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最終更新日: 2022.07.15

リッチリザルトとは?種類から表示方法まで解説

リッチリザルトとは?種類から表示方法まで解説

Googleで検索したときに、ページタイトルとリンク以外に画像やレビューなどの表示を見たことはありませんか?それはリッチリザルトと呼ばれ、通常の検索結果とは異なる表示がされています。

そこで今回は、リッチリザルトについて解説していきます。また、設定するメリット、種類、表示する方法などについても網羅的に触れていきます。この記事を読めば、「リッチリザルトについて詳しく知りたい」「CTRを高めるためにリッチリザルトを使いたいが、設定方法がわからない」などの悩みを解決することができます。

リッチリザルトについて知りたい方や、どんな種類があるのか、表示方法が分からないというWEB担当者、経営者の方はぜひ参考にしてください。

リッチリザルトとは?

リッチリザルトとは?

リッチリザルトとはGoogleの検索結果ページに表示される付加的な機能のことです。例えば「東京」で検索をかけると、検索順位では東京都の公式ホームページが上位表示されるのですが、それよりも上部に東京に関するトップニュースが表示されます。

そこには記事のサムネイル画像や記事タイトルが表示されています。他にも「ダイソン 掃除機」で検索をすると、Amazonの商品ページの下部にレビューが表示されることがあります。

このように、リッチリザルトでは多くの視覚的な機能や操作機能が備わっています。ページタイトルやURL、ディスクリプションなどのテキストのみで構成される通常の検索結果とは異なり、画像やレビューなどによってユーザーがひと目でクリックしたくなるような作りとなっています。

リッチリザルトには他に複数の呼び名が存在した時代があり、「リッチスニペット」、「リッチカード」、「エンリッチ検索結果」といった名称で利用されていました。その後Googleによって「リッチリザルト」という名称に統一されました。そのため現在ではリッチリザルトが正式な名称となっています。

リッチリザルトと強調スニペットとの違い

リッチリザルトと類似している機能に、「強調スニペット」というものがあります。強調スニペットとは、検索結果の上部に回答情報を強調して表示する仕組みのことです。

強調スニペットのgoogle検索

リッチリザルトと強調スニペットの違いは、目的と設定の有無にあります。強調スニペットは検索結果ページに表示される点においては、リッチリザルトと共通しています。ところが質問形式の検索に対して回答を表示するというように、目的が異なっています。

例えば、「強調スニペットとは」という質問形式の検索をかけると、画像のように回答が表示されます。強調スニペットが表示されることによって、ユーザーはページを開かずとも疑問を解決することができるのです。そしてこの強調スニペットは、webサイトを管理している本人が設定することはできず、自動的に表示されるものです。

一方リッチリザルトは、質問形式の検索に限らず表示されるものです。いくつか種類があるのですが、webサイトの管理人が表示を設定することができるので、様々な目的に合わせて出し分けることが可能です。

リッチリザルトに必要不可欠な構造化データとは

リッチリザルトを表示させるためには、ページに構造化データの設定をする必要があります。ところでそもそも構造化データとな一体何でしょうか。構造化データとは、HTMLで記述されている情報を、検索エンジンが理解しやすくなるようにタグ付けしたものです。これはリッチリザルトの元となる情報で、リッチリザルトとして表示するために不可欠な存在です。

というのも、これまでの検索エンジンは、HTMLで記述されているコードの内容を正しく理解できないことがありました。例えば社名などの固有名詞を単なる文字列として認識してしまうなど、作成者の意図とは違う捉え方をしてしまうことがありました。そこで「セマンティックWeb」という考え方が登場しました。

セマンティックWebとはHTMLの記述を単なる文字列ではなく、検索エンジンにテキストの意味や文脈を理解させようとする考え方です。例えば「ニュートラルワークス」というテキストを、単なる文字列ではなく社名であると認識してもらうことで、検索エンジンには知識として蓄積されていきます。この考え方に基づいて構造化データは誕生し、HTMLの記述がリッチリザルトとして表示することが可能となっているのです。

