社長日記

最終更新日: 2023.05.01

【社長日記】2023年の抱負(第7期目)

【社長日記】2023年の抱負(第7期目)

あけましておめでとうございます。

ニュートラルワークスは2022年12月1日に7期目に突入しました。これもひとえに皆さまのお陰です。

新規や継続でお仕事をご発注いただけるクライアント様をはじめ、外部パートナー様、いつもそばで業務のさまざまな調整をして支えてくれている役員の石田、仕事を前向きに頑張ってくれている社員、自分のメンタル・健康面を支えてくれている家族に本当に感謝しかありません。

振り返ってみると、2022年は「良かったこと/改善すべきこと」がたくさんあり、経営者として多くのことをいつも以上に考えさせられた1年でした。

しかし、ネガティブな事象から反省すべき点は多くありつつも、「それが起こらなければ、改善できる機会が訪れなかった」とも言え、個人的には総じてポジティブに捉えています。

2023年の抱負を漢字1文字に込めるとするならば「速」です。

やはり、スピードは何事にも本当に重要です。5分レスが遅かっただけで、仕事が取れなかったり、普段リモートで仕事をしているため、相手の感情が予想外に悪い方向に動いてしまったりすることもあります。

また、採用に関しても、良い人材がいたら、私はどこにいようと速攻でレスを返します。このスピードが速いだけで、相手に良い印象が残り、物事がトントン拍子で前に進むので、2023年はさらに意識してスピードアップしていきたいと考えています。

三木 五月

監修者

Twitter:@satsuki_miki
神奈川県の湘南でデジタルマーケティングの会社を経営しています。湘南をシリコンバレーのようにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」。成熟した文化、自然豊かな湘南で一緒に働いてくれる仲間を絶賛募集中です。フルリモートOKです。詳しくは採用ページをご覧ください。

QUERYY(クエリー)編集部

執筆者

株式会社ニュートラルワークス

QUERYY(クエリー)編集部

QUERYY(クエリー)は、株式会社ニュートラルワークスが運営するデジタルマーケティング情報メディアです。

飛躍の1年だった2022年を振り返る

■ 2022年の振り返り

  • 年商は前期より160%増加を達成(黒字達成)
  • オウンドメディアの「QUERYY」(クエリー)で月間約500リード獲得達成
  • 「リスティング広告運用代行」でGoogle検索1位、「SEOコンサルティング」で2位を獲得。その他、顕在層向けのKWで多くの上位表示を獲得
  • インサイドセールス(IS)を導入して、商談数が大幅に増加
  • 上場企業との取引数が全体の10%⇒約30%に増加
  • 社員数15名から30名に増加
  • ヘッドレスCMS構築案件の増加
  • デジタルマーケティングカンパニーへと進化

ざっと書き出しましたが、昨年は上記を達成できた飛躍の1年でした。

特に、2020年に新型コロナウイルス感染症拡大の影響で営業活動ができなくなると思い、「どうにかしなくては…」と始めたオウンドメディアの「QUERYY」は、事業発展に大きく寄与しています。

ここ3年で3,000万円以上の投資をしてまいりましたが、現状はリードを月間約500件獲得、それに伴い商談数も増え、とても良い投資判断だったと感じています。

このオウンドメディアを始めたことにより、コーポレートサイトのSEOにもかなりの好影響がありました。デジタルマーケティング領域の顕在層のKWで上位表示ができ、年間1,500万円以上の広告費用の削減に成功しました。

また、これまで1名のアカウントプランナーで対応していて、顧客の掘り起こしや資料ダウンロードからの商談獲得が全くできていなかった状況を改善するため、インサイドセールスを導入して、商談数を大幅に増加させることができました。

そして、デジタルマーケティング業界では後発の弊社ですが、この「リード数を獲得できている実績やノウハウがある」ことが、クライアント様からの「自社マーケティングをしっかりしていきたいので支援してほしい」という問い合わせの増加にもつながっています。

弊社の最大の強みは「クリエイティブもマーケティングも両方強い」という点ですが、オウンドメディアの立ち上げ支援(制作)を上流工程から入らせていただけている良い状況が続いています。

