プロジェクトなどの業務を完遂させるために、タスク管理は重要なポイントです。タスク管理ができていないと、作業漏れや納期遅れなどプロジェクト全体の問題につながります。この記事では、タスク管理ツールの機能や導入メリット、選び方のポイント、おすすめのタスク管理ツールを解説します。タスク管理ツールを選ぶ際に、ぜひお役立てください。
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目次
そもそもタスク管理とは
「タスク」とは、英語の「Task」のことで、「課題」「仕事」という意味です。業務を細分化し、仕事でやるべきことを細分化したものを「タスク」といいます。タスクに関して、以下の3つの項目から詳しく解説します。
- プロジェクトには複数のタスクが含まれる
- タスク管理ができていないと起きること
- リモートや在宅勤務で更に重要視されている
プロジェクトには複数のタスクが含まれる
タスクとは「細分化した業務」のことで、大きい目標(=プロジェクト)を達成するための構成要素の1つと言えます。タスク管理とは、プロジェクトを円滑に進めたり、仕事の目標をクリアしたりするために、課題や業務を管理することです。プロジェクトのタスクを管理する際は、プロジェクト管理ツールを活用し、チーム全体でタスク管理をするといいでしょう。
タスク管理ができていないと起きること
プロジェクトを完遂させるには、細分化したタスクを全て遂行しなければなりません。そのためには、全体の進捗状況からタスクの優先順位を決めたり、細かなタスクを増やしたりするなどのタスク管理が重要です。タスク管理が不十分な場合、以下のような問題が起きる可能性もあります。
- 納期遅れ
- 作業漏れ
- 優先順位のミスによる作業の遅延
- 人員の配置ミス
上記の問題は、タスク管理で状況を整備すれば起こらない場合がほとんどです。例えば、AチームとBチームで推進していたプロジェクトで、Aチームに遅れが出ていたら、Bチームから人員を増員するなど対策を打つことができます。しかしタスク管理が不十分でAチームの遅れに気が付かなかった場合、作業の遅れや納期の遅れにつながります。
問題を起こさないためにも、プロジェクトの遂行には、細かなタスク決めやタスクを適宜見直して優先順位を見直すなどのタスク管理が大切です。
リモートや在宅勤務で更に重要視されている
近年、コロナ禍でリモートワークや在宅勤務が推進されましたよね。これにより、タスク管理がより重要視されています。コミュニケーションがオンライン中心になったことで、業務の進捗状況の報告が義務化され、その際にタスクを用いて報告するようになったからです。
これまでは対面で業務の進捗情報を報告し合っていましたが、オンラインが中心になったことで、互いの業務の進捗を把握するため、タスク共有は欠かせません。また全体の進捗状況を見て、個々のタスクを見直したり、タスク管理により必要な情報を一早く共有したりすることもできます。このように、タスク管理は仕事の生産性においても重要なポイントです。
業務を取り巻く環境の変化と共に、タスクの必要性も上がっています。今後はさらに、タスク管理を中心におきながら仕事をするのがスタンダードになるでしょう。
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タスク管理ツールが人気の理由と導入メリット
タスク管理の重要性を解説しましたが、タスク管理をアナログで行うのは大変です。そのため、「タスク管理ツール」を活用する人が増えています。
- チーム全体で進捗状況を共有できる
- ツールを利用することで効率的に視覚化できる
- マネージャーがマネジメントをしやすくなる
ここでは、タスク管理ツールのメリットを以下の3点から解説します。
チーム全体で進捗状況を共有できる
タスク管理ツールを使用することで、チーム全体の業務の進捗状況を共有できるのは大きなメリットです。業務はチームで動くことが多いため、個々の連携が重要です。しかし、個々のタスクが分からないと、「業務全体の進捗状況が分からない」「チームワークが取れない」といった問題が生じることがあります。
また業務が明確にならないと「あの人は何をしているんだろう?」「仕事はどこまで進んだのだろう?」といった不信感やトラブルにもつながります。
トラブルを未然に防ぐためにも、タスク管理ツールを使用して、チーム全体で個々のタスクを共有することが重要です。それにより、タスクが遅れている人へのフォローや、時間が足りないタスクには、より人員を配置することもできます。チーム全体で進捗状況を共有すると、業務の効率化や生産性の向上につながるのです。
