ページが見つかりませんでした – ニュートラルワークスは、湘南を拠点とするデジタルマーケティングカンパニーです。国内トップクラスの高い専門性と実行力を持つメンバーが「ゴール=成果」を見据えて最適解を選択し、ビジネスを成功に導くための「成果の出るマーケティング」をご提供します。 https://n-works.link ニュートラルワークスは、湘南を拠点とするデジタルマーケティングカンパニーです。国内トップクラスの高い専門性と実行力を持つメンバーが「ゴール=成果」を見据えて最適解を選択し、ビジネスを成功に導くための「成果の出るマーケティング」をご提供します。 Thu, 28 Mar 2024 02:00:13 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.11 https://n-works.link/newwp/wp-content/uploads/2016/05/cropped-favi-img1-300x300.png ページが見つかりませんでした – ニュートラルワークスは、湘南を拠点とするデジタルマーケティングカンパニーです。国内トップクラスの高い専門性と実行力を持つメンバーが「ゴール=成果」を見据えて最適解を選択し、ビジネスを成功に導くための「成果の出るマーケティング」をご提供します。 https://n-works.link 32 32 ターゲットを捉える共感戦略【ペルソナ設計~リード獲得】 https://n-works.link/blog/marketing/empathy-strategy-to-capture-the-target/ https://n-works.link/blog/marketing/empathy-strategy-to-capture-the-target/#respond Wed, 27 Mar 2024 10:53:58 +0000 https://n-works.link/?p=23957 株式会社ニュートラルワークスでは、WebマーケティングやSEOに関するさまざまな知見をセミナー(ウェビナー)で発信しています。

今回、前半では、第一想起される商品やブランドになるためのポジショニング戦略である「共感ドミノ現象」を株式会社ネオマーケティング ストラテジックリサーチ部 部長の吉原慶様に解説していただき、後半は、ニュートラルワークス CMO石田がリード獲得までの具体的なプロセスについて解説します。

※本記事は、「ターゲットを捉える共感戦略【ペルソナ設計からリード獲得までのプロセス】」のウェビナー講演内容から、本題となる部分を抽出・編集して記事化しています。

【登壇者】
吉原 慶 (@Yoshihara__Kei
株式会社ネオマーケティング ストラテジックリサーチ部 部長

マーケティング会社を経て、上場企業のマーケティングリサーチ会社に移籍。リサーチャーのチームを立ち上げ、マネージャーに従事。リサーチの書籍も出版。 2022年ネオマーケティングに合流し、ストラテジックリサーチャーとして「リサーチを起点に、デジマ・PRグループとのシナジーを生み出す」ことをミッションに活動。 今年10月にストラテジックリサーチ部を新設。

石田 哲也@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役 CMO

1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

共感ドミノ現象について

共感ドミノ現象について

※ここから吉原様のウェビナー内容です。

「共感ドミノ」という言葉は一般語ではありません。私たちが社内と大学の先生とともに2カ月以上研究してきた内容を言語化した内容です。今回はその解説を行います。

共感ドミノを起こす種は「潜在的アタリマエ」

共感ドミノを起こす種は「潜在的アタリマエ」

「共感ドミノ」を起こすための基盤として、「潜在的アタリマエ」という概念を提唱しています。これは「一般的には考えられていないが、考えてみれば当然のことがある」という考え方です。

私たちは、この潜在的アタリマエに注目し、ネガティブな部分や諦めてしまっている部分を発見することで、商品カテゴリーの認識を変え、ブランドの独自の価値に転用できると考えています。

これにより、消費者が購入する目的や理由を明確にし、そのニーズに応える状態を作り出すことが可能です。

醤油のネガティブなイメージを考えてみよう

醤油のネガティブなイメージを考えてみよう

醤油(しょうゆ)という商品カテゴリーに焦点を当て、ネガティブなイメージについて調査を行いました。

まず、自由回答でネガティブなイメージを収集し、それを選択肢に変換して再度アンケートを行い、その結果を比較しました。

その結果、”塩分が高い”という点が顕在化しているアタリマエとして認識されています。しかし特筆すべきは、”服につくと落ちない”、”焦げつきやすい”という項目にて自由回答と選択肢の間に差異があり、選択肢として提示すると多くの人が同様の意見を持つことが明らかになりました。

この差異が「潜在的アタリマエ」として見逃されていた認識のギャップであり、これを逆手にとれば、マーケティング上のチャンスとなります。

なぜ選んでもらう理由が必要なのか?

強いブランドは、顧客が必要とするときにそのブランドを思い出し、選択されることができます。単に認知度が高いだけではなく、顧客のニーズや要求に適切に応えることが重要です。このようなブランドは、長期間にわたって顧客の心に留まり、忠誠心を築くことができます。

なぜ認知より想起が大事なのか?

認知だけの状態では、情報は知っているだけで、自分に関係がないと感じられます。しかし、想起される状態では、「自分ごと化」され、具体的なイメージを持って購入検討の段階に入ることができます。そのため、認知よりも想起を育むことが、ブランドの成功にとって重要であると考えられます。

認知と想起の違い

想起に入らないと購入確率が低下する

想起に入らないと非購入率が下がる

想起とは、欲求が生じたときに、人が自然とブランドや商品を思い浮かべる現象です。成熟したカテゴリーでは複数の選択肢が浮かび、第一想起としてはじめに思い浮かぶものです。

顧客の想起を獲得しないと、購入確率が低下します。つまり、顧客の欲求に合致し、ブランドや商品を思い浮かべさせることが重要です。

カテゴリー内で選択肢に入る必要がある

カテゴリー内で選択肢に入る必要がある

欲求が生じたとき、顧客はまずカテゴリーを思い浮かべ、その中で選択を行います。そのため、まずはカテゴリーとしての想起を促し、その後ブランドとの共創を図る必要があります。

想起に入る5つの良いこと

想起に入る5つの良いこと

特定の欲求において、最初に思い浮かぶブランドは検討されやすく、購入されやすいです。顧客がブランドを想起しやすいと、リピート購入やオンラインでの指名検索も増え、売り上げに大きな影響を与えます。

したがって、顧客の想起がブランドの成功に不可欠であると言えます。

カテゴリーのイメージを変えるアプローチ

想起されるためのアプローチの一つは、カテゴリーのイメージを変えることです。

先ほどの醤油でたとえると、アタリマエな要素を見つけてカテゴリーの認識を変え、「服に付いても安心」「焦げが目立たない」という特徴に変えることでブランドの価値につながり、想起を促し、購入の目的や理由になります。

このように、ブランドの想起は購入と結びつきます。

冷凍食品の具体例

冷凍食品の例もあります。自由回答と選択回答の結果から、冷凍食品に関するネガティブなイメージはあまり出ませんでしたが、選択回答では4人に1人が添加物や野菜感に注目していました。

これは多くの方がこの点に関心を寄せていることを示唆しています。

他のブランドがこれらの点を強調していない可能性があるため、自社ブランドの差別化につながるかもしれません。

「添加物がない冷凍食品や野菜感がある食品といえば、このブランド」というイメージを作ることで、購入の理由や目的にできる可能性があります。

カテゴリーのイメージから独自の価値を見いだした例

商品カテゴリーのイメージを変えるアプローチは、羽のない扇風機などの例が示すように、成功を収めています。

ネガティブなイメージに逆張りをすることで、商品に新たな価値を持たせ、顧客に想起させる入り口を提供しています。これらの事例は、商品カテゴリーの認識を変えることが、強いブランドを構築するための有効な手段であることを示唆しています。

このアプローチは、顧客が商品を選択する際に、商品カテゴリー内での独自性や特徴を考慮することを促進し、ブランドとの結びつきを高めることにつながります。したがって、商品カテゴリーの認識を変えることは、ブランドの差別化や競争力の向上に貢献する重要な戦略となります。

「潜在的アタリマエ」を見つけよう!

潜在的なアタリマエを見つけることは、選ばれる理由を作る重要な要素です。

「そう言われてみれば確かにそうだ」という共感を生み出し、顧客がその商品を欲しいと感じるようになります。

シンプルな考え方ですが、潜在的なアタリマエを見つけることがブランドや商品の選択において非常に重要です。

商品カテゴリーのイメージ以外の角度から検討する

商品カテゴリーのイメージ以外にも、そのカテゴリーの使い方や食べ方などの視点からも潜在的な共感を見つけることが可能です。

ニッチなブランドでもコアなファンがいて「ファンであることの理由」を共感されるポイントとして探ることも重要です。

そのため、イメージや使い方、ファンの視点から新しい共感ドミノを見つけ、新しい商品開発やアイデアを生み出すことができます。

 

※吉原様のパートはここで終了です。次からは石田のウェビナー内容に入ります。

NW石田

質の高いリード獲得

質の高いリード獲得

ここからは質の高いリード獲得に焦点を当て、そのための具体的なアプローチについて解説します。

まず、基本的な設計が重要であり、顧客の理解や成約フローの把握が不可欠です。

顧客の解像度を上げる

顧客の解像度を上げる

まずは顧客の理解を深め、ペルソナを設計することが重要です。複数のペルソナを作成しても良いですが、それぞれのターゲットが自社の顧客にどう影響するかを、マーケティングメンバーと共通の理解を持つことが重要になります。

顧客が成果に到達するプロセスを可視化

顧客が成果に到達するプロセスを可視化

顧客の行動を追跡し、カスタマージャーニーを作成することもおすすめです。これにより、顧客が商品を探し、最終的にどこで決定するかを明確に可視化でき、適切なコンテンツやアプローチ方法を提供できるようになります。
カスタマージャーニーマップとは?目的と作り方、事例を解説 カスタマージャーニーマップとは?目的と作り方、事例を解説
BtoBのカスタマージャーニーマップのポイント、顧客課題やペルソナ BtoBのカスタマージャーニーマップのポイント、顧客課題やペルソナ

成果が発生している起点ページを理解する

成果が発生している起点ページを理解する

成果の起点ページを理解することが重要です。例えば、単一のSaaSやクラウドサービスの場合はトップページが重要であり、複数のSaaSや複数のサービスが展開される場合は各サービスページが重要です。

したがって、自社のサービスやサイトのタイプに応じて、成果が生じる重要なページを認識し、新たにページを作成する必要がある場合もあります。

これにより、適切なコンテンツやアプローチを行うための基盤が整います。

成果ページの把握はGA4で把握する

成果ページの把握はGA4で把握する

 

成果が生じているページを把握するために、マーケティング担当者はGA(Google Analytics)4を使用しましょう。

GA4で「レポート」から「ライフサイクル」へと移動し、その中に「ランディングページ」という項目があります。

ここで、各ページがどれだけの成果を上げているかを数字で確認できます。

GA4を使用することで、どのページが重要かを把握することができ、マーケティング戦略の立案に役立つでしょう。

どのように流入しているのかを理解する

どのように流入しているのかを理解する

続いて、流入ソースについて確認します。「どこからトラフィックが流入しているのか?」、例えば、検索エンジンやYouTube、Twitter、InstagramなどのSNSからなのかを把握する必要があります。

さらに、それぞれの流入元に対してどのようなユーザーがいるのか、どのような利用シーンなのか、どのようなセグメントが含まれているのかを理解することが重要です。

自社に流入してくるユーザーがどのような人なのかを正確に把握することで、効果的なマーケティング戦略を立てることができるでしょう。

成約までのフローを理解する

成約までのフローを理解する

次に、成約までのフローを理解します。これはBtoCやBtoBのサービス、SaaSなどの商材によって異なる傾向があります。

例えば、SaaSの場合、商品ページを見て直接購入する方もいますが、多くの場合は情報収集や比較検討、商談、試験導入、社内検討などの段階を経て成約に至ります。

特に受託型の場合は、社内での検討やミーティングが必要なケースがあります。そのため、各段階で必要な情報や資料を提供し、社内検討をサポートすることが重要です。

これらの成約フローを理解し、適切なアプローチを行うことで、成約率を向上させることができます。

成約フローを踏まえたサイト設計が必要

成約フローを踏まえたサイト設計が必要

BtoBとBtoCではアプローチ方法が異なります。

BtoBの場合、担当者が決裁者でないこともありますし、金額が大きい場合は長期間の検討が必要なこともあります。そのため、継続的なアプローチが必要です。一方、BtoCでは検討期間が短いことが多く、本人が決裁者の場合もあります。

また、少額の場合は衝動買いもあるかもしれません。こうした違いを理解し、ターゲットの顧客に合った訴求方法を考えることが重要です。

実践編:検索エンジン上での集客について

実践編:検索エンジン上での集客について

検索エンジン上での集客について具体的な実践方法の解説に移ります。

成果やコンバージョンを上げるためには、サイトへの訪問者がどのように行動するかが重要です。その前段階として、サイトに訪れる前のセッションやエンゲージメント率を最適化することがポイントです。

検索流入で成果を出すにはキーワード選定が最も重要

検索流入で成果を出すにはキーワード選定が最も重要

検索エンジン上で成果を出すためには、キーワード選定が非常に重要です。なぜなら、成果は主に流入から発生するからです。

例えば、病院の場合、特定のエリアやサービス名などが重要なキーワードとなります。勤怠管理システムSaaSではサービス名や関連キーワードが重要です。家電通販の場合は製品名や型番が重要です。

商材によって重要なキーワードは異なりますが、それを理解して適切な対策をとることが重要です。

成果の出るキーワードのパターン

成果を出すためのキーワードにはいくつかのパターンがあります。基本的に、軸のワードに対して掛け合わせをしたものが効果的です。

いくつか例を見てみましょう。

  • 旅行サイトでは「宿泊」「航空券」などの軸ワードにエリアを加えたキーワードが重要
  • 不動産では「賃貸」「戸建て」に加えてエリアが重要
  • 店舗ビジネスやエリアに関連する場合は、エリアワードが重要
  • ECサイトでは「中古」「新品」「買取」「売却」などの軸ワードに商品名を加えたキーワードが重要
  • 引っ越しサービスでは「見積もり」やエリアが重要

キーワードの作成において重要なのは、まず軸ワードを特定し、それに対して効果的な掛け合わせを考えることです。

流入キーワードによって売り上げが変わる

流入キーワードによって売り上げが大きく変わることがあります。

例えば、「静岡旅行」というキーワードでは、人数が少なく移動手段が車であることが多いため、航空券や宿泊日数の売り上げは低くなります。

一方で「沖縄旅行」では、グループでの予約が多く、移動手段が飛行機であるため、航空券や長期宿泊の売り上げが増えます。さらに、「渡嘉敷島旅行」という離島のキーワードでは、目的が明確で獲得率が高く、売り上げが大幅に増加することがあります。

こうしたキーワードの選定においては、質の高いユーザーを連れてくることが重要です。たくさんの獲得キーワードがある中で、本来の顧客を見極めることが売り上げを増やす上で重要です。

実践編キーワードの探し方(軸ワードから探す)

実践編キーワードの探し方(軸ワードから探す)

具体的な探し方として、まずは軸ワードから関連ワードを見つける方法があります。例えば、転職エージェントを提供している場合、「転職」という軸ワードから関連するキーワードを見つけます。これらの関連ワードをもとに、数字で見る方法もあります。

アクション関連ワード

アクション関連ワードを見つけることも重要です。例えば、「転職エージェント」という軸ワードから、「おすすめ」や「IT転職」などの関連ワードを探します。

ビッグワードの場合は単体ワードが重要になりますが、基本的にはアクション関連ワードが成果につながります。

CPC(クリック単価)が高い

クリック単価が高いキーワードは、リスティング広告の入札制において成果が発生しやすいキーワードです。

例えば、「転職エージェント」や「IT転職エージェント」などのキーワードはクリック単価が高くなります。これらのキーワードを上位表示させることで、成果が発生する可能性が高まります。
クリック単価(CPC)はどう決まる?相場の調べ方や決め方のポイントを解説 クリック単価(CPC)はどう決まる?相場の調べ方や決め方のポイントを解説

一定の検索ボリュームがある

検索ボリュームが少なくても価値の高いキーワードは存在します。特にBtoBや特定の地域やニッチな市場では、検索ボリュームが限られている場合でも、そのキーワードがターゲットユーザーにとって重要なものである可能性があります。

したがって、キーワード選定の際には検索ボリュームを評価の一つとして考慮することが重要ですが、それだけに拘束されずに、他の要素も総合的に考慮することが大切です。

実践編:キーワードの探し方(競合から探す)

実践編:キーワードの探し方(競合から探す)

競合からキーワードを探す方法は、競合サイトがどのようなキーワードで広告を出しているのかを調査することです。ツールを使用すると、競合サイトの出稿キーワードを確認できます。

これにより、競合がどのようなキーワードに対して広告を展開しているかを把握し、自社も対策を検討すべきキーワードを見つけることができます。

例えば、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトがどのようなキーワードで広告を出稿しているかを調査することができます。これにより、競合のキーワード戦略を分析し、自社の戦略に活かすことができます。

特に、オンラインビジネスを展開している競合企業の分析は、貴重なヒントとなるでしょう。

キーワードを指定して競合を探す方法

キーワードを指定して競合を探す方法もあります。

例えば、ahrefsというツールを使用すると、「転職エージェント」というキーワードに関連して広告を出稿しているサイト数を確認できます。この調査から競合サイトを特定し、その分析を行うことができます。

例えば、doda、リクルートエージェント、マイナビ、ビズリーチなどが転職エージェントのキーワードに関連して広告を出稿しているとします。

これらの競合サイトを見つけて分析を行うことで、上位表示されている転職サイトの戦略やキーワードの選定方法を把握し、自社の戦略に活かすことができます。

実践編:キーワードの探し方(出稿してみる)

実践編:キーワードの探し方(出稿してみる)

キーワード探しの実践編として、実際に出向いてみる方法もあります。リスティング広告で成果が発生するキーワードは、SEOでも成果が期待できる場合があります。

見つけたキーワードについては、そのキーワードでランディングページを作成し、実際にリスティング広告を出稿して成果が出るかどうかを確認することが重要です。

ただし、リスティング広告で成果が出ても、SEOでの成果が出ない場合もあります。例えば、「コーポレートページ制作」というキーワードでリスティング広告で成果が出た場合でも、実際には記事ページが上位表示されてしまい、成果が得られないことがあります。

一方で、「リスティング広告運用代行」というキーワードでは、サービスページが上位表示されて成果が得られる場合もあります。

そのため、リスティング広告で実際に成果を確認した上で、同じ状況をSEOでも再現することが重要です。リスティング広告で成果が出るキーワードをSEOでも活用することで、成果を高い確率で得ることができます。

実践編:キーワードの探し方(費用対効果を検証)

実践編:キーワードの探し方(費用対効果を検証)

キーワードの探し方として、費用対効果の検証も重要です。売り上げを増加させるためには、単に獲得数を増やすのではなく、質の高い顧客獲得を最大化することが重要です。

そのために、HubSpotなどのツールを活用して、リスティング広告での流入を確認し、質の高い顧客がどのキーワードで入ってきたのかを可視化することが役立ちます。

この情報をもとにSEOのキーワード選定を行うことで、より効果的な施策を打つことができます。

質疑応答

本ウェビナーに寄せられた質問は以下の通りです。

  • 「潜在的アタリマエ」はどのような層にどのような方法でヒアリングすべきか?
  • サービスLPではなく記事ページが上位表示されてしまう

Q:「潜在的アタリマエ」はどのような層にどのような方法でヒアリングすべきか?

吉原氏:フェーズ3までの定性的な定量調査について、インターネット上でのアンケートやインタビューを通じて、潜在的なニーズやアタリマエの発見を行います。

その後、収集されたデータをもとに、お客様と協力してニーズや期待を明確化し、共に解決策を見つけていく流れとなります。

Q:サービスLPではなく記事ページが上位表示されてしまう

石田:Google検索結果で「SEO記事」というキーワードで検索すると、弊社のサービスページが表示されることが確認できます。

このような表示を実現するために「SEO記事」というキーワードに関連したコンテンツを作成し、内部リンクを「SEO記事制作代行」などの関連ページに設定しています。内部リンクの設定により、特定のキーワードでの上位表示をコントロールしやすくなります。

また、アンカーテキストを含めた内部リンクの設定も重要であり、上位表示を目指すキーワードを含めることで、効果的な上位表示が期待できます。

Webマーケティング初心者からプロまで!無料ウェビナー開催中

ニュートラルワークスでは、デジタルマーケティングに特化した無料ウェビナーを随時開催しています。主に、SEO対策、BtoBマーケティング、Web広告などに関するトピックを取り上げて、毎回ご好評をいただいています。

当日のリアルタイム視聴だけでなく、アーカイブ配信(期間限定)も提供していますので、ぜひご視聴ください。

弊社のウェビナー開催情報は以下のページで随時更新しています。

Webマーケティングセミナー(ウェビナー) | ニュートラルワークス

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https://n-works.link/blog/marketing/empathy-strategy-to-capture-the-target/feed 0
トラフィックとSEOの関係と自然流入を増やす方法 https://n-works.link/blog/seo/traffic-and-seo/ https://n-works.link/blog/seo/traffic-and-seo/#respond Wed, 27 Mar 2024 08:13:44 +0000 https://n-works.link/?p=24134 トラフィックとは、そのWebサイトに訪れるユーザーの量を指します。つまり、Webサイトへの訪問者数や訪問者の行動を測定するための指標です。

トラフィックは、様々な要因によって変動します。例えば、検索エンジンか上での表示順位、ソーシャルメディアでのシェアやリンク、外部サイトからのリンク、広告の効果などが影響を与えます。

トラフィックとSEOの関係性を理解して対策できれば、自社サイトへの自然流入向上につなげることができます。

ただ、誤った手順で進めてしまうと、検索エンジン側からの評価が得られず、思うような効果が得られないことがあります。

本記事では、トラフィックとSEOの関係性や自然流入を増やす方法を解説します。

トラフィックとその種類とは

トラフィックとその種類とは

交通量やデータ容量という意味をもつ「トラフィック(traffic)」ですが、冒頭で記したとおり、Webマーケティングでは、メディアへのアクセス数などの意味で使われます。

トラフィックはさまざまなツールで調査できます。本記事では、無料で使用できる「Googleアナリティクス4(以下GA4)」を例に、以下チャネル(メディアの流入経路)ごとのトラフィック項目を紹介します。

自然流入のチャネル

自然流入とは、「自社が掲載している広告以外からの流入」のことです。GA4では、自然流入に関する以下のトラフィックを確認できます。

項目 意味
Organic Search オーガニック検索(自然検索)からの流入
Organic Social ソーシャルメディア広告以外からの流入(Facebook、Xなど)
Organic Shopping ショッピングサイト掲載の広告以外からの流入
Organic Video 動画サイト掲載の広告以外からの流入
Referral 上記に分類されない他メディアからの流入

自然流入は「広告費」が発生しないため、コストを抑えながら自社の商品やサービスを宣伝できます。

広告経路のチャネル

広告経路とは、「インターネット上に表示された広告からの流入」のことです。

GA4では、広告経路に関する以下のトラフィックを閲覧可能です。

項目 意味
Paid Search リスティング広告(検索連動型広告)からの流入
Paid Social ソーシャルメディア広告からの流入
Paid Video 動画サイト(YouTubeなど)からの流入
Affiliates アフィリエイト(成果報酬型広告)からの流入
Display ディスプレイ広告からの流入

自社からインターネット上に広告を掲載している場合、コストパフォーマンスを確認するためにも、クリック率(CTR:Click Through Rate)やコンバージョン率(CVR:Conversion Rate)を定期的に確認する必要があります。

GA4なら複数の広告を掲載していても一括で確認できるため、分析工数の削減にもつながります。

トラフィックとSEOの関係とは

トラフィックとSEOの関係とは

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、特定の検索ワードで上位表示を狙う施策のことです。

ここからは、トラフィックとSEOの関係性などについて解説します。

SEOではトラフィックの重要性が増している

世界最大規模の検索エンジン「Google」は、検索順位に影響のある要因の一部を公表しています。

  • 検索ユーザーを第一に考えた、信頼性の高いコンテンツ
  • 検索ワードをページタイトルや見出しなどに挿入
  • クローラー(ページを検索するロボット)が認識しやすいページ構造

SEOで上位表示を狙うためには「検索ユーザーにとって有益なコンテンツ」が必要です。
良質なコンテンツとは?SEOにおける要件を解説 良質なコンテンツとは?SEOにおける要件を解説

ただ、有益なコンテンツかどうかは検索エンジン側の評価によって決定されるため、私たちは現状のページがユーザーにとって有益なのか判断できません。

GA4を活用すると該当ページのクリック数はもちろん、滞在率やコンバージョンの割合といったトラフィックを計測できます。

トラフィックの多いページは、すなわち「人気の高いコンテンツ」と考えられるため、トラフィックの数がSEOにおいて“有益なコンテンツかどうか”を判断するための指標として活用することができます。

そのため、トラフィックはSEO対策のKPIの一つとして使われることが多く、密接な関係にあると言えます。

トラフィックの多いサイトが上位表示している

トラフィック(ユーザーの検索行動)の多いサイトは、検索上位へ表示される傾向にあります。

検索順位を決めるアルゴリズムはブラックボックス化されている部分が多く、かつてはコンテンツの質と関係のないSEOスキルだけで上位を獲得できる時代もありました。

ただ、2010年代に実施された「パンダアップデート(※1)」や「ペンギンアップデート(※2)」以降、小手先だけのSEOスキルだけでは上位を獲得できなくなりました。

※1:ユーザーの疑問や悩みを解決できないコンテンツの順位を下げるアップデート
※2:ブラックハットSEO(Googleの品質ガイドラインに違反するSEO対策)を実行しているメディアの順位を下げるアップデート

現在は、ユーザーの検索意図に合ったページが上位表示されやすい傾向にあります。そのため、トラフィックの計測はSEO対策の効果を検証するために重要です。

SEOでトラフィックを増やす方法

SEOでトラフィックを増やす方法

SEOでトラフィックを増やす方法は、以下3つに分かれます。

 

施策名 内容
内部施策 クローラーにメディアを正しく認識してもらうための施策
外部施策 被リンクやサイテーションで外部からアプローチする施策
コンテンツ施策 ページの質を高める施策

本記事では、ユーザーの悩みや疑問解決に直結する「コンテンツ施策」の観点から、以下4つの方法を順に紹介します。

  • 検索キーワードを選定する
  • 新規ページの作成を行う
  • 既存ページのリライトを行う
  • 数値を確認してPDCAを回す

検索キーワードを選定する

まずは、以下3つの方法で対象のメディアに適した検索キーワードを選定しましょう。

  • 狙っている検索キーワードとページを確認する
  • 上位表示の可能性が高いキーワードを洗い出す
  • キーワードごとに新規ページ作成またはリライトするか決める