最近、私も営業活動で多くのクライアント様とお話しておりますが、「集客はマーケティング会社へ依頼、クリエイティブは制作会社へ依頼」というクライアント様が多くいらっしゃると感じます。

マーケティングと制作を別々の会社に依頼するデメリットは、会社間の情報共有がしっかりできず、確認・伝達コストがかかること。そして、PDCAを速く回せず成果が出るのが遅くなってしまうという点です。

弊社であれば、「クリエイティブもマーケティングも両方できる」という強みを生かして、最速で成果に結びつけることができる体制を整えているため、クライアント様からは大変ご好評をいただいております。

さらに飛躍するための2023年のミッション

■ 2023年にやりたいこと

  1. コーポレートサイトリニューアル(2023年1月末リリース予定)
  2. 自社採用サイトを作る(2023年6月末リリース予定)
  3. 新江ノ島水族館の目の前のオフィスに移転(2023年4月予定)
  4. 年商を150%UPさせる(5,000万円の経常利益)
  5. 社員数を40人に増やす(外注費の削減)
  6. リード獲得数を月間700件に増やす
  7. 制作チームを強化する(賞をとる)
  8. インサイドセールス(IS)の強化
  9. 制作/マーケティングのサービスを拡充させる
  10. 広報/人事/採用を強化する

弊社の3〜5年を見据えたビジョンは『湘南を、デジタルマーケの聖地に。』です。あくまで拠点は、ここ湘南に置き活動してまいります。

私も住んでいたのでよくわかりますが、東京は東京で刺激があり、出会いも数多く、ビジネスもスピーディーに展開していくのは間違いありません。ただ、私としては、常にパソコンとにらめっこせざるを得ない職業柄、どこか無意識に自然を欲していると感じたため、8年前の31歳の時に湘南へ引っ越してきました。

最近はWithコロナも相まって、東京へ毎日出社しなくてよい企業が増えたため、湘南に移住してくる方がかなり多いです。そのため、物件数が少なく、住む物件もかなり限られるとか…。最近、移住してきた人と話す機会が結構あるのですが、みんな「もっと早く引っ越してくればよかった」と言っています。

私もいろいろな場所に住みましたが、湘南は大好きです。波の良い日はサーファーが早朝から海に向かうのを眺めたり、休みの日には箱根へ行き温泉で癒やされたり、伊豆へキャンプしに行ったり、夏は友人を招いてビーチでBBQできたり。東京のライフスタイルと比べて、とても豊かになりました。ぜひ皆さんも湘南への引っ越しをおすすめします。

MVVも含めてコーポレートサイトをリニューアル

コーポレートサイトは、ここ4年ほどリニューアルをしていなかったこともあり、MVV(ミッション/ビジョン/バリュー)も含めて見直すことにしました。

リニューアルプロジェクト立ち上げから、1年以上経過していますが、1月末までにはようやく公開できそうです。

今のサイトも「いいサイトですね!」「サイトを見て直感的にニュートラルワークスさんにお問い合わせしました!」など、とてもうれしいお声を多くいただくのですが、Web制作会社からデジタルマーケティングカンパニーへと進化を遂げていく中で、社外・社内的にも見せ方を変更する必要性を感じたため、リニューアルすることにしました。

やはり、クリエイティブのアウトプットが良いと感じていただけることはもちろんなのですが、実際に作ったサイトは数値的にどう変化したのか、どういうデジタルマーケティングの課題があって、ニュートラルワークスとして「ベストな答え」をどう出したのかということが、発注側のクライアント様が最も知りたいことだと思います。

リニューアル後の実績紹介では、定量的な視点で各プロジェクトを紹介してまいります。

新江ノ島水族館の目の前のオフィスに移転

オフィスに関しては、現在、湘南の辻堂駅から徒歩15分の住宅街にある一軒家ですが、社員数が増えたため、部署ごとに出勤日を変えている状況です。

これでは違う部署のメンバーと会ったことがなく、人となりがわからない⇒気軽に質問したりすることに心理的抵抗を感じてしまうスタッフも一定数いるため、オフィスをずっと探していました。

