リスティング広告の配信面を検索エンジン別に紹介!

リスティング広告の配信面を検索エンジン別に紹介!

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに応じて、検索結果に表示されるテキスト型広告のことです。クリック課金制が採用されており、低予算かつ即日で広告配信ができるため、多くの企業商品やサービスの売上アップ施策として活用されています。

一方で、リスティング広告の仕組みを理解せずに運用を続けると、損失を生むことになりかねません。

本記事では、リスティング広告の仕組みや配信面を検索ブラウザ別に紹介します。効果的にリスティング広告を運用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

リスティング広告(検索連動型広告)とは?基本を解説

リスティング広告(検索連動型広告)とは?基本を解説

リスティング広告(検索連動型広告)とは、広告主が設定したキーワードとユーザーの検索ワードが一致したときに表示される広告のことです。

まずは、リスティング広告の基本から見ていきましょう。

リスティング広告の表示の仕組み

リスティング広告は広告費を支払うと、ユーザーニーズに合ったキーワードで広告を表示できるため、効率的にクリック数やコンバージョン数を増やすことができます。

例えば、「SEO会社」とユーザーが検索すると、リスティング広告を配信しているSEO会社のサービスページが表示されます。

リスティング広告の機能でできること

リスティング広告では、主に以下の機能を利用できます。

リスティング広告で利用できる機能 概要
キーワードの設定 広告を表示するキーワードの設定
入札管理 ・キーワードごとの入札単価設定
・1日あたりの広告費用の上限額設定
レポート分析 CTRやCVRの分析
自動広告運用 ・入札額の自動最適化
・ABテストの実行

リスティング広告は、キーワード選定や入札管理だけでなく、CTRなどの数値分析や広告の自動運用まで対応しています。特に、数値分析や自動広告運用機能を使うと、効率的かつ最適な自社広告の運用が実現できるでしょう。

リスティング広告のターゲティング

リスティング広告では、想定ユーザーに合わせた以下のターゲティング設定も可能です。

  • 地域
  • 曜日
  • 時間帯
  • デバイス(スマートフォンなど)
  • リターゲティング

例えば、「東京 居酒屋」をメインキーワードに設定する場合、地域(東京23区)や曜日(土日)などの詳細を設定すると、想定ユーザーを狙った広告運用が可能です。

リマーケティングリストを活用すると、対象ページの閲覧経験があるユーザーに絞って広告を出稿できます。不特定多数に向けて広告を出すよりも費用を抑えられるため、CPA(顧客獲得単価)改善にも期待できます。
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リスティング広告の課金形態

リスティング広告では、クリック課金制が採用されています。インプレッション課金とは異なり、クリックされた分のみが費用として発生します。

リスティング広告を運用する際、キーワードごとのCPC(クリック単価)を把握しておくと、全体の予算や目標のCPAを決めやすくなります。
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リスティング広告と他の集客方法との違いを比較

リスティング広告と他の集客方法との違いを比較

リスティング広告以外にも、Web業界には数多くの集客方法が存在します。リスティング広告と他の集客方法の違いについて、詳しく解説します。

リスティング広告とディスプレイ広告の違い

リスティング広告とディスプレイ広告の違いは、表示される配信面が異なります。

  • リスティング広告:検索結果画面
  • ディスプレイ広告:Webサイトやアプリの広告枠

ディスプレイ広告はリスティング広告とは違い、画像を使用した視覚的にインパクトのある広告を配信できます。また、リスティング広告のように配信エリアが限定されていないため、多数のWebサイトやアプリにも表示が可能です。

一方で、不特定多数のユーザーに配信する性質上、「インプレッション数が増えているのに、結果が出ない」という状況に発展する可能性があります。

企業のブランディングや商品・サービスの認知度向上が目的の方は、ディスプレイ広告の導入を検討してみましょう。
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リスティング広告とSNS広告の違い

リスティング広告とSNS広告の違いは、表示される配信面が異なります。

  • リスティング広告:検索結果画面
  • SNS広告:SNS内の広告枠

SNS広告は画像や動画を利用できるため、視覚的にインパクトのある広告を配信可能です。また、SNSには拡散力があるため、他の配信方法にはない効果にも期待できます。

ただし、ディスプレイ広告同様、SNS広告も不特定多数のユーザーに配信するため、商品・サービスの購買まで発展しない可能性があります。

リスティング広告にはない拡散力を求める場合は、SNS広告の導入を検討してみましょう。
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リスティング広告とSEOの違い

リスティング広告とSEOの違いは、検索結果画面に表示される場所にあります。

リスティング広告は基本的に検索結果に「スポンサー」として表示されます。一方、SEOは検索エンジン側によって「良質なコンテンツ」と評価された順番に表示される仕組みです。

