Webマーケティングとは?新人Web担当者向けに基礎から実践内容を徹底解説

新人Webマーケッター必見! Webマーケティングをゼロから解説

Webマーケティング業務を担当することになったものの、Webマーケティングには詳しくない…そんな方に向けてWebマーケティングの基本をゼロからご紹介します。何のために、どんな施策を打つべきかを考える参考にしてください。


Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、Web(インターネット)を使ってモノ・サービスを売れるようにする仕組みを作ることです。
ブログ・Web広告、インスタグラム、Youtubeなどでモノを売ることをWebマーケティングと考える人もいますが、正確にはそれらはWebマーケティングの一つの手法という位置付けになります。

Webマーケティングはそれらの手法を組み合わせ、自社のターゲットとなるお客様にWebサイト上で商品・サービスを購入してもらうための企業活動と言えます。
従来型の紙媒体への広告やチラシ配布、CM等のマーケティング施策とは異なり、Webマーケティングでは、施策の効果がサイト訪問者数や滞在時間、広告クリック数といった数字で把握しやすい特徴があります。

例えば、複数の雑誌に商品広告を出稿したときに、どの雑誌が商品購入に最も効果があったかを把握することは困難です。しかし、Webメディアにバナー広告を出稿した場合は、どのWebメディアが最も集客率が良いかというデータが簡単に取得できるのです。
Webマーケティングと近い言葉にデジタルマーケティングというものがありますが、これは領域の違いによる言葉の違いです。
デジタル情報を取り扱うマーケティングは全てデジタルマーケティングに含まれ、その中でWeb(インターネット)を通じて行うマーケティングがWebマーケティングと呼ばれます。

Webマーケティングの基礎を解説。ネットでモノが売れるとは?

Webマーケティングの本質を理解するためには、インターネットが私たちの消費行動をどのように変えたのか、そして、その変化によって企業のマーケティング活動がどのように変わったのかを理解する必要があります。

Webサイト(インターネット)で自ら情報収集するようになった消費者

Webサイトが誕生する前、消費者は企業がテレビ・新聞・雑誌などで発信する商品広告、または、自分の周りの友人たちからの口コミからしか商品情報を手にすることができませんでした。
しかし、インターネットが誕生し企業・個人がWebサイト上にさまざまな情報を掲載するようになり、GoogleやYahoo!のような検索エンジンが発達すると消費者は自ら知りたいことをインターネット上で検索するようになりました。
これまでは企業が発信する情報を受け取ることしかできなかった消費者が、自ら情報を取得することができるようになったのです。

消費者の変化は企業のマーケティング手法に変化をもたらします。

消費者がモノを買うときの心理プロセスにパーチャスファネルというものがあります。
消費者はモノを買うまでに、認知→興味・関心→比較・検討→購入・申込 という4つのプロセスを進むという考え方です。

この4つのステップのうち、興味・関心、比較・検討の際に消費者は自らネットで検索して情報を調べにいきます。

Webサイトが誕生する前は、消費者に知って欲しい商品情報だけを広告配信していた企業は、消費者が商品を購入するまでに調べるさまざまな情報に対して情報(コンテンツ)をWebサイト上に掲載し、消費者に自分たちの商品を理解してもらう必要が出てきたのです。

商品情報をSNSでシェアするようになった消費者

Webサイト・検索エンジンの登場は消費者が情報を自ら検索しに行く消費行動を生み出しました。その後に登場したSNSはさらにもう一つ消費行動の変化を生みます。それは、商品・サービスの感想をSNS上でシェアすることです。
それまで世の中に出回る情報は企業側からの一方通行な情報でしたが、消費者がSNSに口コミや意見を投稿することで、消費者は別の消費者の感想を簡単に手に入れることができるようになりました。
企業にとっては消費者からの口コミをどう獲得するか、また拡散させられるかがマーケティング活動の重要な要素となっています。

まとめると、

  • Web(インターネット)の登場
  • 検索エンジンの発達
  • SNSの登場

によって現代の消費者はWeb(インターネット)上の情報をモノを購入するときの重要な情報源としているのです。

Webマーケティングの本質は今の消費者の購買行動に合うようにWeb(インターネット)を使ってマーケティングすることだと言えます。

なぜWebマーケティングが重要なのか

なぜWebマーケティングが重要なのか

経済産業省の調査によると、2019年の日本国内の個人向けECの市場規模は19.4兆円、企業間ECの市場規模は353兆円と、毎年拡大を続けています。また、電通の調査では2019年のインターネット広告費は2兆1,048億円で6年連続の2桁成長となり、マスコミ4媒体(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)広告費合計の2兆6,094億円に迫る勢いで増加を続けています。

