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最終更新日: 2022.07.19

検索クエリとは?キーワードとの違いや調べ方、活用法を解説

検索クエリとは?キーワードとの違いや調べ方、活用法を解説
  • 検索クエリを正しく使いたい
  • そもそも検索クエリとは何か知りたい
  • キーワードとの違いが分からない

広告やWebサイトに携わっていると、このような悩みがあるのではないでしょうか。検索クエリは実際にユーザーが検索に使用したキーワードのことで、検索クエリをうまく活用できればユーザーの検索意図を詳しく知ることができます。

そこでこの記事では、検索クエリの概要やキーワードとの違いについて詳しく解説します。この記事を読めば、検索クエリの活用法について分かるので、広告やWebサイトのUI/UX改善ができるようになります。広告運用やサイト運用に携わっている担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。

検索クエリとはユーザーが検索窓に打つキーワードのこと

検索クエリとはユーザーが検索窓に打つキーワードのこと

検索クエリとは、Google検索などの検索エンジンを使用する際に、実際にユーザーが検索窓に直接打ち込んだキーワードのことです。すなわち、検索結果に表示されたキーワードのことを意味しています。検索クエリを把握することで、ターゲットがどんなキーワードを使い、どんな目的で行動しているのかを知ることができます。

では検索クエリは「検索キーワード」や「検索広告の検索語句」とどのように違うのでしょうか。ここからは実際の具体例をいくつか挙げて説明していきます。

検索キーワードとの違い

Google広告を利用していると、「検索キーワード」という項目を目にすることがあるでしょう。検索クエリと混同されがちな検索キーワードとの違いは、誰が使用しているのかという点にあります。先述したように、検索クエリは実際にユーザーが検索窓に直接打ち込んだキーワードを指しています。そのため、誤字脱字や表記ゆれも含んでいます。

一方検索キーワードとは、マーケティング担当者や広告の運用者が使用しているキーワードのことです。検索キーワードは検索クエリから選出され、広告掲載などで用いるために使用されます。

検索広告の検索語句との違い

また、検索クエリと検索広告の検索語句も意味が違うので注意が必要です。検索クエリと検索広告の検索語句との違いは、広告との関係の有無にあります。検索語句とは、検索クエリのうち、ユーザーが広告をクリックしたキーワードのことを意味しています。つまり、検索広告の検索語句は検索クエリではあるものの、検索クエリよりも狭義的に用いられる言葉なのです。

SEOにおける検索クエリの重要性

SEOにおける検索クエリの重要性

検索クエリはSEOにおいて非常に重要な概念となります。その理由は、ユーザーが検索をする意図、そこに潜むニーズを読み解くことができるからです。検索クエリを正しく理解すると、ユーザーがどんな目的でキーワードを入力しているかなど、検索意図を把握することが可能です。

SEOで高く評価されるサイトは、ユーザーのニーズを満たしていることです。ただしキーワードだけではなかなかユーザーの検索意図を掴むことは難しいです。
そこで検索クエリを活用することで、ユーザーが満足するコンテンツを制作できるのです。また、訪問する検索ユーザーの検索クエリの変化を見ることで、市場の流れも分かります。

検索クエリの3つの種類

検索クエリの3つの種類

検索クエリには、以下のように大きく分けて3つの種類があります。

意味 検索例
ナビゲーショナルクエリ ページやサイトへ行くためのクエリ ・楽天市場
・YouTube
インフォメーショナルクエリ 情報収集のためのクエリ ・唐揚げ 作り方
・ロングヘア アレンジ
トランザクショナルクエリ 具体的な行動を目的としたクエリ ・資料 ダウンロード
・はちみつ 購入

それぞれの種類について理解することで、ユーザーの検索意図に合わせて利用することが可能です。ここからはそれぞれ特徴について解説していきましょう。

1.ナビゲーショナルクエリ

ナビゲーションクエリとは、特定のサイトやページ、または実際の場所へ行くことです。そこでナビゲーションクエリは別名「Goクエリ」「案内型クエリ」とも呼ばれています。ナビゲーションクエリが使われる場合、ユーザーは「あのページへアクセスしたい」といった明確な意図があると考えられます。

そのため、認知度の高い企業や商品を検索する際に使われることが多いです。例としては「Google」「楽天市場」「YouTube」などといったサイトへのアクセスや、「新宿 おしゃれカフェ」のような実在するお店へ行くための検索があげられます。

