被リンク営業方法や獲得方法を徹底解説!成功のコツとは

被リンク営業のリスト作りから提案方法まで具体的に徹底解説!

この記事のポイント

この記事でおさえておきたいポイントは以下です。

被リンク営業で獲得したい良質な被リンクとは

Dofollowリンクはリンク元のサイトのリンク評価を得られるSEO効果のあるリンクです。既に獲得しているNofollow被リンクがあれば、提案次第では、Dofollowリンクに変更してもらえる可能性があります。自社サイトと関連性のあるサイトやE-E-A-Tの高いサイトからもらうと質が高いと判断されやすいです。また競合他社が獲得している被リンクは、質が高い可能性があり、獲得しやすい可能性も高いためおすすめです。

被リンク営業の方法

自社サイトと競合サイトの被リンクを調査して被リンクの傾向をおさえ、提案方法ごとにグルーピングした被リンク営業リストを作成します。リストが完成したら、提案内容ごとに提案メッセージの雛形を作成し、相手企業サイトのコーポレートサイトやサービスサイトのお問い合わせフォームやSNSの担当者にDMでメッセージを送ります。

被リンク営業を成功させるコツ

相手側にもメリットを提示することで成功率が高まります。事前にインタビュー記事や相手サイトの情報をまとめた記事などのコンテンツを用意しておきましょう。また、相手サイトの手間を軽減することも意識しましょう。

SEO対策では、外部対策として被リンクの獲得が有効です。被リンクを獲得するには、他社に営業する必要があります。

しかし、被リンク営業をどのように実施すればいいのか、具体的な方法がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、被リンク営業のリスト作りの方法から、具体的な提案方法までを徹底解説します。被リンク営業を成功させるコツをたくさん紹介しますので、ぜひ被リンク営業に役立ててみてください。

目次

被リンク営業を成功させる3つのコツ

被リンク営業を成功させる3つのコツ

まずは、被リンク営業を成功させる3つのコツを紹介します。

1.営業先サイトのメリットを提示する

被リンク営業では、相手サイト側にメリットがなければリンクを張ってくれることはありません。そのため、相手側にもメリットを提示することで成功率が高まるでしょう。

例えば、営業相手の会社のメディアを紹介したり、相互リンクを提案したりすることで、相手側にもメリットを与えることができます。

2.相手サイトの手間を軽減する

被リンク営業をかける際は、相手サイトの手間を軽減することも意識しましょう。

必ずどのページに、どのようなアンカーテキストで、どのURLを貼ってもらいたいのかを提示しましょう。これで相手の考える負担を減らせます。

相手が了承しやすい条件を提示して、考える手間を削減することを心がけることで、成功率が高まるかもしれません。

3.質の高いコンテンツを準備する

インタビュー記事や相手サイトの情報をまとめた記事などのコンテンツを用意しましょう。

実際に、SEOが強い大規模なアフィリエイトサイトなどでは、インタビュー記事を大量に作成して、あらゆるところから被リンクを集めている事例もあります。

ちなみに、Googleのガイドラインでは、被リンクの購入は禁止されており、規則を破るとペナルティを受ける可能性が高いので避けましょう。
被リンクの購入はあり?増やす方法とSEO対策も解説 被リンクの購入はあり?増やす方法とSEO対策も解説 この記事では、「被リンクの購入」について紹介します。「被リンクの購入」は、Googleをはじめとする検索エンジンでは悪評価の対象とされ、ペナルティの対象となってしまいます。悪評価の対象となる理由とともに、解決法や正しい被リンク獲得方法などを織り交ぜて解説します。

被リンク営業が必要な理由

被リンク営業が必要な理由

質の高い被リンクが自然と得られるように、リンクしたくなるようなコンテンツを作成すれば、被リンク営業は必要ないと考える方もいるでしょう。

たしかに、自然と被リンクが集まるのは理想的ですが、あえて被リンク営業を行うのには理由があります。

SEO対策において被リンクの重要度が高いから

SEO対策にはさまざまな施策がありますが、その中でも良質な被リンクを集めることは、もっとも重要と考えられています。

被リンクしてくれた相手サイトの関連性や専門性、権威性、信頼性などが高いほど、コンテンツの質が高い証明になるからです。また、ユーザーにとって価値のあるコンテンツは、多くのリンクが張られると考えられています。

