どのような企業も、ホームページを作成する際は、見る人の興味を引き、問い合わせや売り上げがアップするような集客力のあるページ制作を目指します。
しかし、実際のところは、ホームページのアクセス数が伸びず、「期待していたほどの効果が出なかった」と悩む方が少なくありません。
そこでこの記事では、どうすれば集客力があるホームページにできるのか、そして集客の手段や選び方、コツを詳しく解説します。
さまざまある集客の方法を知り、効果を最大限に引き出せるようにしていきましょう。
サイトの成果改善でお困りではないですか?
「サイトからの問い合わせを増やしたいが、どこを改善すべきか分からない…」そんなお悩みをお抱えの方、ニュートラルワークスにご相談ください。
弊社のサイト改善コンサルティングでは、サイトのどこに課題があるかを実績豊富なプロが診断し、ビジネスに直結する改善策をご提案します。
目次
ホームページの集客方法は主に3つ
ホームページでの集客方法にはさまざまありますが、大きく分けると以下の3つに分類されます。
- Web広告
- コンテンツマーケティング
- リアル・オフラインマーケティング
集客方法を紹介する前に、まずはこれらがどのようなものなのかについて解説します。
1.Web広告
広告名 | 出稿場所 | 費用 (目安) |
リスティング広告 | 検索エンジンの上位に表示することができる広告 | 月額100,000円~ |
ディスプレイ広告 | アプリやWebサイト上で広告枠として表示される | 月額200,000円~ |
YouTube広告 | YouTube動画で流れる広告 | 月額50,000円~ |
SNS広告 | SNSのタイムラインを活用して配信する広告 | 月額50,000円~ |
プレスリリース | ニュース配信を報道機関に依頼する | 月額10,000円~ |
ペイドメディア | 広告媒体や有料メディアに出稿する広告 | 1回につき30,000円前後 |
Web広告とは、インターネット上で広告を掲載することをいいます。Web広告にはいくつか種類がありますが、上記が代表的です。
近年、Web広告のマーケットは急拡大しており、ホームページだけでなく、検索エンジンやSNS上でのWeb広告掲載も盛況です。
例えば、「リスティング広告」は広告費を支払うことで、自社広告に関連するキーワードで検索したユーザーに対し、検索結果の上位に自社広告が表示されるようになります。
これにより、自社の広告がユーザーの目に届きやすくなるため、CV(コンバージョン)率が高まる効果が期待できるというわけです。
Web広告の費用は媒体や条件などによって異なるため、Web広告に関する予算をあらかじめ設定したうえで掲載を検討するようにしましょう。
Web広告の仕組みを解説!広告の種類/特徴/効果的な運用方法とは
Web広告にはさまざまな種類があります。Web広告の初心者の方には広告の種類が多すぎて、どの広告にいくら出稿すればいいのかわかりませんよね?Web広告の種類と特徴、Web広告出稿時にやるべきことをわかりやすく紹介します。
2.コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、顧客や見込み客、潜在客などに向けてコンテンツを配信し、商品やサービスを知ってもらうマーケティング手法をいいます。
ユーザーが求めている情報を提供することで信頼関係やファン関係を築き、問い合わせや商品購入を促すことが目標です。コンテンツマーケティングの主な種類は以下のとおりです。
- 記事・動画
- メルマガ
- イベント
- セミナー
- 写真・画像
配信するコンテンツは、サービスや商品をPRするだけでは読んでもらうことすら難しいのが現状です。
さらにいえば、どんなに手間やお金をかけたコンテンツであっても、ユーザーが求めていない内容であれば何の興味も持ってもらえません。
ユーザーニーズを分析し理解したうえで、ユーザーにとって有益な情報や体験が届けられるような情報を継続的に発信し続けることがポイントとなります。
コンテンツマーケティングとは?事例とともにわかりやすく解説
3.リアル・オフラインマーケティング
集客方法 | 実施場所 | 費用 (目安) |
