新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインで行うセミナーとして「ウェビナー」が注目を集めました。ウェビナーは、商品やサービスの展示会、人材採用の説明会、社員研修などにとどまらず、 リードの獲得につながるデジタルマーケティングの手段としても活用されています。
そこでこの記事では、ウェビナー配信のメリット・デメリット、おすすめのウェビナーツールの特徴や料金などについて詳しく解説します。
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目次
ウェビナーとは
ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語です。 Webセミナーやオンラインセミナーとも呼ばれ、インターネット上で行うセミナーや、Webセミナーを行うためのツールなどの総称としても使われます。
ウェビナーはモバイル端末やパソコンがあれば、インターネットを通じて誰でも参加できることから、自社の商品やサービスの説明会、人材採用の説明会、社員研修などで活用できます。リモートワーク(テレワーク)が浸透し始めている中、オンラインでセミナーが行えるウェビナーは、ますます注目されていくことになるでしょう。
ウェビナーマーケティングとは?メリットと効果、運用のコツを解説
ウェビナーの配信方法
配信方法 | メリット |
ライブ配信 | 質疑応答・意見交換などフレキシブルな運用が可能 |
オンデマンド配信 | 好きな時に配信が見られる |
ウェビナーの配信方法は、リアルタイムで行うライブ配信と、アーカイブや録画で行うオンデマンド配信に分けられます。
ライブ配信は決められた日時を設定して配信するので、イベント的な性格があり、参加者からの質問を受け付けたり、その場でアンケートを取りながら意見を交換するなど、フレキシブルな運用が可能です。
一方、オンデマンド配信は視聴者がいつでもアクセスして録画した動画が見られるので、自由に学習を進められます。どちらの方法でウェビナーを開催するかは、ウェビナーの目的や参加者・視聴者の都合などを考えたうえで検討するといいでしょう。
ウェビナー配信のメリット
ウェビナー配信を行うメリットは、大きく3つに分けられます。
コストの削減が可能
これまでセミナーをリアルイベントとして開催するには、大きな会場をレンタルして参加者を募り、資料を人数分コピーするなど、準備に手間や費用がかかりました。
しかし、ウェビナーならオンライン上でセミナーを開くことになるため、対面式セミナーのような会場費がかかりません。参加者にとっても会場までの交通費や移動時間がかからなくて済み、主催者側・参加者側双方にとって、コストを削減することができます。
集客しやすい
ウェビナーはインターネット環境さえあれば、誰でも自由にどこからでも参加できます。そのため、実際会場まで足を運ばなければならない対面式セミナーよりも、多くの集客が期待できます。
会場の確保や人数制限もなくなるので、今まで参加できなかった潜在顧客や新規顧客への訴求が行いやすくなるでしょう。 ウェビナーは集客につながる方法として、多くの企業が活用しています。
いつでもどこでも視聴可能
ウェビナーはネット回線がつながる環境であれば、どこでも視聴することができます。特に録画配信では、自分の好きなタイミングでコンテンツを視聴することができるため、対面セミナーへ参加する時間がない人でも視聴できます。ライブ配信を行う際にも、より多くの人が見られる時間帯にウェビナーを開催することで、参加者を増加させることもできるでしょう。
ウェビナー配信のデメリット
ウェビナー配信にはデメリットもあります。良いところだけでなく悪いところもしっかりと把握して、対策がとれるように準備していきましょう。
通信環境によって品質に差が出る
どこでも簡単に見られるのがウェビナーのメリットでもありますが、オンラインで行う性質上、参加者側の通信環境によって音質や画質に差が生まれてしまうデメリットもあります。これは運営側が対策を取ろうとしても防ぎきれない問題です。
そのため、録画機能を活用して参加者が再確認できる見逃し配信を用意するといった工夫をすると良いでしょう。そうした配慮がなされていれば、視聴者も気軽にウェビナーに参加しやすくなります。
参加者のニーズ(意欲)が測りづらい
対面式のセミナーであれば、参加者の顔を直で見ることができるため、参加者の熱量や参加意欲を感じ取ることができます。しかし、オンライン配信のウェビナーでは、参加者がどのようにして視聴しているのか見えない部分もあり、参加意欲や熱量が測りづらいデメリットがあります。
