X広告(Twitter広告)には、さまざまな種類があり、最適な画像サイズがそれぞれで異なります。画像サイズが適切でないと、広告の見栄えや効果が損なわれてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、X広告の種類とその特徴、そして各広告に推奨される画像サイズを詳しく解説します。X広告の出稿をお考えの方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
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X広告(Twitter広告)の種類
X広告の種類には、以下の3つがあります。
- プロモ広告
- Twitterテイクオーバー
- フォロワー獲得広告
プロモ広告
引用:広告クリエイティブの仕様
プロモ広告は、企業や個人が特定のツイートを強調して表示できる広告形式です。通常のツイートよりも多くのユーザーへのリーチが可能で、特定のコンテンツやプロモーションをより多くの人へアピールするのに適しています。
プロも広告は、タイムラインや検索結果の上部に表示されるため、ユーザーがXを閲覧する際、目にする機会が増えます。
さらに、ターゲティング機能を活用することで、特定のユーザーセグメントに向けて、広告を配信できます。これにより、ブランド認知を向上や、商品・サービスのプロモーションを強化できます。
Twitterテイクオーバー
引用:テイクオーバー広告
Twitterテイクオーバーは、キャンペーンの告知などで用いられることの多い広告です。以下の2種類があります。
- タイムラインテイクオーバー
- トレンドテイクオーバー
- トレンドテイクオーバープラス
タイムラインテイクオーバーは、タイムラインの一番上に広告が表示されます。ユーザーが1日の最初に見る広告として指定できるのが特徴です。
トレンドテイクオーバーは、広告をトレンドタブに表示できます。トレンドタブに訪問するユーザーに対し、必ずリーチできるという点が最大のメリットです。
また、トレンドテイクオーバープラスは、トレンドテイクオーバー同様、トレンドタブに広告を表示でき、静止画、動画、GIF画像を広告クリエイティブとして設定できます。画面ビューの3分の1を占めるビジュアル訴求が実現できる点も魅力の一つです。
フォロワー獲得広告
引用:広告クリエイティブの仕様
フォロワー獲得広告は、広告主が自社のアカウントをX上で宣伝し、新しいフォロワーの獲得を目的とした広告形式です。Xのタイムラインや検索結果ページなど、ユーザーが日常的にアクセスする場所に表示されます。
メリットは、ターゲットとなるユーザーにアカウントを知ってもらい、フォローしてもらえる機会を増やせる点です。アカウントのフォロワー数が増えることで、ブランドの影響力や信頼性を高めることができるだけでなく、今後のプロモーションや情報発信の範囲を広げることもできるでしょう。
X広告(Twitter広告)の推奨サイズ
X広告の画像は、1.91:1(横800×縦418ピクセル)または、1:1(横800×縦800ピクセル)の比率が推奨されています。
これらの比率は、モバイルやデスクトップで正しく表示されるためです。画像のサイズは、大きいほうが拡大したときに精細に見えますが、通信容量を考慮すると、小さすぎない程度にするのが良いでしょう。
一方動画は、1.91:1(横800×縦418ピクセル)、1:1(横800×縦800ピクセル)または16:9(横800×縦450ピクセル)の比率が推奨されています。
動画のサイズは15MB以下にする必要があり、長さは最大140秒までですが、6秒以下にするとより効果的です。
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画像広告
引用:広告クリエイティブの仕様
画像は広告の種類によって適するサイズや特徴が異なっています。
画像ツイート広告
推奨画像サイズは、1:1(正方形)または16:9(横長)です。最大ファイルサイズは15MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能となっています。
ユーザーのタイムラインに直接表示される広告形式でリーチ力が高く、広告主のブランド認知や商品・サービスへの関心を喚起するのに適しているでしょう。
ターゲットユーザーへのアピールが高まり、ツイートのエンゲージメント(リツイートやいいね)が増加することで、広告効果の最大化が期待できます。