SEOはリスティング広告と異なり、基本的に広告費用が発生しないため、検索上位に表示されているページが増えるほど、検索流入が増加します。

ただし、記事やサービスページの内容だけでなく、ドメインパワーや内部リンクなど、メディア全体の評価も加味されて上位表示されるページが決まります。SEOは1カ月などの短期間で成果が出るものではないため、中長期的な視点で施策を進めなければいけません。

短期間で結果を求める場合は「リスティング広告」、中長期的な施策で広告費用を抑えていきたい場合は「SEO」を選択しましょう。
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リスティング広告が表示される配信面

リスティング広告が表示される配信面

リスティング広告を掲載する媒体によって、配信される画面の表示は変わります。

媒体ごとの配信面について詳しく解説します。

検索ブラウザの検索結果画面

検索ブラウザの検索結果画面は、リスティング広告の成果に影響しやすい重要な部分です。

Google広告の場合、検索キーワードに対してスポンサーとして広告が表示されて、ユーザーの目に留まりやすくなるからです。

検索ブラウザの検索結果画面

商品やサービスへの興味が強い顕在層をターゲットとし、リスティング広告を掲載すると、CVRなどの数値が改善しやすくなります。

リスティング広告を効率的に運用するためには、適切なキーワード設計と入札価格を設定した広告配信が重要となります。
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提携検索サイトの検索結果画面

検索ブラウザと似た媒体として、提携検索サイトが存在します。提携検索サイトの場合、GoogleやYahoo!などの検索エンジンが提携しているサイトに広告が表示されます。

例えば、Googleの場合は「BIGLOBE」や「livedoor」などが該当し、提携サイトを利用しているユーザーへのリーチも可能です。

リスティング広告を掲載するには、提携検索サイトの検索画面を意識した、広告クリエイティブの最適化も意識してみましょう。

ディスプレイネットワーク面

ディスプレイネットワークとは、検索結果以外のWebサイトやアプリで配信する広告のことで、バナーなどの画像広告が該当します。

検索結果画面に表示されないため、単体での訴求力は弱めです。ただし、他の運用方法との相乗効果で、ユーザーの購買行動を改善できる可能性があります。

例えば、「SEOコンサル」というキーワードでリスティング広告とバナー広告を掲載したとしましょう。バナー広告を設置することで、リスティング広告では流入を獲得できないようなユーザー層にまでリーチを広げられます。

自社サイトや商品・サービスの露出を増やしたい方は、リスティング広告だけでなくバナー広告などの導入も検討してみましょう。
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リスティング広告の媒体の種類

リスティング広告の媒体の種類

リスティング広告は、誰もが一度は利用したことのある検索エンジンへ出稿できます。リスティング広告の媒体には、以下の3つが存在します。

  • Google
  • Yahoo!
  • Microsoft

各検索エンジンのリスティング広告について詳しく解説します。

Googleの検索広告

Googleの検索広告は、リスティング広告における代表的な媒体です。

Googleは世界最大の検索エンジンとして、毎日数十億件の検索行動が発生しているため、リスティング広告を発信する媒体として適しています。Google広告ではクリック課金制を採用しているため、自社の広告予算に合った最適な運用を進めやすいのも魅力です。

一方で、キーワードによっては価格競争が激しくなり、広告単価が高くなるデメリットも存在します。費用を抑えたい方は、コンバージョン数やクリック数を参考に、配信キーワードを見直してみましょう。

Yahoo!の検索広告

Yahoo!の検索広告は、「ヤフー株式会社」が運営している広告媒体の一つです。国内では2番目に利用されており、リスティング広告を出稿する媒体として多くのユーザーから支持を集めています。

Yahoo!の検索広告は、Google広告と比べると単価が安いため、少額の予算で広告運用を始めたい方に適しています。

Yahoo広告の場合、検索エンジンであるYahoo! JAPANをはじめとした以下のサービスと連携できるため、複数のメディアを組み合わせて成果を高められる、クロスメディア効果が期待できます。

  • 朝日新聞DIGITAL
  • excite
  • Bing
  • My cloud
  • vector

ただし、Google広告と比べるとユーザー数が少ないため、短期的な成果を求めている場合は適していない可能性があります。

Google広告とは異なる配信先やターゲット層にリーチしたい場合、Yahoo!広告の利用がおすすめです。

Microsoftの検索広告

Microsoft社が提供する検索エンジン「Bing」でも、リスティング広告を掲載できます。

Microsoft社は、パソコンOS「Windows」やExcelやWordなどの「Microsoft Office」を提供するIT企業です。

欧米諸国では2021年頃から利用されており、2022年5月から国内でもサービスが開始されました。Microsoft社の製品は、ビジネスシーンで活用される機会が多いため、「BtoB商材・サービス」のブランディングやCVR向上に期待できます。

Microsoftの検索広告は、他の検索エンジンと比べてクリック単価が安価です。ただし、出稿者が増えてきたことから、近年は単価が上昇しています。

広告費用を抑えつつ、BtoB向けのサービスの魅力を発信していきたい方は、Microsoftのリスティング広告の活用も検討してみましょう。
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リスティング広告のメリットや効果

