Webデザイン

最終更新日: 2022.07.18

失敗しない!WEBサイトリニューアルの手順とポイント【最新版】

失敗しない!WEBサイトリニューアルの手順とポイント【最新版】

Webサイトも実店舗と同様に、新しくするもしくはメンテナンスをするためのリニューアルを行うタイミングが来ます。

リニューアルを行うからにはもちろん失敗はしたくないですし、来訪するお客様に対して、好きになってもらえるようなWebサイトを目指したいですよね。
今回は、Webサイトリニューアルで失敗しないためにその手順とポイントをわかりやすくお伝えします。
実際にご自身のサイトをイメージしながら読んでみてください。

Webサイトリニューアルの手順

Webサイトリニューアルの手順

Webサイトリニューアルを効率的かつ有用なものにするには、正しい手順を踏む必要があります。やみくもに進めては無駄が増えてしまうどころか逆効果になる恐れがあるからです。

Webサイトリニューアルには大きく3つのフェーズがありますので、それぞれ順に解説します。

要件定義

最初に行うべきことは要件定義です。要件定義はWebサイトリニューアルの目的や方向性を定めるために必要とされます。

まずは現状のWebサイトにおける問題点を整理します。特に改善すべき点がないのにリニューアルをする必要はありませんし、問題点を解消できなければリニューアルしたところで無駄に終わってしまうでしょう。

Webサイトのリニューアルに至る問題点として主に以下のようなものがあります。

  • 時代に合わないWebサイトデザイン
  • 情報が古い・多すぎる
  • スマートフォンに適さないWebサイト

Webサイト制作時の流行や時代の色を反映させすぎたデザインであれば、次第に古さを感じるようになってしまいます。そのため当時は良かったものの現在は合わないものになってしまい、デザインだけで敬遠されてしまう可能性が高いです。Webサイトのデザインはユーザーに与える印象や離脱率に大きく繋がります。古いサイトと思われないようなデザインにするために、Webサイトのリニューアルが必要とされます。

掲載情報にも注意が必要です。Webサイトの運営を長く続けているうちに、掲載されている情報が多くなりすぎる、もしくは古い情報が掲載されたままになってしまうことがあります。情報量は多ければ良いというわけではなく、無駄なものは省くべきです。必要な情報を手に入れやすいWebサイトにするためにも、定期的に掲載する情報を整理しましょう。

もし現状のWebサイトがスマートフォン未対応であれば、早急にリニューアルをするべきです。現代はスマートフォンでWebサイトを閲覧するユーザーが多くいます。PCとスマートフォンでレイアウトが違うWebサイトも少なくありません。しかし昔のままのWebサイトだとPCで閲覧する前提のデザインになっており、スマートフォンで閲覧すると非常に見づらいという場合が多いです。スマートフォンにも対応させるよう、Webサイトをリニューアルしましょう。

現状の問題点が整理されたら、Webサイトリニューアルによる目的を明確化します。すなわちWebサイトのリニューアルにおけるゴールを定め、方向性を決めるということです。問題点を改善させるのも目標のひとつではありますが、それを通してどのようなWebサイトにしたいかを考えましょう。

目的例をいくつか紹介します。

  • 情報を整理し見やすいWebサイトにすることでユーザーからのアクションを増やす
  • 使いやすいWebサイトにすることで業務を効率的に進めやすくする
  • 時代に合ったデザインにすることで集客力を高める

情報が整理され必要なものが見つけやすいWebサイトはユーザーにとって使い心地が良いものであり、Webサイトの使用率が自然と高まるでしょう。結果としてECサイトであれば商品購入、イベントの告知サイトであれば申し込みなどアクションが期待できるようになります。

使いやすいWebサイトは企業側のメリットも多いです。必要な機能や情報が整理されていれば効率的な業務にもつながります。業務に無駄がなくなることでコスト削減や時間短縮が実現でき、働き方がより良いものになるでしょう。

時代に合ったデザインのWebサイトはそれだけで集客力が期待できます。ユーザーがWebサイトを訪問したとき、最初の印象付けをするのはデザインです。時代やターゲット層に合ったデザインのWebサイトはそれだけで集客力があります。Webサイトの価値を高めるには何よりも閲覧数が必要なため、良いデザインにして集客力を高めることは重要です。

