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最終更新日: 2022.07.28

TikTok広告の出し方!アカウント作成、広告活用ポイントも解説

TikTok広告の出し方!アカウント作成、広告活用ポイントも解説

最近は、TikTokのアカウント運用や広告運用を始める企業が増えてきています。TikTokは、YouTubeやTwitterなど他のSNSに比べて、まだ競争率も低いため、早く始めるに越したことはありません。

そこで本記事では、TikTok広告の出し方やアカウント開設、広告活用のポイントについて詳しく解説します。TikTok広告を多くのユーザーに認知してもらいたいと考えている方は、ぜひこの記事を読んで広告運用を始めてみてください。

TikTok広告の特徴

TikTok広告の特徴

はじめにTikTok広告の特徴について「利用者層」「課金方式」「配信先」の3つの観点からご紹介していきます。

TikTokの利用者層

TikTokの利用者層の特徴は以下の通りです。

アクティブユーザー 月間約12億人
年齢層 平均年齢34歳
男女比 男性55.2%・女性44.8%

TikTokのアクティブユーザーは月間12億人程度です。Facebookのアクティブユーザーが月間約28億人、YouTubeのアクティブユーザーが月間約20億人であることを考慮すると、少なく感じるかもしれません。

しかし、TikTokがリリースされたのが2016年と比較的新しめという点を踏まえたら、驚異的なペースで増えていることがわかります。

博報堂の「コンテンツファン消費行動調査」によると、TikTokユーザーの平均年齢は34歳だと伝えられています。TikTokはもともと、10代の若者を中心に利用されているアプリですが、年齢層は年々上昇傾向にあります。

その原因として、企業アカウントが続々と参入し、ビジネス目的のユーザーが増加しているため、年齢層が上昇しているからと考えられています。

ちなみに男女比は男性が55.2%、女性が44.8%でそれほど大きな差はありませんが、やや男性の方が多いです。

TikTokの課金方式

TikTokの課金方式は次の4種類があります。

クリック課金型(CPC)

クリック課金型(CPC)とは、広告がクリックされる度に費用が発生する方式です。
クリック課金型のメリットは、広告の表示回数や動画の再生回数が多くても、クリックされなければ費用がかからない点です。しかし、料金設定が高いので、費用対効果は悪くなってしまうこともあります。

インプレッション課金型(CPM)

インプレッション課金型(CPM)は広告が1,000回表示される度に費用が発生する方式です。
広告が表示されなければ費用がかからないため、ターゲットに表示できれば費用対効果が高くなるというメリットがあります。しかしその反面、クリックされなくても費用が発生する点も注意したいですね。

再生課金型(CPV)

再生課金型(CPV)は再生時間を一定数超えると費用が発生する方式です。
メリットとしては、広告の表示回数が多くても再生されなければ費用が発生しません。ただし、あまりにも品質(クオリティ)が低い広告だとクリックされにくい傾向があります。

最適化クリック課金型(oCPC)

最適化クリック課金型(oCPC)はクリック課金型と同じように広告がクリックされる度に費用が発生する方式です。
ただし、配信目的を「コンバージョン数」に設定すると、コンバージョンが確定次第、クリック時の単価が調整されるという特徴があります。メリットとデメリットはクリック課金型と同じです。

TikTokの配信先

TikTok広告の配信先は以下のように3つあります。

TikTok TikTok内フィードへの配信
動画共有アプリ オンラインメディアへの配信
Pangle TikTok 運営のモバイル広告プラットフォームへの配信

TikTok内のフィードに配信される広告は「インフィード広告」と呼ばれます。インフィード広告は一般的なコンテンツと同じように表示されるため、コンテンツとして閲覧されることもあります。

TikTok広告では、TikTok以外にも配信できます。例えば「BuzzVideo」のような動画共有アプリを利用すれば、情報配信アプリなどといった別のオンラインメディアへの配信が可能です。また「Pangle」ではTikTok 運営のモバイル広告プラットフォームへの配信ができます。
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TikTok広告の出し方