ウェビナーで参加者のニーズを満たせているのかどうか確認するためには、参加者アンケートを行って、感想や意見を集めると良いでしょう。
ウェビナーツールを選ぶ際のポイント
さて、ウェビナーを開催するに当たって重要なのは、ツールの選択です。
料金プラン
ウェビナーツールの料金プランは、月額制と従量課金制に分かれます。月額制のものは一定の料金で使用できるため、ウェビナー配信の回数が多い企業におすすめです。また、使った分だけ料金が発生する従量課金制は、ウェビナーの開催頻度があまり高くない企業に向いています。
まずはセミナーを月にどれくらい行うことになるのか考えて、コストが安く抑えられる方法を検討しましょう。 費用を無駄にしないためにも、料金プランの選択はバカにできません。
必要な機能の確認
ウェビナーツールを導入するにあたって、チェックしておきたいのが機能です。一般的に最低限必要となる機能は、以下のものです。
- 画質や音質
- 資料共有(画面共有)機能
- チャット機能
- レコーディング(録音・録画)機能
- アンケート機能
特にリアルタイムな反応が欲しいライブ配信を行うときは、チャット機能や、視聴中や視聴後に感想や意見を集められるアンケート機能を活用したいところです。また、アーカイブ配信や録画配信などオンデマンド配信を行うなら、レコーディング機能は必須です。もちろん、最低限の画質や音質は確保したいでしょうから、納得できるツールを選びましょう。
サポート体制
ウェビナーツールを使用する際は、ツールを提供している企業のサポート体制を調べておくことも重要です。いくらツールの性能が良くても、安定した回線の確保ができなかったり、 セキュリティに不備があったりすると、大きなトラブルにつながりかねません。
何か問題が起きたときや疑問に思ったときなどに即座に対応してくれるかどうか、自分たちで対処しなければならないかによって、ウェビナーの運用の仕方も違ってくるので、事前に確認しておきましょう。
ウェビナーにおすすめの無料ツール
ここからはおすすめのウェビナーツールをご紹介します。
ZOOM ミーティング
ZOOMミーティングは、ZOOMが提供するビデオミーティングとチャットが行える無料ツールです。デバイスを気にせず使え、簡単にオンラインミーティングが行えるのが魅力です。
パスコードの保護や、暗号化に対応したミーティングセキュリティなどの機能も備え、ウェビナーに活用できます。基本は無料となりますが、ライセンスを取得することで使える機能が増える有料版もあります。
主な機能 | ・HDビデオ・高音質オーディオ ・チャット機能 ・Gmail、Outlook、iCal などのカレンダーと連携 |
料金プラン | パーソナルミーティング:無料 |
参加人数 | 最大100人まで |
URL | https://explore.zoom.us/jp-jp/meetings.html |
YouTube Live
YouTube Liveは、YouTubeでイベントやセミナーをライブ配信できるツールです。クリエイター画面の共有や外付けの音声などにも対応しているため、 高度なライブ配信がしやすい仕組みです。管理機能や視聴者とコミュニケーションを取るための機能もあるため、ウェビナーツールとして使うこともできます。
主な機能 | ・画面共有とゲームプレイ配信 ・映像用ハードウェアに対応 ・ライブ配信の制作管理 |
料金プラン | 無料 |
参加人数 | 無制限 |
URL | https://www.youtube.com/intl/ALL_jp/howyoutubeworks/product-features/live/ |
Facebook Live
Facebook Liveは、Facebookでライブ配信を行えるツールです。iOSやAndroidの端末であれば、どこでも簡単にリアルタイムのライブ配信を行えます。 トークイベントや公演、対談など、様々な用途に合わせて配信ができ、ウェビナーに応用することもできます。
主な機能 | ・ライブ配信日を一週間後まで指定できるLive Producer ・ライブ配信開始を知らせる告知投稿や、動画配信の広告投稿 ・アンケート機能 |
料金プラン | 無料 |
参加人数 | 無制限 |
URL | https://www.facebook.com/formedia/solutions/facebook-live |
Google Meet
Google Meetは、Google が提供している高品質のビデオ会議ツールです。Google アカウントを持っていれば、誰でも無料で利用できます。Googleのユーザー情報保護機能やプライバシー保護機能が組み込まれているので、ウェビナーを開催する際も安全に利用できます。