デジタルサイネージ | 映像が流れる電光掲示板を活用した宣伝 | 月額20,000円~ |
ポスティング | チラシやビラを郵便受けに投入する宣伝 | 20万円前後 |
交通広告 | 電車やタクシーなどの交通機関を活用する宣伝 | 月額200,000円~ |
展示会 | イベントブースや展示会で出展して行う宣伝 | 1ブースを500,000円前後 |
前述したコンテンツマーケティングなどを活用しつつも、実際の宣伝活動はWeb上ではなく、イベントやポスティングなど、リアルな場面で行うマーケティング手法を「リアル・オフラインマーケティング」といいます。
Web広告ではありませんが、近年ではWebマーケティングと併用して行うことが多いため、代表的な上記4つを知っておくと良いでしょう。
例えば、展示会ではリアルに人が集まる会場で宣伝活動を行い、QRコードやパンフレットなどを介してユーザーをホームページへ誘導することを目的とします。
Webで検索行為をしないユーザー層や、ターゲットに想定していなかったユーザーに対してアプローチできるため、オフラインで行う集客も重要な役割を持っているといえるでしょう。
【Web広告編】ホームページの集客方法
ここからは、Web広告による具体的な集客方法を解説します。
リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことです。
掲載費用はかかりますが、ユーザーが検索した検索結果の上位に表示されるため、ユーザーがクリックする可能性が格段に上がります。
さらに、キーワード検索を行うユーザーは、情報を集めることに前向きなため、誘導先のホームページにも興味を持ってくれるチャンスが高まります。
リスティング広告の始め方を徹底解説
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、検索エンジンと関連するサービス(Googleマップ等)や、提携しているサイトで表示される広告を指します。動画や画像を使用できるため、ユーザーの目に留まりやすいインパクトのある広告の出稿が可能です。
また、ユーザーごとの趣味趣向に合わせた広告を配信できたり、検索ワードと関連したサイトに広告を配信できたりするため、適切なターゲティングを行いましょう。
ディスプレイ広告とは?リスティング広告との違いや使い分け方を解説
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、ホームページにアクセスしたユーザーが、自社商品やサービスを忘れないよう、他のサイトを閲覧している際にも広告が表示されるようになる仕組みのことです。
特に、家具や大型家電など、購入するまでに検討する期間が長くなりやすい商品の宣伝に効果があります。
また、ホームページに訪れたユーザーのみに広告を限定できるため、全く興味を持たないユーザーへの宣伝コストを抑えられます。しかし、広告の効果が発揮するのはユーザーがホームページに訪れた後になるため、そもそも集客数が少ない状態では効果があるとはいえません。
ホームページの集客が増え始めたタイミングに合わせて、配信を始めると良いでしょう。
リマーケティング広告とは?リターゲティングとの違いや種類を紹介
一度サイトを訪れたがCVに至っていないユーザーに再アプローチするのがリマーケティング広告(リターゲティング広告)広告です。どんな配信種類があり、CPAやCVRを高くするためのポイントをご紹介します。
アフィリエイト
アフィリエイトは、第三者請求と成果報酬型での運営ができる広告を意味します。SNSやブログなどを個人で運営しているアフィリエイターに、自社商品やサービスの提案や宣伝をしてもらう方法が一般的です。
その特性からホームページの集客自体には費用がかからず、成果が出たときのみに費用が発生するため、無駄な費用を抑えられるのが特徴です。
しかし、アフィリエイターとつながるためには、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録しなければなりません。そのため、サービスを利用する際の月額費用や初期費用がかかります。
加えて、配信する内容はアフィリエイター任せになり誇大広告になってしまう可能性もあるため、人選は慎重に行いましょう。
