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最終更新日: 2023.09.27

X広告(Twitter広告)の画像サイズ!動画広告の種類とサイズも

X広告(Twitter広告)の画像サイズ!動画広告の種類とサイズも

X広告(Twitter広告)には、さまざまな種類があり、最適な画像サイズがそれぞれで異なります。画像サイズが適切でないと、広告の見栄えや効果が損なわれてしまうかもしれません。

そこでこの記事では、X広告の種類とその特徴、そして各広告に推奨される画像サイズを詳しく解説します。X広告の出稿をお考えの方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

X広告(Twitter広告)の種類

X広告(Twitter広告)の種類

X広告の種類には、以下の3つがあります。

  • プロモ広告
  • Twitterテイクオーバー
  • フォロワー獲得広告

プロモ広告

プロモ広告

引用:広告クリエイティブの仕様

プロモ広告は、企業や個人が特定のツイートを強調して表示できる広告形式です。通常のツイートよりも多くのユーザーへのリーチが可能で、特定のコンテンツやプロモーションをより多くの人へアピールするのに適しています。

プロも広告は、タイムラインや検索結果の上部に表示されるため、ユーザーがXを閲覧する際、目にする機会が増えます。

さらに、ターゲティング機能を活用することで、特定のユーザーセグメントに向けて、広告を配信できます。これにより、ブランド認知を向上や、商品・サービスのプロモーションを強化できます。

Twitterテイクオーバー

Twitterテイクオーバー

引用:テイクオーバー広告

Twitterテイクオーバーは、キャンペーンの告知などで用いられることの多い広告です。以下の2種類があります。

  • タイムラインテイクオーバー
  • トレンドテイクオーバー
  • トレンドテイクオーバープラス

タイムラインテイクオーバーは、タイムラインの一番上に広告が表示されます。ユーザーが1日の最初に見る広告として指定できるのが特徴です。

トレンドテイクオーバーは、広告をトレンドタブに表示できます。トレンドタブに訪問するユーザーに対し、必ずリーチできるという点が最大のメリットです。

また、トレンドテイクオーバープラスは、トレンドテイクオーバー同様、トレンドタブに広告を表示でき、静止画、動画、GIF画像を広告クリエイティブとして設定できます。画面ビューの3分の1を占めるビジュアル訴求が実現できる点も魅力の一つです。

フォロワー獲得広告

フォロワー獲得広告

引用:広告クリエイティブの仕様

フォロワー獲得広告は、広告主が自社のアカウントをX上で宣伝し、新しいフォロワーの獲得を目的とした広告形式です。Xのタイムラインや検索結果ページなど、ユーザーが日常的にアクセスする場所に表示されます。

メリットは、ターゲットとなるユーザーにアカウントを知ってもらい、フォローしてもらえる機会を増やせる点です。アカウントのフォロワー数が増えることで、ブランドの影響力や信頼性を高めることができるだけでなく、今後のプロモーションや情報発信の範囲を広げることもできるでしょう。

X広告(Twitter広告)の推奨サイズ

X広告(Twitter広告)の推奨サイズ

X広告の画像は、1.91:1(横800×縦418ピクセル)または、1:1(横800×縦800ピクセル)の比率が推奨されています。

これらの比率は、モバイルやデスクトップで正しく表示されるためです。画像のサイズは、大きいほうが拡大したときに精細に見えますが、通信容量を考慮すると、小さすぎない程度にするのが良いでしょう。

一方動画は、1.91:1(横800×縦418ピクセル)、1:1(横800×縦800ピクセル)または16:9(横800×縦450ピクセル)の比率が推奨されています。

動画のサイズは15MB以下にする必要があり、長さは最大140秒までですが、6秒以下にするとより効果的です。
Twitter広告の成功事例8選!成功するためのポイントも解説 Twitter広告の成功事例8選!成功するためのポイントも解説

画像広告

画像広告

引用:広告クリエイティブの仕様

画像は広告の種類によって適するサイズや特徴が異なっています。

画像ツイート広告

推奨画像サイズは、1:1(正方形)または16:9(横長)です。最大ファイルサイズは15MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能となっています。

