マーケティング

最終更新日: 2022.07.19

マニュアル作成ツールおすすめ24選!機能や選び方を比較

マニュアル作成ツールおすすめ24選!機能や選び方を比較

DX化やペーパーレス化などの動きを受け、企業のマニュアル作成を一新したいと考えている現場担当者の方が増えています。マニュアル作成ツールは、これまでのマニュアル作成業務の工数やムダを減らし、業務効率化を加速できる点がメリットです

この記事では、基本のマニュアル作成と動画マニュアルの2種類に分類し、おすすめできるサービスをピックアップしています。ツール選びのポイントもあわせてお伝えしますので、ぜひ自社のマニュアル作成ツールの検討にお役立てください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

マニュアル作成ツールを導入するメリット

マニュアル作成ツールを導入するメリット

マニュアル作成ツールは、企業の業務の効率化や改善効果が期待できます。ここではツールの導入によって得られるメリットを大きく3つのポイントに絞ってお伝えします。

わかりやすいマニュアルを作成できる

マニュアル作成ツールでは、誰が作ってもわかりやすく仕上げる機能が搭載されています。これまでは、PowerPointやWordなどのオフィスツールによるマニュアル作成が一般的でしたが、この方法では作成者によって様式が異なったりクオリティにバラつきが出たりする課題を抱えやすいです。

そこでマニュアル作成ツールを導入すれば、誰が見てもわかりやすい統一感のあるマニュアルを簡単に作れるようになります。

  • PCの操作手順の自動入力
  • 現場作業の動画マニュアルの自動生成
  • マニュアルの横断検索
  • QRコードによるマニュアルの呼び出し

上記はマニュアル作成ツールの専用機能の一例です。用途別にフォーマットが用意されているため、画像のサイズや形式など細かい調整を行う必要がありません。誰でも簡単にマニュアルを作成できるため、業務の分担もしやすくなります。

また、マニュアルに画像や動画を使うことで、社員が業務へのイメージや理解がしやすくなるのもメリットです。マルチデバイスでどこでも閲覧しやすいよう整備すれば活用のしやすさも向上します。

マニュアルの管理や更新がしやすくなる

ツールの導入によって、マニュアルの一括管理ができるようになります。複数の人が個々にマニュアルを作成していると「どのマニュアルがどこに保存されているか?」「最新のマニュアルはどれか?」など管理状況が曖昧になりやすいです。必要なときにすぐに探し出せなかったり、似たような業務マニュアルを複数作成してしまったりすることもあるでしょう。

さらに、マニュアルは日々更新や編集をしていく必要があります。更新や編集作業に手間がかかると更新を怠ることが増えるでしょう。この結果、マニュアルの内容が古い、あるいは間違っているといった状態になりやすく、マニュアル本来の目的がなくなっていることも多いです。

マニュアル作成ツールでは、このような問題を解決し一括管理できるようになります。保存場所や更新日などの情報共有が簡単なので「モレなく、ダブりなく」が可能になるのです。

使いやすいツールを選び、導入することで最新の情報への更新作業がスムーズになります。これまで口頭で伝えられていたことや、簡単なメモで伝達されていたことをナレッジ化し、マニュアルとして残していくことも可能。教える人によって個人差があったものを統一できるため、業務内の行き違いやバラつきをなくすこともできます

マニュアル作成の工数や教育コストを下げられる

マニュアル作成ツールには、テンプレートが用意されているため、内容を埋めていくだけで一定レベルのマニュアルを作成できます。白紙の状態から作るよりもはるかに簡単で、直感的に操作できるのでマニュアル作成者の業務負担を軽減できるでしょう。

また、新人教育のコスト削減にもつながります。口頭での説明を聞きメモを取ることや、教育担当者が同じことを繰り返し教える手間をなくします。新入社員側も情報を得やすくなり、指導にかかる時間を減らせるなど、新人教育のシーンでは両者にとってメリットをもたらします

マニュアル作成ツールの選び方

マニュアル作成ツールの選び方

マニュアル作成ツールの導入を検討しているとき、困ってしまうのはツールを選ぶポイントではないでしょうか。さまざまなツールが提供されていますが、自社の業務内容や課題解決にぴったりのものを選びたいはずです。そこで、ツールを紹介する前に選び方のポイントとして3つの項目を確認しておきましょう。