SNS広告
SNSを活用した広告は、今や主流ともいえる出稿方法です。基本的に誰でも無料で利用でき、企業とユーザーの距離が近いことから、顧客とコミュニケーションを取るツールとしても積極的に活用されています。
フォロワーやその他のユーザーに有益な情報が届けられれば、拡散してもらえたり、認知度が上がるといった効果が期待できます。SNS広告は、情報が拡散されるスピードが早く、効果に即効性があるという点と、ブランディングにも役立つのが特徴です。
その一方で、広告を見てもらえないうちにあっという間に埋もれてしまうというデメリットもあります。そうならないよう、情報には独自性を持たせたり、積極的に投稿回数を増やすといった対策も必要になるでしょう。
SNS広告の種類と特徴・費用を解説
インフルエンサーマーケティング
SNSでのフォロワーが多く、大きな影響力のある「インフルエンサー」と呼ばれる人や団体に、自社商品やサービスを紹介してもらうという方法をインフルエンサーマーケティングといいます。
ファンが多いインフルエンサーに宣伝してもらうことで、費用はかかりますが短期間で成果をあげられる方法として知られています。消費者目線で良いところや悪いところをはっきりと伝えてくれる「リアルさ」も、この方法のメリットです。
インフルエンサーを選ぶ際は、自社のサービスや商品にマッチした人物にすることが重要です。例えば、美容グッズを扱うのであれば、メイク道具や化粧品などに精通しているインフルエンサーが適切です。
イメージとかけ離れすぎたインフルエンサーを選ぶと、人気集めをしようとしているだけだと捉えられる可能性があり、効果が下がるので注意が必要です。
インフルエンサーとは?意味とSNSマーケティングの注意点を解説
YouTube広告
YouTube広告を活用した宣伝も今や珍しくありません。YouTube広告の種類も豊富で、主に以下4つの種類があります。
- マストヘッド広告:ホーム画面のトップに表示される広告で、費用は1日100万円以上になるケースあり
- ディスカバリー広告:関連動画や検索結果に表示される広告で、最低入札単価3~20円
- バンパー広告:6秒でスキップできる動画広告で、費用は1000回表示で400~600円
- インストリーム広告:5秒でスキップできる動画広告で、最低入札単価2~25円
YouTube広告はユーザーの地域や年齢、関心や興味、行動の傾向などにあわせて配信できるため、設定したターゲット層への宣伝に向いています。
YouTubeの動画広告とは?仕組みや目的別の種類、配信効果を解説
本記事では、YouTube広告の動画広告について、種類やメリット、デメリット、注意点、設定方法から効果を上げるコツまで紹介しています。利用ユーザーの多いYouTubeを活用した、効果的な広告運営を目指しましょう。
プレスリリース
メディアやマスコミ、新聞などで新しい情報を文章にして公表することをプレスリリースといいます。読者の多いメディアで宣伝ができれば、会社や商品を広く認知してもらえるようになるため、多くの企業で利用したい方法の一つです。
プレスリリースから注目を受けて、有名なメディアとつながりができれば、中長期的な集客への導線を作り出すことも可能です。
しかし、メディアや読者が文章に興味を持たなければ効果が出ないため、他社にはない自社商品やサービスの魅力が伝わる文章を考えましょう。
チャンスを逃さないように、インターネット上で公開されているプレスリリース用のテンプレートには、目をとおしておくことをおすすめします。
ポータルサイトに登録する
入り口や玄関を意味するポータルサイトとは、ユーザーが求めている情報や資料をまとめているサイトのことをいいます。
集客目的に使われることが多く、企業側には利用するユーザーに向けて情報を発信して認知してもらえるというメリットがあります。
ユーザー側にとっても、調べたい情報や資料がいっきに閲覧できるため、まさにユーザーと企業の両方にとって有益なサイトとなるでしょう。代表的なポータルサイトでいえば、楽天市場やYahoo、Googleなどが該当します。
しかし、競合他社との比較もされるため、それらに負けない魅力的なサイトを準備しなければなりません。
