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最終更新日: 2022.11.22

リンクとは?意味と使い方、URLとの違いや関連用語を解説

リンクとは?意味と使い方、URLとの違いや関連用語を解説

「リンク」や「ハイパーリンク」について、なんとなく理解しているつもりでも、いざとなると説明が難しいと感じるときがありませんか?

そこでこの記事では、リンクの意味について徹底解説していきます。HTMLを使ったリンクの貼り方や、表示方法の種類についてもまとめているので、ぜひ最後までお読みください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

インターネットにおけるリンクとはハイパーリンクのこと

インターネットにおけるリンクとはハイパーリンクのこと

インターネット分野において使用する「リンク」は、「ハイパーリンク」の略称のこと。ハイパーリンクとはインターネット上に存在するページへ誘導するもののことを意味します。

リンクを用いると、Web上に様々なページを設置できます。例えば同じサイト内に複数のページを作ったり、外部サイトへ遷移させたり、あるいはファイルをアップすることも可能です。

また、Webブラウザではカーソルからマウスポインターに変わる部分にリンクがあることが分かります。

Webブラウザではカーソルからマウスポインターに変わる部分にリンクがある

出典:Google

例えば通常、マウスポインターは上記のように矢印になっています。

通常、マウスポインターは上記のように矢印

出典:Google

しかしリンクがあるテキストにマウスオーバーすると、人差し指のマークに切り替わるのです。これはこのテキストをクリックすると、指定されたリンク先にジャンプすることを意味しています。

このように、ハイパーリンクはテキストにも設置することが可能です。ハイパーリンクがあることで、別のページや外部サイトにジャンプできるようになります。

「リンクを貼る」の意味は?

「リンクを貼る」の意味は?

「リンクを貼る」というのは、ほかのページなどへの導線を意味します。

例えば、当サイトのサイト名である「QUERYY(クエリー)」というテキストを、ページ内に打ち込んだだけでは、どこにも誘導できません。「QUERYY(クエリー)」というテキストに、「https://n-works.link/blog」というURLを設定することで、初めてサイトへと誘導できます。これが「リンクを貼った」状態です。

ちなみに、「リンクを貼る」に対して「リンクを張る」と表記することもありますが、意味は同じです。

リンクとURLの違い

リンクとURLの違い

リンクとURLとの違いは下記です。

概要
リンク 他のページへ誘導するもの QUERYY(クエリー)
URL ページやサイトの所在地 https://n-works.link/blog

リンクは他のページへ誘導するものであるのに対し、URLは単純にそのサイトが存在する場所の住所を意味します。

リンクは別のページや外部サイトに誘導したい場合に使用し、いま見ているページから別の対象物へ遷移する動作を意味しています。この性質からリンクはインターネット上でしか用いることができません。

一方、URLとはサイトやページがどこに存在しているのかを示しています。そのためインターネットに限らず、紙媒体でもURLを文字として記載することがあります。

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リンクはHTMLで指定することでリンク先を指定できる

リンクはHTMLで指定することでリンク先を指定できる

リンクはHTMLを使い、飛び先を指定します。その際は「a要素」と「href属性」を使用します。

a要素とは「アンカー」のことで、ほかのHTMLファイルを指定する役割があります。そしてhref属性は、ハイパーリンクのリンク先を指定するための属性です。この2つを使って、以下のように記載します。

<a href=”URL”>アンカーテキスト</a>

例えば、「QUERYY(クエリー)」というテキストに「https://n-works.link/blog」というリンク先を指定する場合は、以下のように記載します。

<a href=”https://n-works.link/blog”>QUERYY(クエリー)</a>

このHTMLはWeb上では以下のように表示されます。

リンクはHTMLで指定することでリンク先を指定できる

このようにHTMLタグを使うことで、どのページに飛ぶかを指定できます。今回ご紹介したのはWebページでしたが、ほかにもファイルや画像、メールアドレス、アプリなどにも遷移させることが可能です。