狙っている検索キーワードとページを確認する

最初に、検索上位を狙うキーワードと競合ページを確認しましょう。

検索キーワードは以下3つに分類されます。まずは「対策キーワード」となる候補をキーワードツールを用いて抽出しましょう。

検索キーワードの種類 内容
対策キーワード 検索上位を獲得したいメインキーワード
サジェストキーワード メインキーワードに関連した需要の高いキーワード
再検索キーワード メインキーワードでは疑問や悩みを解決出来なかったときに検索されるキーワード

次に、対策キーワードでどのようなサイトが表示されるか調査します。

キーワードによっては、自社サイトがすでに上位を獲得している場合もあるため、リストから除外しましょう。

上位表示の可能性が高いキーワードを洗い出す

対策キーワードの抽出後、上位表示の可能性が高いキーワードを洗い出しましょう。

上位表示の可能性が高いキーワードは「月間検索ボリューム」から判断できます。

種類 月間検索ボリューム(目安)
ビックキーワード 10,001~
ミドルキーワード 1,001~10,000
スモール(ロングテール)キーワード ~1,000

検索ボリュームが大きい「ビックキーワード」を狙うと、より多くの自然流入が見込める一方、上位表示の難易度も上昇します。

スモールキーワードの場合、検索流入は落ちるものの競合が少ないため、上位表示を獲得しやすいのです。

また、スモールキーワードで検索上位を獲得して、ビックキーワードへの流入導線を作ると、相乗効果でGoogleからの評価が上がる可能性もあります。

キーワードごとに新規ページ作成またはリライトするか決める

対策キーワードリストを作成したら、新規ページを作成するかリライトするか判断しましょう。

キーワードによっては、すでに自社サイトにページが存在している可能性もあります。同じキーワードでSEO対策を実施すると、Googleからの評価が分散してしまうリスクがあります(カニバリゼーション)。

すでにページが存在している場合は、リライト(タイトルや見出しの順番や文言の変更、文章の修正)を行いましょう。

一方、対策キーワードのページが存在しない場合は、新規ページの作成を始めましょう。
SEOとキーワードカニバリゼーションとは?チェック方法と対策を解説 SEOとキーワードカニバリゼーションとは?チェック方法と対策を解説

新規ページの作成を行う

新規ページは以下の手順などで作成します。

手順 内容
1.ペルソナを設計する 想定読者の悩みや疑問を抽出して、ページの方向性を決定する
※自社サイト全体のペルソナ像が存在する場合は不要
2.上位10サイトの内容を確認する 検索エンジンから評価されているページを参考に、想定読者にとって必要なトピックを抽出する
3.関連キーワードを抽出する 想定読者のニーズをサジェスト・再検索キーワードから読み取る
4.ユーザーのニーズを深掘りする ユーザーが知りたい情報(顕在ニーズ)と、気づいていない重要な情報(潜在ニーズ)を言語化する
5.大見出し(H2)を設定する ページの方向性に関わる重要な見出し。ユーザーの理解度にも関わるため、慎重に行う
6.中見出し(H3)、小見出し(H4)を設定する 大見出しの内容を解説する見出し。H3とH4の階級構造崩れに注意する
7.タイトルと目次を設定する ユーザーにとって魅力的なタイトルや目次を設定。クリック率の向上につながる
8.構成に従い執筆・校正する 見出しと内容が相違しないように注意。最後に誤字・脱字や文章のねじれなどを修正する

新規ページ、リライト問わず構成作成は、SEO対策にとって重要な工程です。

検索ユーザーの悩み・疑問を解決するためにも、上位ページや関連キーワードからユーザーニーズを深掘りしましょう。

次に、ユーザーニーズをもとに大見出し(H2)や中見出し(H3)を設定します。内容はもちろん読みやすさにも関わるため、ユーザー目線で構成を作成しましょう。

既存ページのリライトを行う

既存ページのリライトも新規ページ作成と同じ流れで進みますが、一部手順が異なります。

手順 内容
1.ペルソナを設計する 想定読者の悩みや疑問を抽出して、ページの方向性を決定する
※自社サイト全体のペルソナ像が存在する場合不要
2.上位10サイトの内容を確認する 検索エンジンから評価されているページを参考に、想定読者にとって必要なトピックを抽出する
3.関連キーワードを抽出する 想定読者のニーズをサジェスト・再検索キーワードから読み取る
4.ユーザーのニーズを深掘りする ユーザーが知りたい情報(顕在ニーズ)と、気づいていない重要な情報(潜在ニーズ)を言語化する
5.記事に足りない見出しやキーワードの追加・変更 ユーザーの検索意図を満たすために必要な見出しやキーワードを追加・変更する
6.構成に従い執筆・校正する 見出しと内容が相違しないように注意。最後に誤字・脱字や文章のねじれなどを修正する

リライトは新規ページ作成とは異なり、すでにページが存在しています。

そのため、主な工程は競合ページと比較して足りない見出しやキーワードを追加・変更することが中心です。

ただ、すでに検索上位を獲得しているページをリライトすると、順位が下がる可能性もあります。検索順位の変動要因を分析するためにも、後述する「数値分析」は欠かさず実施しましょう。

数値を確認してPDCAを回す

新規ページの作成、リライトの実施後は以下項目の確認・改善を継続して行いましょう。

数値項目 概要
検索順位 対策キーワードに対する表示順位
インプレッション回数(表示回数) 検索画面にて、ユーザーにページタイトルが表示された回数
クリック回数 ユーザーがページをクリックした回数
コンバージョン回数 ユーザーが自社の商品やサービスを購入した回数

検索順位はもちろん、インプレッションやクリック回数が低いページは、ユーザーの検索意図を満たせていない可能性が高いです。

ユーザーを満足させるページを検索エンジンに反映させないと、コンバージョン率もなかなか上がりません。

自社の認知や売上を向上させるためにも、数値項目を定期的に確認して、PDCAサイクルを回しつづけましょう。

SEOでトラフィックを増やすための体制づくり

SEOでトラフィックを増やすための体制づくり

SEO対策でトラフィックを増やすためには、キーワード選定や構成・ページ作成など複数の工程が絡むため、組織化して効率的に運用する必要があります。

本記事では、自社で「内製」した場合と、他社に「外注」した場合の2パターンを紹介します。

内製する場合

SEO対策を内製する場合は、以下のリソースを確保する必要があります。

リソース(例) 仕事内容
SEOコンサルタント ・メディア全体のSEO対策を設計
・プロジェクトマネージャーの立ち位置
Webマーケター ・メディア全体の数値を管理
・PDCA施策の立案
ディレクター ・メディア全体のページ品質を管理
・ライターとのコミュニケーション
ライター ・ページの執筆
・校正を兼任する場合あり
校正者 ・ページの誤字脱字や文章のねじれなどをチェック
・ライターと兼任する場合あり

SEO対策を内製化すると、外注費用やコミュニケーションコストの削減につながるため、費用を抑えた運用が可能です。

ただし、SEO対策専門の人員を確保する必要があるため、社内リソースが足りていない場合は実施が難しい場合もあります。

リソースや人数はメディアの規模にもよりますが、内製化が厳しい場合は、外注を検討してみましょう。

外注する場合

外注をすると、費用やコミュニケーションコストが発生する一方、SEO対策全般を委託できるため、自社の業務に集中できます。

また、SEO対策を専門としている業者なら、効率的に進めて運用してくれるため、結果としてコストパフォーマンス向上につながります。

SEOのトラフィックを確認する方法

SEOのトラフィックを確認する方法

SEOのトラフィックは、以下の手順で確認できます。

1.GA4にログインする
2.「レポート」から「集客」、「ユーザー獲得/トラフィック獲得」と順にクリックする

ユーザー獲得は「初めて自社サイトを訪れたユーザーのデータ」、トラフィック獲得は「訪問後のユーザーのデータ」を示しています。

トラフィック獲得のデータ内に存在する「Original Search」は、SEOにおけるトラフィック(自然流入)を表しています。どちらもSEO対策におけるトラフィック獲得に重要なデータです。

SEO以外のトラフィックを増やす方法

SEO以外のトラフィックを増やす方法

SEO以外にもトラフィックを増やす方法は存在します。本記事では、以下3つを例として紹介します。

  • 広告
  • SNS
  • メルマガ・LINEなど

広告

広告は以下のような種類に分けられており、トラフィックを増やす方法として効率的で再現性も高いです。

広告 概要
リスティング広告(検索連動型広告) 検索キーワードに連動して、検索エンジン上に表示される広告
ディスプレイ広告 Webサイトに配信される広告
アフィリエイト広告(成果報酬型広告) 他サイトに商品やサービスのリンクを設置してもらい、売上の一部を報酬として支払う広告

どの掲載方法もコストをかけることで、すぐにWeb上に展開されるため、SEOなど工数や時間のかかる施策を行う必要がありません。

ただ、広告は継続してコストが発生するため、コンバージョン率の悪化や広告単価の上昇により、コストパフォーマンスが悪化する可能性もあります。

そのため、SEO対策の準備を進めている間だけ、一時的に広告運用を実施するのも一つの方法です。

SNS

SNSも、トラフィックを増加させる方法として有効です。

SNSはほぼ無料で始められるため、広告のように継続したコストも発生しません。また、企業のブランディングやユーザーとのコミュニケーションにもつながりやすいため、費用対効果も高いです。

一方で、企業アカウントがSNS上に不適切な発言を残してしまうと、企業のイメージ悪化や売上低下に発展するリスクも存在します。

炎上を防ぐためにも企業アカウントでSNS上に発信する際は、複数人でチェックする体勢を整えてから実施しましょう。

メルマガ・LINEなど

メルマガやLINEは、自社の商品やサービスに興味をもっている「顕在層」へのアピールに効果的な方法です。メルマガやLINEから自社ページに誘導することで、トラフィックを増やせます。

メールやLINEを配信するだけで完了するため、広告と比べてもコストが低い傾向にあります。

一方で、潜在層に対してのアプローチ方法としては適していません。SEO対策による自然流入の増加により、メルマガやLINEの登録者が増えてきたタイミングで実行することをおすすめします。
メルマガとは?メリットや注意点、配信方法など基礎知識を解説 メルマガとは?メリットや注意点、配信方法など基礎知識を解説

トラフィックが少ないからとSEOを諦めるべきではない

トラフィックが少ないからとSEOを諦めるべきではない

トラフィックが多いほど、SEO対策において有利な状況を作れますが、少ないからといってSEOを諦めるのは早いです。

検索順位には、内部施策や外部施策などのSEOスキルだけでなく、「コンテンツの質」も大きく関わっています。結論、コンテンツの質にこだわることでトラフィックが増加して、検索順位も上昇する可能性が高いです。

目先のSEO対策だけでなく、まずはユーザーの疑問や悩みを解決するコンテンツ作りに目を向けてみましょう。

ニュートラルワークスでは、オウンドメディア制作をはじめ、SEOコンサルティングや運用代行サービスを提供しています。

社内リソースの確保やSEO対策にお困りの方は、ぜひニュートラルワークスにご相談ください。

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【ウェビナー】SEO×CVR改善〜売り上げ最大化の法則〜 https://n-works.link/blog/news/240416seocvr/ https://n-works.link/blog/news/240416seocvr/#respond Wed, 27 Mar 2024 01:56:23 +0000 https://n-works.link/?p=24149 デジタルマーケティング支援事業を展開する株式会社ニュートラルワークス(神奈川県茅ヶ崎市 代表取締役:三木五月、以下 ニュートラルワークス)は、4/16(火)にオンラインウェビナーを実施いたします。アーカイブ配信もございますので、ぜひこの機会にご参加ください。

お申し込みhttps://n-works.link/seminar/se298uync4ck

■ウェビナー詳細
Webサイト制作からマーケティング活動まで、一気通貫でご支援可能な2社の強みを生かした、SEO内部対策と、サイト改善に関するウェビナーを実施いたします。
コストや時間をかけて制作したWebサイトなのに思うような成果が出せず、追加施策としてオウンドメディア運営、コンテンツ制作に着手すべきか検討中の方必見!まずは既存のWebサイトで出来る事を、今一度見直してみませんか?追加施策を投下する前に、まだ改善の余地があるかもしれません。各社が培ってきた「成功に導くための法則」を、実例や具体例を交えながらお話しいたしますので、ぜひご参加ください!

■詳細内容

テーマ Webサイト「作って終わり」に終止符!
SEO×CVR改善〜売り上げ最大化の法則〜
日時 ライブ配信
2024/4/16(火) 12:00-13:00
アーカイブ配信
4/17(水) 12:00-13:00
4/18(木) 12:00-13:00
登壇者 民野 翔吾
株式会社エムハンド セクションチーフ/シニアクリエイティブディレクター
石田 哲也
株式会社ニュートラルワークス 取締役 CMO
参加方法 オンライン配信
参加費 無料
お申し込み https://n-works.link/seminar/se298uync4ck

⚫こんな方に見て欲しい
・広告に頼らず、自社サイトのパワーを上げて強いサイトを構築していきたいマーケティングご担当者様
・様々な施策を試してみたけれど、未だ勝ちパターンを導き出せていないWebご担当者様

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良質なコンテンツとは?SEOにおける要件を解説 https://n-works.link/blog/seo/high-quality-content/ https://n-works.link/blog/seo/high-quality-content/#respond Thu, 21 Mar 2024 09:52:36 +0000 https://n-works.link/?p=24026 「良質なコンテンツ」とは、ユーザーのニーズに適合し、価値のある情報を提供するものを指します。つまり、読み手に学びや発見、感動などの優れたユーザー体験を提供できるコンテンツが「良質なコンテンツ」として評価されます
良質なコンテンツには具体的にどのような特徴があるか、ポイントをまとめたのが以下です。

  • ユーザーの興味をひく内容である
  • 内容にオリジナリティがある
  • 読みやすい/理解しやすい表現がされている
  • 正確で信頼のできる情報である
  • 最新の情報である

では、SEO(検索エンジン最適化)の文脈における「良質なコンテンツ」はどのようなものを指すのでしょうか?Googleが示す定義をもとに解説します。
本記事を通してSEOで評価を得るための考え方と、その重要性を理解していただければと思います。

Googleが定義する良質なコンテンツの要素

冒頭で示した通り、「良質なコンテンツ」は検索ユーザーにとって発見や学び、課題解決に繋がるような、“人の役に立つ情報”である必要があります。
良質なコンテンツとして評価を得るために必要な要素を、Googleが発信している内容から読み取り、以下の5つに絞って解説します。

検索意図を満たし、課題が解決できる

検索意図とは、ユーザーが検索をおこなう動機や、検索によって達成したいと考えている事柄を指します。
ユーザーが検索時に入力するクエリ(検索語句)には必ず意図があります。Googleはそれらをアルゴリズムによって察知し、ユーザーが目的を達成するためのコンテンツを表示させています。
つまり、クエリが持つ検索意図に合致する内容であるかという点と、ユーザーの課題が解決できるコンテンツを提供できているかがポイントとなります。
実際にGoogleでは検索意図とコンテンツがどの程度合致しているかを、「Needs Met Rating Guideline」という項目で5段階で評価しています。

Needs Met Rating Guideline

出典:検索品質評価ガイドライン(GeneralGuidelines)-P.103

評価の内容を日本語でまとめたものが以下です。

評価 説明
1 Fully Meets (FullyM)
最高評価
特定のクエリや結果にのみ適用される特別な評価カテゴリー。すべての、あるいはほとんどすべてのユーザーのニーズを満たすため、他の検索結果を見る必要はありません。
2 Highly Meets (HM)
高評価
多くの、あるいはほとんどのユーザーにとって非常に役立つ。ユーザーによっては、さらに別の検索結果を見たいと思う場合があります。
3 Moderately Meets (MM)
平均的
多くのユーザーにとって有益、または一部のユーザーにとって非常に有益である。一部のユーザーまたは多くのユーザーは、さらに別の検索結果を見たいと思います。
4 Slightly Meets (SM)
低評価
一部のユーザーに役立つ。クエリと検索結果には関連性があるが、満足のいく内容ではありません。多くのユーザーが別の検索結果を見たいと思います。
5 Fails to Meet (FailsM)
最低評価
ほぼすべてのユーザーに役立たない検索結果です。
すべてのユーザー、またはほとんどすべてのユーザーが別の検索結果を希望します。

検索意図との合致度合いは、コンテンツの品質を考える上で大切な要素です。

しかし逆を言うと、見る人の目的や検索意図が変われば、コンテンツ自体が高品質でも全く評価されない場合もあるということです。
そのため、良質なコンテンツとして高い評価を得るためには、作成時に必ず特定のクエリ/検索意図をセットで考えておく必要があります。

信頼性の高い情報である(E-E-A-T)

情報収集や課題の解決を目的としたユーザーにとって、そのコンテンツが信頼できるかどうかは非常に重要な要素です。
信頼性については、Googleが独自に設けているE-E-A-Tという評価基準を考慮する必要があります。
E-E-A-Tとは、Experience(経験・体験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trusts(信頼)の4つの頭文字からなる造語です。
Googleの検索品質ガイドラインの一つとして定められており、「最重要項目」といわれています。
検索品質評価ガイドラインで示された以下の図からも分かるとおり、 Trusts(信頼)はE(経験・体験)、E(専門性)、A(権威性)によって成り立っています。

E-E-A-T

出典:検索品質評価ガイドライン(GeneralGuidelines)-P.26

ユーザーとGoogleから信頼を得られるコンテンツを作るための対策例は以下です。
『誰が』、『どのような根拠』をもとに発信しているのかを明らかにし、かつそれが『最新の情報』であることが信頼できるコンテンツに必要な要素です。

▼信頼を得るための対策例

  • サイト運営主の情報を明示する
  • 記事コンテンツなどの場合、執筆者を明示する
  • 引用ソースを明らかにする
  • 鮮度の高い、最新の情報に更新する

E-E-A-Tの高め方についてさらに知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説 E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説
権威性とは?意味と使い方、SEOにおける権威性の高め方を解説 権威性とは?意味と使い方、SEOにおける権威性の高め方を解説

独自性の高い内容である

そのコンテンツでしか得られない、独自性(オリジナリティ)の高い情報を提供することは評価を得る上でとても重要な要素です。特に、昨今の生成AIの普及を受けて、SEOではオリジナルコンテンツの価値が一層高まっています。
他のコンテンツと同じようなことしか書かれていないような、独自性に欠けるコンテンツが検索結果上にいくつもあっても、ユーザーにとっては何の発見や課題解決にも繋がらず、役に立ちません。
そのためGoogleは独自性の高い一次情報を含んだコンテンツを高く評価する傾向が強く、公式からも以下のように言及しています。

オリジナリティ 他のサイトにはないような、ユニークでオリジナリティの高いコンテンツを提供しているかを考慮します。
他のWebサイトに類似したコンテンツがある場合は、どのサイトが引用元のソースであるかを考慮します。
検索品質評価ガイドライン

出典:検索品質評価ガイドライン(GeneralGuidelines)-P.21

検索結果ですでに上位表示している記事を参考にコンテンツを作成するSEO手法がありますが、そういったものは独自性の観点で評価が得にくいため今後は徐々に不利になっていくと思われます。
それではどのようなものが独自性の高い一次情報として評価されやすいのでしょうか?
弊社の見解は以下の通りです。

  • 独自の調査や研究結果
  • 自身の体験や経験談
  • 独自の見解や主張、アイデア

このような、自らが情報源となって生み出した内容は、そのコンテンツからしか得られないものとして独自性が高く評価されます。

以下は、弊社で実施したユーザー調査結果をコンテンツ内のエビデンスとして活用している例です。
このような調査はインターネット上で完結でき、ユーザー分析だけではなく調査結果の二次利用にも役立てられるため、実施を検討してみるとよいでしょう。

ニュートラルワークスの調査結果活用例

とはいえ、全てにおいて独自の情報を生み出せるかというと難しいのも事実です。そのため他者が出した情報をもとに、それらを引用して何かを述べることも多くあると思います。
そのように他者の出した一次情報を利用する場合には、必ず出典元を明らかにするようにしましょう。根拠となる情報を読者に示すことで、情報の正確性を読者自身が判断できるようになります。

また他者のコンテンツを引用する際、真偽不明な情報を極力扱わないように注意が必要です。正確性に欠ける情報ソースを引用することで、あなたのサイトの信頼性まで損なう可能性があるからです。
可能な限り、公的機関やその領域で高い権威性を持つ団体、または専門の団体などから発信されている信頼できる情報ソースを扱うように心掛けてみてください。

可読性が高く、理解しやすい

書かれている情報がいくら有益な内容だとしても、読みづらくユーザーが理解できなければそれは良質なコンテンツとは言えません。
自分が探している情報がコンテンツ内のどこに記載されているのかが分からなければ、ユーザーは探すのを諦めて離脱してしまいます。また、情報を見つけることができても、回りくどい表現や文法的な誤りがあるとそのコンテンツ全体に対して不信感を抱かせる原因になります。
Googleは公式SEOスターターガイドでは、文章の読みやすさについて以下のように言及しています。

文章が読みやすく、よく整理されている: 文章をよく練り、わかりやすく自然な言葉を使い、誤字脱字や文法的な誤りをなくします。長い文章は段落や章などに分け、全体を見通せるように見出しを付けてください。

出典:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド|Google検索セントラル

誤字脱字や文法的な誤りは校正ツールなどを利用すれば比較的簡単に対処ができますので、利用してみるのも一つの手です。しかし、長い文章を段落や章に分けて書くパラグラフライティングは、日本ではあまり馴染みの無い方も多いかもしれません。
パラグラフライティングとは、論理展開するための文章技法の一つで、文章の先頭となる見出しさえ読めば全体の要点をつかむことができるという特長があります。これを用いることで、人間が読みやすいだけではなくGoogle のロボットにとっても理解しやすい文章を作ることができます。
長文のWebコンテンツを作成する際には、ぜひパラグラフライティングを用いて結論ファーストで分かりやすい文章を心がけてみてください。

外部サイトからの被リンクや引用がされている

公的なサイトや権威性の高いサイトから引用や言及を受けているサイトは、信頼できるコンテンツとしてGoogleから高く評価されます。
そのため、被リンクを獲得することと、良い評判を得ることはSEOでとても重要な要素です。
Googleは外部からの被リンクや引用が評価の判断に影響を与えていることを、以下のように言及しています。

「4. ウェブ上の民主主義は機能する。」
Google 検索が成果を出し続けている理由は、何百万人ものユーザーがウェブサイトに張ったリンクを参考に、どのサイトが価値のあるコンテンツを提供しているかを判断しているためです。Google では、200 以上の基準と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。
出典:Googlega掲げる10の事実

「コンテンツの質」
システムは、関連性のあるコンテンツを特定した後、最も役立ちそうなコンテンツを優先しようとします。そのために、どのコンテンツが専門性、権威性、信頼性を示しているか判定するために役立つシグナルを特定します。
たとえば、その判定を支援するために使用している要因の 1 つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。含まれていれば、多くの場合、その情報の信頼性が高いことを示す十分なしるしとなります。
出典:検索の仕組み-Google Search

信頼性の高いサイトから被リンクを獲得することで、SEO効果が見込めるほか、ブランディングや流入増加も見込めます。
自然とリンクが集まり、引用やポジティブな言及がされるようなコンテンツは、まさしく良質なコンテンツと言えるでしょう。

まとめ

良質なコンテンツの要件は様々ですが、一貫して言えることは読み手にとって有益かどうかが重要ということです。コンテンツを制作する際には、その検索クエリにどのようなニーズがあるのか、どのような情報が提供できれば有益といえるのか?をユーザーの目線に立って考えてみてください。
また、コンテンツ制作を自社で完結するのが難しい場合には、ぜひSEOのプロにも相談してみることをおすすめします。
弊社でもコンテンツ制作支援だけではなく、全体のSEO課題発見から戦略立案、実行までサポートいたします。

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【ウェビナー】被リンク獲得の適切な手法とは?〜サイトのフェーズに応じた「量と質」が重要〜 https://n-works.link/blog/news/240328link/ https://n-works.link/blog/news/240328link/#respond Fri, 15 Mar 2024 11:16:59 +0000 https://n-works.link/?p=24037 デジタルマーケティング支援事業を展開する株式会社ニュートラルワークス(神奈川県茅ヶ崎市 代表取締役:三木五月、以下 ニュートラルワークス)は、3/28(木)にオンラインウェビナーを実施いたします。

アーカイブ配信もございますので、ぜひこの機会にご参加ください。

お申し込みhttps://n-works.link/seminar/sepuwxxj4fuz

 

ウェビナー概要

コーポレートサイトのドメインパワーを着実に成長さてきた弊社が、良質な被リンクの獲得戦略と、その手法について正しい知識をお伝えします。
被リンクと聞くと、一時広がりを見せた質の低いリンクを大量に生成し、不正に検索順位を上げる、いわゆるブラックハットSEOを連想される方もいらっしゃるかと思います。
そのような手法はGoogleからスパムと判定されペナルティの対象となり、ページの検索順位を落とされる可能性が高くなります。よって、被リンク獲得は正しい知識を元に実行する事が重要です。
近年、記事コンテンツの運用や内部対策を実施している企業様は増えていますが、SEO外部対策には注力出来ていない企業様も多く見受けられます。今回のウェビナーを通して、新たなSEO施策の一手を打つきっかけとなれば幸いです。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

■詳細内容

テーマ 被リンク獲得の適切な手法とは?
〜サイトのフェーズに応じた「量と質」が重要〜
日時 ライブ配信
2024/3/28(木) 12:00-13:00
再放送
3/29(金) 12:00-13:00
4/1(月) 12:00-13:00
登壇者 西島 勇斗 株式会社ニュートラルワークス SEOコンサルタント
参加方法 オンライン配信
参加費 無料
お申し込み https://n-works.link/seminar/sepuwxxj4fuz

⚫こんな方に見て欲しい

・自社サイトのSEOを強化したいと考えるご担当者様

・サイトのドメインパワーが伸び悩んでいる企業ご担当者様

・ホワイトハットなSEO外部対策に興味がある方

 

西島 勇斗
株式会社ニュートラルワークス SEOコンサルタント
1993年生まれ、逗子出身。不動産業界で営業職として様々なお客様のライフプランニングに携わっておりましたが、その際に出会ったお客様や時代の流れ、自身のライフスタイルについても考え直し、Web業界へキャリアチェンジ。前職は都内のWeb会社でカスタマーサクセスとして従事。主にHP運用を行う上でのSEO対策やリード獲得に関する分野で顧客サポートを行っておりました。その後、地元である湘南で今までの経験を活かしたいと思い、2021年4月ニュートラルワークスにジョイン。営業職で培ったコミュニケーション力やチャレンジし続ける気持ち、前職での経験も活かしながら、常に好奇心を持ってお客様に寄り添い、課題解決のお手伝いをさせていただきます!