これはスマートフォンの普及により、消費者がWebサイト上で商品やサービスを購入したり、ネットで商品の情報を検索したりすることが当たり前の生活になったことが影響しているといえます。Webマーケティングによる見込み客の獲得は、今後もいっそう重要性が増してくるでしょう。

次に消費者のメディア利用時間の観点から考えます。

総務省が発表した2019年度のメディア利用に関する調査データによると10代から30代においてインターネットが最も多くの時間利用しているメディアであることがわかります。

参照:令和2年版 情報通信白書
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252510.html

かつてテレビが企業と消費者を繋ぐ最も強力なメディアでしたが、現在ではその役割はインターネットに移り変わっています。
企業はインターネットを介して消費者とのコミュニケーションに力を入れていく必要性が出てきたのです。

  • 消費者がWeb(インターネット)を介して情報収集するようになった
  • インターネットを利用する時間が他のメディアと比較し最も多くなっている

この二つの事実が企業がWebマーケティングに取り組まなくてはならない理由になります。

Webマーケティング担当者は、WebサイトやSNSなどの運用を通して顧客データの収集・分析・レポートを行い、見込み客を営業部門につなげること、またはECサイトからの売上につなげることがミッションとなります。

また、Webマーケティングでフリーランス独立を目指している方は、下記の記事で独立のためのステップを詳しく解説されていますのであわせてご確認ください。
参考:Webマーケティングでフリーランス独立する三つのステップ【年収・収入事情も解説】|Movie works運営編集部

Webマーケティングの始め方を3種類の施策に分けて解説

Webマーケティング施策は3種類に分類できる

Webマーケティングの施策には、どのようなものがあるでしょうか。3種類に分類して解説します。

集客:Webサイトへのアクセスを増やす

Webマーケティングの第一歩は消費者に自社のWebサイトへアクセスしてもうことです。
自社のWebサイトへのアクセスを増やす方法は大きく区分すると広告と自然流入(オーガニック)という2種類に分けられます。

オンライン広告施策

ユーザーがWebサイトを見ているときに表示されるのがWeb広告です。バナー広告をはじめ、検索エンジンの検索結果よりも上位にサイトを表示させるリスティング広告、オウンドメディアの中に溶け込むネイティブアド、YouTubeなどで動画コンテンツを配信する動画広告、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSに掲載されるSNS広告など、さまざまな種類があります。いずれもユーザーの興味を引いて集客につなげたり、ブランド認知を高めたりといった施策に使われます。

広告はお金がかかる代わりに、自社が集客したい消費者にすぐに広告を見せることができます。
ターゲット顧客が普段どんなWebサイト・メディアを見ているのか、どんな時に広告内容に興味を持つ可能性があるかを考えることで広告効果をあげることができます。

Web広告の種類と使い方については以下の記事で解説しています。

Web広告の仕組みを解説!広告の種類/特徴/効果的な運用方法とは Web広告の仕組みを解説!広告の種類/特徴/効果的な運用方法とは Web広告にはさまざまな種類があります。Web広告の初心者の方には広告の種類が多すぎて、どの広告にいくら出稿すればいいのかわかりませんよね?Web広告の種類と特徴、Web広告出稿時にやるべきことをわかりやすく紹介します。 Web広告の運用に必要なスキルと仕事内容、勉強方法を紹介 Web広告の運用に必要なスキルと仕事内容、勉強方法を紹介

自然流入(オーガニック)施策

続いて広告ではない自然流入施策について解説していきます。

自然流入施策とはお金を使う広告施策とは違い、消費者がインターネットで情報収集する中で自然と自社のWebサイトにアクセスして、商品・サービス情報に触れてもらう仕組みを作る施策です。

自然流入施策を実施するための主な手法を以下で解説します。

SEO

GoogleやYahoo!といった検索エンジンの利用者をターゲットに、検索結果にサイトを多く露出するための施策をSEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)といいます。かつてはGoogleの検索アルゴリズムを分析し、検索結果の上位表示を狙うテクニックもありました。
しかし、検索アルゴリズムはたえず更新され続けているため、結局は検索ユーザーが知りたいと考える情報を提供し、よりユーザーの満足度が高いサイトが集客につながる結果となります。