主な機能 | ・ネットワーク速度に応じた、映像・音声の自動調整機能 ・自動字幕起こし機能(英語) ・画面共有機能 |
料金プラン | 無料 |
参加人数 | 最大100人まで(最長60分) |
URL | https://apps.google.com/intl/ja/meet/ |
Skype
Skypeでは、グループビデオ通話で社員や家族、友人などと1つのグループを作って ミーティングを行うことができます。タブレットやモバイルデバイス、PCなどから気軽に参加できます。Skypeをダウンロードしてアカウントを作成すれば、誰でもすぐにグループビデオ通話を始められるので、ウェビナーに利用することも可能です。
主な機能 | ・グループビデオ通話 ・招待機能 ・ビデオの全画面表示 |
料金プラン | 無料 |
参加人数 | 最大50人まで |
URL | https://www.skype.com/ja/features/group-video-chat/ |
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、マイクロソフトが提供するオンライン会議ツールです。チャットやクラウドストレージが1つにまとめられ、 無料で使用できるのが魅力です。また、ワードやエクセル、パワーポイントなどで共同編集が行える点が大きな特徴です。 図を描きながら説明を行ったり、会議の予定表を作って招待したりすることができ、ウェビナーにも利用できます。
主な機能 | ・60分の会議が回数制限なく開催できる ・最大10GBのクラウドストレージ ・無制限のチャット機能 |
料金プラン | 無料 |
参加人数 | 最大100人まで |
URL | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/free |
LINC Biz(リンク ビズ)
LINC Biz(リンク ビズ)は、ビデオ会議とビジネスチャットを融合したコミュニケーションサービスです。無料のフリープランから始められるため、初めてテレワークに挑戦する方や、ビデオ会議を行いたい方にも導入しやすい仕様となっています。1会議室で最大3接続までなので、小規模な社内説明会や研修などに対応できるでしょう。
有料のスタンダードプランからは外部ユーザーをチャットへ招待したり、複数の会議室を使いグループに分かれた分科会に対応することもできます。また、より大規模なウェビナーを主催するなら、ウェビナーPackを利用すると良いでしょう。
主な機能 | ・1ファイル上限50MBのファイル共有機能 ・共有しているPDF資料を見ながらの書き込み機能 |
料金プラン | フリープラン:無料 |
参加人数 | 最大3接続まで |
URL | https://getlincbiz.jp/ |
Whereby(ウェアバイ)
Whereby(ウェアバイ)はブラウザ完結型で、手軽にオンライン会議を行えるツールです。ソフトウェアのインストールやダウンロードの必要がなく、ゲストのログインも要らず、クリックひとつで世界中の人とつながれる手軽さが魅力です。
相手にURLをチャットやメールで知らせてアクセスをしてもらうことで、すぐWebミーティングを始められます。画面共有やGoogle docsのファイル共有などの機能を利用でき、ウェビナーツールとしても便利そうです。
主な機能 | ・画面共有機能 ・会議室のカスタマイズ ・Miro、Google docs、Trelloとも提携可能 |
料金プラン | フリープラン:無料 |
参加人数 | 最大100人まで(最長45分) |
URL | https://whereby.com/information/meetings/ |
オンライン会議システムにおすすめのウェビナーツール
ここでは、ウェビナーツールの中で、オンライン会議システムにウェビナーの機能やプランが搭載されているものをご紹介します。日常的なオンライン会議を行っていて、そのツールをウェビナーにも活用したい方におすすめです。
Google Workspace
Google Workspace(旧 G Suite)は、Googleが提供している様々なサービスを連携して使えるビジネス向けツールです。Google Meetでは長時間のビデオ会議ができ、録音やアンケートの機能が拡張されるので、本格的なウェビナーにも利用できます。
ほかにも、セキュリティ保護されたビジネス用メールが使用できたり、スペシャルチームによるリアルタイムサポート(英語対応)も受けられます。
主な機能 | ・Google MeetやChat、Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームなどのツールと連携 ・1ユーザーあたり最大30GBのクラウドストレージ ・セキュリティと管理機能 |