リッチリザルトのメリット

リッチリザルトのメリット

リッチリザルトは通常の検索結果よりも視覚的にインパクトを持たせる機能ですが、SEOに直接的に効果をもたらすものではありません。しかし間接的にSEO効果を向上させると考えることができます。その理由は、リッチリザルトには以下3つのメリットがあるからです。

  • ユーザーエクスペリエンスの向上
  • 検索結果への反映が早くなる
  • 検索結果の正確性がアップする

上記3つのメリットは、いずれもサイトの質を向上させるものです。検索エンジンに質の良いサイトであると認識されるほど、検索結果の上位に表示されます。したがって、リッチリザルトは間接的にSEO効果をもたらす機能であると考えられます。

ここからはリッチリザルトの3つのメリットについて詳しく説明していきます。

ユーザーエクスペリエンスの向上

リッチリザルトの1つ目のメリットは、ユーザーエクスペリエンスの向上です。ユーザーエクスペリエンスとはユーザー体験のことで、ユーザーが使いやすかったり快適に使用できることを目標とするものです。

Googleの公式ブログよると、リッチリザルトは「検索結果を際立たすことにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、アクセス数を増加させる効果がある」と言われています。ビジュアルで表示されることで、ユーザーに注目されやすくなり、クリック率が高まることを期待できるのです。

クリック率が高まると、SEOコンテンツにも対抗できる可能性があります。検索結果に上位表示されているページがクリックされやすいことはご存知でしょう。上位表示されるにはSEO施策に力を入れる必要があります。

ただ、もしそのページがリッチリザルトされておらず、下部に表示されているページにリッチリザルトが仕込まれていた場合はどうでしょうか。ユーザーによっては、レビューや画像が表示されているページの方が気になってクリックすることも考えられます。このように、リッチリザルトによってSEOとは違った角度からクリック率を高めることを期待できるのです。

検索結果への反映が早くなる

2つ目のメリットは、検索結果への反映が早くなることです。リッチリザルトの設定で必要な「構造化データ」は、Googleの検索エンジンのクローラーが処理しやすいように記述されています。クローラーとはweb上にアップされているサイトを巡回するロボットのことで、サイトのページの情報を収集し、Googleの検索データベースに保管しております。

構造化データを設定していないサイトは何を発信しているのか検索エンジンに早く認識されず、複数の記事をアップして何度かクローラーに読み込まれることでようやくどんなサイトであるか認識されます。一方、構造化データを設定したサイトは、文脈や背景も含めてクローラーに認識してもらえるので、短い時間で検索結果に表示されます。

そのため、リッチリザルトは検索結果に反映されるまでの時間を短くできると考えることができます。例えばFAQページの構造化データは、設定から30分あまりで反映されたという報告もあります。このことから、情報を早く表示したい場合も効果的であると言えるでしょう。

検索結果の正確性がアップする

3つ目のメリットは、検索結果の正確性がアップすることです。構造化データの段落でも触れましたが、HTMLの記述が単なる文字列としか認識されなければ、意図通りに検索結果に表示されません。どんなサイトが何の情報を発信しているのか検索エンジンに正しく認識してもらうことで、検索結果に反映されやすくなります。

レシピ キャベツ 30分のgoogle検索結果

例えばあるユーザーが「キャベツを使って30分程度で作れるレシピを知りたい」と考え、「レシピ キャベツ 30分」と検索をかけたとします。すると画像のような検索結果が表示されます。ほとんどが調理時間30分で完成できるレシピですが、赤枠で囲っているレシピの調理時間は50分となっています。

この場合、30分と表示されているレシピは構造化データがあることでクローラーに正しく認識されているのですが、構造化データがないものは誤って認識されています。赤枠のレシピは「煮込み時間30分」から関連すると勘違いされているのです。

このように構造化データがあることで、Googleの検索エンジンのクローラーは正確に情報を把握しやすくなり、ユーザーにとって必要な情報を正しく届けることができます。

リッチリザルトの種類

リッチリザルトの種類

リッチリザルトの例をいくつか紹介しました。現在では、リッチリザルトの種類は、31種類あります (2021年6月現在) 。ここからは、代表的なリッチリザルトを12種類紹介していきます。リッチリザルトは目的や意図によって使い分けが必要です。これからリッチリザルトを導入しようと考えている方は、それぞれの特徴や得られる効果を参考にしてみてください。