こういったことから、被リンクは質と量が重要といえます。仮に、自然と被リンクが集まるようなサイトが作れたとしても、SEO対策における被リンクの重要度が高いからこそ、被リンク営業でこちらからアプローチするのがよいでしょう。
被リンクの調べ方と良質な被リンク獲得方法を解説 被リンクの調べ方と良質な被リンク獲得方法を解説

被リンクを自然に集めるだけでは不十分

自然と集まる被リンクだけでは、良質な被リンクを狙って集めることは難しいです。良質な被リンクについては後述します。

理想的な被リンクとは、自社サイトとの関連性が高く、専門性や権威性、信頼性の高いサイトからDofollowリンク(意味は後述)をもらうことを指します。そのような被リンクを獲得するためには、狙って被リンク営業をすることが必要です。

被リンク営業の提案で被リンクの質を高められる

被リンク営業は、直接相手サイトのWebマスターに交渉をするため、被リンクの質を高めることもできます。

具体的には、NofollowリンクをDofollowリンクにしてもらったり、重要なキーワードが含まれたアンカーテキストにしてもらったりすることです。

このように、被リンク営業で細かく提案することで、被リンクの質を高められます。

ある大規模サイトでは、被リンク獲得のために、サイトに必要な被リンクをリストアップして、その対象者にインタビューを実施して記事を作成しています。インタビュー記事を作成する代わりに、トップページのリンクとインタビュー記事のリンクを、張ってもらえるように交渉するのです。

このような被リンク営業であれば、提案次第で被リンクの質を高められるでしょう。
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被リンク営業で獲得したい良質な被リンクとは

被リンク営業で獲得したい良質な被リンクとは

被リンク営業で獲得したい、SEO効果の高い良質な被リンクの条件を5つ紹介します。

Dofollowリンク

Dofollowリンクとは、SEO効果のあるリンクです。Dofollowリンクであれば、リンク元のサイトのリンク評価を得られます。

Dofollowリンクと併せて覚えておきたいのが、Nofollowリンクです。Dofollowリンクとは逆で、リンク元のサイトのリンク評価を得られないリンクのことを指します。

つまり、Dofollowリンクを得ることが、SEO効果を高めます。被リンク営業で獲得した被リンクがDofollowかどうかは確認しましょう。

他にも既に獲得しているNofollow被リンクがあれば、提案次第では、Dofollowリンクに変更してもらえる可能性があります。
dofollowとは?チェックする方法や被リンク獲得方法など解説 dofollowとは?チェックする方法や被リンク獲得方法など解説 本記事では、被リンク獲得に必要なdofollowの概要から属性、確認や使用方法について解説しています。良質な被リンクを獲得して効果を出すためにも、正しい知識と理解をもって、SEO施策を実施していきましょう。

自社との関連性の高いサイトからの被リンク

被リンクは、自社サイトと関連性のあるサイトからもらうと質が高いと判断されやすいです。

関連性の低いサイトから被リンクをもらったとしても、ユーザーは遷移しにくく、遷移したとしても離脱してしまい、リンクの意味がなくなってしまうからです。

特に同業者からもらう被リンクは、良質な被リンクといえます。

健康食品のECサイトを運営している会社を例に挙げましょう。健康食品メーカーとデジタルマーケティングメディアのどちらから被リンクを獲得すべきかは、圧倒的に前者のほうが関連性が高いので、SEO効果が高くなります。

そのため、できる限り自社サイトとの関連性の高いサイトから被リンクをもらうようにしましょう。
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E-E-A-Tの高いサイトからの被リンク

E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった、Googleの出している良質なコンテンツを判断する指標です。

