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2021.04.09 (公開: 2020.10.30)

PPC広告(クリック課金型広告)とは?リスティング広告の違い、メリット・デメリットを解説!

PPC広告(クリック課金型広告)とは?リスティング広告の違い、メリット・デメリットを解説!

PPC広告とリスティング広告の違いを知っていますか?混同してしまいがちな2つの広告の特徴、PPC広告のメリット・デメリットをわかりやすく紹介。広告費を抑えて、効率のいい広告出稿をしたい方はぜひご覧ください。

▼目次

PPC広告(クリック課金型広告)とは?

PPC広告(クリック課金型広告)とは?

PPC広告(クリック課金型広告)のPPCとは、” Pay Per Click ”の略です。日本語にすると「クリックごとの広告」となり、ユーザーからのワンクリックごとに課金される広告のことをいいます。
ウェブサイトに掲載されるPPC広告は、おもに下記の3種類があります。

リスティング広告 Google Adwards
Yahoo!スポンサードサーチ
ディスプレイ広告 Google ディスプレイネットワーク
Yahooディスプレイネットワーク
Criteo
SNS系広告 Facebook広告
Twitter広告
Instagram広告

リスティング広告とは?

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードの検索結果に連動して掲載される広告のことです。GoogleやYahooなどの検索エンジンでキーワードを入力し、検索結果の最初のページのトップ数行に掲載されていることが大半です。

リスティング広告はPPC広告の一種で、ユーザーがクリックした場合に広告料(掲載費用)が発生します。

リスティング広告は大きく分けて2つあり、検索キーワードに連動している「検索連動型広告」(ワード)と、動画や画像などのイメージに連動している「コンテンツ連動型広告」(イメージ)に分かれています。
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PPC広告(クリック課金型広告)とリスティング広告の違いは?

PPC広告(クリック課金型広告)とリスティング広告の違いは?

ウェブ広告についてインターネットで検索していると、PPC広告とリスティング広告を並列に比較しているサイトがありますが、PPC広告とリスティング広告は並列ではなく、リスティング広告がPPC広告の一部ということです。PPC広告は課金スタイルのことで、リスティング広告は広告形態を指します。

リスティング広告も、ユーザーからのクリックにより広告料金が課金されます。要は、掲載自体には費用が発生しない成果報酬型の「クリックベース」ということです。

PPC広告(クリック課金型広告)はクリックごとに課金される広告

PPC広告は、ユーザーのクリック数により広告料金が変動する「クリック課金型」の広告です。広告の掲載自体には費用が発生せず、ユーザーが広告をクリックした時点で初めて費用が発生します。そのため、初期費用自体を安く抑えられます。

リスティング広告は検索連動型広告の1種類

リスティング広告は、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンを運営している企業に出稿する広告の一部の形態のことです。リスティング広告は「検索連動型広告」と「コンテンツ連動型広告」の2種類があると述べましたが、中でも特にメインとなっている「検索連動型広告」は、もはやリスティング広告の代名詞となっています。

検索エンジンで調べたいキーワードを入力して、出てきた検索結果の最上位に表示されるテキスト広告が、検索連動型広告であるリスティング広告です。自然検索の結果上位表示されるURLと明確に区別されるように、Googleの検索結果画面ではリスティング広告には「広告」とURLの左側に必ず明記されているので、ひと目で広告だと分かります。

PPC広告(クリック課金型広告)を利用するメリット

PPC広告(クリック課金型広告)を利用するメリット

では、PPC広告を利用するメリットは何があるのでしょうか?PPC広告ならではのメリット3つを紹介します。

1、費用対効果が高い

PPC広告のいちばんのメリットは、やはり費用対効果が高いことでしょう。PPC広告はクリック課金型の広告なので、ユーザーが広告をクリックしなければ、広告費用が発生することはありません。

雑誌やテレビなどの広告費用は、時間や紙面などの枠を広告費として買っているため、広告を掲載した時点で、広告効果に関係なく費用が発生してしまいます。

反面、PPC広告は、広告を掲載した時点ではまだ費用が発生しておらず、クリックてからはじめて広告費用が発生します。

また、ユーザーが自らクリックするというアクションをとっているので、クリックした時点で、既に商品やサービスに少なからず興味関心があるということになります。逆に商品・サービスに対して興味関心がないユーザーを除外できるため、広告をクリックするユーザーの質を高められます。