いかにしてユーザーが求めている情報を提供し、自社ならではの魅力が伝えられるかがポータルサイトでの評価を左右します。
ポータルサイトとは?人気の社内ポータルサイト作成ツールを紹介
【コンテンツマーケティング編】ホームページの集客方法
続いて、コンテンツマーケティングにおける具体的な施策を解説します。 媒体に合わせた宣伝方法、狙えるターゲットの違いなどもあるため、うまく使い分けていけるかが重要です。
SEO(検索エンジン最適化)
SEOとは「検索エンジン最適化」を略した言葉です。Webサイトのコンテンツの質を高めるなどの工夫をとおして、検索エンジンにおける検索結果で「上位表示」を実現させるための方法です。
Webサイトの改善や更新によって検索の上位表示を目指すため、ユーザーにクリックされても広告のように費用がかからないのが特徴です。
ターゲットとなるユーザーは、自らがキーワードを入力して情報を集めている状況であるため、コンバージョン(CV)への期待値も高いです
その一方で、SEOだけで効果を出し続けることは難しく、知識やノウハウ、経験が必要とされています。
例えば、ユーザーがどのようなキーワードを検索するのか分析したり、ホームページのデザインや適切なリンクの設置場所などを理解したりしていなければなりません。
また、SEOで成果を出すためには、多くのユーザーに認知してもらうまでに一定の時間がかかるため、即効性が期待できない手法であることも理解しておきましょう。
常に定期的な見直しをして、Googleのアップデートにも合わせた改善を図ることも必要です。費用と時間両方のコストがかかるため中長期的な施策として粘り強く継続していく必要があります。
Googleで上位表示させるには?SEOの仕組み、検索順位を上げる方法を解説
Googleマイビジネス・MEO
Googleマイビジネスとは、店舗名や住所、営業時間、写真、キャンペーンといった情報を自分で設定して、店舗情報として検索エンジンに表示できるシステムです。
Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で利用でき、自社サイトの情報を登録することができます。
Googleマイビジネスで登録した情報は、検索エンジンの検索結果に反映されるため、その特性を生かし「MEO=Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」対策を実施することをおすすめします。MEO対策とは、Googleの地図検索エンジンでWebサイトを上位表示させるための手段です。
例えば、近くにある美味しい飲食店を探しているユーザーは、マイビジネスに登録している口コミや食事写真などに興味を持ちます。この際、ユーザーにとって魅力ある有用な情報になっていると地図検索エンジンが評価すれば、検索結果の上位に表示されるという仕組みです。
ここで評価され上位表示されるようになれば、検索したユーザーの目に留まりやすくなり、来店数を伸ばすことにつながります。
MEO対策とは?MEO対策の方法やメリット、費用感を解説
オウンドメディア・ブログ
オウンドメディアは、ブログやSNSなどを含んだ総称とされることが多いですが、ここではブログの側面から解説していきます。
基本的にはSEOと同じで検索上位を目指すことを目的としますが、ホームページへの集客ではなく、ユーザーを記事へ集中させることを目的としています。
せっかく接点を持ったユーザーであれば、すぐにホームページへ誘導したほうが効果的ではないかと思うかもしれません。
しかし、自社のサービスや商品の性質上、直接ホームページへ誘導すると、かえってユーザーに警戒心を抱かせてしまうような場合、いったんブログへ誘導し、PR性を抑えた有用な情報だけを提供して、「信頼できる情報を発信する企業」と信用してもらうことを第一の目的としているのです。
ユーザーに信用を持ってもらえれば、顧客としての成長も見込めるため、顕在・潜在、両方の顧客獲得が狙えます。このように、オウンドメディア・ブログを使った施策も非常に有効といえます。
オウンドメディアの定義とは?成功事例をWeb制作のプロが目的別に紹介
SNS運用