目的が決まったら数値化による目標設定・KPI設定をします。成果を数値化したうえで達成目標となる数値を立てることが大切です。目標を具体的に数値化することで達成率や現状を把握しやすくなります。

目標となる数値が定まったらそれをもとにKPI設定をします。KPIとは重要業績評価指標、すなわち目標達成の度合いを定義するものです。Webサイトであればコンバージョン数や率、ユニークユーザー数といったプラスの成果からページの離脱率といったなるべく低くしたい部分、さらには特定の検索キーワードによる流入数などを決めます。

ここまで終わったら3C分析による課題整理をします。3C分析とは3つのC、すなわち自社(Company)・競合他社(Competitor)・ターゲット顧客(Customer)の観点から分析をし課題を精査することです。

自社の分析では、リニューアル前のWebサイトの分析や評価をして問題点を洗い出すほか、自身でWebサイトを利用・ユーザーへのヒアリングなどをします。

競合他社の分析では、Webサイトを訪問し良い点や悪い点をリストアップし参考にする、複数のWebサイトを比較して各サイトのデザインや構成の把握などをします。

ターゲット顧客の分析では、ペルソナ像を改めて見直すことが大切です。Webサイトの方向づけをするためにも、現在のペルソナ像が適切であるかを検討し、新しいペルソナを分析したうえでWebサイトのリニューアルを進めましょう。

サイト構築フェーズ

要件定義が終わったらサイト構築フェーズに入ります。サイト構築も流れに沿って行うことでスムーズに進められます。

まずはサイトマップおよびワイヤーフレームの作成です。サイトマップとはWebサイト内のページリンクをまとめたページのことですが、リニューアルにあたって適切な状態に整理します。

まずは現在のWebサイトを確認し、以下のようにコンテンツの種類分けを行います。

  • リニューアル後も残すコンテンツ
  • リニューアルにあたって修正するコンテンツ
  • リニューアルで追加するコンテンツ
  • リニューアルをして削るコンテンツ

Webサイトに正しく情報を掲載するために、必要に応じて修正や追加が必要です。また先述したとおり、不要な情報を掲載し続けるのは逆効果なためいらない部分は削りましょう。こうしてコンテンツの整理が済んだらそれぞれをカテゴリーごとに分類したうえでサイトマップを制作します。

サイトマップ完成後、ワイヤーフレームの作成に移ります。ワイヤーフレームとはWebサイトのレイアウトを決める設計図です。どのようなレイアウトにするか・ページのどの部分にどのコンテンツを設置するかを紙面やツール上に表していきます。Webサイトはページの種類によってレイアウトが異なる場合がほとんどなため、それぞれのページごとにワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームとは?作り方、おすすめツールも紹介 ワイヤーフレームとは?作り方、おすすめツールも紹介 Webサイト制作やリニューアル時に必ず必要なのがワイヤーフレームです。一度も作成したことがない人には難しく感じますが、なぜ必要なのか、どんな内容が必要なのかがわかれば初心者でもチャレンジ可能です。ワイヤーフレームを基本的なことから紹介します。

サイトマップやワイヤーフレームの制作が完了し大まかな方向が決まり、続いて行うのは具体的なデザイン案やコンテンツ制作です。

デザイン制作の段階ではテーマカラーやサイトのイメージ、使用する写真や画像、Webサイトに適したフォントなどを決定します。サイトの作成や開発段階に入ってからデザインを変更しようとすると、大きな手間や時間のロスにつながります。状況によっては変更できない場合もあるので、なるべく変更がないようしっかりとデザインを決めます。

コンテンツ制作はデザイン案と並行して進めることもできますが、使用する画像やデザインに合わせたコンテンツ制作が必要になる場合もあるため、デザイン案が固まってからのほうがスムーズに進むでしょう。既存のコンテンツを活用する場合もあれば修正や追加する部分もあります。その場合は新規ライティングやリライトなどを行いますが、ライティングスキルがないとスムーズに進まない可能性があります。ライティング経験のある人や、場合によっては外部への委託が必要です。