料金プラン | Business Starter:月額680円 |
参加人数 | 最大100人まで |
URL | https://workspace.google.co.jp/intl/ja/ |
Adobe Connect
Adobe Connectは、Adobe(アドビ)が提供するWeb会議システムです。ブラウザを利用したプラットフォームで、Eラーニングの動画配信やウェビナーでの活用に最適です。会議の録画の容量は無制限のため、見逃し配信やオンデマンド配信にも利用できます。ウェビナーを支援する機能も豊富で、安心十分な性能を備えています。
主な機能 | ・リアルタイムな投票アンケートの集計機能 ・録画容量が無制限 ・マーケティングオートメーションとの連携 |
料金プラン | Webセミナーと学習:月額$130 ~ |
参加人数 | 100~1500人(ライセンスにより増減) |
URL | https://www.adobe.com/jp/products/adobeconnect.html |
Live On
Live Onは、高品質・高機能・簡単操作のWeb会議システムです。クリアな音声となめらかな映像、Excel・Word・PowerPoint・PDFの資料共有機能、ホワイトボードやメディア再生など、多彩な機能を利用できます。
ブラウザや招集メールから簡単にログインし、PCやスマートフォン、タブレットなどの端末を選ばず参加できるのも特徴です。ライブ配信だけでなく、録音や録画もできるため、アーカイブ配信やオンデマンド配信などにも向いています。
主な機能 | ・資料共有機能 ・動画配信機能 ・音声遅延や音切れを回避する自動帯域制御機能 |
料金プラン | 完全定額制:月額3,000円 |
参加人数 | 最大20拠点まで |
URL | https://www.liveon.ne.jp/ |
Cisco Webex Events
Cisco Webex Eventsは、アメリカのコンピュータネットワーク機器開発会社であるシスコシステムズが開発したオンラインイベントのプラットフォームです。大規模なWeb会議やウェビナーを配信できます。
高いセキュリティと拡張性を持ち、イベントへの参加費やアーカイブ動画へのアクセスなどに課金ができ、イベント自体を収益化させることも可能です。ウェビナーではリアルタイムなアンケート機能やフィードバック収集などから、視聴者の関心度をモニターできます。
主な機能 | ・マルチメディアな資料共有機能 ・リアルタイムなアンケート機能 ・フィードバック収集機能 |
料金プラン | Starter:月額1,490円 ※無料のデモ版もあり |
参加人数 | 最大100人まで |
URL | https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/conferencing/webex-events/index.html |
Remo(レモ)
Remo(レモ)は、参加者同士で自由な会話が行えるオンライン交流ツールです。ウェビナーや懇親会、会議などに最適です。複数のイベントを同時に開催でき、それぞれに画面共有やホワイトボードを使った共同作業、視聴者の反応が見られるオーディエンスビューなど、幅広い機能が使えます。
仮想の会場デザインやロゴの掲載など、参加者が視覚的に楽しめるアレンジも加えられます。 さらに参加者はテーブル間・フロア間・イベント間を自由に移動できるので、リアルイベントに近い交流が体験できます。
主な機能 | ・複数のイベントを同時開催 ・ホワイトボードによる共同作業 ・オーディエンスビュー |
料金プラン | ホスト:月額$100※無料トライアルあり |
参加人数 | 最大50人まで(最長75分) |
URL | https://jp.remo.co/ |
おすすめのウェビナー専用ツール
継続的にウェビナーを開催したい場合には、 ウェビナー専用のツールがおすすめです。ウェビナーに特化したツールは、より高品質で安定したセミナーが行えるようになります。
Zoomビデオウェビナー
Zoomビデオウェビナーは、プレゼンターを主役にすることを目的としたウェビナー専用ツールです。先にご紹介した無料のZOOMミーティングより、さらに充実した機能が利用できます。
ライブHDビデオの共有機能を活用すれば、コンテンツの後ろに隠れることなく視聴者とのコミュニケーションが取りやすくなります。さらに、YouTube Liveや Facebook Liveなどのストリーミングサービスと連携すれば、5万人まで拡張したライブ配信のウェビナーも行えます。
