マーケティング

最終更新日: 2024.03.27

MEO順位チェックツール10選!無料のローカルSEO対策ツールも紹介

MEO順位チェックツール10選!無料のローカルSEO対策ツールも紹介

GoogleやYahoo!で検索を行った時に、通常の検索結果よりも上に表示されるマップは、ビジネスを行っている会社にとって魅力的な機能の1つです。さらにGoogle マップで上位表示されるようになれば、近くの地域に住んでいるユーザーへのアピールともなるため、新規顧客を獲得するチャンスとなります。

MEO対策や効率的にMEOの運用を行っていく中でも、検索順位の確認はないがしろにできるものではありません。そこで、MEO検索順位を確認する方法や有効なMEOツールについて紹介していきます。

コストをかけずに順位確認する方法から、より効果的な対策ができる有料のMEOツールについても紹介します。より効果のあるMEOを目指すためにも、ツールや代理店をうまく活用していきましょう。

【プロ監修】SEO対策とは?効果的なSEO対策の基本と実践方法 【プロ監修】SEO対策とは?効果的なSEO対策の基本と実践方法
石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

MEOツールとは

MEOツールとは

MEOツールとは、GMB(Googleマイビジネス)を活用することで、Googleマップで検索を行なった際の、順位計測から管理、運用や分析まで行えるMEO対策ツールです。

GMBへ投稿を行う際にも管理画面を使ってすぐに操作できるため、MEO対策に役立つインサイトデータの分析を行えるようになっています。

可視化されるデータには、ローカルパック上での順位履歴や検索ランキングといった項目が含まれます。さらに、順位チェックをただ行うだけでなく、GMBの機能を補助するタイプのものもあるので、うまく連携していけばMEO対策を一貫して管理して行けるようになるでしょう。

MEOツールを導入する際は、どんなことを目的として使うのか、どのような機能があるのか比較して見極めてから、自社に合った物を探すことが大切です。より効果的なMEO対策を行なっていくためにも、MEOツールは慎重に選ぶことをおすすめします。
MEO対策とは?MEO対策の方法やメリット、費用感を解説 MEO対策とは?MEO対策の方法やメリット、費用感を解説

MEOツールの活用シーン

MEOツールの活用シーン

MEOツールの活用シーンはいくつかあります。次のような悩みを抱えている方は検討してみると良いでしょう。

  • データを可視化してMEO順位を改善したい
  • 他店のデータをリサーチしたい
  • Googleビジネスプロフィールの運用を効率化したい
  • レポートの作成を効率化したい

それぞれについて見ていきましょう。

データを可視化してMEO順位を改善したい

MEOの順位を上げるためには、様々な対策をしなくてはいけません。改善していくには対策するKWや順位を計測して把握する必要があります。MEOツールでは、KWごとの掲載順位やインサイトデータを自動で計測することができるので、MEO順位の対策に活用することが可能です。

地域や時間帯を指定した計測をすることもできるため、マーケティング施策を検討するのにも役立つでしょう。店舗の施策効果を簡単に測ることもできます。

他店のデータをリサーチしたい

MEOツールは、自店舗の順位を計測するだけでなく、他店舗の順位把握にも活用することができます。自店舗を上位にあげるには、競合店の状況をチェックして対策していくことが大事です。競合店のデータを把握することで、戦略的にMEO順位の対策を行うことができるようになります。

Googleマイビジネスの運用を効率化したい

MEO対策をするには、Googleマイビジネスの運用を行う必要があります。最新情報やイベント、クーポン、店舗情報など更新する内容は多いです。

しかし、Googleマイビジネスの投稿機能は、予め公開・更新する内容を予約することができないので、都度データを作成し投稿しなくてはなりません。営業時間外に更新をしている方や複数店舗を管理している方は、リアルタイムで投稿することは難しいです。

MEOツールでは、データを作成し公開や更新する時間を予約設定しておくなど、タイムリーにユーザーへ情報を届ける機能があります。同じ内容を複数の店舗で一括投稿する機能もあるので、運用がとても効率的に行えます。

レポートの作成を効率化したい

日々のデータ報告をするために、MEOに関するレポートを作成している方は多いのではないでしょうか。さらに、運営する店舗数が多ければ、レポート作成に膨大な時間を使わなければなりません。

MEOツールを活用すると、登録した店舗の情報を集計し分析まで行い、クラウド上で自動共有してくれます。MEOに関するレポートの作成を効率化することが可能です。時間が短縮できたぶん、改善施策の検討や実行など別の作業に時間をあてることができるでしょう。