パンくずリスト

パンくずリストとはWebページのツリー構造をテキストで示したものです。

パンくずリストとは

リッチリザルトにおけるパンくずリストは、画像のようにページタイトルの上部に表示されます。リッチリザルトを設定している場合、赤枠のように日本語で表示されます。一方リッチリザルトを設定していない場合は、青枠のようにURLの区切る形で表示されいます。

リッチリザルトでパンくずリストを設定することのメリットは、ユーザーが検索表示されたページが検索意図と合っているかを判断できることです。例えば、SEOの観点でパンくずリストについて調べているユーザーが下記のような2つのパンくずリストを見たとします。

  • ホーム>集客支援>SEO
  • HOME>WEB用語

1つ目はSEOに関するページの配下に設置された、パンくずリストに関連するページであるとわかります。もしかしたらパンくずリストの設置方法についても記載されているかもしれません。

一方、2つ目はWEB用語に関するページの配下に設置されたものです。そのため用語解説のみにとどまっている可能性が高いです。SEOの観点からパンくずリストを調べているユーザーにとっては、1つ目のページの方が知りたい情報が記載されている確率が高いと考えられるでしょう。

このように、どのようなツリー構造になっているかがわかると、そのページに何が書かれているのかを判断することができます。パンくずリストの設定はツリー構造が複雑な場合に適しています。一方、ブログのように構造が少ない場合はあまりメリットがないでしょう。

パンくずリストとは?設置方法とSEO効果、よくある質問を徹底解説 パンくずリストとは?設置方法とSEO効果、よくある質問を徹底解説

商品

商品ページに構造化データを追加すると、商品の情報や価格、レビュー、評価、在庫状況といった情報を表示することができます。

掃除機 コードレス おすすめの検索結果

例えばコードレスの掃除について検索をかけたとき、画像のように充電時や吸引率、本体サイズが表示されると、ページを開かなくても他の商品との比較を行うことが可能になります。また、他のページが構造化データを追加していない場合は、同じ商品であったとしても狙った商品であるとしてユーザーがクリックしてくれる確率も高まります。

このように、商品を掲載しているECサイトなどのページは、リッチリザルト機能を活用するのがおすすめです。

求人(しごと検索)

求人情報に関する情報について構造化データを追加すると、検索結果ページに求人の詳細情報が一覧として掲載されます。

プログラマー 求人の検索結果

ページの管理人は仕事の詳細や口コミ、評価など目立たせたい情報をリッチリザルトによって表示することが可能です。そしてユーザーは、仕事内容や勤務地、求人サイトなどの情報が閲覧できるので、より簡単に知りたい情報を確認することができます。

他の求人ページよりも目立たせることができるメリットがある一方で、注意点もあります。それは、終了した求人情報の取り扱いです。終了した求人情報を掲載したままでいると、Googleから「手動による対策」を講じられてしまいます。

手動による対策とは担当者が目視による調査を行なった際に、Googleのガイドラインに沿っていないと判断したとき、Google側によって検索結果に表示しないなどの処置が行われることです。手動による対策が発生するとサイトそのものの評価が下がってしまいます。そのため、終了した求人の取り扱いには注意しましょう。

How-To

How-Toに関する情報について構造化データを追加すると、検索画面上で手順を表示することが可能となります。

ボタンのつけ方の検索結果

How-Toに関するページをリッチリザルトにすることのメリットは、ユーザーから信頼を得やすくクリックに繋がりやすいことです。

How-To関連を検索するユーザーは、問題を解決するための分かりやすい方法やノウハウを求めています。そのため、問題解決の手順が画像やテキストによって示されていると、求めている分かりやすい方法が載っているページだと認識でき、ユーザーは安心してページを閲覧することが可能になります。

こうしたリッチリザルトは、ある分野に特化したノウハウもののサイトとの相性が良いです。特に初心者に向けたページはリッチリザルトを利用するべきでしょう。How-Toに類似したリッチリザルトにレシピものが存在しますが、別ものとなっているので注意しましょう。

