マーケティング

最終更新日: 2024.03.31

アクセス解析ツールおすすめ7選を比較!無料有料、機能も紹介

アクセス解析ツールおすすめ7選を比較!無料有料、機能も紹介

この記事では、Webサイトの分析に役立つ、おすすめのアクセス解析ツールを紹介します。

「Google Analytics以外のツールでより効果的な分析をしたい」「無料で使える便利な解析ツールを知りたい」という方に向けて、それぞれの特徴も含めて解説しています。

また、検索順位をモニタリングできるツールや被リンクのチェックに便利なツール、そしてコンテンツ改善の分析ツールについてもまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

アクセス解析とは

https://docs.google.com/document/d/1xgokpdqhbufRLaHoqlyinRk9JB5vgEA6yd6SqfLAcjw/edit?usp=sharing

アクセス解析とは、Webサイトへアクセスしているユーザー(訪問者)の行動や属性、特性を分析することです。

アクセス解析を行うことで、以下のようなことが分かります。

  • ユーザー情報
  • ユーザーの行動
  • コンバージョンまでのユーザーの動き
  • 離脱率
  • Webサイトのリアルタイムな状況

このようなデータを分析すると、サイトの改善指標や動向を確認できます。近年ではさまざまな解析ツールが展開されているため、目的にあったツールを見つけることが大切です。
アクセス解析でサイトの課題を発見する代表的な2つの方法 アクセス解析でサイトの課題を発見する代表的な2つの方法

【無料】おすすめのアクセス解析ツール7選

【無料】おすすめのアクセス解析ツール7選
ツール名 強み 主な機能
Google  Analytics Googleの広告サービスと連携可能
  • PV数
  • 検索キーワード
  • ユーザーのアクセス元
  • ユーザーの動き
Google Search Console SEO管理ができる
  • 検索キーワードのクリック数
  • ページの表示回数
  • サイトが抱えている問題点の提示
Similar Web ネットサーフィンしながら確認できる
  • サイトのランク付け
  • トラフィック調査
  • 流入元の確認
忍者アクセス解析 リアルタイムの解析ができる
  • リアルタイムの解析
  • ユーザーの動き
  • ブラウザ解析
Ptengine(ピーティーエンジン) ユーザーの動きを可視化できる
  • 1 計測ヒートマップ枚数
  • 100 計測イベント数
  • 3 計測コンバージョン数
  • 20+ アクセス解析レポート種類
  • 30 セグメントできる種類
  • ノーコードイベント計測
  • セルフサービス
アクセス解析研究所 データ保存期間が無制限
  • アクセス数
  • リンク元
  • クリック数
  • 検索ログ
User Local スマートフォン解析に特化している
  • スマートフォン・PC・携帯電話のアクセスを詳細に解析
  • リアルタイム表示
  • 接続元組織名を地図上に表示
  • ユーザー属性解析

無料で使えるおすすめのアクセス解析ツールがこちらです。ここからは、ツールごとの強みや機能について解説します。

Google  Analytics(グーグルアナリティクス)

Google  Analytics(グーグルアナリティクス)

出典:Google  Analytics

強み Googleの広告サービスと連携可能
無料版の機能
  • PV数
  • 検索キーワード
  • ユーザーのアクセス元
  • ユーザーの動き
有料版の機能
  • データ量無制限
  • Googleタグマネージャー360
  • Salesforceとの連携
  • サポート
価格 月額130万円~

Google  Analyticsは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。Googleアカウントさえあれば誰でも利用できることから、スタンダードなツールとして多くの人が利用しています。

Google  Analyticsの強みは、Googleの広告サービスと連携できることです。Google広告の高度な分析が可能なため、パフォーマンスを最大化できます。

無料版では、PV数や検索キーワードなどといった基本的な情報だけでなく、ユーザーのアクセス元やサイト内での動きも確認できます。

一方、有料版ではデータ量が無制限になるほか、Googleタグマネージャー360やSalesforceとの連携も可能です。サポートもあるので、トラブルが発生した際も安心といえます。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)

出典:Google Search Console

強み SEO管理ができる
無料版の機能
  • 検索キーワードのクリック数
  • ページの表示回数
  • サイトが抱えている問題点の提示
有料版の機能 なし

Google Search Consoleは、Googleが無料で提供している解析ツールです。Google  Analyticsとの連携が可能で、あわせて使用すると便利です。