MEOツールのメリット

MEOツールのメリット

ここまでMEOツールの活用シーンについて紹介してきました。それでは、MEOツールを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットとしてMEOツールでできることには以下のようなものがあります。

  • 口コミ管理と分析ができる
  • キーワード別に正確な順位を確認できる
  • 他店舗・競合企業の可視化ができる
  • インサイトデータの可視化ができる
  • 予約投稿機能などで運用の効率化ができる

これらがどのような効果を生み出すのか解説します。MEOツール導入のメリットをうまく活用していけば、様々なデータを集めながらマーケティングをより発展させていくことができるようになるでしょう。

口コミ管理と分析

Googleマイビジネスには、ユーザーが投稿できる口コミ機能が搭載されています。また、MEOツールの中にはその口コミ機能を管理して分析できるタイプのものがあります。口コミ管理を行う効果としては、管理画面で口コミ数や星の数を確認できるなどがあります。

その他にも、口コミの返信を自動化するものや、投稿を行ったユーザーのキーワードを自動で摘出できる機能などもあるため、より高度な口コミ管理と分析が行えるようになるでしょう。

口コミの件数や評価は、それだけの注目を集めたという証拠ともなるため、MEO上位表示するためには口コミ管理が必要不可欠です。つまりトレンドになっているキーワードを活用していくことで、より多くの人に興味関心を持ってもらうことができるようになります。

キーワード別に正確な順位を確認

MEOツールの機能の1つに、指定キーワードで自分の店舗順位を正確に管理できる機能があります。この機能を使えば、自分の店が今どの順位にいるのか把握することができるため、順位を維持していくのか、より上位を目指していくのかの計画を立てやすくなります。

また、キーワード順位データの蓄積も行えることから、過去との比較をして良いところを維持し、あまり効果が出なかった部分を改善していけるようになるでしょう。さらに、自分が指定した住所で正しく順位を計測できることから、的確に現状を把握することにも役立ちます。

他店舗・競合企業の可視化

MEOツールでは、他店舗や競合企業がどのようにしてMEOを活用しているのかを可視化して情報を集めることができます。具体的には、

  • 口コミ点数
  • キーワード
  • 写真
  • サイテーション

などの項目について分析が行えます。どのようなキーワードを使って集客につなげているのか、口コミの評価やサイテーションはどんな風になっているのか知ることができれば、参考にしたり改善したりしていくことがスムーズに行えるようになるでしょう。

写真については、ページにどれだけの画像が使われているのか分かれば文字数とのバランスを知ることができるため、情報過多になってしまうようなことも避けられます。

インサイトデータの可視化

インサイトデータの可視化が行えるようになることも、MEOツールを導入する大きなメリットになります。Googleマイビジネスでもインサイトデータを確認することはできますが、直近1か月の限定的な情報となってしまいます。その点、MEOツールの導入を行えば長期間のデータを確認できるため、長期的な目標を達成するために必要な分析が行えるところは魅力といえるでしょう。

インサイトデータを可視化することができれば、成果を数値化でき、他社との比較や差別化ができるようになるため、マーケティングを行なっていく上でも重要な役割を持ちます。

予約投稿機能などで運用の効率化

基本的に何もない状態で、Googleマイビジネスに投稿するときは即時投稿しか行えません。しかし、ツールを活用することで予約投稿をすることが可能となるため、運用を効率化することができます。予約投稿は予約した日程に投稿が行えるため、投稿するまでに内容を変更したりキーワードを追加したり、より効果的な投稿ができるように準備がしやすくなります。

また、余裕を持って投稿をしていくためにも、急いで出さなければならない即時投稿よりも、計画的に宣伝を行っていけるようになるでしょう。できるだけ対処が取れるようにしていけば、いざという時に焦らず行動を起こせることにつながります。

MEOツールのデメリット

MEOツールのデメリット

MEOツールのデメリットには以下のようなものがあります。

  • 運用コストがかかる
  • 効果的な対策は自ら考えて行う必要がある

様々な効果をもたらしてくれるMEOツールですが、ただ導入すればそれらの効果が得られるというわけではありません。デメリットや注意点も把握して適切な対応をとっていかなければ、逆に非効率になってしまいかねません。

運用コストがかかる

MEOツールを活用するにあたって、どれだけのコストがかかるかも把握しておかなければなりません。なぜなら、それぞれのMEOツールで必要となる運用コストが異なるからです。無料版であればそういった心配もありませんが、より高度なデータ解析を行うためには有料版のツールが必要となってくるため、どのツールを使うか見定めることが必要になります。

