Webデザイン

最終更新日: 2021.09.01 (公開: 2021.01.15)

CVRが高いランディングページ(LP)のCVボタンの色は?デザインは?

CVRが高いランディングページ(LP)のCVボタンの色は?デザインは?

ランディングページの問い合わせや資料請求のためのCVボタン(CTAボタン)はデザインや配置でCVRが変わるのはご存知でしょうか?どういう点にこだわってCVボタンを作成すればいいのか、そのポイントをご紹介します。

CVボタンとは?

CVボタンとは?

CVボタン(コンバージョンボタン)とは、Webサイトに設置される画像リンクの一つです。CVボタンの多くは長方形や楕円形で、実際のプッシュボタンに似せて立体的なボタン画像にデザインされているものもあります。

ユーザーがCVボタンをクリックすると、商品をショッピングカートに追加したりメールフォームへ遷移したりといったアクションが起こります。つまり、ユーザーはCVボタンをクリックすることで、ただのWebサイト閲覧者から「顧客」へと立場が転換(コンバージョン)するのです。

また、CVボタンは具体的なアクションを促すことから、CTAボタン(コール・トゥ・アクションボタン)とも呼ばれています。このようにユーザーを顧客にするための重要な入口となるCVボタンですが、実際のLPではあまり注目されていないこともあります。

しかし、複数の調査でCVボタンの色やデザインの違いでCVR(コンバージョン率)に差が出ることが分かっています。ただのボタン画像のようですが、意外と手を抜いてはいけない部分がCVボタンなのです。
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CVRを高めるCVボタンデザインのコツ、ポイント

CVRを高めるCVボタンデザインのコツ、ポイント

CVRを高めるための工夫には、以下のようなものがあります。

ボタンカラー:目立ちやすく、クリックしたくなる配色を選ぶ

ボタンカラーの選定は、自社のサイトのコーポレートカラーや試してみたい色を使い、ABテストを行ってみるのが良いでしょう。もともとCVボタンの色については、多くのWeb関連会社がテスト結果を公表しています。

2009年にMozillaが発表したFirefoxのDLボタンのテストでは、緑色のCVボタンのCVRが最も高かったことから、「CVには緑色のボタンが最適」という説が出たこともあります。

反対に2011年にhubspot社が行った調査では、緑色のCVボタンに比べて赤色のCVボタンの方が21%もCV率が高かったことが判明しました。つまり、CVボタンの色に絶対的な正解はないということです。

一般的に、色彩が人の心に与えるイメージには以下のようなものがあります。
赤色:セール・安売り・問題解決
青色:ビジネス・士業・信頼感
緑色:環境・健康・公的サービス

店舗の値札やバーゲンセールで赤色が多用されるのはよく知られています。だからといって赤色のCVボタンが最も売り上げにつながるとは言い切れません。

たとえばAmazonのCVボタンはコーポレートカラーのオレンジですし、ファッション通販大手のZOZOTOWNのCVボタンは灰色です。これらから、サイトデザインとのバランスを考えたうえで、CVボタンには目立ちやすく、クリックしたくなる色を選ぶのがポイントだといえるでしょう。

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CVボタンの配置

CVボタンの配置

CVボタンの配置はCVRを高めるために重要な要素です。LPではユーザーの心を掴むセールスコピーが重要視されますが、長いセールスコピーの書かれたLPを下までスクロールして、ようやくCVボタンにたどり着くような配置は考えものです。

そもそもLPを最後まで読むユーザーが限られることから、結果としてCVRが低くなってしまうかもしれません。反対に、ユーザーがページを訪れた際のファーストビューにCVボタンがあると、ユーザーの取るべきアクションが明確になり、CVRが上がる傾向にあります。
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CVボタンの大きさ、マウスや指からの距離

CVボタンの大きさや設置する位置も、CVを左右します。PC向けサイトではマウスポインタを動かしやすい「ディスプレイの四隅」などにCVボタンを設置するテクニックが有名です。