Google Search Consoleでは、検索キーワードごとのクリック数やページの表示回数などを確認できます。設定したキーワードに対し、どのような反応があったのか確認できるため、SEO対策として重宝します。

Similar Web(シミラーウェブ)

Similar Web(シミラーウェブ)

出典:Similar Web

強み ネットサーフィンしながら確認できる
無料版の機能
  • サイトのランク付け
  • トラフィック調査
  • 流入元の確認
有料版の機能
  • 競合調査
  • アプリ分析
  • 業界分析
価格
  • 個人向けベーシック:月額$199~
  • 個人向けスタンダード:月額$349~
  • 法人向けプラン:要問い合わせ

Similar Webは、Similar web Ltd.によって開発されたサイトアクセス解析ツールです。アメリカで誕生し、日本でも多くの企業が利用しています。

Similar Webの特長は、ネットサーフィンをしながら数字を確認できることです。無料の拡張機能を利用することで、サイトのランクやトラフィック調査などが簡単にできるようになります。

さらに有料版を利用すると、競合調査や業界分析なども可能になります。無料トライアルもあるため、気になる方は一度試してみるといいでしょう。

忍者アクセス解析

忍者アクセス解析

出典:忍者アクセス解析

強み リアルタイムの解析ができる
無料版の機能
  • リアルタイムの解析
  • ユーザーの動き
  • ブラウザ解析
有料版の機能
  • 広告非表示
  • アクセス上限無制限
価格
  • 初期設定費用:1,290円(税込)
  • 年間利用料金:3,790円(税込)

忍者アクセス解析は、忍者ツールズ株式会社が開発したサイト解析ツールです。リアルタイムの解析ができ、ユーザーの動きを細かく確認できます。

その他にも、収集したデータを最大4カ月まで保存できるため、ターゲット分析やサイト改善に役立ちます。

有料版にすると広告が非表示になり、アクセス上限も無料になるので、アクセスが月間30万件を超える場合は有料版のほうがおすすめです。

Ptengine(ピーティーエンジン)

Ptengine(ピーティーエンジン)

出典:Ptengine

強み ユーザーの動きを可視化できる
無料版の機能
  • 1 計測ヒートマップ枚数
  • 100 計測イベント数
  • 3 計測コンバージョン数
  • 20+ アクセス解析レポート種類
  • 30 セグメントできる種類
  • ノーコードイベント計測
  • セルフサービス
有料版の機能
  • 無制限 計測ヒートマップ枚数
  • 10%PV数のイベント計測用量
  • 20 計測コンバージョン数
  • 高度なヒートマップ機能
  • ファネル計測
  • チャット/メールサポート
価格
  • Growth:月額5,478円(税込)
  • Premium:要問い合わせ

Ptengineは、株式会社Ptmindが運営するヒートマップツールです。Ptengineでは、一つのタグをWebサイトに設置するだけで、さまざまな機能を利用できるようになります。

Ptengineを用いれば、ユーザーの動きを可視化できます。トラッキングを自動でビジュアル化してくれるため、Webサイトの課題が一目でわかるようになります。

無料版も活用できますが、有料版にすると計測ヒートマップ枚数が無制限になったり、高度なヒートマップ機能を使用できたりします。

アクセス解析研究所

アクセス解析研究所

出典:アクセス解析研究所

強み データ保存期間が無制限
無料版の機能
  • アクセス数
  • リンク元
  • クリック数
  • 検索ログ
有料版の機能
  • 広告非表示
  • クロス追跡
  • 自動アーカイブ
価格
  • 有料プラン1:月額660円(税込)
  • 有料プラン2:月額1,320円(税込)
  • 有料プラン3:月額1,980円(税込)

アクセス解析研究所は、株式会社qualitteが提供している解析ツールです。データ保存期間が無制限となっており、Google  Analyticsも長く保存できます。

そのため、長期間に渡ってデータを確認したいという場合におすすめです。加えて、簡単に扱える機能が豊富にあるため、初心者にもおすすめです。

User Local – スマートフォン解析ツール –

User Local – スマートフォン解析ツール –

出典:User Local

強み スマートフォン解析に特化している
無料版の機能
  • スマートフォン・PC・携帯電話のアクセスを詳細に解析
  • リアルタイム表示
  • 接続元組織名を地図上に表示
  • ユーザー属性解析
有料版の機能 なし

