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SaaSマーケティングの成功事例8選|代表的な施策・戦略と成果を出すポイントを解説

SaaSマーケティングの成功事例8選をもとに、成果につながる施策や戦略を解説します。代表的な手法やKPI、よくある失敗、自社に合った戦略の立て方まで紹介し、継続的なリード獲得と事業成長のポイントが分かります。

SaaSマーケティングで成果を上げるには、広告やSEOなどの施策を実施するだけでなく、顧客の検討段階や事業フェーズに合わせて戦略を設計することが重要です。しかし、「どの施策を優先すべきかわからない」「他社はどのようにリードを獲得し、継続利用につなげているのか知りたい」と悩む担当者も少なくありません。

本記事では、HubSpotやSlack、SalesforceなどSaaS企業の成功事例8選を紹介するとともに、成果につながる共通ポイントや代表的な施策、戦略の立て方、確認すべきKPI、よくある失敗例まで詳しく解説します。自社のSaaSマーケティング戦略を見直す際の参考にしてみてください。

目次

SaaSマーケティングとは?

SaaSマーケティングとは、SaaS(Software as a Service)の見込み顧客を獲得し、契約や継続利用につなげるためのマーケティング活動全般を指します。SaaSはサブスクリプション型のビジネスモデルが主流であるため、新規顧客の獲得だけでなく、契約後も継続的に利用してもらい、LTV(顧客生涯価値)の向上を目指すことが重要です。マーケティング施策は、顧客との長期的な関係構築を前提として設計されます。

そのため、一般的な商品販売のように「購入して終わり」ではなく、認知獲得からリード獲得・育成、商談、契約、オンボーディング、継続利用まで、一連の顧客体験を最適化することが求められます。また、継続率の向上やアップセル・クロスセルを実現するには、マーケティングだけでなく営業やカスタマーサクセスとも連携しながら、顧客の課題解決を支援していくことがSaaSマーケティングの大きな特徴です。

SaaSマーケティングの成功事例8選

SaaS企業が成果を上げるためには、自社に合った施策を選ぶことが重要です。実際に成長を実現した企業の取り組みを知ることで、成果につながる戦略や施策の考え方が見えてきます。ここでは、SaaSマーケティングで参考になる代表的な成功事例8選を紹介します。

HubSpot|インバウンドマーケティングで潜在顧客を育成

HubSpotは、広告や営業電話に依存するのではなく、SEOやブログ、ホワイトペーパー、メールマーケティングなどを組み合わせたインバウンドマーケティングで見込み顧客を獲得してきた代表的なSaaS企業です。検索ユーザーの課題を解決するコンテンツを継続的に発信し、資料請求や無料ツールの利用を通じてリードを蓄積・育成する仕組みを構築しています。

獲得したリードは、閲覧履歴やダウンロード履歴などの行動データを活用して適切なタイミングで情報提供を行い、営業へ引き渡します。コンテンツを軸に認知から受注までを一貫して設計することで、継続的なリード獲得と商談創出を実現している点が大きな特徴です。

Slack|フリーミアムとPLGで利用者を拡大

Slackは無料プランを提供し、実際に製品を利用して価値を体験してもらう「PLG(Product-Led Growth)」を成長戦略の中心に据えています。導入時のコストや手間を抑えることで、個人や小規模チームでも気軽に利用を開始しやすい環境を整え、多くのユーザーの獲得につなげてきました。

また、チームメンバーを招待することで利用範囲が自然に広がる仕組みを備えており、組織全体への導入へ発展しやすい点も特徴です。利用規模の拡大に合わせて有料プランへの移行を促すことで、プロダクトの利用体験を起点とした持続的な成長を実現しています。

Zoom|無料利用による製品体験から有料契約へ誘導

Zoomは無料プランで高品質なオンライン会議を体験できる環境を提供し、製品価値を実感したユーザーを有料契約へつなげる戦略を採用しています。導入時の手間が少なく、URLを共有するだけで利用できる手軽さも普及を後押ししました。

無料プランには会議時間などの制限を設け、継続利用や業務利用が進んだタイミングでアップグレードを促しています。まず価値を体験してもらい、その後に課金へ結び付ける流れを構築したことが、大規模なユーザー獲得につながりました。

Sansan|認知施策と検索行動をつなげて市場を開拓

SansanはテレビCMやタクシー広告などでサービス認知を高める一方、検索ニーズに応えるコンテンツを充実させ、顧客が情報収集を始めたタイミングで接点を持つ施策を展開しています。認知施策とデジタルマーケティングを組み合わせることで、企業のDX需要を取り込んできました。

さらに、名刺管理や営業DXに関する情報発信や導入事例を通じて導入効果を具体的に伝え、検討を後押ししています。ブランド認知と検索流入を連動させることで、質の高いリード獲得につなげている点が特徴です。

freee|課題解決コンテンツと利用体験を組み合わせる

freeeは会計や人事労務に関するノウハウ記事、制度改正の解説、業務効率化に役立つコンテンツを継続的に公開し、検索ユーザーとの接点を増やしています。業務上の悩みを解決する情報を提供することで、サービスへの関心を高めています。

