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最終更新日: 2024.03.27

SEO会社を厳選!おすすめ11社と選び方、悪質業者の見分け方

SEO会社を厳選!おすすめ11社と選び方、悪質業者の見分け方

SEO対策をするにあたって、依頼先の会社が本当に役に立つのか、どのような業者を選べばいいのか悩んでいませんか?

自社にあわないSEO会社を選んでしまうと、コンテンツ制作やWebサイト運営が思い通りにできず、効果を上げるどころか下げてしまいます。

そこでこの記事では、おすすめのSEO会社をはじめ、業者に依頼するメリット・デメリットや、悪質業者の見分け方を紹介します。適切かつ有益なSEO施策の提案やアドバイスがもらえるよう、依頼先選定の参考にしてください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

SEO対策会社とは

SEO対策会社とは

SEO対策会社に求められる役割は、良質なサイト運営を実現させるために必要な対策を提案し、実現させることです。SEO会社が行う主な提案には以下の3つがあります。

  • 内部SEO対策
  • 外部SEO対策
  • コンテンツSEO

内部SEO対策

内部対策は、見出しタグやtitleタグなどでページを個別化したり、低品質または重複ページの修正をしたりする施策を指します。Googleはユーザーに有益な情報を与えるサイトを評価するため、それらの妨げとなるサイト構造やコンテンツは正しく評価されません。

最悪の場合はペナルティを受けて、検索順位が下がるだけでなく、検索結果に表示されなくなってしまう可能性があります。

そのためSEO会社は、サイト構造の最適化や適切なコンテンツの作成、キーワード選定などWebサイトの内部から改善する対策方法を提案します。

外部SEO対策

外部対策は、外部サイトで自社リンクを掲載してもらい、自社サイトの評価を向上させるために用いられる施策です。バックリンクまたは被リンクとも呼ばれ、検索順位にも大きな影響を与えます。

Googleでは、過度なリンク付けは禁止されていますが、関連性が高い有益な情報であれば評価対象としています。ゆえに外部対策に関しては、被リンクの獲得のみが対策の範囲となるため、リンクの最適化を行うものとして覚えておきましょう。

自社のみでリンクの扱いに不安がある際は、SEO会社に依頼するのがおすすめです。SEO会社は、Googleガイドラインに反さないリンク先と自社サイトの評価を高めるサポートをします。
被リンクの獲得方法とは?SEO効果のある増やし方と注意点を解説 被リンクの獲得方法とは?SEO効果のある増やし方と注意点を解説 SEO効果が期待できる「被リンク」を獲得する方法を解説します。獲得方法のみならず、SEO対策で被リンク獲得が重要視される理由をはじめ、獲得するうえで注意すべきポイントなども織り交ぜながら、初めての方でも被リンク獲得について理解できるように解説します。

コンテンツSEO

SEO会社が提供するコンテンツSEOは、ユーザーのインサイトや検索クエリにあわせたコンテンツ作成がほとんどです。Webサイト内にあるメディアの記事作成の他、サービスページの新規作成や改善が行われるケースもあります。

しかし、検索ボリュームからキーワードをピックアップするばかりで、流入は伸びてもコンバージョン率があがらないことも珍しくありません。さらに、SEOコンテンツが作成できても、UI/UXやデザインなどが不十分な会社もあります。

どちらも両立する会社はそこまで多くないため、どこまで対応してもらえるのか事前に確認しておきましょう。内容の質はもちろん、ページのデザインや導線も見やすく使いやすいものでなければ、ユーザーに興味を持ってもらえません。

人気の高いSEO対策会社ランキング

人気の高いSEO対策会社ランキング

ここでは、SEO会社の中でも人気の高い業者を紹介します。特色やサービス、費用が異なるため、まずは自社が求めるサービスかどうかを確認し、納得のいく会社を選びましょう。

株式会社ニュートラルワークス

株式会社ニュートラルワークス

株式会社ニュートラルワークスは、茅ヶ崎を拠点に活動しており、3,000社以上の実績を持つSEO対策会社です。「ゴール=成果」を見据えた最適解の選択と、ビジネスを成功させるためのハンズオン型支援を、高い社会実行力と専門性のあるメンバーが実現します。

また、迅速な対応や、大手ネット広告代理店出身者のコンテンツディレクター在籍などで、ユーザーから評価されているのも特徴です。

さらに、SEOの内部施策や、コンテンツSEO、外部対策にも対応しており、タブの修正や、構成案と記事の作成、被リンク獲得など総合的にサポートします。

無料相談にも対応していますので、価格を抑えつつより効果的なSEOを実現させたいのであれば、ニュートラルワークスに依頼するのがおすすめです。
【ニュートラルワークスのSEOサービス】
SEOコンサルティング
SEO記事制作
被リンク獲得運用代行
SEO内部対策代行