マニュアル作成ツールの導入目的を考える

まずは、マニュアル作成ツールを導入する目的を明確にしましょう。ツールごとに特徴や備えている機能が異なります。自社に必要なマニュアルはどんなものか、どんな課題解決のためにツールを導入するのかをあらためて見直しましょう。

ツールの導入目的は、企業によってさまざまです。たとえば、業務の手順書を作る場合と接客マニュアルを作る場合では必要な機能が変わります。たくさんの業務マニュアルを一から作成していく段階であれば、操作の簡単さやコンテンツ作成のスピード感などを優先したいでしょう。

現場の作業工程など資料や口頭で伝えるのが難しいことをマニュアル化するなら、動画マニュアルの作成に強いツールでなければなりません。目的によって文書ファイル、PDFスライド、動画ファイルなどのマニュアルを用意する必要があり、これをニーズに合わせて作るのは教育担当者の大きな負担となります。

このように、自社がマニュアルにおいて抱えている課題や問題点から、ツールに求める機能や特徴の優先順位をつけてみましょう。目的からツールの種類や最低限必要な機能を絞り込むことで、自社に適したツールのアウトラインが見えてくるはずです。

マニュアル作成ツールの主な種類と機能

ツールの導入目的や用途が明確になったところで、マニュアル作成ツールの主な種類や、備わっている機能などを見ていきましょう。マニュアル作成ツールの種類は、文書マニュアル向けと動画マニュアル向けの2種類に分かれています。それぞれの機能の特徴をチェックしていきます。

文書マニュアル作成ツール

文書マニュアルに特化したツールは、次のような機能を備えているものが多いです。

  • ドラッグ&ドロップなど直感的な操作
  • テンプレート機能
  • 検索機能や配信機能
  • クラウドによるマニュアルの共有や共同編集
  • マルチデバイス対応

簡単な操作で、本格的なマニュアルに仕上がるテンプレート機能や共同編集は基本的な機能として多くのツールに搭載されています。PCツールの操作説明など、手順をマニュアル化する場合は自動作成機能がついている方がおすすめです。

また、種類によっては文書にコメントやラベルをつけるコミュニケーション機能、AIの自動応答で必要なマニュアルを呼び出せるなど、優秀な検索機能を備えているものもあります。

動画マニュアル作成ツール

動画マニュアルに特化したツールでは、次のような機能を備えているものが多いです。

  • 字幕の自動生成
  • 自動翻訳機能
  • 動画から画像を切り出す
  • 画像への書き込みや装飾
  • マルチデバイス対応

動画マニュアル作成ツールは、動画をアップロードするだけで自動的に字幕を生成したり、外国語の自動翻訳機能がついているものが多いです。スマホやタブレットなどで撮影したものをそのまま転送し、編集できるものも人気。動画編集の知識やスキルをもっていなくても、誰でも簡単に動画マニュアルを作れるのがベストです

なお、文書マニュアルと動画マニュアルの両方を作成し、用途や業務に応じて自由に組み合わせられるツールもあります。

無料トライアル期間で使いやすさを判断する

マニュアル作成ツールは、無料トライアル期間を利用してみるのがおすすめです。高機能で評価の高いツールであっても、現場の社員が使いやすいものでなければ活用が進みません。なかには、操作が難しく一定の知識がないと使いこなせないツールもあります。Webツールの使用に慣れていない社員が多い場合は、トレーニングやサポートが必要になることも。

そこで、導入前や導入後に提供元からのサポートを受けられるかどうかもしっかりチェックしておきましょう。無料トライアル中は、実際の業務で利用する頻度が高い社員に使いやすさを判断してもらうことも大切です。一部の担当者だけで選定せず、メンバーの意見や感想をしっかり取り入れて検討していきましょう。

おすすめ業務マニュアル作成ツール16選

おすすめ業務マニュアル作成ツール16選

ここからはおすすめのマニュアル作成ツールを種類ごとに紹介していきます。まずは業務マニュアルの作成に適したツールです。動画マニュアルの作成に特化したツールをチェックした方は、次のおすすめ動画マニュアル作成ツール8選へ進んでください。