主な機能 | ・ライブHDビデオの共有機能 ・ノイズ抑制機能 ・ストリーミングサービスとの連携機能 ・クラウド録画機能 ・CRMとMAの統合機能 |
料金プラン | 年額92,800円〜 |
参加人数 | 最大500〜10,000人まで(ライセンスにより増減) |
URL | https://zoom.us/jp-jp/webinar.html |
V-CUBEセミナー
V-CUBEセミナーは、ライブとオンデマンドの両方に対応したオンラインセミナーの配信プラットフォームです。安定した品質とサポート力に優れ、追っかけ再生や視聴ログを確認できたり、 説明テキストが入れられるツールが使用できます。
また、ウェビナーの進行からテクニカル面までのサポートが受けられるほか、配信専用スタジオを完備しているので外部講師を安心して招くことができます。
主な機能 | ・追っかけ再生や視聴ログに対応 ・説明テキストの挿入 ・進行からテクニカル面までサポート |
料金プラン | ウェビナー開催料金(V-CUBEセミナー標準機能搭載+専用スタジオ+配信スタッフ):1開催35万円〜 ※システムのみの提供もあり(要相談) |
参加人数 | 最大26,000人まで |
URL | https://jp.vcube.com/service/seminar |
EventIn(イベントイン)
EventIn(イベントイン)は前項のV-CUBEが運営する、オンラインイベントやバーチャル展示会をサポートするプラットフォームです。 仮想のブースを複数設定し、ブースごとにセッション配信を行ったり、スピーカーの指定、挙手による発言や質疑応答が可能です。さらに、ブース出展者は参加者リストを参考にブースへ招待したり呼び込みなども行えます。
主な機能 | ・ブースごとのセッション配信 ・挙手による質問やチャットによる質疑応答機能 ・参加者リストでのメッセージ機能 |
料金プラン | ※要相談 |
参加人数 | ※イベント規模により異なる |
URL | https://jp.vcube.com/service/eventin |
Cocripo(コクリポ)
Cocripo(コクリポ)は、ウェビナーに特化した専用ツールです。参加者はURLをクリックするだけで簡単に参加でき、顔出しもない「安心・やさしい・わかりやすい」設計となっています。
画面共有やチャット機能、アンケート機能から録画まで、ウェビナーに必要な機能が一通り揃っているほか、参加者情報の追加取得機能やデータ管理、集客をサポートする体制まで整っています。
主な機能 | ・画面共有機能 ・チャット機能 ・参加者情報の取得・管理機能 |
料金プラン | ビジネスプラン:月額3万円(初月無料) |
参加人数 | 最大100人まで |
URL | https://www.cocripo.co.jp/ |
FreshVoice Webinar(フレッシュボイス ウェビナー)
FreshVoice Webinar(フレッシュボイス ウェビナー)は、ウェビナー専用システムです。参加者にウェビナー開催のメールを送るだけで、あとは開催日時にウェビナーを始められます。参加者は受け取ったメールをクリックするだけなので、とてもシンプルな設計です。
ウェビナー終了後に質疑応答の行える挙手機能を活用すれば、登壇者と参加者のコミュニケーションも深まります。
主な機能 | ・メールのクリックでウェビナーに簡単参加 ・資料共有機能 ・チェット機能 ・挙手機能による質疑応答 ・レコーディング機能 |
料金プラン | ※直接お問い合わせください |
参加人数 | 最大50人まで |
URL | https://webinar.freshvoice.net/intro/ |
GigaCast(ギガキャスト)
GigaCast(ギガキャスト)は、インターネット上でのライブセミナー配信システムです。セミナーへの招待から、出欠確認、スライド専用画面、質疑応答、アンケートの実施まで、ウェビナーに必要な機能が一通り揃っています。
モバイル端末にも完全対応しているので、参加者の端末を選びません。料金プランはプリペイド制や月額制、従量課金制などがあり、選択肢が広いのも魅力です。
主な機能 | ・セミナー招待 ・スライド専用画面 ・アンケート機能 |
料金プラン | 月額9,800円〜※プリペイド制や従量課金制などもあり、選択が可能 |
参加人数 | 最大500〜10,000名(プランにより増減) |
URL | https://powerlive.logosware.com/powerlive-gigacast/ |
ネクプロ
