Webデザイン

最終更新日: 2023.01.23

コーポレートサイトとは?ホームページとの違いと制作の目的を解説

コーポレートサイトとは?ホームページとの違いと制作の目的を解説

コーポレートサイトと、ホームページの違いを正しく答えられる人はどれだけいるでしょうか。日本では企業サイトそのものをホームページとして呼ぶため、その他のページとの違いは曖昧にされがちです。

しかし、より良いサイト運営をしていくためには、コーポレートサイトも含めたページがどんな役割を持っているのか理解しなければなりません。今回はコーポレートサイトを中心に、ホームページとの違いや制作の目的、役割、必要な項目や構成などを詳しく解説します。

本記事を読めば、コーポレートサイトとホームページの違いを理解し、多くのユーザーから理解と信頼を得られるサイト運営が目指せるでしょう。

コーポレートサイトとは?ホームページとの違いを解説

コーポレートサイトとは?ホームページとの違いを解説

ホームページとコーポレートサイトの違いについて、それぞれの目的やなぜビジネスに適したものを選ぶことが重要なのかについて解説します。

コーポレートサイトとは?

企業が所有・運営し、情報発信するWebサイトの中で、サービスや製品、付加情報などを提供する複数のサイトがある場合は、「ホームページ」ではなく「コーポレートサイト」と呼ぶのがふさわしいです。

顧客や株主、社員など関係者に向けて総合的な情報源として機能するWebサイトを「コーポレートサイト」とは言いません。基本的に「企業サイト」と呼ぶことが多くなります。
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ホームページとは?

ホームページとは、企業が運営するサービスやブランド情報などのインターネット上のページを指す総称になります。英語圏ではトップページを示す「homepage」の意味から来ています。

しかし、日本では企業サイトを指す言葉として一般的です。そのため、ホームページの定義が明確ではないといえます。例えば、企業情報を最小限に抑え、オンデマンドコンテンツを中心としたWebサイトを「ホームページ」と呼ぶこともできます。

私的に管理するページも厳密にはオウンドメディアですが、ホームページと呼ぶ方がシンプルで、意味も通じます。結局のところ、呼び名がどうであろうと、その背後にある意図が明確であれば十分です。

コーポレートサイトとホームページの違い

コーポレートサイトとホームページの区別を簡単に説明します。

コーポレートサイトとは、企業が所有・運営するデータの集合体で、顧客や投資家、求職者、取引先などの企業にとっての利害関係者に対して提示するものです。

一方、ホームページは、企業サイト、サービスサイト、ブランドサイトなど、あらゆるものを包括するカテゴリーを指します。Webサイトは、あらゆる種類のオンライン空間を指す包括的な用語として使われています。

代表的なWebサイトの種類とそれぞれの意味

企業は複数のWebサイトを持つことがあるので、ここでは企業Webサイトとそれ以外のWebサイトの形態を区別して説明します。

ECサイト

ECサイトは、アイテムやサービスを宣伝・販売するために使用されるプラットフォームです。

一般的な企業サイトとは異なり、ECサイトは商品やその特性を説明し、ユーザーに購入させることを目的としています。

サービスサイト

サービスサイトとは、企業が提供する商品・サービスの詳細を掲載するWebサイトのことです。サービスの認知度や理解度、新規顧客の獲得などを目的に、サービス内容やその詳細を網羅的に発信します。
サービスサイトとは?コーポレートサイトとの違いや制作のポイント サービスサイトとは?コーポレートサイトとの違いや制作のポイント

ブランドサイト

ブランドサイトは、ビジネスや商品の認知度向上、販売促進、ブランディングなどを目的としています。また、ユーザーに商材の世界観や優位性をアピールし、購入意欲につなげる目的もあります。

ランディングページ(LP)

ランディングページ(LP)とは、潜在顧客に対して企業の商品やサービスへの興味を引き出させ、成約あるいは購買(コンバージョン)につなげるために特別に設計されたWebページです。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、組織が指定したキーワードの認知度を増幅させるための記事を制作する自社運営のメディアサイトです。
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採用サイト

採用サイトとは、求職者の採用応募を促すために作られたサイトです。

企業が求職者に求めるスキルや条件、スタッフのインタビュー記事を掲載したりすることで、求職者に職場環境をイメージしてもらい、エントリーを促します。

コーポレートサイトを制作する目的と役割

コーポレートサイトを制作する目的と役割

コーポレートサイトを制作する際には、あらゆる役割を考慮することが重要です。企業の「名刺」のような役割を果たすことはもちろん、ページごとに異なるタイプの訪問者に具体的な情報を提供することも含まれます。

目的1.企業が実在していることの証明として

企業サイトを公開することで、企業が実在し、活動していることを伝えられます。これは企業としての信頼につながるので、潜在的な投資家やその他のステークホルダーにとっても有益な情報となり得ます。

また、銀行で法人口座を開設したり、融資を受けたりする際に、銀行員がコーポレートサイトを確認して判断するケースも少なくありません。そのため、最新で有益な情報を提供しているかどうかの確認が必要です。

