マーケティング

最終更新日: 2023.08.28

Googleビジネスプロフィールとは?使い方とメリットを解説

Googleビジネスプロフィールとは?使い方とメリットを解説

Googleビジネスプロフィールをうまく利用すれば、店舗の情報をユーザーに効率的に届けられます。しかし、正しい使い方を知っていないと、ビジネスに良い効果をもたらしてくれません。そこでこの記事では、Googleビジネスプロフィールの概要と基本機能、メリットや使い方について詳しく解説します。

Googleビジネスプロフィールを使って、より効率的に集客や認知度アップを目指せるよう、ぜひ参考にしてください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

目次

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールとは、GoogleマップやGoogleの検索結果に、店舗情報を表示させ、編集や管理ができるツールのことです。2021年11月4日に「マイビジネス」から名前が変えられました。営業時間や定休日、あるいは写真や電話番号などの情報が、検索結果の右側に掲載されているのを一度は見たことがあるでしょう。

無料で店舗の最新情報を公開できるため、さまざまな企業で活用されています。初めての方でも難しい操作は必要とされないため、Googleアカウントを持っているなら利用しておきたいツールの一つです。

Googleビジネスプロフィールの表示のされ方

Googleビジネスプロフィールの表示のされ方

Googleビジネスプロフィールの検索表示には、「自然検索」と「Googleマップ」の2種類があります。それぞれが検索画面でどのように表示されるのか、特徴や異なるポイントについて紹介します。

1.自然検索で表示される場合

Google自然検索での表示の場合

自然検索の場合、検索ワードと関連する用語や名前が検索結果に表示されます。

上記のように、会社名で検索をすると赤枠で囲まれた部分に表示されます。固有名詞であれば、ユーザーが任意の店舗情報を調べられるため、店舗情報を登録しておけば検索してもらえる可能性が高まるでしょう。

関連する店舗を探すために、ユーザーが「ラーメン店」のようにジャンル検索した場合は、関連性が高い上位3位の店舗情報が優先されます。

Google自然検索での表示の場合

地域名が入ると周辺にある店舗が中心となるため、所在地や郵便番号なども登録しておくと表示されやすくなります。

2.Googleマップで表示される場合

Googleマップでの表示の場合

Googleマップでは、例えば「株式会社ニュートラルワークス」で検索を行うと、上記のように表示されます。

「ラーメン店」というジャンルで検索した場合は、関連性のある上位の店舗が表示されます。

Googleマップでの表示の場合

このように会社名だけでなく、詳細な情報も登録しておくと、関連性のある検索をされた際に表示されやすくなるため、宣伝にも役立ちます。上位表示されるようになるには努力も必要になりますが、表示されるようになればより多くのユーザーに興味を持ってもらえる機会が増えます。

Googleマイビジネスとの変更点

Googleマイビジネスとの変更点

ここでは、名称が「Googleビジネスプロフィール」となった際に、変更が加えられた点について解説します。用途自体は変わっていませんが、違いを事前に認識しておくと、実際に活用する際の作業がスムーズになります。

ビジネス規模で管理方法が異なる

以前と違う点として、ビジネス規模で管理方法が異なることです。そこで、小規模と大規模で共通する管理方法と、大規模で行う管理方法についてそれぞれを解説します。

【小・大規模ビジネス共通】Google検索とGoogleマップで管理する

以前までは、自社で管理している一覧から、該当する店舗を選んで修正を行っていました。しかし今では、Googleマップや検索結果から管理できます。さらに、新店舗を登録する場合でも、両方でオーナー申請ができるようになるため、よりスピーディーな管理が行えるようになるでしょう。

この方法は、大規模な会社でも共通して行えますが、一つずつの管理方法となるため、複数店舗を持っているような方にはあまり向いていません。

【大規模ビジネスの場合】Googleビジネスプロフィールマネージャーで管理する

複数店舗を扱う場合は、「Googleビジネスプロフィールマネージャー」からの管理が行えます。名称が変わっただけで、機能的にはあまり大きな違いはありません。しかし、複数のデータを見ながら改善点が探せるため、同時にいくつかの管理をする際に役立ちます。今後、店舗を増やす予定がある場合は、大規模になることを想定して、一度確認してみることをおすすめします。