ウェブサイトカード広告(画像)
推奨画像サイズは800×320ピクセルで、アスペクト比は2.5:1となります。最大ファイルサイズは5MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。
見出し、画像、コピー、およびコールトゥアクション(CTA)ボタンを組み合わせた広告形式で、商品紹介やイベントの告知、特設ページへの誘導など、外部コンテンツへの誘導に適しています。
興味を持ったユーザーを広告から直接Webサイトに誘導し、コンバージョン率の向上や特定の目標達成に貢献します。
アプリカード広告(画像)
推奨画像サイズは800×320ピクセルで、アスペクト比は2.5:1となります。最大ファイルサイズは5MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。
アプリのプロモーションに特化した広告形式で、アプリのアイコンやスクリーンショットを用いて、アプリの特徴や利点をユーザーにアピールします。クリックすると直接アプリのダウンロードページに誘導される仕組みです。
ターゲットユーザーにアプリの魅力を伝え、簡単かつ直接的にダウンロードに誘導することで、アプリのインストールや利用を促進可能です。
カンバセーションボタン付き画像広告
推奨画像サイズは800×320ピクセルで、アスペクト比は2.5:1となります。最大ファイルサイズは5MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。
ユーザーが広告内で特定のアクション(リプライ、いいね、リツイート)を取ることができる広告形式で、ユーザーとの対話を重視したコンテンツを提供し、ブランドとのエンゲージメントを高められます。
投票付き画像広告
推奨画像サイズは1200×675ピクセルで、アスペクト比は16:9となります。最大ファイルサイズは15MB、ファイル形式はJPEG、GIF、PNGが利用可能です。
ユーザーに対し、2つの選択肢を投票させることができる広告形式で、広告内でユーザーに意見を求め、参加感を高めることによりブランドとの関係性を深められます。
動画広告
引用:広告クリエイティブの仕様
続いて、動画形式の広告について解説します。
独立した動画
推奨画像サイズは1200×1200ピクセルか1920×1080ピクセルで、アスペクト比は1:1または16.9となっています。最大ファイルサイズは1GBまで対応しており、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能です。
Xのタイムラインや検索結果に独立して表示される広告形式で、ストーリーテリングやブランドのアピールを効果的に伝えられます。
魅力的な動画がユーザーの関心を引き、広告のリーチ力を高めることで、広告の効果が最大化されるでしょう。
アプリボタン付き
推奨画像サイズは800×800ピクセルか800×450ピクセルで、アスペクト比は1:1か16:9となります。最大ファイルサイズは1GBまで対応しており、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能です。
動画に加えてアプリをダウンロードするためのボタンが含まれる広告形式で、アプリのプロモーションやダウンロード促進に適しており、ユーザーを直接アプリストアに誘導できます。
動画を通じてアプリの魅力を伝え、直接アプリストアへ誘導することで、コンバージョン率の向上やアプリ利用の増加につながるでしょう。
カンバセーションボタン付き画像広告
推奨画像サイズは800×450ピクセルで、アスペクト比は16:9となります。最大ファイルサイズは1GB、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能です。
広告内にボタンを設置し、ユーザーに特定のアクション(リプライ、いいね、リツイート)を起こさせる広告形式となります。ユーザーとの対話を重視したコンテンツを提供し、ブランドとのエンゲージメントを高められます。
投票付き画像広告
推奨画像サイズは800×800ピクセルか800×450ピクセルで、アスペクト比は1:1か16:9です。最大ファイルサイズは1GB、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能となります。
投票付き画像広告は、ユーザーに対して2つの選択肢を投票させることができる広告形式です。広告内でユーザーに意見を求めることで、参加感を高め、ブランドとの関係性を深められるでしょう。
