つは被リンクの獲得です。被リンク営業やプレスリリースの配信などで被リンク獲得をめざしましょう。また、記事は公開後放置せずリライトをしすることも重要です。リライト後はGoogle Search Consoleでインデックスを促すことも忘れずに行いましょう。
ブログで安定したアクセスを集めるためには、SEO対策が欠かせません。しかし、SEO対策すべきだと知っていても、何から手を付ければいいのか、選択肢が多くて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。さまざまな情報を参考にSEO対策をしても、いまいち効果を感じられない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、ブログで行うべきSEO対策を、以下の運用フェーズ別にまとめました。
- ブログ準備時のSEO対策
- ブログ執筆時のSEO対策
- ブログ運営時のSEO対策
数あるSEO対策の中でも、できるだけ重要度の高いものをピックアップしています。何のためにどのような対策を行うのか、SEO対策の基本から押さえておきましょう。
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目次
ブログにおけるSEO対策3つの基本
SEO対策で行うべきことは、大まかに分類すると以下の3つに集約されます。
- 内部対策
- 外部対策
- コンテンツ対策
これは、ブログにも企業のサービスページにも共通します。1つずつ対策の目的を紹介します。
内部対策
SEOの内部対策とは、GoogleにWebサイトを認識してもらい、検索エンジンにページをインデックスしてもらうための施策を指します。つまり、Googleのガイドラインなどに沿って、Webサイトを整えることです。
Googleは、広告収益をメインにしている企業のため、検索ユーザーが使いにくかったり、安全ではなかったりするサイトにユーザーをアクセスさせたくありません。
そのため、検索エンジンと検索ユーザーにとって、最適なWebサイトとなるように整える必要があります。具体的には、表示スピードに問題がないか、パンくずリストが設置されているかなどです。
Googleインデックスとは?インデックスされない場合の登録方法も解説
外部対策
SEOの外部対策とは、Googleの検索エンジンに評価してもらいやすくするために、被リンクやサイテーションを獲得する対策のことを指します。
被リンクとは、外部サイトからリンクをもらうことです。サイテーションは、ブログ名や著者、企業名などの名前がほかのサイトで言及されることです。
被リンクとサイテーションは第三者の評価になるため、Googleに評価されやすくなります。
特に被リンクの重要性はとても高く、SEOに力を入れている会社や個人は、外部対策として、被リンク獲得の営業を行うほどです。
SEO外部対策とは?被リンクとサイテーションを獲得する方法9選
SEOにおける外部施策に焦点を当てて解説します。「外部施策」とは、被リンクやサイテーションなどといったものが含まれて、サイトの評価が上がりやすくなるなどのメリットがあります。外部施策の具体的な方法や注意すべきポイントなどを含めて解説します。
コンテンツ対策
コンテンツ対策とは、検索ユーザーの求めているコンテンツを作成して、検索順位を高めることです。ブログの場合であれば、記事の内容がユーザーの検索ニーズに応えられているかかどうかになります。
コンテンツが重要な理由は、Googleの検索品質評価ガイドラインで質の高いコンテンツを重視すると発表されているためです。
例えば「SEO対策」と検索したのに、外部対策のことしか書かれていないページは、ユーザーが知りたい情報が掲載されていない可能性があり、検索上位には上がりにくいでしょう。
SEO対策は、内部・外部・コンテンツの3つを併せて対策することで、効果を得られるからです。これはSEO対策の基本となるため、しっかり押さえておきましょう。
ブログ作成時に行うべきSEO対策9選
ブログを作成するときに行うべきSEO対策を紹介します。既にブログを作成してしまっている場合でも、対策を講じていないものがあれば、対策しましょう。
ブログ作成時に行うべきSEO対策は、以下の9項目があります。
- E-E-ATを満たせる分野とは何か言語化する
- SEO対策をするならブログはWordPressで運用する
- ブログは既存サイトのサブディレクトリに設置する
- URLの正規化を行う
- 表示スピードの速いサーバーを準備する
- SEO対策がしやすいWordPressテーマを準備する
- SEO対策に必要なプラグインをインストールして設定する
- キーワード選定を行う
- サイト設計を行う
E-E-A-Tを満たせる分野とは何か言語化する
E-E-A-Tとは、経験、専門性、権威性、信頼性を英語にしたときの頭文字で、Googleの検索品質評価ガイドラインで定められている評価基準です。
ブログでは、E-E-A-Tを満たしていないカテゴリーで記事を書いても上位表示するのが難しいです。
自社の強みを再確認して、経験豊富で専門性や権威性、信頼性がある分野についての記事を書くのがおすすめです。