コンテンツで興味を持ったユーザーには無料体験やデモを案内し、実際の操作性や利便性を確認できる導線を用意しています。情報提供から製品体験までを一貫して設計することで、導入への心理的ハードルを下げています。

クラウドサイン|業務課題や制度変化をコンテンツ化

クラウドサインは電子契約に関する法改正や契約業務の効率化など、企業担当者が関心を持つテーマを継続的に発信しています。制度変更のタイミングに合わせたコンテンツを充実させることで、検索流入とリード獲得を強化しています。

また、導入事例や活用方法を紹介し、電子契約を導入するメリットを具体的に伝えています。課題解決型の情報発信を通じて比較検討を支援することで、商談や導入へとつなげる流れを構築しています。

Salesforce|教育コンテンツで市場と顧客を育成

SalesforceはCRMや営業DXに関する記事、レポート、動画、Trailheadなどの学習コンテンツを幅広く提供し、市場全体の理解促進に取り組んでいます。製品紹介だけではなく、業務改善やDXに関する知識を発信することで見込み顧客との接点を増やしています。

さらに、無料トライアルやコミュニティ活動、コンサルティング支援を組み合わせ、導入後の活用まで支援しています。顧客の成功体験を重視する取り組みが、長期的な利用やアップセルにつながっています。

ferret One|課題解決型コンテンツからリードを獲得

ferret OneはBtoBマーケティングに関するノウハウ記事やホワイトペーパー、セミナーを継続的に提供し、情報収集段階の企業担当者との接点を広げています。実務に役立つコンテンツを軸に、見込み顧客との信頼関係を築く戦略を展開しています。

獲得したリードにはメール配信やウェビナーなどで継続的に情報提供を行い、検討状況に応じて商談へつなげています。コンテンツマーケティングとリードナーチャリングを組み合わせることで、効率的な顧客獲得を実現している事例です。

SaaSマーケティングの成功事例に共通するポイント

SaaSマーケティングで成果を上げている企業には、顧客理解やデータ活用、部門連携など共通する考え方があります。こうしたポイントを押さえることで、自社でも成果につながる施策を設計しやすくなります。ここでは、SaaSマーケティングの成功事例に共通するポイントについて解説します。

ICPを明確にして獲得したい顧客を絞り込む

SaaSマーケティングでは、自社が最も価値を提供できる理想顧客(ICP)を明確にすることが重要です。具体的には、次の要素を整理します。

  • 業種・企業規模
  • 導入目的
  • 抱えている課題

相性の良い企業へ施策を集中させれば、受注率やLTVの向上につながります。対象を広げすぎると広告費や営業工数が分散するため、受注実績や継続率を分析し、ICPを定期的に見直すことが大切です。

機能ではなく顧客が得られる価値を伝える

SaaSでは機能一覧を並べるだけでは競合との差別化が難しく、顧客に導入後の成果を具体的にイメージしてもらうことが重要です。「業務時間を削減できる」「人的ミスを防げる」など、導入によって得られる価値を中心に訴求しましょう。

また、業種や職種ごとに抱える課題は異なるため、顧客ごとに価値の伝え方を変えることも欠かせません。導入事例や具体的な成果を組み合わせることで、自社サービスを利用するメリットをより伝えやすくなります

顧客の検討段階に合わせて施策を使い分ける

SaaSでは、認知から契約、継続利用まで、顧客の検討段階によって必要な情報が変わります。見込み顧客へ一律に訴求せず、例えば次のように施策を使い分けることが効果的です。

  • 認知段階:課題解決型の記事や動画
  • 比較検討段階:導入事例やホワイトペーパー
  • 契約直前:デモや無料相談

各段階に適した情報を提供することで、見込み顧客の理解が深まり、商談や契約へつながりやすくなります。

無料トライアルやデモで製品価値を体験してもらう

SaaSは、実際に利用すると価値を理解しやすいため、無料トライアルやデモによって導入前の不安を和らげることが重要です。利用イメージが明確になり、有料契約への心理的なハードルも下がります。

ただし、提供するだけでは十分ではないため、次のような支援を組み合わせます。

  • 初期設定のサポート
  • 分かりやすい利用ガイド
  • 導入直後のオンボーディング

短期間で製品価値を実感できる環境を整えることが、契約への移行につながるポイントです。

顧客データを施策とプロダクトの改善に活用する

SaaSでは、アクセス状況や機能利用率、契約情報など多くのデータを取得できます。これらを分析することで、成果につながる施策や利用されにくい機能を把握し、マーケティングとプロダクトの両面を改善できます。

データ分析は一度行えば終わりではなく、継続的な検証と改善が重要です。利用状況や顧客の反応を定期的に確認しながら施策を見直すことで、獲得効率や継続率の向上につなげられます