InstagramやTwitterなどのSNSもホームページの集客に役立ちます。運用方法によりますが、投稿をバズらせられれば短期間で集客アップを目指すことが可能です。
また、投稿に興味を持ったユーザーがフォローする、ファン化も同時に狙えるため、人気度を高める方法としても効果が期待できるでしょう。さらに、フォロワーの数はそのまま信頼を得ている証拠にもなります。
しかし、バズらせるのは簡単ではありません。ユーザーがどのような投稿に興味を持つのか分析するのはもちろん、インパクトや魅力が伝わるタイトルやタグ付けが大切です。
加えて、一歩間違えれば炎上してしまう可能性もあるため、ある程度の運用経験やセンスも問われます。
メルマガ
メルマガは、既存顧客だけでなくCVが見込める顧客層へのアピールにも効果的です。新商品や新しい情報がホームページにアップされたタイミングで登録者へお知らせを送る施策は、ホームページの集客率アップにつながりやすい施策の一つです。
その一方で、消費者向けのBtoCに関しては、メールに変わるLINEが現れたことで昔ほどの効果は期待できません。企業向けのBtoBでは、メールマーケティングに対応している企業もいまだ多いため、一定の効果を期待できるといえます。
顧客のホームページやメールでの動きに合わせてリアルタイムでメールを自動送信できる「シナリオ配信(ステップメール)」の機能を使うのも良いでしょう。
効果的なステップメールとは?ステップごとの作り方や注意点、成功事例を解説
メールを活用して有益な情報を配信できれば、ホームページへの誘導だけでなく、商品購入や問い合わせなどのCVにも良い影響を与えます。
YouTubeチャンネル
YouTubeチャンネルを開設して、関連商品を紹介している企業も数多くあります。動画をとおして商品の説明をしたり、ゲストを呼んで商品紹介をしてもらったりすることも可能です。
YouTubeチャンネルの開設自体は無料で行えるため、うまく評価されれば幅広い世代が集まる市場として活用できます。
しかし、再生数を稼ぐためには動画作成の準備はもちろん、タイトルやサムネイルの付け方、ターゲティングの仕方など身につけなければならない知識が数多くあります。
また、企業側の一方的な情報提供は避けられる傾向にあるため、情報の利便性や有益性についても考えなければなりません。他にも定期的な更新や編集スキル、市場ニーズに合った戦略なども必要です。
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、自社のノウハウや市場調査の結果といった有益な情報を、一つの資料にまとめて公表する方法をいいます。
例えば、自社商品に関連する事例レポート、プロが教えるおすすめ会社の選び方や、上場企業の市場動向、それらに関する分析資料など、利用者にとって役立つ情報をまとめた資料と言い換えることができます。
多くの企業はPDFで無料ダウンロードできるような形でホワイトペーパーを作成し、ホームページ上で公開しています。
ユーザーの多くは「透明性のある企業」を信用するため、欲しい情報が詰まったホワイトペーパーを作成し情報提供を行うことで、企業に対する信頼度を高めてくれるところにあります。
また、ホームページで公開している内容よりも、詳細な情報を求めているユーザーのニーズも満たすため、ホワイトペーパーの設置が無駄になることはありません。誰もが見やすいデザインや意匠にしてUXを高めるとさらに効果的です。
ホワイトペーパーとは?作り方と目的、デザインサンプル事例
<無料>資料ダウンロード
【BtoB】見込み顧客を獲得!ホワイトペーパー制作
BtoBマーケティングで必須のリード獲得に繋がるホワイトペーパーをご紹介
セミナー・ウェビナー・イベント登壇
オンライン上でセミナーを開催するウェビナーや、オフラインも含めたイベントやセミナーに登壇しPRする方法もあります。情報提供はもちろん、製品の試用や体験型のイベントを実施し、ホームページへの集客や実際の購買などにつなげることを目的とします。
一昔前までは会場を用意して開催するイベントが多く、費用も多くかかっていました。しかし、最近ではオンライン上で展示会を行うケースもあり、大きな費用をかけずに準備できるメリットも生まれ始めています。