例えば、Web専門の広告代理店が、オフラインの広告についてのブログを書くよりも、Web広告に特化してブログを書くほうが検索順位は上がりやすくなります。
E-E-A-Tを満たせる分野でブログを更新することが最初にできるSEO対策です。
E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説
SEO対策をするならブログはWordPressで運用する
WordPressとは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種で、Webサイトを作る無料のソフトウェアです。WordPressは全Webサイトの43.1%のシェアと、CMSの63.5%のシェアがあります。
WordPressは、SEOを意識した設計になっており、プラグインと呼ばれる追加機能などで、SEO対策を行いやすいCMSです。
ただし、多くの企業や個人が利用しているため、差別化はしにくいともいえます。SEO対策を視野に入れてブログ運営をするのであれば、noteやはてなブログなどのブログサービスではなく、WordPressでブログを運用しましょう。
参考:W3Techs.com – Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems, March 2023
ブログは既存サイトのサブディレクトリに設置する
WordPressでブログを立ち上げるときに、ブログの設置場所の選択肢は3つあります。
- 既存サイトのサブディレクトリ(https://◯◯◯.com/blog)
- 既存サイトのサブドメイン(https://blog.◯◯◯.com)
- 新規ドメイン(https://△△△.com)
サービスサイトやコーポレートサイトがある場合は、SEOの効果を高めるために、既存サイトのサブディレクトリに立ち上げるのがおすすめです。
新規ドメインでは、外部対策でいう被リンクが全くない状態です。既存サイトのサブドメインかサブディレクトリであれば、今まで運営してきた実績を引き継いだ状態でブログの運営ができます。
なぜサブドメインではなく、サブディレクトリなのかというと、サブドメインからサブディレクトリに移動してトラフィックが増加したケースが多いからです。
もし、既存サイトがある場合は、サービスサイトなどのサブディレクトリにブログを設置しましょう。
サブディレクトリとサブドメインとは?SEOでの使い分けや違いを解説
URLの正規化を行う
URLの正規化とは、正規のURLを定めてGoogleに示すことです。
GoogleはURLごとにページを評価して、順位を決めています。そのため、同じ内容のページなのに複数のURLが存在していると、Googleの評価が分散したり、場合によっては重複コンテンツと認識されたりしてしまうことがあるのです。
具体的には、以下の項目をチェックしましょう。
- wwwの有無
- 末尾のindex.htmlの有無
- 末尾の/の有無
- http/httpsの違い
Googleの評価が分散されないためにも、きちんとURLの正規化ができているか確認しましょう。
URLの正規化とは?SEOにおける必要性と3つの設定方法を解説
ページ表示速度が速いサーバーを準備する
ページの表示速度を高めることは、SEOの効果があります。
SEO対策をする場合は、あらゆる方法で表示速度を高める施策を行います。ただ、最終的にサーバーのスペックが低くてこれ以上改善できない状態になるでしょう。
WordPressが最低限使える安価なレンタルサーバーなどを利用していると、ページの表示速度が上がらず、途中でサーバーを変更することがよくあります。
表示速度が速くなるレンタルサーバーの特徴は、以下の通りです。
- CPUとメモリが高い
- HDDではなくSSD
- LiteSpeedを使用
レンタルサーバーだと、エックスサーバーやConoHa WINGを利用されていることが多いです。あらかじめ、最低でもエックスサーバーやConoHa WINGレベルのレンタルサーバーを用意するとよいでしょう。
ページ表示速度の計測方法/改善策を解説!SEOに重要な理由とは
SEO対策がしやすいWordPressテーマを準備する
WordPressは、「テーマ」と呼ばれるWebサイトのテンプレートです。このテーマの中には、SEO対策がしやすいものが存在します。テーマの機能として、デフォルトでSEOの内部対策がしてあるものなどがあります。
ただし、テーマだけでSEOの内部対策は完璧にはできません。しかし、あらかじめSEO対策がしやすいWordPressテーマを使用して、ブログを作ることで、その後のSEO対策がやりやすくなります。
具体的にSEO対策しやすいテーマは、以下の通りです。
- SWELL(有料)
- Xeory(無料)
- Cocoon(無料)
SWELL
SWELLは記事コンテンツをリッチにしやすいエディターが搭載されていて、高速化機能や構造化データの自動生成が備わっています。個人ブロガーが利用していることもありますが、企業のオウンドメディアでも活用されています。
価格は17,600円(税込)です。SWELL開発者が制作したSEOのプラグイン(追加機能)である「SEO SIMPLE PACK」も使いやすく、おすすめです。