マーケティングと営業でリードの定義を共有する

マーケティング部門と営業部門で「有望なリード」の基準が異なると、商談化しにくいリードが営業へ渡されるなど、機会損失が発生しやすくなります。MQLやSQLの定義を統一し、引き渡し基準を明確にすることが重要です。

さらに、定期的に商談結果や受注率を共有し、リードの質を見直す仕組みを整えることで、部門間の連携が強化されます。マーケティングと営業が共通の目標を持つことで、受注につながる施策を実行しやすくなります。

カスタマーサクセスを通じて解約を防止する

SaaSは継続利用によって売上が積み上がるビジネスモデルであるため、契約後のカスタマーサクセスが重要です。導入支援や活用方法の提案を通じて顧客がサービスの価値を実感し続けられるよう支援することで、解約率(チャーンレート)の低減や顧客満足度の向上が期待できます。

また、利用状況や問い合わせ内容、顧客からのフィードバックを継続的に分析し、課題を早期に把握して適切なフォローを行うことも欠かせません。こうした取り組みは契約更新を後押しするだけでなく、アップセルやクロスセル、紹介の獲得につながる可能性もあります。

顧客の検討段階別に見るSaaSマーケティングの手法

顧客は認知から契約、継続利用、さらにはアップセルや紹介に至るまで、各段階で求める情報や判断基準が変化します。そのため、フェーズごとの課題やニーズに応じたマーケティング施策を実施することが、効率的な顧客獲得とLTV(顧客生涯価値)の向上につながります。ここでは、SaaSマーケティングで実践されている代表的な施策を、検討段階ごとに紹介します。

認知段階|Web広告やSNS、動画広告で接点を増やす

認知段階では、自社サービスの存在や解決できる課題を幅広い見込み顧客に知ってもらうことが重要です。検索広告やディスプレイ広告、SNS広告、動画コンテンツなどを活用し、情報収集を始めたユーザーとの接点を増やします。BtoB SaaSでは、業界メディアへの掲載やウェビナー、展示会への出展なども認知拡大に効果的です。

この段階では製品の詳細な機能を説明するよりも、顧客が抱える課題やその解決方法を分かりやすく伝えることが大切です。まずは自社を選択肢の一つとして認識してもらい、次の情報収集につなげることを目指します。

興味・関心段階|SEOやオウンドメディアで課題解決情報を届ける

興味・関心段階では、顧客が抱える課題を解決する情報を提供し、自社への理解と信頼を深めてもらうことが重要です。SEO記事やオウンドメディア、メールマガジン、ウェビナーなどを通じて、業務改善や導入検討に役立つコンテンツを継続的に発信することが効果的です。

重要なのは、自社サービスを一方的に売り込むのではなく、顧客が主体的に情報収集できる環境を整えることです。価値ある情報提供を積み重ねることで、比較・検討時の有力な候補として認識されやすくなります。

比較・検討段階|ホワイトペーパーや導入事例で判断材料を提供する

比較・検討段階では、他社サービスとの違いや導入後に期待できる成果を具体的に示し、導入判断を支援することが重要です。ホワイトペーパーや導入事例、比較資料、料金ページ、ROIを説明する資料などを整備し、機能だけでなく導入効果まで伝えることが重要です。

また、業種別や課題別の導入事例を充実させることで、顧客は自社に近いケースを参考にしながら検討できます。意思決定に必要な情報を十分に提供し、不安や疑問を解消することが成約率向上につながります。

商談・契約段階|デモや無料トライアルで導入への不安を解消する

商談・契約段階では、実際の利用イメージを持ってもらい、導入への不安を軽減することが重要です。製品デモや、提供している場合は無料トライアルを通じて、自社サービスの価値を体験してもらいます。

さらに、個別相談や導入支援、FAQなどを用意することで、社内稟議や比較検討を進めやすくなります。顧客が安心して導入を決定できる環境を整えることが、契約率の向上につながります。

導入・継続段階|オンボーディングやサポートで利用を定着させる

契約後は、顧客が早期に製品価値を実感できるよう、オンボーディングを充実させることが欠かせません。初期設定の支援や操作ガイド、チュートリアル、サポート体制を整備し、利用開始時のつまずきを減らします。

また、利用状況を把握しながら適切なフォローを行い、顧客が継続的に成果を得られる状態を維持することも重要です。こうしたカスタマーサクセスの取り組みは、解約防止やLTV向上につながります。

拡大・推奨段階|アップセルやユーザーコミュニティにつなげる

サービス活用が定着した顧客には、利用状況や課題に応じて上位プランや追加機能、関連サービスを提案することで、アップセルやクロスセルを促進できます。顧客にとって価値のある提案を行うことが、継続利用と売上拡大につながります。