2.インフォメーショナルクエリ

インフォメーショナルクエリとは、情報収集を目的として検索する際に使われるクエリのことです。そこでインフォメーショナルクエリは別名「Knowクエリ」や「情報収集型クエリ」とも呼ばれ、最もユーザー使用頻度が高い種類とされています。

また、インフォメーショナルクエリは使用目的が広く、例としては、「沖縄 おすすめスポット」のように観光に関する情報を収集する目的があげられます。他にも「SEOとは」のように語句に関する検索もインフォメーショナルクエリに含まれています。

3.トランザクショナルクエリ

トランザクショナルクエリとは、商品の購入やサービスの契約など具体的なWeb上での行動を目的として検索する際に使われるクエリのことです。トランザクショナルクエリは別名「Doクエリ」「取引型クエリ」とも呼ばれ、購入や申し込みに使用されることが多いです。

例えば、飛行機を予約したいユーザーは「飛行機 予約」、Amazonを利用したいユーザーは「Amazon 会員登録」といったキーワードで検索するでしょう。トランザクショナルクエリはこうした明確な目的を持って検索をかける場面で用いられることが多いです。

検索クエリの3つの分析方法

検索クエリの3つの分析方法

SEO対策をするには、検索意図を把握する必要があります。そこで検索クエリの数値を確認して分析することで、ユーザーの目的を理解することが可能です。検索クエリには、以下のように3つの分析方法があります。

  • 検索画面のサジェストから検索クエリを分析する
  • 検索画面の「他のキーワード」から検索クエリを分析する
  • バーティカル検索も確認する

ここからは、検索画面の機能を利用した3つの方法を紹介していきます。

1.検索画面のサジェストから検索クエリを分析する

1つ目は、検索画面のサジェストから検索クエリを分析する方法です。サジェストとは、GoogleやYahoo!などといった検索エンジンで文字を入力したときに、キーワードを予測して表示される機能のことです。

例えば検索窓に「ゲーム」と入力すると、「ゲーム 無料」「ゲーム センター」「ゲーム おすすめ」などといったキーワードが表示されます。これらのキーワードがサジェストです。

サジェストを分析すると、メインキーワードに対してユーザーがどんな目的で検索しているのかが見えてきます。例えば先ほどあげたような「ゲーム」というメインキーワード一つとっても、「ゲーム 無料」「ゲーム センター」「ゲーム おすすめ」のように、いくつかのサジェストが存在しています。

それぞれ「無料でゲームをプレイしたい」「近くのゲームセンターを見つけたい」「おすすめのゲームを知りたい」などのように、目的が異なっていることが理解できるでしょう。このように、サジェストを分析することで、よりユーザーの検索意図を把握することができるのです。

なおサジェストを確認する際は、以下のようなツールを使用するのがおすすめです。

上記は全て無料ツールであるため、誰でも気軽に利用できます。

2.検索画面の「他のキーワード」から検索クエリを分析する

2つ目は、検索画面の「他のキーワード」から検索クエリを分析する方法です。他のキーワードとは、Google検索結果の1ページ目の下部に表示されているキーワードのことです。

検索画面の「他のキーワード」から検索クエリを分析する

出典:Google

上記のように検索窓に「ゲーム」と入力すると、「ゲーム 無料pc」「ゲーム 人気」「ゲームサイト」などのように、ゲームに関連したキーワードが表示されます。

これらは一度「ゲーム」と検索したユーザーがこのキーワードでは自分の知りたいことが把握できず満足できなかったため、上記のように表示されたキーワードから再検索したことがあるキーワードでもあります。

そこで他のキーワードについては、ある検索意図を持ったユーザーが他のキーワードでも検索していることを考える必要があります。そこで他のキーワードで表示されたキーワードを盛り込むことで、より多くのユーザーをページに誘導することが可能です。

