SEO

2020.09.04

スニペット、リッチスニペット、強調スニペット…その違いと検索結果に表示する方法は?

スニペット、リッチスニペット、強調スニペット…その違いと検索結果に表示する方法は?

SEOについて勉強しているとスニペットという言葉をよく耳にします。では、スニペットには3種類あるのはご存知でしょうか?リッチスニペットや強調スニペットについて、その表示方法を解説します。

スニペットとは?

スニペットとは?

スニペット(snippet)は英語の名詞で、「(切り取られた)切れ端」や「(ニュースや情報などの)断片・抜粋」を意味します。簡単に言うと、情報の抜粋です。検索エンジンでは、「ウェブサイトの概要」になります。検索エンジンでキーワードを入力すると、検索結果でURLやサイト名とともに、短い説明文が表示されます。この説明文が、スニペットです。

スニペットはよく「ディスクリプション」と混同されがちですが、両方とも検索結果に表示されることに違いはありません。大まかな違いは、
ディスクリプション:記事の説明文章
スニペット:グーグルがユーザーへ表示させる説明文
ということです。

スニペットは「断片」という意味ですが、SEOの世界ではメタディスクリプションや本文から抽出された情報のことを指します。検索エンジンでページタイトルとともにスニペットを表示させることで、ユーザーに要約情報を分かりやすく伝える役目を果たしています。なお、スニペット部分には、文章だけでなく画像なども含まれます。

先に説明したとおり、スニペットはユーザーに対するウェブサイトの概要であり、自社サイトを訪問してもらうための大事な案内役になります。

スニペットはSEO対策でなぜ重要なの?

スニペットはSEO対策でなぜ重要なの?

スニペットは、「ウェブサイトの案内役」です。検索エンジンでキーワードを打ち込んだユーザーは、表示結果のタイトルとスニペットを判断材料に、そのURLを訪れるかを瞬時に判断しています。そのため、PVにダイレクトに直結するのです。

検索エンジンでキーワード結果を表示させたご自身を想像してみましょう。表示されたページは、どのページも似た情報が羅列され、自分が回答として欲しい信頼できる情報を見つけることができませんでした。そんな中、検索の問いかけに対する答えが載っていないページを訪問したいと思うでしょうか?きっと、スルーすると思います。

スニペットは、ウェブサイトの顔でもあり、ユーザーを導くための重要な案内役なのです。

関連記事:SEMって何?SEOやリスティング広告とどう違う?無料で使えるSEMツール4選

3種類あるスニペット、その違いは?

3種類あるスニペット、その違いは?

スニペットは、「スニペット」「リッチスニペット」「強調スニペット」の3種類に分かれています。各項目の違いを見てみましょう。

スニペット

スニペット

スニペットは、上記で記したとおり、検索結果で表示される、検索ワードに対する自社サイトの概要です。ここでのスニペットは、テキストのみのものを指しています。基本的に約120字以内に収めます。

リッチスニペット

リッチスニペット

スニペット枠の中に、要約文だけでなく画像やレビューの「テキスト以外」の情報を表示させることをリッチスニペットといいます。画像やレビューの他、ダウンロード用のリンクや特定の文字の強調もリッチスニペットに含まれます。
リッチスニペットは、画像であれば髪型やデザインなど、視覚で検索結果を探しているユーザーへ大きく貢献できます。

強調スニペット

強調スニペット

強調スニペットは、ユーザーが検索エンジンで疑問形での検索を行った際、検索結果に回答として表示されるスニペットのことです。「〜とは」などのキーワードを問いかけにした検索ワードへのアンサー表示が強調スニペットです。強調スニペットは、サイト運営側で管理できるものではなく、Googleが最適解だと自動判断された場合に、検索結果に強調スニペットとして表示されます。

強調スニペットの表示は非常にハードルが高いですが、本来検索結果が1位ではないサイトが特別枠のような形で検索1ページ目の一番上に表示されるので、強調スニペットに選ばれればメリットは非常に大きくなります。強調スニペットに選ばれることで、集客にプラスに働きます。ただし、もともと1位だった記事が強調スニペットに選ばれた場合は、クリック率が下がることもあるので、注意が必要です。

3種類あるスニペット、検索結果への表示方法は?

3種類あるスニペット、検索結果への表示方法は?

では、3種類のスニペットを検索結果で上位表示させる方法を見てみましょう。

スニペットを検索結果に表示させる方法

スニペットは、通常のテキストベースのスニペットであれば、意図した文章をほぼ確実に表示させることができます。特に操作をしなくても、Googleが自動抽出した文章が表示されるようになっています。しかし、Googleによる自動抽出のため、意図しない文章が抽出されてしまう可能性もあります。そのため、メタディスクリプションと呼ばれる「metaタグの設定」を行います。

記述場所はタグ内で、content=””以下の部分で、表示させたい概要を記載します。その際、スニペットに表示させる文字は120字以内に収め、キーワードの過度な羅列に注意してください。SEO対策としてキーワードを盛り込みすぎず、読みやすい概要文を心がけてください。

metaタグの設定以外にも、WordPressでは「抜粋」に記載した文章をスニペットに表示させることもできます。WordPressの初期設定では、抜粋の編集機能がオンになっていません。まずは「表示オプション」から、抜粋を有効にしましょう。

