SEO

2020.11.17

ドメインとは?独自ドメイン?ドメイン取得方法とサブドメインとサブドディレクトリについて

ドメインとは?独自ドメイン?ドメイン取得方法とサブドメインとサブドディレクトリについて

Webサイトを立ち上げる際に取得するのがドメインです。ドメインにはどんな種類があり、どう取得すればいいのでしょうか?サブドメインとサブドディレクトリについてもあわせて紹介します。

ドメインとは?

ドメインとは?

ドメインとは、インターネット上の住所に相当し、インターネットに接続しているコンピュータの場所を判別する情報として使われます。WebサイトではURLのうち「https://n-works.link」の「n-works.link」部分を指し、メールアドレスでは「mail@n-works.link」の「n-works.link」部分になります。ドメインは重複して設定することができないため、ドメインが同じサイトは1つもありません。

ドメインとサーバーの関係

ドメインとサーバーは、それぞれ別に用意する必要があります。サーバーはWebサイトのデータを物理的に格納するアップロード先のコンピュータを指し、そのコンピュータに他ユーザーがアクセスするための住所情報がドメインになります。レンタルサーバーのように、1つのサーバーに対して、格納データ別に複数のドメインを割り当てることも可能です。

ドメインの種類

ドメイン 用途 個人利用 法人利用
.com 商用サービスを対象としたドメインですが、使用に制限はなく一般的なドメインとして使われています。個人サイトでも利用されています。
.net ネットワークを意味するドメインですが、使用に制限はなく一般的なドメインとして使われています。
.org 非営利団体を対象としたドメインですが、使用に制限はなく一般的なドメインとして使われています。
.info 情報サービスを対象としたドメイン。用途に制限はありません。
.biz ビジネスを対象としたドメイン。商用利用にのみ使用が可能なドメイン。
.jp 日本を表すドメイン。日本国内に住所があれば取得可能
.co.jp 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社
.or.jp 社団法人、財団法人、医療法人、社会福祉法人、宗教法人、特定非営利活動法人
.ne.jp ネットワークサービス提供者
.gr.jp 2名以上の個人による任意団体、2つ以上の法人による任意団体
.ac.jp 学校法人・大学・短期大学・職業訓練校・職業訓練法人
.ed.jp 保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校
.go.jp 独立行政法人、特殊法人、政府機関

ドメインは、ドメイン末尾のTLD(Top Level Domain/トップレベルドメイン)によっていくつかの種類に分かれています。「.com」や「.net」など、誰でも取得可能なドメインと、「.go.jp(政府機関)」「.ac.jp(学校法人)」のように使用できる団体が限定されるドメインがあります。主なドメインは上の通りです。

独自ドメインとは?

独自ドメインとは?

個人や法人がドメイン取得サービスを利用して取得するドメインを「独自ドメイン」といいます。ドメインに空きがあれば、会社名や商品・サービス名を盛り込んだ好きな名前で独自ドメインを取得できます。ドメインの持ち主は取得した個人・法人となるため、仮に利用したドメイン取得サービス会社が廃業したとしても、いったん取得した独自ドメインは継続して利用できます。また、Webサイトのレンタルサーバーを乗り換えても、Webサイトに独自ドメインを設定していれば、引っ越し先のサーバーでも同じドメインでWebサイトを継続できます。

独自ドメインを取得するメリット

独自ドメインを取得するメリット

レンタルサーバーが切り替わっても引き続き使える独自ドメインですが、わざわざ取得するメリットは他にあるのでしょうか。

独自ドメインを取得していると信頼される

独自ドメインは好きな名前を設定できるため、会社名や商品・サービス名をURLに盛り込むことが可能です。会社のWebサイトが自社名を関したドメインであれば、顧客側も「自社の独自ドメインを取得し、Webサイトを管理・運営できるだけの会社」としてある程度の信頼を抱いてくれます。ドメインはメールアドレスとしても利用できるため、たとえばGmailなどのフリーメールを使っている場合に比べ、自社のオリジナルメールアドレスがあることも顧客に信頼感を与えられるでしょう。また、自社サイトが他社のレンタルブログや無料ホームページサービスの会社は、たとえ事業に問題がなくとも、顧客側が「この会社は自社サイトも持っていないのか」「ちゃんとした会社なのだろうか」と不安を感じる可能性は否定できません。

独自ドメインはSEOで有利

検索エンジンの仕組み上、WebサイトのSEO評価はドメインに紐づいています。たとえばレンタルサーバーで独自ドメインを設定せずWebサイトを運用していた場合、レンタルサーバーを乗り換えたり、サーバーが廃止されたりするとどうなるでしょうか? 実は、同じデータを別のサーバーにアップしてWebサイトを再開しても、ドメインが異なるためまったく新しいWebサイトと認識されてしまい、SEO評価はゼロからやり直しとなります。しかし、独自ドメインを設定していれば、サーバーを切り替えてもSEO評価は引き続き独自ドメインのものとして扱われます。

サブドメインとは?

サブドメインとは?

サブドメインとは、本体サイトに対して別の名前を付け加えたドメインのことをいいます。家系図に例えると同じ一族の「本家」に対する「分家」のようなものです。

例:ニュートラルワークスが記事だけを集めた「mag」というサブドメインを作る場合
https://mag.n-works.link/

サブドメインは本体サイトとは別ドメインの扱いとなるため、広告運用やアクセス解析といったサイト管理も別々で行う必要があります。また、サブドメインに外部リンクをもらった場合、本体サイトのSEO評価にはほとんど影響しません。このことから、サブドメインは本体サイトとは目的やブランディングが大幅に異なるサイトを運用する場合に向いていると言えるでしょう。

サブディレクトリとは?