ツールを利用することで効率的に視覚化できる
タスク管理ツールを利用すれば、タスクを視覚化して知りたい情報を分りやすく可視化できます。使用するタスク管理ツールによって、デザインの変更もできるため、優先順位の高いタスクを見やすい位置に置くなど、タスクのカスタマイズもできます。
加えて、タスク管理表が自動で作成されるため、タスクの漏れなど、問題をすぐに見つけることも可能です。ツールを使用せずにタスク管理表を作成するのは、ゼロからタスク管理表を作成しなければならず、「このタスクは入れたはずだ」と作成者が過信してしまうことも考えられます。人為的ミスを防ぐためにも、タスク管理ツールを活用して、タスクの抜け漏れを防ぎましょう。
マネージャーがマネジメントをしやすくなる
タスク管理ツールを使用してチーム内のタスクが明確化されると、マネージャーがマネージメントしやすいというメリットにつながります。タスク管理ツールにアクセスするだけで、個々のタスクが視覚化され、全体の進捗管理がしやすくなるからです。
個々のタスク管理を個人に委ねた場合、管理の仕方が個人によって違ったり、進捗状況が不明瞭で繁忙期が見えづらかったりするというデメリットがあります。これにより、人員を増やせば解決できる問題が分からず、個人にかかる負担が大きくなることも。マネージメントにおいて、これは大きな問題です。
チームを円滑に動かすために、個々の能力から仕事量を考えることもマネージメントでは重要なポイント。情報共有をしながら、最適なマネージメントをするうえでもタスク管理ツールは必要といえるでしょう。
タスク管理ツールの主な機能を解説
タスク管理ツールの主な9つの機能を解説します。
- プロジェクトごとに管理できる
- タスクリストを作成できる
- タスクごとにメンバーを振り分けられる
- メモや添付ファイルが追加できる
- 担当者にメンションを付けて通知を送れる
- コメントのやりとりができる
- タスクの期日(納期)を設定できる
- 納期前など、アラートの設定が可能
- PCからでもスマホからでも利用できる
上記の内容は、基本的な機能からタスク管理ツールによって使える機能までさまざまあります。読みながらあなたに必要な機能を考えてみてください。
プロジェクトごとに管理できる
タスク管理ツールは、プロジェクトごとにタスクの管理ができます。プロジェクトごとに情報を整理できるため、複数のプロジェクトを同時に遂行している人にとっては大きなメリットです。
タスク管理ツールは、画面を切り替えるだけで、別のプロジェクトに移行できるため、同時に複数のプロジェクトのタスク整理ができます。加えて「別プロジェクトのタスク状況から業務時間を割り振ろう」など、自分でスケジュール管理する際にも便利です。
タスクリストを作成できる
タスク管理ツールでタスクリストの作成ができます。タスクリストは、別名「TO DOリスト」とも呼ばれ、自分がすべきタスクを箇条書きで明確にすることです。タスクリストは、個人だけではなく、プロジェクトごとに作成することも可能です。
タスク内容を明確にすると、優先順位をつけやすく管理がしやすくなります。加えて、業務内容をタスクリストとして細かく洗い出すことで、業務の漏れ防止や作業の効率化につながります。
タスクごとにメンバーを振り分けられる
タスク管理ツールを使用すれば、タスクごとにメンバーを振り分けることもできます。これによって、タスクの進捗状況や問題点などの情報をツールに書き込めば、メンバー全員に即伝えることも可能です。
個々でやり取りしていては、伝達のミスや漏れがあることも考えられます。タスク管理ツールでタスクごとに管理すれば、現状の把握や作業中の人なども一目瞭然です。そのため、不必要なコミュニケーションも避けられ、業務の効率化や生産性の向上につながります。
メモや添付ファイルが追加できる
タスク管理ツールを使えば、タスクごとにメモや添付ファイルを追加できます。タスクによっては、画像ファイルやWordデータなどの添付ファイルが必要なときもあります。そんな時、タスクのメンバー全員に情報を送信できるのはメリットです。一斉送信ができるため、効率的で手間がかかりません。
もしも個々でやり取りをして、誤った添付ファイルを送ってしまい、気が付かなかったら大惨事につながることも考えられます。そのため、タスクのメンバー全員が確認できるのはメリットだといえるでしょう。