機能面での大きな変更点はない

名称が変わったことから、「機能が大幅に変わって使いにくくなるのでは?」と思われがちですが、機能的にはさほど違いはありません。変更点は編集画面の入り口が増えたぐらいです。そのため変更前から使用していた方は、違和感なく操作できて、管理が難しくなることもなく安心して利用できるでしょう。

今後、新しい変更が加えられる可能性もありますが、操作性が変わってしまうことは今のところありません。

Googleビジネスプロフィールの基本機能

Googleビジネスプロフィールの基本機能

ここからは、Googleビジネスプロフィールの基本的な機能を紹介します。これらをうまく活用していけば、ユーザーに情報を提供するだけでなく、分析を行ってより効果的な編集が可能になるでしょう。

1.無料で店舗の基本情報を掲載できる

最も基本的な機能は、無料で情報の登録が行えることです。公式サイトのURLや営業時間、電話番号、住所などの情報をユーザーに届けられることから、集客や問い合わせなどにもつなげられるでしょう。

Googleアカウントを持っていればコストをかけずに利用できるため、使ったことがない方はまず登録してみることをおすすめします。Googleは日本でも使用者の多い検索エンジンなので、宣伝する場所としてもベストといえます。

2.店舗の外観や内観、商品など写真の掲載も可能

テキストの情報だけでなく、外観や内観、商品やサービスなどの写真も掲載できます。文章だけではイメージできない店の雰囲気を感じてもらえるので、ユーザーの興味を引きやすくなるでしょう。掲載できる写真は、幅720ピクセル・縦720ピクセル以上のもので、PNGまたはJPEG形式のものに限られます。

このルールさえ守っていれば、プロフィールに写真が追加できるので、アピール方法の一つとして活用するのもいいのではないでしょうか。

3.リアルタイムな情報発信ができる

キャンペーンやクーポンなど、リアルタイムな情報を発信することも可能です。いつでも調べられる情報よりも、実際に行われている新しい情報はユーザーの関心を集めます。

限定的に行っているサービスなどがあれば、プロフィールに登録してユーザーに届けてみましょう。リアルタイムな情報は会社がどんなことを行っているのかイメージもしてもらいやすいので、宣伝方法としてもぴったりです。

4.イベント情報を投稿できる

リアルタイムな情報発信ができる点と共通しますが、イベントや開催予定のイベントなどについても投稿が行えます。イベントがあれば、それをきっかけに「来店してみよう」というユーザーも出てくるでしょう。特に、限定イベントの情報は新規ユーザーの興味を引くこともできるため、積極的にアピールしていきたい情報です。

宣伝を行うために無理にイベントを開く必要はありませんが、催し物はPRを行ううえでも効果的な手段です。

5.分析情報を閲覧できる

Googleビジネスプロフィールでは、情報の提供以外に分析情報の閲覧ができます。分析が行える情報は以下のようなものです。

  • 着信件数
  • ルート検索が行われた回数
  • Webサイトへのアクセス数

閲覧数やアクション数、検索数などの数値が確認できるため、それらの情報をもとに掲載する情報を修正できます。ユーザーの動きを見て、どのような情報に関心が集まりやすいのかチェックし、最適な情報をプロフィールに掲載していきましょう。

6.動画を掲載できる

店舗や商品の写真だけでなく、動画を掲載することも可能です。動画を使えば店舗内の様子をより具体的にユーザーに届けられます。集客力を高めるためにはどのような店舗なのか伝えることも大切なので、動画や写真を使ってみてはいかがでしょうか。文章だけのものに比べると情報量も多く伝えられるので、活用をおすすめします。

7.無料で簡単なWebサイトの作成ができる

Googleビジネスプロフィールに登録することで、簡単なWebサイトの作成が行えます。高度な設定はできませんが、「ウェブサイトビルダー」と呼ばれる機能を使って、モバイルに対応したWebサイトの作成が可能です。Webサイトであればプロフィールよりも多くの情報がアップできるので、自社サイトを持っていない方に便利な機能といえるでしょう。