NotePM

NotePM

NotePM(ノートピーエム)は、テキストや画像を使ったマニュアルを簡単に作成し、効率よく管理して共有できるツールです。一連の機能を備えており、ナレッジマネジメントツールと称されています。マニュアルはもちろんのこと、日報や議事録、業務ノウハウなどさまざまな情報を社員が書き込み、いつでも知りたいことを呼び出して活用できる体制を整えることができます。

高機能なマニュアル作成エディタで、初心者でも操作は簡単です。ファイルの整理や閲覧状況などの管理もしやすくなります。社内マニュアルを一元化して整理したい場合や、業務の属人化を改善したい場合におすすめです。

NotePM(ノートピーエム)
機能 マニュアル作成/画像編集機能/検索機能/動画共有/変更履歴の自動記録/レポート機能/アクセス制限設定/マニュアル管理機能/コメント・リアクション機能/ファイル共有/外部ページ共有 など
料金 月額4,800円~21,000円(税込)
※利用人数によって変動
初期費用・サポート費用無料
無料トライアル 有(30日間)
公式サイト https://notepm.jp/

COCOMITE

COCOMITE

COCOMITE(ココミテ)は、伝えやすさとわかりやすさにこだわったオンラインマニュアル作成ツールです。マニュアルの電子化から一括管理まではもちろんのこと、更新のしやすさや共有の素早さが売り。

基本のレイアウトに従って入力するだけで、本格的で多様な形式のマニュアルを作成できます。動画や画像、PDF、Word、Excel、PowerPointなどさまざまな形式データに対応可能です。マニュアル業務の効率化や、資料の管理体制を整えたい場合におすすめ。サポート体制も整っているので、まずは導入して活用や運用の幅を広げていくことも可能です。

COCOMITE(ココミテ)
機能 マニュアル作成(文字装飾や箇条書き、目次自動生成など)/画像編集機能/変更履歴の記録/マニュアル管理機能/ユーザーアクセス管理/リンク共有機能/マニュアルのプリント/PDF化/ORコード生成/モバイルアプリ/コメント機能/ワークスペース管理 など
料金 月額22,000円~220,000円
年額220,000円~2,200,000円
初期登録費用65,000円
※その他オプションあり
無料トライアル 有(30日間)
公式サイト https://cocomite.konicaminolta.jp/

Teachme Biz

Teachme Biz

Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)は、マニュアルの作成から運用までを効率化できるマニュアル作成、共有ツールです。マニュアルのステップ化など機能の充実度はもちろんのこと、運用していく中での課題発見や改善のプロセスも効率化できます。アクセスログやマニュアルのタスク配信など、マニュアルが読まれているか、ナレッジが浸透しているかといった分析も強みです。

マニュアル作っても効果が感じられない、読まれているかわからないなどの不安を解消できます。マニュアル作成や人材教育シーンでのコスト削減に課題をもつ企業におすすめです。

Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)
機能 マニュアル作成/画像編集/動画編集/スナップショット機能/PC画面・動画キャプチャ/スライドショー/共同編集/PPT,Word,PDFインポート/PDFエクスポート/マニュアルの複製/リンク共有/クリップボード など
料金 月額50,000円~300,000円(税抜)
別途初期費用+有料プションあり
無料トライアル
公式サイト https://biz.teachme.jp/

Dojo

Dojo

Dojoは、マニュアル作成の他にもeラーニング教材や製品デモ動画など、さまざまな用途で活用されているマニュアル作成ツールです。Dojoの強みは、自動化システムにあります。PCの手順を自動的に記録する機能や、画面キャプチャー、音声ナレーションの自動化など、あらゆる作業の自動化が実現できます。

用途をマニュアルに限定せず、教材作成やカスタマーサポート教育など幅広いシーンで使いたい場合におすすめ。累計導入社数が2,600社を超え、日本マーケティングリサーチによるマニュアル作成ツールランキングにおいて、過去3部門で1位を獲得するなど実績や評価も高いです。

Dojo
機能 マニュアル作成/操作手順自動作成/キャプチャー取得/PowerPoint取り込み/動画マニュアル作成/紙マニュアル作成/自動音声合成/特殊キーボード・キーマッピング/マニュアルエディタ など
料金 要見積り
無料トライアル
公式サイト https://tepss.com/

Dropbox Paper

Dropbox Paper

Dropbox Paper(ドロップボックスペーパー)は、ファイル共有ツールのDropboxの中に含まれる機能です。マニュアル作成専用のツールではありませんが、資料ファイルの管理に特化しているため、必要な情報をわかりやすく便利な形で一括管理することができます。