担当者にメンションを付けて通知を送れる
タスク管理ツールは、担当者にメンションを付けて通知を送ることもできるため、タスクに関するコミュニケーションでもメリットです。メンションを付けられた人は、「このタスクに関する内容だ」と瞬時に理解できます。通知が来るので、コメントの見逃しを防ぐこともできます。
コメントのやりとりができる
タスク管理ツールは、ツール内でコメントのやり取りができるため、タスクに関する最新の状況をチーム全員が把握できます。タスクに関する補足であったり、フィードバックだったり、状況が分かるためタスクの記録としても有効活用できます。
タスクの期日(納期)を設定できる
タスク管理ツールは、納期などの期日が設定可能です。期日を設定しておくことで、タスクのスケジュール管理がしやすくなります。例えば、納期が明日なら最終確認などの調整が必要ですが、一カ月後など先の場合は、人員の確保や環境を整える必要があります。このように期日から逆算することで、現在すべきことが明確になります。
納期前など、アラートの設定が可能
タスク管理ツールは、納期前などのアラートの設定が可能です。忙しい業務に追われていると、つい期日を忘れがちになってしまうことも。そのため「納期の一週間前」「納期前日」などのように、アラートを設定しておくことで、漏れを防げます。設定は自分でできるため、タスクに最適なアラートを設定しておくことは、業務の完遂にも重要です。
PCからでもスマホからでも利用可能
タスク管理ツールは、PCでもスマホでも使えます。外出先などのスマホしかない場所でも使えるため、即座にタスク管理を共有することが可能です。例えば、営業先で言われた言葉や必要な新規の情報など、最新の情報もスマホでタスク管理ツールを使えばすぐに共有することができます。
【個人向け】タスク管理ツール3選
個人向けのタスク管理ツールをご紹介します。
Microsoft To Do
Microsoft To Do(マイクロソフトトゥドゥ)は、Microsoft社が開発したTO DOリストアプリです。TO DOリストをオンラインで管理し、友人や家族、同僚などに共有も可能です。PCとスマホの両方で管理できるため、外出先はスマホでTO DOリストを管理します。
期日を追加して、リマインダーの設定もできます。やることを明確にさせ、一日の計画をスマートに把握しましょう。
■料金
<一般法人向け>
Microsoft 365 Business Basic 715円(税込)/月
Microsoft 365 Apps for business 990円(税込)/月
Microsoft 365 Business Standard 1,496円(税込)/月
Microsoft 365 Business Premium 2,629 円(税込)/月
<家庭向け>
Microsoft 365 Personal 12,984円(税込)/年
Office Home & Business 2021 38,284円(税込)/年
Office Personal 2021 32,784円(税込)/年
■公式HP
Todoist
Todoist(トゥドゥイスト)は、世界中の2000万人以上が使用するTO DOリスト管理ツールです。細かいTO DOリストをつけて、タスクを明確にすることで一日の計画がスムーズに進行します。個人利用だけではなくビジネス利用も可能で、プロジェクトごとにメンバーのアサインや情報を共有することもできます。
料金プランは3種類で、使用頻度によって変えられます。その他、機能の特長をまとめました。
- TO DOリストに優先順位をつけられる
- 他の人と共有可能
- タスク管理を好みにカスタマイズできる
- メールやカレンダー、ファイルをTodoistで連携可能
- 進捗状況を可視化できる
- すでに使用しているアプリと共有可能
■料金
無料 0円(税込)/月
プロ 448円(税込)/月
ビジネス 678円(税込)/月
■公式HP
Google Keep
google keep(グーグルキープ)は、Google社が提供する多機能メモアプリケーションです。グーグルアカウントを持っている人は無料で使用できます。音声入力でメモの入力をしたり、写真を保存したりすることも可能です。また、Google Driveと同期もできます。スマホアプリとPCの両方で使えるも便利ですね。その他、google keepの主な機能をまとめます。
- メモの作成ができる
