この記事のポイント
この記事でおさえておきたいポイントは以下です。
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Google広告の文字数
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Google広告では半角1文字、全角2文字とカウントします。テキスト広告では、見出しは各半角30文字、説明文は各半角90文字、パスは各半角15文字の入力が可能です。レスポンシブテキスト広告の説明文は半角90文字以内です。電話専用広告は会社名が半角25文字で説明文が半角90文字以内となっています。その他表示オプションの文字数も項目によって異なるので注意しましょう。
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Yahoo!広告の文字数
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Yahoo!広告では半角1文字、全角2文字とカウントします。2020年8月のアップデートで見出しは半角30文字、説明文は半角90文字、ディレクトリは半角15文字となり、テキスト広告のフォーマットはGoogle広告と同じになりました。表示オプションがGoogleよりも少なく、すべて文字数が半角25文字以内である点が特徴です。
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広告文を制作する上でのポイント
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他のWeb広告と比べて、リスティング広告はテキストのみである点が特徴です。パソコンなど使用するデバイスによっては、見出し3や説明文2が表示されない場合があるので要注意です。検索キーワードや行動訴求をする表現を入れるようにし、こまめにテキストを改善することも重要です。
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この記事では、Google広告やYahoo!広告の文字数や表記ルール、広告作成時のポイントについて2021年の最新情報をご紹介します。特に広告運用初心者の方は、本記事で文字数やルールのチェックをしてから広告作成に臨みましょう。
リスティング広告の効果改善でお困りの方へ
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リスティング広告とは?特徴や費用、運用方法を解説 リスティング広告の基本的な知識から効率のいい運用方法、成果を出すためのポイントをご紹介します。
目次
リスティング広告のセクションごとに文字数が決まっている
リスティング広告は、大きく分けて4つのセクションで構成されています。
リスティング広告 4つのセクション
- 見出し
- 説明文
- パス/ディレクトリ
- 広告表示オプション
リスティング広告では、各セクションごとに文字数が決められています。
見出し(3つまで)は30文字以内、説明文(2つまで)は90文字以内、パス/ディレクトリ(2つ)は15文字以内です。
これらリスティング広告で決められている文字数は、すべて半角表記での文字数です。そのため、全角は2文字、半角は1文字とカウントしましょう。
また、Google広告とYahoo!広告それぞれ、見出し数・説明文・パス/ディレクトリの個数、文字数は同じです。出稿する媒体や広告種類によって文字数は変わるため、それぞれチェックが必要ですね。
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Yahoo!は2020年8月のアップデートでGoogleと同じような仕様に
Yahoo!広告は、2020年8月19日にアップデートを実施。その結果、パターン数とテキスト広告の文字数がGoogleと同じような仕様に変更されました。
Google広告とYahoo!広告の文字数が統一されたことで、広告運用担当者はそれぞれまとめて入稿できるようになったため、運用業務が楽になったのではないでしょうか。
Google広告の文字数
この章ではGoogle広告の文字数を解説します。
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すぐに効果が出る!リスティング広告 改善ガイド
リスティング広告で効果的な施策をご紹介!
