Webデザイン

2021.04.15 (公開: 2020.07.22)

ランディングページ(LP)とは?売れるランディングページの制作方法!【LP制作プロが解説】

ランディングページ(LP)とは?売れるランディングページの制作方法!【LP制作プロが解説】

ランディングページ(LP)という言葉をご存じでしょうか。ランディングページとは、ウェブサイトにおいて「ユーザーが最初に訪れたページ」を意味しますが、狭義ではその中でも商品やサービスの注文や問い合わせなど、購入に向けたアクションへ誘導することに特化した(一般的に)縦長のページのことを指します。ランディングページは、商品販売や資料請求・セミナー募集など、さまざまな用途で制作されます。

この記事では、ランディングページの意義や特徴・制作方法などを解説します。ランディングページの制作を検討しているのであればぜひご覧ください。

▼目次

LP(ランディングページ)とは?

ランディングページとは?

まずはランディングページという言葉が指す意味を解説します。広義で使われている意味と狭義のもので大きく異なるため、それぞれ紹介します。

広義のランディングページ

広義のランディングページとは、ユーザーが最初に到達した自社のWebサイトのページのことを指します。Webサイトの特定のページに限らず、Webサイトすべてのページがランディングページとなる可能性があります。

例えば、検索エンジンなどからユーザーが自社サイトに訪れた場合は、検索でヒットしたページがランディングページとなります。
また、ユーザーが自社のWebサイトを見つけるのは、検索エンジン経由とは限りません。求人サイトなどに自社の採用ページへ飛べるリンクを貼っているのであれば、求人サイト経由でユーザーがアクセスする採用ページをランディングページと表します。

このように、いろいろなきっかけでユーザーが自社サイトに訪れる機会を増やすこともマーケティングでは重要です。

狭義のランディングページ

狭義のランディングページは、検索エンジンや広告・SNS等から辿り着いたユーザーに、何らかのアクション(コンバージョン)を起こさせることを目的としたページです。問い合わせや資料請求・商品注文等をおこなわせるための共通する特徴を持ったページを指します。
例えばECサイトであれば、ランディングページにおけるゴールは商品注文や試供品申し込みなどをおこなうこととなり、イベント会社などのWebサイトであればイベントへの参加予約がランディングページのゴールとなるでしょう。

この記事でこの先出てくる「ランディングページ」や「LP」といった単語は、狭義のランディングページを指します。(一般的にランディングページというと、狭義であるこちらの意味を指す場合が多いですが、コミュニケーションを取る上では認識の齟齬が出ないように注意しましょう。)

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LPの一般的な特徴

ランディングページ(LP)の特徴とメリット

ランディングページの一般的な特徴を紹介します。ランディングページの多くは、縦長のレイアウトやデザインの自由度など、さまざまな共通点を持ちます。

縦長のレイアウト

ランディングページのレイアウトは基本的に縦長です。ランディングページはユーザーの集客から実際のアクション誘導までをまとめておこなうため、多くの情報を盛り込むことになります。

たとえばECサイトであれば商品を購入したいという気持ちにさせるために、商品の良さや背景にあるストーリーなどの情報を盛り込む必要があります。イメージをよりリアルにするため、写真や動画などを貼付するとより効果的でしょう。

購入意欲を高めさせるとともに、購入に必要な情報も記載しなければなりません。料金や送料・在庫情報なども必要です。購入意欲を高める情報と購入に必要な情報のすべてをランディングページ1つにまとめ、ユーザーに画面スクロール以外の動作をさせないようにします。

多くの情報を1つのページに盛り込むことになるため、必然的に縦長のレイアウトとなります。

他ページへのリンクを意図的に排除

ランディングページはユーザーの離脱を防止するために、他ページへのリンクを意図的に排除しているケースがほとんどです。

他のページへのリンクを貼るとWebサイト内の回遊率は上がりますが、コンバージョンにつながらないページへ移動されてしまうとサイトから離脱してしまう可能性が高まります。

ECサイトの場合、商品購入の直前に送料を調べるために別ページへ移動することがあります。そして送料が記載されたページで移動し、思っていた以上に送料が高かった場合には、購入意欲が冷めてしまうことが多いです。Webページを移動するという動作を挟むと、離脱の可能性が高まるのです。