いくら性能が良いツールを使っていても、必要のない機能が付いているものを選んでしまうと、余計なコストがかかってしまうことにもなりかねません。逆に安さだけでは、必要とする対策が取れなくなってしまう危険性もあります。

効果的な施策は自ら考えて行う必要がある

MEOツールを最大限活かすためには、効果的な施策を自ら考えていくことが求められます。MEOツールは対策をとる手段ではなく、あくまでもデータ分析や効率化するためのツールとなるため、対策を取るためのデータ集めを行うものです。

MEOツールを活用することによって集まったデータをもとに、どのような施策を行っていけばより集客につながる成果が出せるのか、まずは情報を整理することから始めましょう。そこから効果的な改善策を考え出して、いかに成果に結びつけていくかが肝心です。
MEO対策で上位表示するためには?必要な要素から具体的な施策方法まで公開 MEO対策で上位表示するためには?必要な要素から具体的な施策方法まで公開

MEOツールの選定ポイント

MEOツールの選定ポイント

有料のMEOツールを活用する際は、以下の三つのポイントを基準とします。

  • 費用効果
  • 目的に合った機能
  • サポート体制

MEOツールを導入したからと言ってそこで終わりというわけではありません。導入してしまう前に、どんなツールが必要なのか、どれくらいの費用をかければ、どれだけの成果を上げられるかという点にも注意していきましょう。

1.費用対効果

1.費用対効果

有料版のMEOツールを使うにあたって、料金体系の確認は必ず行わなければなりません。どの会社でも決められた範囲の中でコストも考えて行かなければならないため、払った以上のリターンがあるかどうかも非常に重要なポイントです。

例えば費用に対してそれを下回る性能のツールを選んでしまうと、多少なりとも成果が出たとしても、かけたコストに見合わない結果を招くことになってしまいます。どれだけの機能や性能を持っているかはもちろんのこと、コストよりも利益の方が高くなるものを選びましょう。

2.目的に合った機能

MEOツールと一言でいっても、基本的なデータ分析が行えるようなものがあれば、より詳細なデータを集めて分析を行っていけるツールも存在しています。高性能なツールでも強みや弱点が異なってくるため、最低限必要な機能を持っているツールを選ぶことが大切です。

もしかしたら求めている機能は、無料版でも十分に対応できるものかもしれません。MEO ツールに限った話ではありませんが、明確な目的が決まっていないと、どのツールを選べばいいのか分からなくなってしまいます。

MEOツールの導入を考える時は、どんな機能が欲しいのかしっかりと見定めた上で、基準を満たせるツールを探していきましょう。

3.サポート体制

MEOツールを選ぶ時にもう1つ注意しておきたいのが、ツールによって異なるサポート体制を知っておくことです。どんなに高性能で素晴らしいツールでも、エラーが起きたときや何か分からないことがあった時などに、素早く対応してもらわなければ業務に支障をきたしてしまいかねません。

MEOツールのことを一番理解しているのは提供している会社なので、できるだけ運用までサポートしてくれるような会社のツールを選ぶことも大切です。せっかくMEOツールを導入したのに、使いこなせないでいる会社も少なくないので、困った時に対処してくれるようなツールを選ぶことを推奨します。

MEOツールを使用しない順位確認方法

MEOツールを使用しない順位確認方法

MEOツールを使用せずに、MEO順位を無料で確認できる方法には、シークレットモード、 Google広告の広告プレビュー診断、Googleのデベロッパーツールの3つがあります。ここではそれぞれの詳しい情報と、正確性や保存性、難易度などについてまとめます。

シークレットモード Google広告の広告プレビュー診断 Googleのデベロッパーツール
正確性
保存性
難易度

シークレットモード

シークレットモードは、Firefoxではプライベートモードと呼ばれる、閲覧履歴やクッキー情報を残さずに検索できる機能です。また過去の閲覧履歴やクッキー情報を、パーソナライズドの影響を受けることなく検索できる特徴を持っています。

しかし、シークレットモードは端末の位置情報を読み込んでしまうことから、正確な検索結果が得られない可能性がある点にはご注意ください。

PCのシークレットモードの使い方

PCでGoogleのシークレットモードを使うときは、画面右上にある3本線をクリックすることで表示される「新しいシークレットウィンドウ」の項目をクリックすると、使用できるようになります。シークレットモードの画面が表示されたら、後は特定のキーワードを打ち込むだけで、位置情報のみを反映した検索結果を調べることができます。

