マーケティング

最終更新日: 2022.09.08

【調査レポート】75.5%がフォーム入力中に離脱を経験。その理由は?入力フォームにおける課題を調査

【調査レポート】75.5%がフォーム入力中に離脱を経験。その理由は?入力フォームにおける課題を調査

デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークスは、ビジネスパーソンを対象に、問い合わせ・資料請求フォームにおける実態調査を行いました。
企業の営業活動のオンライン化が進むと同時に、サイト上の入力フォームの重要性・対策支援のニーズは年々増しています。本調査はニュートラルワークスとして更なるクライアント支援を目指して行い、その結果を公開いたします。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

調査結果のサマリー

調査詳細

Q.興味のある企業・サービス・製品を発見した際に取る行動は?

多くの人が、まずはサイト内や検索エンジンなどで情報収集をした上で問い合わせ・資料請求を行っていることが分かりました。

Q.お問い合わせ・資料請求フォームの入力中に離脱をしたことがあるか?

75.5%もの人が、「フォームの入力中に離脱をしたことがある」と回答しました。多くの人が問い合わせをしようと思うも、何かしらの理由で取り止めてしまうケースが多く見られるようです。
次に、その理由を聞いてみました。

Q.お問い合わせ・資料請求フォームの入力中に離脱したことがある方対象:当てはまる理由は?(複数回答)

フォーム入力中に離脱をしたことがある2人に1人(54%)が「入力必須項目の多さ」を理由に離脱をしていると回答しました。次いで「個人情報入力に対する躊躇」を理由とする離脱が32.6%、「入力方法が面倒だった」という理由が27.2%と多く挙げられています。

Q.入力を最も躊躇する項目は?

「住所(29.1%)」、「電話番号(17.6%)」などが多い結果となりました。
フォーム入力中の離脱理由でも多く挙げられているように、個人情報の入力やメール以外の連絡先の入力は避けたいと感じる方が多いようです。
また、2番目に多かった「会社名(19.5%)」については、個人的なお問い合わせの場合は特に、会社名を知られたくないと思う方が多いのではないかと推測されます。

Q.フォーム入力時にあると特に良いと感じるものは?(複数回答)

連絡に関する手段の選択、時間帯の指定ができることへのニーズは高いようです。
また、個人情報の取扱いに関しても気にしている方が多いことがうかがえます。

Q.資料請求を行う動機は?(複数回答)

購入を検討するにあたり、後押しとなるものや不足している情報など、更なる情報を求めて資料請求をする方が最も多いようです。
そのほか、資料の内容が魅力的・サンプルがついてくるからといった回答もあり、資料の魅力もある一定数の理由であることがわかりました。

Q.入力フォーム送信後の画面に表示されたリンク等をクリックしたことがあるか?

フォーム送信後の画面へのリンク表示は約半数のユーザーに対して有効であることが分かりました。お問い合わせや資料請求が完了しても、情報を探し続けるユーザーの多さが伺えます。

Q.前項で「はい」を選択した方を対象:リンクをクリックした理由は何ですか?

フォーム送信後、最もクリックされやすいリンクは”お問い合わせ・資料請求内容と関連性の高いもの”ということが分かりました。
フォーム送信後の画面に関連記事や関連サービスのリンクを設置することで、サイトの回遊率の向上やユーザーへの更なる興味付けが可能であることが分かります。

調査概要

調査対象 :お問い合わせフォームや資料請求フォームを利用したことのある方
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2022年8月29月日〜8月30日
サンプル数:261名

調査結果のまとめ

多くの問い合わせ・資料請求を獲得するためには「問い合わせのしやすさ・手軽さ」が重要な視点であり、入力項目が多かったり、記述式など時間がかかる回答方法は好まれないことが明らかになりました。入力項目の内容・問い合わせ後の対応フロー等も問い合わせ率に影響しているようです。
企業側からすると、顧客情報を獲得するために、問い合わせフォームで多くの情報を取得したいと考える傾向にありますが、より多くの問い合わせを取得するためには、適度な入力項目数・内容を検討する必要性がありそうです。

また、サイトで必要な情報を探すのが面倒・紙媒体の資料が見たいといった声もあり、フォーム設計だけでなく提供するサービスの対象者の傾向・特性によって合うサイトや導線づくりがあると考えられます。

ニュートラルワークスでは、入力フォームの最適化や、サイト内の導線、流入増加など、Webサイト全体における改善コンサルティングを得意としています。「Webサイトからのお問い合わせが少ない」「何を改善すべきか分からない」といった企業様に、最適な改善提案をいたします。成果の出るサイト改善をお考えの方は、ぜひご相談ください。

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監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格