株式会社Faber Company

出典:株式会社Faber Company

株式会社Faber Companyは、海外SEO情報ブログの鈴木謙一やアクセス解析の小川卓が所属する高水準なSEOサービスが強みの創業19年目の会社です。

Youtubeチャンネル「ミエルカチャンネル」で、コアアルゴリズムアップデートの速報を展開している他、「ミエルカマーケティングジャーナル」では、Webマーケティングの幅広い課題を解決できるコンテンツを発信しています。

月額20万のSEO顧問から、SEO施策~アクセス解析まで含んだトータルプランにも対応しています。

ナイル株式会社

ナイル株式会社

出典:ナイルのSEO相談室(ナイル株式会社)

ナイル株式会社は、アプリやWeb、自動車に関わる事業を展開しているSEO対策会社です。ナイルが提供しているSEO対策は「ナイルのSEO相談室」と呼ばれるサービスで、SEOの改善施策や、戦略の提案をしています。

コンサルだけでなく、SEOを理解している編集者が従事するため、相談しやすい環境で作業ができます。また、Googleのガイドラインに準拠した長期的サポートや、ユーザー解析による問い合わせ率や購買率まで幅広いサービスを行っています。

株式会社デジタルアイデンティティ

株式会社デジタルアイデンティティ

出典: 株式会社デジタルアイデンティティ- SEOコンサルティング

株式会社デジタルアイデンティティはデジタルマーケティング領域を幅広く網羅しており、SEO対策は2009年から取り組んでいる実績豊富な会社です。
検索結果での上位表示獲得はもちろんですが、順位だけではなくUI/UX改善や素早いPDCAによる成果にコミットした施策を実施することに強みを持っています。
そのため、SEO以外にも全体戦略・KPIの策定、広告やSNSとの連動施策、Web制作など、総合的な提案が可能。ビジネス全体の目標達成に繋がるような、本質的な提案が期待できます。

株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-B

出典: 株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-Bは、最新アルゴリズムが搭載されている高水準なSEOサービスが強みの会社です。SEOの他に、DMPやWebサイト製作、リスティング広告などWeb製作に関わるサービスを広く展開しています。

SEO動向レポートなどを公表している他、「PINTO!」という名の自社メディアを展開しています。また、PDCAサイクルが円滑に回せるよう提案してもらえるため、会社のシステムづくりを行う際にも役立ちます。

SEOに関する戦略設計や対策キーワード、最新動向共有ができる「分析/戦略設計」プランの費用は、最低6ヶ月の契約で月額40万円〜に設定されています。サイト規模によって価格が変動するので、利用する際は事前相談をしてみてください。

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント

出典:株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、国内のネット広告業界ではトップシェアを誇る最大手です。自社メディア閲覧者の行動分析、検索エンジンのロジック解析など、培ってきたノウハウを生かしたサービスが提供されます。

閲覧者の行動分析では、ユーザーテストやメディア閲覧者の分析結果をもとに、Webサイトの記事要素、ユーザー評価や行動などとの関係性を分析します。特に大規模サイトや、グローバルサイトなどの運用に強い会社として注目を集めています。

現在では、AIを活用したアドテクノロジーを応用した、広告効果を最大化するサービスも提供しています。

株式会社アイレップ

株式会社アイレップ

出典:株式会社アイレップ

株式会社アイレップは、デジタル分野に特化したマーケティングが特徴のSEO対策会社です。SEOも含めたデジタルマーケティング全般を請け負っているので、ユーザー体験やコンテンツ作成まで総合サポートが受けられます。

特に運用型広告において、国内でもトップクラスの実績を誇っています。SEO施策に関しても、月100社以上の内部施策コンサルティングをさまざまな業界で行っているノウハウが活用されています。

費用に関しては、施策の規模や目的などを相談したうえで見積もりを出してもらう形です。個別サービスの運用には適していませんが、マーケティング全体を通したサービスを希望する方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社NEXER

株式会社NEXER

出典:株式会社NEXER

2005年よりSEO対策サービスを中心にサービス展開しているるWEBマーケティング会社です。
SEOサービスの取引実績は5,000社以上になり、実績に基づいた精度の高いアルゴリズム分析を提供してくれます。

各社の課題に合わせたオーダーメイド型のコンサルティングプランが強みです。
内部対策、外部対策、コンテンツ対策と幅広く対策が可能で、運用費用は月額10万円~提供可能です。
国内では珍しい「技術部」を自社に構えているため、テクニカルな施策の提案からサイトの修正代行まで、ワンストップで提供してくれます。