ユーザーのタイムラインに直接表示される広告形式でリーチ力が高く、広告主のブランド認知や商品・サービスへの関心を喚起するのに適しているでしょう。

ターゲットユーザーへのアピールが高まり、ツイートのエンゲージメント(リツイートやいいね)が増加することで、広告効果の最大化が期待できます。

ウェブサイトカード広告(画像)

推奨画像サイズは800×320ピクセルで、アスペクト比は2.5:1となります。最大ファイルサイズは5MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。

見出し、画像、コピー、およびコールトゥアクション(CTA)ボタンを組み合わせた広告形式で、商品紹介やイベントの告知、特設ページへの誘導など、外部コンテンツへの誘導に適しています。

興味を持ったユーザーを広告から直接Webサイトに誘導し、コンバージョン率の向上や特定の目標達成に貢献します。

アプリカード広告(画像)

推奨画像サイズは800×320ピクセルで、アスペクト比は2.5:1となります。最大ファイルサイズは5MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。

アプリのプロモーションに特化した広告形式で、アプリのアイコンやスクリーンショットを用いて、アプリの特徴や利点をユーザーにアピールします。クリックすると直接アプリのダウンロードページに誘導される仕組みです。

ターゲットユーザーにアプリの魅力を伝え、簡単かつ直接的にダウンロードに誘導することで、アプリのインストールや利用を促進可能です。

カンバセーションボタン付き画像広告

推奨画像サイズは800×320ピクセルで、アスペクト比は2.5:1となります。最大ファイルサイズは5MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。

ユーザーが広告内で特定のアクション(リプライ、いいね、リツイート)を取ることができる広告形式で、ユーザーとの対話を重視したコンテンツを提供し、ブランドとのエンゲージメントを高められます。

投票付き画像広告

推奨画像サイズは1200×675ピクセルで、アスペクト比は16:9となります。最大ファイルサイズは15MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。

ユーザーに対し、2つの選択肢を投票させることができる広告形式で、広告内でユーザーに意見を求め、参加感を高めることによりブランドとの関係性を深められます。

動画広告

動画広告

引用:広告クリエイティブの仕様

続いて、動画形式の広告について解説します。

独立した動画

推奨画像サイズは1200×1200ピクセルか1920×1080ピクセルで、アスペクト比は1:1または16.9となっています。最大ファイルサイズは1GBまで対応しており、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能です。

Xのタイムラインや検索結果に独立して表示される広告形式で、ストーリーテリングやブランドのアピールを効果的に伝えられます。

魅力的な動画がユーザーの関心を引き、広告のリーチ力を高めることで、広告の効果が最大化されるでしょう。

アプリボタン付き

推奨画像サイズは800×800ピクセルか800×450ピクセルで、アスペクト比は1:1か16:9となります。最大ファイルサイズは1GBまで対応しており、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能です。

動画に加えてアプリをダウンロードするためのボタンが含まれる広告形式で、アプリのプロモーションやダウンロード促進に適しており、ユーザーを直接アプリストアに誘導できます。

動画を通じてアプリの魅力を伝え、直接アプリストアへ誘導することで、コンバージョン率の向上やアプリ利用の増加につながるでしょう。

カンバセーションボタン付き画像広告

推奨画像サイズは800×450ピクセルで、アスペクト比は16:9となります。最大ファイルサイズは1GB、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能です。

広告内にボタンを設置し、ユーザーに特定のアクション(リプライ、いいね、リツイート)を起こさせる広告形式となります。ユーザーとの対話を重視したコンテンツを提供し、ブランドとのエンゲージメントを高められます。

投票付き画像広告

推奨画像サイズは800×800ピクセルか800×450ピクセルで、アスペクト比は1:1か16:9です。最大ファイルサイズは1GB、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能となります。

投票付き画像広告は、ユーザーに対して2つの選択肢を投票させることができる広告形式です。広告内でユーザーに意見を求めることで、参加感を高め、ブランドとの関係性を深められるでしょう。

Webサイトボタン付き

推奨画像サイズは800×800ピクセルか800×450ピクセルで、アスペクト比は1:1か16:9です。最大ファイルサイズは1GBまで対応しており、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能となります。

