コーポレートサイト制作

最終更新日: 2023.11.14

デザイン面やレスポンシブ化だけではなく、運用の観点でも期待通りのサイトリニューアルができました

デザイン面やレスポンシブ化だけではなく、運用の観点でも期待通りのサイトリニューアルができました

実施効果

  1. エンジニア以外のサイト運営メンバーでサイトの運用ができるようになった

実施内容詳細

内容
WordPressを使用したコーポレートサイトの制作

企業プロフィール

社名
株式会社CRI・ミドルウェア
事業内容
音声・映像等に関する研究開発、ミドルウェア製品の販売・サポート、および関連する受託開発
サイト
https://www.cri-mw.co.jp/

「弊社は設立以来、主に音声・映像関連の技術の研究開発を行い、「CRIWARE(シーアールアイウェア)」としてエンターテインメント分野を中心に展開してまいりました。また、エンターテインメント以外の市場の開拓にも積極的に取り組み、グループ企業も増えたことで、サービスの幅が広くなってきました。
以前のサイトでは製品を一覧に並べたページしかなかったため、もっと事業の全体像や構造がわかるような見せ方をしたいと考えており、その課題を解決するためにリニューアルを行うことになりました。

コーポレートサイトは、今後もどんどんアップデートを重ねて訪れる皆様が使いやすいサイトにしていきたいと思っているんですね。その際にまた手伝っていただけるのを期待しています。」
そう語るのは株式会社CRI・ミドルウェアの花房様・長谷川様・小西様。

ニュートラルワークスでは、WordPressを使用したコーポレートサイトの制作を担当させていただいた。今回は案件を進める上でのニュートラルワークスへの印象を伺いました。

―弊社とお取引する前には、どのような課題がありましたか?

小西様:2019年の年末頃にサイトをリニューアルする話が社内であがった際に、制作してから10年以上経っていて、レスポンシブ対応がなされていない点が1番の課題でした。デザインもUIも大きな変更をしないまま長い年月が経っていたので、リニューアルしても良い時期ではないかというのが1番最初ですね。

―当社とお取引後は、その課題がどのように解消されましたか?

花房様:新しいデザインやレスポンシブ化が期待通りに実現できました。リニューアルについては社内で2年くらい検討を続けて、どういうふうに事業やサービスを見せていくか議論を重ねましたので、いいものができたと思っています。

今回、リニューアルにあたっての要件の1つが、「技術的なリテラシーがそこまで無い人でもサイトの構築ができるようにする」ということでした。実際にウェブサイトの運営を行う人たちはエンジニアではないので、そういう人たちでも運用できる必要がありました。まだ運用を始めて2ヶ月ぐらいですが、今のところ弊社のサイト運営チームでページを追加したり、事例を追加したりできるようになったので、そこは非常に良かったと思います。

コーポレートサイトについては、理想形からするとまだ半分ぐらいの段階なのですが、やりたかったことはちゃんとできていますし、レスポンシブ対応だけではなく、弊社の長谷川がデザインした部分もしっかりサイトに反映していただけたので、非常に満足しています。

―他にも似たようなWeb制作会社がある中で、何が決め手となってご依頼頂けましたか?

花房様:最初に小西とウェブ制作会社をリストアップしていった際、MovableTypeでの構築をご提案される業者さんが多かったですね。
ただ、昨今のCMSシェア率や拡張性、将来性などを鑑みて、今はWordPressで作るほうが良いと考えていました。

ニュートラルワークス様がWordPressを得意とされているのは、ウェブサイトで拝見して事前に分かっていましたが、ニュートラルワークス様にお任せしたいと思った要因は、特に技術がしっかりしているという印象が強かったからです。

ウェブ制作では、フロントエンドの技術、最近だとJavaScriptに加えてVue、React等のフレームワークを使ってしっかり作るサイトが増えてきたと思います。ニュートラルワークス様とはそういったフロントエンドの話もさせて頂いて、技術力のあるエンジニアを社内に抱えていらっしゃるという印象を受けました。

弊社もテクノロジーカンパニーですので、やはり技術基盤がしっかりしているというのは信頼できると思いました。

小西様:その時点でお会いしたことが無かったので、分からなかったのですが、「花房が言うなら」とお会いして決めました。

―当社との仕事の中で何か印象に残っている具体的なエピソードはありますか?