また、20サイトほどオウンドメディアの運用もしており、SEOに特化した情報を発信している「SEOの知恵袋」というメディアではSEOノウハウを多数配信しています。
SEOノウハウもしっかり持っている会社です。

オルグロー株式会社

出典:オルグロー株式会社

オルグロー株式会社が提供するSEO対策サービス「ホワイトリンク」は、コーポレートサイト・ECサイト・データベース型サイト・オウンドメディアのSEO対策を合計3,000社以上支援しています。

多くの企業のさまざまな課題解決に取り組んでおり、サイト全体の内部対策や被リンク獲得支援、ワイヤーフレーム作成やSEO記事作成まで対応領域が広い点も特徴です。

また、SEO対策だけではなくMEO対策やGoogleビジネスプロフィールの一元管理ツールを提供するなど、Webマーケティングに関して幅広く支援しています。

株式会社メディアグロース

出典:SEOコンサルティング・施策提案 | 株式会社メディアグロース
株式会社メディアグロースでは、SEOアナリストが、お客様のサイトの課題を調査し、優先度が高い課題から改善施策のご提案をさせていただきます。机上の空論ではなく、自社メディア運営で培ったナレッジを活かした実践的な改善施策をご提案いたします。

大手金融機関様の支援〜地域の個人店様の支援まで、規模問わず幅広い対応実績があります。サイトの規模に合った適切なSEO施策をご提案いたします。

株式会社コンテンシャル

株式会社コンテンシャル

出典:株式会社コンテンシャル
株式会社コンテンシャルでは、医療・美容・不動産・金融など様々な事業ジャンルで10,000を超える対策キーワードのSEO対策実績を誇ります。外部SEO施策や内部SEO施策を含めて、サイト全体を分析・診断し、改善、検証をトータルでコンサルティングするサービスを提供しています。
SEO支援の他にも、システム開発事業や動画制作事業、Web広告事業などWebマーケティングに関連した幅広い支援を提供しているのが特徴です。

SEO業者の見極め方

SEO業者の見極め方

数あるSEO会社の中から最適な業者を見つける際のポイントとして、以下の5つがあります。

  • 実績が掲載されている
  • 施策の提案だけでなく実装までできる
  • 実装可能なSEO対策を提案してくれる
  • 単発ではなく継続的な提案ができる
  • 担当者が企画の意図を理解している

実績が掲載されている

実績が掲載されているかどうかは、最初に確認しておきたいポイントです。立ち上げたばかりの会社を除き、何年も活動してきたSEO会社であれば実績が紹介されているケースが多いです。

しかし重要なのは、施策内容や対策キーワードの具体例、ドメイン数などについて細かく紹介されているかどうかです。仮に、検索順位とキーワードだけ紹介されていても、短期間の上位表示だった可能性もあります。

ゆえに、実績紹介においてどのようなSEO対策をしているのか読み取れない場合は利用を避けた方がいいでしょう。

施策の提案だけではなく実装までできる

業者の中には、施策の提案だけをしている会社も存在します。そのような会社は、分析し、その結果にあわせた提案資料を提供して終わるケースがほとんどです。提案後もサポートを受けたいのであれば、実装まで作業してくれる会社を選んだほうがいいでしょう。

またSEO対策会社によって対応範囲も異なるため、利用した際のサポートはどこまでしてもらえるのか明記している会社を選ぶようにしてください。なお、問い合わせに対し、しっかりと答えてくれるか確認するのも大切です。

実装可能なSEO対策を提案してくれる

「企業にあったSEO業者」というのは、ずばりリソースやコスト、会社の環境などにあわせて対策を練り、依頼した会社で実装が可能な対策を提案してくれるものです。しかし、中には実装が難しいものばかり提案してくるSEO対策会社もあるため、業者選びの際には注意が必要です。

どんな計画でも、その会社にあっていなければ十分な効果は発揮されません。会社の限界を超えたコンテンツを作成していては、いつか必ず手が回らなくなります。そのため、自社の目線になって提案してくれる業者を選びましょう。

ほとんどの会社は無料相談に応じているため、プランや見積もりを比較して、無理なく実現できる対策を提案している業者を選ぶのがポイントです。

単発ではなく継続的な提案ができる

できるだけ単発の依頼で終わりの業者ではなく、継続的な提案をしてもらえる会社がおすすめです。SEOは継続して初めて効果が出る施策のため、単発だけではその場しのぎになってしまいます。