社内Wikiやナレッジベースの作成に使われており、新入社員のオンボーディングから人事採用の業務効率化など汎用性が高いのも特徴です。また共同作業のしやすさやフィードバック機能などによって、チームによる作業をより柔軟でアクティブにできるのもポイント。より柔軟に、クリエイティブな使い方ができるツールを求めている場合におすすめです。

Dropbox Paper(ドロップボックス ペーパー)
機能 マニュアル作成(文字装飾/表やToDo、コメントの挿入/画像追加機能など)ワークスペース管理/多彩なファイル追加/タイムライン機能/マルチデバイス対応/リッチコンテンツの表示 など
料金 Dropboxユーザーの場合無料
※Dropboxプラン料金
月額1,200円~2,400円
無料トライアル DropboxBusinessにて無料トライアル有
公式サイト https://www.dropbox.com/ja/paper

Confluence

Confluence

Confluence(コンフルエンス)は、ドキュメントをページ単位で管理し、ワークスペース単位でまとめていく業務効率化ツールです。マニュアルのオンライン化やリモートでの社内共有として導入されています。

マニュアルの作成はWordに近い感覚で、シンプルで読みやすいドキュメントを作成できます。表組や文字装飾、絵文字の挿入などもでき、多彩な表現方法によるコンテンツ作成が可能。

もっとも大きな特徴は、最大10人までのユーザーであれば無料プランで利用できる点です。小規模のチームであれば無料で運用でき、トライアルプランとしても十分に活用できます。グレードアップしたプランでも比較的リーズナブルなので、導入や運用コストを押さえたい場合にもおすすめです。

Confluence(コンフルエンス)
機能 マニュアルページ作成(リアルタイム編集・コメント追加)/ワークスペース作成/テンプレート機能/ページツリー構造化/アプリ統合/JiraやTolleroとの連携/統合/通知機能/権限管理/マルチデバイス対応 など
料金 無料~月額12,500円
※エンタープライズ向けは要問合せ
公式サイト https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

flouu

flouu

flouu(フロー)は、散らばった情報をひとつにまとめて業務の生産性を向上できるサービスです。マニュアルなどの文書作成は、複数人での共同作業によって編集が可能。よく使用する文書はテンプレートとして保存でき、マニュアル作成の工数削減にもなります。

共同編集時に社員のコメントをチャット形式で見える化できるのもポイントです。社員の意見の反映漏れを防ぎ、より良いマニュアルや資料作りができるようになります。管理体制の不備や濡れ漏れの多さが課題になっている場合におすすめのツールです。

flouu(フロー)
機能 文書のリアルタイム編集/共同編集/チャット機能/文書のテンプレート登録/ファイル添付機能/バージョン管理機能/他サービスとの連携/文書管理・横断検索機能 など
料金 基本料金
1ユーザーあたり
月額550円(税込)
※ストレージ追加 100GBあたり月額2,750円(税込)
無料トライアル 有(14日間)
公式サイト https://flouu.work/

Axelute Document Assistant

Axelute Document Assistant

Axelute Document Assistant(アクセリュート ドキュメント アシスタント)は手順書の自動化に特化したマニュアル作成ツールです。普段の作業をいつも通りに行うだけで、その手順をスクリーンショットと共に出力することができます。作業の記録を正確に記録でき、作成者による品質のムラを解消します。

人事異動で急な引継ぎが必要になったとき、新人のために早急に教育資料が必要になった場合などにおすすめです

Axelute Document Assistant(アクセリュート ドキュメント アシスタント)
機能 マニュアル作成’(手順書の自動生成)
料金 要問合せ
無料トライアル なし
公式サイト https://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/aow/document-assistant/

Zendesk

Zendesk

Zendeskは、社内で必要な情報をまとめたFAQ構築機能が備わっています。アメリカ製のツールのため、海外やグローバル展開している企業の利用が多いです。

Zendeskはマニュアルの作成や管理専門のツールではなく、社内外の問合せ対応やWeb接客ツールとして提供されています。しかしブログのように資料やナレッジを投稿していけるので、閲覧や管理がしやすいマニュアルツールとしての転用が可能です。機能性が高く用途も幅広いため、マニュアルの作成や管理を通じて社内問合せを削減したい場合におすすめのツールです。