また、プロフィールで作成したサイトのURLを掲載すれば、より詳しい情報をユーザーに届ける環境を整えられます。

Googleビジネスプロフィールを利用するメリット

Googleビジネスプロフィールを利用するメリット

Googleビジネスプロフィールで利用できる機能をお伝えしましたが、それらを活用して得られるメリットを7つに分けて紹介します。どのような機能が備わっていても、メリットがなければビジネスに活用できないため、本当に必要かどうかを見定めていきましょう。

1.正確な情報を管理できる

Googleビジネスプロフィールでは、掲載した情報をいつでも修正できるため、移転があった場合でもすぐに情報を編集できます。正確な情報を管理できることから、スピーディーに情報を伝える方法としても優秀です。さらに第三者による情報の登録が認められていないため、ビジネスオーナーや関係者のみで管理する仕組みは、より安全な情報提供ができます。

2.口コミを通じてユーザーの声が集められる

ユーザーからの質問や口コミに答えられる機能も搭載されているため、商品やサービスについて生の声が集められます。その中から評価の高い内容や悪い内容を分析し、ビジネスの改善を図ることが可能です。口コミが得られる環境はとても重要な役割を持ちます。またユーザーファーストな情報はGoogleでも好まれるため、寄せられた意見は大切にしましょう。

3.ビジネスや店舗の魅力をアピールできる

写真や動画も掲載できる機能を活用して、他の店舗にはない魅力やサービスについてまとめることをおすすめします。そうすることで競合よりも差別化できます。特別な体験やサービスが受けられることがわかれば、興味を持ってくれるユーザーも増加するでしょう。

4.無料で集客ができる

前述のとおり、Googleビジネスプロフィールは無料で使えるツールのため、コストをかけずに集客できます。これは大きな利点となるでしょう。ただし、情報を記載するだけで集客ができるわけではないので、ユーザーの興味を引く情報を掲載することが重要です。それによって検索表示で上位を獲得できれば、大きな宣伝効果も期待できます。

5.ユーザーの目に留まりやすい

登録した店舗情報は、Googleマップや検索結果に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすい特徴を持っています。例え、Googleアカウントを持っていない人でも、情報は閲覧できるので、ユーザーの制限なく見てもらうことが可能です。さらに検索上位になれば、直接店舗名を入力しなくても表示されるようになるため、ユーザーに知ってもらえるチャンスが広まるでしょう。

集客と同様、ユーザーファーストで質の高い情報の提供は求められますが、注目が集まれば認知度にも良い影響を与えます。

6.広告より費用対効果が高い

ユーザーの目に留まりやすい特徴をうまく活用できれば、費用がかかる広告よりも費用対効果が高くなります。無料で利用できるうえ、検索結果に店舗情報が上位表示される効果は計り知れません。それに加えて分析機能も活用すれば、常にユーザーが興味を引くような情報に修正することも可能です。

7.店舗情報が事前にわかるので訪問しやすい

Googleビジネスプロフィールでは、営業時間や定休日などの情報も登録できるため、ユーザーが訪問しやすいといったメリットもあります。さらにリアルタイムな情報も載せられるので、イベント日を知ったり、急な営業時間の変更をチェックしたりできます。

そのような情報をユーザーに届けられることから、定休日にユーザーが訪れてしまうことを避けられるようになるでしょう。気持ち良く店舗に訪れてもらえるように、正確な営業時間やイベント日の設定は欠かせません。

Googleビジネスプロフィールを利用する際の注意点

Googleビジネスプロフィールを利用する際の注意点

無料で利用できるGoogleビジネスプロフィールにはメリットもありますが、使用上で注意しなければならないポイントがあります。

1.ネガティブな口コミを必ず削除できるわけではない

Googleビジネスプロフィールに寄せられる口コミの中には、ネガティブなものも含まれます。業務に支障をきたすような中傷であれば、Googleに依頼して削除してもらえますが、ネガティブな口コミを必ず削除できるわけではありません。