つまり、質の高いユーザーが広告をクリックしているため、必然的にCVへの確度が高くなります。広告に対して万が一1度のクリックでコンバージョンまでつながらなくても、ユーザーへの商品・サービスの訴求は、しっかりとできるわけです。テレビや雑誌広告のような、流し見やページ飛ばしが起こる心配がありません。

2、広告出稿や編集作業がどこからでもでき、簡単

PPC広告は、ウェブ広告です。そのため、広告を掲載したあとに不具合や追加・修正点が出てきても、PCとネット接続環境さえあれば、場所を選ばずどこでも編集作業ができます。

しかし、テレビ広告や新聞などの紙面広告では、一度掲載してからの修正は、ほぼ不可能です。紙面広告では、校了後の掲載準備が整った状態で広告内容を修正するには、相当なコストが発生するはずです。緊急を要する事案であればなおさらコストが高くつくでしょう。

反面、PPC広告であれば、たとえ地政学要因で突発的なニュースなどにより、広告内容を深夜に変更しなければならなくなったとしても、自宅や出張先のPCで、スムーズに編集作業を行えます。

3、流入数やCV数から簡単に効果測定ができる

PPC広告はウェブ広告のため、掲載した広告の効果測定をカンタンに行えます。

PPC広告の効果測定では、目標達成度合いを測るために下記のような指標を使用します。

  • imp(インプレッション):ブラウザ上で表示された回数
  • CV(コンバージョン):獲得成果
  • PV(ページビュー):特定ページの閲覧回数

上記の項目を使い、まずは自社が出稿しているPPC広告の大まかな概要をつかみます。さらにここから、CTR(Click Through Rate : クリック率)を使い、表示された広告がどの程度クリックされたのかを広告のクリック回数 ÷ 広告の表示回数で算出します。

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そして最終的に、ROAS(Return On Advertising Spend : 広告費用対効果)を算出し、投下した広告費に見合ったパフォーマンスが出せているのかを、当初予測と照らし合わせます。ROASが高いほど、獲得効果が高いことになります。

逆に、テレビや紙面広告だった場合はどうでしょうか?テレビでは時間ごとの視聴率は算出されますが、調査エリアが限定されていたり、流したCMの効果がどの程度あったかは、売上が出たあとの市場調査でしか分かりません。紙面広告も同様です。

雑誌や新聞を手にとって、広告を見たから商品やサービスを購入したとしても、購入後アンケートや調査を行わない限り、テレビや紙面の広告効果は予測の域を出られないのです。

PPC広告(クリック課金型広告)を利用するデメリット

PPC広告(クリック課金型広告)を利用するデメリット

PPC広告のデメリットは何があるのでしょうか?PPC広告のデメリットは「クリック単価が高い」こと、「広告表現やサイズに制限がある」ことの2つがあります。

クリック単価が高い

PPC広告はクリック課金型広告のため、ユーザーが広告をクリックしない限りは、広告費用が発生しません。そのため、ユーザーの目に触れなければテレビやラジオ広告のようにムダな費用を払う必要がなくなります。しかし、クリックされると費用が発生するのですが、クリック単価が年々高くなってきている傾向があります。

PPC広告は初期費用が安いため、安価でも広告を出稿することができます。しかし、テレビからウェブ媒体へのユーザー移行でインターネットユーザーの母数が年々右肩上がりになっており、広告媒体のユーザー数も多くなってきています。それと同時に、広告を出稿する企業もどんどん増えてきました。

それによりPPC広告のクリック単価は、オークション形式の入札が増えてきました。そうしてオークションにて広告出稿を競合同士で争うことになり、クリック単価自体が上がってきています。

広告表現やサイズに制限がある

2つ目のデメリットは、広告表現や広告サイズに制限があるということです。PPC広告はウェブ広告ですが、ウェブサイトを見る媒体は、その時の状況によって異なるでしょう。電車での移動時間ならスマホで、ソファーでくつろいでいる時はタブレットで、仕事デスクではPCといった形です。