ページの移動をすることなく1つのページで必要な情報をすべて得ることができれば、コンバージョンにつながりやすいでしょう。離脱の可能性を高めるページ移動を防止するため、ランディングページは他ページへのリンクを排除し必要情報をすべて1ページにまとめます。

自由なデザイン

ランディングページは自由なデザインであることが多いです。ランディングページはサイドメニューなどの他リンクが一切なくWebサイトの他のページとはまったく違うつくりになっているため、1ページまるまる好きなデザインにできます。

WordPressでWebサイトを構築・運営している場合には、通常は同一レイアウトの「投稿ページ」からコンテンツページの作成をします。しかしランディングページはユーザーに見せたい順番で文章や画像を並べるため、自由にデザイン可能な「固定ページ」で作成される場合が多いです。

上部メニューやサイドメニューなどによる制限にとらわれず、もっとも成果が出るデザインや内容でページを作成することができます。

文章よりも直感的でわかりやすいインパクトのあるビジュアルや演出

ランディングページは文章よりも直感的でわかりやすいデザインを用いられることが多いです。

ランディングページは単独の1ページだけでコンバージョンを獲得することを目的とするため、ユーザーに響くようなインパクトのあるビジュアルや演出でデザインされます。通常のWebページに比べてデザイン性が強いページといえるでしょう。

ランディングページは縦長で情報量が多いため、スクロールを促すためには画像が欠かせません。文章だけでなく画像も多く使用されるため、より直感的なデザインとなります。文字のフォントや色などに工夫することも少なくありません。

ランディングページはデザインのインパクトが強いことが多く、チラシやCMといった広告的要素が強くなりがちです。

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ランディングページ(LP)とホームページの違いは何?

ランディングページとホームページの違いをシンプルに挙げると、以下のようになります。

ランディングページ:1ページに必要情報がすべて盛り込まれた構成
ホームページ:複数ページで構成されており、情報によって掲載ページが異なる

※ホームページは狭義ではWebサイトのトップページのことを指しますが、この記事では複数ページで構成されたWebページとしての意味を優先させます。

ランディングページはコンバージョン獲得に特化したページであり、1つのページに多くの情報を盛り込んでいます。広告的な要素が強く、売上やアクションに直接つなげることを目的としたページです。

一方でホームページはユーザーに情報を提供することを目的としており、複数のページで構成されています。ページごとに情報やコンテンツがまとまっているため、1つのページに掲載される情報には限りがあります。

ホームページのほうが検索エンジンからの評価を得やすいため、中長期的な集客にはホームページが使用されます。ランディングページはユーザーに行動を起こさせるため、タイミングを見て活用されることが多いです。

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ランディングページ(LP)制作のメリット

ランディングページ(LP)のメリット

ランディングページ制作のメリットを紹介します。非常に魅力的なメリットが多いため、売上拡大を目指すのであれば制作すると良いでしょう。

LP制作のメリット1:売上に直結する

ランディングページはユーザーにコンバージョンを起こさせることに特化しているため、売上に直結する成果を得やすいです。
直接的な商品購入だけでなく、問い合わせや資料請求など自社と繋がりを持つようなコンバージョンポイントも一般的です。

自社のウェブサイトの中で、最もコンバージョン率が高いページは(狭義の)ランディングページだった、というのはよくある話です。
ランディングページはその構造上、売上に直結する成果を得やすいページというのが最大の特長と言えるでしょう。

LP制作のメリット2:広告配信することで新規ユーザーにアプローチできる

ランディングページを広告の遷移先として配信することで、自社を知らない新規ユーザーにも効果的にアプローチができます。

通常、広告を目にしたユーザーがアクションを起こす可能性は低いですが、ランディングページであれば自社の理想的なストーリーで商品・サービスを最初から最後まで1ページ内で伝えきることができるため、費用対効果の面で他のウェブページより優れているケースが多いのです。

LP制作のメリット3:成果が簡単に把握でき、改善しやすい

ランディングページは1ページというシンプルな構成です。そのため、ユーザーが離脱するポイントの分析がしやすいです。

GTMの設定やヒートマップの分析などをおこなう必要がありますが、ポイントさえさえわかれば必要箇所を少し修正するだけで改善できます。ホームページのように複数のページで構成されている場合にはデータ分析が複雑になりますが、1つのページの分析だけで済むのがランディングページの魅力です。

