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2021.02.24 (公開: 2021.02.10)

Shopifyでのキーワード検索戦略【Shopify SEO対策講座】

Shopifyでのキーワード検索戦略【Shopify SEO対策講座】

デザイン性の高いShopifyストアを開設し、素晴らしい商品をラインナップさせていても、SEO対策がおろそかでは顧客はサイトを訪れてくれません。検索エンジンに最適なキーワード戦略にはどのようなものがあるか解説します。

Shopifyにベストなキーワード調査ツールはAhrefs(エイチレフス)

Shopifyにベストなキーワード調査ツールはAhrefs(エイチレフス)

Shopifyにおすすめのキーワード調査ツールはAhrefs(エイチレフス)です。検索エンジンで上位表示されるための施策のひとつに、検索エンジン最適化(SEO)があります。マーケティングや広告にそれほど予算が割けないという場合、Web集客のためにはSEO対策が重要な手段となります。SEO対策では、検索エンジンを攻略するためにサーワード調査が欠かせません。Google Keyword Plannerでもある程度のキーワード調査は可能ですが、有料SEOツールであるAhrefsへの投資も検討してみましょう。

シンガポールのAhrefs社が提供するAhrefsは世界で60万人が導入しているSEO分析ツールで、コンテンツマーケティングに大きな力を発揮します。Ahrefsは自社サイトの分析だけでなく、競合サイトの上位表示キーワードや被リンク、ソーシャルメディア別の流入数なども調査・分析できるのが大きな特徴です。トライアルは7日間で7ドル、ライトプランは月額99ドルから設定されています。
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https://ahrefs.com/

Ahrefsを使ったキーワード調査方法

Ahrefsの利用方法はとてもシンプルです。Ahrefsでキーワード調査を行う流れを見ていきましょう。

キーワード調査を行うはメニユーから「Keywords explorer」を選択します。試しに「鉛筆」というキーワードを調査してみましょう。調査結果でチェックするのは「キーワード難易度」と「検索ボリューム」の2つです。

  • キーワード難易度:特定キーワードにおける検索上位表示するための難易度
  • 検索ボリューム:GoogleやYahoo等の検索エンジンにおける特定キーワードの月間検索回数

SEO対策では、キーワード難易度が低く、かつ検索ボリュームが多いキーワードを多用したコンテンツを作り、効率的に検索上位表示を狙っていくのが一般的です。さらにAhrefsを使えば、ベンチマークしているサイトや競合他社のサイトの分析が可能になります。他社がまだ網羅していないキーワードを調査して、自社サイトに使うのも良い方法です。では、さらに詳細なキーワード戦略について解説します。

キーワード検索戦略1:ニッチ市場を特定する

キーワード検索戦略1:ニッチ市場を特定する

ニッチな市場を狙うことで、検索結果の上位表示がより容易になります。ニッチ市場とは、狭い範囲に絞り込まれた市場のことです。たとえば、さきほどの「鉛筆」はマス市場であり、ニッチ市場としては「色鉛筆」や「水彩鉛筆」といった「鉛筆+α」のキーワードで絞り込まれた市場があります。

Shopifyのキーワード検索戦略では、このニッチ市場を見つけることが重要なのです。なぜなら、「鉛筆」という大きなキーワードでは、市場の大手メーカーや大手小売店と検索結果を争うことになり、上位表示を狙うためには途方も無い労力が必要になるからです。しかし、「色鉛筆」など特定のニーズをターゲットにすることで、大手との競合を避けて検索結果の上位を狙える余地が出てくるのです。では、どのようにしてニッチ市場を狙えるキーワードを見つけるのでしょうか? 注目すべきは「ロングテールキーワード」です。

キーワード検索戦略2:ロングテールキーワードを使う

キーワード検索戦略2:ロングテールキーワードを使う

ロングテールキーワードとは、複数の単語を組み合わせた検索キーワードです。たとえば「鉛筆」はとても頻繁に検索されるビッグキーワードですが、検索結果もまた膨大になります。そこでユーザーは自分の目的にあった単語を付け加えて、検索結果をより適したものに絞り込む行動を起こします。