3.バーティカル検索も確認する

3つ目は、バーティカル検索を確認する方法です。バーティカル検索とは、Web検索エンジンの検索機能において、分野やコンテンツを限定して参照できる機能のことです。

バーティカル検索も確認する

出典:Google

上記のように検索結果には、いくつかのタブが設定されています。タブの種類は以下のように多岐にわたっています。

  • 画像
  • 動画
  • ショッピング
  • 地図
  • 書籍
  • フライト
  • ファイナンス
  • ニュース

例えば「おすすめ 映画」というキーワードで検索し、「動画」というタブを選択すると、以下のような画面になります。

バーティカル検索も確認する

出典:Google

これらはおすすめの映画を紹介している動画が並んでいます。動画でおすすめの映画に関する情報を知りたいユーザーは、動画タブから検索すると考えられます。

バーティカル検索も確認する

出典:Google

一方「ショッピング」というタブを選択すると、上記のように映画を購入できる画面に切り替わります。おすすめの映画をDVDで購入したいユーザーは、この画面に遷移することが考えられるでしょう。

このように、バーティカル検索ではキーワードにマッチした方法でコンテンツを表示します。ちなみに、キーワードによってバーティカル検索のカテゴリは変動します。例えば「映画 最新」で検索すると、「おすすめ 映画」では表示されなかった「ニュース」というカテゴリが以下のように表示されています。

映画 最新で検索 「ニュース」というカテゴリ表示

出典:Google

そのため、キーワードを設定する際は、ユーザーがバーティカル検索を利用することを考慮して考えるといいでしょう。例えば、ユーザーに商品を購入してもらいたいなら「購入」「販売」などのようなショッピングに関するキーワードを盛り込みます。また、最新情報を発信しているなら、「最新」「最新情報」のようなニュースに関連したキーワードを盛り込むべきです。

検索クエリの調べ方

検索クエリの調べ方

検索クエリを調べる場合は、以下のような方法があります。

  • Googleサーチコンソールを活用する
  • Googleアナリティクスを活用する
  • Google広告を確認する
  • Yahoo広告を確認する

ここで紹介するGoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスなどのツールは、無料で利用可能です。これらを使用すると、検索クエリに関連する数値が確認できます。ここからは各方法について解説していきます。

1.Googleサーチコンソールを活用する

Googleサーチコンソールとは、Webサイトの掲載順位を確認でき、管理や改善に役立つサービスです。Googleが提供している無料サービスなので、誰でも利用できます。ただし、Googleサーチコンソールを利用するためには、サイトを登録する必要があります。まだ手続きを行っていない場合は、Googleサーチコンソールにサイトを登録することから始めましょう。

Googleサーチコンソールを活用する

出典: Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールで検索クエリを確認する場合は、ホーム画面左上「検索パフォーマンス」→「検索結果」→「クエリ」タブをクリックします。すると上記の画像のように、検索クエリが一覧で表示されます。ここでは検索クエリのクリック数、表示回数、掲載順位が確認できます。

Googleサーチコンソールを活用する

出典: Googleサーチコンソール

さらに検索クエリを一覧から選んでクリックすると、上記の画像のように表示されます。これは任意で選んだ検索クエリのパフォーマンスを表したグラフです。このように、各検索クエリに関しても表示率やクリック率を確認することができます。

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2.Googleアナリティクスを活用する

Googleアナリティクスとは、Webページのアクセス解析ができる無料サービスです。こちらもGoogleが無料で提供しているサービスなので、誰でも利用できます。Googleアナリティクスでは、Webサイトへのアクセス状況を分析することが可能です。

例えば、「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」の順でページを開くと、検索クエリごとに表示回数やCTR、平均検索順位を表示できます。このように検索クエリを確認できるため、Googleサーチコンソールと連携するとより正確に調べられます。

検索クエリの「(other)」について

検索クエリの「(other)」とは、計測数が制限を超え「集計外」となったデータを集約した値のことです。Googleアナリティクスには制限があり、膨大な数の検索クエリがサイトに存在すると、一部のデータは「(other)」と表示されるのです。これは仕様上表示できないことを知っておきましょう。

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3.Google広告を確認する

Google広告はGoogleが提供している広告出稿サービスです。Google AdSenseのようなツールを用いると、さまざまなWebサイトに表示することができます。自社でGoogle 広告を配信している場合は、Googleで検索されたキーワードのうち、広告がクリックされた検索クエリの確認が可能です。

Google広告の場合は、管理画面にログインしてから画面左の「キーワード」→「検索語句」の順にクリックしていきます。ただし、Google 広告では検索クエリではなく「検索語句」と表示されているので、注意しましょう。また、Excelファイルなどでファイルをダウンロードすることが可能です。