ウェブサイトのインターフェースは、スマホやPCに適正化されているため、広告サイズが限定され、結果的に広告に掲載する表現自体も制限されてしまうことになります。

また、広告媒体によっては掲載可否審査があり、広告に掲載するワードやクリエイティビティなどの表現が、適切であるかを判断されます。そのため、広告の表現によっては掲載先媒体の審査に落ちて広告を掲載できなくなることもあるのです。

PPC広告であっても、掲載可否審査は存在します。ですので、PPC広告の制作に入る前に載先媒体のレギュレーションをしっかりと確認し、どのような表現が不適切になるのかを、事前に調べておきましょう。

PPC広告の料金(費用)はどう計算されるの?

PPC広告の料金(費用)はどう計算されるの?

PPC広告の料金(費用)はクリック数×クリック単価で計算されます。

PPC広告料金例:100クリック×クリック単価100(円)=10000円

1万円の広告予算が高いのか安いのかは、この1万円からコンバージョンがどのくらい発生するのか(CVR)、1コンバージョンあたりにかかる費用が利益に見合っているのかで変わってきます。PPC広告の費用対効果を見るにはいくらまでのクリック単価ならいくら利益が出るのか、が重要になってきますのでPPC広告のクリック単価と、そこからのCVRについては前もって予測し、広告出稿後は数値を常にモニタリングするようにしましょう。

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PPC広告(クリック課金型広告)を出稿できる媒体

PPC広告(クリック課金型広告)を出稿できる媒体

PPC広告のメリット・デメリットを見てきましたが、PPC広告を実際に出向できる媒体は、どんなものがあるのでしょうか?

  • Google
  • Yahoo!JAPAN
  • Twitter
  • Instagram

上記の4つが、おもにPPC広告を掲載できる媒体です。

GoogleのPPC広告

GoogleへのPPC広告出稿は、検索エンジンの王者であるため、ホームページやブログを開設した際はじめに検討されることが多い媒体です。特にリスティング広告掲載の国内シェアが73%と圧倒的に高く、多くのユーザーの目につくため、誰もが出稿を検討する媒体となっています。GoogleへのPPC広告出稿は、Google広告への登録が必要です。

Yahoo!JAPANのPPC広告

Yahoo!JAPANは、月間700億ページビューを誇り、PCからのアクセス者数はGoogleを抑えてYahoo!JAPANが1位となっています。(スマホの場合はGoogleが1位)男女比率や世代間での利用者のバラつきが少なく、幅広いユーザーへのアクセスが可能です。
専門コンサルタントが、キーワード設定など必要な初期設定を無料で行ってくれたり、広告運用専門ダイヤルが開設されているなど、PPC広告出稿の初心者にも手厚いサービスが展開されています。
Yahoo!JAPANへのPPC広告出稿は、Yahoo!JAPAN広告への登録が必要です。

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TwitterのPPC広告

Twitterは月間利用者数が4,500万人を超え、LINEに次いで国内2番目の規模を誇るSNSです。2008年の日本でのサービス開始時からユーザーの幅は劇的に広がり、もはやテレビやラジオなどのニュースよりも時事ネタや地政学ニュースにいち早く触れることができるようになりました。

リツイートでの拡散力が圧倒的に高く、今では日本企業もこぞってアカウント作成や広告出稿をしています。TwitterへのPPC広告出稿には、Twitter for Businessへの登録が必要になります。

InstagramのPPC広告

Instagramは国内ユーザーが3,300万人を超え、今もっとも勢いのあるSNSです。昨年ついにFacebookのユーザー数を超えました。Instagramが一般的に普及した2016年頃は、利用者数の男女比は4:6で若干女性が多く、特に10代や20代の若年層からの支持が多いのが特徴でしたが、最近ではInstagramは、もはや若者向けSNSというイメージは払拭されつつあり、世代間の偏りも解消されてきています。

InstagramはFacebookの子会社であるため、InstagramへのPPC広告出稿には、Facebook for BusinessとFacebookの両方への登録が必要になります。

Facebookへの登録は必須ですが、InstagramのアカウントがなくてもInstagramへPPC広告を出稿できます。しかしInstagramのアカウントがないと、広告に対するコメントへの返信や削除ができなかったり、広告に表示されるアカウント名が表示されません。そのため、Instagramのアカウントの登録は必須ではありませんが、アカウントがあった方が広告管理には便利でしょう。