- テキスト広告
- DSA(レスポンシブテキスト)広告
- 電話専用広告
- 表示オプション
また、Google広告で設定する文字数は、全角2文字、半角1文字とカウントします。
テキスト広告
テキスト広告では、見出し・説明文・パスを入力します。
テキスト広告では、見出しは各半角30文字(全角15文字)、説明文は各半角90文字(全角45文字)、パスは各半角15文字(全角7文字)入力が可能です。
また、見出しは3つまで、説明文とパスはそれぞれ2つまで設定することができます。
DSA(レスポンシブテキスト)広告
DSA(レスポンシブテキスト)広告は、見出しがGoogle側で自動的に生成されます。そのため、入力すべきなのは説明文(2つまで)のみ。
半角90文字(全角45文字)以内で入稿しましょう。
電話専用広告
電話専用広告は、電話番号と電話アイコンが表示される点が特徴的です。
表示オプション
Google広告には、目的に合わせて効果を出しやすくするために表示オプションがあります。
Yahoo!広告の文字数
次に、Yahoo!広告の文字数を解説します。
Yahoo!広告では2020年8月にアップデートを実施。見出し数が3つまで、説明文が2つまで、半角90文字以内までと内容が変更されました。
この変更によってテキスト広告のフォーマットはGoogle広告と同じになっています。
また、Yahoo!広告ではGoogle広告と同様に、半角1文字、全角2文字とカウントします。広告の種類によって、それぞれ文字数が異なるため要注意です。
テキスト広告
Yahoo!のテキスト広告では、見出し・説明文・ディレクトリを入力します。
見出しは半角30文字(全角15文字)、説明文は半角90文字(全角45文字)、ディレクトリは半角15文字(全角7文字)です。
また、見出しは3つまで、説明文とディレクトリはそれぞれ2つまで設定することが可能です。
表示オプション
Yahoo!のリスティング広告では、Googleよりも表示オプションが少なく、すべて文字数が同じ(半角25文字/全角12文字)点が特徴です。
表記ルールをチェック
続いて、リスティング広告を出稿するときの表記ルールについて解説します。
リスティング広告には、守らなければならないルールが存在します。このルールを違反すると、広告出稿自体ができなくなるため注意しましょう。
また、リスティング広告の表記ルールは、定期的に更新されます。知らないうちに広告出稿ができなくなっており、広告効果が大きく変動するのもよくあること。
定期的に、最新情報をチェックすることが重要です。
医療・薬事系の広告掲載ルール
最近では、医療・薬事系の広告は審査が厳しくなっており、法律に基づいた厳格なルール運用が求められています。
審査が厳しくなっている背景として、2018年6月1日に施行された「医療法改正」が挙げられます。10年ぶりに、医療ガイドラインが大きく改正されました。
また、医薬品、医療機器を扱う上での法律である「薬機法」の存在も挙げられます。
特にヘルスケア、医薬品、医療機器、健康器具、化粧品など、医療・健康食品・美容に関する商材やサービスを広告配信するときは、定められている広告掲載のポリシーに則って運用を行う必要があります。
これらの業界は、人間の生死や健康に関わる商材やサービス。広告を通して誤った情報を広めることで、多くのユーザーへ悪影響を及ぼしかねます。
医療や美容に関する広告を運用したい場合は、法律や医療広告ガイドラインをチェックしてから作成することが非常に重要です。
Google広告ポリシー -ヘルスケア、医薬品-
誇張表現の広告掲載ルール
誇張表現とは、実際よりも大げさに表現すること。効果や人気、状態などをより強調して表現することで、商品やサービスを魅力的に見せる手法です。
ここで、注意すべきなのは、誇張表現にガイドラインがあること。
「広告掲出審査ガイドライン」の『4-(3)虚偽又は誇大な表現により、誤認期待を与える表現』にて、広告表現として認められない表現が掲載されています。特に、以下のような「事実と異なり、著しく優良又は有利であるような虚偽、不正確な表現」は広告配信を認められない場合が多いです。
*誇張表現の例
「世界一」「No.1」「口コミ人気1位」「絶対」
テキスト広告では、基本的に誇張表現は使用しないようにしましょう。
記号の使用にも一部制約があり
広告文の記号として、使えるものと使えないものがあります。
今回は、以下に使えない記号を一部抜粋しました。
*リスティング広告で使えない記号(Google・Yahoo!ともに)
{}_\⇒⇔→←↑↓♪〆※〒