SEO対策とは?効果的なSEO対策の基本と実践方法【プロ監修】 SEO対策とは?効果的なSEO対策の基本と実践方法【プロ監修】 SEMとは?SEOやリスティング広告との違いとSEMツール4選 SEMとは?SEOやリスティング広告との違いとSEMツール4選 Webマーケティング担当者の方ならSEMという用語は誰もが聞いたことのあるでしょう。では、SEOやリスティング広告とはどう違うのでしょうか?SEMを基本的なところから解説します。

コンテンツマーケティング

ユーザーに「面白い」「見て良かった」といった価値を感じさせるコンテンツを公開し続けることで、エンゲージメントを高め最終的に商品の購入・サービスの申込といった行動につなげる施策がコンテンツマーケティングです。

オウンドメディアと呼ばれる、ユーザーの悩みや興味のあるジャンルの記事を大量に掲載したブログ型のWebサイトが大流行したことから、コンテンツマーケティング=オウンドメディアと認識している人も多いでしょう。

実際は、オウンドメディアだけではなく、ミシュランの発行する「ミシュランガイド」といった冊子や、動画コンテンツ、マンガ広告、ウェビナーなど、ブログ型Webサイト以外のコンテンツマーケティング施策も多数あります。

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SNSプロモーション

スマートフォンの利用者が増えたことで、成長している集客手法です。Facebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTokといったSNSサービス上で、企業の公式アカウントを運用してユーザーとコミュニケーションを取ったり、ハッシュタグを使用してユーザー参加型のキャンペーンを行ったりといった施策があります。

SNSの利用者層によっては、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを使わず、SNSからダイレクトに商品購入やサービス利用に繋がる動きもあります。

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メルマガ

顧客のメールアドレスに対してメールマガジンやステップメールを送るのがメルマガ施策です。メールアドレスのユーザーの属性や好み、エンゲージメント段階によって送付するメールの内容を変えるなどの工夫をし、メールからWebサイトへの集客に役立てます。

メルマガはすでに獲得済のメールアドレスに対して情報を発信するため、効果が出やすいメリットがあります。

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接客:Webサイトでの購入率を高める

集客の次に重要になるのが、サイトを訪れたユーザーに対する接客です。商品やサービスに興味を持ってもらい、購入・問い合わせなどの行動につなげるのが接客の目的です。

コンテンツの最適化

GoogleやYahoo!といった検索エンジンを経由してサイトを訪れたユーザーに対して、潜在的なニーズや課題の解決に役立つコンテンツを提供することがコンテンツの最適化です。

例えば、「〇〇駅 会議室」という検索ワードに対して、〇〇駅近辺の貸会議室の情報を提供するだけでなく、ケータリングやビジネスホテルの情報を提供したり、Web会議システムの情報を提供したりと、ユーザーが本当に解決したい問題は何か?という視点で提供するコンテンツを考えましょう。

ランディングページの最適化

ランディングページとは、ユーザーがWebサイトを訪問したとき最初に目にするページのことです。マーケティングにおいては、ユーザーがWeb広告をクリックした際に訪れるページを指す場合が多く、ランディングページはユーザーの興味を引きつけ離脱させないようにしながら、最終的なコンバージョン(サンプル請求・見積依頼・会員登録・商品購入など)につなげるのが目的です。離脱率やコンバージョン率といった数値を改善するための施策をランディングページの最適化といいます。

LP(ランディングページ)とは?広告の基礎知識、売れるLPの作り方と例を紹介 LP(ランディングページ)とは?広告の基礎知識、売れるLPの作り方と例を紹介 商品販売、資料請求、セミナー募集…さまざまな目的で制作するランディングページの作り方を反響が出る、商品が売れるLPを数多く制作してきたWeb制作のプロが解説します。 CVRが高いランディングページ(LP)のCVボタンの色とデザイン CVRが高いランディングページ(LP)のCVボタンの色とデザイン

Webサイト導線の最適化

Webサイトを訪れたユーザーを迷わせないようにしましょう。Webサイトの導線が不十分だと、ユーザーが「このサイトで得るものはない」と判断してページの途中で離脱したり、サイト内を回遊せずに他のサイトに移動してしまうことがあります。