具体的には、「鉛筆 小学生 硬さ」というキーワードで子供の入学準備品を調べたり、「水彩鉛筆 初心者 おすすめ」というキーワードでおすすめの商品を探したりといった風にです。このとき使われる3~4単語の複合キーワードを、ロングテールキーワードまたはニッチキーワードと呼びます。実は、検索エンジンの一ヶ月あたりの検索数の約96%は、ロングテールキーワードが締めているのです。この競合の少ない市場を獲得するには、自社のターゲットに最適なロングテールキーワードを探し出すことが必要です。

さきほどご紹介したAhrefsでは、「Keywords explorer」の下位にある「Phrase match」から、検索キーワードリストが調べられます。リストの「KD」という指標はキーワード難易度を指しており、KDの数値が小さければキーワード難易度が低いということです。そして「volume」という指標はキーワードの月間検索数を表しており、volumeの数値は月間検索数の多さになります。したがって、検索キーワードリストの中から「KD」が小さく、かつ「volume」ができるだけ大きなキーワードを狙うべきだということがわかります。

このキーワードリストのなかから、1つを選んでクリックしてみましょう。すると新しいページが表示され、キーワード難易度や検索ボリュームが詳しく調査できます。このページで「Search suggestions」をクリックし、関連キーワードをチェックしていきましょう。「Search suggestions」で提案されたロングテールキーワードの指標をチェックし、「KD」が小さく、かつ「volume」ができるだけ大きなキーワードが見つかるまで、このプロセスを繰り返していくのです。それが自社が狙うべきニッチ市場となるでしょう。次に、調査したキーワードの整理方法を紹介します。

キーワード検索戦略3:クラスタートピックを使う

キーワード検索戦略3:クラスタートピックを使う

関連キーワードをどのように自社サイトに役立てるかは、「クラスタートピック」の概念を取り入れるとよいでしょう。Ahrefsなどで関連キーワードを調べると、調査すればするほどキーワードが出てくることに気づくでしょう。つまり、キーワード調査は作業に終わりがないとも言えます。

とはいえ、延々とキーワード調査に時間を消費すべきではありません。ある程度キーワードを調査したら、その中から自社のビジネスが優位に立てるキーワードをピックアップする必要があります。このとき、調査と同時に見つけたキーワードをGoogleスプレッドシートやExcelに記録しておくと、後で情報を整理するのに役立ちます。というのも、SEO対策でキーワード選定と同じくらい重要視されているのが「クラスタートピック」だからです。

クラスタートピックとは、メインキーワードとそれを補足する複数のサブキーワードの集合体を指します。ロングテールキーワードのリストを調査すると、キーワードがいくつかのクラスターにまとめられることに気づくはずです。例えば「鉛筆」というビッグキーワードを調査したところ、複数のサブキーワードが明らかになりました。

  • 色鉛筆 色の混ぜ方
  • 色鉛筆 フェリシモ
  • 色鉛筆 大人向け
  • 色鉛筆 トンボ
  • 水彩色鉛筆 使い方

上記のキーワード群は、実は3つのクラスターにまとめられます。

  • 鉛筆の種類(色鉛筆・水彩色鉛筆)
  • 鉛筆のブランド(フェリシモ・トンボ)
  • 鉛筆のテクニック(使い方・色の混ぜ方)

つまりあなたのShopifyストアで「鉛筆」を販売したい場合、上の3つをテーマにしたコンテンツを作成すれば、検索流入を招きやすいと考えられます。さらに、クラスター同士を関連記事として内部リンクで繋ぐことで、検索から訪問してきた読者のサイト回遊を促します。結果として、検索エンジンに対してコンテンツの深さや網羅性を伝えられ、サイト全体のSEO評価が高まりやすくなるのです。

上位ランク入りするコンテンツの作り方

上位ランク入りするコンテンツの作り方

Shopifyサイトを作るにあたり、Ahrefsなどのキーワード調査ツールで集めたキーワードをもとに、検索エンジンで上位表示できるコンテンツを作る具体的なポイントを見ていきましょう。

1、検索エンジンの結果ページをよく見る

検索エンジンを攻略するためには、どのようなページが検索上位にランク付けされているのかを分析することです。実際の検索結果ページを見るだけでも、多くのことがわかります。たとえば、「水彩色鉛筆」をGoogleで検索してみましょう。表示された検索結果は、いくつかのタイプに分類できることがわかります。