TikTok広告の出し方

ここまでTikTok広告の特徴について解説しました。つぎに、広告を出稿するためには具体的にどうすればいいのでしょうか。大まかな流れは以下の通りです。

  1. アカウントの開設とビジネス情報の登録
  2. タグの設置
  3. CVイベントを設定
  4. オーディエンスの作成(任意)
  5. キャンペーンの作成
  6. 広告セットの作成
  7. 広告の入稿

ここからは、TikTok広告の出し方について詳しく解説します。

1.アカウントの開設とビジネス情報の登録

1.アカウントの開設とビジネス情報の登録

引用:TikTok

はじめにTikTokの公式サイトへアクセスします。アカウントを開設する際は、メールアドレス、または電話番号を入力して任意のパスワードを設定します。

アカウントの開設とビジネス情報の登録2

引用:TikTok

メールアドレスとパスワードを入力したら、「コードを送信」をクリックします。すると承認コードがメールアドレスまたは電話番号に送信されます。

アカウントの開設とビジネス情報の登録3

引用:TikTok

認証コードを入力し情報を入力したら、「登録」をクリックして次のページへ進みます。

アカウントの開設とビジネス情報の登録4

引用:TikTok

続いて広告アカウントを作成します。以下の情報を入力しましょう。

  • 国/地域
  • 業界
  • 会社名
  • アカウントのタイムゾーン
  • 電話番号
  • アカウントの通貨

情報に入力したら同意ボックスにチェックを入れて「登録」をクリックします。これでアカウントの開設が完了しました。

2.請求情報の設定

請求情報の設定

引用:TikTok

続いて請求情報の設定に移ります。「自動決済(後払い)」と「手動決済(前払い)」の2つから選択します。

3.広告マネージャーモードを設定

広告マネージャーモードを設定

引用:TikTok

次に広告マネージャーモードについて問われるので、「簡易モード」「カスタムモード」から選びます。
「簡易モード」とは、ビジネスの運営がより集中できるように、できるだけキャンペーンの作成や管理に費やす時間を少なくするため、デザインが簡易化されたモードです。

一方「カスタムモード」は、使用者の好みや企業の広告目的などに合わせて、カスタマイズができるモード。アプリインストールやコンバージョンなどのあらゆる広告目的に最適なモードです。
これらのモードは後から切り替えることができるので、間違えても支障はありません。
この例では「簡易モード」で登録します。

4.CVイベントを設定

CVイベントを設定

引用:TikTok

広告の目的を決定します。簡易モードの場合は、以下3つのうちから選択します。

  • コミュニティインタラクション…フォロー数、訪問数を増やす
  • ウェブサイトへの訪問者の獲得…自社サイトへの流入を増やす
  • 顧客リードの生成…お問い合わせを増やす

3つの選択肢のうちから、広告目的として最も近いものを選び、「続行」をクリックします。

5.オーディエンスの作成

オーディエンスの作成

引用:TikTok

続いてオーディエンスタイプを以下のうち2つから選択します。

  • カスタムオーディエンス…オーディエンスを手動で選択
  • 自動オーディエンス…オーディエンスをシステムが見つける

「カスタムオーディエンス」を選択した場合は、「デモグラフィック」「興味&行動ターゲティング」のそれぞれに情報を入力します。「自動オーディエンス」を選択した場合は詳細設定は不要です。

選択完了したら、広告を表示させたい場所を選びます。ここは複数選択が可能です。

  • TikTok
  • Pangle
  • キュレーションAPP

選択したら「続行」をクリックします。

6.予算の設定

予算の設定

引用:TikTok

TikTok広告では、目標に応じて予算を設定できます。「日予算」「通算予算」から任意のものを選択し予算を入力します。

7.キャンペーンスケジュールの設定

キャンペーンスケジュールの設定

引用:TikTok

キャンペーンする期間を設定したら「続行」をクリックします。

8.広告の投稿

広告の投稿

引用:TikTok

TikTokアカウントで投稿する方法は、主に2種類あります。

  • TikTokアカウントで投稿
  • TikTok広告マネージャーアカウントで投稿

TikTokアカウントで投稿する際は、TikTokアカウントにログインして投稿します。TikTok広告マネージャーアカウントで投稿する際は、このまま動画をアップロードできます。