Xeory
Xeroyは、コンテンツマーケティングの專門情報を発信している「バズ部」で公開されている、無料のWordPressテーマです。
Googleのガイドラインに沿った内部構造になっており、コンバージョン獲得のためのCTAやランディングページの作成がしやすくなっています。
ただし、デフォルトのままで使用するにはデザインがシンプルなため、カスタマイズすることを前提に使用するとよいでしょう。
Cocoon
Cocoonは、無料のWordPressテーマながら、必要なSEOの内部対策がすでにされています。
ページ高速化、モバイルフレンドリー、AMP対応にしています。ただし、GoogleのAMP優遇は2021年6月に終了しているため、必須ではありません。
2022年9月には、エックスサーバー株式会社に事業譲渡と業務提携を行い、安定した開発を継続できる環境も整っているようです。
それぞれの特徴を調べた上で、SEO対策しやすいWordPressテーマを選ぶようにしましょう。
AMP(アンプ)とは?UI/UX改善やSEO効果などメリット・デメリットを解説
AMP(アンプ)を導入するWebサイトが増えてきて、わが社もそろろろ…と考えていませんか?AMPを導入するメリット、デメリット、導入方法についてまとめてみました。
SEO対策に必要なプラグインをインストールして設定する
SEO対策しやすいWordPressテーマをインストールしたら、次はSEO対策に必要なプラグインをインストールして設定しましょう。プラグインとは、WordPressに機能を追加する拡張ツールです。
SEOの内部対策を最適化するためにプラグインで行うことは、以下4つです。
- 画像の最適化
- メタタグの設定
- XML Sitemapの送信
- 表示速度の改善
1つずつ紹介します。
画像最適化のプラグイン
SEOでは、画像を最適化する必要があります。サイトで使用する画像を、高画質で軽量化しされている、次世代画像フォーマットのWebP(ウェッピー)にするなどの対策をしましょう。
画像の軽量化をすることで表示速度が高まり、SEO効果も高まります。
使用するプラグインは「EWWW Image Optimizer」です。WordPressにアップロードされた画像を一括で圧縮できたり、jpegやpngなどの画像形式をWebPへ一括変換できたりします。
EWWW Image Optimizerのプラグインはこちら
メタタグを設定するプラグイン
メタタグとは、検索エンジンにサイトやページの情報を伝えるHTMLタグです。特にタイトルとディスリクプション部分は、検索結果にも表示される部分のため、ページごとに設定されていることが望ましいです。
そこでメタタグを設定するプラグインが、「SEO SIMPE PACK」です。こちらは前述したSWELLの開発者が提供しているプラグインになります。
テーマにメタタグを入力できるものがあれば必要ありません。一般的にはAll in One SEOが使われますが、不具合の報告も徐々にでてきています。よりシンプルで最低限の設定ができるものを使用しましょう。
XML Sitemapの送信プラグイン
XML Sitemapとは、検索エンジンのクローラー向けのサイトマップです。Webサイトの構成を知らせて、インデックスを促します。
WordPress5.5より最新のWordPressであれば本体の機能で、XML sitemapを出力されるのですが、優先度や更新頻度、更新日時などが設定できない仕様になっています。
その対策におすすめなのが、「XML Sitemap & Google News」です。一般的にはGoogle XML Sitemapsというプラグインがおすすめされているのですが、数年間更新されずに不具合が出ているようです。
XML Sitemap & Google Newsのプラグインはこちらから
表示速度の改善できるプラグイン
ページの表示速度を高めることは、SEO効果が高いといえます。前述した画像の最適化も表示速度に関わるものでしたが、ここでは違う角度で速度を改善するプラグインを紹介します。
- Autoptimize
- Optimize Database after Deleting Revisions
- WP Fastest Cache
「Autoptimize」は、ソースコードを圧縮して転送データ量を減らします。「Optimize Database after Deleting Revisions」は不要なリビジョンデータを削除します。リビジョンとはページの編集履歴のことです。「WP Fastest Cache」はキャッシュを利用します。
以上の3つで表示速度を改善できるか試してみてください。
これだけはいれておきたい「5つ」のWordPress(ワードプレス)プラグイン
キーワード選定を行う
ブログでSEO対策をする場合は、検索キーワードに沿って記事を書く必要があります。検索キーワードで求められている情報を調べて記事を書くのが一般的な方法です。
キーワード選定は、Googleキーワードプランナーとラッコキーワードを利用しましょう。
ここからは、キーワード選定のポイントを紹介します。
