マーケティング

最終更新日: 2021.11.08 (公開: 2021.09.27)

GoogleマイビジネスとGoogle 広告の連携方法を解説|連携のメリットや広告配信のコツとは

GoogleマイビジネスとGoogle 広告の連携方法を解説|連携のメリットや広告配信のコツとは

Googleマイビジネスは、Google広告と併せて活用することで、検索画面やGoogleマップで広告を表示して集客効率を高めることができます。そのため商圏内に競合が多いケースや、Googleマイビジネスのアカウントに登録したばかりの時は、広告を利用した集客率の安定化が可能です。

そこで、GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携させる方法や、2つを利用していくコツなどを紹介します。

Googleマイビジネスは広告と連携できる?

GoogleマイビジネスとGoogle広告

Googleマイビジネスは、ユーザーがローカル検索を行った時に、Googleマップで表示されるビジネスリスティングの管理から編集ができるサービスです。さらにGoogleマップや Google検索で表示されるビジネス情報をユーザーに追加して届けられます。

そんなGoogleマイビジネスと広告を連携させる方法は、両方のカウントをリンクさせるだけです。ただし、グーグルマイビジネスと広告のアカウントが同じ場合はすでにリンクされた状態となっています。そんな時は、Google広告アカウントの広告表示オプションから、住所表示オプションを選択してGoogleマイビジネスの情報を設定しましょう。

もし両方ともを違うアカウントで管理している場合は、Google広告から連携するリクエストを送ります。それから、Googleマイビジネスからリクエストの承認を行なってください。

GoogleマイビジネスとGoogle 広告を連携すべき理由

GoogleマイビジネスとGoogle 広告を連携すべき理由

GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携すべき理由を、大きく3つに分けて紹介します。GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携させるか悩んでいる方は、どのようなメリットがあるのか把握することから始めましょう。

住所表示オプションが使える

Googleマイビジネスでは、広告に店舗や会社の地図や住所、距離などを表示させられるようになる「住所表示オプション」が使えます。その他にも、ユーザーがクリックしたときに所在地を詳しく表示させたり、関連する情報をまとめた所在地ページなどが表示されたりします。

住所表示オプションが使える

例えばラーメン店を経営している場合、住所表示オプションを設定することで、該当する地域のラーメン店をユーザーが検索した時に、

  • モバイルで表示される情報:市町村区と店舗までの距離
  • PCで表示される情報:店舗の住所・クリックができる電話ボタン
  • 店舗の営業時間からルートや写真、電話番号といった情報がまとめられた詳細ページのリンク

などの情報が表示されるようになります。自分の店舗に該当する検索をユーザーが行えば、簡単に詳細情報まで見ることができるため、よりユーザーが来店する確率を高めることになるでしょう。しかし、モバイルで表示される情報とPCで表示される情報には若干の違いがあるので、店舗の情報は余すことなく登録しておきましょう。

来店コンバージョン計測ができる

来店コンバージョンとは、オンライン広告の閲覧やクリックが店舗の来店へとつながっているのか把握するための方法です。Googleマイビジネスでは、Google広告が来店コンバージョンへとつながっているか調べることができるため、どのような広告が効果的か判断する際にも役立ちます。

一般的なコンバージョンはECサイト上で獲得できる総合的な成果のことを指しますが、来店コンバージョンは店舗への来店に繋がった結果だけを計測します。あまり良い結果に繋がらなくても、広告の見直しやパフォーマンスの最適化をして、より効果的な情報や広告が扱えるようになるでしょう。

しかし、来店コンバージョンを使用するためには一定の条件を満たす必要があります。来店コンバージョンの条件は、以下の5つです。

  • 来店コンバージョンが適用される国に所在していること
  • 宗教や性的なコンテンツなどのデリケートな情報を扱っていないこと
  • 住所表示オプションか、アフィリエイト住所表示オプションを使用して、重複する店舗がはっきりしていること
  • 広告のインプレッション数やクリック数が、ある程度来店へとつながっていること
  • 住所表示オプションがGoogleマイビジネスアカウントで設定されているかつ、全店舗のオーナー確認をしていること

ある程度の実績が必要となる項目もあるため、始めたばかりでは来店コンバージョンが使用できない点にはご注意ください。

店舗の位置をもとにした広告配信ができる

GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携させることで、アカウントに登録している住所から一定距離にいるユーザーに広告配信ができるようになります。 その他にも距離に応じた入札単価の調整や、入札調整にエリアを限定した広告配信なども可能です。

特にエリアを限定できるフィルター機能が大いに役立ちます。例えば、中華料理とイタリアンの店舗をそれぞれ持っているとしましょう。そこで会社名にイタリアンのみが表示されるフィルタを作成すれば、イタリアンのみをグループ単位またはキャンペーン単位で広告表示できるようになります。