User Localは、株式会社ユーザーローカルにより開発された解析ツールです。

User Localの強みは、スマートフォン解析に特化している点にあり、タブレットやスマートフォンからのアクセスをリアルタイムで分析できます。若者向けのWebサイトや、スマートフォンユーザーが多いWebサイトに最適です。

Google Analyticsではできないアクセス解析について

Google Analyticsではできないアクセス解析について

おすすめの無料ツールはどれも魅力的なものばかりですが、Google Analyticsを使用するにあたっては、いくつか注意点があります。例えば、Google Analyticsでは以下のようなアクセス解析ができません。

  • 検索順位モニタリング
  • 被リンク・競合サイト分析
  • ヒートマップ・コンテンツ改善分析
  • データビジュアライズ

これらの解析を行うには、Google Analytics以外のツールを使用するといいでしょう。以降で、それぞれの解析方法について紹介します。

1.検索順位モニタリング

検索順位のモニタリングとは、任意のWebページの順位がどのように推移しているのかを確認することです。

例えば、あるページに対して「食洗機 電気代」というキーワードでは1位を獲得し、「食洗機 光熱費」というキーワードでは3位を獲得している、などというデータを取得できます。

検索順位モニタリングは、コンテンツSEOや検索流入によるサイト運営を行う際に必須のツールです。
検索順位チェックツールおすすめ19選!無料版やクラウド型も比較 検索順位チェックツールおすすめ19選!無料版やクラウド型も比較 SEOには検索順位チェックツールがとても役立ちます。自社サイトのページが上位表示されているか確認したり、競合と比較して負けている場合はリライトすべきかどうか判断できたりします。一歩先を行くSEOに取り組んでみませんか。

2.被リンク・競合サイト分析

被リンク・競合サイト分析では、Webサイトの被リンク状況を確認したり、同じジャンルの競合サイトの分析を行ったりします。

被リンクの量や質を確認することで、ユーザーからの評価を確認できます。また、競合サイト分析では、「どのようなキーワードで流入しているのか」「どれくらいのユーザーがアクセスしているのか」などを調べられます。

競合サイトについて知ると、Webサイトの改善点や今後どのような施策が効果的か、仮説を立てやすくなります。
被リンクチェックツール15選!無料版、調べる方法と対策も解説 被リンクチェックツール15選!無料版、調べる方法と対策も解説

3.ヒートマップ・コンテンツ改善分析

ヒートマップ・コンテンツ改善分析とは、ヒートマップツールを使ってWebサイトの改善点を分析することです。

データを色付けして強弱を示し、視覚的に分析していくため、直感的で初心者にも扱いやすいといえます。

ユーザファーストなコンテンツに改善をしたい場合には、ヒートマップ・コンテンツ改善分析が有効です。
ヒートマップツールおすすめ15選!無料・有料を比較して紹介 ヒートマップツールおすすめ15選!無料・有料を比較して紹介 ユーザー行動の分析に役立つヒートマップツールについて、メリットや注意点、選び方からおすすめの無料と有料のツールなどを紹介します。記事内で紹介するツールを比較して、自社に合ったヒートマップツール探しに役立ててください。

4.データビジュアライズ

データビジュアライズとは、収集したデータを可視化して分析しやすくすることです。数字だけを見て判断するのではなく、直感的に分かりやすく変換できることから、初心者にもおすすめの手法です。

Google Analyticsでは、カスタムレポートや既存のテンプレートを活用したビジュアライズは可能ですが、デザイン性やカスタマイズ性は低めです。

そのため、要点だけ抑えたレポーティングや、よりデザイン性の高いレポート作成をしたい場合には必須のツールとなります。

おすすめ検索順位モニタリングツール

おすすめ検索順位モニタリングツール
ツール名 強み 主な機能
GRC 自動検索が可能
  • 順位チェック
  • URL登録
  • 検索キーワード登録
  • リモート閲覧
  • CSV自動保存
Ranktracker モバイル・デスクトップの表示を切り替えが可能
  • デイリー・トラッキング・キーワード
  • 検索ごとのキーワード提案
  • オンデマンドキーワード難易度チェック
  • SERPチェッカーの月次チェック
検索順位チェッカー 会員登録やダウンロードが不要
  • キーワードの順位取得
  • CSVダウンロード

検索順位をモニタリングツールとして、次の3つがおすすめです。有料版と無料版のどちらも紹介します。

GRC(ジーアールシー)

GRC(ジーアールシー)