さらに、ユーザーコミュニティやイベント、導入事例への協力依頼などを通じて顧客との関係を深めることも重要です。満足度の高い顧客が自社サービスを紹介・推奨するようになれば、新たな見込み顧客の獲得にもつながります。

SaaSマーケティングで活用される代表的な施策

SaaSマーケティングでは、認知拡大からリード獲得、商談化、契約後の継続利用まで、顧客の検討段階に応じて複数の施策を組み合わせることが重要です。それぞれの施策には役割が異なるため、自社のターゲットや課題に合わせて最適なチャネルを選択し、継続的に改善することで成果につながりやすくなります。ここでは、SaaSマーケティングで代表的に活用される施策について解説します。

コンテンツマーケティング・SEO

コンテンツマーケティング・SEOは、検索ユーザーの課題や疑問を解決する記事、ホワイトペーパー、導入事例などを継続的に発信し、見込み顧客との接点を増やす施策です。検索意図に沿ったコンテンツを蓄積することで、広告だけに依存しない安定した集客基盤の構築が期待できます。

SaaSでは、認知・比較検討・導入判断といった各フェーズに応じたコンテンツを用意し、資料請求や無料トライアルなどへの導線を整備することが重要です。継続的な情報発信により、商談や契約につながる質の高いリード獲得を目指せます

Web広告・リターゲティング広告

Web広告は、検索広告やディスプレイ広告、SNS広告などを活用し、短期間で見込み顧客へアプローチできる施策です。新サービスの認知拡大や特定キーワードでの集客など、目的に応じて柔軟に活用されています。

また、一度自社サイトを訪問したユーザーには、リターゲティング広告によって再度情報を届ける方法も有効です。比較検討中のユーザーへ導入事例や無料トライアルなどを訴求することで、再訪問やコンバージョンにつながる可能性を高められます

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、自社の専門知識やノウハウ、イベント情報などを発信し、認知拡大やブランドへの信頼形成を図る施策です。BtoB SaaSでは、LinkedInやXなどを活用し、業界情報やサービスの活用方法を継続的に発信する企業が増えています。

投稿だけでなく、ウェビナーや記事への導線づくり、ユーザーとのコミュニケーションを組み合わせることで接点を増やせます。継続的な情報提供を通じて、自社サービスを比較・検討するきっかけづくりにつながります。

ホワイトペーパー・導入事例

ホワイトペーパーは、業界動向や課題解決の方法、ノウハウなどをまとめた資料を提供し、見込み顧客の情報を取得する代表的な施策です。情報収集段階のユーザーとも接点を持ちやすく、リード獲得やナーチャリングに活用されています。

導入事例では、導入前の課題や導入後の成果を具体的に紹介することで、比較検討中の顧客が利用イメージを持ちやすくなります。実際の活用実績を示すことで、サービスへの信頼性向上にもつながります。

ウェビナー・展示会

ウェビナーは、オンラインで製品やノウハウを紹介し、見込み顧客との接点をつくる施策です。リアルタイムで質問に回答できるため、サービスへの理解を深めてもらいやすく、商談化につながる機会を創出できます。

展示会では、担当者が製品デモや商談を通じて導入を検討する企業と直接コミュニケーションを図れます。オンライン施策と組み合わせることで、より幅広い顧客との接点を確保できます。

メールマーケティング・MA

メールマーケティングは、獲得したリードへ役立つ情報やサービス情報を継続的に配信し、購買意欲を高める施策です。顧客の検討状況や属性に応じて内容を最適化することで、より効果的なアプローチが期待できます。

MA(マーケティングオートメーション)は、メール配信や顧客行動の分析、リードスコアリングなどを自動化し、適切なタイミングで情報提供を行える仕組みです。営業へ引き継ぐべき見込み顧客を効率よく抽出できる点もメリットです。

比較サイト・ポータルサイト

比較サイトやポータルサイトは、複数のSaaSサービスを比較しているユーザーへアプローチできる施策です。導入を具体的に検討しているユーザーが訪れるため、比較的購買意欲の高いリードを獲得しやすい傾向があります。

料金や機能、導入実績などの情報を充実させることで、比較検討時の判断材料を提供できます。自社サイトだけでは接点を持ちにくい層へ認知を広げられる点も特徴です。

無料トライアル・フリーミアム

無料トライアルとフリーミアムは、サービスを実際に体験してもらい、その価値を理解してもらうための代表的な施策です。無料トライアルは一定期間すべて、または主要な機能を試せる方式、フリーミアムは基本機能を無料で継続利用できる方式として活用されています。

登録数を増やすだけでなく、初期設定やチュートリアル、オンボーディングを充実させることも重要です。利用開始後に早い段階で価値を実感できる体験を設計することで、有料プランへの移行率向上につながります。

リファラル・パートナーマーケティング

リファラル・パートナーマーケティングは、既存顧客や販売代理店、提携企業などからの紹介を通じて新たな顧客を獲得する施策です。紹介による流入はサービスへの信頼を得やすく、商談や契約につながる可能性が高まります。