Webサイトボタン付き動画広告は、動画に加えてWebサイトにリンクするボタンが付いた広告形式です。ユーザーはボタンをクリックすることで、直接広告主のWebサイトにアクセスできます。

動画コンテンツを通じてユーザーの興味を引き、ボタンをクリックしてWebサイトに誘導することで、コンバージョン率の向上や目標達成に近づくでしょう。

X広告(Twitter広告)を制作する際のポイント

X広告(Twitter広告)を制作する際のポイント

ここからは、X広告を制作するときのポイントについて解説します。

タイトルを長くしすぎない

長いタイトルはユーザーの興味を引きにくくし、情報を効果的に伝えるのに難しさが生じる場合があります。

そのため、タイトルはなるべく短くし、ユーザーの目を引きつけ、クリックやエンゲージメントにつなげるようにしてください。

タイトルを短くするためには、主要なメッセージやアピールポイントをシンプルにまとめることが重要です。ユーザーの関心を引くキーワードや問いかけを活用し、興味を持たせるタイトルを作成しましょう。キャッチーで記憶に残る表現を心掛けることも効果的です。

ユーザー目線で作成する

制作時には、ユーザーの課題解決や利益提供に焦点を当て、ブランド価値を伝えることが重要です。

ユーザー目線で作成した広告は、ターゲットユーザーのニーズや関心に合った内容となり、ユーザーエンゲージメントを高められます。

ユーザーが広告に共感しやすい内容を提供することで、ブランドとの良好な関係を築き、コンバージョン率の向上にもつなげられるでしょう。

アピールポイントを簡潔に記載する

広告スペースは限られているため、アピールポイントを簡潔に伝えることが重要です。ユーザーの興味を引くポイントを明確に記載することで、広告の効果を最大化し、ユーザーエンゲージメントを高められます。

大切な情報を際立たせるためには、適切なフォントやデザインを使用することもポイントです。ユーザーが興味を持つであろう特典やメリットを強調し、魅力的に配置することでユーザーの反応を促進します。

ユーザーにアクションを呼びかける

広告の目的は、ユーザーに特定のアクションを起こしてもらうことです。ユーザーにアクションを促すコールトゥアクション(CTA)を設置することで、広告の成果を向上させられます。

明確で魅力的な文言にし、ユーザーにとってメリットのある行動を呼びかけることが重要です。

また、CTAのデザインや配置にも注意し、ユーザーが簡単にクリックできるようにすることで、反応率を向上できるでしょう。

ABテストで最適な画像サイズを分析する

ABテストとは、2つのパターンを比較しどちらのほうが良いかを決定するテスト手法です。

広告のクリエイティブは、画像サイズが重要な要素となります。そのため、複数の画像サイズを用意し、それぞれの広告のパフォーマンスを比較検証するのが重要です。

CTR(クリック率)やCPA(コンバージョン率)などの指標を分析し、最も効果の高い画像サイズを見つけ出します。

また、ターゲットユーザーの特性や環境によっても画像サイズの効果が異なることを考慮し、適切な画像サイズを選択しましょう。

15秒以内の動画にする

Xの動画広告は、最大15秒までの再生時間が推奨されています。15秒以内の動画にすることで、ユーザーの集中力を保ち、広告のメッセージを効果的に伝えられるのです。

また、短い動画はスマートフォンやタブレットなどのデバイスでの視聴に適しており、ユーザーの視聴体験を向上させられるでしょう。

15秒以内に収めるためには、最も重要な情報やアピールポイントを選び出し、効果的な構成にします。視覚的な要素を活用して、情報を伝えるスピードを上げることも有効です。

短い時間の中で、ユーザーの興味を引くような動画を制作することで、広告の効果を最大化できるでしょう。

X広告(Twitter広告)画像サイズについてのまとめ

X広告(Twitter広告)画像サイズについてのまとめ

X広告を出稿する際は、画像広告作成時の注意点を確認し、意図通りの広告クリエイティブを作成することが重要となります。

もし、社内で難しい場合はプロに相談し、適切な広告を作成できる環境を整えると良いでしょう。

クリエイティブを工夫しながら高品質なX広告を運用することで、広告効果を最大限に発揮していけます。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格