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指名検索とは?自社サイトへの流入数の調べ方と対策方法 https://n-works.link/blog/seo/name-search/ https://n-works.link/blog/seo/name-search/#respond Thu, 14 Mar 2024 07:04:59 +0000 https://n-works.link/?p=23942 Webサイト運営において、高い流入数を確保することは成功の鍵を握ります。その流入数の中でも特に重要なのが「指名検索」からの訪問者です。

しかし、指名検索からの流入数をどのように調べ、最大化するかは一筋縄ではいきません。放置しておくと、競合他社に後れを取り、ブランドの認知度やWebサイトへの訪問者数が減少してしまう可能性があるでしょう。

そこで本記事では、指名検索の重要性を理解し、自社サイトへの流入数を正確に把握し、それを増やすための具体的な対策方法を紹介します。

Webサイト運営を効率化させていきたい方は、ぜひ最後までご一読ください。

指名検索とは

指名検索とは

指名検索は、特定のブランド名や企業名、Webサイト名を直接検索エンジンに入力して行う検索のことです。この検索方法は、ユーザーがある特定のブランドやサービスに対して既にある程度の認知があり、それについてさらに情報を得たいと考えている場合に多く見られます。

例えば、あるWebサイトの特定の商品やサービスに興味を持った消費者が、その企業名をGoogleなどの検索エンジンに直接入力するケースがこれに該当します。指名検索からの訪問者は、既にブランドへの興味や信頼を持っているため、他の検索方法に比べて転換率が高い傾向です。

このため、企業やブランドにとって指名検索の流入を増やすことは、高いROI(投資収益率)を実現するうえで欠かせません。
ROIとは?計算式、ROASとの違いをわかりやすく解説 ROIとは?計算式、ROASとの違いをわかりやすく解説

一般検索との違い

一般検索は、特定のブランド名や企業名を指定せずに商品やサービス、情報などのキーワードを基に検索を行う方法です。

例えば、「最新のスマートフォン」や「東京のイタリアンレストラン」といったように、具体的なブランド名や企業名を用いずに幅広い情報を求める際に用います。この一般検索は、ユーザーが特定の商品やサービスについてまだ決めかねている、あるいは選択肢を広げたいと考えている場合に頻繁に利用されます。

指名検索と比較すると、一般検索からの流入は、ユーザーのブランドに対する事前の認知や信頼が低い可能性があります。しかしその分、より広い範囲の潜在顧客にリーチする機会を提供可能です。

したがって、一般検索は新規顧客の獲得に、指名検索は既存顧客の囲い込みやリピート率の向上にそれぞれ強みを持っています。この違いを理解し、それぞれの検索タイプに合わせた最適なマーケティング戦略を立てることが、Webサイト運営者にとっては重要です。

指名検索の重要性

指名検索の重要性

指名検索の増加は、Webサイトやブランドの成功に不可欠な要素です。その理由は、指名検索がWebサイトの評価を向上させ、検索エンジンの結果ページでの上位表示を実現する可能性を高めるためです。

指名検索による流入は、ユーザーがあなたのブランドやサービスに高い関心を持っており、具体的な目的を持ってサイトを訪れることを意味します。このような訪問者は、サイトの内容に深く関与し、長時間滞在する傾向にあるため、検索エンジンはこれを高いユーザー満足度の指標として評価します。

さらに、指名検索からの訪問者は、サイトの特定のコンテンツや製品に対する既存の関心や意図を持っているため、転換率が高くなることが多いです。つまり、指名検索を増やすことは、直接的に売上の増加につながります。

また、指名検索による流入が多いWebサイトは、ブランドの信頼性や認知度が高いと見なされ、これがさらに検索エンジンによるポジティブな評価を受けることにつながるでしょう。結果的に、検索結果の上位に表示される可能性が高まります。そして、さらに多くの一般検索からの訪問者を引きつけることができるようになります。

しかし、指名検索の重要性を理解し、積極的に流入を増やすための戦略を実施しない場合、Webサイトは検索エンジンの結果ページで競合他社に対して不利な位置に置かれることになるでしょう。これは、サイトの可視性が低下し、潜在的な顧客の獲得機会が失われることを意味します。

結局のところ、指名検索の増加に向けた取り組みは、単にサイトのトラフィックを増やす以上の価値を持ち、ブランドの成長と競争力の強化に直結する戦略的な投資といえるでしょう。

指名検索を対策するメリット

指名検索を対策するメリット

指名検索を積極的に対策することは、Webサイトやオンラインビジネスにとって多くのメリットをもたらします。

ここでは、3つのメリットを詳しく解説し、なぜ指名検索対策が今日のデジタルマーケティング戦略において不可欠であるのかについて解説します。

流入数を増やせる

指名検索を対策する最大のメリットは、Webサイトへの流入数を顕著に増やすことができる点です。これは、既にブランドやサービスに興味を持っているユーザーを直接Webサイトに導くため、一般的なキーワード検索に比べて効率的にターゲットを絞り込むことができるためです。

例えば、特定の製品名やブランド名で検索を行うユーザーは、購入意欲が高い可能性があります。その結果、Webサイトにおけるコンバージョン率の向上に直結するでしょう。

このような質の高いトラフィックの増加は、Webサイトの評価を向上させ、さらなるオーガニック検索の流入を促進する効果も期待できます。
オーガニック検索とは?流入数を増やす方法と対策のメリット オーガニック検索とは?流入数を増やす方法と対策のメリット

収益性が高い

指名検索による流入は、その質の高さから直接的な収益増加につながりやすいという大きなメリットがあります。具体的には、ブランドや製品に対して事前に認識を持ち、意図的に検索を行うユーザーは、購入やサービスの利用に至る確率が高いです。

これは、指名検索を通じてWebサイトに訪れる顧客は、一般的な検索に比べて既に購買意欲が形成されているためです。

例えば、特定のブランドのスニーカーを検索してWebサイトに訪れたユーザーは、一般的な「スニーカー購入」検索を行ったユーザーに比べて、実際に購入に至る可能性が高いといえます。

検索アルゴリズムの影響を受けにくい

指名検索の対策は、検索エンジンのアルゴリズムアップデートによる影響を受けにくいという重要なメリットを持っています。検索エンジンは定期的にアルゴリズムを更新し、Webサイトのランキング基準を変更しますが、指名検索による流入はこれらの変更の影響を比較的受けにくいです。

これは、指名検索がユーザーの明確な意図にもとづくため、自然な流入と見なされやすく、検索エンジンによる評価が安定して高い傾向にあるためです。

具体的には、ブランド名や特定の製品名を直接検索するユーザーは、検索結果の品質に関わらずそのブランドのWebサイトを訪れる意図があり、このようなトラフィックはアルゴリズムの変更に左右されにくい安定した質の高い訪問者といえます。
Googleアルゴリズムを解説!アップデートの歴史と最新情報も Googleアルゴリズムを解説!アップデートの歴史と最新情報も

指名検索を対策しないデメリット

指名検索を対策しないデメリット

指名検索を適切に対策しないことは、Webサイト運営において見過ごすことのできない数々のデメリットをもたらします。ここでは、2つのデメリットを詳しく解説します。

自社に興味のあるユーザーがWebサイトに訪問できない

指名検索を対策しないことの最も直接的なデメリットは、自社に興味を持つユーザーがWebサイトに訪問できなくなることです。これは、ユーザーがブランド名や特定の製品名を検索した際に、検索エンジンの結果ページで自社のWebサイトが適切に表示されないために起こります。

例えば、あるユーザーが特定のブランドの製品に関心を持ち、その製品名で検索を行ったとします。しかし、そのブランドのWebサイトが検索結果の上位に表示されない場合、ユーザーは競合他社のサイトや関連しない情報に誘導される可能性があるでしょう。

これにより、興味を持っていたにも関わらず、実際には自社のサイトを訪れることなく他の選択をすることになり、結果として潜在的な顧客を逃すことになります。

意図と異なるページが表示されてしまう

指名検索の対策を怠ると、ユーザーが特定の情報を求めて検索した際に、その意図とは異なるページが表示されるという問題も発生します。

これは、WebサイトのSEOが適切に最適化されていない、または特定のキーワードに対するコンテンツが不足していることが原因で、ユーザーが求める情報や製品を直接見つけることができない状況を生み出すケースがあります。

例えば、あるユーザーがサポート情報を求めて特定のブランド名と問題に関するキーワードを検索した場合、関連するサポートページではなく、製品販売ページやトップページが表示されることがあるでしょう。

これにより、ユーザーは不満を感じ、ブランドに対する信頼性が損なわれる可能性があります。このような状況は、ユーザーエクスペリエンスの低下を引き起こし、最終的にはサイトの離脱率の増加や再訪問の可能性の減少につながります。

指名検索の数と流入数を調べる方法

指名検索の数と流入数を調べる方法

指名検索の数とWebサイトへの流入数を調べることは、デジタルマーケティング戦略を策定するうえで重要です。ここでは、2つの方法を解説します。

月間の検索された数を調べる方法

Google広告のキーワードプランナーは、特定のキーワードが月間でどれほど検索されているかを調べるのに最適なツールです。このツールを利用するには、まずGoogle広告アカウントにログインする必要があります。

ログインしたら、「ツールと設定」から「キーワードプランナー」を選択し、「新しいキーワードを見つける」をクリックします。ここで自社のブランド名や特定の製品名など、調べたい指名検索キーワードを入力しましょう。

検索を実行すると、キーワードプランナーはそのキーワードの月間検索ボリューム、競合度、予想クリック単価などのデータを提供します。これにより、特定の指名検索キーワードに対する市場内での需要や競争の状況を把握できます。

自社サイトへの流入数を調べる方法

Google Search Consoleを使って、自社サイトへの流入数を調べる方法は、WebサイトのSEOパフォーマンスを理解するうえで有効です。このツールを使用することで指名検索キーワードによるWebサイトへの表示回数、クリックスルーレート(CTR)、実際のクリック数(流入数)、および検索順位を確認できます。

Google Search Consoleにアクセスし、「パフォーマンス」レポートを開くことから始めます。次に、「クエリ」タブを選択して、自社のブランド名や関連キーワードを検索し、それらのキーワードがどのようにパフォーマンスしているかの詳細を見ることができます。

このデータを分析することで、特定の指名検索キーワードに対してWebサイトがどれだけ効果的にユーザーを引き付けているか、また、改善の余地がどこにあるかを明確にすることが可能です。

指名検索数を増やす施策

指名検索数を増やす施策

指名検索数を増やすためには、以下の施策が効果的です。

  • 商品やサービス名をキャッチーなものにする
  • プレスリリース配信
  • リスティング広告の配信
  • SNS運用
  • イベント(セミナー・展示会など)の開催
  • 質の高いコンテンツを作成・配信
  • 顧客満足度を高める

それぞれの施策を解説します。

商品やサービス名をキャッチーなものにする

製品名やサービス名をユーザーに記憶してもらいやすく、魅力的なものにすることは、指名検索数を増やすうえで効果的です。キャッチーで独創的な名前は、消費者の関心を引き、口コミやSNSでの共有を促しやすくなります。

施策を進めるには、ターゲット顧客の興味やニーズを反映させた、覚えやすく、意味のある名前を考案することが重要です。例えば、製品の主な利点や機能を簡潔に表現する名前や、ブランドの個性を表すユニークな名前が考えられます。

このような名前は、検索時にユーザーが直感的に入力しやすくなり、結果として指名検索数の増加につながります。
売れる商品説明、コピーの書き方のコツ。ユーザーに響く、魅力的な商品PR方法 売れる商品説明、コピーの書き方のコツ。ユーザーに響く、魅力的な商品PR方法 ECサイト、モールで販売している商品説明、コピーにはこだわっていますか?商品説明、コピーを変えるだけで売り上げは必ず変わります。売れる商品説明、コピーの書き方、コツをご紹介します。

プレスリリース配信

新製品の発売や重要な企業のアップデートを広く伝えるためのプレスリリースの配信は、メディアを通じて大きな注目を集めることができます。

この施策は、ブランドや製品に対する認知度を短期間で効果的に高めることができ、それにより指名検索数の増加に寄与します。

プレスリリースを成功させるためには、魅力的でニュース価値のある内容を用意し、適切なタイミングで配信することが重要です。また、オンラインメディアや業界固有のプラットフォームに配信することで、ターゲットとする顧客層に直接アプローチすることが可能になります。
プレスリリースとは?書き方と注意点、配信方法を解説 プレスリリースとは?書き方と注意点、配信方法を解説

リスティング広告の配信

リスティング広告は、特定のキーワードに基づいて検索エンジンの結果ページに広告を表示する方法です。この施策を用いることで、潜在顧客が関連するキーワードを検索した際に、自社のWebサイトへの訪問を促すことができます。

リスティング広告を効果的に運用するためには、ターゲットとする顧客が使用する可能性のあるキーワードを選定し、魅力的な広告コピーを作成することが重要です。

これにより、指名検索以外からの訪問者を増やすとともに、ブランド名や製品名を検索キーワードに含めることで指名検索の増加も期待できます。
リスティング広告とは?特徴や費用、運用方法を解説 リスティング広告とは?特徴や費用、運用方法を解説 リスティング広告の基本的な知識から効率のいい運用方法、成果を出すためのポイントをご紹介します。

SNS運用

SNSの積極的な運用は、ブランドや製品に対する認知度を高め、コミュニティを形成するうえで欠かせない施策です。定期的に魅力的なコンテンツを投稿することで、フォロワーとの関係を深め、ブランドへの興味を持続させることができるでしょう。

また、キャンペーンやコンテストの実施は、SNS上での共有を促し、さらなる認知度の向上につながります。SNSでの活動は、直接的に指名検索数の増加に貢献するだけでなく、間接的にもブランドの価値を高めオンラインでのプレゼンスを強化します。

イベント(セミナー・展示会など)の開催

イベントの開催は、直接顧客との接点を持ち、ブランドや製品に対する深い理解を促す絶好の機会です。セミナーや展示会などのイベントを通じて、製品の魅力を直接伝えることができるだけでなく、参加者との対話を通じてブランドロイヤリティを高められます。

イベント後には、参加者が自身の経験をSNSなどで共有することが多く、これが新たな指名検索のトリガーとなり得ます。イベントの成功のためには、ターゲットとする顧客層に魅力的なテーマを設定し、効果的なプロモーションを行うことが重要です。

質の高いコンテンツを作成・配信

質の高いコンテンツを定期的に作成し、配信することは、ブランドの専門知識と信頼性を示すうえで不可欠です。教育的なブログ記事、業界の最新動向を取り上げたレポート、ユーザーガイド、チュートリアルビデオなどは、ユーザーに価値を提供し、ブランドに対する関心を高めます。

優れたコンテンツは、共有されやすくSEOの観点からも有利であり、これにより自然な指名検索の増加が期待できます。コンテンツマーケティングで成功するためには、ターゲットオーディエンスのニーズに合った関連性の高いテーマを選び、定期的に更新することが大切です。

顧客満足度を高める

顧客満足度を高める取り組みは、指名検索数を増やすための間接的ながら強力な手段です。優れた顧客サービス、製品の品質、アフターサポートなどは、顧客のブランドへの忠誠心を育み、口コミや推薦を通じて新たな顧客を引きつけます。

顧客からの肯定的なフィードバックや評価は、オンラインでのブランドの評判を高め、結果的に指名検索の増加につながります。顧客満足度を高めるためには、顧客の声に耳を傾け、継続的な改善とイノベーションを追求することが効果的です。

指名検索キーワードでリスティング広告を出稿する理由

指名検索キーワードでリスティング広告を出稿する理由

指名検索キーワードでリスティング広告を出稿することには、複数の明確な理由が存在します。これらの理由には、競合他社による広告出稿を防ぐ、意図したページをユーザーに確実に表示させることが含まれます。

これらの戦略は、ブランドのオンラインでの可視性を高め、潜在顧客の獲得を最大化することが目的です。以下では、これらの理由を詳細に解説し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

競合他社の広告出稿で機会損失につながる

指名検索キーワードでのリスティング広告出稿を行わない場合、競合他社があなたの会社のブランド名や製品名をキーワードに広告を出稿することによって、機会損失が発生する可能性があります。

これは、検索ユーザーが自社の製品やサービスを意図して検索したにも関わらず、競合の広告が表示され、そちらに流れてしまう状況を指します。このような状況を防ぐためには、自社で積極的に指名検索キーワードに対してリスティング広告を出稿することが効果的です。

メリットとしては、自社のWebサイトへの直接的な流入を確保できること、競合によるブランドキーワードの使用を阻止できることが挙げられます。デメリットとしては、広告費用がかかること、自社のキーワードであっても競争によりクリック単価が上昇する可能性があることです。

意図するページを確実に表示させる

リスティング広告を出稿するもう一つの重要な理由は、ユーザーが検索した際に、意図する正確なページやキャンペーンページを確実に表示させられる点にあります。

オーガニック検索結果では、関連性の高いページがトップに表示されないことがありますが、リスティング広告を使用すれば、特定のキャンペーンやプロモーションを直接ターゲットにアピールすることが可能です。

この方法のメリットには、ユーザーエクスペリエンスの向上、高いコンバージョン率の達成が含まれます。デメリットは、やはり広告費用の発生と、キャンペーンに応じて広告の更新が必要となる点です。

指名検索の対策は現状把握から

指名検索の対策は現状把握から

指名検索とその対策について説明してきましたが、これらはブランドのオンラインプレゼンスを強化し、競争力を高めたい企業にとって欠かせない要素です。

重要なポイントとしては、まず現状のオンラインでのブランド認知度を正確に把握し、潜在顧客がどのように自社を見つけているのかを理解すること、そして、競合との差別化を図るための戦略を練ることが挙げられます。

指名検索の対策を始めるためには、まずはGoogle AdsやGoogle Search Consoleなどのツールを使用して、自社に対する検索トレンドや流入データを分析することが重要です。

これらの情報をもとに、リスティング広告の戦略を策定し、指名検索キーワードに対するアプローチを強化することをおすすめします。まずは、こちらの基本的な分析から実践してみてください。

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【ウェビナー】〜SEO国内第一人者と、SEO支援会社が考える〜2024年SEO対策で重視すべきポイント https://n-works.link/blog/news/240315/ https://n-works.link/blog/news/240315/#respond Fri, 08 Mar 2024 00:39:00 +0000 https://n-works.link/?p=23935 デジタルマーケティング支援事業を展開する株式会社ニュートラルワークス(神奈川県茅ヶ崎市 代表取締役:三木五月、以下 ニュートラルワークス)は、3/15(金)にオンラインウェビナーを実施いたします。

アーカイブ配信もございますので、ぜひこの機会にご参加ください。

お申し込みhttps://n-works.link/seminar/sedpctrytbld

ウェビナー概要

本ウェビナーは、2003年からSEOを実践してきた株式会社ニュートラルワークスの取締役CMO石田哲也が、2002年に国内初となるSEO解説書を執筆し、インターネット黎明期よりSEOという概念を提唱してきた先駆者として知られる住太陽氏を迎え、SEO歴20年超えの専門家2名のSEOに対するノウハウや知見を、フリートークセッション形式でお届けします。

昨年は、多数のGoogleコアアップデートによる順位の変動とその対策に追われ、未だ売り上げや流入を回復出来ずにいる事業者様もいらっしゃる事でしょう。また、2024年3月にもGoogleコアアップデートが発表され、今後の順位変動が予想されています。
ChatGPTやSGEの台頭により、人々の情報収集方法も刻一刻と変遷を遂げている昨今、自社にとって本当に必要な施策は何なのか?最適解を見つけて成果を出し続ける事は、マニュアル通りとはいかず、知識や経験を必要とする難しい領域となっています。
本ウェビナーを通して、皆様の新たな学びやマインドセット変革のきっかけとなれば幸いです。

今回ナビゲーターには、元アイレップでSEOコンサルタントとして多数の大規模サイトのSEO対策を経験し、データベースSEOを得意分野とする株式会社ニュートラルワークスの山田が務め、日々ウォッチしている動向についてや、実際に現場で起きていることなどを交えながら進行いたします。

テーマとして取り上げて欲しい話題やテーマがあれば、#SEONW でも募集!

皆様のご参加をお待ちしております。

■詳細内容

テーマ 〜SEO国内第一人者と、SEO支援会社が考える〜
2024年SEO対策で重視すべきポイント
日時 ライブ配信
2024/3/15(金) 15:00-16:00
再放送
3/18(月) 12:00-13:00
3/19(火) 12:00-13:00
登壇者 住 太陽 ボーディー有限会社代表取締役/株式会社ニュートラルワークス SEO顧問
石田 哲也 株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO
参加方法 オンライン配信
参加費 無料
お申し込み https://n-works.link/seminar/sedpctrytbld

⚫こんな方に見て欲しい

・SEOに造詣が深いプロの見解を知り、ビジネスに生かしたい方

・トレンドに左右されない普遍的なSEOの基礎をインプットしたい方

住 太陽@motoharusumi
ボーディー有限会社代表取締役/株式会社ニュートラルワークス SEO顧問
SEOコンサルタント。1999年にウェブデザイナーとして独立し、2002年には国内初となるSEO解説書を執筆。以来、多数の執筆や講演を通じて正しいSEOの普及と教育に努め、SEOの国内の第一人者として知られている。ボーディー有限会社代表取締役。著書に「アクセスアップのためのSEOロボット型検索エンジン最適化」、「SEO検索エンジン最適化プロジェクト」、監訳書に「Webプロフェッショナルのための黄金則 Webマーケティング/広告戦略のセオリー」などがある。2007年、第19回堺自由都市文学賞受賞。

石田 哲也@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO
1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善〜ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

ナビゲーター
山田 一平
株式会社ニュートラルワークス SEOコンサルタント
1975年生まれ。東京育ちで現在は埼玉在住。システム会社などでプログラマー・Web制作の経験を積んだのち、アイレップでSEOディレクターとして8年間コンサルティング業務を行う。EC系SEOからBtoBのSEOやコンテンツマーケまで幅広く経験し、50社以上ものクライアント様に対しSEOを提案。その後、株式会社ぐるなびでサービス横断のSEOに従事。Googleナレッジパネルの影響でグルメサイトの順位大幅下降に伴い、Googleビジネスプロフィール運用サービスの立ち上げに入る。そしてグループ全社のWeb責任者に任命され、SEOの枠を超えてSNS運用まで多方面にわたり活躍。ニュートラルワークスでは、これまでの経験を活かしてお客様の成果に向き合っていきます。

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マーケティングとSEOの関係とその他施策と相乗効果を出す方法 https://n-works.link/blog/seo/relationship-between-marketing-and-seo/ https://n-works.link/blog/seo/relationship-between-marketing-and-seo/#respond Tue, 05 Mar 2024 06:39:20 +0000 https://n-works.link/?p=23904 SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とマーケティングは、自社の売上アップにおいて重要な施策です。

ただ、マーケティングやSEOの定義を曖昧に理解したまま、Web領域の対策を実行しても結果にはつながりません。

本記事では、マーケティングとSEOの関係性や施策内容を実行するためのポイントを解説します。SEOと相乗効果のある手法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

マーケティングとSEOの関係性

マーケティングとSEOの関係性

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、自社の商品やサービスを販売するために必要なマーケティングと密接な関係にあります。

まずは、マーケティングの種類やSEOとの関係性について見ていきましょう。

マーケティングとデジタルマーケティングとWebマーケティングの違い

マーケティングは用途に応じて手法が異なり、Web業界では主に以下の2種類が用いられています。

マーケティングの種類 概要
デジタルマーケティング ・ビックデータやAIなど「デジタル領域」の技術を活用したマーケティング
・Webマーケティングよりも広範的
Webマーケティング SEOやWeb広告など「Web」に特化した技術を用いるマーケティング

一言でまとめると、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部です

デジタルマーケティングは、SEOやWeb広告に特化したWebマーケティング以外にも、ビックデータやAIなどを活用したマーケティングも包括しています。

一方、Webマーケティングは「Webサイトでのコミュニケーション」に特化しているため、自社メディアを検索上位に表示させる「SEO」などの施策が重要となります。

SEOの重要性

SEOは、Webマーケティングを成功させる重要な役割といえます。

後述するSEO施策を適切に実行すると、集客につながるキーワードで検索上位を獲得できます。

検索結果の上位に表示されるほど、自社メディアへの流入も高くなるため、CVR(Conversion Rate:商品やサービスの成約率)の向上も見込めるのです。

メディアへの流入を高める方法として、X(旧:Twitter)などのSNS運用やメルマガも存在しますが、商品やサービスによってはマッチしない可能性があります。

SEOの場合、メディアの特色にあったキーワード選定や対策を実行できるため、商品やサービス問わず実行しやすく、幅広い業界で用いられています。
SEO対策でやることとは?初心者向けに分かりやすく解説 SEO対策でやることとは?初心者向けに分かりやすく解説 この記事では、「SEO対策」とはどういうものかを初心者の方でも理解できるように解説します。SEO対策の基本情報や押さえておくべきポイント、具体的な対策方法なども織り交ぜて解説するので、ぜひ参考にしてください。

SEOとは3つの施策で成り立っている

SEOとは3つの施策で成り立っている

SEOでメディアを上位に表示させるには、以下の3つの施策が必要です。

SEO施策の種類 内容
コンテンツ施策 ・検索ユーザーの悩みや疑問を解消するコンテンツ制作
・Googleは独自に定める「E-E-A-T」への対応 など
外部施策 ・被リンクの獲得
・自社SNSの運用(サイテーション)など
内部施策 ・メディア全体の構造設計
・内部リンクの設定
・見出し・メタタグの設定 など

コンテンツ施策

コンテンツ施策とは以下の手法を実行して、検索ユーザー(ペルソナ)の悩みや疑問を解消する記事を制作する方法です。

  • 検索ユーザー(ペルソナ)選定
  • 記事構成の作成
  • E-E-A-T(Experience-Expertise-Authoritativeness-Trustworthiness:経験・専門性・権威性・信用性)への対応
  • 一次情報の発信(専門家による監修含む)

コンテンツ施策は、内部・外部施策とは異なり「記事の質」に特化しています。

「なぜ検索したのか」「悩みや疑問は何なのか」を考慮しつつ、記事制作をする必要があるため、念入りなリサーチが必要です。

内部・外部施策を完璧に行っても、記事のクオリティが低い場合、検索エンジンから「無益な情報」と判断されてしまうため、検索上位表示が難しくなります。
E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説 E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説