紹介制度や販売パートナー制度を整備し、双方にメリットのある仕組みを構築することで、自社だけでは接点を持ちにくい顧客層への認知拡大や販路拡大を期待できます。

自社に合ったSaaSマーケティング戦略の立て方

SaaSマーケティングでは、成功事例や代表的な施策をそのまま取り入れるのではなく、自社の事業目標やターゲット、競合環境に合わせて戦略を設計することが重要です。戦略立案の流れを整理することで、成果につながる施策を効率よく実行しやすくなります。ここでは、自社に合ったSaaSマーケティング戦略の立て方について解説します。

現状の課題と達成したい事業目標を整理する

SaaSマーケティングでは、施策を実行する前に現状の課題と事業目標を明確にすることが重要です。例えば、「リード数は十分だが商談化率が低い」「無料トライアルから有料プランへの転換率が低い」「解約率が高い」といった課題を整理し、どの工程に改善が必要かを把握します。そのうえで、MRRやARRなどの継続収益指標の成長やチャーンレートの改善など、事業フェーズに応じた目標を具体的な数値で設定すると、優先して取り組むべき施策を判断しやすくなります。

課題と目標を可視化した後は、それぞれの関係性を整理し、マーケティングが担うべき役割を明確にしましょう。事業目標から逆算して戦略を設計することで、施策ごとの目的や成果を評価しやすくなり、限られたリソースでも効率的に成果を目指せます。

ICPとペルソナを設定する

SaaSでは、幅広い企業へ訴求するよりも、自社サービスと相性の良い理想的な顧客企業像であるICP(Ideal Customer Profile)を明確にすることが重要です。業種や企業規模、従業員数、導入目的などを整理したうえで、その企業内で製品選定や導入に関わる担当者・決裁者の役職や課題、情報収集の方法などをペルソナとして具体化します。

ICPとペルソナを明確にすることで、コンテンツや広告、営業活動、カスタマーサクセスまで一貫したコミュニケーションを設計しやすくなります。ターゲットに適したメッセージを届けることで、リードの質や商談化率の向上につながるでしょう。

競合分析から自社が選ばれる理由を明確にする

競合分析では、機能や価格だけで比較するのではなく、どのような課題を解決し、どの顧客層をターゲットにしているかまで確認することが重要です。競合サイトや導入事例、口コミなどを調査し、自社との違いや強みを整理することで、市場での立ち位置や訴求すべき価値を把握しやすくなります。

分析結果をもとに、自社ならではの強みや導入によって得られる価値を明確にしましょう。競合との差別化ポイントを訴求できることで、価格だけで比較されにくくなり、自社を選ぶ理由を顧客へ伝えやすくなります。

カスタマージャーニーに沿って施策を設計する

SaaSでは、認知から契約、導入後の活用・継続利用・アップセルまでを見据えた施策設計が重要です。顧客の検討段階に合わせて、適切な施策を配置しましょう。

  • 認知段階:SEOやWeb広告、SNS
  • 比較・検討段階:導入事例、ホワイトペーパー、セミナー
  • 契約・導入後:オンボーディング、カスタマーサクセス、サポート

顧客が次の行動へ進みやすい導線を整えることで、離脱を抑えながら契約率や継続率の向上が期待できます。また、マーケティング・営業・カスタマーサクセスが連携し、一貫した顧客体験を提供することも重要です。

優先順位を決めて施策を実行する

SaaSマーケティングにはSEOやWeb広告、メールマーケティングなどさまざまな施策がありますが、すべてを同時に実施すると十分な効果検証が難しくなります。そのため、事業目標への影響や必要なコスト、運用体制などを踏まえ、優先順位を決めて段階的に取り組むことが重要です。

まずは成果へのインパクトが大きい施策から着手し、データをもとに改善を重ねながら次の施策へ展開しましょう。限られた予算や人員でもPDCAを継続することで、マーケティング全体の成果を着実に高められます。

KPIを測定して継続的に改善する

施策を実施した後は、成果を把握するために、次のようなKPIを定期的に確認しましょう。

  • リード獲得数
  • 商談化率
  • MRR(またはARR)
  • CAC
  • LTV
  • チャーンレート

これらの数値を分析することで、成果につながっている施策や改善すべき課題を把握できます。データに基づいて改善と検証を繰り返すことで施策の精度が高まり、継続的な事業成長につながります。

SaaSマーケティングで確認すべきKPI

SaaSマーケティングでは、施策を実施するだけでなく、成果を数値で継続的に把握することが重要です。リード獲得から受注、継続利用までの各段階で適切なKPIを設定し、改善を繰り返すことで、効率的な事業成長につなげられます。ここでは、SaaSマーケティングで確認すべき代表的なKPIについて解説します。