Zendesk(ゼンデスク)
機能 FAQ構築機能/コミュニティフォーラム作成(マニュアルとして活用可能)/分析・レポート生成/Webチャット・メール・電話などのカスタマー機能 など
価格 月額$49~$99
無料トライアル 有(14日間 ※スタートアップ企業は6ヶ月)
公式サイト https://www.zendesk.co.jp/

PMX

PMX

PMXは、製造業やソフトウエア開発業向けのマニュアル作成ツールです。国産のマニュアル作成ツールで「日本のユーザーによる日本のユーザーのためのマニュアル作成ツール」といわれています。AIによる自動翻訳で多言語に対応していますが、多言語に対応させる場合、ユーザーインターフェースが複雑化しやすくなるという問題があります。

しかしPMXはこの問題を解消し、マニュアル作成の機能を強化するとともに、より使いやすいユーザーインターフェースへのバージョンアップを実現しています。海外製品やデザイン性にこだわっているツールでは、英文メニューが試用されているなど、日本人にとって使いにくさを感じることもあります。シンプルで使いやすいインターフェースをお求めの場合におすすめです

PMX(ピーエムエックス)
機能 マニュアル作成代行/テンプレート機能/共同制作/多言語対応/電子マニュアル・PDFの同時出力/自動翻訳/AI校正(ゆらぎ検出)/CATとの連携/DX・動画対応 など
価格 要問合せ
無料トライアル なし
公式サイト https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/pmx/pmx/

WikiWorks

WikiWorks

WikiWorks(ウィキワークス)は、シンプル操作性と簡単さが特長のマニュアル作成ツールです。Wordに近いマニュアル作成画面なので、新しいWebツールの利用に不安のある初心者の方でも使いやすいでしょう。

ユーザーインターフェースにこだわりつつ、業務効率化につながるさまざまな機能を総合的に備えています。共同編集やコメント機能など、遠隔での作業をスムーズかつアクティブにすることが可能。リモートワークのコミュニケーション活性化にもおすすめです

WikiWorks(ウィキワークス)
機能 基本のマニュアル作成・編集(図の挿入/動画挿入/相互参照/字幕編集)/ビジュアルインデックス/Google翻訳/インラインコメント機能/ワークフロー設定・運用/マップ編集
料金 要問合せ
無料トライアル PoC(実証テスト運用)後の運用開始も可能
公式サイト https://wikiworks.kodnet.co.jp/

KnowledgeSh@re

KnowledgeSh@re

KnowledgeSh@re(ナレッジシェア)は、簡単操作でマニュアルの作成ができ、浸透や定着、ナレッジの成長までを見据えたマニュアル作成・共有プラットフォームです。

Microsoft Wordのデータを取り込むことができるので、既存のマニュアルを無駄にすることなくアップデートできます。また、マニュアルの作成や管理を効率的にするだけでなく、社員への浸透や定着までを行うことができ、社内ブランディングの一環としても活用可能。マニュアルのアップデートによって人材や業務を成長させたい企業におすすめです。

KnowledgeSh@re(ナレッジシェア)
機能 マニュアル作成/Wordデータ取り込み/動画埋め込み/マニュアル全文検索/マルチデバイス対応/対話機能/コメント機能/アクセスログ取得 など
価格 初期費用110,000円(税込)~
月額110,000円(税込)~
無料トライアル
公式サイト https://www.knowledgewing.com/kcc/share/

wikipy

wikipy

wikipy(ウィキピー)は、リーズナブルな価格でマニュアルやFAQサイトを作成できるツールです。簡単でシンプルな操作方法でありながら、画像や動画の挿入もでき、スマートフォンでの操作にも対応しています。

記事ごとに、公開や非公開の設定ができるため、ナレッジを蓄積する社内wikiとして活用するのもいいですね。多くの機能を必要とせず、できるだけ簡単でスピーディーにマニュアルを作成することを優先したい場合におすすめ

wikipy(ウィキピー)
機能 印刷対応/ファイルの一元管理/お気に入り登録/インポート・エクスポート/コメント機能/SNSシェア など
価格 初期費用3,300円(税込)
月額3,300円(税込)~5,500円(税込)
※ユーザー数10人追加ごとに課金
無料トライアル
公式サイト https://wikipy.jp/

i-Share®DX

i-Share®DX

i-Share®DX(アイシェアディーエックス)は、社内文書や業務フローの改善を行う社内文書プラットフォームです。社内のマニュアルを資産化するという考え方を元に、継続的な運用に必要なデジタルトランスフォーメーションを実現します。