SEOのキーワード選定方法を解説!SEOキーワードツールも紹介
コンバージョン目的のキーワード
個人ブログであればアフィリエイト、企業オウンドメディアであればリード獲得などをコンバージョン(成約)として設定するのが一般的です。そのコンバージョンにつなげるためのキーワードを洗い出しましょう。
ポイントは3つあります。
- リスティング広告に出稿しておりコンバージョンしているキーワード
- リスティング広告でクリック単価の高いキーワード
- 商標キーワード
1つ目は、広告に出稿していなければ確認できません。2つ目は、Googleキーワードプランナーで調べられます。3つ目の商標キーワードは個人ブロガー向けですが、アフィリエイトで販売したい商品名に関連したキーワードです。
ブログもオウンドメディアもコンバージョンしなければ、ただの趣味になってしまいます。まずはコンバージョン目的のキーワードを洗い出しましょう。
CV(コンバージョン)とは?意味やCVRを上げる方法を解説
トピッククラスターを意識した集客キーワード
次に洗い出すべきキーワードは、トピッククラスターを意識した集客キーワードです。集客キーワードとは、コンバージョンが目的ではない、アクセスを集める目的のキーワードのことを指しています。
トピッククラスターとは、ブログ記事をトピックごとにグルーピングして、記事同士をリンクして、SEOの効果を高める考え方です。
トピッククラスターは、「ピラーページ」と呼ばれるクラスターの中心になるページと、「クラスターページ」と呼ばれるピラーページを補足するページが存在します。
例えば、SEOの外部対策でトピッククラスターを作るなら、SEO外部対策でピラーページを作成して、クラスターページに、被リンクや被リンク営業、サイテーション、内部対策との違いでそれぞれページを作成します。
つまり、ピラーページを親ページとして、クラスターページを子ページとして、親子関係を作る必要があります。
情報の網羅性を高めることができて、サイトの構造も整理できるため、ぜひ取り入れてみてください。
漏れ・ダブりがないキーワードを選ぶ
コンバージョンと集客目的のキーワードをピックアップできたら、漏れとダブりがないかチェックしましょう。
特にキーワードは、キーワードの文言が少し違っても、同じ意味に捉えられて、検索結果がほぼ同じになることがあります。
例えば、「Twitter運用 ポイント」と「Twitter運用 コツ」では、ほぼ同じ意味と検索エンジンが認識していて、表示されるランキングも似たようなものになります。
この場合は、検索ボリュームが多い方を選び、ダブらないようにしましょう。特にオウンドメディアなどで、複数人のディレクターとライターがいると、似たようなキーワードで記事を作成してしまうことがあります。
また前述したトピッククラスターを作成するのであれば、漏れがあると情報の網羅ができなくなってしまいます。漏れとダブりのないキーワードを選びましょう。
サイト設計を行う
ブログでSEO対策したい場合は、事前にサイトの設計を行いましょう。もちろん思いついた順番で書き進めてもいいのですが、できれば事前に設計しておくべきです。
ここからは事前に行っておくべきサイト設計のポイントを紹介します。
カテゴリーを作成する
まずはブログのカテゴリーを事前に作成しておきましょう。E-E-A-Tを満たせる領域を考慮していれば、いくつかのカテゴリー候補が思い浮かぶはずです。
WordPressの場合であれば、親カテゴリーと子カテゴリーを作り、階層構造にしましょう。親カテゴリーは、ブログにとって重要な検索キーワードに設定すべきです。
例えば、SEOという親カテゴリーを作成して、小カテゴリーでは、内部対策や外部対策などを作る構造がおすすめです。
内部リンク先を事前に決めておく
前述したトピッククラスターをもとに内部リンクを事前に決めておきましょう。キーワード選定を行えれば、事前にどの記事とどの記事をリンクさせるかがわかります。
内部リンクは、ピラーページから各クラスターページにリンクして、トピッククラスター内の各クラスターページ同士をリンクさせましょう。
このようにすることで、ブログ全体の設計をイメージしながら、執筆を進められます。
内部リンクとは?SEO効果と内部リンクの設置方法を解説ここまでブログ準備時にできるSEO対策を紹介してきました。ここまで綿密に準備をして、ブログを始められている方は少ないかも知れません。しかし、SEO対策をしていくのであれば、いずれ実施する内容です。準備段階で設定してしまいましょう。
当メディア「QUERYY(クエリー)」を運営する株式会社ニュートラルワークスでは、無料のSEOセミナーを開催しております。
SEOのプロが、SEO対策の基礎/外部対策/内部対策/テクニカル/コンテンツなど、最新情報を分かりやすく解説しておりますので、ぜひご視聴ください。
ブログ記事作成のSEO対策9選
ここからは実際にブログ記事の作成時に行うべきSEO対策を紹介します。
ブログ執筆時に行うべきSEO対策はこちらです。
- CV記事→子記事→親記事の順番で執筆する
- 対策キーワードの検索意図に沿って記事を作成する
- 内部リンクを設定する
- 関連性と信頼性の高いサイトへの発リンクを設定する