対策方法を紹介している会社もあり、継続サポートを受けられると問題があった際にも対応してもらえます。システムづくりをしてもらうのか、サイト改善を依頼するのかによっても異なりますが、効果測定があるか、提案回数の頻度なども含めて検討してください。

担当者が施策の意図を理解している

業者に依頼する際は、担当者が製作の意図を理解して対応しているかどうか確認しましょう。SEO会社の担当者は、ただサービスを紹介するだけでなく、なぜその対策が必要なのか理解していなければなりません。

売り込みだけを考えている担当では、自社にあった適切なプランを提案してもらえないため、質問に答えてくれる業者を選ぶのが成功の鍵です。施策の意図も理解せずに、やみくもに契約を迫るSEO対策会社であれば、やめておきましょう。

どんな業者に依頼するにも、信頼が持てないようであれば選ぶべきではありません。

悪質なSEO業者の特徴

悪質なSEO業者の特徴

次に、悪質なSEO業者の特徴を以下3つに分けて解説します。

  • 会社規模のわりに営業部隊が多い
  • 「絶対に検索上位表示ができる」という
  • 費用がかかる施策ばかりを提案する

会社規模のわりに営業部隊が多い

会社規模が小さいにも関わらず、営業部隊があまりにも多い会社は悪質である可能性が高いです。このような会社は、利益をあげることを最優先しているため、質よりも量で依頼を受けていることが予測されます。

そのため、異様に実績表示が多かったり、営業が短いスパンでしつこかったりするような会社は避けたほうがいいでしょう。

また、依頼を受ける量が多すぎてサポートなどが不十分になってしまうケースもあるため、余裕を持って依頼を受け付けている会社のほうが仕事の質も安定しやすい傾向にあります。

「絶対に検索上位表示ができる」という

SEO施策は検索上位を目指すものと解説しましたが、必ず成功するものではありません。

あくまでも集めたデータを分析し、上位表示される可能性を高めるのがSEOです。そのため、「絶対に検索上位表示できる」と謳う会社は信頼が持てないと考えたほうがいいでしょう。

現実的な提案をしてくれるとともに、少しでも可能性を高めるために親身になって相談やアドバイスをしてくれる会社がベストです。また、成果が出なかった場合は料金が発生しない完全成果報酬型の業者もあるため、報酬形式の確認も忘れないようにしてください。

費用がかかる施策ばかりを提案する

費用がかかる施策ばかりを提案する会社は要注意です。SEO会社は本来、本当に必要な施策だけを提案し、依頼者の希望にあわせなければなりません。

ゆえに、安いプランで問題ないにも関わらず、高額プランの契約をしつこく迫ってくる会社は悪質と考えましょう。また、具体的な説明もなく他のプランをすすめてくる会社も怪しいと思ったほうがいいでしょう。

SEO対策のメリット

SEO対策のメリット

実際にSEO対策を実施するうえで得られるメリットを大きく2つに分けて紹介します。効果を得るためには適切な対策を実行する必要がありますが、成功すれば会社の利益を生み出す施策が継続できるようになります。

広告に頼らずに集客できる

SEOは、自社サイトやコンテンツを改善して検索の上位表示を目指す施策となるため、広告に頼らずに集客できる方法です。一般的な広告は、予算に余裕があれば掲載し続けられますが、簡単に誰でもできる方法ではありません。ゆえに、多くの現場でSEOを重要視しています。

コンテンツ作成やサイトを運営していくための人的コストはかかりますが、公開にランニングコストがかからないのは大きなメリットとなります。

製作したコンテンツは資産になる

SEOで製作したコンテンツは、何年経っても掲載し続けることが可能です。もちろん情報が古くなれば改善していく必要はありますが、集客や売り上げに効果がある限り、会社の資産になります。

例え効果がなくなったとしても、公開を中止してユーザーニーズを満たせるコンテンツを作成すれば、新たに資産を生み出すのも難しくありません。

ただし、ユーザーが何を求めているのか分析し、改善し続けていく体制づくりが必要になります。数日前までは主流だったものも古い情報になってしまうのは珍しくないため、常に新しい情報をキャッチできるようにしておきましょう。

目まぐるしく情報が変化していく社会の中でビジネスを行っていくには、ユーザーニーズに対応する柔軟さが求められます。

SEO対策のデメリット

SEO対策のデメリット

続いて、SEO対策を行う際のデメリットを見ていきましょう。

対策してすぐに効果が出るわけではない

対策したからといって、即座に効果が現れるわけではありません。新しく改善したり作成したページをユーザーが認知したり、クローラーが巡回したりするまでに時間を要します。

集客や売り上げなど目に見えて効果が出るまでには、年単位の期間が必要になるのもよくあるケースです。そのため、即効性のある方法を求めているのであれば、SEO対策は適していません。