ネクプロは、セミナーやイベントをライブ配信するウェビナー専用サービスです。インストール不要でブラウザのみで開催でき、どんなデバイスからも参加できます。スライド機能や受講状況の分析、ライブチャット、アンケートなど、ウェビナーに必要な機能は揃っています。
また、録画機能によるオンデマンド配信にも対応。会員管理や課金システムも備わっていて、フレキシブルな運用が可能です。
主な機能 | ・ライブチャットやアンケート機能 ・レコーディング&オンデマンド配信機能 ・会員管理機能 |
料金プラン | ライトプラン:月額5,000円~ |
参加人数 | ※イベント規模により異なる |
URL | https://nex-pro.com/webseminar/ |
Sansan Seminar Manager(サンサン セミナー マネージャー)
Sansan Seminar Manager(サンサン セミナー マネージャー)は、法人向け名刺管理サービスのSansanが提供するセミナー管理システムです。ウェビナーからオフラインセミナーまでをシンプルに管理できます。
募集ページの作成から申込者の管理、アンケートの送付や参加者状況の把握などを、オールインワンで行えます。あとは、YouTubeやZoomを利用した視聴用URLを配信するだけで、すぐにウェビナーを開催できます。
主な機能 | ・募集ページ作成 ・アンケート送付機能 ・参加者状況の把握 |
料金プラン | ※要相談 |
参加人数 | ※直接お問い合わせください |
URL | https://seminar-manager.com/index.html |
動画配信サービスでおすすめのウェビナーツール
最後に、動画配信サービスでウェビナー機能を搭載しているものをご紹介します。動画配信に特化している分、画質や音質、回線の不安はありません。なお、ウェビナーでの活用を望むのであれば、ライブ配信だけでなくオンデマンド配信ができるかどうかもチェックしておきましょう。
Qumu(クム)
Qumu(クム)は、V-CUBEが提供する企業内動画配信プラットフォームです。企業内で使用する動画の作成や配信を簡単に行えるようにサポートする設計で、視聴・作成の権限を設定できるセキュリティ機能を搭載しています。
ウェビナーでは、Zoomと連携したライブ配信とオンデマンド配信に対応しています。スライドとの連動や字幕の挿入、シーンの並び替えが直感的に行える動画作成編集ツールや、 視聴者の目的に合ったビデオを探して視聴できるビデオポータルサイトを構築できる機能も備えています。
主な機能 | ・企業レベルのセキュリティ ・動画作成編集ツール ・ビデオポータルサイトの構築機能 |
料金プラン | ※要相談 |
参加人数 | ※直接お問い合わせください |
URL | https://jp.vcube.com/service/qumu |
ULIZA(ウリザ)
ULIZA(ウリザ)は、様々な用途で使えるクラウド型の動画配信システムです。動画コンテンツビジネスや動画配信サービスの運営、社内外への情報発信やプロモーション活動などのほか、ライブ配信も含めたウェビナーにも対応します。
クラウド型で様々なデバイスの再生環境に対応した「マルチデバイスメディアプレイヤー」です。ライブ配信サーバーやコンテンツストレージ、配信ネットワークまで揃っているので、国内はもとより海外へ配信も可能です。チャットツールや視聴者動向分析の機能もあり、ウェビナー開催に心強いプラットフォームとなっています。
主な機能 | ・マルチデバイスメディアプレイヤー ・チャットツール ・視聴者動向分析ソリューション |
料金プラン | ※要相談 |
参加人数 | ※直接お問い合わせください |
URL | https://uliza.jp/ |
J-Stream Equipmedia(ジェイストリーム イクイップメディア)
J-Stream(ジェイストリーム )とは、ライブ配信のコンテンツ制作から配信までを一手に手がけているライブ配信ソリューションです。その中でもJ-Stream Equipmedia(イクイップメディア)は、ライブ配信のシステムだけを使える動画配信プラットフォームです。
マルチデバイス対応で、動画視聴の動向を解析できるほか、アクセス制限や暗号化配信、独自の負荷分散ネットワークによる安定的な配信が行えます。
主な機能 | ・マルチデバイス対応 ・アクセス制限/暗号化配信 ・動画視聴解析 |
料金プラン | Startup:初期費用50,000円+月額50,000円(12ヶ月以上契約) |
参加人数 | 最大50人まで |
URL | https://www.stream.co.jp/service/platform/equipmedia/ |
有料ウェビナーツール16種の料金を徹底比較!