- 記事にビジュアルを追加して読みやすくする
- hタグを適切に設定する
- h1とh2タグに対策キーワードを含める
- 画像ファイル名とalt属性を設定する
- サーチコンソールでインデックスを促す
1つずつ紹介します。
コンバージョン記事→子記事→親記事の順番で執筆する
キーワード選定したら、以下の順番で記事を作成しましょう。
- コンバージョン記事
- 集客用の子記事(クラスターページ)
- 集客用の親記事(ピラーページ)
コンバージョンを狙う記事は、さまざまな記事から内部リンクを張りますし、ピラーページはクラスターページのリンクを張るため、内部リンクの張り忘れなどを防止できます。
例えば、逆の順番で作成してしまうと、ピラーページを作成して、クラスターページを作成する度に、ピラーページの編集を行わなければなりません。
コンバージョン記事、クラスターページ、ピラーページの順番で、記事を執筆しましょう。
対策キーワードの検索意図に沿って記事を作成する
選定した検索キーワードによって、ユーザーの「検索意図(=そのキーワードを検索した目的)」を満たす必要があります。
検索意図に沿って記事を作成するポイントは3つあります。
- SEOを意識した記事構成案を作成する
- ユーザーファーストを意識して結論を冒頭に書く
- 再検索させないように1記事で満足させる
1つずつ紹介します。
SEOを意識した記事構成案を作成する
ブログでSEO対策をするのであれば、記事構成案を作成しましょう。記事の構成案とは、タイトルや見出し、どのような内容を執筆するかなどを事前に計画したもので、記事の設計図のようなものです。
検索ユーザーの検索意図を満たすには、情報の網羅性や信ぴょう性が重要です。記事の構造を可視化しておくことで、検索ユーザーの検索意図を満たせるか判断しやすくなります。論理的な構造にしつつ、検索意図を満たせるものにしましょう。
そのために、対策するキーワードの検索結果を参考にして、記事の構成案を作成するのが一般的です。
検索意図(インテント)とは?種類や調べ方、SEOでの重要性を解説
効果的なSEO施策を行うためには、ユーザーニーズに応えられるサイトやコンテンツの作成が求められます。本記事では、そのために重要となるユーザーの検索意図を理解し、活用するために必要な基礎的な知識と、調べ方や応用方法について解説しています。
ユーザーファーストを意識して結論を冒頭に書く
検索ユーザーの知りたいことは、できるだけ結論として冒頭に書きましょう。
基本的に、ユーザーは記事の必要な部分だけを飛ばし読みします。そのため、結論はできるだけ冒頭にもっていくことで、ユーザーが探している答えを見つけてもらいやすくなります。
タイトルから最初の見出しまでのリード文で、結論を書くこともあります。できるだけ検索ユーザーの知りたいことは、冒頭に持っていきましょう。
ブログの文章の組み方、PREP法についてはこちらも参考にしてみてください
参考:企業ブログを始める目的とは~会社のPR、広報、マーケティングにどう役立つのか|EzONE
再検索させないように満足させる
再検索とは、ユーザーが特定のキーワードで検索したものの目的が果たせず、別のキーワードでもう一度検索することです。
再検索されていなければ、検索ユーザーの抱えていた問題が解決できた可能性が高まります。再検索させなかったことが、SEOで評価されて検索順位に影響するのです。
例えば、SEOの内部対策について調べたユーザーをより満足させたいのなら、検索結果ページの下に並んでいる関連キーワードを参考にして、ブログ記事に反映させましょう。
推測にはなりますが、内部対策と外部対策を併せて知りたかったり、チェックツールやリストについて知りたかったりするかもしれません。
再検索をさせないよう、検索ユーザーを満足させられる記事制作を心がけましょう。
内部リンクを設定する
内部リンクとは、同じドメイン内の別ページをつないだリンクのことです。関連を考慮して内部リンクを張ることで、サイトの利便性が高まることから、Googleから評価されやすくなります。
ただし、どんなページでも内部リンクさせればよいわけではありません。高品質なページにリンクが集まるようにしましょう。高品質なページとは、検索ユーザーが満足できるコンテンツが含まれているページのことです。
よりユーザーが使いやすく、満足する内部リンクを設置しましょう。
関連性と信頼性の高いサイトへの発リンクを設定する
発リンクとは、別ページに移動させるためのリンクです。この発リンクは、ブログだと、記事の内容についての裏付けを提示するときや、商品やサービスを紹介したときに張ることが多いです。
関連性と信頼性の高い発リンクは、ユーザーにとって有益です。ユーザーファーストを意識して、必要な箇所に関連性と信頼性の高い発リンクを張りましょう。
例えば、ダイエットのメカニズムをブログ記事で紹介する場合は、ユーザーが根拠のあるデータを示せる場合は、厚生労働省のガイドラインや研究機関の論文などを引用して、出典として発リンクします。
検索ユーザーにとって有益な別ページがあれば、積極的に発リンクしましょう。
記事にビジュアルを追加して読みやすくする
