デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークスは、自社コラムやオウンドメディアなどを運営している企業に所属の方130名を対象に、記事制作に関する実態調査を行いました。
今回はその一部を公開いたします。
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目次
調査概要
調査対象 :自社コラムやオウンドメディアなどを運営している企業に所属の方
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2022年12月7日〜12月24日
サンプル数:130名
調査結果のサマリー
- コラム・メディアを運営する目的第一位は「SEO対策」
- 記事制作で重視していることの第一位は「内容の独自性」
- 3割の企業が「アクセス向上に結びついていない」・「手間がかかる」ことに課題を感じている
- 記事制作を外注している企業は、内製している企業よりも満足度が高い傾向があることが分かった
Q. コラム・メディア運営の目的を教えてください。
42.3%がコラムやメディア運営の目的を「SEO対策」と回答しました。
その背景にはSEO対策のメリットが、狙ったキーワードで上位表示されることで「購買意欲の高いユーザーの流入」や「サイトの専門性強化」に繋がる為と考えられます。
Q.記事制作において、どのようなことを重視していますか?
記事制作において、重視していること1位は「内容の独自性」44.6%という結果になりました。
「内容の独自性」というのは、前問でヒアリングしたコラムやメディア運営の目的である「SEO対策」に繋がる重要なポイントなので、1位に挙がったと考えられます。
なぜSEO対策に繋がるかというと、Googleは独自性のある体験を交えたコンテンツや一次情報を高く評価する傾向があり、上位に表示される確率があがる為です。またユーザーにとっても、似たり寄ったりの情報しか載っていない記事よりも、他の記事にはない新しい切り口や、独自の情報が豊富な記事やメディアの方が役に立つと考えるため、「内容の独自性」は記事制作において重要なポイントであることが分かります。
次いで「内容の正確性」33.8%と「更新頻度」32.3%が上位に挙がりました。
誤字脱字や間違った情報を記載した記事は、メディアだけではなく会社自体の信頼にも大きく影響するため、正確性は記事制作において必要不可欠だといえるでしょう。また、情報鮮度やトレンドに合ったコンテンツを配信するために、更新頻度を意識して定期的に最新のコンテンツに更新するための工夫も重視されていることがうかがえます。
ユーザーのニーズをつかみ、他にはない独自性のある記事をコンスタントに配信していくためには、経験と専門知識が豊富な「記事制作代行サービス」の利用をおすすめします。
Q.記事制作に対して感じている課題はありますか?
記事制作に対して感じている課題は1位が「アクセスが伸びていない(33.8%)」で、次いで2位が「手間がかかる(32.3%)」、3位が同率で「集客に繋がっていない・売上に繋がっていない(30.8%)」でした。
SEOを意識した記事制作を行っても、思うようにアクセスが伸びず、結果として集客や売上に繋がっていないという企業が30%を超える結果となりました。
これらの課題に対する改善策については次の問いで紹介していきます。
Q.上記の課題に対して、どのように改善したいと考えていますか?
上記の「記事制作に対して感じている課題」に対し、具体的にどのような改善が必要と感じているかをヒアリングした結果、以下のような声が集まりました。
記事の質を高める努力
- 魅力ある記事を書いて、人々の記憶によいかたちで残せるように努力したいと考えている
- よりトレンドに敏感になり、何を読者が求めているのかを追求して、記事を作成していきたい
- ライティングスキル向上のセミナー参加、ライター側のスキルと知識量を増やす
リソース不足改善
- 社内でもっと多くの層の人間をコンテンツ制作に取り込む必要があります。それを可能にするだけのリソース不足を解消したい。
- 自分自身としては他の業務との兼ね合いでどうしても時間がかかってしまうので、その点人材を増やすなどして改善をしたいと思います。
外部発注の検討
- コストをかけて外注してその内容から自分自身も勉強していきたいと感じている。
- 経費削減の為に内製していますが、本業をしつつだと取れる時間が限られていて満足できない結果に。もう少し予算をとり、外注することで改善を考えています。
- 手間がかかる割には成果に繋がっていないので、記事制作代行サービスの利用を検討しています。
記事制作には思った以上に手間がかかることから、全体を通してリソース改善を検討している方が多くみられました。また、社内でのリソース改善だけではなく、外部発注によって成果に繋げようとしている声も挙がりました。
また、こちらの課題感には上がりませんでしたが、上位表示出来ない根本的な要因として”サイト評価”が挙げられます。コンテンツの質が高くても、サイト評価が低ければ上位表示は難しいため、記事の上位表示には記事以外の対策も重要となっております。
Googleはサイト評価の要素として、被リンクを重視しているので、記事が上位表示されない場合は「被リンク獲得代行サービス」の活用が有効です。
Q.記事制作を外注している方、記事制作の外注先を選ぶ際の基準は何ですか?
記事制作の体制に関する問いでは「全て外注している」4.6%、「一部外注している」が22.9%となり、70%以上の割合が「内製している」と回答しました。
その中で、「全て・もしくは一部外注している」と答えた方に、”外注先を選ぶ際の基準”についてたずねました。
その結果、外注先を選ぶ際の基準は半数が「実績の多さ」と回答しました。次いで「専門知識」が45.8%となりました。
「実績の多さ」が選ばれた背景には、豊富な制作事例や成果から信頼度や質の高さを確認することで、狙い通りのパフォーマンスをあげるための判断材料になるためだと考えられます。
しかし、過去の制作本数が豊富でも、安価で低品質な記事を大量制作している場合もあるので注意が必要です。記事による検索流入数・問い合わせ数の増加率など、実際の成果をしっかりと見極めながら発注先を決めることが大事なポイントだといえます。
ニュートラルワークスでは、豊富な実績はもちろんのこと、自社のオウンドメディア運営で検索流入数約34倍、リード獲得件数約47倍と大幅増加に成功した実績を持ちます。成果に繋がるオウンドメディア運営ならお任せください。
Q.現在の記事制作に対する満足度を教えてください。
現在の記事制作に対する満足度は、「満足している」6.1%、「やや満足している」32.1%と、全体で38.2%が満足のいく記事制作が出来ているという結果となりました。
この結果をさらに「記事制作を内製している企業」と「外部発注している企業」とで比較したところ、「外部発注している企業」の満足度がより高いことが分かりました。
「内製している企業」と「外注している企業」の比較
- 記事制作を全て内製している企業 満足度 36%(満足・やや満足計)
- 記事制作を外部発注している企業 満足度 44%(満足・やや満足計)
外注をすることで社内リソースの圧迫を防ぎ、一定の品質を保った記事をコンスタントに更新できるため、結果としてオウンドメディアでの成果が出やすく、満足感に繋がっていると考えられます。
オウンドメディア運営を成功させるためには、記事制作を外注化することが有効な手段だと考えられます。
調査結果のまとめ
コラム・メディア運営の目的は「SEO対策」という結果で、検索上位に繋がる独自性のある質の高い記事をコンスタントに配信することを重要視していることが分かりました。
しかしながら時間や人的リソースを割いて記事を制作し手間をかけている割には、狙い通りのアクセス数の獲得に繋がっていないことが課題として挙げられました。
課題解決には、記事の質を高める努力、人的リソース不足改善、外部発注を検討するという対策が挙げられ、実際に外部発注した企業は記事制作に対する満足度が高いことが分かりました。
本来業務に集中した上で成果を出すには、外部発注を活用しながら、質の高い記事を定期的に配信し、さらにその先のユーザーの行動変化にまで繋がる動線を描くことが重要なポイントだと言えます。
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