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4.Yahoo広告を確認する

Yahoo!広告は、Yahoo!が提供している広告出稿サービスで、Yahoo! JAPANに広告を掲載することが可能です。自社でYahoo!広告を配信していれば、Yahoo!で検索されたキーワードで、広告がクリックされた検索クエリの確認ができます。ちなみに、Yahoo! 広告の場合は「検索クエリー」と表示されます。

Yahoo!広告の場合は、管理画面にログイン後、Yahoo!広告の画面中央に位置する「キーワード」をクリックします。すると「キーワードマーケティング」というページが表示されるので、下部にある「検索クエリー」をクリックしましょう。Yahoo!広告でも画面中央の「ダウンロード」というボタンからデータをExcel ファイルなどでエクスポートすることが可能です。

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検索クエリにおける3つの活用法

検索クエリにおける3つの活用法

検索クエリの活用法は、「SEO」と「広告」に分けて考えられます。そこで活用方法としては、以下のように3種類あります。

  • 検索クエリをSEOに活用する
  • 検索クエリをリスティング広告作成に活用する
  • 検索クエリをUI/UX改善に活用する

ここからはそれぞれの活用方法について、ポイントに触れながら解説していきましょう。

1.検索クエリをSEOに活用する

1つ目は、検索クエリをSEOに活用する方法です。検索クエリはユーザーの検索意図を把握することができ、SEO対策にも役立ちます。ユーザーが満足できるWebサイトを設計するためには、検索クエリから、ユーザーニーズを満たすコンテンツを作ることが最も重要です。

そこでSEO面では、以下4つの場面で検索クエリを活用できます。

  • 「ユーザーニーズ」を満たすコンテンツを作成する
  • 検索クエリからコンテンツを改善する
  • クリック率を改善する
  • 攻略したキーワードの検索結果の状況が分かる

ここからはそれぞれの方法について解説していきます。

「ユーザーニーズ」を満たすコンテンツを作成する

検索クエリを活用するとユーザーの検索意図を理解し、ユーザーニーズを満たしたコンテンツを作成することができます。検索意図を知るためには、キーワードプランナーや、サジェスト・関連キーワードのようなツールを活用しましょう。

例えば、パンケーキミックスを販売している企業がツールを用いて「パンケーキ」に関するキーワードを調べたとします。すると、ユーザーが「パンケーキ 作り方」というキーワードで検索していることが分かります。

この検索クエリについては、「パンケーキを自宅で作りたい」「どのようにパンケーキを作るのか知りたい」といった意図が推測できます。

そこで自社サイトでパンケーキミックスを紹介するだけでなく、「パンケーキ 作り方」というキーワードでコンテンツを作ることで、SEO施策となり、ユーザーニーズを満たすコンテンツとなるのです。

検索クエリからコンテンツを改善する

検索クエリはコンテンツを改善するのにも役立ちます。検索クエリを分析すると、狙ったキーワードで検索されているかどうかが分かります。もし狙ったキーワードでユーザーがサイトに流入していれば成功しています。反対に、攻略したいキーワードで流入していない場合は、コンテンツの改善をする必要があるでしょう。

また、これまで上位表示されていたページの順位が下がってしまった場合も、検索クエリの分析が役立ちます。例えば設定しているキーワードが、コンテンツとの関連性が低くなっている可能性もあります。このように検索クエリで分析することで、キーワードの設定を見直すなどといったコンテンツの改善に繋がります。

クリック率を改善する

検索クエリのデータを分析して、クリック率の改善もできます。ツールを用いると、任意のページについて検索結果の「表示回数」と「CTR(=クリック率)」を確認できます。もしページが十分に表示されているにも関わらずCTRが低いのであれば、クリックボタンに問題がある可能性があります

例えば、「購入はこちら」「資料請求はこちら」などといったボタンが目立っていないと、ユーザーは興味を持っていてもクリックしてくれません。また、商品・サービスの訴求が足りていない可能性もあります。このように、検索クエリはアクセス数の改善にも利用できます。

攻略したキーワードの検索結果の状況が分かる

検索クエリを見れば、攻略したキーワードの検索結果の状況がよく分かります。そのため、一度アップしたコンテンツが意図したキーワードで検索されているのか確認することが可能です。

例えば、アップしてすぐ確認した順位よりも、1ヵ月後に確認した順位の方が上がっていれば、うまく施策が機能していると分かります。

しかしアップしてから上位表示されていなければ、キーワードに対してコンテンツがマッチしていないと考えられます。狙ったキーワードとは別のキーワードで流入している場合は、キーワードを変える必要があるかもしれません。