リスティング広告のメリットや効果

リスティング広告には、他の出稿方法にはないメリットや効果があります。

リスティング広告を有効活用するためにも、以下3つのメリットを確認しましょう。

  • 低予算かつ即日で広告配信できる
  • 見込みの高いユーザーを狙って広告配信できる
  • リアルタイムで成果の検証・分析・改善ができる

低予算かつ即日で広告配信できる

リスティング広告は、他の出稿方法と比べて低予算かつ即日で配信できます。

基本的にリスティング広告はクリック課金制なので、インプレッションに対する費用は発生しません。

例えば、広告予算を10万円と設定した場合、最大10万円分の広告が自動で表示されます。広告予算やキーワード、説明文などを設定するだけで自動配信できるため、不要な手間もほとんどかかりません。

ただし、競合の多いキーワードはクリック単価が高い傾向にあるため、広告予算内に収まらない可能性があります。

リスティング広告を設定する際は、ターゲット層やキーワードなどの最適化および検証・分析を繰り返しましょう。

見込みの高いユーザーを狙って広告配信できる

リスティング広告を活用すると、顕在層を狙った広告配信による売上アップが期待できます。

リスティング広告は、検索ワードに応じて自動配信されるため、顕在層が検索する可能性の高いキーワードを設定すると、効率的な広告運用ができるからです。

例えば、SEOコンサルティングを検討中の担当者に向けたキーワードとして「SEOコンサル」と設定すると、CTRは高くなる可能性があります。ただし、広告を配信するキーワードの検索ボリュームが少ないと、なかなか流入数を得られません。

広告予算や流入数などの数値を整理したうえで、自社の商品・サービスに合った適切なキーワードを設定しましょう。

リアルタイムで成果の検証・分析・改善ができる

リスティング広告は配信結果がデータとして残るため、成果の検証・分析・改善をリアルタイムで実施できます。

広告を配信しながらリアルタイムで成果を分析できるため、広告配信のPDCAを回しやすくなり、最適な広告運用条件を設定できます。

例えば、商品のランディングページを配信広告として設定しているとしましょう。リアルタイムで流入数やコンバージョン数を把握できると、タイトルや説明文の最適化、CTAボタンの変更などの施策を速やかに実行できます。

リスティング広告の媒体によっては、反映までに数時間のラグが発生します。スケジュールに余裕をもった広告の運用を心がけましょう。

リスティング広告のデメリットや注意点

リスティング広告のデメリットや注意点

費用や運用面でメリットの大きいリスティング広告には、注意点もあります。

広告運用で失敗しないためにも、配信前にリスティング広告のデメリットを把握しておきましょう。

広告配信の費用がかかる

リスティング広告はクリック課金制という特性上、配信費用が発生しつづけます。

SEO・MEO対策の場合、検索上位表示に時間がかかるものの、広告費用は発生しません。一方、リスティング広告は検索結果画面に表示されるものの、配信費用の支払いが止まると、一切表示されなくなります。

広告配信で利益が発生している場合は、引き続き運用すれば問題ありません。費用対効果が合わない場合は、クリック単価やキーワードを見直してみましょう。

潜在層へのアプローチが難しい

リスティング広告は、商品・サービスを求めている顕在層に適した配信方法で、潜在層へのアプローチには向いていません。

例えば、「SEOとは」と検索する潜在層に対して、「SEOコンサルのサービス紹介」に関するリスティング広告を配信しても、検索目的が異なるため、効果は得にくいでしょう。

SNS広告やディスプレイ広告でブランディングや認知度を向上させると、顕在層が増加してリスティング広告の効果を発揮しやすくなります。

潜在層へアプローチする際は、複数の広告配信方法を組み合わせてみるのも一つの方法です。

画像ではなくテキストでの訴求になる

リスティング広告の性質上、テキストしか表示されないため、画像や動画を利用した訴求には対応していません。

例えば、健康サプリメントを販売する場合、テキストのみの広告よりも商品画像が見える広告の方が、訴求効果が高くCTRも高くなります。

リスティング広告の場合、遷移先のWebサイト内に画像や動画を掲載する形となるため、いかにテキストと説明文だけで広告をクリックしてもらえるかが重要です。

ユーザー行動に関する心理を把握して、魅力のあるテキストや説明文を作成しましょう。

適切なリスティング広告運用で利益を生み出そう

適切なリスティング広告運用で利益を生み出そう

リスティング広告を適切に運用すると、企業のブランディング・認知度向上、商品・サービスの売上改善に貢献します。

ただし、企業や商品の認知度が低かったり、広告予算を確保できなかったりすると、損失を生み出しつづける広告運用となってしまいます。

効果的なリスティング広告運用を進めるためにも、予算に合ったキーワード選定やターゲティングを実施しましょう。


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監修者紹介

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

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