TikTok広告が出せない業種

TikTok広告が出せない業種

TikTok広告の出し方について紹介しましたが、参考になりましたか?
「やり方を理解できたら、さっそく出稿!」といきたいところですが、実はTikTok広告では一部の特定業種に対して広告の出稿を禁止しています。
「ブランドコンテンツポリシー」の中にも、その旨が記されています。

引用:ブランドコンテンツポリシー

業種一覧

TikTokが産業および商品のプロモーションを禁止している具体的な商品やサービスは次の通りです。

アルコール アルコール飲料/アルコールクラブ/サブスクリプションサービス/アルコール製造キット/アルコール団体主催のイベントなど
タバコおよびタバコ製品 紙巻きタバコ/葉巻/タバコ/電子タバコ/タバコ容器/水タバコなど
薬物関連の製品またはサービス 違法薬物/薬物関連器具/娯楽用および処方薬/CBDサプリメントの使用を描写または奨励する行為など
武器 拳銃/爆発物/ナイフ/剣など
ギャンブル オンラインギャンブル/カジノ/スポーツ賭博の他/ファンタジースポーツ/ビンゴ/宝くじなど
アダルト商品とサービス ポルノ/大人のおもちゃ/潤滑剤/コルセットやマイクロ下着を含むフェチコスチュームなどのアダルトエンターテインメント
政治的コンテンツ 公職の候補者/現職および前職の政治指導者/政党/政治組織への言及など
不正行為を幇助する商品やサービス 個人のプライバシーを侵害する可能性のある商品/他人の個人情報を盗む可能性のある商品/第三者の財産を侵害する可能性のある商品/他人の財産を盗む可能性のある商品/または改ざんを幇助する商品またはサービスなど
動物・ペット 動物/生きた動物/家畜/ペットの売買/サイ/オランウータン/象/その他の絶滅危惧種の動物の体の部分またはそれを用いた商品
専門的サービス 経理・税務/法律/移民のサービス
その他 メールオーダーブライド/有害化学製品/人間の臓器と移植の取引/中絶/出生前の性別診断サービス/保護対象の野生の動植物/葬儀サービス

この表を参考に、上記の商品やサービスに当てはまっていないかどうか、事前に確認しましょう。詳細については、TikTok公式に掲載されている「ブランドコンテンツポリシー」をご確認ください。

TikTok広告のメリット

TikTok広告のメリット

TikTok広告を出すことによって、次のようなメリットがあります。

  • 若年層にリーチできる
  • 広告を受け入れてもらいやすい
  • フル画面での訴求が可能
  • 広告クリエイティブに反応してもらいやすい

これらのメリットについて把握しておけば、効果的な広告運用ができるようになります。ここからは、それぞれのメリットについて触れていきましょう。

若年層にリーチできる

TikTok広告には若年層にリーチしやすいというメリットがあります。NTTドコモの「スマホ・ケータイ所有者のSNS利用動向についての調査」によると、TikTokは10代の39.3%から利用されているそうです。なかでも、TikTokのメインユーザーは10代が多いと報告されています。

またTikTokの操作性が簡単な点も、若者から支持を得ている要因の一つだと考えられています。短い時間で閲覧でき、興味がない動画はワンアクションでスキップできます。さらにアプリで動画を編集してそのまま投稿できるため、誰でも投稿しやすいという特徴があります。

広告を受け入れてもらいやすい

TikTokは広告投稿でも利用者に受け入れてもらいやすい傾向があります。その理由は、TikTok広告がUGCによって拡散されるからです。

UGCとは「User Generated Content」の略称で、「ユーザー生成コンテンツ」とも呼ばれます。簡単に言い換えると、「一般ユーザーによって作られたコンテンツ」のことです。このコンテンツであれば、ユーザー参加型の広告を打ち出しやすくなります。