Webサイト構成に必要な要素が揃ったらコーディングに入ります。コーディングとはコンピューター言語を用いてコードを書くことをいい、サーバー上にWebサイトを生み出す工程です。ただしいきなり公開するのではなく、まずはテスト環境上でコーディングを行い、Webサイトに問題がないかを確認します。コンテンツの誤字脱字やレイアウトの乱れなどがないか隅々まで確認が必要です。

テスト環境で問題がなければWebページをリニューアルするためのスケジュールを設定し、タイミングに合わせて既存サイトをリニューアル後のサイトに切り替えます。しかしテスト環境で問題がなかったからといって安心してはいけません。リンク切れやエラーなどが発生する可能性はゼロではありませんし、SNSの埋め込みが上手くいっているかなどは実際に公開しないとわからない部分です。

リニューアル後のWebサイトが公開されたらすぐに、改めてWebサイトの確認をしましょう。先ほど触れた部分のほか、Webサイト全体が問題なく機能するか、求人サイトであれば応募・ECサイトであれば購入など、コンバージョン画面が不備なく動くかなどをチェックしましょう。

リニューアル後に行うこと

リニューアルしたWebページを公開しサイト全体の確認が済んだところで、実際に活用するための告知が必要です。SNSやプレスリリース等で社外へ知らせます。告知の際に大切なのが、ユーザー目線でリニューアルに関するストーリーを語ることです。リニューアルした理由や具体的な変更点、リニューアルによるユーザーのメリットなどをアピールします。適切な形で告知を行うことで、ユーザーに響くものになります。

リニューアルによる効果測定も大切です。Webサイトリニューアルから1ヶ月が過ぎたあたりで効果測定をし、最初に定めた目標を達成できたか・リニューアル前と比べて悪化した部分がないかを確認します。もし思うような効果が出ていなければ改善を行うべきです。サイト構造の見直しやコンテンツの修正のほか、SNSや広告を活用した知名度向上を進めます。

リニューアルして終わりではなく、日々分析と改善が必要です。

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サイトリニューアルの注意点【運用編】

サイトリニューアルの注意点【運用編】

Webサイトのリニューアルをする際にはいくつか注意点があります。
まずはWebサイトの運用面における注意点を解説します。

目的を明確にする

まずはWebサイトのリニューアルをする目的を明確にすることが必要です。目的が明確でないとリニューアルを進めるための方向性が定まらなくなってしまい、数値上の目標やターゲットとなる顧客などが曖昧になってしまいます。そうなるとWebサイトのリニューアルをしても効果を得ることができず無駄なコストがかかるだけになってしまいますし、そもそも目的がなくなんのために行うかわからない状態では正解がありません。

Webサイトリニューアルの目的を明確にすることで目標が決定します。目標が決まれば解決するべき課題や自社Webサイトにおけるターゲット層が明確となり、具体的なイメージを持てるようになります。リニューアル作業を進めやすくするためにも、まずは目的の明確化が大切です。

また目的を明確にすることで、Webサイトリニューアルにおけるプロジェクトメンバー間でのイメージ共有もしやすくなります。複数人で同じものを制作するのであれば、情報共有や同レベルでの理解が必要です。目的が明確で具体的な情報共有やしやすいほど、イメージの齟齬が発生しにくくなります。Webサイトのリニューアルをスムーズに進めるためにも、目的の明確化は非常に重要です。

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SEOを考慮できているか

Webサイトリニューアルの際には、SEOの考慮も大切です。ユーザーが使いやすいWebサイトにすることも大切ですが、検索エンジンによる集客や流入のためにはSEO対策も欠かせません。SEOは非常に重要なため後ほど詳しく解説します。

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サイトリニューアルの注意点【SEO編】※重要※

SEOを考慮できているか

Webサイトをリニューアルは、SEO観点で非常に重要な変化をもたらします。弊社に寄せられるSEO課題の多くは、Webサイトをリニューアルしたことで流入が減少したというお問い合わせです。Webサイトをリニューアルによってデザインや機能性を向上させることは、ユーザーからの評価を得るために重要です。しかし、それだけを考えたWebサイトリニューアルは、多くのケースで流入が減少して失敗をしてしまいます。お問い合わせや購入などの成果を目的としたWebサイトの場合、SEOを考慮したWebサイトリニューアルが必須となります。

リニューアルでSEOを考慮しないとどうなるか?