ただし、参加者がいなければ意味がないため、イベントやウェビナーを周知するための宣伝をうまく行えるかが鍵になります。
一般的には、SNSを活用した告知やメルマガなど状況に合わせた宣伝方法で対応します。特定の地域でオフラインイベントを開く際は、ポスティングも有効です。
ウェビナーの料金は?おすすめツール16選を比較
コロナ禍のリモート生活で一躍注目されているウェビナー。自社サービス・商品の展示会や人材採用の説明会、社員研修などに利用でき、直接リードを獲得できるメリットもあります。そこでウェビナーのメリットとデメリット、おすすめのツールをご紹介します。
【リアル・オフラインマーケティング編】ホームページの集客方法
次に、リアル・オフラインマーケティングでの集客方法について解説します。オンラインばかりに注力していると、店舗などに直接訪れる顧客への対応がおろそかになってしまうため、オフラインで行うマーケティングもバランス良く実施しましょう。
展示会に出展する
展示会の出展は、参加者に商品を実際に触れてもらう機会を生み出します。また、チラシやQRコードを配りホームページにアクセスしてもらうよう誘導することもできます。
しかし、人材や場所を確保する費用や、展示物を用意するコストなどもかかるため、費用対効果などを鑑みながら計画的に実施するようにしましょう。
オフラインで開かれる展示会に訪れるユーザーは、商品に強い興味を持っている傾向があります。そのため、すぐの購入に至らなくても、未来のCVを達成する機会として役立ちます。
さらに、オフラインとオンラインの展示会をうまく使い分けられるようになれば、日本中にいる潜在顧客につながる可能性が高まります。
オンライン展示会(Web展示会)のメリットデメリットや成功ポイントを解説
ポスティング
便受けチラシやビラを配るポスティングは、ホームページにアクセスできるQRコードや、URLを記載してホームページに誘導することを主な目的とすることが多いです。
しかし、ポスティングで作成したものは、面白くないと思われればすぐに捨てられてしまいます。文章やデザインなどの自由度が高い特徴を生かして、インパクトのあるものを制作できるよう工夫しましょう。
基本的に、ポスティングはエリアを絞って宣伝することを目的にしているため、全国向けの宣伝には向きませんが、地域で行われるオフラインイベントの告知に特に有効な手段です
。
ポスティングとして配布するチラシやビラの制作費は、大きさやデザイン、配布するエリアなどによって異なるため、費用対効果を見据えながらどれだけの予算を当てるかもあらかじめ慎重に検討することが大切です。
リード獲得とは?見込み顧客の集める方法やリード獲得の施策や手法を解説
DXやデジタルマーケティングの導入により、リードの獲得方法が変わりつつあります。新型コロナウィルスの影響もあり、従来型のマーケティング手法ではリードの獲得が難しくなりました。オンラインとオフラインのより効率的なリードの獲得方法について解説していきます。
交通広告
交通広告は、電車やタクシーなどで宣伝が行えるため、多くのユーザーに見てもらうことができます。ふとした瞬間に興味あるデザインや内容のものがあれば、より多くの人目を集めることも可能です。
しかし、電車に掲載される広告は、一般的に審査を通過した企業のみで、誰もが掲載できるわけではありません。
とはいえど、京浜東北線や山手線などの液晶ディスプレイに動画が流れるトレインチャンネルは、1週間で1,000万人以上に宣伝するチャンスにつながるため、積極的に取り入れたい広告の一つでもあります。
デジタルサイネージ
電子看板であるデジタルサイネージは、空港や公共スペースなどのディスプレイ、街頭にある大型LEDビジョンなど視認性の高い場所に配置されます。
そのため、掲載する費用も高額になりがちですが、ポスターや看板のように張り替える面倒がなくなり、人件費も削減が可能です。
ホームページへのアクセスを呼びかける際は、「続きは〜公式サイトで」のように、検索してもらえるようキーワードを用いて発信します。
人通りの多い場所や、ディスプレイの大きさなどによって費用は大きく異なりますが、注目が集まりやすいエリアでの効果は大きいため、可能な範囲で費用をかける価値はあるといえます。動画を作成する費用も含めたトータルの予算を想定したうえで運用しましょう。