外部施策

SEOにおける外部施策とは、外部のサイトやSNSを利用してSEO対策を行うことです。

外部サイトにメディアのリンクを掲載する「被リンク」や、XやInstagramなどのSNSからの「サイテーション」が主な施策です。

外部施策を実行すると、クローラーに対して自社の記事をアピールできるため、検索エンジンからの評価も高まります。

ただし、ダミーサイトで自作自演したり無造作にリンクを貼り付けたりしてしまうと、不正行為と見なされて、評価が下がる可能性もあります。
被リンクはSEOで重要?被リンクの調べ方と良質な被リンク獲得方法 被リンクはSEOで重要?被リンクの調べ方と良質な被リンク獲得方法
被リンクを否認するには?ペナルティを受けやすい事例や対処法を解説 被リンクを否認するには?ペナルティを受けやすい事例や対処法を解説 この記事ではペナルティを受けやすい被リンクについて解説します。否認すべき被リンクの対処法や「Google Search Console」における否認ツールの設定方法などもあわせて紹介します。「気づかないうちに自社サイトの評価が下がっている」とならないように、把握しておきましょう。

内部施策

内部施策は外部施策と異なり、自社サイトに対してSEO対策を行います。

サイト全体の構造設計はもちろん、内部リンクの設置や見出し・メタタグ(メタディスクリプション)の改善など、施策は多岐にわたります。

コンテンツがユーザーにとって有益な情報な場合でも、読みにくかったりクローラーが記事として判定しなかったりすると、上位表示にはつながりません。よって、内部施策もSEO対策において重要です。
内部リンクとは?SEO効果と内部リンクの設置方法を解説 内部リンクとは?SEO効果と内部リンクの設置方法を解説

マーケティングにおいてのSEOのメリット・デメリット

マーケティングにおいてのSEOのメリット・デメリット

Webマーケティングにおける「SEO対策」は、商品やサービスの売上に関わる重要な施策です。

ここからは、マーケティングにおけるSEOのメリット・デメリットを紹介します。

SEOのメリット

SEO対策に成功すると、潜在層へのアプローチや費用対効果の高いマーケティング手法の確立につながります。

  • キーワードによっては顕在顧客も潜在顧客も集客できる
  • 潜在顧客に対して大量にアプローチできる可能性がある
  • 上位表示し続けられれば半永久的に集客できる

それぞれについて解説します。

キーワードによっては顕在顧客も潜在顧客も集客できる

SEO対策に成功して流入が増加すると、顕在顧客はもちろん潜在顧客も集客できる可能性があります。

SEO対策におけるキーワードは、以下の4種類に分けられます。

SEO対策におけるキーワード 検索ユーザーの階層 検索ワード例
Knowクエリ(知りたい) 顕在層 / 潜在層 「SEOとは」「マーケティングとは」
Doクエリ(したい) 顕在層 「SEO 対策」「マーケティング 具体例」
Buyクエリ(買いたい) 顕在層 「デート 服 おすすめ」「スーツ ランキング」
Goクエリ(行きたい) 顕在層 「渋谷 ディナー」「新宿 居酒屋」

Do・Buy・Goクエリは「検索する目的」がある程度決まっているため、商品やサービスの購入を検討している顕在顧客が多いです。

一方、Knowクエリは「疑問や悩みを解消する目的」で検索するユーザーが大半です。そのため、キーワードによっては潜在顧客にもアプローチできます。
DoクエリとKnowクエリとは?検索クエリの調べ方と効果的なSEO対策 DoクエリとKnowクエリとは?検索クエリの調べ方と効果的なSEO対策 DoクエリとKnowクエリの違い、その他のGoクエリやBuyクエリ、インテントとクエリの考え方、リスティング広告やSEOへの活用方法など、効果的なSEOのためのDoクエリとKnowクエリを習得します。

潜在顧客に対して大量にアプローチできる可能性がある

自社コンテンツが検索上位に表示されると、Knowクエリで流入した潜在顧客に対してアプローチをできるため、CVR向上も期待できます。

潜在顧客は購買行動を起こす前提ではなく、疑問や悩みを解消するために検索しています。そのため、潜在顧客自身が気づいていない課題を提示すると、新たな疑問や悩みが発生するため、訴求したい商品やサービスの購買につながる可能性があります。

上位表示し続けられれば半永久的に集客できる

SEO対策で上位表示し続けると、サイトへの流入数も自然と増えるため、半永久的に集客することができます。

流入数が増えるとCV数も増える可能性が高まるため、新たなユーザーの獲得・売上アップにもつながるでしょう。

有料で広告を掲載することに比べ、SEO対策では費用をかけずに集客しつづけられるメリットがあるのです。

SEOのデメリット

潜在顧客の獲得や集客の効率化を実現できるSEO対策には、以下のデメリットも存在します。

  • 成果を出すためには時間とお金がかかる
  • キーワード選定を間違えると成果が出ない
  • SEO対策以外の対策も同時に行う必要がある

それぞれについて解説します。

成果を出すためには時間とお金がかかる

SEO対策で成果を出すまでには、多くの時間とお金をかける必要があります。

Google検索セントラルでも、SEO成果が出るまでの時間は「4カ月〜1年」と言及されています。

成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。
引用:Google検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」

また、メディアに掲載するコンテンツの制作費用も発生するため、SEO対策にはある程度まとまった予算が必要です。

さらに、労力や費用をメディアに費やしたとしても、適切なSEO対策ができていなければ、流入やCVにつながりません。

SEO対策は社内でも完結しますが、予算と工数に合った効率的な方法を実施したい方は、SEO対策業者に委託するのも一つの手です。

キーワード選定を間違えると成果が出ない

SEO対策におけるキーワード選定を誤ると、想定とは異なる検索ユーザーが流入するため、CV数の向上につながらない可能性があります。

CVを獲得するためには、商品やサービスを提供したいユーザーに沿ったキーワードを選定する必要があります。また、想定ユーザーに沿ったキーワードでも検索ボリュームが少ないと、流入数アップは期待できません。

SEO対策を効率的に進めるためにも、検索ユーザーや検索ボリュームを考慮して、キーワードを選定しましょう。

SEO対策以外の対策も同時に行う必要がある

売上を向上させるためには、SEO対策以外の施策もあわせて行うのが効果的です。

SEO対策以外の施策 理由
コンバージョンまでの導線設計 商品やサービスを売るための導線が適切に設計されていないと、CV数の向上は期待できない
Googleビジネスプロフィールの整理 ナレッジグラフ(検索結果の右側に表示される店舗や自社の情報)からの流入数を増加させる

SEO対策でサイトへの流入数がアップしても、競合に勝てる見込みがなかったり、CTAへの導線設計が適切でなかったりすると、売上アップにはつながりにくいでしょう。

CV数の獲得に力を入れたい企業は、SEO対策と並行して上記の施策も実行してみましょう。
CVRが高いランディングページ(LP)のCVボタンの色とデザイン CVRが高いランディングページ(LP)のCVボタンの色とデザイン

SEO以外のWebマーケティングの代表的な施策

SEO以外のWebマーケティングの代表的な施策

SEO対策以外にも、自社の売上アップにつながるWebマーケティング施策は存在します。

  • Web広告
  • SNSマーケティング
  • メール(LINE)マーケティング

SEO対策以外のマーケティング施策を活用して、商品やサービスを効果的に訴求しましょう。

Web広告

Web広告とはWebブラウザに掲載する広告のことで、以下の種類があります。

Web広告の種類 概要
リスティング広告(検索連動型広告) ・検索キーワードに沿って広告が表示される
・基本はクリック1回ごとに費用が課金される
・顕在層へのアプローチにつながりやすい
ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告) ・メディアの広告枠に表示される
・基本はクリック1回ごとに費用が課金される
・顕在層へのアプローチにつながりやすい
アフィリエイト広告(成果報酬型広告) ・メディアの広告枠に表示される
・コンバージョン時に費用が課金される
・クリック数やインプレッション数で課金される場合もある

どのWeb広告も検索ユーザーに対して宣伝効果を発揮しますが、費用発生の仕組みや広告単価は異なります。

例えば、メディアおよびランディングページに誘導したい場合は、顕在層に向けて表示される「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」がおすすめです。

一方、コンバージョンにつなげたい方は、検索結果に影響するメディアに対し「アフィリエイト広告」を依頼する方が効果的な可能性があります。
リスティング広告とは?特徴や費用、運用方法を解説 リスティング広告とは?特徴や費用、運用方法を解説 リスティング広告の基本的な知識から効率のいい運用方法、成果を出すためのポイントをご紹介します。
PPC広告(クリック課金型広告)とは?リスティング広告の違い、メリット・デメリット解説 PPC広告(クリック課金型広告)とは?リスティング広告の違い、メリット・デメリット解説 PPC広告とリスティング広告の違いを知っていますか?混同してしまいがちな2つの広告の特徴、PPC広告のメリット・デメリットをわかりやすく紹介。広告費を抑えて、効率のいい広告出稿をしたい方はぜひご覧ください。

SNSマーケティング

SNSマーケティングとは、X(旧:Twitter)やInstagramといったSNSでユーザーとの接点をもつことで、CVや自社のブランティングにつなげる手法です。

アカウントの作成自体は無料のため、予算を確保できない状況でも取り入れられます。SNS普及率が9割近い20〜40代に向けて、効率的に宣伝できるのも魅力です。

参考:​​総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」

また、SNSの性質上、一度拡散に成功すると、爆発的なインプレッション数やエンゲージメント数が期待されます。

一方で、コンプライアンス違反などの炎上行為が拡散されてしまうと、自社の評価が下がってしまいかねません。

企業アカウントを運営する際には、複数人によるコンプライアンスチェックを徹底しましょう。

メール(LINE)マーケティング

メール(LINE)マーケティングとは、メールもしくはLINEを用いて自社の情報を送付する手法です。

メディアやSNSから「メルマガ」もしくは「公式LINE」に登録したユーザーに対して送付するため、基本的に顕在顧客が対象となります。そのため、コンバージョンにつながる文章を送付すると売上アップが期待できるのです。

ただし、メールとLINEでは使用目的や送付対象者が変わります。

対象者 特徴
メール 30代以上(BtoB向き) ・商品紹介からクロージングまで一貫して行える
・開封率が低い
LINE 若年層(BtoC向き) ・コミュニケーションを取りやすい
・アカウントごとブロックされやすい
・開封率が高い

自社の商品や想定ユーザーに合わせて、最適な手法を選択しましょう。

SEOと相乗効果のあるWebマーケティング施策

SEOと相乗効果のあるWebマーケティング施策

Webマーケティング施策のなかには、SEOと相乗効果のある手法も存在します。本記事では、2つの施策を紹介します。

  • リスティング広告
  • メール(LINE)マーケティング

リスティング広告

SEO対策とリスティング広告は、キーワード面で相乗効果を発揮します。SEO対策はCTR向上などに効果的な手法ですが、検索順位が上位表示されるまでには時間がかかります。

一方、リスティング広告は検索エンジン側が自動で表示してくれるため、即効性が強い反面、広告費用をかけ続けなければいけません。

そのため、以下の流れで各手法のメリット・デメリットを活かすと、相乗効果が生まれるでしょう。

  1. リスティング広告を運用
  2. 得られた運用データをもとにキーワード選定
  3. リスティング広告を運用しつつ、キーワードに沿ったSEO対策を実施
  4. SEO対策による流入からCV獲得

また、キーワードによってはリスティング広告だと、CVにつながらない可能性もあります。SEO対策とリスティング広告を組み合わせて、自社の売上アップを狙いましょう。

メール(LINE)マーケティング

SEO対策とメール(LINE)マーケティングは、顧客階層の面で相乗効果を得られます。

キーワードにもよりますが、SEO対策からの流入の多くは潜在顧客です。メディアへの流入が増加しても、商品やサービスの売上アップにつながらなければ費用対効果が見込めません。

メール(LINE)マーケティングと組み合わせると、潜在顧客と定期的にコミュニケーションを取れるため、顕在顧客に育てられる可能性があります。

SEO対策で増やした潜在顧客を取り込みたい場合は、メール(LINE)マーケティングも検討してみましょう。
リードナーチャリングとは?見込み客を育成する手法と事例を解説 リードナーチャリングとは?見込み客を育成する手法と事例を解説

SEOで成果を出すために重要な3つの考え方

SEOで成果を出すために重要な3つの考え方

SEO対策では、誤った施策を続けても成果につながりません。効率的に進めて成功させるためにも、以下3つの考え方を理解しておきましょう。

  • 競合と比べて被リンクとコンテンツで上回ること
  • 正しいキーワード選定
  • 持続可能な施策運営の体制

競合と比べて被リンクとコンテンツで上回ること

SEO対策で検索上位表示を勝ち取るためには、コンテンツの質や被リンクの数で競合記事を上回りましょう。

コンテンツの質が競合よりも低いと、「ユーザーにとって有益ではない」と検索エンジンに判断されてしまうため、当然検索順位も上がりません。

ユーザーの悩みや疑問を解決するコンテンツ制作はもちろん、ユーザーが求めている情報の深掘りや競合記事にはない付加価値を加えましょう。

また、被リンクの数も検索順位に影響を与える要素になります。各種SNSによる発信でサイテーションを高めたり、関連するメディアに営業したりして、被リンク数を増やしましょう。

正しいキーワード選定

SEO対策を成功させるためにも、検索上位が狙えるキーワード選定を行いましょう。検索キーワードは、月間検索ボリュームで3つに分類されます。

概要 月間検索ボリューム
ビックキーワード 「SEO」など1つの単語で検索されるキーワード 10,000~
ミドルキーワード 「SEO 効果」など2つの単語で検索されるキーワード 1,000~10,000
ロングテールキーワード 「SEO 効果 具体例」など3つ以上の単語で検索されるキーワード ~1000

月間検索ボリュームが大きいほど、上位表示獲得の難易度が高くなる傾向にあります。メディア立ち上げ時は「ロングテールキーワード」でアクセス数を伸ばして、検索エンジンからの評価を高めていきましょう。

ただし、CVにつながらないキーワードを選択しても、将来の売上には結びつきません。売上アップにつながるSEO対策を実行するためにも、正しいキーワード選定を行いましょう。

持続可能な施策運営の体制

SEO対策は、最低でも4カ月前後かかる施策です。長期的にメディアを運用するためには適切な「運営体制」を構築しましょう。

メディア運用には、前述した3つの施策を実行できる人員を確保する必要があります。

施策名 業務内容(例)
コンテンツ施策 ・新規記事制作
・リライト
内部施策 ・タイトル、メタタグの調整
・内部リンクの設置
外部施策 ・被リンクの営業
・各種SNSの運用

もし、こうした施策を実行できる人員確保ができないままメディア運用を始めてしまうと、途中で頓挫する可能性もあります。

SEO対策成功につなげるためにも、外部リソースの活用なども検討しながら、メディア運用をスタートさせましょう。

マーケティングにおいてのSEOは重要な役割を担っている

マーケティングにおいてのSEOは重要な役割を担っている

デジタルマーケティングは、Web広告やメルマガ、SEO対策など「デジタル領域全般の施策」のことを指します。

特にSEO対策は、自社のターゲット層に適した検索キーワード対策を行えるため、ジャンル問わず幅広い業界で活用できます。施策内容の理解はもちろん、長期的に運用できるチーム体制を整えてからスタートしましょう。

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GA4の使い方!基本のレポートと探索の活用法を解説 https://n-works.link/blog/seo/how-to-use-ga4/ https://n-works.link/blog/seo/how-to-use-ga4/#respond Fri, 01 Mar 2024 10:25:27 +0000 https://n-works.link/?p=23891 データ分析は、現代ビジネスにおける不可欠な要素です。しかし、Google Analytics 4(GA4)の複雑さにより、多くの専門家がその真の潜在能力を活かしきれていません。不十分なデータ解釈は、データの誤認識により、機会損失や投資の無駄に繋がる可能性があります。

そこで本記事では、GA4の基本から応用まで、ビジネスにおける実用的な分析スキルを段階的に解説します。ビジネスの成功をより加速させるために、まずは本記事の「基本のレポートと探索の具体的な活用法」から始めて、GA4を効果的に活用する第一歩を踏み出しましょう。

GA4の基本項目

GA4の基本項目

GA4のユーザーインターフェースは、データを効果的に理解し活用するためのいくつかの基本項目に分かれています。

  • ホーム
  • レポート
  • 探索
  • 広告
  • 設定
  • 管理

それぞれ解説します。

ホーム

GA4のホームセクションは、ユーザーが最初に目にするダッシュボードです。ここでは、訪問者数、セッション、コンバージョン率などの基本的なメトリクスが一目で確認できます。

これらの情報は、日々のウェブサイトやアプリのパフォーマンスを素早く把握するために重要です。また、ホームセクションは直感的なインターフェースを提供し、ユーザーが重要なデータポイントを素早く理解できるように設計されています。

レポート

レポートセクションは、GA4の中核をなす部分であり、ユーザー行動の詳細な分析を提供します。ここでは、ユーザーのデモグラフィック情報、行動パターン、コンバージョンパスなど、さまざまな角度からデータを掘り下げることができます。

レポートセクションは、特定のビジネス目標やキャンペーンのパフォーマンスを深く理解するために不可欠です。

ユーザーはこのレポートセクションで、サイト訪問者の行動を詳細に分析して、その情報を基にウェブサイトのUX改善やマーケティング戦略の調整を行えます。また、カスタムレポート機能を使用することで、特定のビジネスニーズに合わせた分析が可能です。

探索

探索セクションは、ユーザーがより高度な分析を行うためのツールを提供します。ここでは、複雑なデータセットを探索、カスタムセグメントを作成し、さまざまなデータポイント間の関連性を分析可能です。

探索セクションは、特定のユーザー行動やパフォーマンストレンドに深く潜り込むための機能を提供し、ビジネスの特定の問題を解決するための手段を提供します。

また、この探索セクションは、特定のユーザーセグメントがどのようにサイトやアプリと相互作用しているかを理解するのにも役立ちます。複雑なデータ分析を通じて、ユーザーはより効果的なマーケティング戦略を立案し、ビジネス成果の最大化が可能です。

広告

GA4の広告セクションは、ユーザーが広告キャンペーンのパフォーマンスを追跡し、分析するための機能です。ここでは、キャンペーンのクリック数、インプレッション、コンバージョン、広告費用対効果(ROAS)などの重要なメトリクスを追跡します。

これにより、広告のパフォーマンスを評価し、ROIを最適化するためのヒントを得られます。キャンペーンの効果を測定し、予算をより効果的に割り当て、全体的なマーケティング戦略を改善するために利用されるケースが多いです。
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設定

GA4の設定セクションでは、アカウントとプロパティの構成を管理し、トラッキングコードの設定、データフィルタリング、目標設定、ユーザー管理などを行えます。この設定セクションは、データ収集の方法やレポートのカスタマイズを含む、アカウントの詳細な設定を行う場所です。

データのプライバシーとセキュリティに関する設定も重要で、ビジネスの変化に合わせて追加の設定が必要なときや、データのセキュリティを保つために定期的な見直しが求められます。

管理

GA4の管理セクションは、アカウント全体の管理を行う中心的な場所です。ここでは、新しいプロパティの作成と設定、ユーザー権限の管理、データストリームの追加と設定などを行います。

この管理セクションは、新しいウェブサイトやアプリをGA4に追加する際、また組織内の異なるチームやユーザーに適切なアクセス権を割り当てるためにも重要です。長期的なアカウント管理とメンテナンスにおいて中心的な役割を果たし、組織全体のデータ戦略と調和をとるためにも不可欠です。
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GA4に必要な初期設定

GA4に必要な初期設定

GA4に必要な初期設定には、下記の項目があります。

  • データ保持期間を延長する
  • IP除外設定を行う
  • クロスドメインを設定する

それぞれ解説します。

データ保持期間を延長する

GA4の「データ保持期間を延長する」設定は、デフォルトの2カ月から最大14カ月にデータを保持する期間を延長し、長期間にわたるデータトレンドと分析を可能にするためにも重要です。

この設定を行うことで、ユーザーは時間をかけて行動パターンや市場の動向を分析し、より長期的な戦略立案やトレンド分析に役立つ豊富なデータを確保できます。

管理画面の「データ設定」>「データ保持」から簡単に設定でき、年間を通じたマーケティング活動や季節的な変動を理解するうえで重要な役割を果たしています。

IP除外設定を行う

「IP除外設定を行う」は、社内からのテストアクセスや従業員の訪問が統計データに影響を与えるのを防ぎ、より正確でクリーンなデータを確保するために不可欠です。

特に内部からのアクセスが多い大企業や、開発者が頻繁にサイトを訪問する環境では、この設定を適用することで、実際の訪問者の行動をより正確に把握できます。

管理画面の「データストリーム」セクションにある「IPフィルタリング」オプションを使用して、特定のIPアドレスを除外することが可能です。これにより、外部の実際の訪問者に基づいたデータ分析が実現し、マーケティング戦略やウェブサイトの改善においてより信頼性の高いデータに基づいた意思決定ができます。

クロスドメインを設定する

「クロスドメインを設定する」は、ユーザーが複数の関連ドメインをシームレスに移動する際の行動を一貫して追跡し、ユーザー体験全体を通じたヒントを得るために必須です。

多くのビジネスがサブドメインを利用したり、キャンペーンや特定のサービス用に別のドメインを持っている場合、この設定はユーザーの行動を正確に追跡し、どのドメインが最も効果的に貢献しているかを理解するのに役立ちます。

管理画面の「データストリーム」内の「詳細設定」から設定可能で、複数のドメインをまたぐユーザーの行動を途切れることなく追跡し、サイト全体の効果的な改善点を特定するためのデータを提供します。

このように、クロスドメインの設定は、ユーザーの行動を全体的に理解し、より統合されたマーケティング戦略を策定する上で欠かせません。
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GA4のレポートで各指標を確認する方法

GA4のレポートで各指標を確認する方法

GA4のレポートでは、以下の指標があります。

  • ページビュー
  • セッション
  • ユーザー属性
  • テクノロジー
  • クロスデバイスユーザー
  • 流入経路
  • エンゲージメント

ここでは、これらの指標を確認する方法について解説します。

ページビュー

GA4の「ページビュー」指標は、ユーザーがウェブサイトの特定ページを閲覧した総回数を示し、このデータは「レポート」セクション内の「行動」カテゴリにある「サイトコンテンツ」レポートで確認できます。

ページビューの数を把握することは、どのコンテンツが最も注目を集めているか、どのページの改善が必要かを理解するうえで大切です。この指標を活用することで、コンテンツ戦略の最適化、ユーザーエンゲージメントの向上、さらにはサイトのナビゲーションやレイアウトの改善に役立つデータを得られます。

また、ページビューのトレンドを追跡することで、マーケティングキャンペーンや季節的な変動の影響を理解し、将来のコンテンツ計画に反映させることが可能です。
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セッション

「セッション」指標は、個々のユーザーがウェブサイトを訪れてから離れるまでの一連の相互作用を表し、GA4の「ユーザー」カテゴリ内の「ユーザーの概要」レポートで確認できます。

セッション数はウェブサイトのトラフィック量を測る基本的な指標であり、訪問者の行動パターン、セッションの長さ、ページごとのビュー数などを理解することで、ユーザーエンゲージメントの度合いやサイトの魅力を評価することが可能です。

セッションデータを分析することによって、特定のマーケティングキャンペーンや改善施策がトラフィックにどのような影響を与えたかを把握し、より効果的な戦略を策定するための重要な情報を提供します。

さらに、異なるセグメントやチャネルからのセッションを比較することで、ターゲットオーディエンスをより深く理解し、カスタマイズされたエクスペリエンスを提供するための方針を決定できるでしょう。
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ユーザー属性

「ユーザー属性」指標は、訪問者の年齢、性別、地域、興味・関心などの詳細なデモグラフィック情報を提供します。これらのデータは、GA4の「ユーザー」カテゴリの「デモグラフィック」や「地理」レポートで確認できます。

ユーザー属性の分析を通じて、マーケティング担当者やウェブサイト管理者は、自社の製品やサービスに最も関心を持つ可能性のあるオーディエンスセグメントを特定し、それらに合わせたカスタマイズされたマーケティング戦略を策定可能です。

また、地域別のトラフィックの傾向を把握することで、特定の地域に向けたプロモーションやコンテンツの最適化を行い、より効果的なリーチとエンゲージメントを実現できます。

ユーザー属性の詳細な分析は、よりパーソナライズされたユーザーエクスペリエンスの提供、ターゲットオーディエンスのニーズと嗜好の理解、そして最終的にはコンバージョン率の向上に貢献します。

テクノロジー

「テクノロジー」レポートは、ユーザーが使用しているデバイス、オペレーティングシステム、ブラウザなどの情報を提供します。このレポートを確認することで、サイト訪問者の技術的なプロファイルを把握し、特定のテクノロジーに対するサイトの互換性やパフォーマンスを評価できます。

例えば、特定のブラウザやデバイスでエンゲージメントが低いことがわかれば、技術的な問題やユーザーエクスペリエンスの問題を特定し、改善策を実施できるでしょう。

クロスデバイスユーザー

「クロスデバイスユーザー」レポートは、ユーザーが複数のデバイスを使いウェブサイトをどのように利用しているかを理解するのに役立ちます。このレポートを活用することで、ユーザーが異なるデバイス間でどのように行動を変えるかを把握し、マルチデバイスのユーザー体験を最適化するための戦略を立てられます。

例えば、モバイルデバイスからの訪問者が多いがコンバージョン率が低い場合、モバイル最適化の改善が必要かもしれません。
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流入経路

「流入経路」レポートは、トラフィックがどこから来ているか、つまりユーザーがウェブサイトに到達するまでのパス(検索エンジン、ソーシャルメディア、ダイレクト訪問など)を示します。

この情報を理解することで、どのマーケティングチャネルが最も効果的であるかを評価して、マーケティング予算や戦略を適切に調整できます。

例えば、特定のソーシャルメディアチャネルからのトラフィックが多いがエンゲージメントが低い場合、そのチャネルのコンテンツ戦略を見直す必要があるでしょう。

エンゲージメント

「エンゲージメント」レポートは、ユーザーがサイトとどの程度相互作用しているか(ページビュー、セッション時間、イベントの完了など)を測定します。

このレポートを分析することによって、ユーザーが最も関心を持っているコンテンツ、サイト上で最もエンゲージメントが高い領域、改善が必要なエリアを特定できます。

また、エンゲージメントのデータを基に、コンテンツやデザインの最適化、ユーザー体験の向上策を実施することで、全体的なサイトパフォーマンスを改善することが可能です。

イベントとコンバージョン設定の方法

イベントとコンバージョン設定の方法

ここでは、次の章で紹介する探索を使いこなすためにも必要な設定を解説します。

4種類のイベントについて

GA4では、自動収集イベント、強化測定イベント、推奨イベント、カスタムイベントの4種類のイベントがあります。

自動収集イベントは、GA4が自動的に収集し始めるユーザーの基本的な行動であり、設定は必要ありません。

強化測定イベントは、ウェブサイトでのクリックやスクロールのようなアクションをトラッキングするためにGA4で有効化できるオプションのことです。

推奨イベントは、特定の業界やビジネスタイプに特化しており、ユーザーの特定の行動をより詳細に理解するために設定できます。

最後に、カスタムイベントは独自のビジネスニーズに合わせて設定でき、特定のユーザーアクションやマイルストーンを追跡するために使用されます。これらのイベントを理解し適切に設定することで、ユーザー行動のより深いデータを得られるでしょう。