WebサイトリニューアルでSEOを考慮せずにいると、次のような問題が発生する可能性があります。

  • 検索エンジンによるWebサイト来訪者数の大幅減少
  • 流入減少によるコンバージョン減少
  • 収益のマイナス化
  • 流入補填のための広告利用によるコスト増大

SEOを考慮せずにWebサイトをリニューアルすると、検索エンジンの掲載順位低下や上位表示キーワードの減少などで、Webサイトにたどり着くユーザーが減少する可能性が高いです。これまで検索エンジンで上位表示されていた場合、SEOを考慮せずにWebサイトリニューアルを実施すると一気に検索順位が下がり検索流入数が激減、流入数の減少に伴いコンバージョン数と売上が減少します。

流入者を別経路から増やすためには広告が有用ですが、広告の利用には大きな費用が必要です。そのためコストが増大してしまいます。

時間やコストをかけてWebサイトリニューアルをしたにも関わらず、SEOを考慮していなければ検索流入数や収益の面でマイナスになってしまうのです。

SEOを考慮しないリニューアルの主な流入減少要因

SEOを考慮しないことによる主な検索流入減少要因を紹介します。

デザインのみを重視した場合に起こりうる例は以下のとおりです。

  • Webサイト内のコンテンツ(文字数)が減る
  • ディレクトリ構造変更により、ページ評価がリセット
  • 内部リンクが減りクローラーが巡回しにくくなる
  • 画像メインのWebサイトになる

文章によるコンテンツが減ると、その分ページ内の情報が少なくなります。検索エンジンは文章の内容を評価の大きな軸としているため、文字数が少ないと情報量が少ないと判断されてしまい、検索上位に表示されなくなってしまうのです。

またデザインのためにパンくずリストやグローバルナビゲーションなどの主要な内部リンクが削除されると、クローラーがWebサイトを巡回しにくくなってしまいます。そのためページを辿れなくなってしまい、リンク先ページの評価が落ちてしまうため検索エンジンで上位獲得が難しくなります。

画像が多いページは視覚的なアピールがしやすいですが、検索エンジンは人間と同じように画像の理解ができない場合があります。そのためSEOを意識したaltテキストの設置など工夫が必要です。

デザインだけでなく、SEOの基本的な対策が取れていない場合にも問題が発生します。

サイトリニューアルで最も多い失敗ケースは、301リダイレクトに関するものです。301リダイレクトとは、サイトのドメイン変更やページのURL変更時にGoogleにページの移転を伝えるシグナルです。

301リダイレクトは旧ページから新ページへ自動遷移させる機能ですが、自動遷移以外にも旧ページのページ評価を新ページに引き継ぐことが可能です。301リダイレクトによるページ評価は90%程度引き継がれると言われていますが、301リダイレクトを設定せずにページ移転を行った場合は全く新しいページとしてGoogleに認識されるため、今まで積み重ねてきたリンクやコンテンツの評価がリセットされてしまいます。

SEOを理解していないWeb制作会社は、URLを綺麗にするためにディレクトリ構造やURLを変更しますが、WebサイトリニューアルでSEOの知識が無いままURLを変更をすると高確率で流入が減少してWebサイトリニューアルが失敗に終わります。

また、Web制作会社はプロなので大丈夫と認識されてる方が多いですが、Web制作会社がSEOを熟知しているケースのほうが稀なので注意が必要です。Web制作会社の多くはSEOが出来ることをアピールしますが、本当のプロのSEOコンサルタントから見ると素人と変わらない知識しか無いケースが殆どです。

SEOによる流入を守るための対策

Webサイトリニューアル後もSEOによる検索流入を守るためには以下のような対策が必要です。

  • 301リダイレクトをミス無く実施
  • ディレクトリ構造はなるべく変えない
  • Webサイト内の情報量を減らしすぎない
  • SEOを意識したサイト設計を忘れない