出典:GRC

強み 自動検索が可能
無料版の機能
  • 順位チェック
  • URL登録
  • 検索キーワード登録
有料版の機能
  • リモート閲覧
  • CSV自動保存
価格(※月払い)
  • ベーシック:月額495円(税込)
  • スタンダード:月額990円(税込)
  • エキスパート:月額1,485円(税込)
  • プロ:月額1,980円(税込)
  • アルティメット:月額2,475円(税込)

GRCは、自社サイトの評価を確認できる検索順位チェックツールです。ボタン一つで一括調査や順位チェックなどの自動検索ができます。

他に、URLやキーワードを登録することもできるため、定期的なチェックがはかどり、サイト改善を効率化することができます。

有料プランは5種類あり、スタンダード以上であれば、LANを経由して他のPCのGRCのデータを閲覧する「リモート閲覧」が可能です。チームでアクセス解析を行う際に役立つ機能です。

Ranktracker(ランクトラッカー)

Ranktracker(ランクトラッカー)

出典:RankTracker

強み モバイル・デスクトップの表示を切り替えが可能
有料版の機能
  • デイリー・トラッキング・キーワード
  • 検索ごとのキーワード提案
  • オンデマンドキーワード難易度チェック
  • SERPチェッカーの月次チェック
価格
  • STARTER:月額$14.40
  • DOUBLE DATA:月額$47.20
  • QUAD DATA:月額$87.20
  • HEX DATA:月額$167.20

Ranktrackerは、イギリスのRanktracker Ltdによって開発されたキーワードツールです。検索エンジンの検索結果を監視し、情報を定期的に通知します。

また、RankTrackerは、モバイル・デスクトップの表示を切り替えられます。ツールによってはモバイル版とデスクトップ版でそれぞれインストールが必要な場合もありますが、ツール一つでどちらの情報も得られるため、大変便利です。

検索順位チェッカー

検索順位チェッカー

出典:検索順位チェッカー

強み 会員登録やダウンロードが不要
無料版の機能
  • キーワードの順位取得
  • CSVダウンロード
有料版の機能 なし

検索順位チェッカーは、無料で利用できる順位取得ツールです。対象ページのURLに対してキーワードを入力するだけで、簡単に順位が分かります。

また、検索順位チェッカーの大きな特長として、会員登録やダウンロードが要らないことです。ブラウザから使用できるため、ページを開いてすぐに情報を取得できます。

なお、1ページにつき最大5つのキーワードを調べられるため、現場で重宝しやすいツールです。

おすすめ被リンク・競合サイト分析ツール

おすすめ被リンク・競合サイト分析ツール
ツール名 強み 機能
Ahrefs 世界最大級の被リンクデータ量を保持
  • サイトエクスプローラー
  • コンテンツエクスプローラー
  • キーワードエクスプローラー
  • アラート機能
  • ランキング調査
  • Ahrefs API
MOZ WEBサイトの権威性や信頼性を数値化できる
  • キーワード エクスプローラー
  • 競合調査
  • ドメイン分析
  • リンクエクスプローラー
SEMRUSH ポジショニングを分析できる
  • トラフィック分析
  • Market Explorer

被リンクや競合サイトの分析におすすめのツールは、上記の3つです。以降で、それぞれの強みや機能について解説します。

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefs(エイチレフス)

出典:Ahrefs

強み 世界最大級の被リンクデータ量を保持
有料版の機能
  • サイトエクスプローラー
  • コンテンツエクスプローラー
  • キーワードエクスプローラー
  • アラート機能
  • ランキング調査
  • Ahrefs API
価格
  • ライト:月額約$99~
  • スタンダード:月額約$199~
  • アドバンスド:月額約$399~
  • エンタープライズ:月額約$999~

Ahrefsは、シンガポールにあるAhrefs Pte.Ltdが開発したSEO分析ツールです。

世界最大級の被リンクデータ量を保持しており、26.9兆以上の巨大なリンクデータがあります。そのため、ほかのツールに比べてより正確な情報を得られます。

MOZ(モズ)

MOZ(モズ)

出典:MOZ

強み WEBサイトの権威性や信頼性を数値化できる
無料版の機能
  • キーワード エクスプローラー
  • 競合調査
  • ドメイン分析
  • リンクエクスプローラー
有料版の機能
  • 任意のサイトへのリンクを表示
  • 競合他社のバックリンクを調査する
  • サイトへの壊れたリンクを見つける
  • バックリンクのスパム スコアを確認する
  • リンク構築の機会を発見する
  • 最高のパフォーマンスを発揮するコンテンツを調査する
価格
  • スタンダード:月額$99
  • ミディアム:月額$149
  • ラージ:月額$249
  • プレミアム:月額$599