サブディレクトリとは?

サブディレクトリとは、本体サイトの配下でディレクトリ(カテゴリ)を分けて生成した部分のことをいいます。家系図に例えると「本家」の中の「親」と「子」のようなものです。

例:ニュートラルワークスが記事だけを集めた「mag」というサブディレクトリを作る場合
https://n-works.link/mag/

本体サイトと同じドメイン内で管理できるため、サイト運用もスムーズに行えます。また、サブディレクトリに対して外部リンクをもらった場合、サブディレクトリだけでなく本体サイトのSEO評価も向上するメリットがあります。そのため、サブディレクトリは本体サイトと目的やブランディングが近しいサイトを運用するのに適しています。

サブドメインとサブドディレクトリ、SEOではどちらが有利?

サブドメインとサブドディレクトリ、SEOではどちらが有利?

SEOの優位性は、サブドメインとサブディレクトリのどちらでも基本的に差はありません。ただし、サブドメインは本体サイトとは別のドメインと解釈されるため、サブドメインの運用を始めた当初のドメインパワーは弱いものになり、検索順位も低い状態からのスタートになります。本体サイトからサブドメインにリンクを張るSEO対策もありますが、元々の本体サイトのドメインパワーが弱い状態ではあまり効果がありません。本体サイトのドメインパワーがそれほど強くない場合は、まずは本体サイトの配下でサブディレクトリを運用する方が、本体サイトのドメインパワーを上げやすくなると考えられます。

独自ドメインの取得方法

独自ドメインの取得方法

独自ドメインの取得方法を解説します。まず、希望するドメイン名を決めましょう。社名や商品・サービス名が入ったもの、理念をあらわすものなど、様々な単語・造語を自由に用いることができますが、ユーザーがURLを見て「ああ、こういうWebサイトなのか」と理解しやすいものにすると安心してアクセスしてもらえます。気を付けたいのは、商品・サービスごとにまったく異なるドメインになるとユーザーが戸惑う可能性が出ること。同一社内ですでにドメインを取得していないか、念のため確認しておきましょう。

1、使用したいドメインが空いているかを調査

使いたいドメインがあっても、他の人が既に使っているものはドメイン取得できません。メールアドレスと同様に、ドメインは早い者勝ちなのです。しかし「●●●.com」が既に使われている場合でも、「●●●.jp」や「●●●.net」に空きがあるかもしれません。ただし、「co.jp」や「or.jp」など取得に制限のあるドメインも一部あります。ドメインの空きは、お名前.comやムームードメインのWebサイトで簡単に検索できます。

外部リンク:お名前.com
外部リンク:ムームードメイン

2、レジストラ(ドメイン管理事業者)を選び、ドメインを購入

レジストラ(ドメイン管理事業者)とは、ドメインの登録申請を受け付けている業者のことで、上で紹介したお名前.comやムームードメインも有名なレジストラです。レジストラ(ドメイン管理事業者)によって取り扱っているドメインが異なるので、希望するドメインの取り扱いがある業者を選びましょう。また、レンタルサーバーとドメイン管理業者が同一の場合、申し込み・更新手続きが簡単だったり、割安なセット料金が適用になったりするメリットがあります。ドメインとサーバーの連携設定も分かりやすくなるため、すでにサーバーを契約していなければ、サーバーとドメインの両方を提供しているレジストラ(ドメイン管理事業者)を選ぶのがおすすめです。

3、購入したドメインをサーバーで設定する

購入したドメインは、レンタルサーバーと結び付ける設定が必要になります。レンタルサーバー上に独自ドメインの名前がついた初期フォルダが自動生成されるので、そのフォルダ内に独自ドメインのサイトに使うデータをアップロードすることになります。レンタルサーバー会社に独自ドメインの設定マニュアルが用意されているので、契約したレンタルサーバー会社のマニュアルに従って設定を行いましょう。

取得したドメインへのhttps化(常時SSL化)の設定は必須?

取得したドメインへのhttps化(常時SSL化)の設定は必須?

取得したドメインを、暗号化された安全な通信方式であるhttps化(常時SSL化)する設定は、必須といっても良いでしょう。Chromeをはじめ多くのWebブラウザでは、常時SSLをしていないサイトに「保護されていません」と警告を出したり、URLの頭に注意を促すアイコンを表示したりしています。このためhttps化(常時SSL化)していないサイトは「セキュリティー上に問題のあるサイト」とユーザーに認識される可能性が高くなっています。ECサイトに限らず、資料請求やキャンペーンなどでユーザーが個人情報をWebサイトに入力する機会は珍しくありません。その際、セキュリティーに不安のあるサイトに自分のメールアドレスや電話番号を入力したくないと考えるユーザーは多くいるはずです。https化(常時SSL化)は、サーバーレンタル会社にhttps化のプランが用意されていることがほとんど。ドメイン取得と同時に簡単に設定が可能です。

まとめ

独自ドメインの取得方法と、サブドメイン・サブドディレクトリについて解説しました。個人のサイトでも、独自ドメインを取得して個性を発揮しているWebサイトは多くあります。自社サイトの信頼性を高め競合との差別化を図るためにも、独自ドメインを使ったWebサイト構築を考えてみてはいかがでしょうか。

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著者紹介

三木 五月

三木 五月

代表取締役社長

神奈川県の湘南でWeb制作会社を経営しています。湘南をシリコンバレーみたいにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」