また、上記で説明した通り、使用者の履歴や検索情報は除外されるため、より純粋なデータが集められます。

SPのシークレットモードの使い方

SPのSafariでシークレットモードを使うケースでは、Safari右下に表示される赤枠内をタップして出てくる「プライベート」をタップすることで、シークレットモードが使えます。シークレットモードの検索方法についてはPCと同じ方法で使用することが可能です。PC でも、SPでも簡単にプライベートモードが活用できるので、一度使ってみてはいかがでしょうか。

Google広告の広告プレビュー診断

Google広告の広告プレビュー診断は、テキスト広告が検索結果によってどのように表示されているのか調べることができます。シークレットモードと比べると位置情報に左右されることがないため、より正確な情報が得られます。しかし、対象キーワードのトップ3までしか表示されないため、広くデータを集めたい場合には向いていない点にはご注意ください。

広告プレビュー診断でMEO順位を確認する方法

広告プレビュー診断を起動させるためには、Google広告の管理画面から赤枠内にある「広告プレビューと診断」をクリックします。すると、広告プレビューと診断ページが表示されるため、赤枠内にある「検索キーワード」と「地域」、「デバイス」と「言語」を選べば、他の地域の表示結果もチェックすることができます。

検索結果はトップ3までとなりますが、あくまでも本社のリスティング広告が正しく表示されているか確かめるための簡易的なツールとなります。しかし、位置情報を設定することで、どこからでも別の地域のデータを取得できる柔軟性は評価できるでしょう。

Googleのデベロッパーツール

デベロッパーツールは、Web開発上で問題やバグが起きていないかなどの情報を、ソースコードから確認できる、ブラウザに搭載されているツールのことを指します。Googleでも同様に、デベロッパーツールが使用可能となっています。

しかし、デベロッパーツールを最大限活かすためには、ソースコードを読み解ける専門知識も必要となることから、誰でも簡単にできる方法ではありません。そのため、デベロッパーツールの活用を考えるのであれば、専門知識を覚えていくことから始めましょう。

GoogleのデベロッパーツールでMEO順位を確認する方法

デベロッパーツールを使用するためには、右クリックで表示される「検証」をクリックして起動させる必要があります。起動させたら右上の3本線をクリックし、「More Tool」にカーソルを持っていき、「Sensors」を選択します。そうすると、Sensorsが起動されて「Geo location」という項目を見ると、「No override」(場所を書き換えていない)と表示されます。

このNo overrideを「Custom Location」に変更することで、位置情報の書き換えが行えるようになります。経度と緯度に関しては、「WELLHAT」のように経度と緯度を調べられるようなサイトがあるので、それらを活用しましょう。経度と緯度を入れ終わった後は、キーワードを入力するだけで指定した場所の検索結果が表示されます。

【無料版】MEO順位確認ツール

【無料版】MEO順位確認ツール

この章では無料版のMEO順位確認ツールとして活用できる、I SEARCH FromとPromost「MEO順位チェックツール」についての情報をお伝えします。

I SEARCH From Promost「MEO順位チェックツール」
正確性
保存性
難易度
料金 無料 利用開始14日のみ無料
※15日目から使用したい場合は有料契約が必要。
また、機能によって有料の場合あり。

I Search From

http://isearchfrom.com/

I Search Fromは、言語やキーワード、国、端末などを指定して順位計測ができる無料ツールです。順位計測しか行えないツールとなりますが、SEOの順位計測も行えるため、サイト改善を行うためのデータを集めることも可能です。

I Search Fromで検索した結果は、表示制限もなく多くのサイトの順位を知ることができるため、有料ツールにも負けないほどの機能性を兼ね備えています。また、順位チェックは手動で行うため検索に時間がかかってしまう部分もありますが、最初に触れるMEO対策として活用しやすいツールだといえるでしょう。

しかし、日本語に対応しておらず英語のみとなってしまう使いづらさがあります。さらに、検索結果が見えづらい作りになっていることから、I Search Fromをうまく使っていくためには、ある程度の慣れが必要になるでしょう。他にも、位置を細かく指定した順位計測が行えないため、ユーザーが得たいと思っていた結果とは異なってしまう可能性があることに注意してください。