LP制作のメリット4:1ページで完結しているのですぐに簡単に修正できる

先述した内容と少し被ってしまいますが、ランディングページは1ページで完結しているため修正が容易におこなえます。

複数のページで構成されており情報が分散しているホームページの場合、1つのページを修正するだけでは不十分な場合が少なくありません。また、一箇所の修正が他のページにも影響することもあるため、修正しなければならない範囲が広いです。

ランディングページは1ページで済むため、必要に応じてすぐに修正ができます。

LP制作のメリット5:ターゲットに合わせた情報発信が可能

ランディングページは配信するキーワードの絞り込みができるため、ターゲットに合わせた情報発信が可能です。

たとえば狙っているターゲットが若い女性であれば、女性に人気の高いデザインや若い年代が好む文章などをランディングページに盛り込むことで、アクションを起こしてもらえる可能性が高まります。

逆にターゲットに合わないデザインや内容では、せっかくランディングページに訪れたとしてもすぐに離脱してしまう場合が多いです。ターゲットに合わせた情報発信が可能という利点を活かしてランディングページを作成し、アクションにつなげることが大切です。

LP制作のメリット6:理想的な順番で顧客に情報伝達が可能

ランディングページには他ページへのリンクが貼付されておらず、上から下に順番に読み進めることが前提の作りになっています。そのため意図した順番や流れでユーザーに情報を伝達することが可能です。

通常のホームページでは、ページを見る順番によっては購買意欲を高めることができない・離脱の可能性を高めてしまうということがあります。理想的な順番でページを見てもらえるケースはむしろ少ないです。

ランディングページであれば自社の意図に沿った情報伝達がおこなえるため、情報伝達・コミュニケーションのズレ・モレなどが発生しにくいです。効果的なセールストークをおこなえるWebページと考えてもらえば、イメージしやすいでしょう。

LP制作のメリット7:デザインの自由度が高い

ランディングページはレイアウトや構成に決まりがなく自由度が高いため、理想的なデザインを作ることができます。

ヘッダーや上部メニュー・サイドメニューなどのサイトの共通部分といったデザインを制限する視覚的なしがらみがほぼ皆無なため、ターゲットにマッチしたデザインを一から構築できます。文字の大きさやフォント・画像の量なども当然好きなように設定できるため、コンセプトに合ったページを作りやすいです。

デザイン性の高いランディングページはインパクトや訴求力が高いです。ターゲットに合ったデザインであればなおさら効果が得られるでしょう。ユーザーの心を掴むことで、アクションを誘導することができます。

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ランディングページ(LP)制作のデメリット

ランディングページ(LP)のデメリット

ランディングページは非常に魅力が多いですが、制作に関してデメリットも存在します。ランディングページに限らず売上拡大のために行動するのであれば、メリット・デメリットの両方を把握することが大切です。

LP制作のデメリット1:制作費用、工数が発生する

ランディングページは独自のデザインで構成可能であり、動画コンテンツなどユーザーに刺さりやすい要素を入れることもできますが、その分制作費用が高額になります。1つのページとはいえ、それなりにまとまった金額が必要です。

コンセプトやデザインなどの計画・実際の制作業務などさまざまな工程が発生し工数もかなり多くなります。制作期間は1週間から1ヶ月と長期に渡り、その間自社の別業務に割けるリソースが一時的に下がってしまう点は少し厳しいです。

制作会社などに外部委託することもできますが、その場合もやはり費用がネックとなります。

LP制作のデメリット2:高額商品、サービスはLPだけで完結しないことがある

高額な商品やサービスの場合、ランディングページだけでは完結しないこともあります。アクションを起こさせることに特化したページとはいえ、高額となれば他の商品やサービスとの比較をするために一時的に離脱してしまうのは避けられません。

ランディングページだけで商品やサービスの購入に至らせることができない場合は、購入依然のコンバージョンポイントを作り、見込み客(リード)の獲得に振り切る、というのも定石です。例えば、住宅を販売している企業であれば、LP内で住宅購入まで進むユーザーはいないため、住宅展示場への予約をコンバージョンポイントに設定し、そのコンバージョンへスムーズに誘うようなランディングページを制作すべきでしょう。もしくは、ページへ戻ってきやすいような工夫・離脱後も印象に残り続けるようなポイントなどを盛り込むといった選択肢もあります。ランディングページだけで完結しない場合に、どうアクションを起こさせるか、そのためにどのようなコミュニケーションを取るべきなのかをよく考えなければなりません。