ブログ記事がテキストだけだと読みづらいことがあります。見た目も意識してコンテンツを作成すれば、テキストだけでは理解しづらいものをわかりやすくできます。
記事を読みやすくするポイントは以下の通りです。
- 写真
- 図解
- グラフ
- 表
- 箇条書き
- 囲み
囲みとは、テキストを囲むデザインのことです。
実際に、検索上位になっている記事をよく読んでみると、さまざまな工夫を凝らし、テキストを読みやすくしています。
テキストだけに頼らず、ビジュアルも追加して、コンテンツの質を高めましょう。
hタグを適切に設定する
hタグとは、Webサイトの見出しに使うHTMLタグです。ブログページでも、h1は記事タイトル、h2では大見出し、h3は中見出し、h4は小見出しとして使用することが多いです。WordPressでは、見出しブロックを使用すれば、簡単にhタグが設定できます。
hタグを適切に使うポイントは以下の通りです。
- hタグを階層構造にする
- h1は基本的に1つしか使わない
- h1とtitleタグは同じテキストでも構わない
特に重要なのはhタグを階層構造にすることです。
例えば、この記事の前半部分を例にすると、以下のようになります。
<h1>ブログのSEO対策は準備が8割!運用フェーズ別21の対策</h1>
<h2>ブログにおけるSEO対策3つの基本<h2>
<h3>内部対策</h3>
<h3>外部対策</h3>
<h3>コンテンツ対策</h3>
<h2>ブログ作成前に行うべきSEO対策9選</h2>
<h3>E-E-A-Tを満たせる分野とは何か言語化する</h3>
<h3>SEO対策するならブログはWordPressで運用する</h3>
<h3>ブログは既存サイトのサブディレクトリーに設置する</h3>
<h3>URLの正規化を行う
<h3>表示スピードの速いサーバーを準備する</h3>
<h3>SEO対策がしやすいWordPressテーマを準備する</h3>
<h4>Swell</h4>
<h4>Xeory</h4>
<h4>Cocoon</h4>
上記のように入れ子構造になっており、hタグはh1から順番に使用されています。検索エンジンにもコンテンツの構造を正確に伝える効果もあるため、インデックスにつながりやすくなるのです。
WordPressでは、見出し2がh2、見出し3がh3となっており、見出し1は、ほとんどのWordPressテーマで記事タイトルに使われているので、WordPressのエディターで設定する必要はありません。
h1とh2タグに対策キーワードを含める
h1とh2タグには、記事で対策したいキーワードを含めましょう。h1タグは、titleタグと同じテキストで問題ありません。記事タイトルには、キーワードを必ず含めましょう。
h2タグは大見出しで、こちらも重要視されるので、不自然にならない程度に対策キーワードを含めることでSEO効果が高まります。
h1とh2に対策キーワードを含めることで、どのような内容について書かれたブログ記事かGoogleが判別しやすくなるためです。また、対策キーワードはできるだけ左寄せにしましょう。
h1タグとは?SEOに有効な設定方法や使用時の注意点を解説
画像ファイル名とalt属性を設定する
ブログ内で使用する画像ファイルは、英語で名前をつけてアップロードしましょう。検索エンジンのクローラーがファイル名で画像の内容を理解するためです。
また、画像の内容を詳細に伝えるものとして、alt属性を設定する方法もあります。もし画像が表示されなかった場合に、alt属性で設定した文章が表示されます。
ただ、alt属性に繰り返しキーワードを入れてしまうと、スパム判定されてしまうので注意しましょう。
WordPressに画像をアップロードして、画像を選択する画面で追加できます。あとでメディアから追加することも可能です。まだ設定できていないものには入力しましょう。
以下の画像のピンクで囲われた枠が、alt属性を入力する箇所です。
alt属性(オルト属性)とは?書き方と確認方法、SEO効果を解説 Webコンテンツを作成する際に画像にalt属性(オルト属性)を記述するのは面倒…記述しなくてもいいのなら空欄にしたいですよね。alt属性がなぜ必要なのか、どのように記述するのがいいのかを解説します。Google Search Consoleでインデックスを促す
記事が完成して公開したら、Google Search Consoleで、記事のインデックスを促しましょう。
Google Search Consoleにアクセスして、下記の画像でピンクの枠に囲まれた箇所に、公開した記事URLを入力します。
すると、下記のページに遷移するので、ピンクの枠に囲まれた箇所をクリックして、インデックスをリクエストします。
ブログで公開したばかりの記事はGoogleにインデックスされていません。この作業をすることで、インデックスを早めてもらうことができます。
もちろん、他にもさまざまな要因でインデックスされるスピードは変わりますが、やっておいて損はないといえるでしょう。
Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説