Webサイトボタン付き
推奨画像サイズは800×800ピクセルか800×450ピクセルで、アスペクト比は1:1か16:9です。最大ファイルサイズは1GBまで対応しており、ファイル形式はMP4またはMOVが利用可能となります。
Webサイトボタン付き動画広告は、動画に加えてWebサイトにリンクするボタンが付いた広告形式です。ユーザーはボタンをクリックすることで、直接広告主のWebサイトにアクセスできます。
動画コンテンツを通じてユーザーの興味を引き、ボタンをクリックしてWebサイトに誘導することで、コンバージョン率の向上や目標達成に近づくでしょう。
X広告(Twitter広告)を制作する際のポイント
ここからは、X広告を制作するときのポイントについて解説します。
タイトルを長くしすぎない
長いタイトルはユーザーの興味を引きにくくし、情報を効果的に伝えるのに難しさが生じる場合があります。
そのため、タイトルはなるべく短くし、ユーザーの目を引きつけ、クリックやエンゲージメントにつなげるようにしてください。
タイトルを短くするためには、主要なメッセージやアピールポイントをシンプルにまとめることが重要です。ユーザーの関心を引くキーワードや問いかけを活用し、興味を持たせるタイトルを作成しましょう。キャッチーで記憶に残る表現を心掛けることも効果的です。
ユーザー目線で作成する
制作時には、ユーザーの課題解決や利益提供に焦点を当て、ブランド価値を伝えることが重要です。
ユーザー目線で作成した広告は、ターゲットユーザーのニーズや関心に合った内容となり、ユーザーエンゲージメントを高められます。
ユーザーが広告に共感しやすい内容を提供することで、ブランドとの良好な関係を築き、コンバージョン率の向上にもつなげられるでしょう。
アピールポイントを簡潔に記載する
広告スペースは限られているため、アピールポイントを簡潔に伝えることが重要です。ユーザーの興味を引くポイントを明確に記載することで、広告の効果を最大化し、ユーザーエンゲージメントを高められます。
大切な情報を際立たせるためには、適切なフォントやデザインを使用することもポイントです。ユーザーが興味を持つであろう特典やメリットを強調し、魅力的に配置することでユーザーの反応を促進します。
ユーザーにアクションを呼びかける
広告の目的は、ユーザーに特定のアクションを起こしてもらうことです。ユーザーにアクションを促すコールトゥアクション(CTA)を設置することで、広告の成果を向上させられます。
明確で魅力的な文言にし、ユーザーにとってメリットのある行動を呼びかけることが重要です。
また、CTAのデザインや配置にも注意し、ユーザーが簡単にクリックできるようにすることで、反応率を向上できるでしょう。
ABテストで最適な画像サイズを分析する
ABテストとは、2つのパターンを比較しどちらのほうが良いかを決定するテスト手法です。
広告のクリエイティブは、画像サイズが重要な要素となります。そのため、複数の画像サイズを用意し、それぞれの広告のパフォーマンスを比較検証するのが重要です。
CTR(クリック率)やCPA(コンバージョン率)などの指標を分析し、最も効果の高い画像サイズを見つけ出します。
また、ターゲットユーザーの特性や環境によっても画像サイズの効果が異なることを考慮し、適切な画像サイズを選択しましょう。
15秒以内の動画にする
Xの動画広告は、最大15秒までの再生時間が推奨されています。15秒以内の動画にすることで、ユーザーの集中力を保ち、広告のメッセージを効果的に伝えられるのです。
また、短い動画はスマートフォンやタブレットなどのデバイスでの視聴に適しており、ユーザーの視聴体験を向上させられるでしょう。
15秒以内に収めるためには、最も重要な情報やアピールポイントを選び出し、効果的な構成にします。視覚的な要素を活用して、情報を伝えるスピードを上げることも有効です。
短い時間の中で、ユーザーの興味を引くような動画を制作することで、広告の効果を最大化できるでしょう。
X広告(Twitter広告)画像サイズについてのまとめ
X広告を出稿する際は、画像広告作成時の注意点を確認し、意図通りの広告クリエイティブを作成することが重要となります。
もし、社内で難しい場合はプロに相談し、適切な広告を作成できる環境を整えると良いでしょう。
クリエイティブを工夫しながら高品質なX広告を運用することで、広告効果を最大限に発揮していけます。
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