MOZはアメリカのMoz. Incが開発したリンクチェックツールです。Webサイトの権威性や信頼性を数値化できる点に特徴があります。

一般的にこうした指標は数値化が難しいですが、MOZ独自の指標によって可視化でき、サイトの評価を客観的に確認できます。

SEMRUSH(セムラッシュ)

SEMRUSH(セムラッシュ)

出典:SEMRUSH

強み ポジショニングを分析できる
有料版の機能
  • トラフィック分析
  • Market Explorer
価格
  • Proプラン:月額$119.95
  • Guruプラン:月額$229.95
  • Businessプラン:月額$449.95

SEMRUSH(セムラッシュ)は、Semrush Incによって開発された競合分析ツールです。マーケターのために開発されたツールで、SEOや広告、コンテンツマーケティング、SNSなど幅広い用途で活用できます。

また、SEMRUSHでは、業界におけるポジショニングを分析できます。「Market Explorer」によって競合ドメインを発見することで、業界全体のトラフィック成長率や自社ドメインを比較できるため、よりターゲットを意識したサイト制作ができます。

おすすめヒートマップ・コンテンツ改善分析ツール

おすすめヒートマップ・コンテンツ改善分析ツール
ツール名 強み 主な機能
Clarity トラフィック制限がない
  • インスタント ヒートマップ
  • セッションの記録
  • パワフルな分析情報
  • Google アナリティクスの統合
ミエルカヒートマップ ユーザー行動が見やすい
  • 3つのヒートマップ
  • まとめて表示機能
  • キャプチャ自動取得機能
  • ポップアップ機能
  • 広告分析機能
Ptengine 23種のセグメントがある
  • 1 計測ヒートマップ枚数
  • 100 計測イベント数
  • 3 計測コンバージョン数
  • 20+ アクセス解析レポート種類
  • 30 セグメントできる種類
  • ノーコードイベント計測
  • セルフサービス

ヒートマップやコンテンツの分析には、これらのツールがおすすめです。以降でそれぞれのツールについて解説します。

Clarity(クラリティー)

Clarity(クラリティー)

出典:Clarity

強み トラフィック制限がない
無料版の機能
  • インスタント ヒートマップ
  • セッションの記録
  • パワフルな分析情報
  • Google アナリティクスの統合
有料版の機能 なし

Clarityは、 Microsoftから展開されている分析ツールです。永久的に無料で使用できるため、個人でも導入しやすいです。

加えてClarityは、トラフィック制限なしで使用できます。無料ツールの場合、制限が設けられている場合が多いですが、Clarityなら半永久的に使用できるため、初めて導入するツールとしても最適です。

ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップ

出典:ミエルカヒートマップ

強み ユーザー行動が見やすい
無料版の機能
  • 3つのヒートマップ
  • まとめて表示機能
  • キャプチャ自動取得機能
  • ポップアップ機能
  • 広告分析機能
有料版の機能
  • イベントセグメント機能
  • 期間比較ABテスト機能
  • クリックリンク確認機能
  • カスタマーエクスペリエンス改善チャート
  • IP除外機能
  • 計測ON/OFF切り替え
価格※
  • ミニマム:月額10,780円(税込)
  • ビジネス:月額21,780円(税込)
  • ファースト:月額54,780円(税込)
  • エキスパート:月額109,780円(税込)
  • スーパー:月額164,780円(税込)

※価格は「半年契約」の場合。年間契約の場合は毎月約30%引きで利用可能

ミエルカヒートマップは、株式会社Faber Companyによるヒートマップツールです。無料ツールですが、有料版にすることでより詳しく分析することが可能です。

「スクロールヒートマップ」「クリックヒートマップ」「アテンションヒートマップ」という、一度に3つのマップを表示でき、これによりユーザーの心理仮説が立てやすくなります。

Ptengine(ピーティーエンジン)

Ptengine(ピーティーエンジン)

出典:Ptengine

強み 23種のセグメントがある
無料版の機能
  • 1 計測ヒートマップ枚数
  • 100 計測イベント数
  • 3 計測コンバージョン数
  • 20+ アクセス解析レポート種類
  • 30 セグメントできる種類
  • ノーコードイベント計測
  • セルフサービス
有料版の機能
  • 無制限 計測ヒートマップ枚数
  • 10%PV数のイベント計測用量
  • 20 計測コンバージョン数
  • 高度なヒートマップ機能
  • ファネル計測
  • チャット/メールサポート
価格
  • Growth:月額5,478円(税込)
  • Premium:要問い合わせ

