ChromeのDev Toolsでもデザインや開発をするうえで必要な機能は十分揃いますが、無料の拡張サービスを使えば、ブラウザの機能をさらに拡張できます。必要に応じて最適な拡張サービスを使うことで、仕事の生産性が大きく伸びるでしょう。
これから紹介するChrome拡張サービスは以下のように分類されます。
フロントエンド拡張サービス、ライブエディター拡張サービス、確認とパフォーマンスの拡張サービス、測定拡張サービス、カラーツール、タイププレーグラウンドやフォントテスター、便利な拡張サービスです。
<無料>資料ダウンロード
【失敗しない】Webサイト制作ガイド(事例付)
年間数百サイトを手掛けるWebディレクターが徹底解説!
フロントエンド拡張サービス
SnappySnippet
SnappySnippetはDev Toolsの拡張サービスで、CSSやHTMLを選択したDOMのサブツリーから抽出し、コードをCodePenやjsFiddleやJS Binに送ります。
MagiCSS
MagiCSSはライブのCSSエディターの拡張サービスで、エディターが組み込まれており、CSSを美しくシンプルにしてくれます。GitHub Gistも作成できます。
CSS Dig
CSS Digはほとんどのサイトでスタイルシートやスタイルブロックを見つけてグループ化し、コード分析やリファクターを計画する簡単な方法を提案します。
CSSViewer
CSSViewerのようなシンプルなタスクを行うツールや拡張サービスは他にもたくさんあります。CSSViewerより上手く行える場合もありますが、他のどのChrome拡張サービスも、サービスの全てが揃っているわけではありません。CSSViewerなら使い方は簡単で、ツールバーのアイコンをクリックして、使いたいエレメントを探すだけです。
CSS-Shack
CSS-Shackは、(画像編集アプリで行うのと同じように)レイヤーのスタイルを作成するための拡張サービスで、シングルのCSSファイルにエキスポートしてくれます。
CSS3 Generator
CSS33 Generatorは名前の通り、CSSに必要なコードを作成します。
CSS Shapes Editor
CSS Shapes EditorはChromeのDev Toolsの拡張サービスで、CSS Shapesの資産価値をライブで編集するために使います。
フリーランスのWEBデザイナーとしてのブランド性を構築する「6つ」のステップ
ライブエディター拡張サービス
WordPress Style Editor
WordPress Style EditorではWordPressのスタイルシートを精査し、テーマに沿ってCSSに直接編集を行うことができます。
PageEdit
PageEditを使うと、ChromeをWYSIWYG HTMLに変換してどのようなWEBページも編集できるようになります。
確認とパフォーマンスの拡張サービス
Perfmap
Perfmapは、Resource Timing APIを使ってブラウザにロードされたリソースのタイミングを計ることで、サイトのフロントエンドのヒートマップを作成します。
Validity
ValidityはどのようなWEBページでも確認できる拡張サービスです。これを使えば、ツールチップにエラーの数が表示され、コンソールタブで詳細が見られます。
WEB Developer Checklist
WEB Developer Checklistは、どんなWEBページでも一般的な使用で生じるエラーやバグをチェックできます。
Bootlint This Page
Bootlint This Pageを使うとChromeにBootlint This Pageボタンが表示され、一般的なエラーのページやサイトのBootstrapを確認できます。エラーはJavaScript Consoleウィンドウに表示されます。
Check My Links
Check My Linksを使うと、WEBページ上の有効なページを緑で、無効なリンクを赤で表示してくれるので、無効なリンクに簡単にさよならできます。
【Webサイトの種類8選】これから始める方へ目的とポイントを解説測定拡張サービス
Page Ruler
Page Rulerを使うと、どんなWEBページでもルーラーが表示され、幅と高さと位置を確認できます。
Dimensions
Dimensionsはシンプルですが便利なツールです。画面の幅と高さを測定してくれます。
カラーツール
ColorZilla
ColorzillaはもともとFirefoxのために開発されましたが、Chromeでもアイドロッパーやカラーピッカー、パレットビューア,グラディエントジェネレータ等のカラーツールを追加できます。
Color Tab
Color TabはColor Huntによって作成され、新しいタブを開く度に美しく新しいカラースキームを提供してインスパイアさせてくれます。
タイププレーグラウンドやフォントテスター
Fontface Ninja
Fontface NinjaはどのWEBサイトのどのフォントも特定でき、サイズや行間も教えてくれます。フォントを試すこともできます。
Font Playground
Font Playgroundでは、数千種類のGoogle FontをどのWEBページ上でもプレビューできます。
便利な拡張サービス
レスポンシブテスター
レスポンシブテスターを使うと、作成したレスポンシブなWebサイトが一般的なモバイルデバイスから見られるか、素早く簡単に確認できます。
45to75
45to75を使えば、どのようなデバイスのサイズでも、文章が読みやすい45~75文字の間におさまっているか確認し、行の長さを最適化できます。
PerfectPixel
PerfectPixelは、半透明の画像を開発したHTMLの上に重ね、ピクセルごとの比較ができる拡張サービスです。
ZenHub
ZenHubはGitHubのためのプロジェクトマネジメント拡張サービスです。ドラッグ&ドロップのタスクボードやTodoリストのような時間を節約する機能があり、GitHubの生産性を高めます。
Minimalist Markdown Editor
Minimalist Markdown EditorはChromeの拡張サービスで、タイプしたMarkdownのシンタックスをプレビューできます。また、MarkdownをHTMLに簡単に変換できます。
fb-flo
Fb-floはFacebookによって開発されたChromeの拡張サービスで、起動中のアプリをリロードせずに編集できます。JSやCSSや画像などの静的なリソースをライブで編集できます。
Web Developer
今、Web Developerを使っていない人は、ぜひ使用することをお勧めします! 現在ChromeとFirefoxの両方で最もポピュラーな開発拡張サービスです。どのWEBデザイナーやWEB開発者にも必要な便利なツールのアレイをブラウザに追加し、その中には使ってみて初めて必要だと知るようなツールもあるでしょう。
MySQL Admin
MySQL Adminは強力なChromeの拡張サービスで、MySQLのデータベースをマネジメントするのを簡略化します。
以上!
Chromeをもっと活用したい場合は、Dev Tools Tipsを見ることをおすすめします。Dev Tools Tipsには主なChrome Developer Toolsのヒントやコツがまとめてあります。最新のデザインやdevニュースに追いつきたいデザイナーや開発者は、MuzliやPandaなどのChrome拡張サービスを試してみましょう!皆さまの参考になれば幸いです。