Google検索品質ガイドラインとして定められており、最重要項目となっているため、そのようなサイトからの被リンクは質が高いといえます。

E-E-A-Tについては、以下の表を参考にしてください。

説明 具体例
Experience(経験) コンテンツ作成者が実際に体験した経験値を持っている 商品レビューなら実際に商品を利用した上で記事を書いているなど
Expertise(専門性) 特定の分野に絞られて情報を発信している 電化製品のみレビューしているサイトなど
Authoritativeness(権威性) コンテンツの内容が正しいと評価できる 健康に関する情報なら、医師などが執筆または監修しているなど
Trustworthiness(信頼性) コンテンツの内容が多くの人から信頼されている 運営元の企業規模が大きかったり専門性が高かったりするなど
E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説 E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説

アンカーテキストにキーワードが含まれた被リンク

アンカーテキストとは、リンクの内容を表示させる文章のことです。HTMLでは以下のように書きます。

<a href=”リンク先のURL”>アンカーテキスト</a>

Dofollowで関連性もE-E-A-Tも高い被リンクに、さらにアンカーテキストに重要なキーワードが含まれていると、質が高いと評価されます。

アンカーテキストに必要なキーワードが含まれていれば、ユーザーや検索エンジンにもリンク先の内容を説明できるからです。また、Googleからどのような文脈の被リンクなのか理解してもらえる効果もあります。

例えば、コラム記事のアンカーテキストであれば「こちらのページ」とするよりも、「被リンク営業の具体的な方法」としたほうが、Googleに評価されやすくなります。

競合他社が獲得している被リンク

競合他社が獲得している被リンクは、質が高い可能性があります。また競合他社が獲得できているということは、獲得しやすい可能性も高いです。

競合他社は、関連性やE-E-A-Tも高い傾向にあるため、狙うべき営業先といえるでしょう。

競合他社が獲得している被リンクを洗い出すには、Ahrefs(エイチレフス)というSEOツールでLink Intersectを使用します。そうすることで、競合サイトと自社サイトの差分を洗い出せます。
Ahrefs(エイチレフス)で被リンクを調べる!競合調査や分析情報も紹介 Ahrefs(エイチレフス)で被リンクを調べる!競合調査や分析情報も紹介

被リンク営業の提案方法

被リンク営業の提案方法

相手サイトにメリットがある被リンク営業の提案方法を、4つ紹介します。

1.インタビュー記事の作成提案

一つ目は、インタビュー記事を作成する代わりに、リンクを張ってもらえないかを提案するという方法です。

インタビュー相手を紹介するのは、十分相手のメリットになり得ます。営業相手も自社やスタッフを紹介してくれた記事を、コーポレートサイトなどに掲載することに抵抗は少ないでしょう。

例えば、恋愛をテーマにしている大手メディアでは、全国のデートスポットを取材した記事を作成して、各デートスポットの記事をHPなどにリンクを張ってもらうことで、被リンクを獲得しています。

ただ注意点としては、インタビュー記事を作成する条件として、被リンクがもらえるかを事前に確認することをおすすめします。インタビュー記事の作成には工数がかかるため、実際のその手法で被リンク営業をする場合は、専用のチームをアサインするとよいでしょう。

2.相互リンクの提案

二つ目は、被リンクが欲しい相手に対して、自社サイトから発リンクするため、相手サイトに被リンクをもらえないか提案する方法です。

競合他社の場合は、無視されたり、断られたりするかもしれません。しかし、担当者が被リンクの重要性を知っており、お互いのリンクに価値があることがわかれば、獲得できる可能性もあります。

狙い目は、同じカテゴリーに含まれているものの、事業としては直接的な競合になっていないところがおすすめです。

例えば、SEO専門会社であれば、リスティングの専門会社に依頼するなどです。両社はデジタルマーケティングの会社という共通点があります。

注意点としては、依頼時にどのページにリンクを張ってほしいのか示すことと、こちらはどのページのリンクをどこに張るのか示すことです。

ここまで具体的にすれば、相手は相互リンクするか判断して、リンクを張るだけで済みます。

3.関連会社の紹介ページ作成の提案

三つ目は、親会社や子会社、関連会社、取引先、お客様などを紹介するページを作成して、被リンクを張ってもらえないか提案する方法です。

親会社や子会社、関連会社の場合は、紹介ページまで作らなくても相互リンクをしてくれる可能性が高いです。さらに、紹介ページを作ることで営業相手にとってのメリットを作ることができます。