Webサイト導線の最適化を行うために、サイトに「パンくずリスト」や「タグ」を設置したり、関連する別ページへのリンクを設置したりして、サイト内のページ回遊を促しブランド認知を高める施策を行いましょう。最終的には、ユーザーをコンバージョンにつながるページに誘導するのが目的となります。
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購入ページ、問い合わせフォームの最適化

Webページにおけるコンバージョンの多くは、サンプル請求・見積依頼・会員登録・商品購入に際しユーザーが「フォーム入力」を行う必要があります。スマートフォンからフォーム入力を行うユーザーが増加したこともあり、この入力フォームの使い勝手が悪かったり、入力項目が多すぎたりすると、ユーザーが途中で面倒になって離脱してしまうことが頻繁に起こります。

購入ページ、問い合わせフォームの最適化では、郵便番号入力で住所を自動的に表示させたり、プルダウンやチェックボックスといった「ユーザーの手間を省く」仕組みが重要になります。

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既存顧客との関係性構築

新規顧客の獲得と同時に、一度商品を購入したり、資料請求などのコンタクトを取ったりした既存顧客も重要です。リピーターや優良顧客への成長が見込まれるため、既存顧客との関係性構築のための施策も積極的に行いたいですね。

メルマガ

既存顧客に対するメールマガジンでは、サイトへの再訪を促すための情報を盛り込みます。全員へ同じメールを配信するだけでなく、誕生日クーポンやリピート回数によって優待度合いを変えるなど、再来訪のためにさまざまな施策が行えます。

SNSでの情報発信

FacebookやTwitter、Instagramに公式アカウントを開設し、ユーザーと双方向のコミュニケーションを取りながら自社サービスの紹介やキャンペーンへの誘導を行うケースも増えています。SNSでの情報発信はユーザーの友人やコミュニティに情報が波及しやすく、より密接な関係性の構築が可能になります。

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Webマーケティング施策の考え方

Webマーケティング施策の考え方

Webマーケティング施策を行う際に、いきなりWeb広告を出稿したり企業ブログを始めたりしても上手くいきません。まずは自社の事業を分析し、より効果的なマーケティング戦略を組み立てることから始めましょう。分析にはCustomer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の視点をいかした「3C分析」が効果的です。

ターゲットとなるユーザーは誰?

3C分析におけるCustomer(市場・顧客)の視点です。自社の商品やサービスを利用してもらいたいユーザーを具体的に想定しましょう。その際「30代の女性」といった漠然としたものではなく、年齢・性別・職業や年収・家族構成・Webやスマートフォンの利用頻度・よく使うSNS・商品やサービスを購入する動機や悩みといった、具体的な人物設定を行います。同じ「30代の女性」であっても、未婚・既婚、職業や子供の有無などにより、生活時間帯やよく使うSNSなどがまったく異なるため、具体的な人物設定によって、マーケティング施策で制作するコンテンツの内容や広告出稿先のメディアの絞り込みが可能になります。

カスタマージャーニーの作成

ターゲットとなるユーザーが決まったら、その人がどのようなプロセスを得て商品・サービスを購入するのかを考えましょう。
商品・サービスを購入するまでのプロセスをカスタマージャーニーと呼びます。

ターゲットユーザーが商品自体のことを認知する、または、自分の困りごとを認知してから他の商品と比較検討して購入するまでにどんな媒体でどんなことを知りたいと考えているかを描写していきます。
カスタマージャーニーを描くことで、自分たちがどんな情報を発信しなければならないかが分かります。カスタマージャーニーを詳細に描けるかが、Webマーケティングの成否を分けるポイントにもなります。
カスタマージャーニーマップとは?目的と作り方、事例を解説 カスタマージャーニーマップとは?目的と作り方、事例を解説

ライバルは誰か?競合はどんな施策を打っているのか?

3C分析におけるCompetitor(競合)の視点です。自社商品・サービスの競合を探すだけでなく、集客・接客・関係性構築にどのような施策を行っているかを調査しましょう。実際に競合の商品・サービスを利用してみるのも良いでしょう。SNSの公式アカウントでユーザーとどのようなコミュニケーションを取っているかも参考になります。

自社サービス、商品の強みと弱みは何か

3C分析におけるCompany(自社)の視点です。自社商品・サービスの強みと弱みを改めて客観的に分析してみましょう。WebサイトやSNSでの発信内容や立ち位置も確認します。競合との比較で優れている点・劣っている点・まったく異なっている点を観察するのも良い方法で、自分たちが強みと思っていなかった部分で優位に立っていたり、まったく異なる特徴をアピールできると気付けたりします。

3C分析とは?3C分析の基本から分析手法・テンプレートを紹介 3C分析とは?3C分析の基本から分析手法・テンプレートを紹介 マーケティングフレームワークの基本中の基本である3C分析について事例とともにわかりやすく解説します。3C分析を理解すればあらゆるマーケティング戦略、営業戦略を考える際に役立ちます。ゼロから学んでみませんか?