カスタムイベントの設定方法

カスタムイベントを設定することで、GA4は特定のユーザーアクションや行動を追跡し、特有のビジネス目標に合わせた戦略を提供することができます。カスタムイベントを設定するには、GA4インターフェースの「イベント」セクションに移動し、「カスタムイベントを作成」を選択します。

ここでイベント名、トリガー条件、関連パラメータを定義し、イベントが特定のユーザー行動を正確に反映するように設定します。カスタムイベントの設定は、特定のキャンペーンの効果を測定する、ユーザーの特定の購入行動を追跡する、特定のインタラクティブ要素の使用状況を理解するなど、多岐にわたる用途に活用できるでしょう。

コンバージョンの設定方法

コンバージョンは、ウェブサイトやアプリでのユーザー行動がビジネス目標を達成したことを示す重要な指標です。コンバージョンを設定することで、特定のイベントがどの程度ビジネス成果に貢献しているかを測定できます。

GA4でコンバージョンを設定するには、「イベント」セクションに移動し、コンバージョンとしてマークしたいイベントを選択します。その後、「コンバージョンを作成」をクリックしてイベントをコンバージョンとして登録します。

コンバージョンを設定することで、広告のROIを測定する、特定のマーケティング戦略の効果を評価する、重要なビジネス目標達成へのユーザーデータを得られるでしょう。

探索(カスタムレポート)の基本的な使い方

探索(カスタムレポート)の基本的な使い方

探索(カスタムレポート)はGA4において、ユーザーが自由にデータを探索し分析できる最も強力な機能の一つです。ここでは、基本的な使い方を解説します。

セグメント・ディメンション・指標を理解する

GA4の探索機能では、セグメント、ディメンション、指標の3つの概念が中心的な役割を果たします。セグメントはユーザーやセッションのグループを定義し、特定の行動や属性に基づいてデータを分割するために利用します。

ディメンションはデータを記述する属性で、例えば「地域」や「ページタイトル」などがあげられるでしょう。指標は数値で表されるデータの量やイベントの回数で、例えば「セッション数」や「コンバージョン率」などがあります。これらを理解し適切に使い分けることで、複雑なデータセットから様々な考察を得られるでしょう。
GA4(Google Analytics 4)カスタムディメンション!設定方法やGTM活用方法 GA4(Google Analytics 4)カスタムディメンション!設定方法やGTM活用方法

変数で利用したいセグメント・ディメンション・指標を表示する

探索機能を使う際は、まず変数のタブを開いて、分析に利用したいセグメント、ディメンション、指標を選択し表示させます。ここで選択する変数は、レポートの中で行や列として表示させたいデータポイントです。

例えば、特定のキャンペーンをセグメントとして選択し、そのキャンペーンに関するページビュー数やコンバージョン率といった指標をデータポイントとして追加します。これにより、特定のキャンペーンのパフォーマンスを詳細に分析できます。

設定で行と列に表示させたい数値を設定する

最後に、探索画面の設定セクションで、行と列に表示させたいデータポイントを設定します。これによりカスタムレポートのレイアウトを定義し、分析したい特定のデータや比較を視覚的に理解しやすい形で表示できます。

例えば、行に地域ディメンションを設定し、列にセッション数やコンバージョン率などの指標を設定することで、地域別のパフォーマンスを一目で比較可能です。このように設定を調整することで、ビジネスにとって重要なデータポイントを中心に、柔軟なデータを得られるでしょう。

フォーム到達数を探索で出す方法

フォーム到達数を探索で出す方法

GA4の探索機能を使用してフォーム到達数を明確に把握する方法は、ウェブサイトやアプリのユーザー行動を詳細に分析し、コンバージョンに至るプロセスの理解を深める上で効果的です。

下記の動画で、探索の基本的な使い方とフォーム到達数を導き出す方法を紹介しています。
【サイト改善】GA4を活用したWebサイト分析【実践】

ここでは、上記の動画の内容を参考にしながら解説します。

行をランディングページにして列の値をセッションにする

この分析の第一歩は、探索機能で「行をランディングページにして列の値をセッションにする」という設定を行うことです。

具体的には、変数のタブからディメンションとして「ランディングページ」を選択し、指標から「セッション」を選択します。次に設定タブに移動し、行に「ランディングページ」を設定し、列には「セッション」の値を設定します。

この設定により、各ランディングページ(特にフォームページ)へのセッション数が明確に表示され、ユーザーがフォームにどの程度到達しているかを把握可能です。

セグメントでフォームに到達したセッションを洗い出す

次に、特定のフォームに実際に到達したセッションのみを分析するために、「セグメントでフォームに到達したセッションを洗い出す」というプロセスを実施しましょう。

これを行うには、変数タブから新しいセグメントを作成し、「セッションセグメント」を選択します。そして、「新しい条件を追加」を選択し、「ページロケーション」で特定のフォームのURLを条件として指定します。

これにより、特定のフォームページに到達したセッションのみをフィルタリングし、そのセッションに関する詳細な分析が可能です。

フォームに到達したセッションの行動パターン、滞在時間、コンバージョン率などを分析することで、フォームの設計やプロセスに関するデータを得られ、最終的にはコンバージョン率の向上につながる改善策を講じることができるでしょう。

GA4の使い方で大事なのは、探索で必要な数値を表示させること

GA4の使い方で大事なのは、探索で必要な数値を表示させること

GA4とは、ユーザー行動やサイトパフォーマンスの洞察を得るための強力な分析ツールであり、特に探索機能はその中でも重要な部分を占めています。探索では、自由にデータを探求し、必要な数値を表示させることができるため、マーケターやデータアナリストには欠かせません。

特に、セグメント、ディメンション、指標を理解し適切に利用することや、カスタムレポートでの行と列の設定は、課題を解決するために効果的です。これらを駆使することで、特定のユーザー行動を深く理解し、サイトの改善点を明確にできます。

また、コンバージョン率の向上やユーザーエンゲージメントの改善など、具体的なビジネス目標達成への道筋を立てる上で、探索機能は大きな役割を果たします。

GA4を最大限に活用し、データに基づく意思決定を行うためには、探索で必要な数値を表示させることが重要です。まずは、基本的なセグメント、ディメンション、指標の概念を理解し、自分のビジネスに関連するデータを探索してみてください。

次に、カスタムレポートを作成し、ビジネスにとって重要な洞察を得るためのレイアウトを設定します。これらのステップを踏むことで、GA4の探索機能を効果的に使いこなし、よりデータドリブンなビジネス運営を実現できるでしょう。

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楽天SEOの具体的な対策11選!注意点やおすすめツールも解説 https://n-works.link/blog/seo/measures-for-rakuten-seo/ https://n-works.link/blog/seo/measures-for-rakuten-seo/#respond Wed, 28 Feb 2024 23:50:05 +0000 https://n-works.link/?p=23871 楽天市場でのショップ運営は、絶えず変化するSEO対策に適応しなければ、競合に埋もれてしまうリスクがあります。その結果、検索結果で見つけてもらえず、自社の商品を購入してもらう機会を逃してしまうでしょう。

こうした事態を防ぐために、この記事では楽天SEOの基本から効果的な施策、さらに最適なツールの使い方まで解説します。

楽天SEOとは

楽天SEOとは

楽天SEO、つまり楽天検索最適化は、楽天市場内の膨大な商品群の中で、自店の商品をいかに目立たせるかという戦術です。楽天市場の検索窓にキーワードを入力したとき、最初に表示される商品ほど、購入される可能性が高くなります。そのため、楽天SEO対策は売上を伸ばすためには不可欠です​​。

楽天SEOで大切なのは、単にキーワードを並べるのではなく、購入意欲を刺激するような魅力的なコンテンツを作成することです。さらには、商品ページの構造自体を最適化し、ユーザーが求める情報をスムーズに提供することも欠かせません。このように細部にまで気を配ることで、顧客は自然と店舗に引き寄せられるでしょう。

また、楽天市場の検索アルゴリズムは常に更新されています。そのため、最新のトレンドや変化に柔軟に対応することも、楽天SEOで成功するためには重要です。商品の説明文から画像の選び方、さらには顧客レビューまで、すべてが検索結果に影響を与える可能性があります。
SEO対策でやることとは?初心者向けに分かりやすく解説 SEO対策でやることとは?初心者向けに分かりやすく解説 この記事では、「SEO対策」とはどういうものかを初心者の方でも理解できるように解説します。SEO対策の基本情報や押さえておくべきポイント、具体的な対策方法なども織り交ぜて解説するので、ぜひ参考にしてください。

楽天SEOが必要な理由3つ

楽天SEOが必要な理由3つ

楽天市場での成功を目指すうえで、楽天SEOの最適化は以下の理由から必要とされています。

  • 楽天サーチがよく利用されている
  • 低コストで販売できる
  • 商品の露出度と認知度を高めるのに必要

それぞれ詳しく解説します。

楽天サーチがよく利用されている

まず、楽天市場の「楽天サーチ」は、最も重要な集客ルートの一つです。消費者は商品を探す際に、この楽天サーチを広く利用しています。

したがって、楽天サーチでの商品露出が増えれば増えるほど、多くの潜在的な顧客にアプローチでき、それが直接的な注文数の増加につながり、結果として売上の向上に寄与します。楽天サーチでの上位表示を目指すことは、楽天市場での成功に不可欠な要素であるため、楽天SEO対策は重要なのです​​。

低コストで販売できる

楽天SEOは、他のマーケティング手法と比べてコストパフォーマンスに優れています。広告出稿などの高額な費用をかけずに、効果的なキーワード選定とページの最適化をおこなうことで、ターゲットとなる顧客層に直接アプローチできるためです。

これは、特に予算が限られている中小規模の店舗にとって大きなメリットとなり、限られた予算内で最大限の効果を得ることができます。

商品の露出度と認知度を高めるのに必要

楽天SEO対策によって商品の露出度が高まることは、商品や店舗のブランド認知度を向上させることに直接結びつきます。

露出が増えることで、商品が顧客に見つけられやすくなり、新規顧客の獲得やリピーターの増加に役立ちます。さらに、検索キーワードの選定では、「ビッグワード」に加えて、「ミドル・スモールワード」に注目し、競争の少ないニッチな市場での集客を目指すことも重要です。これにより、特定の顧客層に効率的にアプローチすることができ、売上の向上につながります​​。

楽天SEOの基本的な考え方

楽天SEOの基本的な考え方

楽天SEOを実施するうえでは、下記の基本的な考え方を理解しておくことが大切です。

  • 楽天市場の検索項目を押さえる
  • Googleの内部対策と同じ考え方で問題ない
  • 短期間で効果が出る

それぞれの考え方を解説します。

楽天市場の検索項目を押さえる

楽天市場でのSEO最適化においては、特定の検索項目に注目し、適切にキーワードを配置することが重要です。

楽天市場の検索アルゴリズムは、商品名、PC用のキャッチコピー、モバイル用のキャッチコピー、商品説明文など特定の項目に重点を置いています。これらの項目に適切なキーワードを配置することで、検索結果での上位表示が期待できます。

例えば、商品名には検索されやすいキーワードを盛り込むことで、検索結果での目立ちやすさが向上します。また、商品説明文では、キーワードを自然に組み込むことで、顧客が求める情報を提供しつつ、検索エンジンに配慮することも可能です。

したがって、楽天市場におけるSEO戦略においては、これらの検索対象項目への適切な対応が上位表示を実現し、最終的に売上の向上に繋がる重要な要素といえるのです。

Googleの内部対策と同じ考え方で問題ない

楽天市場のSEO対策には、Googleなどの一般的な検索エンジン最適化と同様のアプローチが有効です。

楽天市場で成功するためには、商品ページの内容や構造を最適化する必要があります。これには、キーワードの選定やコンテンツの質、ユーザーエクスペリエンスの最適化などが含まれます。これらはGoogleのSEO戦略と同様であり、楽天市場にも適用可能です。

例えば、商品ページにはターゲット顧客が検索する可能性の高いキーワードを含めること、高品質な画像や詳細な商品説明を使用すること、ユーザーレビューを促進することなどが含まれます。

よって、楽天市場のSEO戦略においては一般的なSEOの原則を適用し、楽天特有の要素を考慮に入れることが効果的です。
SEO外部対策とは?被リンクとサイテーションを獲得する方法9選 SEO外部対策とは?被リンクとサイテーションを獲得する方法9選 SEOにおける外部施策に焦点を当てて解説します。「外部施策」とは、被リンクやサイテーションなどといったものが含まれて、サイトの評価が上がりやすくなるなどのメリットがあります。外部施策の具体的な方法や注意すべきポイントなどを含めて解説します。

短期間で効果がでる

楽天SEO対策は、適切に実施されれば、比較的迅速に効果が表れます。

楽天市場の競争状況やユーザーの検索行動は直接的にSEO対策に影響を与えるため、施策の効果が早期に実感されます。ただし、アルゴリズムや消費者の行動傾向は常に変化しているため、戦略は柔軟に調整していかなければなりません。

例えば、特定のキーワードでの上位表示が成功すれば、その商品のトラフィックや売上が短期間で増加することが予想されます。そのため、楽天市場でのSEO対策は継続的なモニタリングと調整をおこないつつ、迅速に効果を測定し、最適化を進めることが大切です。

楽天SEOの具体的な対策11選

楽天SEOの具体的な対策11選

楽天SEOの重要性が理解できたところで、具体的にどのような対策をすべきかわからない方もいるでしょう。楽天SEOでは、下記の対策が効果的です。

  • 商品ページの情報(画像・テキスト)を充実させる
  • 商品名や説明文にCVキーワードを入れる
  • サジェストキーワードを入れる
  • トレンドのキーワードを入れる
  • 季節やイベントに関するキーワードを盛り込む
  • RPP広告を積極的に活用する
  • 商品名や重要なキーワードを記号で強調する
  • 商品ページを分散させすぎない
  • 全商品ディレクトリIDとタグIDを適切につける
  • 動画を積極的に活用する
  • レビューを増やす

それぞれの対策を解説します。

商品ページの情報(画像・テキスト)を充実させる

商品ページの情報を充実させることは、顧客の購買意欲を高める上で重要です。

顧客は、購入前に商品の情報を詳細に知ってから、購入するかどうかを判断しています。高品質な画像や詳細な説明文は、商品の特徴やメリットを明確に伝え、顧客の信頼を得るのに役立つでしょう。

さらに、充実したページは検索エンジンにも好まれ、検索結果での表示順位も向上する可能性が高まります。

例えば、ある人気のファッションアイテムを扱う店舗が、複数の角度からの高解像度画像や、素材やサイズ感に関する詳細な説明を商品ページに追加したところ、ページの閲覧時間が増加し、結果的に売上が向上したケースもあります。

したがって、商品ページの情報を充実させることは、顧客の購買意欲を引き出し、SEO対策としても有効です。

商品名や説明文にCVキーワードを入れる

商品名や説明文に変換率が高いキーワードを含めることは、SEO対策の基本です。

キーワードは検索結果に大きな影響を与えるため、CVが高いキーワードを含めることで、ターゲットとなる顧客が商品を検索しやすくなり、結果として商品ページへのアクセスが増え、売上が向上します。

例えば、「エコフレンドリー」というキーワードがエコ意識の高い消費者に人気であることを知ったある店舗が、商品名にこのキーワードを取り入れたところ、検索結果での露出が増え、その商品の売上が増加したという例もあります。

このように、商品名や説明文に効果的なCVキーワードを組み込むことは、検索結果での露出を増やし、直接的な売上増加につながります。

サジェストキーワードを入れる

楽天の検索窓に表示されるサジェストキーワードを活用することは、効果的な楽天SEO対策の一つです。

サジェストキーワードは、多くの顧客が実際に検索する言葉です。これらを商品ページに取り入れることで、検索時に顧客の目に留まりやすくなり、ページへのアクセスが増加します。

例えば、「春夏新作」がサジェストキーワードとして頻繁に登場することを踏まえ、ある服飾店がこのキーワードを商品ページに積極的に取り入れた結果、そのシーズンの新作商品が検索結果で上位に表示され、売上が顕著に伸びた例があります。

したがって、サジェストキーワードを商品ページに取り入れることは、検索結果の改善に効果的です。

トレンドのキーワードを入れる

市場のトレンドに合わせたキーワードを使用することは、楽天SEO対策において非常に重要です。

トレンドキーワードは、現在の市場動向や消費者の関心を反映します。これらのキーワードを商品ページに取り入れることで、顧客の関心を引きつけ、検索結果での商品の露出を高められるでしょう。

例として、「リモートワーク」が流行した際、関連キーワードを使った家具店が売上を大幅に伸ばしたケースがあります。トレンドのキーワードを取り入れることは、検索結果での露出を高め、売上を増やす効果的な手段です。

季節やイベントに関するキーワードを盛り込む

楽天SEOでは、季節やイベントに関連するキーワードを商品ページに盛り込むことも重要です。特定の季節やイベント期間には、それに関連する商品の需要が急激に高まります。

例えば、「母の日」「敬老の日」「クリスマス」などの記念日やイベントの時期には、これらに関連するキーワードを使って検索する消費者が多く、転換率が高いことがわかっています。

「母の日」の時期に、「母の日ギフト」というキーワードを商品ページに盛り込んだ店舗が、その時期の売上を大幅に伸ばすことができました。需要期前に、季節キーワードを適切に盛り込むことで、売上を効果的に増加させることができます。
ECサイトの平均CVR(コンバージョン率)と10の改善施策 ECサイトの平均CVR(コンバージョン率)と10の改善施策

RPP広告を積極的に活用する

RPP(Rakuten Promotion Platform))広告を積極的に活用することは、売上増加に効果的です。RPP広告は、特定の商品の露出を増やし、ターゲット顧客に直接アピールできます。これにより、費用対効果を高めながら、特定の商品の売上獲得をスピードアップさせることが可能です。

新製品のプロモーションでRPP広告を活用した店舗が、短期間で目標の売上を達成し、さらなる顧客層の獲得に成功しました。RPP広告の活用により、特定の商品の売上を効率的かつ迅速に増加させられます。

商品名や重要なキーワードを記号で強調する

商品名や重要なキーワードを記号で強調することは、顧客の注目を引くために効果的です。

記号を使ってキーワードを強調することで、検索結果ページ上での商品の目立ち度が増し、顧客の関心を引きやすくなります。

例えば、カッコや強調マーク(「!」や「★」)を使用すると、商品名が目に留まりやすくなります。「送料無料」などのキーワードを「★送料無料★」のように記号で強調した店舗が、顧客の注目を集め、クリック率と転換率の両方を向上させました。

商品名や重要なキーワードを記号で強調することにより、商品ページへのアクセスを増やし、売上の向上に貢献します。

商品ページを分散させすぎない

同じ商品のページは分散させず、一つにまとめることも重要です。商品ページが分散されると、ユーザーがニーズに合った商品を見つけにくくなります。これにより、ユーザーの離脱率が高まり、販売実績の蓄積機会が失われる可能性があります。

カラーバリエーションやサイズ違いの商品がある場合、仕様や価格が同じであれば、これらを一つの商品ページに統合することで、販売実績を溜め続け、検索順位の向上に繋がるでしょう。商品ページを適切に統合することで、ユーザーの離脱率を低減し、楽天SEO対策としての効果を最大化できます。

全商品ディレクトリIDとタグIDを適切につける

楽天SEOでは、全商品ディレクトリIDとタグIDを正確に設定することが重要です。適切なディレクトリIDとタグIDがないと、商品が検索結果に表示されないことがあります。これらは、商品がどのジャンルに属するかを示し、ユーザーが商品を見つけやすくするために必要です。

スニーカーを扱う店舗が、ディレクトリIDを「靴>メンズ靴>スニーカー」と設定し、タグIDにはブランドや色などの詳細を追加することで、検索結果での商品の露出が増え、売上が向上しました。正確な全商品ディレクトリIDとタグIDの設定は、検索結果での商品の露出を増やし、売上向上につながります。

動画を積極的に活用する

楽天SEOでは、商品ページに動画を積極的に活用することが推奨されます。動画は商品の魅力を詳細に伝えることができ、顧客の興味を引きつける効果があります。また、動画は楽天SEO対策としても有効で、商品ページの滞在時間の増加にも効果があるでしょう。

ある店舗が動画を商品ページに追加し、商品の使用方法や特徴を詳しく説明することで、顧客の関心を引き、購入率が向上しました。動画の活用は、商品の魅力を伝えると同時に楽天SEO対策にも効果的で、売上の向上にもつながります。

レビューを増やす

商品ページのレビュー数を増やすことは、楽天SEO対策において重要です。レビューは、商品の信頼性と人気を示す指標となり、顧客の購買意欲を高めます。また、レビューに含まれるキーワードは楽天SEO対策にも効果的です。

ある店舗が購入者にレビューを書くよう促し、レビュー数が増えた結果、その商品の検索結果での露出が増え、売上が向上しました。レビュー数の増加は、商品の信頼性を高めると同時に、SEO対策としても効果的で、売上向上に繋がります。
ECサイトの口コミ(レビュー)の重要性と対策方法 ECサイトの口コミ(レビュー)の重要性と対策方法

楽天SEOの注意点

楽天SEOの注意点

楽天SEOでは、下記の注意点を意識するのが重要です。

  • 定期的に楽天RMSのガイドラインをチェックする
  • SEO対策以外の施策も実施する
  • 商品の売上が必要
  • こまめにデータをチェックする

それぞれ解説します。

定期的に楽天RMSのガイドラインをチェックする

楽天市場のガイドラインは、不適切な検索対策行為に関して規定しており、これは定期的に更新されます。商品名やキャッチコピー欄に無関係なキーワードを羅列しない、白文字や見づらいフォントを避けるなどのルールが含まれています。

これらのガイドラインは楽天RMSを通じて確認でき、適切な楽天SEO対策をおこなうためには、最新のガイドラインに従うことが重要です​​。

2022年に更新されたガイドラインでは、特定の人気商品に関連しないキーワードを商品名に含めることが禁止されました。この変更により、関連性のないキーワードを使用していた店舗は、商品ページの見直しを余儀なくされたのです。このように、ガイドラインをチェックすることは楽天SEOにおいて欠かせません。

楽天SEO対策以外の施策も実施する

楽天市場の検索ランキングに影響を与える主要な要素は、売上件数です。したがって、楽天SEO対策に加えて、RPP広告、クーポン配布、イベントの活用、Google検索エンジンのSEO対策、転換率(CVR)の向上など、多角的なアプローチをおこなうことが推奨されています。

これらの施策を組み合わせることによって、検索ランキングだけに依存しない売上アップを目指せるでしょう。

ある店舗では、楽天市場内の検索ランキング向上のため、RPP広告を利用して商品ページへのトラフィックを増やしました。これにより、検索ランキングが向上し、自然な検索結果からの訪問者も増加したのです。

このように、楽天SEO対策以外の対策も並行して実施するとよりよい効果を得られるでしょう。

商品の売上が必要

先述の通り、楽天市場における検索ランキングを向上させるためには、商品の売上が重要です。売上件数は、検索ランキングに直接影響を与えるため、SEO対策としても商品の売上を向上させることが重要です。

売上を増やすための戦略として、商品の特徴や強みを強調し、ターゲットとなる顧客に訴求することが重要です。例として、新しいキッチングッズを販売する店舗では、限定セールや特別プロモーションを実施し、短期間で売上を大幅に伸ばしました。

これにより、検索ランキングでの順位も上昇し、さらなる売上増加に繋がったとされています。このように、商品の売上を伸ばすことで、楽天市場における検索ランキングにも影響するのです。

こまめにデータをチェックする

楽天市場でのSEO対策の成果を評価し、適切な戦略を立てるためには、定期的にデータをチェックすることが不可欠です。これには、検索順位の追跡、訪問者数やコンバージョン率の分析などが含まれます。データに基づいて戦略を調整することで、楽天SEO対策の効果を最大化できます。

あるアパレル店舗は、週に一度のペースで検索順位やサイト訪問者数をチェックし、必要に応じて商品名や説明文を修正しました。これにより、楽天SEO対策の効果が継続的に改善され、売上が増加しました。

このように、楽天SEOは一度実施したらそのままにするのではなく、定期的な振り返りをし、より効果的な対策を実施していくのが重要です。

楽天SEOのキーワード・順位チェックツール3選

楽天SEOのキーワード・順位チェックツール3選

楽天市場でのSEO対策において、キーワード選定と順位チェックは重要な要素です。適切なツールを使用することで、これらの作業を効率化し、より精度の高い楽天SEO戦略を展開することが可能です。

以下は、楽天市場でのSEO対策において有用なツールです。

  • ラッコキーワード
  • セカンドブレイン楽天検索順位取得ツール
  • 検索伝令くんGOLD

それぞれ解説します。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、楽天市場特有のユーザーの検索動向を理解するのに役立つツールです。ユーザーが検索窓に入力する際に表示されるサジェストキーワードを一括で収集し、それらから成約につながるキーワードを抽出します。

例えば、あるキッチングッズ販売店が「フライパン」のサジェストキーワードを取得し、よく検索される「IH対応」「ノンスティック」などのキーワードを商品ページに組み込むことで、検索結果での露出を高めました。

基本的に無料で利用できますが、より高度な機能にアクセスするための有料プランも提供されています。ユーザーからは、特に初心者にも使いやすいとの評価があり、楽天市場での売上向上に貢献しているとの声が多く聞かれます。

セカンドブレイン楽天検索順位取得ツール

セカンドブレイン楽天検索順位取得ツールは、楽天市場内での商品の検索順位を日々追跡し、楽天SEO対策の進行状況を分析するのに適しています。

詳細な料金情報は公式サイトに掲載されていますが、一般的には他のSEOツールと比較してもリーズナブルです。頻繁な検索順位の変動に対応できる点が高く評価されており、特に競争が激しい商品カテゴリでの楽天SEO対策に効果的との声があります。

検索伝令くんGOLD

検索伝令くんGOLDは、最大100キーワードの検索順位を毎日自動でチェックし、その変動をメールでレポートするツールです。過去の順位の変動推移を最大1年分グラフで追跡できます。

例えば、家電製品を扱う店舗が「エアコン」「加湿器」などの季節商品のキーワードで順位追跡をおこない、楽天SEO戦略を調整して売上向上に成功しました。初回は30日間無料で利用でき、その後は月額3,300円(税込)です。

ユーザーはコストパフォーマンスと便利さを高く評価しており、手作業でのキーワードチェックに比べて大幅な時間節約ができると好評です。

これらのツールを利用することで、楽天市場でのSEO戦略をデータに基づいて精密に練ることができ、結果としてより高い売上と露出を期待できます。各ツールは独自の機能と強みを持っており、使用目的に応じて選択することが重要です。
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楽天SEOは短期間で結果が出る