花房様:タイトなスケジュールであっても、ご提案いただくことが多かったのが印象に残っています。通常のウェブサイト制作だと納期が決まっていて、そこに対して作りながらどんどん削っていくことが多いと思います。
弊社もお仕事をしていて、スケジュールが厳しいとなったら、やはり仕様を削っていく方向になるのはよく分かります。

ですが、ニュートラルワークス様は削る一方で、「この部分はこうした方が良いですか?」と我々の意図を汲み取って、細かいところで色々提案していただけたのが有難かったです。

例えばトップに動画を載せる際に、弊社のWeb動画ソリューション「CRI LiveAct」を適用させたかったのですが、最初はただ動画のHTMLタグを貼り付けるだけの予定でした。

しかし、後の運用を考えていただいてカスタムフィールドを使って後で簡単に動画を差し替えられるよう作っていただきました。また、PC/スマホなどデバイスに合わせて最適な表示ができるよう、動画を別々に設定できる仕様にもしていただきました。

他に印象に残っているのはテーブル(表)です。テーブルをPCとスマホで表示させるときにPCとスマホでは見え方が異なります。弊社でも仕様を考えながら「こういうのはできますか?」とご相談した時に、快く「できます」と言って頂いたのがすごく有難かったですね。

―当社とのお取引後当社に対する印象を教えてください。

花房様:そうですね。やはり技術力とサポート力は期待以上でした。

コーポレートサイトはAWS上に構築しているため、CloudFrontというCDNを使って配信することになっていました。弊社ではWordPressのコンテンツをCloudFrontで配信するのは初めての試みだったのですが、構築時に問題が発生しても、とても丁寧にサポートをして頂きました。

ニュートラルワークス様でも過去にCloudFrontでWordPressを配信した実績があったからできたと思うのですが「こういう設定にするとちゃんと動きます」など、検証もしっかりとして頂けたので、その部分に関しては期待以上でした。

技術力があってもサポートはどこまでやってくれるかは制作会社によって違うと思うのですが、サーバーサイドも含めてサポートもして頂けるというのは、我々からすると安心でき、信頼にもつながりました。

長谷川様:基本的にはデザイン面でたくさんお世話になりました。タイトなスケジュールの中で仕様が変わったり、変更したデザインをやっぱり元に戻して下さいということも発生してしまったのですが、そういう時でも快く「修正しておきました」とレスポンス早く対応して頂きました。

できる限り、こちらのデザインしたものをそのまま使えるように考えて作って下さいました。「この動きはちょっと時間かかるし、今回無理だよ」というのがあまりなく、可能な限り全てを実現して頂けました。例えば「データで見る!CRI」というページ内のSVGのアニメーションはすごく時間が掛かる部分だった思いますし、無茶ぶりかもと思いましたが、綺麗にアニメが動くようになっていて助かりました。

―今後、当社とどんな形でお付き合いしていただけそうか、期待することなどございましたら教えて下さい。

花房様:先ほど申し上げたように、コーポレートサイトはこれで終わりではなくて、今後どんどんアップデートを重ねていきたいと思っています。
その際にまた手伝っていただけることを期待しています。

長谷川様:デザインのご相談をした時にアドバイスや、デザインの知識もしっかりあった上で、「こういう見せ方にした方がよりこういう印象を与えられます」等、具体的に参考になるご意見を沢山いただけました。自身のデザイナーとしての勉強にもなりましたし、それもまた有難うございますとお伝えしたかったです。