Webマーケティング担当者なら使いこなしたいツール

Webマーケティング担当者なら使いこなしたいツール

Webマーケティングを行う上で、多くのサイトで導入されている基本的なツールを解説します。

Googleアナリティクス

Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。企業サイトのみならず個人ブログでも利用されている一般的なツールで、サイト訪問日時や閲覧端末(PC/スマートフォン)、ユーザーがどのページを多く見ているかなど、ユーザーがWebサイトを訪れた後の行動データを取得できます。
外部リンク:Google Analytics

Googleアナリティクスとは?登録方法や使い方、分析方法を解説 Googleアナリティクスとは?登録方法や使い方、分析方法を解説 Webサイト運営者の多くはGoogleアナリティクスに登録し、日々のデータを見てサイトの改善を行っています。でも、初めて利用する人には何を見て、どのようにサイトを改善していけばいいのかわかりませんよね?初心者向けにGoogleアナリティクスをわかりやすく解説します。

Googleサーチコンソール

アナリティクスと同様に、Googleが提供する無料の解析ツールです。こちらはユーザーがWebサイトを訪れる前のデータを取得でき、検索キーワードごとの順位やアクセス数、CTR(検索表示された回数に対するクリック率)などが分かります。
外部リンク:Google Search Console

Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Webサイトの集客状況を分析する際にGoogleアナリティクスと同じくらい役立つのがGoogleサーチコンソールです。サーチコンソールへの登録方法やGoogleアナリティクスとの連携方法について、わかりやすく解説します。 CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説 CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説 CTR(クリック率)は広告やSEOでのWeb集客を考えるのに欠かせない用語です。CTRの意味と、どのくらいの%なら問題ないのか、広告・SEOそれぞれでの改善方法を解説します。

Similar Web(シミラーウェブ)

自社サイトだけでなく競合の他社サイトの分析まで行える、Webマーケターに人気のツールです。解析コードを設置することなく、サイトURLを入力するだけでアクセス解析や検索キーワードなどの分析が可能です。
外部リンク:Similar Web

OMUSUBI

1つの検索ワードに関連した周辺キーワードを調査できるツールです。ブログ型記事コンテンツの作成や、広告出稿の際のキーワードを設定するときに役立ちます。
外部リンク:OMUSUBI

競合サイトの順位比較!分析ツールおすすめ10選と見るべきポイント 競合サイトの順位比較!分析ツールおすすめ10選と見るべきポイント

Webマーケティング施策に迷ったらご相談ください

Webマーケティング担当者のための、Webマーケティングの基本的な施策について解説しました。ニュートラルワークスは、Web制作やコンテンツマーケティングでのSEO対策、効果的なWeb広告の出稿など、Webマーケティング施策全般をお手伝いします。


Webマーケティングのよくあるご質問

Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、Web(インターネット)を使ってモノ・サービスを売れるようにする仕組みを作ることです。デジタル情報を取り扱うマーケティングは全てデジタルマーケティングに含まれ、その中でWeb(インターネット)を通じて行うマーケティングがWebマーケティングと呼ばれます。

なぜWebマーケティングが重要なの?

消費者がWeb(インターネット)を介して情報収集するようになったことと、インターネットを利用する時間が他のメディアと比較し最も多くなっていること。
この二つの事実が企業がWebマーケティングに取り組まなくてはならない理由になります。

Webマーケティングの始め方は?

Webマーケティングの第一歩は消費者に自社のWebサイトへアクセスしてもらうことです。
集客の次に重要になるのが、サイトを訪れたユーザーに対する接客です。商品やサービスに興味を持ってもらい、購入・問い合わせなどの行動に繋げるのが接客の目的です。
新規顧客の獲得と同時に、一度商品を購入したり、資料請求などのコンタクトを取ったりした既存顧客も重要です。

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監修者紹介

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

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