- タスクリストの作成
- 音声入力でテキストの入力が可能
- 手書きでメモやイラストの作成ができる
- 撮影した写真にテキストでメモを記録できる
- リマインダー機能で設定した期日にアラームを鳴らす
- Gmailアカウントとメモ内容の共有ができる
- アーカイブ機能あり
■料金
無料
■公式HP
【チーム向け】タスク管理ツール10選
チームでタスクを管理する際におすすめのタスク管理ツールをご紹介します。
Backlog
Backlog(バックログ)は、Web制作会社、ソフトウェア開発、大手広告代理店、全国版新聞社など、さまざまな業界で使用されているタスク・プロジェクト管理ツールです。シンプルなデザインが特長で、直感的に使うことができます。操作しやすいので、チームメンバー全員がすぐに使えるようになります。
プロジェクトの進捗状況が可視化され、分りやすく表示されるため、タスクの達成率が確認できます。その他、機能の特長は以下のとおりです。
- プロジェクト管理
- プロジェクトの課題管理
- バグ管理システム
- バージョン管理
- 作業計画が一目瞭然
- カンバンボードで課題が一目瞭然
■料金
スタータープラン 2,640円(税込)/月
スタンダードプラン 12,980円(税込)/月
プレミアムプラン 21,780円(税込)/月
プラチナプラン 55,000円(税込)/月
■公式HP
Asana
Asana(アサナ)は、元Facebookのエンジニアが開発したツールです。Asanaは、タスク管理ツールのレイアウトを、ボード機能やタイムライン(ガントチャート)から選べ、プロジェクトに最適な形式を選択できます。プロジェクトとタスクを一括で管理でき、どんなチームのデータでも管理可能。タスクや納期が可視化されるため、納期厳守とタスク管理に役立ちます。
タスク間の連携も可能で、スケジュール管理もスムーズに行います。無制限にメッセージやプロジェクト、タスクを作成できます。月額の料金によって、使える機能も異なります。
■料金
Basic 0円(税込)/月
Premium 1475円(税込)/月
Business 3300円(税込)/月
■公式HP
Redmine
Redmine(レッドマイン)とは、誰でも自由にダウンロード可能な、オープンソースのタスク管理ツールです。プロジェクトにおける作業の記録や、管理の状況を社内で共有可能です。一元で管理でき、プロジェクトごとのタスクリストを一覧にすることで、可視化し、分りやすく表示します。幅広いシーンで利用されており、さまざまな業務に活用できます。
- プロジェクトを管理する
- 課題の管理
- バグの管理
- 業務内容の管理
- 社内のナレッジを共有する
- お問い合わせの管理
- サーバ運用の記録を取る
- インシデントを管理する
さまざまな業務で使用したい時におすすめのタスク管理ツールです。
■料金
0円
■公式HP
Wrike
Wrike(ライク)は、2007年にアメリカでリリースされたタスク管理ツールです。2012年に日本語版がリリースされました。現在は1,000社以上が導入しています。タスクごとにステータスをカスタマイズすることで、最適なワークフローを作成可能。業務上の情報共有を一つにしぼることで、情報の散在を防ぎ、チーム内の効率化を図ります。
複数の部門が関わっている場合も、部門の垣根を越えてやりとり可能。情報共有もスムーズです。
■料金
Free プラン 無料
Professional プラン $9.8 / 月
Business プラン $24.8/ 月
■公式HP
Stock
Stock(ストック)とは、チーム内のさまざまな情報をストックできるタスク管理ツールです。これまで100,000チーム以上が導入しています。シンプルなデザインで、誰もが簡単に使えます。チャットで情報が流れていくことに着目し、チームの情報がストックされるアプリを作成しました。
Stockは「チームの情報ストック」「タスク管理」「メッセージ」の3つの機能があり、スムーズに操作できます。サポートも充実しており、質問は1営業日以内に返信があります。
■料金
ビジネスプラン 1,980円(税込)~/月
エンタープライズプラン 4,800円(税込)~/月
■公式HP
Notion
Notion(ノーション)は、メモの作成から保存、データ管理やスプレッドシート、タスク管理もできるタスク管理ツールです。チームメンバーとの情報共有もできます。プロジェクトに合わせて、ドラッグ&ドラッグするだけでカスタマイズができます。テンプレートも豊富なため、プロジェクトに最適なデザインが選択できます。