その代表的な例が「ハッシュタグチャレンジ」です。ハッシュタグチャレンジとは、企業が出した公式動画に対してハッシュタグをつけて一般ユーザーが参加する広告形式で、投稿したユーザーの動画がフォロワーに表示されるため、企業動画も拡散されやすいメリットがあります。

フル画面での訴求が可能

TikTokではスマートフォンのフル画面で訴求できます。TikTokの投稿は基本的に、スマートフォン全画面による表示です。ユーザーの手元で大きく見せられるので、この要素をコンテンツにうまく生かすことができれば、訴訟力とインパクトを持った広告宣伝ができます。

広告クリエイティブに反応してもらいやすい

TikTok広告は、クリエイティブに反応してもらいやすいというメリットがあります。自社商品やサービスをPRする広告として掲載しても、ユーザーからは「投稿コンテンツ」として捉えられやすいメリットが魅力。

投稿内容が面白ければ、多くのユーザーに興味を持ってもらいやすくなり、再生回数が伸びてシェアしてもらえるようになります。

シェアされるようになると、いいねやコメントの数が増えていくので、TikTokのアルゴリズムによって興味のありそうなユーザーに表示されたり、人気の投稿として注目が集まるようになったりするなど、さまざまなメリットの連鎖が生まれます。

このように、単に「商品やサービスの内容を紹介する」のではなく、「コンテンツとして面白い動画を制作する」ように心がけると、良い結果が生まれるかもしれません。

TikiTokの広告一覧

ここまでTikiTokのメリットについて解説しました。続いては、TikiTokの広告の種類について詳しく解説します。TikiTokの広告は大きく分けて5種類あります。

 

広告の種類 価格 特徴 メリット
#(ハッシュタグ)チャレンジ 1,000~1,700万円 ユーザーが参加できる広告 動画投稿を促しUGCで増大できる
起動画面広告 600~750万円 アプリ起動時に表示 ブランディングを最大化できる
インフィード広告 42~440万円 広告感が薄い コンテンツとして楽しまれる
ブランドエフェクト広告 380~720万円 エフェクト反映でインパクトがある 新商品のプロモーションに最適
ブランドオークション広告 入札により決定 柔軟に設定できる 少額から運用できる

ここからはそれぞれの特徴について解説していきましょう。

#(ハッシュタグ)チャレンジ

ハッシュタグチャレンジとは、「#(ハッシュタグ)」を付けてユーザーに参加を促すキャンペーン向けの広告です。

必要な費用は1,000~1,700万円程度と、他の広告に比べて比較的コストがかかりますが、ハッシュタグを付けて投稿することでユーザーのフォロワーに表示されるだけでなく、一般ユーザーも参加しやすいため、認知拡大のスピードが速いです。

ほかにも、ハッシュタグチャレンジの特徴は、ダンスや歌を用いたコンテンツが比較的多い点です。
ダンスや歌でなくても、ユーザーが楽しく参加できるような工夫やコンテンツ制作が必要であり、ターゲットがどんなことに興味があるのかなどのリサーチもしなければなりません。

過去にはコカ・コーラが「リボンでありがとうチャレンジ」というキャンペーンで成功しています。これは「#リボンでありがとう」とハッシュタグをつけて、誰かにありがとうを伝える動画を投稿するという内容。

ハッシュタグをつけた動画は合計で4,500万回も再生され、クリスマスイブには渋谷の屋外ビジョンで放映されるなどキャンペーンは広く知られるようになりました。

起動画面広告

起動画面広告とは、「スプラッシュスクリーン広告」とも呼ばれ、TikTokを起動した際に表示される広告です。
必要な費用は600~750万円程度で、自社サービスやアプリへのリンクを設置すれば、自社サイトへうまく誘導できます。

起動画面広告の特徴は、フル画面で表示できる点です。1社で24時間その枠を独占できるため、インパクトを与えることが可能です。
ちなみに、起動画面広告には静止画1種類と3~4.9秒の無音動画の2種類があります。