取引先の会社であれば、相手サイトの事例として紹介してもらえる可能性があります。しかし、メリットを感じなければ、なかなか被リンクを獲得できないため、取引先企業様の紹介ページを作成して、被リンクをお願いしてみるのも一つの方法といえるでしょう。

お客様の場合も、自社にとって都合のいいページではなく、相手側にもメリットがあるようなページにすれば、被リンクを獲得できる可能性があります。

この提案方法は、インタビュー記事作成と相互リンク作成の提案に似ています。しかし、関係値のある企業に対して、メリットを提示しつつ提案できるため、不快感を与えることなく提案できるおすすめの方法といえます。

4.寄稿の提案

四つ目は、自社サイトに関連する専門のWebメディアなどに寄稿する代わりに、被リンクをもらえないか提案する方法です。

寄稿といっても、メディア側から依頼が来ることがほとんどです。しかし、自社の強みや知見が、寄稿先のメディアにとってメリットになる場合は、こちらから提案してみるべきでしょう。

自社に関連した専門Webメディアは、関連性もE-E-A-Tも高いため、獲得したい良質な被リンクといえます。

例えば、デジタルマーケティング会社であれば、Web担当者ForumMarkeZinなどのマーケティング専門Webメディアなどに寄稿して、被リンクをもらえると効果的です。

被リンク営業を進める具体的な手順

被リンク営業を進める具体的な手順

被リンク営業を進める具体的な手順は以下の通りです。

  1. 被リンク営業リストの作成
  2. 提案方法ごとに提案メッセージを作成
  3. さまざまな方法でアプローチする

被リンク営業は、これから紹介する手順で準備を進めれば、効率的に進められます。

1.被リンク営業リストの作成

まずは、被リンク営業リストを作成しましょう。

そのためには、自社サイトと競合サイトの被リンクを調査して、自社と競合他社の被リンクが獲得できている傾向をつかむことがポイントです。

さらに、前述した提案方法ごとにリストを作成しておくことで、実際に提案のメッセージを送るときに、効率よくアプローチできます。

自社サイトの被リンクを調査

自社サイトで獲得した被リンクの傾向を調査しましょう。

自社サイトの被リンクを調査しておくことで、自社で獲得しやすい被リンクの傾向がわかります。また、過去にどのようなアクションをしたときに、被リンクが獲得できたのか知ることで、狙いたい被リンクをデータとしてまとめておきましょう。

例えば、自社サイトの被リンクを調査した結果、同業他社のオウンドメディアに被リンクされているのであれば、被リンク営業先として、同業他社のオウンドメディアもターゲットに入れられます。

まずは、自社サイトの被リンクを調査して傾向をつかみましょう。

自社サイトの被リンクを調査するには、無料のGoogle Search Consoleが使えます。より力を入れたい場合には、Ahrefsを使うとよいでしょう。おすすめのプランは、競合サイトの被リンク調査の部分で後述します。

Ahrefsを使用すれば、どのページに、どのぐらい評価のある被リンクがついているのか、調べられます。

被リンク営業を進める具体的な手順

競合サイトの被リンクを調査

競合サイトの被リンクも調査して傾向を把握しましょう。また、自社サイトにはなく、競合サイトにある被リンクの洗い出しもすべきです。

理由は2つあります。1つ目は、同業種である競合他社が被リンクを獲得しているなら、獲得の可能性が高まるからです。もう1つは、競合他社が被リンク獲得をどのように行っているのか知れるからです。

競合サイトの被リンク調査は、Ahrefsのスタンダードプラン以上を契約することをおすすめします。月額25,000円(税抜)しますが、被リンク営業には欠かせません。前述した、Link Intersectという、自社サイトにはなく競合他社にある被リンクを洗い出す機能があれば、効率を一気に高められます。