また、スマートフォン向けサイトでは「指でタップしやすい大きさ」かつ「誤操作しにくい位置」にCVボタンを設置しましょう。

スマートフォンでサイトを見ている最中、スクロールのつもりがCVボタンに触れてしまい意に沿わないページ遷移をさせられると、それだけで嫌になってサイトを離脱するユーザーも少なくありません。
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CVボタンに表示するテキスト、コピー

CVボタンの枠内に表示する「注文する」「メルマガに登録する」といったコピーのことを「ラベリング」といいます。また、ボタン付近に添えられた短文コピーを「マイクロコピー」といい、どちらもCVRに影響する重要なコピーです。

ラベリングには「無料で見積もり依頼」「今すぐ注文する」などユーザーの行動を指示する文言を用います。マイクロコピーには「セールス電話はありません」「今なら送料無料!」などユーザーの気持ちを後押ししてCVを促す効果のあるコピーを添えましょう。

注意すべきなのは、「クリックする」「メール送信」など言葉足らずで具体的に何が起こるのか分かりにくいコピーです。「無料で相談する」「空メールで登録する」など、クリックした後のアクションを分かりやすく提示して、ユーザーの不信感を取り除くことが大切です。

CVボタンに表示したテキストのフォント

CVボタンの視認性を高めるために、ボタンに表示するテキストのフォントにも配慮しましょう。LP全体の中でボタンの存在が目立つようなフォントの工夫には、以下のようなものがあります。

  • 文字を太字にする
  • ボタン色に対して、文字を読みやすい色にする
  • 目立つフォントを使う

CVボタンは1種類だけにする

LPに設置するCVボタンは1種類に絞りましょう。一般的に、人は選択肢が多くなるほど「選ぶ」ことが苦痛になるのです。

たとえば、ランチを食べに行ったときに、豊富に用意された単品料理を組み合わせるより「本日の定食」を選ぶ人が多いことからも、複雑な選択肢を敬遠する人間の心理が推察できます。

つまり、1つのLPの中に「注文する」「問い合わせる」「メルマガに登録する」など複数のCVボタンを設置すると、ユーザーに行動して欲しいアクションがぶれてしまうということです。CVボタンは1種類に絞り込み、ユーザーを迷わせることのないように配慮しましょう

商品の売り方や戦略上どうしても複数のCVボタンの設置が必要な場合は、最も重要なアクションのCVボタンを目立たせるようにし、他のCVボタンを控えめな色・デザインに抑えるなどの工夫をするのもテクニックの一つです。

CVボタンは効果検証、ABテストを定期的に行うべき

CVボタンは効果検証、ABテストを定期的に行うべき

どのようなCVボタンでより効果が出るかを検証するためには、定期的にABテストを行うのが有効です。ABテストは1つのCVボタンに色違い・サイズ違い・マイクロコピー違いなどのバリエーションを用意してユーザーを振り分け、CVRを計測する手法です。

その際、1度のテストで差を持たせる要素は1つのみにしましょう。たとえばボタンの色を赤・青・緑の3色でテストする場合は、ボタンサイズやマイクロコピーなど他の要素は同じ条件に揃えておきます。ABテストの詳しいやり方は以下の記事を参考にしてください。

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まとめ

デザインやコピーに力を入れた渾身のLPでも、肝心のCVボタンが目立たなかったり、逆に悪目立ちしてユーザーに敬遠されたりといった残念な事例も少なくありません。また、CVボタンのラベリングやマイクロコピーが不足していて、ユーザーアクションに繋がりにくい場合もあるでしょう。

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著者紹介

津久井 渉

津久井 渉

取締役

1991年生まれ。オーストラリアの高校を卒業後、その後イギリスで建築学科を卒業し、大学院ではデザインシンキングを専攻していました。楽天株式会社へ新卒で入社。トラベル事業部でマーケティング職に約3年間従事した後、2017年には株式会社LIGにWebディレクターとして転職。2019年よりニュートラルワークスへジョイン。これまでの多岐にわたる経験を元に最高なサイト作りはもちろんのこと、貴社のビジネス上の課題解決へ導きます。