ランディングページ(LP)作成時に必ず発生するのがコーディング作業です。ランディングページのコーディング作業の流れや作業内容、外部委託した際の費用相場、自社でLP作成を行う際のおすすめLP作成ツールをご紹介します。
▼目次
ランディングページ(LP)のコーディングとは、LPを組み立てる作業です。デザイナーが作ったLPのイメージを元に、HTML/CSSと言ったコンピューターが理解できる言語を使いLPを組み立てていく作業をコーディングといいます。
使用する言語 | 特徴 | |
---|---|---|
コーディング | HTML、CSS | 仕様通りにLPを組み立てる作業 |
プログラミング | PHP、JavaScript | コンピューターに処理してもらうプログラムを作成すること |
よく混同されるランディングページ(LP)のコーディングとプログラミングの違いについて紹介します。
コーディングは、仕様通りにLPを組み立てていく作業です。HTMLで骨組みを作り、CSSで塗装をしていくイメージです。
一方プログラミングは、コンピューターに処理してもらうプログラムを作成することです。
LP内にお問合せフォームを設置(PHP)やLPの背景画像に動きをつける(JavaScript)など、コンピューターに指示を出し処理してもらう機能を作成することをプログラミングといいます。
それでは、ランディングページ(LP)のコーディングまでの流れを紹介します。工程は4つに分かれます。
1つ目の工程では、LPの戦略を練ります。まずは、LPを作る目的を明確にしましょう。
上記のようにLPを作る目的を決定します。次にLPの入り口と出口の設計を行います。これから設計するLPに「ユーザーがどこから入ってきてどこに誘導するか」ということです。
例えば、「検索エンジンからLPに訪問するユーザー」と「WEB広告からLPに訪問するユーザー」ではそれぞれニーズが異なるため、LPで伝えなくていけない情報が異なります。LP戦略では、集客方法別に想定されるユーザーのニーズを加味した上で、どうやって目的を達成するか考える必要があります。
2つ目の工程では、LPの戦略を具体的な企画に落します。一般的にこの工程でワイヤーフレーム(LPの設計図)を作成します。どう設計すれば、目的を達成できるかを考えながらワイヤーフレームを作成することでCVRアップに繋がります。この工程を疎かにしてしまうと、修正点が多くなり結果LPコーディングの工数が増えてしまうにで注意が必要です。
3つ目の工程では、LPのデザインに着手します。イメージカラーの選定や写真素材の加工を行います。中でも一番重要となるのがLPのファーストビューデザインです。LPの場合、ファーストビューでの離脱率は70%以上と言われているため、ユーザーに必ず見られるファーストビューデザインは、入念にデザインする必要があります。
4つ目の工程は、LPのコーディングです。出来上がったデザインに命を吹き込む工程となります。LPは、全ての情報を1ページに集約するため、画像コンテンツが多くなります。画像が多くなりLPページの表示速度が遅くなれば、ユーザーの離脱率も増加します。LPコーディングを行う際は、ページ表示速度にも気を配りながらコーディングしていくことが重要です。
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ランディングページ(LP)作成に必要なコーディング作業を紹介します。LPコーディングでは、「HTML」「CSS」「JavaScript」の3つの言語を使って作業をしていきます。それぞれの役割について見ていきましょう。
HTMLは、Hyper Text Markup Languageの略で、LP制作の基本となるマークアップ言語です。マークアップ言語とは、LP上の文字・画像といった土台を構築する言語です。HTMLには「ここはヘッダー」「ここは見出し」と言ったようにLPの「どこに何を配置するか」をコンピューターに伝える役割があります。
CSSは、Cascading Style Sheetsの略で、LPのレイアウトを形成するために必要です。文字の色や背景などを変更させることが可能です。CSSを加えることによってLPが見やすい見た目に変化します。また、HTMLとCSSは、常にセットで作成する必要があります。HTMLでマークアップしながら、CSSでレイアウトを整えていくのが、LPコーディングの基本です。
JavaScriptは、LP上に動きをつける役割があります。HTMLとCSSのみでもLP制作は可能ですが、どこか物足りないLPとなってしまいます。例えば、JavaScriptを使用すると、LP内の画像コンテンツをスライドショーにするなどプログラムを構築することが可能となります。現在のLPコーディングでは、HTMLとCSSだけではなく、JavaScriptを利用するのがスタンダードとなっています。
目的 | 作業範囲 | 依頼先 | 相場 |
---|---|---|---|
コーディングのみ | コーディング | フリーランス | 5万円程度 |
コーディングのみ | コーディング | 中小規模の制作会社 | 10万円程度 |
簡単なLP制作 | 戦略設計~コーディングまで | フリーランス | 10万円程度下 |
簡単なLP制作 | 戦略設計~コーディングまで | 中小規模の制作会社 | 20万円程度 |
コンテンツにこだわったLP制作 | 戦略設計~コーディングまで | 中小規模の制作会社 | 30~80万円程度 |
ランディングページ(LP)のコーディングにかかる費用相場を紹介します。LP制作の相場は数万~数十万円が相場となっています。また、「どんなLPを制作するか」「作業範囲」「依頼先」によって費用相場は大きく変わってきます。下記表にまとめましたので参考にして下さい。