起動画面広告のメリットは、ブランディングを最大化できることです。
アプリケーションの起動時に表示する広告であれば、視聴機会が多く見込めるため、多くのユーザーへアプローチが期待できます。この広告方法は、より多くのユーザーの目に触れてほしい場合や、認知拡大を目的としている企業におすすめです。

インフィード広告

インフィード広告とは、投稿された作品のレコメンド枠に表示される広告です。
レコメンドとは画面をスワイプした際におすすめの動画を表示する機能で、コンテンツの間に広告が表示されます。必要な費用は42~440万円と、他の広告に比べて比較的安価です。

インフィード広告の特徴は、コンテンツ同士の短い合間に表示されるため、広告であると感じにくいことです。広告でありながら、「プロモーション」と表示される以外には投稿作品と同じように表示されます。そのためユーザーにスムーズなアクションを促すことが可能です。

また、「いいね」や「コメント」も付けられるので、ユーザーからのリアクションを確認できます。さらに「シェア」などを付けることもできるため、SNSへの拡散も期待できます。

こうした特徴から、インフィード広告にはコンテンツとして楽しんでもらいやすくなり、ブランディングにつながるメリットがあります。

ちなみにインフィード広告には、さらに細かく5種類に分かれます。公告方法が異なるので、あらかじめ知っておくといいでしょう。

 

種類 特徴
OneDayMax レコメンドの枠の一部を1日独占して広告を表示できる
OneDayMax Plus OneDayMaxの最大フリークエンシーを4回に拡張できる
Brand Premium インプレッション保証型。比較的安く導入できる
Reach&Frequency シミュレーションと出稿予約が同時にできる予測型広告
Spark Ads ユーザーの投稿動画をそのまま広告として表示できる

ブランドエフェクト広告

ブランドエフェクト広告とは、企業が独自に作成したエフェクトをユーザーの投稿した動画に反映できる広告です。

費用は380~720万円程度と、その他の広告に比べてもそれほど高くありません。ブランドエフェクト広告の特徴として、エフェクト効果によってインパクトを与えられます。

例えば、化粧品メーカーがグロスのプロモーションをしたい場合、ユーザーの顔から口を認識しスマホ画面に映し出す仕組みです。あたかもグロスを使用しているようなエフェクトを体感できる仕組みになっています。

この広告は特に、新商品のプロモーションに適し、気になる商品をTikTok内で試せるので、商品に興味を持ってもらいやすくなります。

ブランドオークション広告

ブランドオークション広告とは、広告の運用中でも予算やクリエイティブやターゲティングなどの設定を変更できる広告です。
別名「運用型広告」とも呼ばれ、価格は入札額によって変わります。

ブランドオークション広告の特徴は、柔軟に設定できる点です。管理画面ではリアルタイムでの成果を確認できるため、キャンペーン内容を都度修正し、パフォーマンスを改善するといったことができます。またこの広告方法なら、少額から運用できます。出稿金額を予算に合わせて調整できるため、「予算が想定よりも多く発生してしまった」という状況になりにくいです。

TikTok広告活用のポイント

TikTok広告活用のポイント

TikTok広告を活用する際は、以下のようなポイントを押さえておきましょう。

  • スマホに特化した縦型クリエイティブにする
  • TikTok動画を作る感覚で作成する
  • 動画は冒頭3秒でインパクトを与える
  • BGMに合わせた動画を作成する

ポイントを知っておくと、より効率的に広告を運用できるようになります。ここからはそれぞれのポイントについて解説します。

スマホに特化した縦型クリエイティブにする

TikTokに投稿する動画は、縦型を意識したクリエイティブにしましょう。
TikTokではユーザーがスマホで閲覧する状況を前提に、縦型に表示されます。スマホを持った状態でもスキップせずに見てもらうには、縦型に編集することがポイントです。

そして動画は、表示領域も意識しましょう。
広告は一般的に、テキストや外部ページへ遷移するアクションボタンを設置しますが、テキスト部分にボタンやアイコンが重なってしまうと、テキストが読めません。