マニュアルなどの文書を作成した人の意図や意志が明確に伝わるシステムになっているのが特長です。文書ごとに、作成者・承認者・レビュー者など立場ごとに最適化されているため、担当者の意思疎通が図りやすく、レビュー者の意見の反映も簡単。マニュアルや規約など、各種文書のデジタル化を促進させたい企業におすすめです。

i-Share®DX(アイシェアディーエックス)
機能 公開設定機能(文書公開・既存文書公開・添付文書登録・公開期限・プッシュコンテンツ)
閲覧機能(絞り込み検索・全文検索・新着更新情報・コメント機能)
文書編集機能(文書作成・編集ログ保管・改定履歴・出力・翻訳)
レビュー機能/承認機能/文書管理/運用管理
価格 初期費用550,000円(税込)
月額165,000円(税込)~220,000円(税込)
※ライセンスの追加ごとに課金
無料トライアル 有(30日間)
公式サイト https://www.kwix.co.jp/ishare/

アニー

アニー

アニーは、マニュアル作成とチェックリスト機能を兼ね備えた業務効率化ツールです。チェックリストを使用することにより、業務のミス削減や教育時間の短縮、新人の早期自立などさまざまな効果が期待できます。

マニュアル作成の工数削減やデジタル化と同時に、ミスやトラブル、事故などを減らして正確で安全な業務体制を整えたい場合におすすめです。導入事例では、物流企業が過去半年間で事故ゼロを実現。月10件ほどあったミスがなくなるなど、確かな成果を出しています。

アニー
機能 マニュアル作成/チェックリスト作成/CSVデータ取込み/画像・LINK機能/検索機能(作成者・状況)/作業履歴スタンプ/アプリ利用/メモ機能/完了メール送信機能/Wチェック・トリプルチェック機能/自動生成・プロジェクト管理/識別番号付与・検索/個別使用枚数集計機能 など
価格 初期費用無料
基本料月額25,000円(税抜)~
無料トライアル 有(30日間)
公式サイト https://www.xn--hckq4a3al6a1t.jp/

Googleのツール(ドキュメント・スプレッドシート・スライド)

Googleのツール(ドキュメント・スプレッドシート・スライド)

Googleの各種ツールも、マニュアル作成に活用できます。各ツールともに、社内用テンプレートを作成して保存できるので、一度作成しておけば同じフォーマットで統一感のあるマニュアルが作成できます。

Googleの各種ツールの利点は、Googleツール同士の連携がとれるコラボレーション機能にあります。GoogleWorkSpaceを活用していれば、スライドで作成したマニュアルを共同編集したり、提案やコメントのやりとりがよりスピーディーに。またファイル管理はGoogleもGoogleドライブのファイル共有が使え、作成だけでなく管理や整理もできます。

ブラウザ上で使用するためアプリのインストールも要らず、Googleアカウントさえあれば無料で利用できるのも大きな魅力です。

Googleツール
機能 Googleドキュメント(文書作成/リアルタイム共同編集/コメント/提案/アクションアイテム/インテリジェンス機能/PDF読み込み/コラボレーション機能/アシスト機能)
Googleスプレットシート(共同編集/コメント/アクション機能/インテリジェンス機能/コラボレーション機能/アシスト機能)
Googleスライド(共同編集/コメント/アクション機能/プレゼンタービュー/スピーカーノート/自動文字起こし/ビデオ通話共有/コラボレーション機能/インテリジェンス機能)
価格 無料
公式サイト Googleドキュメント
Googleスプレットシート
Googleスライド

おすすめ動画マニュアル作成ツール8選

おすすめ動画マニュアル作成ツール8選

続いては動画マニュアルの作成に特化したツールを8つ紹介します。マニュアルとしての完成度にこだわったものや、スマホでの作業に強いもの、社員教育の効率化に適したものなどそれぞれに特徴がありますので、それぞれの詳細情報をチェックしていきましょう。

toaster team

toaster team

toaster team(トースターチーム)は、動画マニュアルの作成が簡単にできるマニュアル作成・共有ツールです。スマホの専用アプリを利用し、短尺の縦型動画マニュアルを作ることができます