ここまで紹介してきたツールの中で、有料ツールの料金プランをまとめてみました。
ツール | 料金プラン | |
ウェビナーツール 【オンライン会議システム】 |
Google Workspace | Business Starter: 月額680円 |
Adobe Connect | Webセミナーと学習: 月額$130 ~ |
|
Live On | 完全定額制:月額3,000円 | |
Cisco Webex Events | Starter:月額1,490円 ※無料のデモ版もあり |
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Remo | ホスト:月額$100 ※無料トライアルあり |
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ウェビナーツール 【ウェビナー専用ツール】 |
Zoomビデオウェビナー | 年額92,800円〜 |
V-CUBEセミナー | ウェビナー開催料金(V-CUBEセミナー標準機能搭載+専用スタジオ+配信スタッフ):1開催35万円〜 ※システムのみの提供もあり(要相談) |
|
EventIn | ※要相談 | |
Cocripo | ビジネスプラン: 月額3万円(初月無料) |
|
FreshVoice Webinar | ※直接お問い合わせ | |
GigaCast | 月額9,800円〜※プリペイド制や従量課金制などもあり、選択が可能 | |
ネクプロ | ライトプラン: 月額5,000円~ |
|
Sansan Seminar Manager | ※要相談 | |
ウェビナーツール 【動画配信サービス】 |
Qumu | ※要相談 |
ULIZA | ※要相談 | |
J-Stream Equipmedia | Startup:初期費用50,000円+月額50,000円(12ヶ月以上契約) |
Zoomでのウェビナーにかかるコスト
まず必要なのが、Zoomのアカウントです。アカウントを作成すること自体はそれほど難しくありません。ただし、アカウントのプランには無料のものと有料のものがあります。無料のアカウントではウェビナーは開催できませんので、必然的に有料プランから選ぶ必要があります。Zoomが提供するツールには以下の種類があります。
・Zoom Meetings
・Zoom Phone
・Zoom Events & Webinar
・Zoom Rooms
など通常の打ち合わせなどで使う分には「Zoom Meetings」で十分です。また、簡易的、かつ小規模なウェビナーであれば、「Zoom Meetings」の有料アカウントであれば可能です。
アカウントの料金設定
では、アカウントの料金設定を見ていきましょう。下の画像が料金表です。
参照:ZOOM
有料アカウントの中で最も安価なのが「プロ」で年払い2万100円です。なお、月払いにすると2,000円です。年払いのほうが3,900円安くなります。プロのほかに、「ビジネス」「企業」に分かれています。
ライセンスの料金設定
次に、「Zoom Events & Webinar」でのライセンスの料金設定を見ていきましょう。
参照:ZOOM
上の画像は最大出席者が500人のケースです。最大出席者は1,000人・3,000人・5,000人・1万人・1万人以上に分けられています。料金は下にまとめています。
最大出席者数 | 年払い料金 |
500人 | 9万2,800円 (月払い10,700円、年払いが27%お得) |
1,000人 | 45万7,000円 (月払い45,700円、年払いが17%お得) |
3,000人 | 133万0,600円 (月払い133,100円、年払いが27%お得) |
5,000人 | 334万6,600円 (月払い334,700円、年払いが17%お得) |
1万人 | 872万2,600円 (月払い872,300円、年払いが17%お得) |
1万人以上 | 問い合わせ |
そのほかオプションのアドプラン
そのほかにオプションとして、「オーディオ カンファレンス」」「クラウドストレージ」「Zoom Event サービス」「プレミア デベロッパー サポート」とさまざまなプランがあります。
参照:ZOOM
詳しいことはZoomの公式ホームページをご参照ください。
ウェビナーツールを使って動画配信をスムーズに!
コロナの対策の手段として、ウェビナーに取り組む企業が増えています。リアルイベントの対面式セミナーを開催することが難しくなったこともありますが、むしろこれまでリーチできなかった新規顧客や潜在顧客を集客できるメリットもあります。
つまり、ウェビナーは顧客を獲得するチャンスを広げてくれるのです。ただし、ビジネスで開催するウェビナーでは、安定した回線と、高い画質や音質、安心のセキュリティなどが求められるため、導入する場合は有料ツールがおすすめです。
<無料>資料ダウンロード
【プロにお任せ】ウェビナー運営代行
新規リード獲得、案件化ができるウェビナー運営ならお任せください!
ウェビナーのよくあるご質問
- ウェビナーとは?
-
ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語です。 Webセミナーやオンラインセミナーとも呼ばれ、インターネット上で行うセミナーや、Webセミナーを行うためのツールなどの総称としても使われます。
- ウェビナーの配信方法は?
-
ウェビナーの配信方法は、リアルタイムで行うライブ配信と、アーカイブや録画で行うオンデマンド配信に分けられます。
- ウェビナー配信のメリットは?
-
ウェビナー配信を行うメリットは、大きく3つに分けられます。
・コストの削減が可能
・集客しやすい
・いつでもどこでも視聴可能