例えば、「会社のWebサイトのホーム画面」「ロードマップ」「議事録」といったように、用途に合わせて変更可能です。
■料金
パーソナル 0円
パーソナルPro $5/月
チーム $10/月
エンタープライズ 要問合せ
■公式HP
Evernote Business
Evernote Business(エバノートビジネス)とは、チームを繋げたり、プロジェクトを管理したりする際に使用するタスク管理ツールです。ナレッジの共有やプロジェクトの進行など、必要な情報をチームメンバー全員と共有することができます。チーム内の情報を記録、整理、共有することで情報を可視化し、プロジェクトメンバー全員でスケジュールを管理します。
その他、Evernote Businessの特長をまとめます。
- 重要なコンテンツをノートに保存する
- 検索機能ですぐに検索可能
- タスクの作成、管理、割り当てが簡単
- ホーム画面をカスタマイズできる
- Google カレンダーアカウントと連携可能
- Slack、Microsoft Teamsと連携可能
- 同期する端末数は無制限
- 共有スペース数には制限なし
- アカウントの一元管理
- ノートにおけるアクティビティ履歴ができる
■料金
PERSPNAL 680円(税込)/月
PROFESSIONAL 850円(税込)/月
TEAMS 1,100円(税込)/月
■公式HP
Taskworld
Taskworld(タスクワールド)は、IT業や製造業、建築業、医療、教育などのさまざまな現場で使用されるタスク・プロジェクト管理ツールです。「業務の見える化」と「ツールの使いやすさ」を追求したタスク管理ツールで、プランによって、使用できる機能も異なります。下記の6つで、細かい機能が設定されています。
- タスクの管理
- プロジェクトの管理
- チームのコミュニケーションツール
- アナリティクス
- セキュリティ設定
- その他(複数言語、ファイル管理、アドミン設定など)
■料金
フリー 0円
プレミアム 880円(税込)/月
ビジネス 1650円(税込)/月
エンタープライズ カスタム価格
■公式HP
Group Task
Group Task(グループ・タスク)とは、ピーアールジャパン株式会社が提供する、オンラインのタスク管理ツールです。クラウド上でカテゴリーを選び、タスクを作成して担当者へ依頼できます。シンプルなデザインと、豊富な機能が特長です。以下に機能をまとめました。
- タスクにかける時間などが分かる「仕事の見える化」を推進
- グループを切り替える
- メンバーを招待する
- 顧客を招待する
- マネージャー権限を設定する
- タスクの管理
- 優先順位、担当者、期日の設定
- 複数のメンバーへ同時にタスク依頼ができる
- 定期タスク・子タスクの作成
- 通知機能あり
- ログイン状況を記録する
■料金
フリー 0円
スタンダード 310円(税込)/月
プレミアム 8500円(税込)/月
■公式HP
チームハック
TeamHack(チームハック)は、株式会社カタリストシステムが提供するタスク管理ツールです。2018年にリリースされました。複数のツールを使っていたチームの業務を、一つにまとめられるため、管理の手間や作業効率の向上を目指します。以下の4つのツールとして使えるため、1つで全てを賄いたい場合におすすめです。
- タスク管理ツール
- 仕様書の共有ツール
- 作業時間計測ツール
- 情報共有ツール
タスク管理ツールのメリットは、タスクごとのチャットを業務毎にまとめられることです。チャットやメールで過去のやり取りを探る手間もありません。
■料金
お試しプラン 0円
ビジネス 1,320円(税込)/月
フリーランス 1,500(税込)/月
■公式HP
【かんばん方式】タスク管理ツール3選
「かんばん方式」とは、チーム内の情報をカードに書いて共有するタスク管理ツールです。四角いカードは看板のような形から「かんばん」と呼ばれるようになりました。
Trello
Trello(トレロ)は、2011年にFog Creek Softwareが開発したタスク管理ツールです。世界中の1,000,000以上のチームが使用しています。トレロは、チームの生産性を向上させるために、「Trelloボート」で業務を見える化して、チームで分かりやすく共有可能です。ボードには、タスク内のさまざまな作業を作成できるため、プロジェクトごとに設定できます。