先述したとおり、検索エンジンは文章やリンクによって情報を獲得しページの評価をします。デザインを重視することも大切ですが、文章コンテンツやリンクの減らしすぎはSEOに悪影響を及ぼします。もしメインコンテンツを画像にするのであれば、検索エンジンに画像の意味を伝えるよう「altテキスト」の設定をすると効果的です。altテキストを活用することで画像が持つ意味を検索エンジンが理解できるため、コンテンツとしての評価を得られます。

SEOを意識するというのは、ディレクトリ構造や正しい301リダイレクトをすることです。301リダイレクトをするのであれば、旧ページと新ページの対応表を作成して目視でチェックできると良いでしょう。ページの統廃合は、各ページの流入状況を慎重に確認したうえで進めます。廃止ページは統廃合後の新ページへの301リダイレクト設定をします。

SEO対策については、下記のブログもご参考ください。
SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説 SEOとは?SEO対策の基礎から検索エンジン上位表示テクニック解説
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サイトリニューアルを成功させるポイント

Webサイトのリニューアルを成功させるためには、必要なポイントを押さえることが大切です。ポイントを押さえて正しい方法で進めることが成功への近道です。Webサイトリニューアルを成功させるポイントを解説します。

誰が、何のために、いつまでに、何をやるかを明確にする

まずは誰が、何のために、いつまでに、何をやるかを明確にするべきです。Webサイトリニューアルにおける過程や工程を明確化することで、よりスムーズに進められるようになります。

まずは誰がするかを決めることで、責任の範囲が明瞭になります。担当者がはっきりするため、情報共有や伝達も容易になるでしょう。得意分野を活かせるような配置にすることで、スムーズな業務につながります。

何のためには、すなわち目的の明確化のことです。要件定義の部分でも触れましたが、目的を明確にすることでゴールや目標がしっかり定まります。作業をスムーズに進めるためにはそれぞれの工程に目的意識を持つことが大切です。

いつまでにを決めるのは、スケジュール管理のために欠かせません。期日や納期が決まっていない、とWebサイトの公開遅延や無駄な時間につながります。ただしあまり無理のあるスケジュールでは作業者の負担になってしまいますので、バランスを取ることが大切です。

何をやるかというのは言葉通り必要な作業のことです。Webサイトリニューアルそのものや、関係者への情報共有・報告などに必要な作業をリストアップします。

誰が、何のために、いつまでに、何をやるかを明確にするためには、まず大まかなプロジェクト計画書の作成やWebサイトリニューアルにおけるスケジュール設定が必要です。そのうえで少しずつ過程や工程を明確化していき、より具体的な計画書を作成していきます。また関係者全体でのスムーズな情報共有や体制の明確化を行うためには、会議体や体制図の用意も大切です。

最初の計画段階でそれぞれの過程や工程を明確化させることで、Webサイトリニューアルがスムーズに進みます。

リニューアルの目標を「経営課題」から考える

Webサイトリニューアルの目標を、Webサイトそのものが直面している課題ではなく経営課題の面から設定することが大切です。

まずは企業としてのゴールを決めます。「売上を拡大させたい」や「知名度を上げたい」「求人への応募を増やしたい」など経営課題に関係する目標を定めましょう。そのうえで、これらの課題を解消させるためにWebサイトをどのようにリニューアルするべきかを考えます。

「Webサイトへの流入数を増やしたい」「デザインを改善させたい」というWebサイト単体における課題設定ではその先につながりにくいです。大切なのは、Webサイトを活用することで企業の経営に貢献させることです。

そのためまずは企業が抱えている経営課題や目的を明確にします。企業がWebサイトを運営する目的は、経営につなげるためです。経営で成果を出せるようなWebサイトにすることが重要なため、まずは経営課題を洗い出す必要があります。

Webサイトをリニューアルしても経営課題が解消できず特別な成果を得ることができなければ意味がありません。リニューアルには時間もコストもかかるため無駄にならないようにし、経営に良い影響を与えられるWebサイトにするべきです。