楽天SEOは短期間で結果が出る

楽天SEOとは、楽天市場内での商品や店舗の検索順位を最適化するための戦略です。楽天SEOは特に、オンラインショップを運営する楽天市場の出店者にとって欠かせません。

他のプラットフォームのSEOとは異なり、特定の基準やアルゴリズムに基づいており、適切な戦略を実施することで比較的短期間に結果を出すことが可能です。

特に重要なポイントは、キーワード選定と商品ページとの最適化です。キーワード選定では、潜在顧客がどのような言葉で商品を検索するかを把握し、それに基づいて商品ページを構築する必要があります。また、商品ページの最適化には、魅力的な商品説明、高品質の画像、そして顧客レビューの活用が欠かせません。

楽天SEOを成功させるための第一歩は、自社の商品やターゲット顧客を深く理解することです。これを元に、適切なキーワードの選定をおこない、商品ページを最適化しましょう。

そうすることで、検索結果での商品の可視性が高まり、売上の向上につながる可能性があります。まずは、市場のトレンドと自社商品の強みを分析することからはじめましょう。

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https://n-works.link/blog/seo/measures-for-rakuten-seo/feed 0
意味のないSEO対策と意味のあるSEO対策との違いとは https://n-works.link/blog/seo/meaningless-seo-measures/ https://n-works.link/blog/seo/meaningless-seo-measures/#respond Mon, 26 Feb 2024 02:22:23 +0000 https://n-works.link/?p=23855 SEO対策は、Webサイトの可視性を高め、検索エンジンでのランキングを改善するための重要なプロセスです。しかし、SEO対策を「意味のない作業」と捉えている方もいるようです。

これは、過去の失敗や誤解に基づく見方かもしれません。では、もしSEO対策を全くおこなわなかったらどうなるのでしょうか。SEO対策によって検索結果の上位に表示されないため、ユーザーに見つけられないWebサイトとなってしまいます。その結果、インターネット上での存在感を失い、最終的にはビジネスチャンスを逃すことになるでしょう。

この記事では、SEO対策がなぜ必要なのか、そして「意味のあるSEO対策」と「意味のないSEO対策」との違いを明確に解説します。

実際に効果的なSEO対策を実践したWebサイトは、検索エンジンでの順位が向上して、訪問者数が増加するなどの顕著な変化を経験しています。この重要な課題を解決するために、まずは「SEO対策の基本とその重要性」を理解することから始めましょう。

SEO対策が意味ないと言われる理由3選

SEO対策が意味ないと言われる理由3選

SEO対策はWebサイトの可視性を高める重要な手法ですが、以下の理由から「意味がない」と批判されることがあります。

  • アクセスが集まるか確実ではない
  • アクセスが集まってもコンバージョンするとは限らない
  • アルゴリズムのアップデートで順位が安定しない

それぞれの理由を解説します。

アクセスが集まるか確実ではない

SEO対策をしても、必ずしも検索結果で上位に表示されるわけではありません。そのため、SEO対策によってアクセスが増加する保証はないでしょう。

検索エンジンのランキングは複雑なアルゴリズムに基づいており、これにはサイトの信頼性、コンテンツの質、ユーザー体験、外部リンクの数と質など、多数の要因が関連しています。競合他社の活動や市場の変化も影響を及ぼすため、常に変動します。

例えば、あるキーワードについて高いランキングを獲得していたサイトも、競合他社がより優れたコンテンツを提供したり、より効果的なバックリンク戦略を展開した場合、ランキングは下がる可能性があるでしょう。このように、SEO対策は絶えず変化する環境の中でおこなわれるため、確実な結果を約束するものではありません。

アクセスが集まってもコンバージョンするとは限らない

多くのアクセスを得ることができても、それが必ずしもコンバージョン、つまり成果に結びつくわけではありません。

訪問者がサイトにアクセスする理由は多岐にわたりますが、全ての訪問者が購入や問い合わせなどの成果に結びつくわけではありません。コンバージョンには、サイトのデザイン、コンテンツの説得力、製品の価値提案、ユーザーインターフェースの使いやすさなど、多くの要素が関わっています。

例えば、SEOを通じて多数のアクセスを獲得したものの、Webサイトがユーザーフレンドリーでなかったり、商品の価格が競争力に欠けていたりする場合、訪問者はコンバージョンに至る可能性が低いです。

また、高品質な見込み客を集めるには、ターゲットとするユーザーのニーズに合わせたキーワード選定やコンテンツ作成が必要です。このように、SEOによってアクセス数を増加させたとしても、コンテンツ自体を充実させないと、コンバージョンに結びつく可能性が低いといえるでしょう。
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アルゴリズムのアップデートで順位が安定しない

検索エンジンのアルゴリズムは頻繁に変更されるため、Webサイトの検索順位が不安定になることがあります。

検索エンジンは、ユーザーにとってよりよい検索結果を提供するために、定期的にアルゴリズムを更新します。これらの更新によって、Webサイトのランキングが大きく変動することがあり、SEO対策をおこなったサイトであっても順位が下がる可能性が高いです。

実際に、Googleが過去におこなったアルゴリズム更新は、コンテンツの品質やバックリンクの質に大きな影響を与えました。これらのアップデートの後、多くのWebサイトは順位を回復させるために、コンテンツの見直しやSEO戦略の改善を迫られたのです。

このように、SEO対策は一度実施したら終わるのではなく、継続していく必要があります。

意味のないSEO対策

意味のないSEO対策

意味のないSEO対策とは、検索エンジンのランキング向上やコンバージョン率の改善に寄与しない、あるいは逆効果になる可能性のある施策のことです。具体的には、下記の対策が当てはまります。

  • 自作自演の被リンク
  • 中身のない長文記事
  • metaキーワードの設定
  • 戦略のないキーワード選定
  • 競合を意識しない対策

それぞれの詳細について解説します。

自作自演の被リンク

自作自演の被リンクは、検索エンジンによるペナルティの原因になり、Webサイトの信頼性を損なう行為です。

被リンクはWebサイトの評判を示す指標とされていますが、自作自演の被リンクはこの信頼性を人工的に操作しようとする試みです。検索エンジンはこのような不自然なリンク構築を見抜き、ペナルティを科すことがあります。

例を挙げると、リンクファームやスパムコメント、隠しテキストへのリンクなど、自サイトに対する人工的なリンクを大量に生成することが該当します。これは検索結果におけるWebサイトの自然な成長を偽造するものであり、しばしば検索エンジンによってペナルティを受ける原因になります。

さらに、外部の業者が意図的に被リンクを掲載するといった行為もペナルティの対象です。質の高いコンテンツを作成し、自然と他のサイトが被リンクとして掲載したくなるような対策をしていきましょう。
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中身のない長文記事

中身のない長文記事は読者にとって価値がなく、検索エンジンからの評価も低いです。

検索エンジンは、ユーザー体験を最優先します。内容の薄い長文記事はユーザーにとって有益ではなく、検索エンジンによるコンテンツの品質評価でも低いスコアが出てしまうでしょう。また、単純にキーワードを詰め込むだけの「キーワードスタッフィング」は、読み手に悪い印象を与え、逆効果になることもあります。

例えば、特定のキーワードでページを満たしながら、そのキーワードに関連する実質的な情報がない記事が、中身のない長文記事に該当します。これらは、読者が求める答えや解決策を提供せず、単に検索エンジンのランキングを操作しようとするものです。ユーザー体験を優先するのであれば、文字数ではなく、中身が充実したコンテンツ制作を心がけましょう。
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metaキーワードの設定

metaキーワードタグは、現代のSEOにおいては無視されることが多く、他の技術的SEOの要素に比べて重要性が大幅に低下しています。

過去にはmetaキーワードタグが検索ランキングに大きな影響を与えていましたが、スパム行為が横行した結果、多くの検索エンジンはこれらをランキングの信頼できる指標としては使用しなくなりました。

metaキーワードタグに多数のキーワードを詰め込むことは、過去のSEO戦略の名残りであり、現在ではほとんど意味を成さないとされています。検索エンジンは、コンテンツの内容と品質を高く評価します。

戦略のないキーワード選定

無計画なキーワードの選定は、サイトの目標達成に貢献しないだけでなく、無関係なトラフィックを引き寄せる原因にもなり得ます。

キーワード選定には、サイトのコンテンツ戦略やビジネス目標が反映されていなければなりません。関連性の低いキーワードや戦略に基づかないキーワードを選択すると、適切なターゲットを獲得できず、コンバージョンに結びつかない可能性があります。

一般的または流行しているキーワードを選んでサイトに組み込むことは、ターゲットとするユーザーにとって価値がなく、またサイトの目標とも一致しないため、訪問者のエンゲージメントが低くなりがちです。そのため、自社の取り組んでいるビジネスや、コンバージョンにつなげるためのキーワード選定など、戦略的に進めていく必要があります。

競合を意識しない対策

競合他社との比較を無視したSEO対策は、市場でのポジションを弱め、SEO対策の努力を無駄にする可能性があります。

SEO対策は他の多くのWebサイトとの相対的な競争です。競合との比較を考慮に入れずにSEO対策をおこなうと、検索結果で上位に表示されるチャンスを逃すことになります。特に被リンクの質や量、コンテンツの質や網羅性は、検索エンジンがWebサイトを評価するうえで重要な要素です。

市場調査を怠り、競合がすでに優れた内容を提供しているキーワードに対して、劣る内容のページを作成することは、SEO対策での失敗につながります。また、競合よりも質の高い被リンクを獲得していない場合、SEOの評価が低くなってしまうでしょう。

SEO対策で成果が出ない本当の理由

SEO対策で成果が出ない本当の理由

SEO対策は、Webサイトのトラフィックを増加させ、ビジネス目標を達成するための手法です。しかしながら、SEO対策を実施しているにもかかわらず、期待した成果が出ないことが多々あります。この背後には、以下のような共通する原因が存在することが多いです。

  • 正しくキーワード選定をおこなえていない
  • 被リンクとコンテンツで競合に相対的に上回っていない
  • SEO対策以外の施策が足りていない

それぞれ解説します。

正しくキーワード選定をおこなえていない

SEOで基本的かつ決定的な要素の一つが「キーワード選定」です。ここが間違っていると、いかに優れたコンテンツを作成しても、検索エンジンの上位に表示されることは難しくなります。

正確なキーワード選定をおこなうためには、単に検索ボリュームが高いキーワードをピックアップするのではなく、競合のサイト評価、自社の事業目的、提供できるコンテンツの質を総合的に検討する必要があります。

もしもこれらの要素を考慮せずにキーワードを選んでしまうと、目指すべきターゲット層にリーチすることは困難になり、結果的にSEO対策の効果を低下させてしまうでしょう。

被リンクとコンテンツで競合に相対的に上回っていない

SEO対策の成果を左右する大きな要素に「被リンク」の質と量、そして「コンテンツ」の質があります。被リンクは、他のサイトから自社のサイトへの信頼の証として機能し、高品質な被リンクは検索エンジンによるサイト評価を高めます。

また、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することで、自然なリンク獲得や共有を促し、SEOパフォーマンスを向上させられるでしょう。

これらの要素が競合サイトよりも劣っていると、検索結果で上位に表示されることは困難です。競合との比較において、どのように相対的な優位性を築くかがSEO成果を左右するといってもよいでしょう。

SEO対策以外の施策が足りていない

SEO対策は多くの場合、Webサイトの検索結果が上位に表示されることを支援する手段ですが、それだけでビジネス目標を達成することはできません。

例えば、コンバージョンを目指す場合には、検索トラフィックを集めるだけではなく、そのトラフィックを質の高いリードに変換し、最終的には売上に結びつけなければならないでしょう。

このためには、リスティング広告から得られるデータを分析して最適なコンバージョンキーワードを見つけ出すことや、リードジェネレーションからリードナーチャリングによってコンバージョンに繋げるなど、SEO対策以外の施策も同時におこなうことが重要です。

このような包括的なデジタルマーケティング戦略を構築することで、SEO対策の効果が発揮されて、最終的なビジネス成果へと結びつくのです。
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意味のあるSEO対策

意味のあるSEO対策

SEO対策をおこなう際、その施策が「意味のあるもの」であるかどうかは、サイトの成功を左右する重要な要素です。

ただランキングを上げるための技術的なトリックに頼るのではなく、本質的にユーザーにとって価値あるコンテンツと体験を提供することが必要です。具体的には、以下の要素が含まれます。

  • Googleのガイドラインを守ったサイト設計
  • 専門性と経験のある独自性のあるコンテンツ作成
  • 自社サイトと関連性と質の高い被リンクの獲得
  • コンバージョンキーワードで上位表示させるサイト構成を考える
  • 内部対策最適化

それぞれについて解説します。

Googleのガイドラインを守ったサイト設計

サイトの設計においてGoogleのガイドラインに沿うことは、検索エンジンに信頼される基盤を築くうえで不可欠です。

Googleのガイドラインでは、クリアでユーザーに優しいサイト設計を推奨しており、それは検索結果の品質を保つために重要です。ユーザーが求める情報にすぐにアクセスできるように、サイトは明確で理解しやすい構造を持つことが推奨されます。

Googleのガイドラインを遵守したサイト設計には、ユーザーフレンドリーなURL構造、適切に構築されたサイトマップ、モバイル対応のレスポンシブデザイン、そしてアクセシビリティを考慮したコーディングが含まれます。これらの要素は、サイトが検索エンジンによって適切にインデックスされ、よりよいユーザー体験を提供するために大切です。

専門性と経験のある独自性のあるコンテンツ作成

専門性と経験を反映した独自のコンテンツは、SEOにおいて高い価値があります。

独自性のあるコンテンツは、他のWebサイトとの差別化を図り、ユーザーに新鮮かつ信頼性の高い情報を提供可能です。この種のコンテンツは、検索エンジンにとっても価値が高く評価されます。

例えば、専門家による深い洞察や分析を含む記事、ユーザーが直面している困難に対する具体的なソリューションを提供するブログ投稿、またはユニークな研究結果やケーススタディは、専門性と経験に基づく独自のコンテンツといえます。これらのコンテンツは、ユーザーにとって価値があり、検索エンジンのランキングを向上させる効果が期待できるでしょう。

自社サイトと関連性と質の高い被リンクの獲得

関連性があり、質の高い被リンクを獲得することは、SEOにおいてサイトの権威を築くうえで不可欠です。

被リンクは、運営するサイトが提供する情報やサービスが他社に認められている証拠となります。特に、そのリンクが業界内の権威あるWebサイトから得られる場合、検索エンジンは対象のサイトをより信頼し、ランキングを上げる可能性が高まるでしょう。

例えば、運営するサイトが健康に関する情報を提供している場合、医療関連の専門サイトや公的機関からのリンクは、そのサイトの信頼性を高めます。そのためには、ブログの投稿や業界イベントでの発言、研究の公開など、質の高いコンテンツを外部に提供し、それを通じて自然なリンクを獲得する戦略が重要です。

コンバージョンキーワードで上位表示させるサイト構成を考える

コンバージョンにつながるキーワード(コンバージョンキーワード)での上位表示は、ビジネスの目標達成に直結します。

コンバージョンキーワードは、購買意欲や具体的なアクションを示すユーザーの検索意図を捉えたキーワードです。これらのキーワードで上位表示されることは、対象となるターゲットに直接アプローチし、Webサイトへの訪問を実際のビジネス成果に変えることに直結します。

例えば、オンラインでフィットネス機器を販売するWebサイトが「家庭用トレーニング機器購入」などのコンバージョンキーワードに注力することで、購入意向のあるユーザーを引き寄せ、実際の売上に貢献することが期待できます。これを達成するには、ページの内容、metaタグ、内部リンク戦略などをそのキーワードに最適化することが大切です。
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内部対策最適化

Webサイト内部のSEO対策を最適化することで、検索エンジンのクローリングとインデックス作成を助け、ユーザー体験を向上させます。

内部対策には、キーワードの適切な配置、metaデータの最適化、サイトの構造と内部リンクの戦略などが含まれます。これらはすべて、サイトが検索エンジンによってどのように評価されるか、そしてユーザーがサイト内でどのようにナビゲートされるかに影響を与えるでしょう。

例えば、商品のカテゴリーページを設けることで、ユーザーが興味のある商品を素早く見つけやすくなります。また、重要なランディングページへの内部リンクを増やすことで、そのページの検索エンジンにおける重要性を高めることができます。さらに、各ページのmetaタイトルとmetaディスクリプションに、重要なキーワードを含めることで、検索結果でのクリック率の向上につながるでしょう。こうした内部対策の最適化が重要です。
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SEO対策で重要な考え方

SEO対策で重要な考え方

成功するSEO対策は多面的な戦略を必要としており、以下の考え方を重要視しています。

  • ユーザーファーストとコンバージョンの両方を追い求める
  • リスティング広告の結果を反映させる
  • 自社にノウハウがない場合は外注を考える

それぞれの考え方について解説します。

ユーザーファーストとコンバージョンの両方を追い求める

現代のSEOでは、ユーザーファーストは重要な考え方です。なぜなら、ユーザーが求める情報を適切に提供し、ユーザー体験の向上を目指すことを意味するからです。

例えば、あるユーザーが「健康的な食事」について検索した場合、詳しい栄養指導やレシピを提供するWebサイトは、検索結果において高い評価を受ける可能性が高いです。

しかし、そのような情報提供だけでは不十分で、サイト訪問者が実際に商品を購入したり、サービスにサインアップしたりすること、すなわちコンバージョンに結びつける必要があります。

コンバージョンに結びつけるためには、ユーザーが健康食品のオンラインショップに訪れた際に、彼らが製品を購入するまでのプロセスがスムーズであることが重要です。検索結果で上位に表示されるだけではなく、訪問者が実際に購入ボタンをクリックするような設計が求められます。

これらのバランスを達成するには、質の高いコンテンツとユーザーフレンドリーなサイト構造の構築、そして購入へ導くための明確なコールトゥアクション(CTA)の配置が不可欠です。

リスティング広告の結果を反映させる

リスティング広告は、どのキーワードがコンバージョンに結びつくかを見極めるのに役立ちます。これは、SEO戦略においても価値が高いデータとなります。

例えば、ある広告キャンペーンで「オーガニック・グリーンスムージー」というキーワードが特に高いコンバージョン率を示したとしましょう。この情報をSEO対策に生かすには、「オーガニック・グリーンスムージー」をターゲットにしたコンテンツを作成し、このキーワードで検索してくるユーザーを引きつけるよう、SEOに最適化されたランディングページを設計しなければなりません。

この方法により、広告の成果を生かし、検索エンジンを通じた有機的な訪問者の獲得とコンバージョンの増加を目指せます。

自社にノウハウがない場合は外注を考える

SEOは複雑で専門的な知識を要する分野です。ある企業が最新のSEOトレンドに即してコンテンツを更新しようとしても、内部にその専門知識がない場合、外部の専門家や代理店に委託する必要があるでしょう。

SEOのプロフェッショナルは、サイトのテクニカルな分析からキーワードリサーチ、コンテンツ制作まで、多岐にわたるサービスを提供できます。これにより、検索エンジンのアルゴリズムの変更に対応し、競合他社よりも優位に立つことが可能になります。

例えば、外部業者が最新のGoogleアルゴリズムに合わせてサイト全体の構造を最適化し、有効なバックリンクを構築すれば、結果的にサイトの可視性とトラフィックを高められるでしょう。外部パートナーの適切な選定は、SEOの効果を最大化し、ビジネスの成長を加速するためにも重要です。

SEO対策のメリットをおさらい

SEO対策のメリットをおさらい

SEO対策は、デジタルマーケティングの中核を成す要素の一つであり、そのメリットは複数あります。SEO対策を行うことで、検索エンジンにおけるWebサイトの可視性が高まり、それは直接的にトラフィックの増加という形で現れるでしょう。

SEO対策は意味がないという意見もありますが、実際には、継続的な努力と適切な戦略によって、企業や個人はその恩恵を受け続けられます。

SEOは単にWebサイトを検索結果の上位に表示させるだけでなく、質の高いトラフィックを引き寄せ、ビジネスの成長に貢献するでしょう。具体的には、以下のメリットが挙げられます。

  • 上位表示している間は追加コストなしで集客し続ける
  • リスティング広告並に確度の高い見込み客が集客できる
  • ブランディング効果がある

それぞれのメリットを解説します。

上位表示している間は追加コストなしで集客し続ける

検索エンジンでの上位表示は、追加の広告費用なしで継続的なトラフィックをWebサイトにもたらすという、大きな経済的メリットを持ちます。一旦、検索エンジンで上位に表示されると、そのWebサイトは新たな広告費用を支払うことなく、潜在顧客を引き続き獲得できます。

例えば、ある重要なキーワードでランクインした記事は、その情報が古くならない限り、何ヶ月も何年もの間、新しい訪問者を集め続けられるでしょう。これは、リスティング広告やソーシャルメディアのキャンペーンと比べて、コストパフォーマンスに優れた方法です。また、サイトが常に更新され、ユーザーに価値ある情報を提供し続ける限り、その効果は長期にわたって持続します。

リスティング広告並に確度の高い見込み客が集客できる

SEO対策はリスティング広告と同等、あるいはそれ以上にターゲットを絞った高品質なトラフィックをWebサイトにもたらすことができます。ユーザーが検索エンジンを使用する際、彼らは特定の情報を探しており、その検索クエリに最も関連するWebサイトを訪れる傾向があります。

SEO対策によって最適化されたWebサイトは、これらの検索意図を持つユーザーがアクセスしやすくなるため、より関心の高いユーザーの訪問を可能にするでしょう。つまり、Webサイトは意図的にその製品やサービスに関心を持つ可能性が高いユーザーを引き付けることができ、リードの質の向上と、最終的な売上げの増加に直結します。

ブランディング効果がある

SEO対策の長期的なメリットの一つに、ブランディング効果が挙げられます。Webサイトが検索結果で一貫して上位に表示されることで、そのブランドは信頼性と権威性を獲得します。ユーザーは、上位にランクされる情報をより信頼する傾向があり、これによりブランドへの認知度と評判が高まる傾向が強いです。

例えば、ある特定の分野で詳細かつ有益な情報を提供するブログがあれば、そのブログはその分野での権威と見なされ、訪問者にとって信頼できる情報源となるでしょう。これは、広告キャンペーンを通じて獲得する一時的な認知度とは異なり、顧客のロイヤルティとブランドの価値を長期に渡って構築する助けとなります。

また、SEOにより上位表示されることは、市場における競争相手に対する優位性を確立することにもつながるでしょう。
権威性とは?意味と使い方、SEOにおける権威性の高め方を解説 権威性とは?意味と使い方、SEOにおける権威性の高め方を解説

SEO対策が意味ないと言われる理由

SEO対策が意味ないと言われる理由

SEO対策が意味ないと感じる理由は、その効果がすぐには見えづらいからかもしれません。SEOは即効性のある戦略ではないため、成果を実感するまでには時間と継続的な努力が必要です。

この記事では、SEO対策の大きなメリットとして、持続的なトラフィックの増加、広告費用の削減、高品質なリードの獲得、そして強固なブランディング効果を挙げてきました。これらのメリットは、長期的なビジネス成長を目指す企業にとって欠かせない要素です。

重要なポイントは、SEO対策は持続的に努力をすることであり、結果を得るためには時間がかかると理解することです。また、適切なキーワード選定や質の高いコンテンツ作成など、戦略的なアプローチが欠かせません。

SEO対策の第一歩として、まずは自社のWebサイトを分析し、最適化のための明確なロードマップを作成することをおすすめします。Webサイトの現況を把握し、改善すべき点を明確にすることが、SEO対策を成功に導くための基礎となるでしょう。

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SEO資格7選と資格の必要性とメリット・デメリットを解説 https://n-works.link/blog/seo/7-seo-qualifications-necessity-merits-and-demerits-of-qualifications/ https://n-works.link/blog/seo/7-seo-qualifications-necessity-merits-and-demerits-of-qualifications/#respond Thu, 22 Feb 2024 01:04:54 +0000 https://n-works.link/?p=23837 SEO業界でのキャリアを積む際、多くの方が「SEO資格は本当に必要なのだろうか?」という疑問に直面するでしょう。資格の有無で、業界内での評価や採用の機会が変わる可能性がある一方、不必要な資格を取得して時間や費用を浪費するリスクも考えられます。

この記事では、SEO資格の詳細やその必要性、メリット・デメリットを徹底解説し、キャリア形成や意思決定の手助けとなる情報を提供します。

SEOに関する認定資格7選

SEOに関する認定資格7選

そもそも、SEOに関する認定資格には主に下記の7つがあります。

  • 認定SEOスペシャリスト
  • 認定SEOコンサルタント
  • SEOマーケティングアドバイザー
  • SEO検定
  • ウェブ解析士資格
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • Webライティング能力検定

それぞれ解説します。

認定SEOスペシャリスト

認定SEOスペシャリストは、WEBプランナーズ協会によって認定される資格で、SEOの基本的な知識や技術の習得を証明します。この資格は初心者から中級者向けで、SEOに関する基本的な知識があれば挑戦可能です。

試験は全国各地の試験センターで実施されるほか、オンライン受験も選択でき、費用は税抜きで75,000円です。合格者には認定証が発行され、得点は合格基準をクリアした者のみに公表されます。

この資格は、SEOの領域でのプロフェッショナリズムを示すためのものであり、SEO業界での信頼や業務の幅を広げるためのステップとして多くの専門家に選ばれています。詳しい情報や最新の詳細は、下記サイトよりご確認ください。

参考:認定SEOスペシャリスト養成スクール

認定SEOコンサルタント

認定SEOコンサルタントは、全日本SEO協会が認定する資格で、SEOの高度な知識と実践力を持つプロフェッショナルを対象としています。この上級資格は、中級以上のSEO知識を持つ者に向けられており、実務経験も求められることが多いです。

試験は全国の指定された試験会場で実施され、オンライン受験の選択も考慮されています。費用は一般的に3万円程度であり、価格に見合った高度なカリキュラムとなっています。

この資格を持つことで、多くの企業やクライアントからの信頼を勝ち取れるでしょう。詳しい情報や最新の詳細は、下記のサイトよりご確認ください。

参考:認定SEOコンサルタント養成スクール

SEOマーケティングアドバイザー

SEOマーケティングアドバイザーは、SEOの基礎から成功するための戦略的スキルを習得することが目的の資格です。この資格を取得することで、自身のサイトやビジネスの差別化と、より多くの人々に知ってもらうためのSEO戦略を学べます。

日本技能開発協会が主催をしており、試験は初級レベルで、特定のテキストの習得を中心に設計されています。試験は在宅で行われ、択一式と記述式の問題30問からなり、合格基準は70点以上です。