例えば、Webコンテンツを外部に依頼した場合、「発注」「作業中」「完了」「確認」「公開」といったカードを用意して担当者が作業します。アラート設定もあるため、作業が終わり次第通知がきます。
■料金
Free $0/月
Standard $5/月
Premium $10/月
Enterprise $17.5/月
■公式HP
jooto
Jooto(ジョートー)は、株式会社PR TIMESが提供するタスク管理ツールです。有料導入社数は1,800社(2022年3月末現在)にのぼります。Jootoはタスク・プロジェクト管理に特化したツールのため、機能もタスク管理やプロジェクト管理を中心となります。
<タスク管理>
メンバーごとにタスクを表示させるため、各個人がどのくらいのタスク抱えているかを可視化できます。それによって進捗状況の異変もすぐに気が付き、フォローしやすくなります。
<プロジェクト管理>
タスクを工程ごとに設定できるため、プロジェクトに最適なカードを設定可能です。作業漏れを防ぐために、ラベルの設定は必須です。
<業務別にタスク管理>
業種にかかわらず、タスクの管理ができるのも特長です。
■料金
無料プラン 0円/月
スタンダードプラン 500円(税込)/月
エンタープライズプラン1,300円(税込)/月
■公式HP
Jira Software
Jira Software(ジラソフトウェア)は、企業向けソフトウェアで、バグトラッキングや課題管理、プロジェクト管理の際に使用されます。世界122ヶ国以上、25,000以上の顧客に使われているツールです。チームの作業効率やプロジェクトのタスク管理に適した機能を用意しており、生産性の向上を目指します。その他、主な機能は以下のとおりです。
- スクラムボードによって複雑なプロジェクトを管理する
- ロードマップでチームと組織の協調性を整える
- レポートで作業状況に重要なインサイトを提供する
■料金
Free 0円(税込)/月
Standard 900円(税込)/月
Premium 1,730円(税込)/月
Enterprise 要問合せ
■公式HP
【ガントチャート】タスク管理ツール3選
ガントチャートとは、プロジェクト管理などの管理工程に使われる表のことです。スケジュール表や、管理表と呼ぶ場合もあります。ガントチャート表は、作業の進捗状況を視覚化したもの。全体像を一覧で把握できるのがメリットです。
Brabio
Brabio(ブラビオ)とは、誰でも手軽にガントチャートを作成できるタスク管理ツールです。マウスを動かすだけでガントチャートを伸ばすことができて直感的に作成できます。複数のプロジェクトを同時に進めている際は、複数のグループを作成して運用できるため、進捗状況も同時に管理可能です。
「進捗報告」機能もあり、進捗状況を一覧で確認できるため作業の遅れもすぐに分かります。社外との連携機能もあるため、わざわざメールで報告するなどの手間を省けます。
■料金
無料プラン 0円/月
プラン10 3,300円(税込)/月
プラン20 6,600円(税込)/月
プラン30 9,900円(税込)/月
プラン40 13,200円(税込)/月
プラン50 16,500円(税込)/月
※使えるユーザー数によって料金が異なる
■公式HP
みんなでガント.com
「みんなでガント.com」は、大人数で行うプロジェクト管理におすすめのタスク管理ツールです。特に以下のような人におすすめです。
- 企業内で複数のガントチャートを作成する人
- データ通信のセキュリティ強化を目指す人
- 特定の場所(会社、自宅)からアクセスする人
- 大人数のプロジェクト管理で更新頻度が多い人
- 第三者にガントチャートを共有する人
- プロジェクト内の問題や作業管理したい人
■料金
トライアル 1,800円(税込)/3カ月
エントリー 4,800円(税込)/6カ月、8,600円(税込)/12カ月
ビジネスS 9,600円(税込)/6カ月、17,600円(税込)/12カ月
ビジネスM 19,200円(税込)/6カ月、36,000円(税込)/12カ月
ビジネスL 38,400円(税込)/6カ月、72,000円(税込)/12カ月
■公式HP
Redbooth
Redbooth(レッドブース)とは、チームがタスク管理と円滑なコミュニケーションを行い、プロジェクトをより迅速に完了させるために役立つタスク管理ツールです。大小さまざまなタスクをオンラインソフトウェアによって管理します。社内や外出先でも進捗情報を確認できるため、どこにいてもプロジェクトの進捗状況を把握できます。主な特長は以下のとおりです。