被リンク営業を進める具体的な手順

自社サイトの被リンクと併せて、競合サイトの被リンク調査も行いましょう。

提案方法ごとにグルーピングしてリスト化

被リンク営業の提案方法を押さえた上で被リンクの傾向を知ると、どのようなWebサイトなら、どのような提案をすれば、被リンクが獲得できるのかわかります。

そして、提案方法ごとに獲得できそうな被リンクをGoogleのスプレッドシートなどにリストアップしていきましょう。

提案方法ごとにまとめるのは、提案メッセージを送信するときに、作業しやすくするためです。スプレッドシートなどで提案方法の列を作成して、ソートできるようにしましょう。

最低限の項目として、サイト名、営業対象URL、提案方法が必要になります。営業対象URLとは、実際に被リンクを張ってもらえそうなURLのことです。ドメインではなく、どのページに張ってもらえそうか、ピンポイントで考えましょう。

2.提案内容ごとに提案メッセージを作成

被リンク営業リストが完成したら、提案内容ごとに提案メッセージの雛形を作成しておきましょう。

1通ずつメッセージを考えることも重要ですが、提案内容が同じであれば、大体の文章は同じもので問題ないでしょう。

提案内容ごとにまとめてあるリストと、提案メッセージの雛形があれば、あとは相手サイトのWebマスターに連絡するだけです。

ここからは、提案ごとに、メッセージを作成するポイントを紹介します。

インタビュー記事提案の場合

インタビュー記事作成の提案で被リンクをもらうポイントは以下の通りです。

  • 相手のメリットになるようなインタビュー企画であると説明する
  • 条件として、HPなどでリンクを紹介してもらえるか確認する
  • インタビュー形式の提示(対面orオンラインミーティング)

以上のポイントを押さえて、連絡して返信が来たら日程調整を行いましょう。

ポイントは、相手が受けたいと思うインタビュー企画を提案することです。相手の強みや魅力を紹介するような記事を作成しましょう。

相互リンク提案の場合

相互リンクの提案で被リンクをもらうポイントは以下の通りです。

  • 自社サイトに張る相手のリンク場所を提示する
  • 相手サイトに張ってほしいリンクの場所を指定する
  • 張ってもらいたい被リンクの場所を張りやすい場所にする

相互リンク提案は応じてもらえないことが多いため、相手の手間を減らした上で提案することを心がけましょう。

相手サイトに張ってほしいリンクの場所は、トップページなどの張りにくいところではなく、オウンドメディアの記事内部など、相手の張りやすいところを提案するのがポイントです。