  • 商品販売ページ
  • 情報コンテンツ
  • ブログ記事
  • 画像
  • 動画

このなかで最も多く検索上位に入っているのは、情報コンテンツです。ここからユーザーの検索意図を分析すると「水彩色鉛筆の使い方に関する情報を探している」ということが分かります。したがって、Shopifyサイトに掲載すべきコンテンツは、水彩色鉛筆のロングテールキーワードを選び、それに関する詳細な情報が詰まったコンテンツになります。もちろん、クラスタートピックを形成するめために水彩色鉛筆のカテゴリページへ内部リンクを貼ることも必要です。

2、ページの内容をGoogleに伝える

ただShopifyサイトのコンテンツにロングテールキーワードを盛り込んだだけでは、Googleはサイトを評価できません。検索エンジンは、サイトをクロールする際に有力なトピックに関連する単語やフレーズを探しています。つまり、検索エンジンが有力だと判断する単語やフレーズを理解して、コンテンツに盛り込んでおく必要があります。そのためのツールとして共起語調査ツールLSIGraphがあります。共起語とは、メインのキーワードと一緒に利用されるキーワードのことです。例えば「鉛筆」であれば「硬さ」「色」「メーカー」「学校」といった単語を一緒に使って検索することが多いでしょう。LSIGraphは、指定したキーワードについて、そのキーワードで実際に検索で上位表示されているサイトを調査し、共起語のリストを作成できるのです。つまり、上位サイトのキーワード戦略を簡単に参考にできるというわけです。

3、コンテンツを書き始める

ロングテールキーワード、クラスタートピック、共起語といった、サイトに取り入れるべきキーワード群をもとに、ユーザーに向けてコンテンツを作成しましょう。ただし、文章にキーワードを不自然に多く詰め込むことは避けてください。そもそも、SEO対策はユーザーの検索意図を満たし価値を感じてもらえるコンテンツを作ることが目的であり、検索エンジンに評価をしてもらうことが第一の目的ではないのです。
Shopifyサイトであれば、商品の説明文にキーワードを含めるところから取り掛かるのが良いかもしれません。たとえばフェリシモの色鉛筆の商品紹介ページでは、写真のキャプションごとに多数のキーワードが盛り込まれています。

このほかにも、カテゴリページにキーワードを盛り込んだ少量のコンテンツを配置するのも良い方法です。さらに、コンテンツには別ページへの回遊を促すテキストリンクを盛り込みましょう。これはクラスタートピックを形成し、検索エンジンにページ同士の関連性を認識させるのに有効な方法です。また、商品ページとは別に、ショップのブログを書くのもおすすめです。キーワードを多数盛り込んだブログで検索結果の上位表示を狙うことは、サイトに流入してくるユーザーを増やすことになるからです。

まとめ

キーワード調査は、数分ではなく数日間を費やしましょう。そして数十個ではなく数百個のキーワードを見つけましょう。キーワード調査を掘り下げていけばいくほど、まだだれも取り上げていないユーザーのニーズや隠れた共起語を見つけるチャンスが高まります。大手ライバルと戦うよりも、ニッチな市場でしっかりと顧客を掴むほうがずっとコンバージョンしやすいのです。そしてニッチ市場のユーザーに自社のShopifyサイトを見つけてもらうためには、検索結果での上位表示を目指す必要があり、そのためにキーワード戦略は欠かせないものなのです。

しかし、ほとんどの企業様はWebサイト構築やキーワード調査にかける時間と専門知識がありません。ニュートラルワークスは、トレンドを抑えたデザインとマーケティング戦略で徹底的に「成果」にこだわったECサイトを構築いたします。
あなたのShopifyサイトの集客に貢献できるキーワード調査もお任せください。更なる顧客獲得・売上増加を目指しましょう。Zoomなどのオンライン相談(無料)をやっておりますので、まずはこちらのお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。ご連絡心よりお待ちしております。

著者紹介

三木 五月

三木 五月

代表取締役社長

神奈川県の湘南でWeb制作会社を経営しています。湘南をシリコンバレーみたいにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」。成熟した文化、自然豊かな湘南で一緒に働いてくれる仲間を絶賛募集中です! 詳しくは採用ページをご確認ください。