- 「かんばんボード」でプロジェクトの状況を分りやすく把握する
- タスクを明確にし管理の生産性を向上させる
- ダッシュボードに集中しやすい状況をつくる
- ビジュアルでタイムラインを管理し、進捗状況を明確にする
- 詳細なレポートで生産性の向上を目指す
■料金
プロ $12/月
仕事 $18.75/月
企業 要問合せ
■公式HP
【エンジニア向け】おすすめのタスク管理ツール2選
タスク管理ツールの中でも、エンジニアにおすすめのツールを紹介します。やるべきことが多く、納期に追われるエンジニアにとって、効率的でスムーズなタスク管理は重要です。
ZenHub
ZenHub(ゼンハブ)とは、GitHubのデータを活用し、プロジェクトの進捗状況を最新に更新するツールです。組織全体に重要な最新情報を共有することで、タスク管理を最適化できます。ワークスペースはカスタマイズできるため、個人が最適なワーク環境を整えられます。
■料金
FREE $0/月
GROWTH $7.95/月
ENTERPRISE $12.45/月
■公式HP
Smartsheet
Smartsheet(スマートシート)は、チームの共同作業、タスク管理、作業工程といった複数の業務を1つのプラットフォームで管理できるタスク管理ツールです。1つのプロジェクトから、エンドツーエンドの業務管理を行えます。プラットフォームは、企業の規模に合わせて拡張可能です。使用するユーザー数によって価格も変わります。
■料金
プロ 784円(税込)/月
ビジネス 要問合せ
エンタープライズ 要問合せ
■公式HP
【その他】おすすめのタスク管理ツール4選
その他、「時間管理」「営業職向け」「カレンダー方式」「ボード方式」でおすすめのタスク管理ツールをご紹介します。
TimeCrowd(時間管理ツール)
TimeCrowd(タイムクラウド)は、「誰が」「どの業務に」「どれくらいの時間」をかけているかを計測できる時間管理ツールです。2,000社以上の企業が利用しています。計測した時間データはレポート形式で分析することができ、生産性向上や人件費の管理に活用できます。タスクマネジメントに加え、そのタスクにかかっている時間を計測し、原価管理に活用したい企業におすすめです。特長は以下のとおりです。
- シンプルで直感的な操作が可能
- チームメンバーの動きも見える化
- レポート機能とCSVで欲しいデータを取得可能
- Googleアカウントで簡単ログイン
- ユーザーごとの単価設定が可能
- 各種ツールと連携
■料金
パーソナル:無料(個人利用のみ)
ライト:1ユーザー¥550 / 月
スタンダード:1ユーザー¥880 / 月
エンタープライズ:費用お見積り
■公式HP
Senses(営業職向け)
Senses(センシーズ)は、営業活動における情報の全てを効率的に管理し、保存した情報を有効活用させるためのクラウド営業支援ツールです。入力したデータの全てをチーム内で管理し、全体の営業活動で使われます。情報共有はカード形式でおこなうため、直感的に確認可能。カードを動かす際は、ドラッグ&ドロップで簡単に操作できます。その他の特長は以下にまとめました。
- 取引先の情報を自動で取得
- アクション履歴を登録し管理可能
- コメント機能により引継ぎなどのフォローもしやすい
- レポート作成から業務改善に活用
- マルチデバイスに対応
- サポートの充実
■料金
スターター 25,000円~/月
グロース 100,000円~/月
エンタープライズ 300,000円~/月
※税込不明、要問合せ
■公式HP
Any.Do(カレンダー方式)
Any.do(エニードゥ)とは、シンプルなデザインと作りのタスク管理ツール・リマインダーツールです。リストの作成・タスク登録・リマインダー機能など、タスク管理に必要な機能を絞り込んでいます。基本は無料ですが、有料プランもあります。それにより使用できる機能も変わります。特長は以下のとおりです。
- 直感的に操作できるシンプルなデザイン
- 時間、リスト、優先度別にビューが可能
- リマインダー通知は分単位で可能
- タスク共有機能あり
- ios、android、Webに対応
■料金
通常 0円
プレミアムプラン $5.99/月
■公式HP
monday.com(ボード方式)