まだ確定ではないのですが、新江ノ島水族館の目の前に良い物件があったため、4月頃に移転しようと計画しています。

そこであれば、ワンフロア(約180平米)で全員が同じ日に出勤できる、ランチの選択肢も増える、海が目の前なのでサーフィンやSUPに興味がある人が参加できて交流も増える、江ノ島の花火の日には社員家族に開放してパーティーするなど、良いことずくめです。

ウェビナー、プレスリリースなど広報活動を強化

2022年は自社のマーケティングを軌道に乗せることができました。2023年も引き続き取り組んでいく所存ですが、今年は広報活動をメインに注力していきたいと考えています。具体的に言うと、ウェビナー、プレスリリース、SNS、その他の各種認知PR施策です。

ニュートラルワークスのことを知らない方からのお問い合わせを、オウンドメディアを経由して数多く獲得できたことはとても喜ばしい一方、指名検索に関しては、まだまだ増やせる余地があると感じています。

「デジタルマーケティングなら、SEOなら、オウンドメディアや獲得系のサイトならニュートラルワークス」と、広報活動を通じて、未来のお客様に認知してもらう必要があると考えています。

インサイドセールスを強化し、商談化数の最大化へ

現状は資料ダウンロードを含め、大手企業様からのお問い合わせがとても増えています。ただ、リソース上の問題から、即時アプローチできていない課題があるため、今年はインサイドセールス(IS)3人体制で、見込み顧客の掘り起こしを含め、商談化数を最大化していきます。

導入しているMAツールのHubSpotは3年前に導入しましたが、カスタマイズを重ね、情報を集約できるようになり、営業管理の工数削減にも寄与できています。

また、週1回配信している「湘南グロースハックマガジン」も平均開封率35%以上で、クライアント様の関心の高さが伺えます。

社員数を増員し、インパクトのある仕事を

起業して1、2年は社員数が30名にまで増えるとは全く想像できていなかったですし、むしろ拡大するつもりもなかったのですが、今はさらに優秀なメンバーを採用して、ニュートラルワークスができることを増やしつつ、アウトプットの質もさらに高めて世の中にインパクトのある仕事をしていきたいと考えています。

「磨けば光る」クライアントワーク

以前は辛いことがあると、「クライアントワークなんて…」と思うこともあったのですが、今、弊社と競合しているマーケティング会社や制作会社は、起業当初には比較されることなんて考えられなかった会社ばかりなので、少なからず自分の自信につながっています。

そして、「どうやって社内フローを改善して、クライアント様に喜んでもらえるか」と考えるのが最近とても楽しく、クライアントワークも「磨けば光る」と感じています。

さらなるグロースへ向けて

今後ですが、3年で売上10億円を見据えていますが、ここから30億円、50億円、100億円としていくためには、クライアントワークだけでは時間が相当かかることは理解しています。

ある程度の組織基盤を整えて、経常利益も年間2、3億円という形で安定してきたら、ニュートラルワークスらしい新規事業を仕掛けていき、さらにグロースしていきたいと考えています。

そのためには、元・リクルート社ホットペッパー事業部長の平尾勇司さんが言っていた「最小の能力で最大の成果が出るような仕組みをつくったうえで、最大の能力を投入するのが経営だ」という言葉を胸に刻み、会社を成長させて、関わる人を幸せにできるような経営をしていきたいと思います。

最後になりますが、皆さんにとって、今年が安寧で幸福に満ちた年でありますようお祈り申し上げます。

さらなるグロースへ向けて

監修者紹介

三木 五月

三木 五月

代表取締役社長

Twitter:@satsuki_miki
神奈川県の湘南でデジタルマーケティングの会社を経営しています。湘南をシリコンバレーのようにしたく、社員一丸で突っ走っています! 座右の銘は「好きこそものの上手なれ」。成熟した文化、自然豊かな湘南で一緒に働いてくれる仲間を絶賛募集中です。フルリモートOKです。詳しくは採用ページをご覧ください。