GoogleとYahoo!のPPC広告の特徴、使い分け方

Google広告とYahoo!広告には、それぞれ異なる特徴があります。自社の商品やサービスの色にあわせて、上手に使い分けていくことが重要です。以下にGoogleとYahoo!で異なるポイントを比較しながらまとめています。

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広告掲載先

Google広告は、Google検索結果とGoogleの提携しているサイトへ広告が配信されます。Googleのディスプレイ広告は、GmailとYoutubeにも配信されます。一方、Yahoo!広告の配信先は、Yahoo! JAPANの検索結果とYahoo!の提携サイトです。Yahoo!のディスプレイ広告は、Yahoo! ニュースと知恵袋にも配信されます。

利用ユーザー層

GoogleとYahoo!では、利用しているユーザー層に違いがあります。Googleは比較的若年層に利用者が多く、スマホユーザーが多めです。Yahoo!は40~60代の中高年層で、PCからのアクセスが多くなっています。

表示オプション

GoogleもYahoo!も広告の表示オプションを設定できますが、設定できる範囲に違いがあります。Google広告では10項目のオプション設定ができるのに対し、Yahoo!広告では4項目のみと大きく差があります。

キーワードのマッチタイプの表記

キーワードのマッチタイプの表記方法が、2社でそれぞれ異なります。Google広告では、キーワードに記号をつけてマッチタイプを記入する必要があり、若干少々難しいです。一方Yahoo!広告の場合、プルダウンから選択して設定できます。

ターゲティング設定

Google広告とYahoo!広告では、ターゲティング設定の幅が若干ですが異なります。GoogleよりもYahoo!の方が年齢層の設定幅は広いですが、Googleでは子どもの有り無しや、現在地を中心とした半径設定なども可能です。

その他、Google広告はリスティング広告とディスプレイ広告を同じ管理画面で操作することができたり、海外への広告出稿をしたりするのも簡単です。ただし、世界シェアNo.1でユーザー数も多いですが、その分競合が多く入札競争は激しいです。ユーザー層や広告配信先、運用や管理のしやすさなど、さまざまな観点から2社のどちらに広告出稿するか検討してみてください。

PPC広告の始め方

PPC広告の始め方

予算をかけず、できる範囲で自社のPRをしていきたい場合には、PPC広告はとても適した手法といえます。実際にPPC広告に取り組むときには、以下の3つの手順とポイントを頭に入れておきましょう。

1、商品名、会社名で広告を出稿する

第一段階として、会社の名前や売り出したい商品名などを検索キーワードとして登録してみましょう。社名や商品名を知っていて、なおかつ検索をするユーザーは、あなたの会社や商品、サービスに強い関心をもっている可能性が高いです。広告効果を実感するためにも、商品名や会社名で「お試し」の広告設定をしてみることもおすすめです。

2、地域を絞り、エリア配信で広告を出稿する

地域を絞って広告配信するのも効果的です。全国規模ではまだまだ知名度がないけれど、地元では比較的広く知られている……という企業は多いはず。そんなときは、広告配信のエリアを絞り込んだり、検索キーワードに地域名を指定するなど、地域限定で広告配信することも方法のひとつです。

3、曜日、時間帯を絞って配信テストをし、効果測定を行う

すでに自社の事業において、売れる曜日や時間帯などのデータがとれているケースもあると思います。その場合、人が集まりやすい時間帯や曜日に絞って広告配信をすることで、集客数を効率よくアップさせることもできます。

広告配信のターゲットや時間、曜日、時期などは定期的にテスト配信を行い、効果測定を行いましょう。検索連動広告は、コントロール性が高いという強みがあります。分析と改善を繰り返しながら経過をみていくのも、広告運用においては重要なポイントです。

PPC広告のキーワードの選定方法

PPC広告のキーワードの選定方法

PPC広告は、ユーザーが検索したキーワードを基に配信されるものです。そのため、キーワードの選定が非常に重要なポイントであることを理解しておきましょう。ここでは、キーワード選定時に抑えておきたい2つのポイントをお伝えします。