リード獲得数・CV数

リード獲得数は、資料請求やお問い合わせ、無料トライアル登録、セミナー申込などを通じて獲得した見込み顧客の数です。一方、CV(コンバージョン)数は、資料請求や無料トライアル登録など、自社が成果として定義した行動がどれだけ発生したかを示します。流入経路や施策ごとのCV数やCV率を比較することで、成果につながりやすいチャネルを把握できます。

リード数が増えていても受注につながらなければ十分な成果とはいえません。そのため、CV率や商談化率などもあわせて確認し、リードの量だけでなく質も含めて継続的に改善することが重要です。

MQL数・SQL数・商談化率

MQL数・SQL数・商談化率は、獲得したリードの質や、マーケティングから営業へ引き継ぐプロセスを評価するための指標です。ただし、MQLやSQLの定義は企業ごとに異なるため、自社で明確な基準を設定したうえで管理することが重要です。

指標 意味 確認できること
MQL数 自社で定めた条件を満たし、営業へ引き継ぐ候補となる見込み顧客数 マーケティング施策で創出できた有望なリードの量
SQL数 営業部門が商談可能と判断したリード数 営業活動につながる可能性が高いリードの量
MQLからSQLへの転換率 MQLのうちSQLへ移行した割合 リードの質やマーケティングと営業の連携状況
商談化率 SQLなどの対象リードから実際に商談へ進んだ割合 営業への引き継ぎ後に商談を創出できているか

各指標を継続的に追跡すると、マーケティングと営業の連携状況や、商談化を妨げているボトルネックを把握しやすくなります。改善すべき工程を特定するうえで欠かせない指標です。

CAC・CPA

CACとCPAは、マーケティング施策の費用対効果や、顧客獲得全体の採算性を評価するための指標です。

指標 意味 主な評価対象
CAC 新規顧客1社を獲得するためにかかった営業・マーケティング費用の総額 顧客獲得全体の採算性
CPA 資料請求や無料トライアル登録など、設定したコンバージョン1件あたりの獲得コスト 広告や施策ごとの獲得効率

CPAで施策単位の効率を確認し、最終的にCACで顧客獲得全体の採算性を評価します。両方を継続的に追跡することで、投資対効果の高いマーケティング施策を判断しやすくなります。

LTV・LTV/CAC比率

LTVとLTV/CAC比率は、顧客から得られる長期的な収益と、顧客獲得コストのバランスを評価するための指標です。

指標 意味 確認できること
LTV 1人の顧客が契約期間を通じてもたらす利益や売上の総額 顧客単位の長期的な収益性
LTV/CAC比率 LTVをCACで割って算出した数値 顧客獲得コストに対して十分な収益を得られているか

LTV/CAC比率は、一般的に3前後(または3以上)を目安とする企業が多いとされています。ただし、業界や事業フェーズ、成長戦略によって適正値は異なるため、自社の収益構造も踏まえて継続的に確認し、事業の成長性や収益性を評価することが重要です。

MRR・ARR

MRRとARRは、サブスクリプション型ビジネスにおける継続収益や売上の成長を把握するための基本的なKPIです。

指標 意味 確認できること
MRR 毎月継続的に得られる収益 月単位の収益規模や増減
ARR 継続収益を年間に換算した金額 年単位の収益規模や成長性

MRRやARRを継続的に確認することで、新規契約やアップセル、ダウングレード、解約などが収益に与える影響を把握しやすくなります。各指標の推移を追うことで、事業成長の状況を定量的に評価できます。

チャーンレート・NRR

チャーンレートは、一定期間内に解約した顧客や失われた売上の割合を示す指標です。数値が高い場合は、オンボーディングやサポート、プロダクトの改善が必要な可能性があります。

NRR(Net Revenue Retention)は、既存顧客からの売上が契約更新やアップセルを含めてどれだけ維持・拡大できたかを示します。100%を超えると、既存顧客だけでも売上が成長している状態と判断できます。

無料トライアルから有料契約への転換率

無料トライアルから有料契約へ移行した割合は、製品の価値が適切に伝わっているかを測る重要な指標です。登録者数だけでなく、実際に契約へ結び付いた割合を確認することで、マーケティングからプロダクトまで一連の成果を評価できます。

転換率が低い場合は、オンボーディングやデモ、サポート体制、料金設計などを見直すことで改善につながる可能性があります。数値の推移を継続的に確認し、利用開始から契約までの体験を最適化することが大切です。

SaaSマーケティングでよくある失敗

SaaSマーケティングでは、リード数の追求や施策の乱立、部門間の認識差などが成果を妨げる原因になります。失敗を防ぐには、受注や継続利用まで見据えた運用が重要です。ここでは、SaaSマーケティングでよくある失敗について解説します。

リード数だけを追って受注につながるかを確認していない

リード数が増えていても、商談や受注につながっていなければ、マーケティング施策が成果を上げているとはいえません。資料請求数や問い合わせ数だけを成果指標とすると、営業部門へ引き渡すリードの質よりも量を重視する運用になり、商談化率や受注率の低下を招く可能性があります。