費用に関しては、テキスト教材と試験のセットが49,500円、試験のみの申し込みが11,000円となっています。一度合格すれば、認定証が1週間程度で手元に届きます。この資格の有効期限や再試験に関する詳細は、提供された情報からは明らかではありませんが、継続的なスキルの更新や知識の深化を目指すことが推奨されるでしょう。詳細な情報は、下記サイトよりご確認ください。

参考:SEOマーケティングアドバイザー

SEO検定

SEO検定は、2002年からセミナーを開催している全日本SEO協会が提供する資格です。時代の変化に応じたSEO技術を体系的にまとめたカリキュラムに基づき、東京理科大学工学部情報工学科の古川利博教授が監修した高いアカデミックなクオリティーを持つ検定です。

検定は4級から1級までの段階的な制度を持ち、公式テキストをはじめ、動画講座や問題集を使用して独学、もしくはダウンロード学習を通じてSEOの基礎から実践応用までのスキルを習得できます。

受験者は全国11ヶ所の会場から受験場所を選択でき、費用はダウンロード学習コースを選ぶことでビデオ講座、セミナービデオ、テキスト、合格ドリル、受験料、認定料を一括で購入する形です。

認定証は合格後に発行されますが、具体的な得点や資格の有効期限についての情報は提供されていないため、詳細は運営団体の公式サイトを参照することを推奨します。

参考:SEO検定

ウェブ解析士資格

ウェブ解析士マスターは、ウェブ解析における最上位の資格であり、その取得者はウェブ解析の精鋭とみなされます。この資格はウェブ解析士協会によって運営され、受験者はマクロ解析レポートコース、ミクロ解析レポートコース、および講師養成コースの3つの講座を修了する必要があります。

試験の難易度は高く、現役のウェブ解析士マスターによる厳しい採点が行われるため、合格者はウェブ解析士の10%未満です。講座の費用は、マクロ解析レポートコースが110,000円、ミクロ解析レポートコースが110,000円、講師養成コースが220,000円(全て税込)です。

認定を受けると、その認定は一定期間有効で、再試験の場合は各33,000円(税込)の追加料金が求められます。資格取得には約3~4ヶ月の期間と、約150~200時間の学習時間を要すると推定されています。

参考:デジタルマーケティングで事業を開拓する | 一般社団法人ウェブ解析士協会

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、デジタルマーケティングの分野でGoogleアナリティクスの高度な知識とスキルを持つプロフェッショナルを識別するための資格です。

この資格は、Googleが直接運営するもので、アナリティクスの基本操作から上級レベルのテクニックまでの幅広い知識が評価されます。

試験の内容としては、Googleアナリティクスのアカウントの作成やトラッキングコードの実装、データフィルタの設定、さらには各種レポートの分析方法やキャンペーントラッキングの設定方法など、実務での使用を前提とした多岐にわたるトピックが網羅されています。

また、詳細なレポート作成やカスタムディメンション、イベントトラッキングの設定方法、そしてリマーケティングや動的リマーケティングなどの高度なマーケティング戦略も試験範囲に含まれています。

この資格を取得することで、ビジネスやキャリアにおいてGoogleアナリティクスの専門知識を持っていることを証明可能です。特に、デジタルマーケティングのエージェンシーや企業の内部チームでの採用面接や昇進の際に、この資格は大きなアドバンテージとなり得ます。

試験はオンラインで行われ、無料で受験できます。合格後、Googleからデジタルの認定証が発行され、認定証には取得者の名前や取得日、そして資格の有効期限などの情報が記載されています。資格の有効期限は取得後2年間となっており、その後は再試験を受けることで資格を更新可能です。

参考:Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)の準備方法
Googleアナリティクス個人資格(GAIQ)とは?難易度やメリットを解説 Googleアナリティクス個人資格(GAIQ)とは?難易度やメリットを解説

Webライティング能力検定

Webライティング能力検定は、Web上での文章作成のスキルやSEO対策の知識を評価する資格試験です。この資格は、Webライティングの専門家や希望者が、そのスキルや知識を客観的に証明するために活用でき、日本WEBライティング協会が運営しています。

試験の難易度は、初級から上級まで幅広く設定されており、受験者のスキルレベルや経験に応じて適切なレベルの試験を選択できるのが特徴です。

試験は、都市部を中心に全国17カ所で開催されています。費用は、試験のレベルや運営団体によって異なりますが、一般的には数千円から数万円の範囲で設定されています。

認定証と得点に関しては、合格者には認定証が発行され、その認定証には得点や合格レベルなどの情報が記載されるのが特徴です。資格の有効期限は、一般的には取得から数年間となっており、その後は資格の更新のための再試験や継続教育などの条件を満たすことが求められる場合があります。

参考:Webライティング能力検定
Webライティングとは?書き方や副業の始め方、おすすめの本を解説 Webライティングとは?書き方や副業の始め方、おすすめの本を解説

SEO資格取得のメリット

SEO資格取得のメリット

SEOはデジタル時代のマーケティング領域において、事業の成功を左右する重要な要素となっています。そのため、専門的な知識やスキルが求められており、多くのSEO資格が提供されています。その資格取得には、以下のメリットが考えられるでしょう。

  • SEOを体系的に学べる
  • 日常の業務に生かせる
  • スキルの証明になる

それぞれ解説します。

SEOを体系的に学べる

SEOの実践は日進月歩であり、Googleや他の検索エンジンがそのアルゴリズムを更新することで、SEOのベストプラクティスも変わります。このような変化の中で、SEO資格は検索エンジンの基本的な仕組みや、現行の最適化戦略を体系的に学ぶプラットフォームを提供しています。

一般的なオンライン情報やブログ記事は、断片的な情報であることが多いです。そのため、断片的な知識だけが身についてしまい、SEO全体を理解するための体系的な知識を学ぶことが難しいといえます。一方で、資格取得を伴う学習をすることにより、SEOの入口から出口に至るまでのさまざまな知識を、体系的に学習していくことが可能です。

日常の業務に生かせる

現代のビジネス環境では、ウェブサイトは企業やブランドの顔としての役割を果たしています。SEOの知識を持つことで、ウェブサイトのトラフィックを増加させるための戦略を立てる能力や、検索エンジンのアップデートに迅速に対応する能力を持つことができます。

例えば、Eコマースサイトを運営する企業であれば、SEOの適切な施策によって自社サイトへの流入数を増加させ、自社商品の購買に直結させることも可能です。ほかにも、流入数が増加することで認知度が広まり、ブランド力の向上にもつながります。
eコマースとは?市場規模とeコマースで成功するコツを紹介 eコマースとは?市場規模とeコマースで成功するコツを紹介 今さら聞けないeコマースについて基本的なところから振り返ってみませんか?今のeコマースの市場規模、これからまだ成長する市場なのか?ライバルがひしめく中、EC通販で成功するためのコツを紹介します。

スキルの証明になる

競争の激しい業界での仕事を求める際や、フリーランスとしてクライアントに対して提案する際に、SEO資格はその専門性を証明するための有力なツールとなります。資格を持つことで、他の競合との差別化を図ることができると同時に、クライアントや雇用者に対して自身のスキルや経験を客観的に示せます。

例えば、資格がある人とない人がいたときに、どちらも同様の評価だったとします。そのときに、資格を持っているのであれば、現時点での知識を持っていることの証明につながり、プラスの評価につながる可能性が高いです。

特に、転職や社内でのキャリアアップを目指す方は、資格を取得することで可能性を広げられるでしょう。

SEO資格取得のデメリット

SEO資格取得のデメリット

多くのプロフェッショナルがSEO資格を取得することでキャリアを形成する中、SEO資格の持つデメリットも十分に認識しておくことは重要です。具体的には、下記のデメリットが考えられます。

  • SEO資格を取得してもSEOを学び続ける必要がある
  • 資格を持っている優位性は低い

それぞれの詳細を解説します。

SEO資格を取得してもSEOを学び続ける必要がある

SEO、特に検索エンジン最適化の領域は、検索エンジンのアルゴリズムの変更、新しい技術の登場、ユーザーの検索動向の変化など、多くの要因によって日々変動しています。

資格を取得することで得られる知識は、その時点での最新の情報をもとにしていますが、それから数ヶ月、あるいは数年後にはその知識が古くなっている可能性が高いです。

例えば、数年前までは、ページ内のキーワードの密度が重要視されていましたが、現在ではGoogleなどの主要な検索エンジンは、ユーザーの検索意図やページの全体的な品質を重視する傾向にあります。このような変動を常にキャッチアップするためには、資格取得後も継続的な学習とアップデートが欠かせません。
Googleアルゴリズムを解説!アップデートの歴史と最新情報も Googleアルゴリズムを解説!アップデートの歴史と最新情報も

資格を持っている優位性は低い

多くの業界で、資格はその専門分野に関する基本的な知識や技能を持っていることの証明となります。しかし、SEO業界においては、資格よりも実際の実務経験や具体的な成果が重視される傾向にあります。

これは、SEOの結果は実際のサイトの順位やトラフィックの増加などの数値で明確に示されるため、具体的な成果を上げた経験がないと、その能力を証明するのが難しいためです。

資格はその基本的な知識を証明するものであり、実際の業界での競争力を持つためには、資格取得だけではなく、実務での成功経験や継続的な学びを積み重ねることが重要です。

SEO資格の必要性

SEO資格の必要性

現代のデジタルマーケティングの中心として、SEOの重要性は高まってきています。多くのマーケティング担当者やウェブデザイナー、コンテンツクリエイターたちは、この分野のスキルを高めるために資格を取得しようと考えることが増えてきました。

しかし、実際にSEO資格の必要性について深く考察すると、その結論は一概には言えないものとなります。

実際に、資格を持っているからといって仕事が増える、あるいは収入が増加するといった具体的なメリットはあまり語られていません。主要な検索エンジン、特にGoogleはそのアルゴリズムを常に更新し、SEOのベストプラクティスも絶えず変わっています。

このような状況下で、一つの資格が全ての知識やスキルをカバーすることは難しく、実務経験や実績の方がより価値があると見なされています。企業側も、実際に成果を上げてきたプロフェッショナルを求める傾向が強く、資格だけを所持している者は必ずしも優遇されるわけではありません。

ただし、こうした現実的な側面を考慮しても、SEO資格取得のメリットを完全に否定するわけではありません。資格取得の過程で、SEOの基本的な概念や手法を体系的に学ぶことは、初心者にとっては有益です。

特に、これまでSEOに触れる機会がなかった人や、自分の知識に自信がない人にとっては、資格取得は知識の整理やスキルのブラッシュアップの機会として価値があるでしょう。

結論として、SEO資格の取得は、自身のキャリアやビジネスに直接的な利益をもたらすものではないかもしれません。しかし、SEOの世界に足を踏み入れ、基本からしっかりと学びたいという方には、資格取得は有効な学びの手段として効果的でしょう。

SEO資格習得におすすめの書籍

SEO資格習得におすすめの書籍

SEO資格を取得する際、その資格の公式サイトを確認するのは基本です。しかし、それと並行して、SEOの本質や基本的な考え方を深く学ぶためには、実践者や専門家による書籍を読むことも効果的です。以下に、SEO習得のためのおすすめ書籍を紹介します。

10年つかえるSEOの基本

この書籍は、長期間の視点でSEOを学ぶための一冊として名高いです。著者・土居健太郎氏は、SEOの基礎から高度なテクニックまでを、時代の変遷とともに丁寧に解説しています。一時的なトレンドではなく、長く通用するSEOの考え方や戦略を学びたいという方には特におすすめです。実践的なノウハウも満載で、読了後にはSEOに対する深い理解が得られることでしょう。

参考:10年つかえるSEOの基本

いちばんやさしい新しいSEOの教本

SEOをゼロから学びたい初心者には、この書籍が最適です。新しいSEOの動向や考え方を、初心者にもわかりやすく説明しているのが特徴です。

例えば、Googleの最新のアルゴリズムの変更点や、モバイルファーストインデックスに関する解説など、現代のSEOを理解するための情報が満載です。また、具体的な実践方法も紹介されており、読むだけでなく、すぐに活用できる知識が身につくでしょう。

参考:いちばんやさしい新しいSEOの教本

沈黙のWebライティング

SEOの習得だけでなく、コンテンツ制作の側面からもWebの世界を理解することが大切です。この書籍は、読者の心をつかむWebライティングのテクニックや、検索エンジンに評価される記事の書き方を詳しく解説しています。

SEOとライティングは切っても切れない関係であり、この書籍を読むことで、その二つの要素をバランスよく組み合わせる技術を学べます。

参考:沈黙のWebライティング

SEO資格習得におすすめのサイト

SEO資格習得におすすめのサイト

SEOの道を歩む者にとって、正確で実践的な情報は成功への第一歩です。SEOの知識を身につけ、資格取得を目指す方々のために、高品質な情報を提供するサイトを厳選してご紹介します。

これらのサイトは、各々異なるアプローチや視点からSEOについて解説しており、初心者から上級者まで、幅広い読者に役立つでしょう。

QUERYY

QUERYYは、日本のSEO界隈で知名度が高いブログサイトです。実践的な情報が多く掲載されており、SEOの基本から学びたい方や、中級者が更に深い知識を求める方まで、幅広い層に向けた情報を提供しています。

特にSEOカテゴリーでは、具体的な手法やノウハウが詳しく解説されているので、自サイトのSEO対策に直接活用できる点が大きな魅力です。

Google検索セントラルブログ

SEOにおける最も信頼性の高い情報源といえば、Google自体から提供される情報です。Google検索セントラルブログでは、Googleのアルゴリズムの変更点や新機能の紹介、ベストプラクティスなど、SEOに関する最新情報が提供されています。

これらの情報は、SEOの世界で生き残るためのバイブルともいえるでしょう。特に新しいアップデートが行われた際の影響や、それに対する最適な対応策を知りたい方には、必読のコンテンツが盛りだくさんです。

海外SEO情報ブログ

SEOのトレンドは、日本だけでなく世界各国で進化しています。鈴木賢一氏による海外SEO情報ブログは、海外の最新トレンドを日本語でわかりやすく解説しており、国内ではなかなか手に入らない情報も得られます。

米国の最新の動向や事例を知ることで、日本市場に先駆けて新しい戦略を練ることが可能です。

SEOラボ

SEOラボは、日々の業務でSEOに取り組む方には欠かせない情報源です。このサイトは、SEOの基礎から最新の情報、ツールの使い方など、非常に実践的な内容を網羅しています。

特に、実際の業務で直面する問題の解決策や、効果的なSEO対策の手法が詳しく解説されているので、具体的なアクションを起こしたい方には特におすすめです。

プロモニスタ

プロモニスタは、SEOだけでなくデジタルマーケティング全般に関する情報も満載のサイトです。SEOに関する情報だけでなく、SNSマーケティングやウェブ解析など、デジタルマーケティング全般に関する最新情報が手に入ります。

マーケティング戦略を総合的に考える際の参考にするとよいでしょう。

ナイルのSEO相談室

具体的なSEOの疑問や課題に答えを出してくれるのが、ナイルのSEO相談室です。読者からの質問を元にした記事や、最新の事例解説など、日々のSEO作業で直面する疑問や課題を解決するための情報が満載されています。

SEOの実務を行っている方や、具体的な課題を持つ方には非常に参考になるでしょう。

バズ部

バズ部は、SEOやコンテンツマーケティングに関する最新情報を提供するブログです。このサイトでは、トレンドを取り入れた実践的な情報や、成功事例などが紹介されており、読むことで新しい視点やアイディアを得られます。

コンテンツ作成のヒントや、新しい取り組み方を学びたい方におすすめのブログです。

SEO資格はSEOを体系的に学ぶために取得しよう!

SEO資格はSEOを体系的に学ぶために取得しよう!

この記事では、SEO資格とは何か、その取得のメリットやオススメの学習サイトを紹介しました。

SEO資格は、SEOの基礎から専門知識までをしっかりと学びたい、または業務でのスキルアップを目指す人におすすめです。

また、資格だけではなく、基礎知識を習得するための書籍やブログを活用した情報収集も並行しておこなうとよいでしょう。

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https://n-works.link/blog/seo/7-seo-qualifications-necessity-merits-and-demerits-of-qualifications/feed 0
住太陽氏に聞く!SEOのあれこれ https://n-works.link/blog/seo/bodhi-sumi-interview/ https://n-works.link/blog/seo/bodhi-sumi-interview/#respond Wed, 21 Feb 2024 10:13:27 +0000 https://n-works.link/?p=23847 弊社ニュートラルワークスのSEO顧問 住太陽氏に、SEOのあれこれをインタビュー形式で深掘り。
SEO対策を支援する担当者へ向け、基本的な考え方や課題との向き合い方について疑問に答えてもらいました。

<住太陽氏 プロフィール>
1999年、ウェブデザイナーとして独立。2002年、国内初のSEO解説書を出版。以来、執筆、講演活動を続け、日本国内におけるSEOの第一人者として知られる。
主業務とするSEOでは、文章の品質を特に重視するほか、アクセシビリティへの配慮を重視し、あわせてコンテンツの拡散経路としてソーシャルメディアを活用する。
これらの経験を元に執筆した小説「他人の垢」で第19回堺自由都市文学賞を受賞。
現在は自身が代表を務めるボーディー有限会社にて、中小企業を対象にSEOコンサルティングサービスを提供し、高い実績と評価を有しています。

住さんにとってSEOとは

Q:山田
いつもニュートラルワークスをサポートいただきありがとうございます。
今回インタビュアーを務めます、SEOコンサルタントの山田です。よろしくお願いいたします!
さて、まず最初にいきなり超ザックリな質問となってしまうのですが…
『住さんにとって「SEOとは」』どんなものでしょうか?

A:住太陽氏
「自動車の安全運転のようなもの」ですね。
スピードを出せば目的地に早く着けることも何度かはあるかもしれませんが、速度超過を繰り返していれば事故の確率も上がります。
でも制限速度を守って安全運転を心がけていれば、何度でも安定的に目的地にたどり着けます。

何が言いたいかというと、その時点でのサイトの実力以上のランキングを無理に得ようとするのではなく、リンクポピュラリティや評判などサイトの実力そのものを引き上げていくことで、安定的に露出を増やしていくことが大切、っていうことなんです。無理をして不安定になったり、最悪ペナルティを受けたりするのは避けたいんです。

Q:山田
さすが、非常にわかりやすいです!
SEOそのものが概念が広くてわかりにくいですから、普段の生活レベルに置き換えることはSEOコンサルティングを行う上で非常に重要でした。
やはり、住さんのお言葉から学ぶことが多く感じております!続いて、基礎的な質問が続きますがお付き合いください。

A:住太陽氏
どうぞ!どんどん質問してください!

顧客の課題は社内SEO担当者の育成

Q:山田
住さんに相談されるお客様はどういった業界が多いでしょうか。

A:住太陽氏
とくにECサイト系のお客様が多いですね。
そのほか、不動産やクリニックなどがほどほどにあるって感じです。

Q:山田
BtoC向けの相談が多いんですね!
サイトの規模感はどのような企業さんが多いでしょうか?

A:住太陽氏
私が受けるお客様は中小がほとんどです。
売上規模で言うと月商1,000万以下くらいがボリュームゾーンです。

Q:山田
なるほど!では、お客様のSEO理解度の傾向は如何でしょうか。
お客様の理解度によって実装スピードなどは異なるとは思いますが、お客様と対峙していて困ったことなどはありましたでしょうか。

A:住太陽氏
理解度はよっぽど低くても僕は問題にしませんのでいいんですが、実装スピードでいうと、SEOよりも優先度の高い課題を数多く抱えていて、僕もそちらを手伝う感じになってSEOが遅れ遅れになる、っていうところが課題です。

Q:山田
やっぱり普通にありますよね。なるほど。
ちなみに、最初に相談を受けるとき、課題は明確になっている場合が多いでしょうか?
それともざっくり、「トラフィックを増やしたい」というお客様が多いのでしょうか?

A:住太陽氏
まちまちです。ただ、トラフィック量が少なくて困ってるケースは案外少なくて、どちらかというとトラフィックは集めているもののCVが少ないとか、社内のSEO担当者の育成みたいな課題が多いです。

Q:山田
それは関連性の低いコンテンツでトラフィックを集めているということが問題だったりするのでしょうか?どのように育成をしているのかもう少し突っ込んでお聞きしたいです。

A:住太陽氏
関連性の低いトラフィックを集めていることは多いですね。
たとえば、修理方法やメンテナンス方法、上手な使い方、といったコンテンツはトラフィックを集めやすいですが、それらはすでに製品を所有している人の困りごとなので、新たな購入につながる率が低いんです。こういったケースでは、もう少し購買に近いコンテンツのアイデアを出すようなことが必要になりますね。
社内の担当者の育成は、具体的なアドバイスを別にすると、担当者の意欲を高めてあげるコーチング的なことを重視しています。
担当者さんが何か施策のアイデアを出してきたときには、それをうまくやり遂げられるように褒めまくりながらアドバイスをするほか、必要に応じて経営陣を説得する手伝いもします。

Q:山田
さすがです!SEO改善提案は、ほぼサイトのダメ出しに近いので、できていないですよっていうのが続くとそれだけで担当者的には気持ちが滅入ってしまうんですよね…。
私もできる限り褒めて伸ばしていくように、お客様と接するように心がけます!

A:住太陽氏
そうなんですよ!是非褒めて伸ばして上げてください(笑)

SEOの疑問に即答して前に進める事が一番の仕事

Q:山田
続いて、具体的に住さんが対峙しているお客様には、どのようなアウトプットまでをご提案したりするのでしょうか。最も多いケースでお答えいただけますでしょうか。

A:住太陽氏
最も多いのは「細かい疑問や質問に答える」です。
ちょっとした懸念(「ほんとにこれで結果が出ますか?」的な)だったり、ちょっとした確認(「このやり方で合ってますか?」的な)だったり、そういうのに即答して前に進めてあげるのが一番の仕事です。

Q:山田
そもそも判断できない担当者や、「本当にそれやっても大丈夫?」的なセカンドオピニオンは重要な役割ですかね!?

A:住太陽氏
はい。SEOのことをネットで調べると、上位のページでもかなりいい加減なことが書いてあることが多くて、担当者さんが迷っちゃうことが多いんですね。
SEOは情報が錯綜してて玉石混淆なうえに、自社のケースに適応できるかどうかは個別に判断する必要があります。そうしたとき、僕も一緒に考えて、判断してあげるようなことをしています。

短期決戦ではなく長期施策に目を向けること

Q:山田
対策キーワードでなかなか順位や成果が上がりきらないケースもあったりするのでしょうか?また、仮にあったとした時の経験をお聞かせいただけないでしょうか。

A:住太陽氏
上がらないことはありますが、そんなときのためにキーワードはロングテールを含めて複数用意しますので、全敗するようなことはまずありません。
サイト全体の評価が不自然に下がっている(ペナルティを受けているみたいに見える)ケースでは、焦っていろいろやりたがる担当者に「そのうちどこかのコアアップデートのタイミングで戻ってくるから余計なことはしないで」となだめるのに苦労しました。

Q:山田
順位が上がりきらないと、どうしても焦ってしまうことがありますよね。
一番の苦労は、どのように説得して、相手に納得してもらうかですね。

実はSEO以外に課題があるんじゃないか?

Q:山田
住さんはお客様の課題を確認する際、最初に意識するポイントはどういった点だったりするのでしょうか。

A:住太陽氏
ほんとにSEOが課題なのかどうかですね。
問い合わせ時点では皆さんSEOに課題があると考えて僕に相談してこられますが、売れゆきが頭打ちになる理由、問い合わせが増えない理由は別にあったりしますので、まずはそこを片付けてからSEOに進む、っていうふうにしています。

Q:山田
本当にあるあるですよね。最もゴール(売り上げや問い合わせ)に遠い部分にあると思うし、オーガニック検索1回ですぐにコンバージョンするのってレアケースですからね。
各順位のサイトも横断して比較したり商品の魅力だったりUIUXにも影響はありますからね。

中には、SEOの改善がうまく進むお客様とうまく進まないお客様がいると思いますがが、そこにはどういった差があるとお考えでしょうか。

A:住太陽氏
競争の激しさとかの外部環境を別にすれば、SEO以外の業務の忙しさとか、SEOよりも優先度の高い課題があるかどうかがどうしても差になりますね。

現実的なシミュレーションで目標設定を

Q:山田
SEOの指標について、費用対効果を求められるケースがあったりますがそういった場合、シミュレーションなどは出すのでしょうか。

A:住太陽氏
費用対効果を求められるケースはそう多くない(費用の大半は経営者兼作業者の手間なので)んですが、簡単なシミュレーションで現実的な目標設定をすることはあります。
「これくらいはいけますよ」っていう具合です。現実的にこれくらい儲かりそう、みたいな目標があると意欲が出ますからね。

Q:山田
そうですよね。費用対効果は難しいので現実的にすり合わせをして目標設定するのが一番ですね!
ちなみに、SEOの運用が長期間(5年以上)続いているお客様などいらっしゃいますか?
そういったケースは毎月どういったご提案をされていたりするのでしょうか。

A:住太陽氏
こちらから提案するのはアルゴリズムの大きな変化など新しい動きがあったときだけで、長く続いているクライアントは基本的には僕が提案を受けている(「こんなことやってみたいんだけどどう思う?」的な)感じです。

Q:山田
日々のGoogle検索トレンドはどのようにして情報収集してますか?

A:住太陽氏
実はあんまトレンドは追ってなくて、基本的には検索セントラルブログ(日本語と英語)と、あとは検索品質評価ガイドラインくらいしか見てません。

Q:山田
最後に、いままで最も印象的だったSEOのお仕事など、エピソードがありましたらお答えいただけますでしょうか。

A:住太陽氏
特定のキーワード(業態に合わないビッグワード)に強いこだわりを持っていて、いくら「それはおかしい」と説得しても納得しないクライアントがいて苦労しました。
最終的には物別れで、僕のほうから契約を解除したんですが、セッション数を20倍くらいに伸長させたのに満足もされず、苦々しい思い出です。

面白かったのは、低品質コンテンツを削除しただけとか、XMLサイトマップを削除しただけとか、そういう簡単なことで流入を何倍も増やした案件はみんな面白かったです。

Q:山田
いろんなお客様と対峙するとどうしても苦い思い出ってありますよね…。
すごく勉強になりました。ありがとうございました。

【まとめ】SEOで意識すべきポイント

本インタビューではSEOコンサルタントとSEO担当者のそれぞれの立場で意識・把握すべきポイントが明らかとなりました。
本記事のまとめとして、以下でおさらいをして参ります。

SEOコンサルタントが運用時に意識すべきポイント

以下の3点は意識しながら進める要素だと考えられます。

  • 目標設定・ゴールを明確に定めること
  • 実装の優先度を必ず出すこと
  • 成果の出しやすいところから順番に提案を行い、担当査のやる気を出させること

社内担当者がSEOを行う上で事前に把握すべきポイント

  • ①SEOは費用対効果は出しにくいこと
  • ②目の前にある課題が、SEOなのかを事前に把握しておくこと
  • ③SEO改善を行う上でシステム・コンテンツ運用まわりの体制を整えておくこと

ビジネス課題やゴール設定で悩み、SEOの提案に飛びつくお客様が非常に多いです。
しかしながら、まずはお客様ご自身の課題整理をした上で、本当にSEOが重要なのか?など
目標設定や環境整備を整えてから話を進めていくとスムーズにことが進みます。

ただ『そんなに簡単に整理が可視化できない!』という企業担当者様のお気持ちも理解しております!
「そもそも何から手を付ければ良いのかわからない」
「解析データの何をみたら課題が見えてくるのかよくかわからない」
「流入数がまったく上がらないけど、そもそもこの業界の市場感がつかめない」
などの声も多い状況ではございます。

そもそものWEB集客における課題や悩みがありましたら、まずはニュートラルワークスへお気軽にご相談ください!!