  1. 表示オプション一覧の中にある[抜粋]のチェックボックスをクリックして有効化します。
  2. 表示された抜粋編集ボックスに、スニペットで表示させたい概要文を記載します。
    ▶文字は120字以内
    ▶過度なキーワード織り込みより、読みやすさを重視して、概要文を書きましょう。
  3. <?php the_excerpt(); ?>で出力します。

リッチスニペットを検索結果に表示させる方法

リッチスニペットは、構造化データのマークアップをきちんと行えば、検索結果にしっかりと表示される確率は上がります。ただし、構造化データのマークアップは必須です。
構造化データのマークアップは、初心者が自分で行うには非常にハードルが高いですが、WordPressでサイト運営をしている場合、一般的なAll in One SEO Packなどのプラグインで、ある程度の構造化データのマークアップを自動で行ってくれます。
All in One SEO Packの一般設定方法は、下記です。

  1. プラグインを有効にし、ダッシュボード欄のALL in One SEOにカーソルを合わせ、一般設定をクリックします。
  2. [Canonical URL]
    [ページネイションをCanonical URLsにしない]
    [schema.orgマークアップを使用] 
    の3項目にチェックを入れます。
    [元のタイトルを利用]という項目は、[無効]にしておきましょう。

構造化データのマークアップを行うためのプラグインも充実しているので、「WordPress 構造化データのマークアップ プラグイン」で検索してみるのもおすすめです。

強調スニペットを検索結果に表示させる方法

強調スニペットは、Googleの自動抽出のため、狙って表示させるのはかなりハードルが高いことは事実です。しかし、強調スニペットを狙ってコンテンツを修正することは、ユーザーの疑問に応える修正となるので、通常のSEOにも効果があります。結果SEO対策としての上位表示につながるため、強調スニペット対策は、たとえ選ばれなくても十分にやる価値があるのです。

1、基本的なSEO対策を行い、ページを検索上位に表示させる

強調スニペットに選ばれるための第一歩は、基本的なSEO対策の確認です。metaタグを使いリッチスニペット対策をしていても、検索結果に上位表示されなければ、そもそも強調スニペットに選ばれる可能性は下がってしまいます。

SEO対策の振り返りとして

  • クローラーが正しく巡回できるサイトになっているか?
  • 正しく構造化がされているか?

関連記事:クローラーって?検索エンジンにインデックスされる仕組みや巡回頻度を上げる方法を解説

2、Q&A形式でコンテンツを構成する

強調スニペットは、ユーザーの質問への回答です。そのため、ページ内容がユーザーの質問に答える形になっているか、もう一度確認しましょう。その際、ページの書き出しに「〜とは」というタイトルをつけるのは有効です。ページ構成は、ユーザーの疑問に答える形で、【質問→背景→回答→回答の細分化】のように、ファネル化して書いてみましょう。

3、表やリストでユーザーの疑問への回答を記載する

表やリストなどのリッチスニペットに区分される内容も、強調スニペットに表示されるので、テーブルタグやリストでコンテンツを構成するといいかもしれません。スペック比較や説明手順など、情報によってはテキストのみのベタ打ちよりも、表やリスト化された方が、断然見やすくなるものもあるからです。ただし、表やリストの内容が、ユーザーの検索意図への回答になっている必要があります。

4、画像や動画でユーザーの疑問への回答を記載する

画像や動画も強調スニペットに表示されます。色や形などデザイン性の高いキーワードを検索しているユーザーに、より効果的でしょう。ただし、画像や動画を見るだけでユーザーが満足してしまう場合、URLがクリックされない可能性があります。

スニペットの表示ルールは公開されておらず、日々変わる

スニペットはほぼ100%狙った通りに表示され、リッチスニペットも狙いやすいですが、強調スニペットは選ばれればラッキーくらいの認識でいましょう。上で紹介したやり方でそれぞれの表示は狙えますが、検索結果に表示するルールは公開されていないので、アップデートなどにより、ある日突然表示内容が変わる可能性があります。

いちばん大切なのはユーザーの疑問に応えられるよう、コンテンツを制作・修正していくことです。この基本ルールに沿う限り、検索エンジンからマイナスの評価をされることはないので、ユーザーのためにコンテンツを作ることを心掛け、スニペット対策をコツコツ行ってみてはいかがでしょうか。専任の担当者がいないなどでお困りの方は、スニペットに限らず、SEO対策にお困りの方はぜひニュートラルワークスにご相談ください。

関連リンク:売れるECサイト制作ならIT導入補助金にも対応可能なニュートラルワークスへ
関連リンク:見込み客を獲得できるBtoBのサイト制作ならニュートラルワークス!
関連リンク:コーポレートサイト制作をコンセプト作りからお手伝いできます
関連リンク:効果の出る、効率的なリスティング広告運用をニュートラルワークスがお手伝いします

著者紹介

三木 五月

三木 五月

代表取締役社長

神奈川県の湘南でWeb制作会社を経営しています。湘南をシリコンバレーみたいにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」