LP制作のデメリット3:SEOで上位を狙うのは難しい

ランディングページは検索上位を狙うことが難しいです。なぜなら、ランディングページは1ページでユーザーに訴求するため、デザイン性を求めて画像や動画など文章以外のコンテンツを使用することが多くなりますが、SEO順位を決めるGoogleは元々論文検索エンジンとしてスタートしたため、文章が少ないページは相対的に上位表示されにくいのです。
SEO的に評価の高いページは、特定のキーワードの盛り込みやユーザビリティへの配慮・適切なリンク貼付などがおこなわれたページです。ランディングページはSEOの観点では競合ページに対して不利に働くケースがあるため、検索上位に表示されるケースは少ない、というのが実情です。

(ただし、弊社で制作しているランディングページは、SEOでも高い評価を得ていますので、ランディングページだからといってSEOでは絶対に上位表示されない、というわけではありません。その秘訣について知りたい方は下記資料をダウンロードしてみてください)

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LP制作のデメリット4:広告を嫌うユーザーにはLPは効果が低い

先ほどランディングページはSEOには不向き、という話をしましたが、それはつまりランディングページはSEO以外の流入チャネルからの集客に頼りがち、とも言い換えることができます。その中の筆頭は広告経由の流入のため、広告を意図的にクリックしないユーザーなどにはリーチできない、というデメリットがあります。

また、ユーザーの中には広告としての性質が強いページを嫌う人もいます。そのようなユーザーにはよくある広告色の強いランディングページが響かず、むしろ逆効果になる可能性があるため、ターゲットに即したデザインやトンマナを意識しましょう。

LP制作のデメリット5:サイト内の他ページを回遊してもらいづらい

ランディングページは自社サイト内のリンクもほとんど貼りません。そのためWebサイト内の別ページを回遊してもらうことも難しいです。

ランディングページはアクションを起こさせるためのページであるため、たとえ閲覧されたとしてもユーザーに必要ないと判断されてしまってはすぐに離脱されてしまいます。ランディングページの構成上割り切る必要がある部分です。

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LPの効果を最大化するポイント!

ランディングページ(LP)の効果的な活用方法

ランディングページのメリット・デメリットについて解説してきましたが、大切なのは上手く活用して大きな効果を出すことです。続いては、ランディングページの効果を最大化するために押さえておきたいポイントを紹介します。

LPの活用方法1、Web広告などでLPへの流入数を増加させる

ランディングページでアクションを得るためにはそもそもユーザーに見てもらわなければなりません。そのためランディングページで成果を出すためには、ユーザーの流入数を増加させることが大切です。

Web広告やSNSでのアプローチなどさまざまな方法でユーザーにランディングページの存在を認知させ、流入数を増やします。商品のタイプや狙っているターゲット層によって適した方法は異なりますので、流入数を増加させるための効果的な方法を検討して実践しましょう。

LPの活用方法2、ユーザー数の多いページからLPへ誘導する

ランディングページは実際のアクションなどコンバージョンに特化したページであり、新規ユーザーの獲得など集客には向いていません。

そこで、すでにユーザーを獲得しているSEO上位のページからランディングページへ誘導することで商品購入までの導線ができ、コンバージョンにつながる可能性を高めることができます。

すでに獲得しているユーザーを適切に誘導することで大きな効果を期待できるのです。

LPの活用方法3、LPをスマホに対応させた見やすいデザインにする

最近ではスマートフォンでWebページを閲覧するユーザーがほとんどです。そのためランディングページも、スマホで見やすいデザインにする必要があります。レスポンシブデザインのランディングページも増えてきました。

パソコンで閲覧したときは良くても、スマホだと閲覧しにくいのであればコンバージョンの最大化は難しいです。ボタンの押しやすさや文章の大きさ・量などに注意をし、ユーザーが離脱することのないランディングページを作成しましょう。

ファーストビューで絶対に離脱させない

ランディングページにおいてファーストビューは非常に重要です。ユーザーがページを訪問し読み進めるかを判断するまでに必要な時間は3秒といわれているように、ファーストビューの要素でページの有益性を伝える必要があります。

ファーストビューでユーザーの心を掴めるデザインにするほか、商品や内容の特徴なども伝えることが大切です。わかりやすいタイトルやキャッチコピーを活用し、ターゲット層に受け入れられやすいデザインで構成しましょう。