monday.com(マンデードットコム)とは、さまざまな業務を一元管理できるプラットフォーム。世界中で152,000人以上が使用しています。分りやすいビジュアルボードが特長で、業務をロジカルに整理し、進捗状況を可視化して作業の効率化を図ります。業務のプロセス、ツール、ファイルを一元化し、チーム全体にデータ共有します。
■料金
無料 0円
ベーシック 900円/月
スタンダード 1,100円/月
プロ 1,800円/月
※税込不明、要問合せ
■公式HP
【番外編】業務効率アップにおすすめなツール
最後に番外編として、日々の業務効率を上げるために便利なツールをご紹介します。
Litera App(AIアドバイスツール)
Litera App(リテラアップ)とは、ショートカットキーやPCスキルなど、より効率的な操作方法をAIによってアドバイスしてくれるツールです。
このアドバイスに基づいて普段通りに利用していくだけで、操作方法が誰でも自然に身につくように設計されています。レポート画面で業務改善効果や、覚えるべき操作が可視化されており、月間およそ120分の作業時間の削減と、人件費削減が見込めます。
特長は以下のとおりです。
- ダウンロード後セットアップするだけですぐに使用可能
- 操作方法を忘れても、身につくまでしっかりサポート
- レポート機能で、改善効果や覚えるべき操作が可視化
- ヒートマップ&キーマップ機能搭載
- Windows、Officeソフトの他、slackや各種Googleアプリにも対応
■料金
【個人プラン】
880円/月(税込)
【法人プラン】
10人プラン:7,700円/月(税込)
50人プラン:33,000円/月(税込)
100人プラン:55,000円/月(税込)
■公式HP
タスク管理ツールの選び方
タスク管理ツールには、さまざまなタイプが存在するため、どれを選べばいいか悩む人も多いでしょう。ここからは、タスク管理ツールの選び方を解説します。
業務に適したツールの型を選ぶ
タスク管理ツールには、大きく分けて以下の2種類があります。
- かんばん方式
- ガントチャート
「かんばん方式」は、タスクが書かれたカードが工程を移動することで、現状を分りやすく伝えます。例えば「依頼中」「作業中」「終了」「確認中」といったように、カードがどこにあるかで、状況を伝えるため、担当者が分かれている業務などにおすすめです。
「ガントチャート」は、横棒の棒グラフで、プロジェクト全体のタスク状況やスケジュールを示します。細かなスケジュールを立てて、外部に共有する業務が多い場合は、ガントチャートがおすすめです。
タスク管理ツールの種類とより詳しい特徴については、こちらも参考にしてみてください
参考:おすすめのタスク管理ツール14選を徹底比較|実務に役立つメリットと選び方を解説|デジタル化の窓口
導入のきっかけとなった目的を達成できるか
タスク管理ツールを導入するきっかけから、導入の目的を明確にすることが重要です。そして目的を達成するためには、どのタスク管理ツールが最適なのかを考える必要があります。
例えば、「細かいスケジュール管理から納期を早めたい」「個々のタスクを明確にしてコミュニケーションを円滑にしたい」といった目的に合わせたタスク管理ツールを選びましょう。そのためにも、導入の目的はなんなのかを考えてみましょう。
導入費用から考える
タスク管理ツールは、無料で使えるものから有料のものまでさまざまです。有料の場合、多くは、月額で清算されるため毎月のコストがかかります。そのため、導入費用からタスク管理ツールを選ぶのも有効な手段です。目的から必要な機能を洗い出し、無料のツールで十分なのか、それとも有料機能が必要なのかを考えることが重要です。
タスク管理ツールを賢く活用しよう
働き方の変化と共に、タスクにおける重要性が高まってきました。それに合わせて「タスク管理ツール」が見直されています。タスクを明確にするだけではなく、業務の効率化やチーム内のコミュニケーションを円滑にするためにもタスク管理ツールは重要です。
また個々のタスクを明確にすることで、プロジェクト全体の進捗状況やスケジュールの把握が可能です。タスクが遅れている箇所は、人員を入れるなどして、迅速なフォローにつながります。作業を効率化し、生産性を上げるためにもタスク管理ツールは欠かせません。タスク管理ツールの導入目的を明確にし、最適なツールを活用して、目標達成に向かって前進することが重要です。
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