Ptengine、株式会社Ptmindが運営するヒートマップツールです。Ptengineの特長は、23種のセグメントがあることです。

セグメントを切り分けて分析していくことで、平面では見られないようなユーザー心理を解き明かすことができます。また、新規ユーザーや再訪ユーザーなど、属性ごとに分析することもできます。

おすすめデータビジュアライズツール

おすすめデータビジュアライズツール
ツール名 強み 機能
Google Data Portal Googleサービスと連携できる
  • データの接続
  • データの編集・管理・共有
  • レポートの作成
Tableau さまざまデータソースを活用できる
  • ヒートマップ
  • Google Analyticsとの連携
  • Salesforce との連携
  • Tableau 埋め込み分析
  • Tableau ラーニング
AIアナリスト 自動分析ができる
  • 重要ポイントをスコアリング
  • レポート作成
  • 効果検証の実施

データビジュアライズツールは、「データ可視化ツール」とも呼ばれ、収集したデータを可視化して分析しやすくできるツールです。ここからは、それぞれのツールについて紹介します。

Google Data Portal(グーグルデータポータル)

Google Data Portal(グーグルデータポータル)

出典:Google Data Portal

強み Googleサービスと連携できる
無料版の機能
  • データの接続
  • データの編集・管理・共有
  • レポートの作成
有料版の機能 なし

Google Data Portalは、Googleが提供しているデータビジュアライズツールです。完全無料で利用でき、データ収集から共有までできます。

さらにGoogle Data Portalは、Googleの各サービスと連携でき、GoogleアナリティクスやGoogle広告、Google Search Consoleなど幅広く対応しています。

オリジナルのコネクタを作成したり、他のユーザーがギャラリーに公開したコネクタを利用したりでき、柔軟に情報を取得できます。

Tableau(タブロー)

Tableau(タブロー)

出典:Tableau

強み さまざまデータソースを活用できる
有料版の機能
  • ヒートマップ
  • Google Analyticsとの連携
  • Salesforce との連携
  • Tableau 埋め込み分析
  • Tableau ラーニング
価格※1
(クラウド版)
  • Tableau Viewer:月額1,800円※2
  • Tableau Explorer:月額5,040円※2
  • Tableau Creator:月額8,400円
価格※1
(オンプレミス版)
  • Tableau Viewer:月額1,440円※2
  • Tableau Explorer:月額4,200円※2
  • Tableau Creator:月額8,400円

※1:価格はオプションの有無によって変動あり

※2:個人の利用は不可能

Tableauは、ヒートマップなどが利用できるBIツールです。他のツールに比べて直感的なデザインで、ビジュアルによる分析ができます。

また、Tableauはさまざまなデータソースを活用できます。Google Analyticsと連携すれば、分かりにくいデータ解析もヒートマップによって分かりやすくなるほか、Salesforceなどのツールとの連携も可能です。

加えて「Tableau ラーニング」を活用すれば、Tableauの使い方からデータ分析の方法まで幅広く学ぶことができます。

AIアナリスト

AIアナリスト

出典:AIアナリスト

強み 自動分析ができる
有料版の機能
  • 重要ポイントをスコアリング
  • レポート作成
  • 効果検証の実施
価格 要問い合わせ

AIアナリストは、株式会社WACULが開発した有料の分析ツールです。一般的なツールはデータをもとに自社で分析しなければなりませんが、AIアナリストではデータを自動で分析してレポートを作成してくれます。そのため、データ解析初心者でも安心して利用できます。

ほかにも、Google Analyticsのデータを元にデータ分析をしたり、改善ポイントを提案してくれたりします。

効率的なWebサイト運用にはアクセス解析ツールが必須

効率的なWebサイト運用にはアクセス解析ツールが必須

より効率的なサイト運営や、サイトの費用対効果を正確に計測するためにも、アクセス解析ツールは必須です。

ツールを用いることで、Webサイト運用を効率化し、パフォーマンスの向上も期待できます。

ツールごとに機能は異なりますが、より本質的なサイト運営にはツールの見極めやKPIの管理が必要です。運営しているサイトの目的にあわせて最適なものを選びましょう。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格