キーワードを検索ボリュームなどから洗い出し、リストアップする

キーワードは、ユーザーが同じ目的をもっていても、どのような言葉を使って検索するかが個人によって大きく異なります。たとえば「ハワイ旅行に行きたい」という同じ目的でも「ハワイ 旅費」と検索する人もいれば「ハワイ旅行 いくら」と検索する人もいます。

「ハワイ ツアー 格安」などの3語を入れる場合もあります。このように、検索キーワードはバリエーションに富んでいるため、ツールを使って一括でキーワードを洗い出すのが効率的です。一般的には、もっとも知名度が高く操作も簡単な「Google キーワードプランナー」のツールを使うことが多いです。

ツールを使って洗い出したキーワードは、さらに細分化してリストアップしていきます。リストアップする際に大事なポイントは次の3つです。

1.検索ボリュームが少なすぎないキーワードを選ぶ
2.競合性が高いキーワードは要注意
3.入札単価と予算を照らし合わせる

上の3つのバランスを考慮し、足りない語句を追加したり、自社の社名、商品、サービス名称なども加えたりしてキーワードリストを精査していきましょう。

キーワードのマッチタイプを選ぶ

続いてキーワードのマッチタイプを選びます。マッチタイプとは「ユーザーが検索した語句と、企業が指定したキーワードがどのように一致した場合に広告を表示させるか」という設定になります。マッチタイプには4種類あり、Google広告でもYahoo!広告でも同じ考え方で分類されています。

  • 部分一致
  • 絞り込み部分一致
  • フレーズ一致
  • 完全一致

マッチタイプを選択するときには、迷いが出るかもしれません。キーワード選定の段階で、どのようなマッチタイプが選択できるかということを考えながらリストアップしていくと効率よくキーワード選定ができるでしょう。

競合サイトが広告出稿しているキーワードから選ぶ

広告運用などのWebプロモーションが上手くいっている競合サイトがどんなWeb広告を出稿しているのかを調査し、キーワードを選定する方法も効果的です。広告運用が上手くいっているWebサイトは出稿するキーワードの取捨選択や広告テキストなどで長年PDCAサイクルを回しているはずです。自社でゼロからキーワードを選定するより、一歩二歩先を進んでいる競合サイトの広告出稿キーワードを調査、そのキーワードに広告出稿を行うのも効果的です。

競合の広告運用を調査するツールとしてはSEMrushのような有料ツールを使うなど、いろいろな方法があります。これから広告運用をはじめるので予算がない場合はSimilarWebのような無料ツールや実際にキーワードで検索してみて、競合が広告を出稿していないかを調べる形でもいいでしょう。

まとめ

PPC広告(クリック課金型広告)について、リスティング広告との違いやメリット・デメリットから、PPC広告を掲載できる媒体まで詳しく解説してきました。PPC広告は、ユーザーが広告をクリックするまでは広告費用が発生しない、言わば成果報酬制の課金型広告です。広告掲載自体には費用が発生しないため、広告出稿の初期費用を安く抑えることが可能です。

「クリック単価が高い」、「広告サイズや表現に制限がある」という2つのデメリットを考慮しても、

  • 費用対効果が高い
  • 広告出稿や編集作業がどこからでもできて簡単
  • 流入数やCV数から簡単に効果測定ができる

という3つのメリットを加味すると、PPC広告に対してのマイナス面は払拭できるのではないでしょうか?

広告効果測定が容易で、とにかく費用対効果が高いPPC広告。
費用を抑えながら確実に広告効果を狙うなら、ぜひPPC広告を検討してみてください。まずは上記で出てきた、

  • Google
  • Yahoo!JAPAN
  • Twitter
  • Instagram

の4媒体に登録し、PPC広告を出稿できる準備を整えましょう。

PPC広告で成果を上げるためにはたくさんの知識と試行錯誤が必要です。ニュートラルワークスでは、Web広告出稿のお手伝いも賜っております。「担当者がいない」「インハウスでの運用が大変」「広告効果がイマイチ…」など、広告でお困りの方はニュートラルワークスまでご相談ください。

著者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトなど複数のIT企業にてWebマーケティングを学び、2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善を得意としています。また、ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントを運用していたこともあるので、Webビジネス全般を守備範囲としています!