そのため、MQLからSQLへの転換率や商談化率、受注率なども継続的に確認し、営業部門と評価基準を共有しながら、「売上につながるリードを獲得できているか」という視点で施策全体を評価することが重要です。

複数の施策を同時に始めて効果検証ができなくなる

SEOや広告、SNS、ウェビナーなどを一度に始めると、どの施策が成果へ貢献したのか判断しにくくなります。リソースも分散しやすく、十分な改善サイクルを回せないまま施策が終わってしまうケースも少なくありません。

まずは優先度の高い施策から取り組み、KPIを設定したうえで結果を検証しながら改善を進めることで、再現性のあるマーケティング体制を構築しやすくなります

ターゲットを広げすぎて訴求内容が曖昧になる

幅広い業種や企業規模を対象にすると、誰に向けたサービスなのかが伝わりにくくなります。その結果、メッセージが抽象的になり、広告やコンテンツの反応率、商談化率が低下する原因になります。

業種や企業規模、課題などをもとにターゲットを明確化し、それぞれのニーズに合わせた訴求を行うことで、興味を持つ見込み顧客との接点を増やしやすくなります。

マーケティングと営業でリードの認識が異なる

マーケティング部門が有望と判断したリードでも、営業部門が商談化できないと判断すれば、引き継ぎ後の対応が進まず機会損失につながります。部門ごとに評価基準が異なる状態では、ファネル全体の成果を高めることは難しくなります。

MQLやSQLの定義、引き渡し条件、共有するKPIをあらかじめ統一し、定期的に振り返ることで、営業とマーケティングが同じ目標に向かって施策を改善しやすくなります

顧客獲得を優先して導入後の定着支援を軽視する

契約獲得だけを重視すると、導入後にサービスを十分活用できない顧客が増え、早期解約につながる可能性があります。SaaSでは継続利用による収益が重要であるため、契約後の支援もマーケティング戦略の一部として考える必要があります。

オンボーディングやカスタマーサクセスを充実させ、顧客が早い段階でサービスの価値を実感できる環境を整えることで、継続利用やアップセルにつながりやすくなります。

施策ごとのCACやLTVを把握していない

リード数やアクセス数だけを見ていると、利益につながる施策とそうでない施策を見極めることができません。広告費や運用コストを投じても、顧客獲得単価(CAC)が高すぎたりLTVが低かったりすると、事業全体の収益性が悪化します。

チャネルごとのCACやLTV、LTV/CAC比率などを継続的に確認し、費用対効果の高い施策へ投資を集中させることで、持続的な事業成長につなげられます。

ニュートラルワークスが支援したSaaS・IT企業のマーケティング事例

SaaS・IT企業では、SEOやサイト改善、オウンドメディアなどを組み合わせることで、認知拡大やリード獲得、問い合わせ増加につなげた事例があります。実際の支援事例を知ることで、自社で取り入れるべき施策や改善のヒントが見えてきます。ここでは、ニュートラルワークスが支援したSaaS・IT企業のマーケティング事例を紹介します。

株式会社いい生活|サイトリニューアルとSEO施策でサービスを探しやすく改善

株式会社いい生活様では、サイトリニューアルを通じて、利用者が必要なサービスを探しやすい情報設計と導線改善を実施しました。リブランディング後に混在していた新旧サービスの情報を整理し、消費者目線で分かりやすいサイト構成へ見直すとともに、SEOを見据えたマーケティング提案やオウンドメディア構築もあわせて支援した事例です。

単にデザインを刷新するだけでなく、ユーザーが迷わず必要な情報へアクセスできるサイト設計を実現したことで、サービス内容を理解しやすいWebサイトへ改善しました。SaaSマーケティングでは、サイトリニューアルと情報設計、マーケティング視点を組み合わせた取り組みの重要性が分かる事例といえるでしょう。

参考:消費者目線で新サービスが伝わる・探しやすいサイトに

monoAI technology株式会社|オウンドメディア構築でリード獲得と認知拡大を実現

monoAI technology株式会社様では、メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の認知拡大と問い合わせ増加を目的に、オウンドメディアを構築しました。サイト制作やSEOに関する専門知識や運用リソースが限られる中でも、分かりやすい提案と伴走支援により、継続的な情報発信を行える基盤を整備した事例です。

公開後は「XR CLOUD」への問い合わせ数が増加したほか、従来は接点の少なかった新たな業界からの問い合わせやリード獲得にもつながりました。オウンドメディアを認知拡大と見込み顧客獲得の両面で活用し、マーケティング施策として成果を上げた事例といえるでしょう。

参考:オウンドメディア構築でリード獲得。問合わせが増加し認知拡大の効果も実感

SaaSマーケティングに関するよくある質問

SaaSマーケティングでは、施策の選び方や成果が出るまでの期間、KPIの考え方など、実務で疑問を持ちやすいポイントが数多くあります。事業フェーズやターゲットによって最適な進め方も異なるため、基本的な疑問を整理しておくことが重要です。ここでは、SaaSマーケティングに関するよくある質問について解説します。

SaaS企業は最初にどのマーケティング施策へ取り組むべき?