ユーザーに心置きなく利用してもらうために、ボタンやアイコンの位置を考慮して作成しましょう。

TikTok動画を作る感覚で作成する

TikTok広告では、コンテンツを作るような感覚で作成しましょう。
できるだけ広告感を薄めることで、ユーザーの興味を引き付けることができます。

もし可能であれば、TikTokの投稿と同じように15秒以内で収められる広告投稿が理想です。60秒の動画も作成できますが、あまりに再生時間が長いと飛ばされてしまうリスクが高くなります。

またTikTok広告では、ユーザーにアクションを起こさせる工夫も必要です。
例えば、TikTok広告の目的が「自社サイトへの誘導」なのであれば、サイトのボタンを目立たせるといった工夫が大切です。

動画は冒頭3秒でインパクトを与える

TikTok動画は冒頭3秒でインパクトを与えられるかが大切です。
なぜなら、多くのユーザーが開始1〜2秒で閲覧するかどうかを判断するからです。ユーザーの興味を引かなければ、すぐにスキップされてしまいます。

注目を集めるTikTok広告の多くは、冒頭でユーザーが真似したくなる振り付けが加えられている傾向が強いです。
振り付けは複雑なものではなく、シンプルな方が真似してもらいやすい傾向があります。また、全身を使うダンスよりも、上半身だけで手軽にできるダンスの方が影響力が高いです。

さらに、目を引くようなエフェクトを加えると効果的です。このような印象的な動きを取り入れると、インパクトに残るため、ユーザーが見続けてくれます。

BGMに合わせた動画を作成する

TikTok動画ではBGMに合わせてリズミカルなコンテンツで作成しましょう。
多くのTikTokコンテンツは音源が用いられています。一般ユーザーが投稿した動画に馴染めるように、こうした特徴を取り込めるかがポイントです。

ただし、BGMのチョイスは商品やブランドのイメージとのミスマッチは避けましょう。ターゲティングの好みについてもリサーチし、ユーザーが興味を引くようなBGMを使いましょう。

広告を出稿する際の注意点

広告を出稿する際の注意点

ここまでTikTok広告の運用ポイントについて解説しましたが、注意点があります。注意点を把握しておけば、運用ミスを防ぎます。
ここからは、それぞれの注意点について解説します。

不具合の修正ができない

TikTok広告では、ブランドオークション広告を除いて不具合や表記ゆれの修正ができません。リンクの設置忘れや商品価格の誤りなども含まれます。
もし内容に誤りがあると、ユーザーが困惑してしまいます。また、ユーザーによって間違った情報が拡散されてしまい、最悪の場合炎上してしまうかもしれません。

こうしたミスを避けるためには、出稿前に広告内容を入念にチェックしましょう。もし広告の不具合を気にされる方は、ブランドオークション広告の利用をおすすめします。

申し込み後のキャンセルはできない

TikTok広告は、申し込み後のキャンセルができません。
先着順で広告枠が割り当てられており、手続きがそのまま進められるためです。出稿の申請をする際には、あらかじめスケジュールに余裕を持たせておきましょう。

TikTok広告の出稿手順についてまとめ

TikTok広告の出稿手順についてまとめ

TikTok広告はビジネスアカウントを作成して動画を投稿するというシンプルな仕組みです。若い層へのリーチができるうえに、広告感が少なく、クリエイティブに反応してもらいやすいので、商品やサービスのプロモーションにも最適です。

そしてTikTokには5種類の広告方法が存在するので、自社の目的やターゲットとの相性も踏まえて、一番適した方法を選ぶようにしましょう。

また、必要な費用をかけてきちんとした効果を得るためにも、出稿手順を正確に実施し、適切な運用をおこないましょう。
安い高いではなく、広告出稿で達成したい目的や、施策に合っているかをチェックするのも大切です。

まだTikTokアカウントを持っていないという方は、ぜひアカウント作成から始めてみてはいかがでしょうか?

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319 |
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格