AMP

AMPとは「Accelerated Mobile Pages」の略称で、モバイルページを高速で表示させることを目的としたものです。

google検索のトップニュース

AMPはGoogleが推奨している手法で、モバイルページでのみ確認することができます。特徴は右上にカミナリのマークが付いていて、PCで表示するよりも早くページを読み込んでくれることです。AMPはニュースサイトとの相性がよく、情報をいち早く知りたいユーザーのニーズを満たしています。

AMPを使用する際の注意点は、構造化データだけでなく、AMP HTMLの宣言が必要であることです。AMPHTMLの宣言は通常のHTML宣言とほとんど変わりません。強いて言えば、「amp」の記述を絵文字のカミナリマークで記入することも可能な点が、通常のHTMLと異なっています。記述が抜けていると反映されないので、忘れないようにしましょう。

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よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)に関するページのリッチリザルトは、検索結果にキーワードに関連した質問が一覧で表示されます。

口座開設 FAQの検索結果

例えば画像のように、検索結果に表示されているのは、よくあるご質問トップページの配下にある、口座開設に関する質問を集約したページです。そしてリスト形式で続いている2つの質問は、口座開設トップページに記載されている上部2つの質問です。

よくある質問ページでリッチリザルトを使用するメリットは、ユーザーが知りたい具体的な質問が見つけやすくなることです。通常の検索結果はページタイトルの下にディスクリプションが表示されます。

画像のように、検索結果によってはダイレクトに知りたい質問にたどり着かない場合があります。ディスクリプションでは質問内容をカバーできず、ユーザーが離脱してしまうこともあるでしょう。その際にリッチリザルトによって少しでも多くの質問を記載しておけば、ユーザーは信頼してクリックしてくれます。

よくある質問に関するリッチリザルトは、サイトのジャンルに関わらず広く利用できるものです。

Q&Aサイト

Q&Aサイトで利用されることが多いリッチリザルトは、よくある質問と少し似ています。

ご祝儀 包み方 知恵袋の検索結果

Q&Aサイトでリッチリザルトを表示する場合、検索キーワードに関する質問が一覧で表示されます。画像の場合は質問それぞれにリンクが貼られているので、気になるページに直接ジャンプすることが可能です。

Q&Aサイトでリッチリザルトを用いることのメリットは、リッチリザルトを使用していない他のQ&Aサイトよりもクリック率を高めることができることです。よくある質問の場合とは異なり、Q&Aサイトはどのサイトを利用しても問題が解決できる場合があります。他のサイトよりも際立たせることで流入を獲得するのも、クリック率を高める方法の一つです。

イベント

イベントに関するリッチリザルトは、検索結果画面にイベントスケジュールを表示させることが可能です。

イベント 東京の検索結果

例えば「イベント 東京」で検索をすると、検索日時に近い東京で開催されるイベントが一覧で表示されます。きになるイベントをクリックすると、詳細ページに飛びます。

イベントに関するページにリッチリザルトを使用することのメリットは、漠然とイベントを探しているユーザーの目にも留まりやすいことです。休日の予定を考えるのに何となく検索をするユーザーもいるでしょう。

SEOで集客をするとなると、特定のキーワードを想定して設定しなければならないため、競争率が高くターゲットは狭くなります。一方リッチリザルトを設定していれば、開催地だけでも引っかかるので、表示される確率が上がります。

また注意点としては、終了したイベントが掲載したままにならないよう管理することです。求人ページに関するリッチリザルトと同様に、終了したイベントを掲載していると、Googleからの評価が下がってしまいます。

ビジネス情報

ビジネス情報に関するページにリッチリザルトを使用すると、そのサービスに関する金額や評価が検索画面に掲載されます。

ホテル 東京の検索結果

この機能はGoogleマイビジネスによって設定することも可能です。GoogleマイビジネスとはGoogleが提供している無料サービスです。Google上に掲載したい営業時間や地図、連絡先、店舗イベントなどの情報を一括で管理することができます。

そのなビジネス情報をリッチリザルトで表示することのメリットは、自然検索での上位表示が多くなることです。Googleは位置情報など店舗に関する正しい情報を掲載している店舗を上位に表示する傾向にあります。ユーザーからの信頼も高まるので、実店舗を持っているサイトに向いています。