Webサイトの集客状況を分析する際にGoogleアナリティクスと同じくらい役立つのがGoogleサーチコンソールです。サーチコンソールへの登録方法やGoogleアナリティクスとの連携方法について、わかりやすく解説します。
ブログ運用中のSEO対策3選
ここまで、ブログ準備時とブログ執筆時のSEO対策を紹介してきました。ここからはブログ記事の執筆から公開以外で、ブログ運用中にすべきSEO対策3つを紹介します。
- 被リンクを獲得する
- 記事のリライトを行う
- Google Search Consoleを参考に対策をする
被リンクを獲得する
被リンクは、SEO対策で重要視されている外部対策です。
被リンクとは、外部サイトから自身のサイトへのリンクを張ってもらうことです。ここでは3つの被リンク獲得の方法を紹介します。
登録などで得られる被リンク
被リンクは、Webサービスに登録したり、官公庁や地方自治体の推進したい活動に賛同などしたりすると獲得できます。
特に官公庁や地方自治体のリンクは信頼性が高く、検索順位に影響するものも多いです。Webサービスは、登録したプロフィールなどに、リンクを張れるものがあります。
被リンク営業を行う
被リンク営業とは、こちらから相手サイトに働きかけて被リンクを獲得する方法です。被リンク営業には以下のような提案方法があります。
- 寄稿
- 相互リンク
- インタビュー記事
以上をフックとして、相手にもメリットがある状態で、被リンクを獲得していきましょう。
被リンクは営業をしなくても獲得できますが、こちらから働きかけをしなければ、獲得できないものもあります。相手サイトのメリットを提示しながら、被リンク営業を行いましょう。
被リンクの獲得方法とは?SEO効果のある増やし方と注意点を解説
SEO効果が期待できる「被リンク」を獲得する方法を解説します。獲得方法のみならず、SEO対策で被リンク獲得が重要視される理由をはじめ、獲得するうえで注意すべきポイントなども織り交ぜながら、初めての方でも被リンク獲得について理解できるように解説します。
プレスリリースの配信を行う
被リンクを獲得するのに、プレスリリースの配信を行うのも効果的です。メディア向けに配信する情報なので、さまざまなWebメディアで紹介してもらうことで、被リンクを獲得できるからです。
また、アンケート調査などを行い一次情報コンテンツをプレスリリースとして配信すると、他社のオウンドメディアやWebメディアなどで、引用してもらい被リンクを獲得できることもあります。
例えば、SEOを専門としている会社の独自調査で、中小企業100社を対象としたメインのオンライン集客施策についてレポートを発表したとします。そのレポートでSEOをメインにしている企業が多ければ、SEOの関連会社は営業活動に活かせるので、オウンドメディアやサービスサイトに被リンクをしてもらえる可能性が高まるのです。
被リンク獲得のために、プレスリリース配信も検討してみましょう。
記事のリライトを行う
記事は公開後、放置せずリライトをしましょう。Googleは、古い情報や他の記事よりも情報の質が落ちたものは、評価してくれません。
記事のリライトは、記事がインデックスされて3カ月後から検討しましょう。3カ月ほどで、記事が上位表示するか確認できるためです。
記事のリライトで行うべきことは主に3つです。1つずつ紹介します。
最新情報に対応する
記事を書いた直後は最新情報に対応できていますが、公開から3カ月〜1年も経てば、情報が古くなっている可能性があります。
例えば、Webサービスを紹介していた記事で、そのWebサービスが閉鎖していたら、リンク切れになってしまいます。その情報は削除または差し替える必要があります。
記事の質を高める
SEO対策している記事は、検索キーワード検索意図に応えるように執筆されています。
そのため、新規で公開された記事は、既存の上位表示された記事よりもクリックされやすいタイトルや記事内容になっている可能性があります。
定期的に公開した記事をチェックして、検索上位のどの記事よりも質を高めることが、長期間検索上位をキープできるコツです。また、検索順位が上がりきらなかった記事の順位を上げるきっかけにもなるでしょう。
Google Search Consoleでインデックスを促す
ブログ執筆時のSEO対策でも紹介した作業を、記事の内容をリライトしたときにも行います。これは、新たに記事の内容をインデックスし直してもらうためです。
具体的な方法は、Google Search Consoleにアクセスして、上部のバーでURL検査にブログ記事のURLを入力します。インデックス登録をリクエストをクリックして完了です。
新規記事を公開したときだけではなく、リライトしたときも忘れずに行いましょう。
リライトとは?SEOを意識したリライト方法を解説
Google Search Consoleを参考に対策をする
Google Search Consoleは、検索流入を確認したり、インデックス登録を促したりするのに利用できますが、他にも内部対策として問題がないかチェックできます。
ブログサイト、記事などを修正するポイントを見つける方法を紹介します。
インデックス作成を確認する
Google Search Consoleの左側のサイドバーの「インデックス作成」という項目に「ページ」という箇所があります。