CTAを突き詰める

CTAとは「Call To Action」、すなわち行動喚起のことです。ランディングページはアクションへ誘導するためのCTAが必ず設置されています。CTAはユーザーが直接クリック・タップする箇所のため、タップしたくなる文章の作成やハイコントラストで視認性の高いボタン設置などをおこない、「どうすれば迷っているユーザーの背中を押せるか」を突き詰める必要があります。

CTAはコンバージョン率(ページに訪れたユーザーのうちどれくらいがアクションに至っているかを示す指標、CVRとも呼ばれる)を大きく左右します。ランディングページのもっとも大きな目的はアクションを起こさせることであり、CVRを高めるためにもCTAを突き詰めることが大切です。

PDCAを回すことを前提に作る

ランディングページは、PDCA【Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)】を回すことを前提に作る必要があります。

広告がメインな流入であることが多いランディングページの利点として、効果検証を迅速かつ容易にできるというのが挙げられます。すなわち、得られた結果を踏まえて素早く改善を打つことができれば、それだけ費用対効果改善につながる可能性が高まるということです。

PDCAを回し改善を進め、どんどん効果を高めましょう。

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LPの制作方法

ランディングページの具体的な制作方法を紹介します。手順をしっかり押さえることが、良いランディングページにつながるのです。

1、ランディングページの目的と訪問者のペルソナを決める

ランディングページを作成するとき、一番最初にやるべきことがページの目的とペルソナ設定です。ランディングページはなんらかのアクション獲得が目的ですが、具体的なゴール地点を決めることでページの目的や方向性が決まります。具体的な例は以下のとおりです。

  • 商品・サービスの購入や申し込み
  • 資料請求や問い合わせ
  • メルマガ登録への誘導SNSへの投稿など口コミ拡散

商品やサービスの購入や申し込みが目的であれば、商品説明や実際の画像・使用者の口コミなどを多く掲載して購入意欲を高めるのが効果的です。金銭が絡むため、必要なものや購入意欲が高まる情報をまんべんなく盛り込む必要があります。

無料でできる資料請求やメルマガ登録・SNSへの投稿などであればユーザーの心理的ハードルが下がるため、アクションを得られる可能性が高いです。ベネフィットの提示は必要ですが、商品を売るためのランディングページほどの情報量がなくても問題ないでしょう。

ペルソナ設定も非常に重要です。ペルソナとは商品・サービスをもっとも利用して欲しい人物モデルを指します。ペルソナが働き盛りの40代男性である場合と就職活動中の女子大学生の場合では、効果的なデザインや文章がまったく異なります。ターゲット層に響くランディングページにするために、厳密なペルソナ設定をおこないましょう。

2、ワイヤーフレームを作成し、ランディングページの構成を決める

ランディングページの目的とペルソナが決まったら、ワイヤーフレームを作成してランディングページの構成を決めます。

ワイヤーフレームとはページの設計図のことで、コンテンツを設置する場所や設置の方法などをまとめたものです。コンテンツの並び順や設置の方法は、訴求力に大きく関わります。

いきなり購入を促すような文章を配置してもアクションは得にくいでしょう。購入を促す文章を設置する前に、商品の魅力やベネフィットを伝えるコンテンツや購入者の感想などのコンテンツを設置し、順を追ってプレゼンすることが大切です。

ランディングページで理想的なアクションを得るためにも、どのような配置でコンテンツを設置するか考える必要があります。

3、デザイン・ライティングを進める

ワイヤーフレームが完成しランディングページの構成が決まったら、実際のデザインや文章作成をおこないます。ランディングページに必要となる要素の例は以下のとおりです。

  • 商品を表すキャッチコピー
  • メイン画像(アイキャッチ画像)
  • 権威付けとなる要素(顧客満足度〇%、専門家監修など)
  • 関心・共感を呼ぶストーリー
  • 商品を購入するメリットであるベネフィット
  • 顧客の感想やエビデンス
  • CTAや申し込みフォームなどクロージング

必要となる要素を盛り込み、適した文章を作成していきます。

ランディングページの離脱率を下げアクションへ誘導するためには、デザインも大切です。最後まで読みたくなるような気持ちにさせ、ユーザーの心を掴むためにはデザインを使って視覚的に訴えることもあります。読みさすさはもちろんのこと、ペルソナやターゲット層に合ったデザインを作ることにも注意しましょう。