評価・レビュー

商品やサービスに関する評価・レビューをリッチリザルトで表示することも可能です。

アップル ワイヤレスイヤホン 口コミの検索結果

例えばある商品について口コミを見て購入を検討したい場合に、検索結果に評価が表示されているとユーザーの目に留まりやすいです。仮に同じ商品を扱っているページが並んでいたとしても、評価が表示されているサイトに流入することもあるでしょう。

評価・レビューに関するリッチリザルトの導入は、ECサイトはもちろん、ランキングサイトにも向いています。ランキングサイトは複数の商品を掲載しており、リッチリザルトを設定しているとそのうちのどれかが検索された場合に表示されるため優位です。また商品の評価を確認してその場で購入を決定したら、アフィリエイトにもつながるのでメリットが多いです。

価格

リッチリザルトでは商品やサービスの価格を検索結果に表示することも可能です。

カネボウ モイスチャールージュ 人気色の検索結果

例えばあるメーカーのルージュに関する検索をかけると、ランキングサイトに掲載されている商品と値段が表示されます。評価・レビューの項目でも解説したように、ECサイトでなくても知りたい情報が表示されていることでユーザーが流入してくれることがあります。アフィリエイトとの相性もいいため、ECサイトやランキングサイトは導入するべきでしょう。

レシピ

レシピに関するページでは、料理の写真と料理名に加えて、調理時間も合わせて一覧で表示されます。

焼きリンゴ レシピの検索結果

例えば「焼きリンゴ レシピ」と検索すると、検索結果の上部に焼きリンゴの画像とレシピ名、サイト名、調理時間が表示されます。ユーザーは画像を見てイメージしている料理と近しいか、好みに合っているか、調理時間は理想的かなどの一目で判断することができます。

レシピサイトでリッチリザルトを使用することによる期待できる効果は、流入の増加です。インターネット上には多くのレシピサイトがあり、様々なレシピが存在しています。ユーザーがリッチリザルトによって流入すれば、仮に期待とは違うレシピだったとしても、そのサイト上で類似した料理を検索するでしょう。

その際の注意点は、ユーザーがサイトから離脱しないよう工夫することです。類似したレシピを表示する工夫がされていれば、ユーザーがそのサイトを回遊することを期待できます。

リッチリザルトを表示する方法

リッチリザルトを表示する方法

リッチリザルトの種類とそれぞれの特徴について詳しく解説していきました。ここからはリッチリザルトを表示する方法について説明していきます。

リッチリザルトを表示するには、「構造化データマークアップ」を使用します。構造化データマークアップとは仕組みのひとつで、HTML上の情報を意味付けすることでサイトのコンテンツを検索エンジンに正しく認識してもらうことができます。

マークアップする方法は、直接HTMLに記述する方法と、ツールを使用する方法の2つがあります。

直接HTML上に記入

直接HTML上で記述する方法では、3種類の規格が存在しています。

  • Microdata
  • RDFa
  • JSON-LD

MicrodataはオープンコミュニティのHTML仕様で、HTMLコンテンツ内に構造データを入れ込むためのものです。HTML タグ属性を使用し、公開するプロパティに名前をつけます。

RDFaはHTML5の拡張機能で、Microdataと同様にHTML タグ属性を使用することで検索エンジンに認識してほしいコンテンツを表示することができます。

JSON-LDはJavaScript 表記で、ページの見出しまたは本文に <script>が埋め込まれます。このマークアップは記述内容をそのまま表示するのではなく、イベントの日付や場所などによって出し分けることが可能です。情報をより正確に表示することができるので、JSON-LDはGoogleから推奨されています。

データハイライターを使う

リッチリザルトを表示するもうひとつの方法は、データハイライターを使用することです。データハイライターとは「ウェブマスターツール」というGoogleが無料で提供しているツールのひとつで、webサイトの構造化データをGoogleに伝えることができます。

データハイライターを使用すると、HTMLに変更を加えずに構造化データを指定することが可能になります。そのため、既存のコンテンツに含まれているテキストを簡単に構造化データとして使用できます。全ての構造化データに対応しているわけではないのですが、次のようなタイプのデータは使用できます。