ここでWebサイトのページがインデックスされているか、またページがインデックス登録されなかった理由を確認することができます。
その中で以下の2つが表示された場合は、ページを削除またはnoindexの設定にしたり、ページの情報を増やしたりする必要があります。
- クロール済み – インデックス未登録
- 重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません
「クロール済み – インデックス未登録」には、低品質ページのためインデックスされていない可能性があります。削除やページ修正などの対策が必要です。
「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」には、似たようなページが複数存在していると重複ページの評価を受けています。
対策としては、URLの正規化やページの削除、noindexの設定をする必要があります。
エクスペリエンスを確認する
エクスペリエンスは、先程の「インデックス作成」のすぐ下にある項目です。
こちらでは以下の内容をチェックできます。
- モバイルページの表示が問題ないか
- 表示速度に問題がないか
ここまで紹介してきたSEO対策を実行していれば、問題はほとんどないはずですが、定期的に確認して、問題を発見したら修正していきましょう。
記事の掲載順位とCTRを確認する
「検索パフォーマンス」の「検索結果」を確認すると、どのページが、どのキーワードで検索結果に表示されているかわかります。
こちらの平均検索順位と平均CTRを参考に、記事タイトルとディスクリプションを改善しましょう。
検索順位別の平均クリック率は以下の通りです。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
上記数値を下回っていれば、改善する必要があります。
例えば、あるキーワードでも検索順位が1位なのにも関わらず、クリック率が20%を切っていたら、何かしらの問題がタイトルやディスクリプションにあると考えて間違いないでしょう。
Google Search Consoleで掲載順位とCTRを確認して、改善に役立ててみてください。
その他、ブログ運営で収益化を効率的に進めるためにおすすめなツールについては下記の記事でも紹介されていますので参考にしてみてください。
参考:副業ブログで月3万円稼ぐ収益化ロードマップ【完全保存版】|失敗から学ぼう!
ブログのSEO対策で重要なこと
ここまでブログ運用で行うべきSEO対策を内部対策、外部対策、コンテンツ対策と3つに分けて紹介しました。より平易な言葉で表現すると、以下の対策が求められているといえます。
- ユーザーに有益なコンテンツを作成する
- ユーザーが使いやすいサイトにする
- ユーザーに見つけてもらいやすくする
1つずつ紹介します。
ユーザーに有益なコンテンツを作成する
E-E-A-Tの分野でブログ記事を書いたり、検索意図に沿って記事を書いたりするのは、すべてユーザーにとって有益なコンテンツを作成するためです。
Google検索が成り立っているのは、サイト運営社が検索ユーザーに向けて、質の高い情報を発信しているからです。
つまり、SEO対策を成功させるには、自社にとってのメリットばかりではなく、ユーザーにとってのメリットを考える必要があります。
ブログ運営をするにあたって、ユーザーに有益なコンテンツを作成することを忘れないようにしましょう。
ユーザーが使いやすいサイトにする
内部リンクや画像の最適化、記事内にビジュアルを用意するといった対策は、すべてユーザーにとって使いやすいサイトにすることを目的にしています。
どんなに有益なコンテンツがあっても、ページの表示速度に問題があり、知りたい情報にたどり着けないと、途中で離脱されてしまいます。
ブログサイトもユーザーの使いやすさを追求して作成していきましょう。
ユーザーに見つけてもらいやすくする
被リンク営業やプレスリリース配信、Google Search Consoleにインデックスを促すなどの対策をするのは、ユーザーに見つけてもらいやすくする目的がありました。
ユーザーに見つけてもらわなければ、有益なコンテンツも使いやすいサイトも意味がありません。そのために外部対策を行います。
外部対策とは、検索エンジンに見つけてもらうことも重要ですが、ユーザーに見つけてもらうためのものともいえるでしょう。
ブログのSEO対策は1つずつ着実にこなすことが重要
ブログのSEO対策は、内部対策・外部対策・コンテンツ対策があります。運用フェーズ別にブログ準備時、ブログ執筆時、ブログ運用時のSEO対策はそれぞれ異なるため、フェーズごとに必要な施策を行いましょう。
ブログのSEO対策でできることはたくさんありますが、一気に行う必要はありません。一つひとつ、着実に行っていくことでSEO効果を高められます。
SEO対策は、成果が出るまでに時間がかかります。継続的に検索ユーザーにとって有益な記事を書くことを軸にしながら、他の対策に取り組むとよいでしょう。まずは、現在の問題を解決するものから着手してみてください。
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