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2.検索クエリをリスティング広告作成に活用する

2つ目は、検索クエリをリスティング広告作成に活用する方法です。リスティング広告とは、キーワードと連動して検索結果の上位に表示できる広告のことです。そのため、リスティング広告は「検索連動型広告」とも呼ばれています。リスティング広告はすぐに上位表示させられるため、SEO施策よりも短期的に効果を発揮できます。

リスティング広告での活用方法としては、以下の3つがあげられます。

  • コンバージョンクエリを追加して強化する
  • キーワードの修正に活用する
  • 成果に繋がりにくいキーワードを除外する

以下ではそれぞれの方法について、ポイントを解説していきます。

コンバージョンクエリを追加して強化する

キーワードの追加とは、コンバージョンにつながっているキーワードを追加するものです。例えば「お問合せ」や「購入」といった、アクションに直結するキーワードがあげられます。

このようなコンバージョンクエリは、広告文やランディングページに追加することで、コンバージョンの拡大につなげることができます。このように、検索クエリは、広告文やランディングページにキーワードを追加できないかを検討するのに役立ちます。

キーワードの修正に活用する

キーワードの修正とは、検索クエリによりマッチしたキーワードを設定し直すことです。検索クエリを確認すると、設定していたキーワードよりも、別のキーワードでの流入が多いことがあります。

例えば、Web制作の概要や制作方法について紹介しているコンテンツに対して、「Web制作 とは」というキーワードを設定していたとします。しかし検索クエリで確認したところ、「Web制作 方法」というキーワードでの流入が多いことが判明しました。

そのため、このコンテンツでは「Web制作 方法」というキーワードに修正した方がいいでしょう。このようにキーワードを変更することで、アクセス数を拡大できます。

成果に繋がりにくいキーワードを除外する

検索クエリはキーワードの追加だけでなく、キーワードの除外にも役立ちます。限られた予算内で効果を上げるには、成果になりにくいキーワードを削除して無駄をカットすることも大切です。

例えば、スマホを販売しているサイトであれば、「スマホ 購入」といったキーワードは必要ですが、「スマホ 中古」「スマホ 売却」などといったキーワードは不要です。このように、コンテンツに合わせてキーワードを除外することも必要です。キーワードをうまく選出することで、効率よく広告運用を行えます。

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3.検索クエリをUI/UX改善に活用する

3つ目は、検索クエリをUI/UX改善に活用する方法です。UI/UXとは、「User Interface」「User Experience」の略称のこと。それぞれ「ユーザーの接触面」「ユーザー体験」という意味があります。そこで検索クエリを活用することで、WebサイトのUI/UX改善をするためのヒントになるのです。

例えば、「ニキビ治療なら」というキャッチコピーをメインビジュアルに使用していたとします。しかし検索クエリを分析すると、「神奈川 ニキビ治療」というキーワードからの流入が多いことに気が付きました。

そうなると、このキーワードこそユーザーに求められているものだと理解できます。そこで、メインビジュアルのキャッチコピーにも、「神奈川 ニキビ治療」というキーワードを盛り込んだ方がいいと分かるのです。

キャッチコピーを「神奈川でニキビ治療なら」と変更することで、流入ユーザーとページの親和性を高めることができます。このように、検索クエリを元にUI/UXの質も高めることは、ユーザビリティの向上にもつながります。

検索クエリのまとめ

検索クエリのまとめ

この記事では、検索クエリの概要や重要性、活用方法について解説していきました。3種類の検索クエリの役割を理解することで、ユーザーの検索意図を正しく理解できます。そのため、ターゲットにするユーザーがどんなニーズを持っているのか、リサーチする際に活用することができます。

そして検索クエリはサイト改善に重要です。コンテンツの流入数やクリック率を確認できるので、クリック率が低いときは購入ボタンや申し込みボタンを見直す必要があるかもしれません。

しかし検索クエリを活用しても、なかなかコンテンツをうまく改善できないこともあるでしょう。そういった場合にはニュートラルワークスのWebサイト改善コンサルティングサービスをぜひご検討ください。
検索クエリを活用した獲得件数を増やす施策など、WebサイトのSEOからUI/UX改善までご対応可能です。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319 |
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格