  • 記事
  • レストラン
  • 映画
  • イベント
  • 商品
  • テレビ番組のエピソード
  • 地域のお店やサービス
  • ソフトウェアアプリケーション
  • 書籍

リッチリザルトのレポートを確認する方法

リッチリザルトのレポートを確認する方法

構造化データのマークアップが完了したら、リッチリザルトのレポートを確認しましょう。確認では、Google Search Consoleのレポート機能を使用します。レポートを確認することによって、クローラーが正しく構造化データを認識したかどうかをチェックでき、エラーがあれば情報を閲覧することが可能です。

手順は以下の通りです。

  1. Search Consoleをサイトを選択します
  2. タブから「拡張」→「解析不能な構造化データ」を選択します
  3. レポートが表示されたら、詳細を参考に修正を行います

このとき、リッチリザルトをレポートで確認することができるのはリッチリザルトの種類がサポート対象であることが条件となっています。また、Googleによって実際にリッチリザルトが検出されていないと確認できないので、注意しましょう。

リッチリザルトテストツールでテストする方法

リッチリザルトテストツールでテストする方法

リッチリザルトが完了したら、リッチリザルテストツールを使用してテストを実施しましょう。リッチリザルテストツールとはGoogle Search Consoleの機能のひとつで、URLまたは、コードでテストが実施できます。

URLを使用する場合は、検索窓に対象のURLを入力し、「URLをテスト」をクリックするだけです。コードを入力する場合は、テストしたいコードをコピーして検索窓に貼り付け、検証することが可能です。

リッチリザルトテストツール

このとき、テストに使用するユーザーエージェントをスマートフォンかパソコンどちらかを選択することが可能です。Googleではモバイルファーストを推奨しています。

リッチリザルトの注意点

リッチリザルトの注意点

リッチリザルトを使用する上では、「正しい記述方法」と「Googleのガイドラインに沿ったやり方を順守」することが大切です。リッチリザルトが上手く表示されなかったり、ページの評価が下がるなどのペナルティが下される可能性があるので、十分に注意しましょう。ここからは2つの観点から注意点について説明していきます。

正しく記述する

1つ目の注意点は、正しく記述することです。というのも、コードの記述は1カ所でもマークアップが間違っていると正しく認識されません。するとリッチリザルトが表示されず、リソースや工数が無駄になってしまいます。またコードが間違っていなくても、コンテンツそのものや出し分ける内容が間違っていると、ユーザービリティが下がってしまいます。

間違っていることに気が付かないまま掲載してしまうことにならぬよう、先ほど紹介したテストツールを利用しましょう。

コンテンツガイドラインに準拠する

2つ目の注意点は、コンテンツガイドラインに準拠することです。構造化データで指定した内容は検索結果に反映されます。もしガイドラインに違反した内容があるとペナルティ対象になり、サイトそのものの評価が下がります。すると結果的に順位が下がる可能性があります。そのため、構造化データを指定する内容については事前に精査するようオススメします。

リッチリザルトのまとめ

リッチリザルトのまとめ

今回はリッチリザルトの概要や種類、表示方法について解説していきました。検索結果が表示されたとき、リッチリザルトが設定されているとページの中身をより魅力的に表示させることができます。検索結果で他のページより目立つことができるため、ユーザーへの訴求が強まります。

またユーザーエクスペリエンスが向上すると、サイトそのものの評価が高まります。すると結果的にページへの流入数増加が期待できるでしょう。リッチリザルトには30種以上あり、サイトの特性やターゲットとなるユーザーの特徴によって使い分けることで、効果を期待できます。

もし、まだリッチリザルトを設定していない場合は、ページの内容に合ったリッチリザルトを探して、表示できるようにしましょう。

  • どのようにリッチリザルト設定すればよいのかわからない
  • リッチリザルトでの一番良い検索結果の表示方法がわからない
  • ペナルティにならないよう安心してリッチリザルトを設置したい

このような方はお気軽にニュートラルワークスまでご相談ください。リッチリザルトを含めて、SEO全般すべて相談可能ですので、お気軽にお問合せください

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格