広告文の中で、単語や商品名、会社名などを強調するために括弧や記号(♪など)が使用できないケースも珍しくありません。
また、Google広告で使えるもの、Yahoo!検索広告で使えるもの、どちらでも使えないものなど、媒体ごとにルールが異なるため注意しましょう。
広告で使える記号は変更される場合があるため、定期的にGoogle広告やYahoo!広告の公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
Google広告ポリシー -編集-
Yahoo広告ヘルプ -文字、記号を使用する際のルール-
広告文を制作する上でのポイント4点
他のWeb広告と比べて、リスティング広告はテキストのみである点が特徴。
画像や動画などを活用できないため、いかに短い文章で興味を持ってもらえるかどうかが重要です。さらに、思わずクリックしたくなる広告文、商品が欲しくなる広告文であるとなお良しですね。
この章では広告文を制作する上で押さえておきたいポイント4点をご紹介します。
1.見出し3と説明文2は表示されない場合がある
1点目のポイントは、見出し3と説明文2は表示されない場合があること。パソコンなど使用するデバイスによっては、見出し3や説明文2が表示されない場合があるので要注意です。
また、メインの訴求ポイントは、見出しの前半に持ってくるとクリック率を上げやすいです。なぜなら、検索結果で出てきた文章をユーザーは丁寧に読まないため。ほとんどのユーザーは、検索結果をざっと目を通す程度と認識しておきましょう。
見出しの頭に訴求となるキーワードを入れることで、ユーザーの目に止まりやすくなりますよ。
2.検索キーワードを入れた文章にする
2点目のポイントは、検索キーワードを入れた文章にすること。なぜなら、検索キーワードを広告文に入れておくと、関連性が高くなることでクリックされやすくなるため。
検索キーワードがたくさん入った広告文を見せると、ユーザーに「自分が探していた情報がこのサイトにある」と思ってもらうことができクリック率が上昇します。また、検索キーワードを入れることで広告の品質スコアを上げることができます。Googleは品質スコアを掲載順位を決める際の参考にしており、結果的に広告掲載順位を上げやすくなります。
3.行動訴求をする表現
3点目のポイントは、行動訴求をする表現を入れること。
広告でありがちなのが、商品の特徴を入れただけの広告。特徴を伝えることも大切ですが、リスティング広告ではまずクリックしてもらうことが重要。そのため、説明文や広告文に直接的または間接的な行動訴求ができる表現を入れると、より効果的な広告に近づけることができます。
直接的な行動訴求:リンク先で何ができるかを伝える
例:「今すぐ予約」「お電話はこちら」
間接的な行動訴求:キャンペーンやセールを伝える
例:「〇月〇日まで」「今なら20%オフ」「初回体験無料」
以上のように、商品やサービスを購入するまでの導線を広告文に織り交ぜることで、クリックや購入までスムーズに至りやすくなります。
4.改善を繰り返す
4点目のポイントは、広告運用では改善を繰り返すこと。運用している広告のクリック率が悪ければ、こまめにテキストを改善することも重要です。
特に、CV率が高く表示回数が多いのに対し、クリック率が低い広告グループでは、露出やCVまでの導線は適しているけれど広告文がユーザーの目に止まっていない可能性が高いです。
このような場合は、キーワードや広告文を変えるだけでクリック率が改善されるケースもあります。
さらに、ABテストもおすすめです。ABテストとは、Webマーケティングにおける効果測定の一種。ある要素を変えたバナーや広告文を複数パターン作成してテスト配信することで、どちらがより良い成果を得られるか検証します。
運用を繰り返しながら、ヒットする文章・語句を見つけていくことで、よりクリック率が高く広告効果が期待できる運用へ導きましょう。
まとめ
今回は、GoogleやYahoo!でのリスティング広告で決められている文字数や注意すべき点、運用効果UPを見込む広告制作時のポイントについてご紹介しました。
リスティング広告には、細かな文字数やルールが定められています。これらを守らないと、そもそも広告出稿ができません。ガイドラインや規定から外れた広告運用を行い、繰り返し非承認になるなど運営側に悪質だとみなされてしまうとアカウント停止になるリスクもあります。
ルールは日々更新されるので、最新情報を常にチェックしておくことが重要です。リスティング広告の文字数やルールをしっかり守って、広告運用を行いましょう。
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