Promost「MEO順位チェックツール」

https://www.promost.co.jp/MEO-checktool/

Promost「MEO順位チェックツール」は、1位から20位までの順位計測が毎日続けて行える ツールです。I SEARCH Fromと異なり、キーワードだけでなく地域を細かく設定して順位チェックを行うことが可能です。また、順位履歴を可視化できる順位チャートが使える点が大きな特徴となるでしょう。

さらに、Googleマイビジネスの口コミ管理を行える機能も搭載されていることから、より高度なMEO対策ができるようになります。加えて、自動チェックも行えることから時間的コストがかからない点も魅力といえるでしょう。

様々なメリットや特徴を持っているPromost「MEO順位チェックツール」ですが、無料の場合、計測できるキーワードが1ワードのみで、無料期間が開始してから14日までに限定されるデメリットも存在しています。

複数のワードを同時に検索したいときや、14日以降も使い続けていきたい時は、有料契約が必要となるため、使い続けたいという方は問い合わせを行って、料金プランについて相談しましょう。無料で使えるMEO順位ツールの中でも、利便性の高さや使いやすさは高品質となっていますが、最大限活用するためには有料プランを検討することをおすすめします。

【有料版】MEO順位確認ツール

有料版MEO順位確認ツールの中でおすすめする7つのツールを紹介します。それぞれの特徴や性能を比較して、自社が求めている基準を満たしているものを探しましょう。

 

Gyro-n「MEO順位チェックツール」 MEOチェキ MEO tracker On map eye ローカルミエルカ MEOアナリティクス
料金 月1,500円~ 月3,728円~(複数店舗可) 月20,000円~ 月500円~ 月33,800円~ 月550円~
計測キーワード数 10~ 8~無限 50~ 4~ 20~ 6
順位取得方法 Google My Business API連携 Google My Business API連携 Google My Business API連携 位置情報を指定しGoogle Mapで順位計測
順位取得時間 昼、夕方~夜、深夜~朝 時間帯指定可能 時間帯指定可能 朝〜夜
契約期間 指定なし 6ヶ月~ 1ヶ月~ 6ヶ月~ ~12ヶ月 ~12ヶ月
無料トライアル 14日間 1ヶ月 14日間 〇(期間は要確認) 14日間
競合順位取得
画像キャプチャー保持
インサイトデータ管理
CSV出力
施策メモ
GMB予約投稿
口コミ自動返信
改ざん防止機能
サイテーション管理機能
検索言語設定

Gyro-n「MEO順位チェックツール」

https://www.gyro-n.com/MEO/

Gyro-n「MEO順位チェックツール」は、Google マップの検索順位の自動チェックや分析が行えるMEO順位確認ツールです。検索できる時間帯を設定できることから、自社や店舗の営業時間に合わせた順位チェックが行えます。他にもGoogleマイビジネスとの連携や、検索順位が上がった時や下落した時のデータを比較して分析できる特徴を持っています。

また、Gyro-n MEOにはSERPsを時系列データで記録確認する機能もあり、順位チェックツールとしての機能が充実したツールだといえるでしょう。契約期間の指定もないので、更新日を気にせず使用していくことが可能です。

MEOチェキ

https://MEO.tryhatch.co.jp/MEOcheki/

MEOチェキは、Googleマイビジネスの口コミや流入キーワード、競合サイトなどを検索する店舗名に合わせてチェックできるMEO順位確認ツールです。手動で行っていくには困難な効果測定や検索順位などを自動取得できることから、複数の店舗を抱えているようなフランチャイズ店や飲食店などでの活用が最適です。

特徴としてはクラウド型のツールであることから、PCを起動することなくどこでも簡単に順位チェックが行える点が魅力となるでしょう。また、計測キーワード数に限りのないプランも用意されているため、より多くの視点からMEOの対策を取りやすくなります。サイテーション管理機能と検索言語設定については搭載されていないため、選ぶ際はその点にご注意ください。

MEO tracker

https://MEO-tracker.jp/

MEO trackerは、Googleマップを活用して地域や時間をピンポイントで指定して順位チェックが行えるMEO順位確認ツールです。MEOチェキと同じくクラウド型のサービスとなるため、インストールやPCを開かなくても簡単にチェックすることができます。

その他にも、地図表示が安定しないようなキーワードであっても、再計測を行ってデータを収集できることから、不安定になりがちなキーワードもしっかりと計測できる仕組みは強みといえるでしょう。

しかし、施策メモやGMB予約投稿などの機能があまり幅広く搭載されていないことから、 MEOチェキやGyro-n「MEO順位チェックツール」よりも、できることが限定的になってしまいます。