相互リンク提案は難易度が高いですが、被リンク獲得に理解のある会社であれば、応じてもらえる可能性が高いでしょう。

関連会社への提案の場合

自社の親会社や子会社、取引先、お客様などの関連会社へ提案する場合は、既に関係値があるため、相互リンクの提案を受けてもらいやすいです。

関連会社から被リンクをもらうポイントは以下の通りです。

  • 相手の会社にいるWebマスターに直接依頼する
  • 相手の会社を担当している方に代わりに依頼してもらう
  • 可能であれば相手にメリットを用意する

特に取引先やお客様に対しては、相手のメリットを用意しないと取り合ってもらえない可能性があります。

そのような可能性が高い相手の場合は、お客様紹介ページや取引先紹介ページなどを作成してから、提案を行いましょう。

寄稿提案の場合

相手がメディアサイトを運営している企業であれば、寄稿の提案が可能です。

寄稿の提案で被リンクをもらうポイントは以下の通りです。

  • 相手のメディアサイトに必要な記事企画を用意する
  • 寄稿する本人のプロフィールを明確にする
  • 依頼時に被リンクがもらえないか確認する

相手メディアもどんな人に寄稿してもらえるのか気になるため、提案時に準備しておきましょう。

大手Webメディア相手だと、被リンクもnofollowリンクの可能性があります。事前にどこにどのような被リンクをつけられるのか確認することをおすすめします。

3.さまざまな方法でアプローチする

提案方法ごとにメッセージの雛形ができたら、実際に相手企業サイトへアプローチしましょう。それぞれの提案メールを送るポイントを紹介します。

HPなどのお問い合わせフォームから

通常、被リンク営業の提案メッセージを送るときは、コーポレートサイトやサービスサイトのお問い合わせフォームを使用します。

注意点は、お客様窓口などのフォームから送らないことです。お客様からの問い合わせかと思ったら被リンク営業だったという場合、自社の印象が悪くなってしまいかねません。お問い合わせフォームの種類を確認してから送るようにしましょう。

SNSの担当者にDM

お問い合わせフォームから送って反応がない場合は、SNSにいる担当者にDMを送るのもひとつの方法です。

特に企業のSNSアカウントは、広報やマーケティングなど、比較的被リンクについて理解している方が運用している可能性があります。HPなどのお問い合わせフォームで返信がない場合は、SNSでの連絡も検討してみましょう。

被リンク営業以外で効果的な被リンク獲得方法

被リンク営業以外で効果的な被リンク獲得方法

被リンク営業以外で効果的な被リンク獲得方法を3つ紹介します。もし、まだ実践していない被リンク獲得方法があれば採り入れてみましょう。

調査レポートのプレスリリース

会社などが独自に行った調査の結果をまとめたプレスリリースは、被リンク獲得に効果があります。特にアンケート調査は、大小のWebメディアで取り上げられやすいため、被リンクを獲得しやすくなります。

時勢を押さえており、自社と関連性の高いテーマで調査結果をプレスリリースとして公開するのがおすすめです。

自社で行った調査や実験で得た情報があれば、積極的にプレスリリースとして発信しましょう。

セミナー・イベントを開催する

同業他社の有識者などをゲストに招くようなセミナーやイベントの主催者になると、被リンクが集まりやすくなります。

例えば、参加申し込みのフォームなどが設置されたセミナー・イベント詳細ページが自社サイトにあれば、登壇者などの所属企業のHPで紹介してもらいやすくなるからです。

実際に、有識者を集めてBtoB向けセミナーを開催した企業が、関係企業から被リンクを獲得できていた事例があります。

もちろん、被リンク獲得のためだけに行ってはいけません。しかし、同業他社から関連性の高い被リンクが獲得できる可能性があるため、挑戦する価値はあるでしょう。

官公庁や地方自治体などが運営するキャンペーンへの参加

官公庁や地方自治体では、推進したい活動のために、パートナー募集をしたり賛同者を募集したりすることがあります。その募集に応募することで、官公庁や地方自治体のHPに掲載してもらえることもあるのです。

実際に地方自治体で募集されている事例として、SDGsパートナーの募集などがあります。SDGsの取り組みをサイトに登録することで、地方自治体のHPに掲載される可能性が高いです。

もちろん、被リンク獲得だけを目的に賛同したり、パートナーになったりすることは避けましょう。賛同できるような活動があれば、パートナー登録や賛同をしてみてください。
被リンクの獲得方法とは?SEO効果のある増やし方と注意点を解説 被リンクの獲得方法とは?SEO効果のある増やし方と注意点を解説 SEO効果が期待できる「被リンク」を獲得する方法を解説します。獲得方法のみならず、SEO対策で被リンク獲得が重要視される理由をはじめ、獲得するうえで注意すべきポイントなども織り交ぜながら、初めての方でも被リンク獲得について理解できるように解説します。

被リンク営業は必要に応じて実施する

被リンク営業は必要に応じて実施する

被リンク営業は、相手企業に無視されてしまうことも少なくありません。そのため、ただ相手サイトに依頼するのではなく、相手サイトのメリットを提示することが大事です。まずは、自社や競合他社の被リンク調査などできることから少しずつ実践していきましょう。

ニュートラルワークスでは、被リンク営業の代行サービスを行っています。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合せください。


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監修者紹介

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

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