また、口コミへの返信は、無駄なトラブルを起こして炎上してしまわないように、丁寧な対応をすることがベストです。管理者が触発するのは、トラブルの元です。

2.「Google検索」や「Googleマップ」で表示される写真を指定できない

GoogleマップやGoogle検索で表示される写真は、Googleのアルゴリズムによって選ばれます。そのため、店舗側は写真を自由に選べません。また、画像が掲載されていないと、店舗とは無関係の写真が表示されてしまうケースもあります。

自由が利かないとはいえ、画像が掲載されていればその中から選ばれるので、店舗がPRできるような画像を登録しておくといいでしょう。無料のツールであるため自由に使えない部分もありますが、仕組みを理解して使っていれば、ビジネスに関係する写真が表示されます。

3.競合が多い場合は情報が埋もれる可能性がある

競合が多い店舗の場合、自社の情報が埋もれてしまう可能性があります。そのため、他の店舗との違いや、特徴などといった部分をアピールして差別化を図ることが大切です。同じジャンルの店舗で、同じような内容が書いてあっても興味を持ってもらえないので、特色が伝わるような内容にするといいでしょう。競合と同程度の内容では、ユーザーに飽きられてしまいます。

4.運用に時間がかかる

Googleビジネスプロフィールを登録したからといって、すぐに効果が表れるわけではありません。より多くのユーザーに認識してもらうためには、定期的な更新を行って、新しい情報を常に発信していく必要があります。投稿をほとんどせず、古い情報ばかりになってしまうと、「店舗が閉店してしまったのではないか」と勘違いされてしまうこともあるでしょう。

また、競合の情報の中に埋もれてしまわないためにも、イベントや新サービスの情報など、地道にアップしていくことが肝心です。そのような積み重ねがユーザーやGoogleの評価を高め、検索上位につながるのです。

Googleビジネスプロフィールの登録方法

Googleビジネスプロフィールの登録方法

Googleビジネスプロフィールの登録は以下の手順で行います。

1.Googleアカウントにログインし、Googleビジネスプロフィールのトップページにアクセスして、「今すぐ開始」を選択

2.すでにGoogleで店舗情報が登録されている場合は、店舗名で検索を行い、「管理を開始」を選択

※店舗情報がない場合は、店舗名や屋号などの入力を行って、新しく店舗情報の登録を行う

3.店舗に該当するビジネス名とビジネスカテゴリーを候補から選択

4.店舗やオフィスの住所、連絡先の詳細を入力して登録

5.オーナー確認の方法を、以下の中からビジネスカテゴリーによって使えるものを選択

  • ハガキ郵送
  • 電話
  • テキストメッセージの送信
  • メール
  • Googleサーチコンソール操作

6.管理画面でコンテンツの編集を行い、問題がなければオーナー確認を行って登録が完了

Googleビジネスプロフィールの申請方法については、以下の記事を参考にしてください。
Googleマイビジネスの登録方法を解説|だれでも簡単に店舗集客できるMEO Googleマイビジネスの登録方法を解説|だれでも簡単に店舗集客できるMEO

GoogleビジネスプロフィールのMEO対策について

GoogleビジネスプロフィールのMEO対策について

Googleビジネスプロフィールの登録を行ったら、MEO対策を行い集客力を高めましょう。ここからは、GoogleビジネスプロフィールのMEO対策について解説します。

MEOとは

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、Google検索やGoogleマップ検索をされた際に、自分の店舗を上位表示させることを指します。検索時に競合他社よりも上位に表示されることで、ユーザーの目にとまる機会が増え、集客をより効果的に行うことが可能です。

ユーザーの多くが、Google検索やGoogleマップ検索を行って店舗を調べるため、集客においてMEOの対策がとても重要になります。
MEO対策とは?MEO対策の方法やメリット、費用感を解説 MEO対策とは?MEO対策の方法やメリット、費用感を解説

上位表示されるための3つの条件

それでは、どのようなGoogleビジネスプロフィールが上位表示されるのでしょうか?上位表示されるための条件を見ていきましょう。

Googleの公式サイトでは、順位検定の仕組みに以下の要素が関係していると説明しています。

  • 関連性
  • 距離
  • 知名度の高さ

関連性とは、ユーザーが検索した語句とGoogleビジネスプロフィールの内容がどれだけマッチしているかを指しています。

距離は、ユーザーが検索した場所から店舗の所在地までの距離を指します。ユーザーからより近い店が上位に表示されやすくなります。

知名度の高さとは、その店がどれだけ多くの人に知られているかを指します。Web上で数多く紹介されリンク掲載されていたり、口コミや評価の数が多いと認知されていると評価されます。