デザインをより良くする過程において、最初に構成したワイヤーフレームを変更することもあります。ワイヤーフレームはランディングページの設計図ではありますが、配置を変更したほうが良いと判断した場合には関係者と相談しつつ柔軟に対応するべきです。

4、コーディングを進める

コーディングとはHTMLやCSSなどコンピューター言語でコードを書くことです。これまで紙の上に存在していたランディングページを、コーディング作業をすることで実際にWeb上に作り上げていきます。

コーディング作業はコンピューター言語の知識が必要不可欠なため、社内のWebエンジニアや外部のホームページ制作会社に依頼します。なお、コーディング段階に入ったあとで文章の差し替えやデザインの変更などをする必要がないようにしましょう。作業を1段階差し戻すことになり余分な工数や時間が発生するため、効率が悪くなってしまいます。

5、公開し、効果測定を行う

コーディングが完了しWeb上にランディングページが出来上がったら、実際のWebサーバーで公開をします。ランディングページを公開したら終わりではなく、より良い効果を得るために適時調整することが大切です。

ランディングページにやってきたユーザーのコンバージョン率を観察しながら、よりアクションを獲得できるよう内容を調整します。このように、Webページ公開後におこなう観察や調整作業を効果測定といいます。

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LP制作時の注意点

ランディングページに盛り込むコンテンツはなんでも自由に記載できるわけではありません。制作時の注意点について解説します。

法令違反

1つ目の注意点は法令です。ランディングページを制作する際には、法令違反を起こさないよう注意する必要があります。ランディングページはクローズドページとして運用されることが多いため、一般的なWebページと比べて法律や各種規制に対する認識が甘くなりがちです。

しかし、ランディングページであっても法令を守る必要があるのは同じです。コンプライアンスへの配慮に気をつけましょう。

以下のような法律には特に注意が必要です。

  • 景品表示法(誇大広告、不当表示、有利誤認、優良誤認、他)
  • 薬機法(化粧品、健康食品、美容商品、他)
  • 著作権、肖像権、商標権の侵害

画像過多によるページスピード遅延

ランディングページは画像を多く使用しますが、使用する際には注意しなければなりません。画像によってはページの読み込み遅延につながるため、ユーザーが直帰してしまう可能性が高くなります。

画像の枚数だけでなく、画像自体の重さにも注意が必要です。たとえ使用枚数が少なくても、容量の大きい画像であれば読み込みに時間がかかります。むやみに画像の枚数を増やしすぎない・必要に応じて画像容量を圧縮できるソフトやサイトを使用するなど、ページスピードの遅延を防ぐための対策を取るべきでしょう。

制作費の高騰

ランディングページはデザイン性が非常に高いため、Webデザインのノウハウがないと制作が難しいです。自社で進めるのであれば人材の確保が必要ですが、高度な知識を持つ人材を雇用するためにはそれなりの人件費がかかります。

ランディングページの制作はホームページ制作会社に依頼することが多いですが、ページの性質上1ページとはいえそれなりの費用が発生します。最低でも10万円、質によっては50万円ほどかかると想定しておくべきでしょう。

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まとめ

ランディングページは売上に直接つながるアクションへ誘導させるために非常に効果的です。デザインの自由度が高いため、ターゲット層や商品に合わせた理想的なデザインを作り上げることができます。

売上拡大を期待できるページですが、Webデザインやランディングページに関するノウハウがない状態で制作するのは難しいです。ホームページ制作会社へ依頼するにしても、結果を出せるランディングページを制作できる会社を選びたいですよね。

株式会社ニュートラルワークスでは大手ネット広告代理店のランディングページ専門チームに在籍していたディレクター主導のもと、結果につながる価値あるランディングページをご提案します。ランディングページの制作を検討中であれば、ぜひご相談ください。

著者紹介

津久井 渉

津久井 渉

取締役

1991年生まれ。オーストラリアの高校を卒業後、その後イギリスで建築学科を卒業し、大学院ではデザインシンキングを専攻していました。楽天株式会社へ新卒で入社。トラベル事業部でマーケティング職に約3年間従事した後、2017年には株式会社LIGにWebディレクターとして転職。2019年よりニュートラルワークスへジョイン。これまでの多岐にわたる経験を元に最高なサイト作りはもちろんのこと、貴社のビジネス上の課題解決へ導きます。