雑誌広告
どの雑誌に掲載するかによりますが、自社商品とマッチした雑誌であれば読者からの注目が集まりやすくなります。
雑誌の内容とホームページの内容が連動していれば、アクセスされやすく、CVも取りやすくなるため、「統一感」を持たせることが大切です。
一方で、広告が注目を集めるためだけの真実味のない内容だったり、雑誌に記載されていた内容とかけ離れているような場合、読者は商品はもちろん企業に対しても悪い印象を持ちます。
目先の売り上げよりも、まずは信用を得ることを大切に、読みやすく正確な情報を掲載しましょう。
ホームページの集客方法の選び方
ここからは、ホームページの集客方法を選ぶ際のポイントについて3つ解説します。自社の予算や時間的な制限、目的にマッチした集客方法を選ぶことで、無駄なく効果を高めることにつながります。
予算をもとに集客方法を選ぶ
ホームページの集客方法を選定する前に、まずはホームページにかけられる費用を決めます。
効果が期待できる方法であっても、かけた費用や時間、人的リソースに対して成果が低いようでは大きな効果が見込めません。費用対効果を検証し、無理なく継続できる範囲で予算を決めて運用することが大切です。
例えば、広告出稿はコストがかかりますが、CV獲得による即効性が見込めるため、時間的コストや人的リソースを節約することが可能となります。
選択肢の一つとして、広告代理店やWebマーケティングを専門としている業者に依頼することも含め検討するのが得策です。
コンテンツマーケティングの費用対効果は?必要な費用と施策効果
効果が得られるまでの時間をもとに集客方法を選ぶ
ホームページの集客方法には、結果が出るまで短期的なものから中長期的な視野が必要になるものがあります。すぐに結果を出す必要がある際に、時間がかかる方法を選択すると目標を果たすことができません。
特に、開始日や期間が決まっているサービスやキャンペーンの宣伝を行う際は、SNSでの発信やポスティングなど、すぐにユーザーの目に届く方法を選びましょう。
反対に時間をかけて信頼を高めていくには、SEOやGoogleマイビジネスの活用などで、コツコツと実績を積む方法が向いています。
目的をもとに集客方法を選ぶ
ホームページで集客した後に、ユーザーにどのような行動をとって欲しいのか、目的を決めておくことも重要です。
例えば、商品やサービスの購入をして欲しいのであれば、LP(ランディングページ)を商品ページや予約ページに誘導する工夫が必要です。
集客を目的とするのであれば、ブログやSNSなどの配信でファンを作っていく方法が効果的でしょう。
ホームページで集客する目的が異なれば必要な手段も変わってきます。何を目的とするのか事前に検証し、さまざまな集客方法の中から最適な方法を選んでいきましょう。
LPとは?ホームページとの違いと目的、マーケティング手法を解説
ホームページ集客を成功させるコツ
最後に、ホームページでの集客を成功させるコツを見ていきましょう。
ペルソナを決めてターゲットを明確にする
ホームページ集客で呼び込みたいユーザーの年齢や性別、趣味嗜好、職業、住所などの「ペルソナ」を具体的に設定し、ターゲットを明確にしておくことが集客成功の鍵になります。
広告を出稿する際には、広告媒体によって異なるユーザーの傾向の違い、広告を出稿する時間帯やエリア、それに伴って年齢層などについても、考慮していかねばならないからです。
例えば、若い学生が多く集まるような場所で老後の保険についての宣伝をしても、誰も興味を持たないでしょう。これは極論ですが、ペルソナが定まらないままだと、ターゲットも曖昧になってしまうため、ターゲット層とズレた効果の薄い宣伝になる可能性が高まります。
ペルソナとは?役割と定義、設定ポイントを解説
魅力的なコンテンツ作成のためのデータ分析
どのようなコンテンツが魅力的なのかという問いに対しては、既存顧客や潜在的顧客に対して有益かつ役立つ情報といったあいまいな定義しか述べられないのが現状です。
理由は、サービスや商品ごとに魅力的なコンテンツの内容は千差万別であるためです。企業側が訴求したい部分とユーザーが魅力を感じる部分にズレが出ることも少なくありません。
