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最終更新日: 2024.03.27

SEOキーワード選定ツール12選!無料・有料のおすすめを紹介

SEOキーワード選定ツール12選!無料・有料のおすすめを紹介

SEO対策において、Webサイトのコンテンツやブログを作成する際は「キーワード選定」が重要です。

また、コンテンツを公開したあとも、どのようなキーワードで流入しているかなどの調査が必要になってきます。

そこでこの記事では、キーワード選定におすすめのツールを厳選し、紹介します。加えて、ツールが必要な理由や、キーワード選定のコツについてもまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

キーワード選定ツールが必要な理由

キーワード選定ツールが必要な理由

キーワード選定ツールとは、Webサイトのコンテンツやブログの検索エンジン最適化(SEO)を支援するために使用するツールのことです。

競合分析やキーワードの検索ボリューム、関連キーワードの提案などの機能を備えており、SEO戦略の基盤となる重要なツールといえます。

また、キーワード選定ツールが必要な理由として、以下があげられます。

  • キーワード選定によってSEO対策の効果が変わる
  • キーワード選定でカニバリを防ぎやすい
  • キーワード選定の効率が上がる
  • 効果的なキーワードを選びやすい

次項でそれぞれ、詳しくみていきましょう。

キーワード選定によってSEO対策の効果が変わる

SEO対策は、選定するキーワードで結果が決まるといっても過言ではありません。なぜなら、対策キーワードの難易度はWebサイトのドメイン評価や競合の強さによって変わるからです。

例えば、月間検索ボリュームが10,000以上のキーワードを選んでも、Webサイトのドメイン年齢(ドメインが検索エンジンにインデックスされてからの期間を表したもの)が低ければ、検索上位に表示される可能性も低いといえます。

反対に、月間検索ボリュームが100程度かつ、競合が対策していないキーワードであれば、上位表示の可能性を高められるかもしれません。

このように、キーワード選定次第でSEO対策の効果は変わるため、キーワード選定は慎重に行う必要があります。そこで役立つのがキーワード選定ツールなのです。

キーワード選定でカニバリを防ぎやすい

キーワードカニバリゼーション(通称:カニバリ)とは、Webサイト内のコンテンツ同士が競合し、足を引っ張り合っている状態のことです。

カニバリがあると、検索順位が安定しにくくなるほか、被リンクの分散やCVR(コンバージョン率)の機会損失も起こり得ます。

そのため、カニバリを防ぐためにはキーワード選定ツールを利用し、他のキーワードと検索意図が類似していないかをチェックすることが重要です。

キーワード選定の効率が上がる

膨大なキーワードの中から、最適なキーワードを手動で探し出すのは、非常に骨が折れる作業です。

例えば、ダイエット関連のキーワードを選定したい場合は、「ダイエット ◯◯」のようなサジェストキーワードや、「減量 ◯◯」「糖質制限 ◯◯」といったキーワードが無数にあります。

その点、キーワード選定ツールなら、狙ったキーワードを短時間で抽出、一覧化できます。一度に大量の関連キーワードを見られるため、キーワード選定にかかる時間を大幅に短縮できます。

効果的なキーワードを選びやすい

前述のとおり、キーワード選定ツールは、短時間で多くの関連キーワードを取得できます。

その中から競合の少ないキーワードを選ぶことで、SEOに効果的なキーワードの選定が可能となります。

ツールによっては、競合の強さも表示するものもあるため、より効果のあるキーワード選定ができるでしょう。

【関連ウェビナー】

SEOのプロが解説 成果を出すためのキーワード選定

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【有料】おすすめのキーワード選定ツール

【有料】おすすめのキーワード選定ツール

有料版の中でおすすめのキーワード選定ツールは、以下のとおりです。

  • Ubersuggest
  • SEMRUSH
  • SE Ranking
  • Ahrefs
  • Keywordmap
  • キーワードファインダー

Ubersuggest

Ubersuggest

Ubersuggestは、トレンドや競合データ、キーワードの検索ボリュームを知るのに役立つツールです。無料で使用できますが、キーワードを1日3回までしか検索できないため、本格的にキーワード選定する場合は、有料登録をおすすめします。

SEMRUSH

SEMRUSH

SEMRUSHは、包括的なSEO分析ができるツールです。キーワードリサーチ、リンクビルディング、ソーシャルメディアマネージメントなど、多岐にわたる機能を備えています。