他にも、有名なブランドやその地のランドマーク、有名スポットなどは、上位表示されやすいです。

Googleビジネスプロフィールを上位表示させる方法

Googleビジネスプロフィールを上位表示させる方法

続いて、具体的なMEO対策を紹介します。上位表示させるためにも、対策が不足している部分は改善するようにしましょう。

ビジネス情報のデータを詳細に入力する

ビジネス情報は詳細に入力するように心がけましょう。検索キーワードとの関連性が高いと評価されるためにも、検索されそうなデータをしっかりと記載してください。「カフェ」で検索されている場合であれば、「コーヒー」「ケーキ」などの関連するキーワードも記載しましょう。よりユーザー検索との関連性が高いと認識されるので、情報を充実させることが大切です。

営業時間を正確に掲載する

プロフィールに掲載する営業時間は正確な時間にし、最新の情報を保ちましょう。営業時間が正確に表示されていれば、ユーザーは安心して店に訪れることができます。反対に、プロフィールでは営業時間中であるのに、実際に訪れたら閉まっていたという場合は、ユーザーに不信感を与えてしまいます。また、無駄足になり評価も落ちてしまうでしょう。

口コミの管理や返信を行う

ユーザーの投稿した口コミに返信をするようにしましょう。返信してユーザーの意見を取り入れる姿勢を見せることで、誠実さが伝わります。このような対応がファンや好意的な口コミを生み出し、認知度やイメージのアップにつながります。

商品の追加と写真の追加

販売している商品を掲載し、写真を追加するようにしましょう。どのような商品が販売されているか知ることができるとユーザーは安心して店に訪れることができます。また、訴求力のある写真を追加すれば、顧客を呼び込むことも可能です。商品の種類やイメージを的確に伝えるためにも、多くの写真を追加するようにしましょう。

ビジネスオーナーを登録する

ビジネスプロフィールは、必ずオーナー登録をするようにしましょう。オーナー登録されたプロフィールは、されていないものよりも高い評価を受け、上位に表示されやすくなります。ビジネスプロフィールを登録した際は、まずオーナー登録をすることをおすすめします。

Googleビジネスプロフィールとは?のまとめ

Googleビジネスプロフィールとは?のまとめ

Googleビジネスプロフィールは、ユーザーが調べた検索結果やGoogleマップで、店舗の情報を表示できる宣伝性に優れたツールです。利用自体も無料でできるため、コスト面を心配する必要もありません。競合相手が多いと表示されにくくなる面もありますが、差別化を図れれば、より多くのユーザーの目が届きやすくなります。

基本機能やメリットを最大限活用するためにも、それぞれの特徴や使い方をしっかりと覚えて、ユーザーに有益な情報を届けましょう。自社ならではの魅力や特徴を伝えることができれば、認知度や集客アップへとつながっていきます。

Googleビジネスプロフィールのよくあるご質問

Googleビジネスプロフィールとは?

Googleビジネスプロフィールとは、GoogleマップやGoogleの検索結果に、店舗情報を表示させ、編集や管理ができるツールのことです。2021年11月4日に「マイビジネス」から名前が変えられました。

Googleマイビジネスとの変更点は?

以前までは、自社で管理している一覧から、該当する店舗を選んで修正を行っていましたが、Googleマップや検索結果から管理できるようになりました。複数店舗を扱う場合は、「Googleビジネスプロフィールマネージャー」からの管理が行えます。

Googleビジネスプロフィールが上位表示される条件は?

順位検定の仕組みには、ユーザーが検索した語句とGoogleビジネスプロフィールの内容がどれだけマッチしているか、ユーザーが検索した場所から店舗の所在地までの距離、その店がどれだけ多くの人に知られているかという要素が関係しています。
他にも、有名なブランドやその地のランドマーク、有名スポットなどは、上位表示されやすいです。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
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