「お客様視点」を忘れない

Webサイトリニューアルで大切なのは、お客様視点を忘れないことです。実際にサイトを利用するユーザーの視点に立ったWebサイトリニューアルをすることで、ユーザーファーストなWebサイトの実現や問題解消ができます。

実際にWebサイトを利用するのはユーザーであり、ユーザーの印象が売上やコンバージョンにつながります。お客様視点を持って調査をすることが重要です。

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制作会社にサイトリニューアルを依頼するタイミングや費用

制作会社にサイトリニューアルを依頼するタイミングや費用

WebサイトのリニューアルにはWebデザインなどの知識やコーディングなどのスキルが必要です。自社内で得意とする人がいなければ外部の制作会社にWebサイトのリニューアルを依頼するでしょう。そこで、制作会社にWebサイトリニューアルを依頼するタイミングや費用相場を紹介します。

依頼するタイミングとは?

制作会社に依頼するタイミングは要件定義フェーズとサイト構築フェーズの間です。制作会社に依頼する前にWebサイトリニューアルの要件を自社で決め、改善点や目的などを明確にします。

その後サイト構築のフェーズに入る前の段階で制作会社へ依頼します。ワイヤーフレームやデザイン案などはWebデザインの知識が必要となるため、プロに任せるほうが効率的です。コンテンツについても、必要に応じて依頼しましょう。

費用の相場

Webサイトのリニューアルを依頼する場合の費用相場を紹介します。ひとくちに制作会社といっても形態によって大きく異なりますのでそれぞれ見ていきましょう。

まずはフリーランスです。クラウドソーシングサイトやフリーランスの個人が運営しているサイトなどを活用して依頼します。個人の実績やスキルによって費用に差がありますが、1ページあたり3~4万円程度で設定されている場合が多いようです。ある程度まとまったページ数を依頼する場合はページ単価が安くなります。

続いて小・中規模の制作会社ですが、こちらも会社によってプランが大きく異なります。制作費用は大体数十万円程度の場合が多いです。長期契約前提の月額制の会社もあり、1ヶ月あたり数千円から数万円程度で押さえられる場合もあります。

大手制作会社は知名度やノウハウが豊富な分、費用も高額になりがちです。最低でも100万円は必要でしょう。ただしサイトの種類やプランなどが細かく設定されている場合が多く、さらに機能や選択肢が豊富なため理想的なWebサイトリニューアルがしやすいです。

なお株式会社ニュートラルワークスで公表しているWebサイト制作の参考費用は以下のとおりです。

  • コーポレートサイト 100万円~600万円
  • 採用サイト 150万円〜400万円
  • BtoBサイト 150万円〜600万円
  • ECサイト 150万円~300万円
  • ランディングページ 50万円~300万円

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まとめ

Webサイトリニューアルをする際には、明確な目的を定める必要があります。目的なくリニューアルを進めても成果を得られないどころか逆効果になる可能性が高いです。このときWebサイトの改善という視点ではなく、経営課題の解決を目的とするべきです。経営課題を解決させ企業に貢献するようなWebサイトにすることで、より良いリニューアルが実現できるでしょう。

踏むべき手順やポイントをしっかり押さえ、ユーザーファーストとSEO両方の視点でバランス良く対策を取ることで、高いコンバージョン率や検索エンジンなどによる集客が期待できます。

株式会社ニュートラルワークスでも、Webサイトのリニューアルをサポートしております。疑問点や不安などがあればまずはぜひご相談ください。

Webサイトのリニューアルを成功させ、売上拡大や成果向上などを達成しましょう。

監修者紹介

1991年生まれ。オーストラリアの高校を卒業後、その後イギリスで建築学科を卒業し、大学院ではデザインシンキングを専攻していました。楽天株式会社へ新卒で入社。トラベル事業部でマーケティング職に約3年間従事した後、2017年には株式会社LIGにWebディレクターとして転職。2019年よりニュートラルワークスへジョイン。これまでの多岐にわたる経験を元に最高なサイト作りはもちろんのこと、貴社のビジネス上の課題解決へ導きます。