SaaS企業では、まずICP(理想的な顧客像)や提供価値を明確にし、自社の事業フェーズやターゲットに応じて優先する施策を決めることが重要です。中長期的な集客基盤を構築したい場合は、SEOやコンテンツマーケティングを活用し、検索ニーズに沿った記事やホワイトペーパーを通じて見込み顧客との接点を増やす方法が有効とされています。

一方で、短期間でリードを獲得したい場合は、検索広告やSNS広告、ウェビナーなどを組み合わせる選択肢もあります。限られたリソースで複数の施策を同時に進めるよりも、優先順位を決めて効果を検証しながら改善・拡大していくことが成果につながります。

SaaSマーケティングではSEOと広告のどちらを優先すべき?

SEOと広告は役割が異なるため、どちらか一方ではなく事業フェーズに応じて優先順位を決めることが重要です。SEOは成果が出るまで時間を要しますが、中長期的に安定したリード獲得やCACの改善が期待できます。一方、広告は短期間で認知拡大やリード獲得を進めたい場合に適しています。

立ち上げ初期は広告で需要を獲得しながら、並行してSEO資産を積み上げる運用がよく採用されています。事業が成長した後は、各チャネルのCACやLTVを比較し、費用対効果を踏まえて投資配分を調整することが大切です。

BtoB SaaSとBtoC SaaSでは有効な施策が異なる?

BtoB SaaSでは、比較検討期間が長く意思決定者も複数いるため、SEO、ホワイトペーパー、ウェビナー、導入事例など信頼性を高める施策が重視されます。営業部門やカスタマーサクセスとの連携も成果を左右する重要な要素です。

一方、BtoC SaaSでは、SNSや動画コンテンツ、インフルエンサー施策、無料体験など、短期間で利用を開始しやすい導線づくりが重要になります。ターゲットの購買行動や利用シーンに合わせて施策を選ぶことで、効率よく利用者を増やしやすくなります。

SaaSマーケティングの成果が出るまでどのくらいかかる?

成果が現れるまでの期間は施策によって異なります。広告は数週間から数か月でリード獲得状況を確認しやすい一方、SEOやコンテンツマーケティングは検索評価が定着するまで数か月以上かかることも珍しくありません

また、SaaSでは契約後の継続利用やアップセルまで含めて成果を評価する必要があります。そのため、リード数だけでなく商談化率や有料契約率、LTV、チャーンレートなどを継続的に確認し、中長期的な視点で改善を進めることが重要です。

SaaSマーケティングを外注する場合の選定基準は?

外注先を選ぶ際は、SaaSやBtoBマーケティングの支援実績に加え、商談・受注・LTV改善まで見据えた提案力を確認しましょう。自社の事業目標と連携できるかを判断するには、次の点も重要です。

  • KPI設計と効果測定の体制
  • 営業・カスタマーサクセスとの連携方法
  • 定期的な改善提案の有無

契約前に支援範囲やレポート内容を擦り合わせ、成果を適切に評価できる体制を整えておくことで、安心して施策を進めやすくなります。

成功事例を参考に自社のSaaSマーケティング戦略を見直そう

SaaSマーケティングで成果を上げるには、成功事例を参考にしながら、自社のターゲットや事業フェーズに合った戦略を設計することが重要です。HubSpotやSlack、Salesforceなどの事例からも分かるように、顧客理解を深め、検討段階に応じた施策を実施し、契約後の継続利用まで見据えた取り組みが成果につながります。

また、SEOや広告、ホワイトペーパー、無料トライアルなどの施策を適切に組み合わせるだけでなく、KPIを継続的に確認しながら改善を繰り返すことも欠かせません。本記事で紹介した成功事例や戦略の立て方を参考に、自社に最適なSaaSマーケティング戦略を見直し、継続的な事業成長につなげていきましょう。

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監修者紹介

石田 哲也

取締役CMO

X:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。2026年にデジタルマーケティングのノウハウを公開した著書を執筆。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業、SEOの黎明期の2003年から独学でSEOを学び自社事業を軌道に乗せる。2009年よりSEO以外のSEM全般の知見をつけるため、株式会社オプトにてナショナルクライアントのリスティング広告運用に従事。株式会社メタップスの立ち上げや複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年にニュートラルワークスに入社。集客から成約(サイト改善)、さらに数十万フォロワーを抱えるSNSアカウントの運用経験まで、Webビジネス全般を広く深くカバー。業種・業態を問わず、実戦に基づいた知見で企業のデジタルマーケティングでの利益最大化を支援。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■著書
プロ直伝!デジタルマーケティング成果創出の方程式

■得意領域
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
Webサイト改善

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

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