マーケティング

最終更新日: 2022.12.06

ファッション・アパレル業界の4割が「他ブランドとの差別化」に課題。【Webマーケティング活用実態調査結果】

ファッション・アパレル業界の4割が「他ブランドとの差別化」に課題。【Webマーケティング活用実態調査結果】

デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークスは、ファッション・アパレル業界のWebマーケティング担当者男女177名を対象に、「ファッション・アパレル業界でのWebマーケティング活用」に対する実態調査を行いました。
今回はその一部をデジタルマーケティングの活動をされている方のご参考になればと思い、公開いたします。

調査概要

調査対象 :ファッション・アパレル業界の企業に所属する担当者
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2022年11月14日〜11月24日
サンプル数:177名

調査結果のサマリー

  • 最も注力している施策は「SNSアカウント運用」と「自社Webサイト・ECサイト運用」が同率1位という結果に
  • 7割がInstagramを活用、さらにその他多岐にわたるプラットフォームを使い分けて運用していることが明らかに
  • 期待した効果を感じるポイントは「アクセス数の増加」が半数以上
  • 一方で4割が「他ブランドとの差別化」に難航し、3割が「ブランドイメージ向上」という中期的視点での難しさを感じていることが分かりました

Q.現在実施しているWebマーケティング施策を教えてください。(複数回答)

現在実施しているWebマーケティング施策

現在実施しているWebマーケティング施策は、1位「自社Webサイト・ECサイト運用」63.3%、2位「SNSアカウント運用」が53.1%でした。
経済産業省が出した「令和3年度 デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)報告書」によると、アパレル業界のEC化率はコロナ禍以前の2019年から2021年にかけて約7%上昇しており、コロナ禍を境に急激な成長を遂げています。
今回のアンケート結果からも、「自社Webサイト・ECサイト運用」を行っている企業が63.3%と、多くの企業がオフラインのみならずオンラインでの集客を実施していることが分かります。
また同じくここ数年は、若年層を中心にSNSからの購買活動が活発化していますが、ファッション・アパレル業界においてもSNSによる集客が重要視されていることが、この結果から分かりました。

Q.最も注力しているWebマーケティング施策を教えてください。

最も注力しているWebマーケティング施策

最も注力しているのは、前問の現在実施している施策と同様に「自社Webサイト・ECサイト」ですが、同率1位で「SNSアカウント運営」にも注力しているという結果となりました。また2位は「SNS広告」で、SNSに関する施策に最も注力している企業が多いことが分かります。
こちらの結果からも、SNSから自社や商品の情報を拡散させ、商品の購入に繋げるといった流れがアパレル業界において重要視されていることが読み取れます。

Q.上記のマーケティング施策を選んだ理由を教えてください。(複数回答)

上記のマーケティング施策を選んだ理由

最も注力している施策を選んだ理由としては、「顧客獲得に効果がある」が40.7%で最も多く、「売上増加に効果がある」の39.5%が続く結果となりました。自社WebサイトとSNSアカウント運用・SNS広告には、顧客獲得と売上増加という目に見える数字的効果を期待して運用していることが分かりました。

Q.企業や店舗でSNSアカウントを運用している場合、プラットフォームを教えてください。(複数回答)

使用しているSNSプラットフォーム

SNSアカウント運用のプラットフォームを伺ったところ、Instagramを使用している企業が7割以上と、他プラットフォームと差をつける結果となりました。
Instagramは画像をメインとしたSNSで、フィード投稿やストーリーズ、リール投稿、ライブ配信などと用途に合わせた投稿方法が選択できるほか、お洒落に関心の高いユーザーが多いという点においてもファッション・アパレル業界との親和性が高いと考えられています。
次いで半数近くがTwitterを使用しており、その他にもLINEやFacebook、YouTube等プラットフォームは多岐にわたり、ターゲットにあわせて使い分けをしていることが分かる結果となりました。

Q.実施しているWebマーケティング施策全体を通して、期待する効果を感じられていますか?

実施しているWebマーケティング施策全体を通して、期待する効果を感じられていますか

実施しているWebマーケティング施策に期待する効果を感じるか伺ったところ、9割が効果を「感じる」もしくは「どちらかと言えば感じる」という結果となりました。では具体的にどのような効果を感じているのかを次の質問で探っていきましょう。

Q.前問で効果を「感じる」または「どちらかと言えば感じる」と答えた方、どんな効果を感じますか?(複数回答)

どんな効果を感じますか?

Webマーケティング施策で効果を感じた人の半数は「アクセスが伸びた」、また4割が「売上が伸びた」と回答しました。アクセス数の増加は効果を感じる重要なポイントであることが見てとれます。

Q.ファッション業界のWebマーケティングで1番難しいと感じることは何ですか?(複数回答)

ファッション業界のWebマーケティングで1番難しいと感じることは何ですか

一方でWebマーケティングの難しさを問う質問には、4割が「他ブランドとの差別化」と回答しました。また3割が「ブランドイメージの向上」という中期的視点での難しさを感じておりました。
他ブランドとの差別化を図りながらも中期的にどのようにブランドイメージを向上させていくのかが、Webマーケティング施策の難しさであり、かつ重要なポイントであると考えます。

調査結果のまとめ

今回の調査を通して、オンラインやSNSからの集客・購入という流れがアパレル業界においても増加しており、SNSの活用も多様化していることが分かりました。実店舗とは違い、ECサイトやSNSアカウントを見つけてもらい「アクセス数を獲得する」ことが、Webマーケティング施策の効果を感じるポイントでもあり、今後さらに重要度を増すと考えられます。
一方、「他ブランドとの差別化」に難しさを感じている企業が多く、多様化しているWebマーケティング施策の中で、いかに自社ブランドの特長を印象づけるかが大切だと分かりました。
ターゲットに最適なアプローチでアクセス数を増やし、自社ブランドのカラーを最大限に表現することがファッション・アパレル業界の売上増加につながるポイントだと考えられます。

アクセス数と売上は比例しやすいため、成功しているアパレルブランドの多くはECサイトへの集客に工夫を凝らしています。またブランドの持つ強みや世界観をECサイト上で演出するなど、差別化戦略は売上増加といった直接的な効果の他、ブランディング面での効果が期待できます。
ニュートラルワークスでは、売れるECサイトの制作はもちろんのこと、既存サイトの改善コンサルティングやSEO対策、広告運用といった幅広いサービスを展開しており、お客様のビジネスをご支援しております。ファッション・アパレル業界で成果の出るデジタルマーケティングをお考えの方は、ぜひご相談ください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319 |
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格