動画マニュアルは、文書マニュアルのように目次設定ができないため、見たい箇所だけを選べないという課題がありました。短尺で構成した動画を作成できることで、実際にマニュアルを使う現場社員が、効率よく情報を取得できます。

マニュアル閲覧時の使いやすさにこだわりたい場合におすすめです。また、動画だけでなく文書マニュアルやナレッジの公開も可能。社内だけでなく、社外にも公開できるため情報の活躍の場が広がります。

toaster team(トースターチーム)
機能 【ライトプラン】
文書マニュアル/動画マニュアル(専用アプリ)/ノート/ニュース/マニュアル・ノートの外部公開/用語集/画像編集/コメント/タスク/ユーザープロフィール
【スタンダードプラン】
+自動翻訳(最大3言語)/外部公開記事詳細設定/QRコード表示・読み取り/サインイン監督ログ
【ビジネスプラン】
+自動翻訳(最大5言語)/グローバルIPアドレス制限/ドキュメント一覧表の出力
価格 初期費用100,000円(税別)
月額料金35,000円~120,000円(税別)
無料トライアル 有(14日間)
公式サイト https://toaster.how/

iTutor

iTutor

iTutor(アイチューター)は、動画コンテンツ制作に強いマニュアル自動作成ツールです。作業手順マニュアルも自動で作成可能。動画編集もiTutorひとつで完結します。専用ソフトや技術なども不要です。

動画マニュアル作成は、簡単で直感的ですが、機能の種類は充実しています。動画に特化しているため、eラーニングなどの教材も外注なしで作成可能です。穴埋め問題や〇✕問題などを自由に作成できるため、研修や教育コンテンツを作ることができます。マニュアル作成の自動化から業務効率化まで、業務フローを一新したい場合におすすめです。

iTutor(アイチューター)
機能 操作マニュアル作成/動画マニュアル作成(Webカメラレコーディング・グリーンバック機能・テーマ&テンプレート追加機能・質問回答シャッフル機能・HTML5プレビュー機能)/テスト機能/おすすめ機能紹介/その他機能
価格 165,000円(税込)~
無料トライアル なし
公式サイト https://itutor.jp/

tebiki

tebiki

tebiki(テビキ)は、動画マニュアル作成ツールの決定版ともいわれ、非常に人気の高いサービスです。普段のOJTの様子を動画で撮影し、取り込むだけで字幕や翻訳が自動生成されます。テキストだけでなく、間違い・正しい・強調などの図形挿入も可能。動画コンテンツの作成に手間や時間がかかって効率化を妨げてしまうなど、内製化に課題を感じている場合におすすめです。

「動画マニュアルを誰が見たか」「誰ができるようになったか」など閲覧状況をもとにした解析ができるので、継続的な運用と改善へもとにしたPDCAを回しやすいのも特長です。

tebiki(テビキ)
機能 自動字幕/画面録画/映像編集/図形挿入/レポート/自動翻訳 など
料金 要問合せ
無料トライアル
公式サイト https://tebiki.jp/

ClipLine

ClipLine

ClipLine(クリップライン)は、多店舗ビジネスでサービス業を営む企業向けに開発された、動画型マネジメントシステムです。マニュアル作成に留まらず、動画を用いてさまざまな業務上の壁を解消できます。

口頭での指示や報告書でのやり取りに比べ、動画クリップを使った社内コミュニケーションは迅速かつ効率的です。社内の情報共有を活性化することで、売上向上や顧客満足度の上昇、離職率低下や採用コストの削減など、さまざまな効果が期待できます。中規模以上の店舗型ビジネス、サービス業に適したツールです。

ClipLine(クリップライン)
機能 短尺動画作成/ToDo管理機能/レポート・ビュー/組織管理・学習進捗管理/テスト・アンケート機能/マルチデバイス活用/セキュリティ設定/ClipLineサーベイ など
料金 要問合せ
無料トライアル 要問合せ
公式サイト https://clipline.com/service/

EZLecture

EZLecture

EZLecture(イージーレクチャー)は、低価格・高品質・多機能の3つを実現したマニュアル作成ツールです。マニュアル作成ツールとしては希少な買い切り型の料金プランが特徴。月額料金や保守、サポート料などのランニングコストが不要です