移動先への表示方法も指定できる

リンクの貼り方では移動先への表示方法も指定できます。表示方法の指定には、以下のようにいくつかの種類があります。

概要 シチュエーション
同じウィンドウで開く 現在開いているタブのままページを遷移させる 同サイトの別ページリンクを貼る場合
別タブで開く 現在開いているウィンドウで別のタブを開いてページを遷移させる 別サイトのリンクを貼る場合
同じページ内で移動する 現在開いているページのまま別の見出しへ遷移する アンカーリンクを設置する場合

このように、表示方法はシチュエーションごとに使い分けることがポイントです。同じサイトの別ページへリンクを貼る場合、同じウィンドウで開くのはサイトから離脱させないためです。

また別サイトへのリンクを別タブで開くのは、外部サイトからいつでも自社サイトに戻ってきてもらうため、と覚えてください。

そして記事内の見出しにリンクを設置する場合は、ウィンドウやタブを切り替える必要がありません。その際はアンカーリンクといって、同じページ内で移動する表示方法を用います。

リンクの関連用語

リンクの関連用語

リンクに関連した用語に「被リンク」や「リンク切れ」という言葉があります。ここからは、それぞれの用語について解説していきます。

被リンクとは?

被リンクとは、外部サイトに貼られた自社サイトのリンクのこと。例えばとあるユーザーが自身のブログでA社のコンテンツについてコメントし、URLを設置したとします。このURLは、A社にとって被リンクとなるのです。

被リンクはSEO対策において、重要な要素であると言われています。特に質の良い被リンクが多いと、検索エンジンから良い評価をされる傾向にあります。

ですが被リンクの数が単に多いだけでは評価されません。あくまでも関連性の高いコンテンツの中で被リンクを貼られることがポイントとなります。

被リンクとは?SEOで重要な被リンクの調べ方と良質な被リンク獲得方法 被リンクとは?SEOで重要な被リンクの調べ方と良質な被リンク獲得方法

リンク切れとは?

リンク切れとは?

リンク切れとはリンクを貼っているものの、リンク先に遷移できない状態のこと。リンク切れが起こると上記の画像のように「404エラー」が発生することがあります。

404エラーとは指定したURLが存在しない場合、あるいは削除されてしまっている場合に発生するエラーです。

指定されたリンクをクリックして404エラーが表示されると、ユーザーは「リンク切れが発生している」と認識できます。ですがWebサイトを運営する上で、リンク切れは発生しないのがベスト。理由はユーザーを不快にさせてしまうからです。

リンク切れを起こさないためには、コンテンツの管理運用の徹底が必要になります。リンクを設置する際はリンクに誤りがないか、また期間限定のリンクを設置する場合は、いつリンクを削除しなければならないか、などに注意してください。

またリンク切れを見つけるには、専用のツールを導入すると良いでしょう。目視で見つけるのは難しいため、Webサイトを運営する場合はぜひ活用してみてください。

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リンクとは?のまとめ

リンクとは?のまとめ

繰り返しになりますが、リンクとはインターネット上に存在するページへ誘導するもののことを意味します。一言で説明するなら「何かと何をつなぐもの」と言っても良いでしょう。リンクを用いれば、簡単に別ページや別サイトに誘導できます。

また、リンクを貼って別ページやサイトに誘導する場合は、表示方法に注意してください。特にタブの使い分けは、自社サイトからの離脱防止に役立ちます。

この記事で紹介した内容を参考に、リンクについて正しく理解し、効率的かつ魅力的なサイト作りをしていきましょう。

リンクのよくあるご質問

インターネットにおけるリンクとは?

インターネット分野において使用する「リンク」は、「ハイパーリンク」の略称のことです。ハイパーリンクとはインターネット上に存在するページへ誘導するもののことを意味します。

リンクとURLの違いは?

リンクは他のページへ誘導するものであるのに対し、URLは単純にそのサイトが存在する場所の住所を意味します。

「リンクを貼る」の意味は?

「リンクを貼る」というのは、ほかのページなどへの導線を意味します。
「リンクを貼る」に対して「リンクを張る」と表記することもありますが、意味は同じです。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格