そのため、「ホームページのどのような部分に注目が集まりやすいのか」「集客力のあるサイトはどこに人気が集まっているのか」などについて冷静に分析する必要があります。
これらの分析によってユーザーの嗜好や傾向が見えてくれば、それに沿ったコンテンツこそ魅力的なコンテンツということができます。
ターゲットに合わせた施策の展開
ターゲットが決まり、コンテンツ制作のためのデータがそろったら、次はそのターゲットに合わせた施策を展開していきます。設定したターゲットがどのようなものを好むのかなどのデータ結果に基づき、興味を抱かせるための施策を講じます。
SEO対策の一例でいえば、「キーワード」選定がそれにあたります。ユーザーの「好み」「悩み」「関連性がありそうな言葉」などを分析し、そこからユーザーが検索しそうな「キーワード」を選定。それが当たれば、制作したコンテンツで検索上位を狙うことができます。
どのような集客方法を選ぶのかも大切ですが、どのように分析し改善していくのかも含めた施策を検討しましょう。
ターゲティングとは?マーケティング戦略とフレームワークを紹介
ニュースやSNSなどでの情報発信
集客では広告を使ったPRだけでなく、ニュースやSNSなどを活用した情報発信も効果的です。
Webサイトの情報だけでは、ユーザーは簡単に動いてくれません。最近ではニュースサイトや、SNSなどから情報を収集している人も多くいるため、そこを狙います。
幅広いメディアで自社の露出が増えていけば、より多くのユーザーに認知してもらえるようになります。そのために、ホワイトペーパーなど社会的に評価が高いコンテンツを制作し、いろいろなWebサイトやメディア、SNSで取り上げてもらうことを一つの目標とします。
興味をひく、質の高いコンテンツを提供し続け、自然な流れでユーザーからの信頼と評価を高めていくという集客を目指しましょう。
施策実践後の効果測定と分析
ホームページ集客のための施策を実施した後に行う「効果測定」や「課題分析」は、今後のホームページ運営に大きな影響を与えます。
ホームページにどのようなユーザーが集まりやすいのか、反対に集まりにくいユーザーはどういった人たちなのかについて、効果測定を行えば、現状ある課題を可視化することができます。
良いところを伸ばしつつ、悪いところにもしっかりと焦点をあて改善していくという姿勢は、Webマーケティンを行ううえで欠かせない取り組みの一つです。
外部に依頼する選択も考える
魅力のあるコンテンツ作成の重要性について解説しましたが、「どのように作成すればいいかわからない」「いまいち効果が出ない」という場合は、外部に依頼することも検討しましょう。
外部に依頼すると費用はかかりますが、時間、人的リソースを減らし、なおかつ、ターゲットにマッチする魅力的なコンテンツを、WebマーケティングやSEOのプロが制作してくれます。
また、効果測定や分析の結果から、具体的な改善方法までフォローするサービスを提供していることも多いため、費用対効果と照らし合わせながら検討するのが得策です。費用やサービス内容を確認したうえで、予算の範囲で利用できる事業を探してみましょう。
ホームページの目的にあった方法を選びましょう
ホームページで集客をするためには、自社の目的に合った方法を選ぶことが重要です。
「アクセス数を増やすのか」「商品やサービスの購入まで誘導したいのか」など、目的によって必要な施策が変化するからです。
また、集客方法には短期的なものと、中長期的に運用していかなければならないものもあるため、成果が出るタイミングも考慮しなければなりません。さらに、ユーザーが求めている情報でなければ興味も持ってもらえないため、魅力のある情報を発信し続けられる体制を作るのも大切です。
ホームページ集客を成功させるためにも、目的やターゲットを明確にしたうえで、ユーザーに有益な情報を提供する創意工夫をしていきましょう。
サイトの成果改善でお困りではないですか?
「サイトからの問い合わせを増やしたいが、どこを改善すべきか分からない…」そんなお悩みをお抱えの方、ニュートラルワークスにご相談ください。
弊社のサイト改善コンサルティングでは、サイトのどこに課題があるかを実績豊富なプロが診断し、ビジネスに直結する改善策をご提案します。