マーケティング

最終更新日: 2023.11.14

TikTokユーザーの42.5%が動画をきっかけに商品に興味、その内4割が購入にまで至る

TikTokユーザーの42.5%が動画をきっかけに商品に興味、その内4割が購入にまで至る

デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークスは、TikTokを日常的に使用している男女395名を対象に、TikTokの利用に関する実態調査を行いました。
今回はその一部を公開いたします。

石田 哲也

監修者

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

調査概要

調査対象 :TikTokを日常的に使用しているユーザー
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2022年11月9日〜11月22日
サンプル数:395名

調査結果のサマリー

  • ユーザーの7割が毎日30分以上TikTokを利用。毎日1時間以上は27.9%
  • 42.5%がTikTokをきっかけに企業のサービスや商品に興味
  • その内、4割が商品の購入にまで至るという結果に
  • 公式TikTokアカウントのフォロー理由は最新情報と企画の充実度がポイント

Q. 1日の内、TikTokをどのくらいの時間使用していますか?

 1日の内、TikTokをどのくらいの時間使用していますか?

全体の7割が30分以上毎日TikTokを視聴していると回答しました。
内、約半数が毎日30分程度という結果から、ゆっくり時間をとって見るというよりも、隙間時間などを使って気軽に視聴する目的で利用している方が多いようです。
一方、1時間以上視聴している方も27.9%存在しており、隙間時間の積み重ねや、興味のある動画を探さずとも視聴ができ、「気が付いたらつい夢中になっていた」というような、TikTokがユーザーを惹きつける特長が表れる結果となりました。

Q.TikTokでどのようなジャンルの動画を視聴していますか?

TikTokでどのようなジャンルの動画を視聴していますか?

TikTokといえばダンス・音楽関連のイメージが強いですが、やはり実際に視聴されているジャンルも「ダンス・音楽関連」が1位(52.7%)という結果となりました。
次いで「料理・グルメ」が48.4%と、この二つのジャンルが他を引き離して最も多く観られていることが分かりました。
「料理・グルメ」ジャンルの視聴ユーザーからは「文字だけではなく動画だとイメージがつき、チャレンジしやすい」という声が上がっており、TikTokは娯楽としての使用だけではなく、生活に役立つ情報を得るなど、情報収集のツールとしても重宝されていることが分かりました。

Q.TikTokをきっかけに企業のサービスや商品に興味を持ったことがありますか?

TikTokをきっかけに企業のサービスや商品に興味を持ったことがありますか?

42.5%が「TikTokがきっかけで企業のサービスや商品に興味をもったことがある」と回答しました。その理由には、TikTokは過去の操作履歴や視聴履歴を基に分析し、興味をもちそうなユーザーにおすすめ動画の提案を行っていることがポイントだと考えられます。
TikTokが提案するおすすめ動画から、今までの視聴カテゴリーを越えた別のジャンルの動画に自然と触れる機会ができるため、今まで検索すらしていなかったサービスや商品を目にし、新しい出会いや発見・興味に繋がっていきます。
つまりターゲットをよく理解し、興味と合致したコンテンツが作成できれば、TikTokから潜在層の認知拡大や顧客獲得に繋げられる有効な手段だといえます。
TikTokユーザーに刺さる魅力的な動画制作と運用・分析はニュートラルワークスにお任せください。

Q.前問で興味をもったことが「ある」と答えた方、TikTokをきっかけに実際に商品を購入したことがありますか?

前問で興味をもったことが「ある」と答えた方、TikTokをきっかけに実際に商品を購入したことがありますか?

前問で、TikTokをきっかけに企業のサービスや商品に興味をもったことが「ある」と答えた方の内、実際に商品を購入したことがあるのは41.6%と高い数値となりました。

2021年には日経トレンディ発表のヒット商品ベスト30の1位に「TikTok売れ」が選ばれました。「TikTok売れ」とは、TikTok内で紹介された商品やコンテンツが爆発的な拡散を経てトレンド化しヒットすることを指した言葉です。お菓子や飲料など低単価の商品から、高級車や不動産までありとあらゆる商品の興味をもたせる場になっており、動画で消費を動かすことができるプラットフォームだと評価されています。
企業のTikTok活用は現在も徐々に広がりを見せていますが、今後更に参入企業が増えていくことが予測されます。

Q.TikTokをきっかけに商品を購入したことがある方、購入した理由を教えてください。

TikTokをきっかけに商品を購入したことがある方、購入した理由を教えてください。

TikTokをきっかけに商品を購入したことがあるユーザーの購入理由として、1位は「動画を見て興味をもった(42.9%)」という結果となりました
もともと商品やサービスに興味がない・もしくは知らなかったユーザーが、動画をきっかけに興味を持ち、購入にまで至っているケースが多いことがこの結果から分かります。

Q.企業やブランドの公式TikTokアカウントをフォローしている方、フォロー理由を教えてください。

企業やブランドの公式TikTokアカウントを積極的にフォローしているユーザーは全体の11.9%でした。
アカウントをフォローしている理由をヒアリングした結果、以下のような声が集まりました。

最新情報の収集

  • 気になる新商品情報やお得情報をいち早くキャッチできるからです。
  • 欲しいブランドや企業のアイテムを人より先に知ることが出来るためです。

動画の分かりやすさ・面白さ

  • 商品の正しい使い方やアレンジ方法などが見れるから。
  • 投稿が面白く、信頼できる情報だから。
  • 自分が困っている悩みなどの解決に役立てるため。

このように企業やブランドの公式TikTokアカウントには最新情報を常に発信すること、またターゲットを飽きさせない企画や、ユーザーの役に立つ情報を届けることが大事なポイントだといえます。

こまめな運用や企画提案力不足にお困りの際は、企画から制作・運用・分析までワンストップで支援するニュートラルワークスにご相談ください。

Q.TikTok以外で日常的に利用しているSNSを教えてください。

TikTok以外で日常的に利用しているSNSを教えてください

TikTokを日常的に使用していながらも、他のSNSも複数同時に使っていることが分かります。ユーザーは各SNSの特性や違いを理解して、必要に応じて使い分けていることが分かります。

調査結果のまとめ

TikTokは毎日気軽に見られる動画SNSとして支持されており、今までは文字情報だけだったものが「動画の方が分かりやすい」という理由から、多種多様なジャンル視聴されています。

多くの方が、TikTokがきっかけでサービスや商品に初めて興味を持ち、さらに購入にまで至っているということが分かる結果となりました。元々興味がないカテゴリーでもターゲットに響く内容のコンテンツによっては、新しい「好き」を発見してもらえる場であり、購入に繋げることができる魅力的なプラットフォームだといえます。
公式アカウントには最新情報や、動画ならではの面白さや分かりやすさが求められており、今後も「頻繁でこまめな運用」や「ユーザーニーズに合った企画」が重要だと考えられます。

監修者紹介

石田 哲也

石田 哲也

取締役CMO

Twitter:@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO。1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

■経歴
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/プロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO

■得意領域
Webサイト改善
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告

■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格