<無料>資料ダウンロード
【失敗しない】Webサイト制作ガイド(事例付)
年間数百サイトを手掛けるWebディレクターが徹底解説!
フリーのWEBデザイナーの皆さんは、業界で激しい競争が繰り広げられていることをご存知でしょう。たくさんのプロが同じような(質は必ずしも同じではありませんが)サービスを提供し、時には法外に安い価格で提供することもあります。その他大勢の中から卓越した存在になるために、ご自身のブランド性を確立し、育てる必要性を感じているかもしれません。
潜在顧客にとって特別な存在になれれば、あなたを選ぶことが最良の選択肢で、あなたの手がけた仕事は安くなく、デリバリーのファーストフードのようなものでもないと理解してくれるでしょう。彼らの期待に応えるには時間と専門知識、そして技術力も必要となります。
しかし、少ない費用と時間で以上のことをこなすにはどうすれば良いのでしょうか。そこで、ほとんど無料でWEBデザイナーが自身のブランド性を確立するための方法を、段階を踏んでご説明します。
フリーランスWEBデザイナーを目指す方はこちらも参考にしてみてください。
【実際どうなの?】フリーランスwebデザイナー1年生のリアル|仕事内容・働き方・収入
目次
ステップ1-自身の立ち位置を定義する
自身のブランド性を確立し始める時にまず、自分の立ち位置を決めましょう。つまりクライアントからどんな存在として認められ、売り込みたいかを決めます。
初心者なら強みや経験に集中しましょう。なぜ、あなたを採用するのがベストなのか?別のデザイナーでなくあなたと契約する理由は?クライアントにあなたが提供できる付加価値は?
特定の技術・ソフトウェア・クライアントからのたくさんのレビュー・ファーストクラスのポートフォリオ・5つ星の保証書が最適な価格設定と素早いデリバリーをもたらします。WEBデザイナーとして何が卓越しているかを書き出し、自身のブランディングメッセージに活用しましょう。
企業でさえリーダー個人のブランディングを行うのですから、フリーランスならなおのこと無視してはいけません。ただ、自分自身を売り込んでいることを忘れないでください。
技術や経歴を偽ったり強調しすぎたりすると最初のうちはお客が来るかもしれませんが、嘘がばれた瞬間に立ち去ってしまいます。そして悪い評価を付けて、長期的にはマイナスになるでしょう。偽らずに自身のスタイルを見つけてください。
Webデザイナーや開発者が押さえておきたいChrome拡張サービス
ステップ2-ターゲットを分析する
どのようなサービスを売るのかを決めたら、誰が契約を結んでくれるかを想定します。そして潜在顧客とその特徴、彼らがWEBデザイナーに何を求めるかを考えましょう。
業界を絞った場合は、潜在顧客がその業界にいるか?彼らはフリーのデザイナーと仕事し慣れているか、そうでない場合はフリーランスと契約するメリットを説明できるか?彼らをどうやって見つけるか?彼らとコミュニケーションを取る最適のチャネルや方法は何か?などを考えます。
一方で、どうやってクライアントとコミュニケーションを取るかを学ぶのも有効です。そうすればコンタクトを取る時に誤解が生じることはありません。
ステップ3-時間を計る
あなたのブランド性を高めたい場合はそのために時間を割かなければなりません。しかし現実的に考えて、今抱えている仕事をこなさなければならないしプライベートにも時間を割く必要があります。
そこで、WEBデザイナーとしてのブランド性を高めるために1日あるいは1週間にどれだけの時間が割けるかを考えてみましょう。例えば、インターネットに投稿することだけではなく、コメントやメールになるべく早く返答することも考慮しなければなりません。さらに、かかった時間を計測して分析もしなければなりません。
時間を節約すればするほど、より良い結果が早く出ます。1日30分でいかに多くのことが出来るかに驚かされるでしょう。
ステップ4-インターネットでの存在感を構築する
自身のブランド性を構築する最も安くて簡単な方法は、インターネットでの存在感を出すことです。特にあなたはWEBデザイナーなので、主なソーシャルメディアやインターネットの選び抜かれたポートフォリオにプロフィールを載せないのは自殺行為に近いといえます。
まず、以下の6点を確認しましょう。
- LinkedInのプロフィールが更新されていて、潜在顧客があなたの履歴書を見られるようにしましょう。
- あなたのTwitterがWEBデザインの記事やヒントをフォローしているようにしましょう。
- ポートフォリオを見せるためにPinterestを使えるか確認しましょう。
- あなたのバイオグラフィーとポートフォリオの載った最低限のサイトがあるか確認しましょう。
- 仕事で使わない場合はFacebookが非公開になっているか確認しましょう。
- Hootsuiteのようなアプリで週ごとの投稿をスケジューリングして、日ごとに投稿して時間を浪費していないか確認しましょう。
ステップ5-WEBデザインについて執筆する(そしてそれを公開する)
その分野での権威であると見せたい場合は、人々に知らせる必要があります。つまり、自身のスキルを見せ、WEBデザインについての記事や投稿を書くということです。
あなたのWEBサイトに自身のブログをリンクしたり、ゲストとして他の人のブログに投稿したりしても良いでしょう。こうすれば、既に高い評価を得て大勢が見ているブログを活用することができます。両方を試してみて損はありません。LinkedInや他のソーシャルメディアに直接投稿しても良いでしょう。
上記を試すにあたって、文章を読んでもらえるよう、デジタルマーケティングの最新のトレンドを知っているか確認しましょう。また、ソーシャルメディアで記事をシェアして関連するサイトやブログやフォーラムにコメントするのも忘れないでください。
その分野の初心者でも恐れず、意見を述べていきましょう。現在習っている新しいスキル(これがあなたの最優先事項なはずです)を共有すれば、人々は付いていきます。
オウンドメディアのデザイン事例19選!デザインのコツも解説
ステップ6-インターネット以外のチャネルも試してみる
ネット上で働いているからといって、自身のブランド性を高めるためにネット以外の可能性を利用していけないということはありません。集会やワークショップやマスメディア広告や会議のいずれもクライアントをもたらし、即座にその道の権威とさせてくれます。
地元の新聞紙で記事が紹介されたり、ラジオ番組でインタビューを受けたり、集会でプレゼンを頼まれたりしたら承諾しましょう。名刺を持ってできるだけ多くの人々にリーチしましょう。
小さいイベントも逃さないようにしましょう。少人数のクラスでWEBデザイナーについて語るように頼まれたら笑顔で承諾しましょう。生徒たちの親がクライアントになるかもしれません。
フリーランスを目指されている方はこちらの記事も参考にしてみてください。
女性フリーランスが在宅で働ける仕事15選と未経験からの始め方
またWEBデザイナーを経て、キャリアアップもしくはキャリアチェンジをしたい場合のキャリアパスについてはこちらも参考にしてみてください。
参考:Webデザイナーの平均年収は?収入アップを叶える方法も紹介|レバレジーズ株式会社
結論
WEBデザイナーとしてのブランド性を構築して育てるのは難しそうに見えて簡単です。自身の強みを知って、人々に知らせるだけでいいのです。一貫性を持って、自身のスキルを恥ずかしがらずに見せましょう。
ほんの少しの時間とお金で、最高のクライアントを見つけられます。皆さまの参考になれば幸いです!