フィルタリングする手順は以下の手順で行えます。

①Googleマイビジネスの「広告と広告表示オプション」の中にある「広告表示オプション」を選択する

②+ボタンをクリックし、住所表示オプションを選択したら、「キャンペーン」に住所を指定するか「広告グループ」に住所を指定するか選ぶ

フィルタリングが終わったら、グループ単位かキャンペーン単位でグループの編集が行えるようになります。

GoogleマイビジネスとGoogle 広告との連携方法

GoogleマイビジネスとGoogle 広告との連携方法

GoogleマイビジネスとGoogle広告との連携方法の手順をより詳しく解説します。

アカウントで住所表示オプションを有効にする方法

①店舗の住所をGoogle広告でアカウントに直接追加する

この方法は最も簡単なもので、大手小売店での商品やサービスの販売をするときにおすすめです。

②Googleマイビジネスアカウントにリンクさせる

この方法はリストに小売店が表示されないような場合に有効的です。どちらも登録した住所を、アカウント内にある検索広告や動画広告、ディスプレイ広告、イメージ広告などすべての検索広告で表示されるようになります。

Google広告でアカウントに直接追加する時の手順

①左側にあるページメニューから、「広告と広告表示オプション」をクリックし、「広告表示オプション」を選択

②+ボタンをクリックして「住所表示オプション」を選択

③住所表示オプションの「キュレーション地域を選択する」をクリック(関連付けを行った国で、最適と思われる店舗がリストアップされる)

④表示された店舗の中から追加したい店舗を選択する

⑤「保存」をクリック

※自社で経営している店舗ではなく、メーカーとしてチェーン店舗で商品やサービスを販売してもらっている場合は、「アフィリエイト住所表示オプション」からの設定が必要になります。

アカウントをリンクさせて追加する手順

①左側にあるページメニューから、「広告と広告表示オプション」をクリックし、「広告表示オプション」を選択

②+ボタンをクリックして「住所表示オプション」を選択

③「マイビジネスアカウントにリンクする」または、「マイビジネスアカウントを検索する」どちらかを選択し、「続行」をクリック

④必要があればラベルフィルタの適用やビジネス名の入力を行って、「完了」をクリック

店舗ビジネスでのGoogle広告活用のコツ

店舗ビジネスでのGoogle広告活用のコツ

店舗ビジネスのGoogle広告活用に役立つ、3つのコツを紹介します。

ラベルを活用する

Googleビジネスのラベル機能では、複数の店舗をラベルでグループ分けが行えるようになります。この機能を利用すれば、検索の際にフィルタリングをかけることも簡単にできるようになるでしょう。

例えば、たこ焼きやラーメン、焼きそばなどの店舗を複数持っていたと想定します。そんな時に、それぞれの店舗に「たこ焼き」、「ラーメン」、「焼きそば」といったラベルをつければ、ジャンルごとにグループ分けが行えます。

グループ分けが行えるだけかと思われるかもしれませんが、店舗数が40店舗を超えるような大手チェーン店になってくると、管理・編集も大変です。そのため、特定の店舗の情報を選びたいのに、検索に時間がかかってしまうという事態にもなりかねません。

広告配信や配信結果の管理を効率化するためにも、店舗数が増えてきたらラベルの活用がおすすめです。

入札エリアにこだわる

店舗ビジネスは商圏が決まっているため、クリエイティブをエリアに合わせたものにしたり、広告の配信エリアを絞ったりすることが大切です。Googleのローカル検索広告では地域の指定はもちろんのこと、10キロから15キロ圏内などの距離を設定することもできます。

距離を設定することで商圏内のユーザのみに広告配信を限定し、広告の無駄打ちを避けることができます。例えば、東京の池袋を対象エリアとして距離の設定まで行えば、渋谷や浅草などでは商圏外になります。

入札エリアにこだわることで、情報が分散してしまうことを抑えつつ、ローカルエリア検索でピンポイントに情報が表示されます。商圏内のユーザーに、いかに興味を持ってもらえるようなアプローチができるかが結果を左右するため、配信エリアの設定にはご注意ください。

ローカル検索語句を活用する

ローカル検索とは検索をしたユーザーの地域によって、表示される検索結果が変化する仕組みのことを指します。普通の検索結果ではエリアが限定されることなく様々な関連情報が並びますが、ローカル検索では特定の地域を範囲とした検索結果を表示させることが可能です。

Google マイビジネスではユーザーがローカル検索を行う時にどんなキーワードで検索して表示されているのか知ることができます。すでにGoogleマイビジネスのアカウントを持っている方であれば、流入キーワードの情報を元に細かなキーワード設定を反映していくことが可能です。

検索連動型広告では、どんなキーワードで広告を出稿するかで成果が大きく変わります。Googleマイビジネスの情報やローカル検索を連携し、最適なキーワード選びができれば適切なユーザに広告を配信できます。

Googleマイビジネスで広告配信は効率化

Googleマイビジネスで広告配信は効率化

Googleマイビジネスを活用した広告配信は、アカウントを開設して自社だけで運営していくだけでも集客率を高めることができます。また、広告と掛け合わせた宣伝ができるようになるため、より効果的な集客の見込みや取るべき施策を実際の数値を見ながら検討できる点も魅力です。

Googleマイビジネスの運用が安定して行えるようになったら、Google広告を活用した集客の効率化を目指してみてはいかがでしょうか。

Googleマイビジネスの広告配信にご興味のある方は、サイト構築からシステム構築に対応しているニュートラルワークスにご相談ください。

著者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社にて起業。株式会社オプトにてWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社にてゲームプロデューサーとしてスマホアプリゲームの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスにジョイン。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告