動画コンテンツ用に搭載されている機能は、初歩的なものから本格的なものまで用意されています。オフィスツールをある程度利用できる方であれば、簡単にマニュアルの作成や動画編集が可能。大量のマニュアル作成をするときや、トレーニング用教材の作成などにおすすめです。

EZLecture(イージーレクチャー)
機能 画像取り込み(キャプチャー・説明文自動生成・イメージファイル・PowerPointイラスト)/ペイントツール/アノテーション(図形挿入や音声、映像効果)/多言語対応 など
料金 350,000円(税抜)~1,250,000円(税抜)
※オプションあり
無料トライアル 有(30日間)
公式サイト https://www.ezlecture.com/

TANREN

TANREN

TANREN(タンレン)は、営業職や接客業を対象にしたマニュアル作成、教育システムです。営業や接客など対面コミュニケーションが重要視される職種の「練習動画マニュアル」を作成できます。

営業や接客では、動的学習の効果とその定着度が非常に高くなる傾向にあります。動画学習を取り入れた研修で、営業力の向上や売上アップなど、成果に直結するマニュアルを作れるようになります。紙資料で伝えられないノウハウやナレッジが多い、研修コースが膨大、新人研修コストがかかりすぎるなどの課題を抱えている場合におすすめです。

TANREN(タンレン)
機能 課題作成機能/動画投稿機能/動画評価機能/動画のDL/限定公開/マイページ/見本の共有機能/動画共有サービスの埋め込み/動画カテゴリ機能/タイムスタンプ機能/評価メモ機能 など
料金 月額55,000円(税込)~
無料トライアル なし
公式サイト https://tanren.jp/

soeasy buddy

soeasy buddy

soeasy buddy(ソーイージーバディ)は、スマホを使った動画マニュアルの作成に特化したツールです。時短や効率化を重視しており、新人研修の時間短縮や打合せ時間の削減、売上アップなど多くの成果が報告がされています。お客様からの声や、現場での会話をすぐにマニュアルに反映できるため、会社のデータベースを育てていくことも可能です。

動画マニュアルの作成スピードを重視したい場合や、手軽さをメインで選びたい場合におすすめ。ベンチャーから大企業までのさまざまな規模と業種で導入されており、信頼性も十分です。

soeasy buddy(ソーイージーバディ)
機能 動画マニュアル作成/スマホ対応/自動字幕生成 など
料金 月額35,000円~
無料トライアル 要問合せ
公式サイト https://pr.soeasybuddy.com/

VideoStep

VideoStep

VideoStep(ビデオステップ)は、操作手順動画や現場マニュアル、研修教材などさまざまな用途の動画を作成し、蓄積管理できるツールです。

翻訳や多言語音声吹込み、AI文字起こしなどの機能を搭載し、驚くほど簡単に動画コンテンツを作成できるのが強みとなっています。作成工程だけでなく、再生時間からの効果分析や閲覧履歴の取得も可能。導入初期の3ヶ月間は最大3回の研修が受けられ、定期的な使い方サポートもあります。操作のわかりやすさと簡単さ、サポートの充実度を重視したい場合におすすめです

VideoStep(ビデオステップ)
機能 スクリーン録画/スマホアプリ撮影/図形挿入/文字挿入/AI音声自動読み上げ/機械翻訳/AI文字起こし/字幕編集/再生時間分析/閲覧履歴/QRコード発行/スマホ対応 など
料金 要問合せ
無料トライアル 有(サンプル動画作成)
公式サイト https://videostep.io/

マニュアル作成ツールのまとめ

マニュアル作成ツールのまとめ

文書整理や自動化、動画マニュアルなど、さまざまな種類のマニュアル作成ツールを紹介しました。マニュアル作成の効率化や簡便化を重視するものから、業務フロー全体を改善するものまで実に多様です。まずは自社がマニュアル作成ツールを導入する目的や、目下の課題、ツールに求めるポイントなどを整理してから決定してみてください

多くのマニュアル作成ツールや業務効率化ツールは、無料トライアル期間を設けていますので、気になるツールに出会えた場合は問合せてみましょう。また、サービスによってはヒアリングからの課題抽出やプラン提案などから個別対応してくれるケースもあります。 サポート体制やサービスの形態についても、予算や希望に合わせて検討してみてください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格