そのため、SEO施策を行う場合は中長期的な目でプランを立て、焦らずに地道に続けていくのが重要です。結果が出るようになってくれれば、検索順位を落とさないようにサイト改善を続けましょう。

検索エンジンがアップデートされた影響を受けることがある

ユーザーニーズを満たす必要のあるSEOですが、検索エンジンのアップデートも順位に大きな影響を及ぼします。検索エンジンのアップデートでは、アルゴリズムも定期的にアップデートされるため、上位表示されるキーワードが変化する場合があります。

特に大型アップデートをする際は、キーワードのランキングが一気に下落しやすくなるため、定期的に確認するようにしましょう。順位の大きな変動は、トラフィックの減少も大きくなってしまうため、キーワードの改善も大切です。

Googleが求めるユーザビリティの向上を常に意識していれば問題ありませんが、アルゴリズムの変化に対応する準備をしておきましょう。
SEO対策の動向予想!2023年の振り返りと2024年のポイント SEO対策の動向予想!2023年の振り返りと2024年のポイント

SEO会社に依頼する前に準備しておくこと

SEO会社に依頼する前に準備しておくこと

何も考えずSEO会社へ依頼をしてしまうと、自社の目的にあわなかったり、気づかないうちに評価を下げる行動をとってしまったりする可能性があるため、業者選びは慎重に進めましょう。

良い会社を見分けるためにSEOの知識を身につける

良い会社であるかどうか見分けるためには、依頼者側がSEOの知識をある程度身についている必要があります。依頼する会社がどんなことをするのか把握できず、必要のないサービスを付け加えられるケースがあるからです。

そのためできるだけ多くの知識を持ち、内容を理解したうえでSEO対策会社と相談するのが肝心です。基本知識はもちろん、自社にとってどのような施策が効果的なのか、SEO対策会社のサイトを見てわからない言葉があったら調べるなどするといいでしょう。

Googleのガイドラインを理解しておく

Googleの検索結果で上位表示を目指す場合は、Googleからの評価を高めなければなりません。そこで必要となるのが、Googleが公開しているガイドラインである「Google Search Essential」です。

SEOのアルゴリズムはガイドラインに沿って設定されているため、ルールを破るようなサイト設計にしてしまうとペナルティの対象になります。その点を理解せずに業者に依頼してすべてを任せてしまうと、自社で管理する際にどのように運営していけばよいかわからなくなります。

そのため、自社の中で共通認識を持っておけば、Googleのガイドラインを破らない範囲でSEO施策の実行が可能です。また業者に依頼する際にも、ルールを理解したうえでの依頼や相談ができるためスムーズに作業を進められます。

担当しているサイトの問題を把握する

担当しているサイトについて、どのようなところに問題があるのか把握しておくのも大切です。問題点がわからない状態で依頼してしまうと、SEOの全工程を業者に任せることになるため、余分なコストが発生してしまうことがあります。

ゆえに、問題箇所だけの改善を望むのであれば、社内において問題点を洗い出すなどの調査はしっかり行いましょう。自社で分析して問題点を見つけ出してから、内部設計の改善を依頼し、コンテンツ作成は自社が行うなどすると、コストが抑えられます。

依頼したい作業を整理する

サイト改善を業者に依頼したいのであれば、どのような作業をして欲しいのか事前に検討しておくようにしましょう。問題点の把握同様、何をして欲しいのかわかっていないと余計なサービスを活用し、必要のない費用がかかってしまう可能性があります。

例えば、コンテンツ作成が苦手なのであれば、テーマを指定して業者に作成を代行してもらうなどするといいでしょう。つまり、自社がSEOどの部分を担当して、業者にどの範囲を依頼するのか明確になっていれば、無駄な費用をかけず依頼もスムーズにできます。

どのようなところを依頼すればいいのかわからない場合は、SEO対策会社の無料相談を活用してみてください。

SEO対策会社は信頼できる会社か確認してから選びましょう

SEO対策会社は信頼できる会社か確認してから選びましょう

SEO会社にもさまざまありますが、自社の目的にあっているかつ、信頼の持てる会社を選ぶことが大切です。検索上位につながる確率が最も高い方法を提案するSEO会社は、依頼者の現状を理解したうえで、費用的にも人員的にも無理のない実現できる提案をしなければなりません。

しかし、業者の中には利益の優先、具体的な説明や理解がなく提案してくる悪質な業者も残念ながらあります。そのためいくつかの会社を比較して、自社にあった提案やアドバイス、継続的なサービスを行ってくれるSEO対策会社を探しましょう。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格