On map eye

https://location-connect.com/service/onmapeye/

On map eyeは、Googleマップの検索順位を継続して測定していくことができるMEO順位確認ツールです。定点を使ったデータ表示だけでなく、順位推移をグラフ化してチェックすることができるため、どれだけの成果があるのか確認しやすくなります。

またインサイト分析や、MEO対策の効果分析を期間を定めて行えることから、どれだけ成長したかの度合いも簡単に把握できるようになるでしょう。しかし、サイテーション管理機能が搭載されていないため、オンライン上でどれだけ口コミなどが広まっているか分かりにくい側面を持っています。

ローカルミエルカ

https://local-mieruca.com/

ーカルミエルカは、Googleマイビジネスの一括管理とSEOに対応したサービスがワンパッケージで提供されているMEO順位確認ツールです。プランによって検索順位の計測や、口コミ内容の分析が行えるローカルSEO機能や、Webサイトの情報を統一するWebサイト連携機能など、使える機能を増やしていける特徴があります。

しかし、機能を増やしていくためにはそれなりのコストが必要になっていくため、それらの機能が必要であるかどうかしっかりと検討した上で活用していきましょう。無料トライアルもできるようになっているので、基本的な機能はどのようなものが搭載されているのか確認して、プランを選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

coco

https://lp.cocoreview.com/

cocoは、SMSを活用して口コミ促進を行うことを目的として開発された、MEO順位確認ツールです。導入している企業も様々で、美容サロンからカーディーラー、リフォームなどの業種問わず利用されています。

検索順位の他にも、顧客へのアンケート実施や、顧客体験プラットフォームとしての活用など、MEOのサポートを幅広く行えるのが魅力です。さらにGoogleマイビジネスの自動診断機能も搭載されているため、順位チェックに時間をかけずに済むようになるでしょう。

集客力アップに特化したツールとなっているので、まずは無料トライアルを活用してその実用性を確かめてみてください。

MEO アナリティクス

https://meo-analytics.com/

MEO アナリティクスはGoogle ビジネスプロフィールで扱う情報の管理・分析効率を高め、運用に伴う作業の課題を解消するMEO順位確認ツールです。

順位の取得時間を午前・午後と設定することができ、日々の順位をグラフや表にして管理することが可能です。検索結果はスクリーンショットでも保存され、自分のビジネスの順位を確認するだけではなく、前後のビジネスも確認できるので、競合のビジネスを把握できます。

キーワードの順位計測の他に、「複数店舗の一元管理」、「複数のビジネス情報のインサイト情報をまとめて表示」、「投稿機能への予約投稿・自動投稿・一括投稿」、「複数のビジネス情報の情報一括編集」、「外部からのビジネス情報の編集に対して自動補正」、「複数のビジネス情報のクチコミ管理」がおこなえます。

MEO対策に重要な投稿、ビジネス情報、クチコミが自動で投稿・補正や管理ができるところが便利なツールになっています。

2週間無料のお試しサービスや電話・メール対応などアフターサポートが充実しているので、運用に自信のない方には良いかもしれません。

MEOの検索順位を確認して効率的に対策しましょう

効果的なMEO対策を実現するためには、自社の順位がどのくらいの位置にあるのか把握し、現状を改善していくことが大切です。MEOで上位表示されるようになれば、より多くのユーザーの興味関心を集め、サービスや商品の購入へと繋がりやすくなります。

そのようなMEOの検索順位を確認する方法には、MEO検索順位ツールを活用していくことが手っ取り早い方法です。ツールによって使用できる機能が変化するため、どんなことができるか調べる必要はありますが、自社にマッチしたものが見つかれば、検索順位のチェックがスムーズに行えるようになるでしょう。

MEOツールのよくあるご質問

MEOツールとは?

MEOツールとは、GMB(Googleマイビジネス)を活用することで、Googleマップで検索を行なった際の、順位計測から管理、運用や分析まで行えるMEO対策ツールです。

MEOツールのメリットとは?

メリットとしてMEOツールでできることには以下のようなものがあります。
・口コミ管理と分析ができる
・キーワード別に正確な順位を確認できる
・他店舗・競合企業の可視化ができる
・インサイトデータの可視化ができる
・予約投稿機能などで運用の効率化ができる

MEOツールのデメリットとは?

MEOツールのデメリットには以下のようなものがあります。
・運用コストがかかる
・効果的な対策は自ら考えて行う必要がある

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格