さらに、過去の実績の概要や、自社のサービスが消費者にどのように役立つかを詳しく説明するのにコーポレートサイトは役立ちます。

巧みに設計され、洗練されたWebサイトは、自社が何を目指し、どのような成長を遂げるのかお客様に納得してもらうのに役立つでしょう。

目的2.求職者に企業理念や沿革、事業内容を伝える

どんな企業でも規模が大きくなってくると、会社の成長と優秀な人材の確保の両方を達成するのが難しくなり、”採用 “に力を入れなければならなくなります。

会社の規模が小さい間は、かつての友人や知人に声をかけて採用する方法もありますが、規模が大きくなると、広く求職者に魅力を伝える必要があります。

そこで、求人情報やメンバーのインタビューなどをコーポレートサイトで扱うと、求職者は入社後の働くイメージがつきやすくなります。

また、コーポレートサイトには、過去のプロジェクトやケーススタディ、事例などを掲載するのもよいでしょう。このように、具体的な経験やノウハウをアピールすると、採用活動にもつながります。  
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目的3.投資家や株主に向けてニュースやIR情報を公開する

株主・投資家は、コーポレートサイトの情報を判断材料のひとつとして活用することでしょう。そのため、デザイン、ユーザビリティ、コンテンツに細心の注意を払い、適切な注目を集め、正しくメッセージを伝えることが重要です。

戦略的なアプローチにより、サイトのわかりやすさ、流れ、正確さを向上させ、適切なターゲットマーケットに訴求できるようになります。

また、BtoB企業にとって特に有用な考え方やサイトデザインの要素も必要です。デザイン面では、お客様が製品やサービスのポートフォリオを確認し、競争上の優位性を理解できるようにしなければなりません。そのため、会社の価値観や目標を理解されやすくしましょう。

さらに、どのデバイスからもアクセスできるよう、モバイルや他のデジタルプラットフォームの最適化をし、ユーザーエンゲージメントを高めるべきです。
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目的4.他のサイトにつなげるハブ機能として

コーポレートサイトには、企業が展開するさまざまな事業やブランドの特集サイト・ページへの導線を貼って誘導することもできます。

例えば、元々Aという商品に興味を持ったユーザーがコーポレートサイトを訪れた際に、バナーや特集ページなどを見ることで、BやCなど他の商品を知るきっかけにもなります。

このように企業Webサイトを活用すると、新たなビジネスチャンスを生み出すきっかけになります。

コーポレートサイトに必要な項目・構成

コーポレートサイトに必要な項目・構成

コーポレートサイトに共通する、基本的な項目を紹介します。サイト制作の際の参考にしてみてください。

会社概要

企業のコーポレートサイトを訪問するユーザーの大半は、会社概要を見て企業の事業内容を理解するのを目的としています。

一般的には会社名、代表者名、住所、資金、設立年、活動内容、取引銀行などが掲載されます。

ニュース・プレスリリース

新しい商材や実績ができたタイミングで、ニュース・プレスリリースとして掲載することで、訪問するユーザーに積極的な活動をアピールできます。取材・紹介された事例の紹介もよいでしょう。コンテンツが頻繁に更新されていれば、顧客の信頼感も得やすくなります。

商品・サービス紹介

利用者に提供する商品・サービスを総合的に説明することが重要です。多数の商品・サービスがある場合は、複数のページに分けた方がよいでしょう。

採用情報

求職者であれば

新しい人材を募集する場合は、採用ページを作成します。組織の価値観や、社員に求める人物像などを掲載することで、その資質を持った求職者を集められます。

問い合わせ・資料請求フォーム

土日や営業時間外でも問い合わせを受け付けられるように、問い合わせフォームや問い合わせ用のメールアドレスを用意しましょう。

サービスについての資料などがあれば、資料請求フォームを用意しておくと人手を使わずに対応できる上、ユーザー側もすぐに資料を手に入れられるので便利です。
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よくある質問(FAQ)

よく問い合わせを受ける質問や、問い合わせが来そうな質問について、質問内容と回答を掲載しましょう。そうすることでユーザーの疑問もすぐに解消できるほか、問い合わせに対応する時間と手間を削減できます。

サイトマップ

サイトマップは、ユーザーと検索エンジンの両方が、サイトのコンテンツを理解し、見つけやすくするためのものです。

ユーザーは目的のページをピンポイントで見つけやすくなり、検索エンジンはどのページが利用可能かをカタログ化できます。

利用規約・個人情報保護方針

個人情報保護法の規定を遵守するために、多くの企業がこの方法を採用しています。

具体的には、取り扱う個人情報の種類や取り扱い方法などを簡潔にまとめた「プライバシーポリシー」を作成します。それから、インターネットやソフトウェア上に表示し、一般に公開するのが基本です。
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コーポレートサイトとホームページは言葉よりも意図を理解するのが大切

コーポレートサイトとホームページは言葉よりも意図を理解するのが大切

企業がコーポレートサイトを制作する意図は、自社をより多くのユーザーに認知してもらい、理解や信頼を得ることです。ホームページとはコーポレートサイトも含めた広義的な意味を持つため、コーポレートサイトの役割さえ理解していればどちらで呼んでも問題ありません。

扱う情報は企業によって異なりますが、ユーザーに有益な情報を提供し、正しく自社の目的や果たすべき責任を理解してもらうのが大切です。また、ただ情報を羅列するだけでなく、その他のページにもアクセスしやすく、見やすいプロフェッショナルなデザインを目指しましょう。

コーポレートサイトは自社のイメージを決定づける、ホームページの中でも非常に重要な役割を持っていることを忘れないようにしてください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319 |
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格