また、競合他社が獲得しているオーガニック流入も確認できるため、キーワード選定がしやすいのも特徴の一つです。

SE Raking

SE Raking

SE Rankingは、関連キーワードの提案や競合キーワードの調査をサポートします。競合調査や被リンクの監視も行えるほか、レポーティング機能も優秀です。

キーワード調査では、難易度や検索ボリューム、クリック単価、キーワードアイデアなどひと目で確認できるようになっています。

Ahrefs

Ahrefs

ahrefsは、キーワードリサーチをはじめ、バックリンク分析、競合分析、コンテンツ調査などにも役立つツールです。

競合の被リンク調査がひと目で分かるほか、キーワード調査では、競合他社のサイトURLを入力するだけで、獲得しているキーワードを洗い出せます。

Keywordmap

Keyword Map

Keywordmapは、競合サイトとの比較や共起語分析など、SEOにおけるコンテンツ制作に必要な機能が搭載されています。リスティング広告の運用を支援する機能もあり、総合的なWebマーケティング施策の強化が可能な点も特徴です。

ミエルカSEO

ミエルカSEO

ミエルカSEOは、「ユーザーがどのようなキーワードで検索しているか」「競合サイトにどのくらい流入しているか」などを細かく分析します。サポートも充実しているほか、SEOに関するリサーチだけでなく、効果測定やコピペチェックなどもあるため、コンテンツ作成に役立つツールです。

キーワードファインダー

キーワードファインダー

キーワードファインダーは、SEOやコンテンツ対策に効果的なキーワードを、自動で取得・表示します。毎日自動で取得し蓄積するため、他のツールよりもキーワードを多くピックアップできるという特徴があります。

【無料】おすすめのSEOキーワード選定ツール

【無料】おすすめのSEOキーワード選定ツール

続いて、無料版の中でおすすめのキーワード選定ツールを紹介します。

  • Googleキーワードプランナー
  • ラッコキーワード
  • Googleトレンド
  • aramakijake
  • rishirikonbu

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Google広告の配信や記事を執筆する際に役立つキーワード選定ツールです。Googleから無料で提供されており、各キーワードの月間検索ボリュームやクリック単価、競合性などを確認できます。

ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、サジェストキーワードを取得できるほか、キーワードにまつわるQ&Aやニュース、共起語や同義語などの取得にも便利なツールです。ただし、無料プランでは一部の情報が表示されないため、本格的に調査したい場合は有料プランに登録することをおすすめします。

Googleトレンド

Googleトレンド

Googleトレンドは、対象のキーワードが検索された回数の推移を調べられるツールです。対象期間を区切ってリサーチできるほか、特によく検索された関連トピックや地域、直近の急上昇キーワードを調べることもできます。

aramakijake

aramakijake

aramakijakeは、上位表示されている記事やキーワードの月間検索ボリュームを調べられます。GoogleとYahoo! それぞれのボリュームを調べられる点も特徴です。シンプルな見た目のため、情報を分かりやすく確認できます。

rishirikonbu

rishirikonbu

rishirikonbuは、関連語や候補キーワードの検索数を予測するツールです。さまざまな指標を数値で確認したいときに役立ちます。上位表示できた際の月間検索アクセス予測数だけでなく、キーワードの出現場所も分かります。

キーワード選定で失敗しないためのポイント

キーワード選定で失敗しないためのポイント

キーワード選定で失敗しないためには、以下の点に注意する必要があります。

  • リスティング広告のクリック単価を確認する
  • 検索結果を確認する
  • 競合調査を元にキーワードを選定する

リスティング広告のクリック単価を確認する

リスティング広告のクリック単価は、高ければ高いほど成約に近いキーワードと考えられます。そのため、より成果に近いキーワードを選ぶ際は、リスティング広告のクリック単価を確認してみてください。

クリック単価の低いキーワードばかりを選ぶと、上位表示しやすい半面、成果につながらないという場合もあります。

検索結果を確認する

キーワード選定をし、絞り込みを終えたら、キーワードを一つ一つ実際に検索窓に打ち込んでみてください。

検索結果を見ることで、上位表示の難易度を考察できたり、異なる検索キーワードであっても検索結果が重複しているキーワードを見つけられたりします。

また、キーワードのカニバリを起こさないためにも、事前に検索結果をチェックしておきましょう。
検索クエリとは?キーワードとの違いと調べ方 検索クエリとは?キーワードとの違いと調べ方

競合調査を元にキーワードを選定する

キーワード選定をする際は、同時に競合調査も行いましょう。なぜなら、競合サイトが上位表示しているキーワードは、同業他社でも上位表示を獲得できる可能性があるからです。競合調査を元にキーワード選定をすることで、失敗を防ぎやすくなります。

キーワード選定ツールのまとめ

キーワード選定ツールのまとめ

効率的なSEO対策を行うには、的確なキーワード選定が必要です。効果的かつ効率的に結果を出すためにも、目的にあったキーワード選定ツールを活用しながら、メディア運用をしていきましょう。

また、無料ツールでもキーワード選定はできますが、機能が限定されているものもあります。一方、有料ツールは機能が充実している半面、どのような用途で使うのかを決めてから導入しないと、宝の持ち腐れになりがちです。

この記事で紹介したツールも参考に、ぜひキーワード選定ツールの検討、導入を進めてみてください。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格