LP制作会社に依頼する際は、自社で「LP戦略設計~デザイン」を事前に行っておくことで、費用を削減することが可能です。LP制作会社は工数が多くなる程、高額となるためです。また、LPに使用する画像素材も自社で用意しておくことで更に費用を抑えることが可能となります。
コーディングの知識がない人にはLP作成ツールを利用しましょう。LP作成ツールとは、コーディングの知識がなくても、簡単にLPが制作できるツールです。テンプレートからデザインを選んだり、ドラック&ドロップでコンテンツの編集ができるツールとなっています。
LP作成ツール導入するメリットを3つ紹介します。
1つ目のメリットは、ランディングページ(LP)作成が簡単になる点です。LP作成ツールがあれば何の知識がなくても下記4ステップでLP制作が可能です。
LP作成ツールに登録する
好きなデザインテンプレートを選ぶ
画像やテキストを挿入
LPを公開する
クラウド系のLP作成ツールであれば、自身でドメイン取得やサーバーを用意する必要もないため、簡単にLPが作成できます。
2つ目のメリットは、ランディングページ(LP)を低予算で作成できる点です。先ほど紹介した様にLP制作会社に依頼した場合は、数万円~数十万円の費用が掛かりますが、LP作成ツールの中には、無料で利用できるものもあるため、低予算でLPを制作することが可能です。
3つ目のメリットは、ランディングページ(LP)の簡単な運用テストも可能な点です。
LPは、制作後の運用方法で目標達成できるかが決まります。自社でLPを運用する自信がない場合は、LP制作ツール内の分析ツールを利用すれば簡単に運用テストを行うことが可能です。
LPのコーディング知識がなくても簡単にLPを作成ができるツール5選を紹介します。
ペライチは、日本発のLP作成ツールです。20万人以上の実績があるサービスとなっており誰でも簡単にLPを制作することが可能です。
スタートプラン | ライトプラン | レギュラープラン | ビジネスプラン | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
ページ上限 | 1ページ | 3ページ | 5ページ | 10ページ |
レスポンシブデザイン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | × | 〇 | 〇 | 〇 |
Jimdo(ジンドゥー)はドイツ発のLP作成ツールです。海外の制作ツールになりますが、日本国内のサポートは、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが行っています。Jimdo(ジンドゥー)では、LP制作の知識がなくてもたった3分で目的に合ったLP制作が可能となっています。
PLAYプラン | STARTプラン | GROWプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 990円 | 1,590円 |
ページ上限 | 5ページ | 10ページ | 50ページ |
レスポンシブデザイン | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | × | 〇 | 〇 |
Wixは、世界190カ国以上、利用者数1億6,000万人以上が利用しているLP作成ツールです。
Wixは、CMS(webサイトを構築するシステム)の世界シェア率も4位となっており、多くのユーザーに利用されているLP作成ツールです。
ベーシックプラン | アドバンスプラン | VIPプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 900円 | 1,300円 | 2,500円 |
データ容量 | 3GB | 10GB | 35GB |
レスポンシブデザイン | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | 〇 | 〇 | 〇 |
STUDIOは、STUDIO株式会社が運営するLP作成ツールです。デザイン制作に特化したツールとなっており、コーディング知識がないと難しい細かいデザイン調整が可能となっているので、デザインにこだわったLP制作をしたい方に向いているツールとなります。
FREEプラン | BASICプラン | PROプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 980円 | 2,480円 |
ページ上限 | 5ページ | 5ページ | 1,000ページ |
レスポンシブデザイン | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | × | 〇 | 〇 |
フォームメーラーは、高機能なフォームやLP制作が簡単にできるツールです。ドラップ&ドロップの直感的な操作で制作が可能なので、LPコーディングの知識がなくてもプロ並みのLP制作が可能です。
FREEプラン | Proプラン | Businessプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 1,250円 | 6,250円(3ヶ月) |
ページ上限 | 5ページ | 10〜100 | 20〜100 |
レスポンシブデザイン | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | × | 〇 | 〇 |
ランディングページ(LP)のコーディングについて紹介しました。
今回のまとめは下記の通りです。
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