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インハウスSEOとは?SEO内製化を成功させる方法を解説 https://n-works.link/blog/seo/seo-tutorial/ https://n-works.link/blog/seo/seo-tutorial/#respond Tue, 20 Feb 2024 08:57:01 +0000 https://n-works.link/?p=23832 インハウスSEO(SEO内製化)とは、SEO対策を外部の業者に委託せず、自社のみで実施することを指します。
一般的には、戦略の立案から、施策実施、効果検証まで全てを自社完結型で実施することを内製化と呼んでいます。
この記事では、インハウスSEOで成功させるための考え方やポイントを解説していきます。
引用元:SEOは自分でできる – 中小企業が問合せを増やすSEOの方法

インハウスSEOに適している企業は?

インハウスSEOが実践できている企業の特徴は以下の2点が考えられている企業だと考えられます。

  • SEO課題や目標が明確になっていること
  • SEOのPDCAが行える環境構築

以下で詳しく解説していきます。

SEO課題や目標が明確になっていること

インハウスSEOを行なうにあたり、そもそも自社サイトのビジネスにオーガニック検索経由のトラフィックの重要性が本当にあるのかを見極めていく必要があります。
単純にサイトへのアクセスを増やすことが目的ならば、記事コンテンツを制作するチームだけでも可能ですが、それが本当のビジネスに直結しているモデルかどうかを正しく見極めていく必要があります。
主にデータベース型のサイトであれば、サイト規模の大小に関わらずインハウスSEOは実施する必要があると考えます。
しかし、そもそも商品数の少ない、リード獲得向けのコンテンツである場合には、インハウスSEOというよりはマーケティング部だけでも十分事足りると考えています。
トレンドなどに左右されない不変なキーワード市場においては、中長期的な視点でSEOと向き合う必要があるため、社内に専属のSEOチームを設けていくことが必要だと考えます。

SEOのPDCAが行える環境構築

最も重要なのはSEOにおけるKPI設定を定め、PDCAサイクルが回せる状態を作ることです。
また、その規模を拡大していき運用できる状態が効率的で好ましいと考えます。
そのため、効率よくSEO改善が行える仕組みを、システム面・運用面の両面で社内に構築していくことが重要と考えます。
SEOでは、常にGoogle検索の変化と向き合い、検索エンジン上での成果と向き合っていく必要があります。一過性の効果やトレンドにおけるキーワード市場の開拓では、安定した成果とは言いにくいと考えます。競合がひしめく難易度の高いキーワード市場で検索結果のパイの奪い合いになります。
そのためには、常に競合サイトよりも上回っていく必要があり、サイトの状態を定期的に改修したり更新していく必要があります。それに対応しうる環境つくりこそがインハウスSEOでは重要なポイントとなります。

インハウスSEOで成果を出すには

SEOでは狙ったキーワードで上位表示を獲得できる=成功と考えられがちですが、本来的にはビジネスを成功に導くためのマーケティング手法の一つに過ぎません。
前述したように、インハウスSEOを成功させるためには、上位表示を獲得した先のコンバージョン獲得や、継続的に評価され続けるコンテンツの作成について考える必要があります。
成果を出すための具体的な手法を以下で解説します。

成果を出す必勝パターン

インハウスSEOに取り組む上で、最も確実に成果に繋げやすい手法を解説します。
それは、ロングテールキーワードでSEO集客した訪問者を、問い合わせの獲得に特化したランディングページへ誘導するという方法です。
ドメインパワーがあまり高くなくても上位表示は比較的達成しやすく、着実に進めることができるため、大手の企業でなくてもインハウスSEOは最適だと考えます。
この方法を図で表すと次のようになります。

インハウスSEOで成果を出す必勝パターン

この方法のメリットは、上位表示が比較的簡単なロングテールキーワードを中心に狙っていくことで、より速く・確実に結果を出せることです。
デメリットは10〜50記事ほどの関連コンテンツが必要となり、制作の手間がかかることです。
ただし一歩一歩着実に進めることで成果が出やすいため、初心者から上級者までおすすめの方法です。
制作の流れは次の通りです。

1.CV獲得に特化したランディングページを作成する

商品やサービスの特長やスペック、サポート体制、価格帯、競合比較など、見込客が問い合わせるために必要になる情報を網羅していて、かつ適切なCTAが設定されたページが理想的です。
ユーザーの興味を喚起し、スムーズに問い合わせに誘導できる集客専用のページを用意します。
集客に強いLPの作り方は下記の記事を参考にしてみてください。
LPのファーストビューは超重要!売上アップのポイントと参考事例 LPのファーストビューは超重要!売上アップのポイントと参考事例

2.見込み顧客が抱える課題や悩みに応えるコンテンツを作成する

ターゲットユーザーや見込み顧客が直面している課題や問題、悩みごとにフォーカスし、それらを解消・解決するためのコンテンツを10〜50記事ほど作成します。
検索ボリュームの少ないニッチなワードでも、検索意図に合ったコンテンツを作ることでコンバージョンに繋がりやすくなります。
ここでポイントなのは、自社の商品・サービスが解決策になりうる課題をうまく抽出することです。
ユーザー像を具体的なペルソナとして描くことで、抱えている課題の解像度を高め、よりユーザーに刺さりやすいコンテンツを作ることができます。

3.制作した記事からランディングページへと見込客を誘導する

見込客が直面している課題や問題、悩みごとを解決するコンテンツが掲載された記事群から、CTA(Call To Action:行動喚起)リンクを介してランディングページへとアクセスを誘導します。
CTAに記載する文言は、各記事のユーザーニーズに合ったものを選定することをおすすめします。

完成イメージをサイトマップで表したのが以下の図です。
これら以外の要素ももちろんあってよいですが、構成はシンプルであればあるほど訪問者も検索エンジンも迷いにくいため、できる限りこの構成に近づけましょう。

中小企業サイトの最小構成図

引用元:SEOは自分でできる – 中小企業が問合せを増やすSEOの方法

経営者が自らSEOに取り組む

先ほども、経営陣自身/もしくは経営者と近い距離の担当者がインハウスSEOに取り組むことがお勧めと伝えました。やはり、経営者が自らがSEOに取り組むことのできる組織は、インハウスSEOで成果を出しやすい傾向にあります。
その理由を以下で解説します。

当事者性

自社サイトのコンテンツが他社よりも劣っていた場合、外部からは御社の専門性や説明能力が劣っているように見えます。こうしたことを自分のことのように恥じる感覚は経営者ならではの当事者性であり、SEOの原動力です。

社会性

SEOには被リンクの獲得が欠かせず、そのためには社外の人々との交流が重要な役割を果たします。渉外は経営者の仕事であり、同じことを同じようにしたとしても経営者のほうが大きな結果を出します。

経験と知識

見込客や潜在客が知りたがる重要な情報を、社内の誰よりも熟知しているのが経営者です。その経営者自身がコンテンツ作成に携わることで、正確で信頼でき役に立つ情報を発信することができ、SEOを有利にします。

顕名性

会社を代表する人格として氏名を明らかにしたうえで情報を発信できるため、コンテンツ著者としての評判を高めやすく、コンテンツに経営者の署名があることで一定の信頼性を担保することができます。

持続性

SEOのデメリットで最も重大なものの一つは「短期的な成果が期待できない」ことです。SEOの効果が出るまでには数ヶ月から数年を要しますが、その間も意欲を保つことは一般社員には困難です。経営者が持つ中長期視点が重要です。

弊社へご相談いただいたお客様の中にも、一般社員や外注のSEO業者に任せきりにし、成果に繋がらないままコストだけを浪費している状態を度々目にします。
最低でもウェブサイト運用が軌道に乗るまでは、経営陣を巻き込んで、PDCAサイクルをまわしていくことが成功へのカギと言えます。

まとめ

インハウスSEOを成功させるには、SEOの知見を持つメンバーの配置と、経営の方針をすぐに戦略に落とし込むことのできるスピード感と社内体制が重要になります。

インハウスSEOに取り組む中で、「どのように進めたらいいか分からない」や「今の戦略が合っているのか」など、不安に思う場面も出てくると思います。
ニュートラルワークスではSEOに関連したサービスを網羅的に提供していますので、そんなインハウスSEOに関するお悩みもぜひお気軽にご相談ください。
また、SEOに関連したナレッジの共有も随時行なっていますので、ぜひ弊社のウェビナ―も参考にしてみてください。

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【共催ウェビナー】BtoB企業向け〜Webサイト制作の極意〜国内トップマーケター3名の最新見解を知る! https://n-works.link/blog/news/20240307btobsite/ https://n-works.link/blog/news/20240307btobsite/#respond Fri, 16 Feb 2024 07:17:31 +0000 https://n-works.link/?p=23827 デジタルマーケティング支援事業を展開する株式会社ニュートラルワークス(神奈川県茅ヶ崎市 代表取締役:三木五月、以下 ニュートラルワークス)は、BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決するサービス『ferret One(フェレットワン)』を運営する株式会社ベーシック(本社:東京都千代田区、代表取締役:秋山勝)と、株式会社WACUL(本社: 東京都千代田区、代表取締役 社長 大淵 亮平、以下 WACUL)と、3社共催セミナーを実施いたします。

アーカイブ配信もございますので、ぜひこの機会にご参加ください。

お申し込みhttps://n-works.link/seminar/seu1bpvclz0q

ウェビナー概要

24時間365日営業担当者に代わって営業してくれるBtoB企業向けWebサイトは、今やBtoBマーケティング活動において欠かせないツールの1つとなりました。
一方で、「制作コストがかかる」、「制作期間が長期化する」、「見込んでいた成果が出ない」、など課題も多く、頭を悩まされているご担当者様も多いのではないでしょうか。
そこで今回のウェビナーは、BtoBマーケティングに造詣の深い国内トップマーケター3名が、パネルディスカッション形式で「BtoB向けWebサイト制作」について徹底討論!
1200社以上の導入実績を誇る株式会社ベーシック、38,000社以上の導入事例のある株式会社WACUL、支援実績3000社以上の株式会社ニュートラルワークスの、トップマーケター3名が、制作や運用のポイントについて各自の知見やノウハウを伝授。戦略策定から制作会社選定のコツ、クリエイティブ制作からSEO対策まで、各社が培ってきた「成功に導くためのポイント」を、実例や具体例を交えながらお話しいたします。

■詳細内容

テーマ BtoB企業向け
〜Webサイト制作の極意〜国内トップマーケター3名の最新見解を知る!
日時 ライブ配信
2024/3/7(木) 13:00-14:00
再放送
3/8(金) 13:00-14:00
3/11(月) 13:00-14:00
登壇者 林 侑平(株式会社ベーシック ferret One マーケティング統括)
安藤 健作(株式会社WACUL 執行役員CMO)
石田 哲也 株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO
参加方法 オンライン配信
参加費 無料
お申し込み https://n-works.link/seminar/seu1bpvclz0q

⚫こんな方に見て欲しい

・BtoB企業向けWebサイトをこれから制作、またはリニューアル検討中の担当者

・既存のWebサイトの成果を上げたいマーケティング担当者

・BtoB企業向けビジネスをスタートさせたばかりの経営者

石田 哲也@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO
1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善〜ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

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SEO対策の動向予想!2023年の振り返りと2024年のポイント https://n-works.link/blog/seo/forecasting-trends-in-seo-measures/ https://n-works.link/blog/seo/forecasting-trends-in-seo-measures/#respond Thu, 15 Feb 2024 10:31:39 +0000 https://n-works.link/?p=23800 株式会社ニュートラルワークスでは、WebマーケティングやSEOに関するさまざまな知見をセミナー(ウェビナー)で発信しています。

今回は、2023年のSEO対策の振り返りと2024年のSEO対策のポイントをニュートラルワークスCMOの石田、SEOコンサルタントの山田が解説いたします。

※本記事は、2023年12月26日に行われた「SEO対策 2024年動向予想!今年の振り返りと、来年のポイントを解説」のウェビナー講演内容から、本題となる部分を抽出・編集して記事化しています。

【登壇者】

石田 哲也@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役 CMO

1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善~ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

山田 一平
株式会社ニュートラルワークス  SEOコンサルタント

1975年生まれ。東京育ちで現在は埼玉在住。システム会社などでプログラマー・Web制作の経験を積んだのち、アイレップでSEOディレクターとして8年間コンサルティング業務を行う。EC系SEOからBtoBのSEOやコンテンツマーケまで幅広く経験し、50社以上ものクライアント様に対しSEOを提案。その後、株式会社ぐるなびでサービス横断のSEOに従事。Googleナレッジパネルの影響でグルメサイトの順位大幅下降に伴い、Googleビジネスプロフィール運用サービスの立ち上げに入る。そしてグループ全社のWeb責任者に任命され、SEOの枠を超えてSNS運用まで多方面にわたり活躍。ニュートラルワークスでは、これまでの経験を活かしてお客様の成果に向き合っていきます。

※以下、株式会社・敬称略

2023年のSEO対策の振り返り

2023年のSEO対策の振り返り

2023年のSEOを振り返る上で重要なトピックを4つ用意しました。

  • 多数のコアアップデートのおさらい
  • アルゴリズムの変化により起きたこと
  • Chat GPT(AI)の登場で起こったことと注意する点
  • ドメインの専門性

一つずつ解説します。

多数のコアアップデートのおさらい

多数のコアアップデートのおさらい

2023年は過去最多のコアアップデートが行われました。特に3月、8月、10月に起きたアップデート後の変化を解説します。

2023年3月のコアアップデート:信頼性や専門性

2023年3月のコアアップデート:信頼性や専門性

石田:3月のアップデートでは、コンテンツの信頼性や専門性が重視され、関連性の高い外部リンクも重要視されました。

特に、IT企業の強力なドメインパワーを持つ美容メディアでは、コンテンツに対するドメインが持つ専門性が不足しており、順位が急落しました。

その後、新規ドメインへの移行を試みましたが、トラフィックの回復は見られず、元のトラフィックの約10分の1にまで減少しました。

2023年8月のコアアップデート:個人体験を重視するクエリ

2023年8月のコアアップデート:個人体験を重視するクエリ

石田:8月のアップデートというかその少し前には、Q&Aサイトの個人の体験を重視する検索クエリの順位が急上昇しました。

また、別の例では、マルウェア感染による大量の低評価コンテンツが生成され、サイト全体の評価が落ちました。しかし、削除ツールを使って回復した事例も報告されています。

2023年10月のコアアップデート:より細かい専門性評価

2023年10月のコアアップデート:より細かい専門性評価

石田:10月のアップデートでは、一部の大手メディアが順位を下げました。

これは、アルゴリズム調整の影響で特定の専門性に関する評価がより細かくなり、従来ではドメインに関連性のあるコンテンツと認識されていたページが、アルゴリズム調整によりドメインの専門性とコンテンツテーマの不一致が影響している可能性があります。

アルゴリズムの変化により起きたこと

アルゴリズムの変化により起きたこと

アルゴリズムの変化により起きたことは次の7つです。

1.E-E-A-Tの対象範囲拡大
2.ドメインパワーとコンテンツの力関係
3.ドメインパワーの変化(専門性)
4.ドメイン貸し問題
5.長尺コンテンツの評価
6.体験(Experience)の最重要性上昇
7.本業とコンテンツテーマの親和性

一つずつ解説します。

1.E-E-A-Tの対象範囲拡大

1.E-E-A-Tの対象範囲拡大

石田:2023年に限らず継続的にE-E-A-Tの対象範囲が拡大しています。従来は主に保険・金融や医療などの重要なテーマに焦点を当てていましたが、AIの発展に伴い、実行者やサイトの信頼性が重視されるようになりました。

AIが作成できないコンテンツや専門性の重要性が高まることで、より広い領域でE-E-A-Tが重要になっていると考えられます。

2.ドメインパワーとコンテンツの力関係

2.ドメインパワーとコンテンツの力関係

石田:アルゴリズムの更新に伴い、コンテンツ重視からドメインパワーへの比重が高まりました。ただし、ドメインパワーの中でも重要な要素が従来とは変化しているため、それらの要素を意識して対策する必要があります。

3.ドメインパワーの変化(専門性)

3.ドメインパワーの変化(専門性)

石田:ドメインパワーの変化に関しては、Googleは専門性を重視しておりその捉え方が変化しています。

例えば、美容クリニックのサイトに脱毛サロンのコンテンツがある場合、従来は同じ美容関連コンテンツとして評価されていました。しかし現在は、美容クリニックであっても脱毛が事業として提供されていなければドメインの専門性は評価されません。

これにより、SEOの難易度が上がっている印象があります。

4.ドメイン貸し問題

4.ドメイン貸し問題

石田:近年問題になっているドメイン貸しですが、ここで問題になるのはドメイン所有者が運営に関与していないコンテンツのことです。

評価の高いドメインにコンテンツを追加すると上位表示されやすくなりますが、これはドメイン所有者に対しての評価が影響しています。

一方で、ドメイン貸しはドメイン所有者が関与せずに運営を行うため、情報の信頼性が担保されません。Googleは情報の信頼性を重視しているため、情報の信頼性を担保できないドメイン貸しはGoogleから評価を下げられる可能性があります。

実際に、ドメイン貸しはGoogleが対策中でドメイン貸しのサイトがサイト単位で順位を下げるなどアルゴリズムでの対策と個別での対策が行われているようです。

過去のGoogleの歴史から、このような対策は長期的には有効ではなく、ユーザーに有益な方法での運営が重要です。短期的な手法は徐々に淘汰されると見込まれます。

5.長尺コンテンツの評価

5.長尺コンテンツの評価

山田:上位ランキングのサイトの多くでコンテンツの評価が落ちており、ページの情報量が長くなりすぎて結果的に情報がすぐに伝わりにくくなっていることが問題視されています。

AIによる代替が将来的にも考えられるため、検索ユーザーの意図に沿わないコンテンツの付け足しは避け、キーワードに対してニーズを満たす回答を重視すべきと考えられています。

6.体験(Experience)の最重要性上昇

6.体験(Experience)の最重要性上昇

石田:AIによるコンテンツの自動生成が加速しているため、個人の体験が重要視されています。

体験に基づく独自の情報はAIでは提供しにくいため、独自の情報が重要視されていると考えられます。最近のアップデートでも個人の体験が重視され、今後も継続して重要視されると考えられるでしょう。

7.本業とコンテンツテーマの親和性

7.本業とコンテンツテーマの親和性

石田:信頼できる専門知識はトピックやキーワードによって異なり、一般人の実際の体験や専門家の意見が重視されます。

例えば、掃除機のレビューでは一般人の意見も重要ですが、SEOのような専門的な分野では専門家の意見が重要になります。

Googleはコンテンツの作成者がそのテーマの専門家であるかどうかを評価し、それに基づいてランキングを決定するため、本業とコンテンツテーマの親和性が重要です。

Chat GPT(AI)の登場で起こったことと注意する点

Chat GPT(AI)の登場で起こったことと注意する点

石田:Chat GPT(AI)によるコンテンツ生成は効率的であり、時間の節約に寄与します。しかし、誤った情報を提供すると、信頼性が低下し、読者や利用者に悪影響を及ぼす可能性があります。

Googleはこれらの問題に対処するために、不正確なコンテンツを検出し、排除する対策を行っているため、AIによるコンテンツ生成は慎重に扱う必要があるのです。完全にAIに任せるのではなく、人間がコンテンツをチェックし、正確性を確認することが重要です。

AIはツールとして活用されるべきであり、人間の判断や知識と組み合わせて最適な結果を得ることが求められます。適切な使用法を選択し、AIと人間が協力してコンテンツを生み出すことで、信頼性の高い情報提供が実現されるでしょう。

ドメインの専門性

山田:ドメインの専門性は単にドメインの強さだけでなく、その事業領域における専門知識の重要性が評価されます。特定のテーマに関する専門知識が正しく分類され、細かく評価されることが重要であると指摘されています。

このような観点から、ドメインの評価には事業側の専門的な知識の考慮が必要とされます。

2024年のSEO対策のポイント

2024年のSEO対策のポイント

2024年のSEO対策のポイントを語る上で注目したいトピックは次の通りです。

  • トレンドに左右されない普遍的なSEO対策とは?
  • 2024年の予想と、押さえておきたいポイント

一つずつ解説します。

トレンドに左右されない普遍的なSEO対策とは?

山田:キュレーションメディアの発展に伴い、コンテンツの使用が重要視されるようになりました。大手サイトではカテゴリーを整えて記事を作成し、内部リンクの施策を行うことが重要であり、これらの王道的なアプローチは今後も変わらないと考えられます。

キーワードの適切な割り当てと内部リンクの設定を行うことが重要です。

2024年の予想と、押さえて起きたいポイント

石田:個人の体験や独自の情報、そして一次情報などが非常に重要です。これらをしっかりとサイトに組み込むことが重要であり、記事やサイトで提供することが必要です。

一方で、AIや検索エンジンが情報を補完する場合もあるため、サイトや会社が提供できる固有の価値ある情報を重視することが大切です。

山田:将来的にAIが自動的に検索結果を変えていくことが予想されるため、それに対応するキーワードを考える必要があります。

また、基本的なインフォメーションに関するクエリは影響を受ける可能性があり、一方でトランザクションに関連するキーワードでは、ドメインの強化と被リンク獲得を通じてトラフィックを増やす必要があるとされています。

これらの対策が今後のSEOにおいて重要になると考えられます。

SEO対策に関する質疑応答

SEO対策に関する質疑応答

最後に、ウェビナーに寄せられた質問をいくつかピックアップしてご紹介します。

低評価判断されたページの確認方法は?

石田:Googleサーチコンソールに「ページ」という項目があり「ソフト404エラー」が出るようになっています。

通常の404エラーと異なり、Googleはそのページを認識しているがインデックスする価値が低いと判断している状態です。Googleサーチコンソールでこの「ソフト404エラー」を確認し、対処する必要があります。

ドメイン貸しの検知はどのように行われているのか?

山田:厳密に検知することは難しいですし、Googleもすべてを把握できているわけではないと考えます。明らかにドメイン内でのテーマ性が異なるコンテンツやLPを立ち上げることで、ドメインのテーマ性という観点で評価が落ちる要因は出てくる可能性もあります。

いずれにせよ、こういったビジネスですり抜けていくことへの対策は、今後もイタチごっこなのかと考えられます。

石田:「ルートドメインへの内部リンクが張られていない」「運営者情報が関係ない会社のもの」などの要素が検知に影響する可能性があります。これらの要素はサイトの信頼性や運営の透明性に関わる重要なポイントであり、適切な運営元の関係や情報を示すことが自然な形でのサイト運営にとって重要だと考えています。

複数事業を運営している会社のドメイン評価はどうなるのか?

石田:複数のテーマを持つサイトでは、ディレクトリを分けてそれぞれの専門性を明確にすることが重要です。

特定のテーマの順位が下がった場合、そのテーマを別のディレクトリに移動して専用のオウンドメディアを作ることで、順位の回復が見られるケースもあります。

サイト構造によるパフォーマンスの違いはあるか?

山田:キーワードの割り当てや内部リンクの配置をしていれば問題はないと思います。ただし、その割り当てや配置方法によっては、サイトのテーマ性や専門性が薄まる可能性があります。

そのため、内部リンクを張るページ同士の集合体を意識し、キーワードのカバーリングを考えながら構造化していく必要があります。また、キーワードに対して割り当てられるページ数が少ない場合、市場としての競争力も低下するのではないかと考えています。

E-E-A-Tは具体的に何を対策すればいいか?

石田:オンライン上での専門性を示すためには、オフラインでの活動をオンライン上に発信することが重要です。

具体的には、ウェビナーや本の執筆、メディアへの寄稿、協会への加盟、学会での発表や論文の執筆などの活動をオンラインで積極的に発信することで、自身の専門性を名前や経歴とともに示しましょう。

山田:専門分野でのブランディングと信頼性の構築について、権威ある人物との関わりが重要です。特に、小規模企業ではブランディングが難しいため、専門分野で知名度のある人物との提携やパートナーシップが重要になります。

これによって、企業の信頼性と権威性を高めることができると考えています。そして、このような戦略を記事などのコンテンツを通じて発信していくことが、企業の成長を促す要素にもなります。

石田:弊社の事例としては、マーケティング分野で著名な方々との協力関係を結んでいます。マーケティングアドバイザーの飯髙悠太さん、SEO顧問の住太陽さんや西山悠太朗さんなど著名な人物に参画をしていただき、その協力関係を積極的に発信しています。これによって、企業のE-E-A-T(体験、専門性、信頼性、権威性)を高めることも意識しています。

関連性の高い外部リンクとは何か?

石田:専門性が高く関連性のある外部リンクとは、自社と同じ業界や同じトピックを扱う専門団体などになります。具体的には、自社がマーケティング支援を行っている場合、マーケティング関連の企業や協会が関連性の高い外部リンクとなるでしょう。

山田:関連性の高い外部リンクは重要です。ドメインの強さが特定の専門分野に向かうと、その分野と関連性の高いサイトからの外部リンクが受けやすくなります。専門性の高いコンテンツや研究に焦点を当てることが重要です。

官公庁サイトからの発リンク効果はあるか?

石田:効果はあります。ソースの開示という意味で、E-E-A-T(体験、専門性、信頼性、権威性)の信頼性を確保するために重要であり、コンテンツの正確性と信頼性を高めるための取り組みです。

この取り組みは、サイトのドメインパワーを向上させることではなく、情報の品質を重視するものになります。

Webマーケティング初心者からプロまで!無料ウェビナー開催中

Webマーケティング初心者からプロまで!無料ウェビナー開催中

ニュートラルワークスでは、デジタルマーケティングに特化した無料ウェビナーを随時開催しています。主に、SEO対策、BtoBマーケティング、Web広告などに関するトピックを取り上げて、毎回ご好評をいただいています。

当日のリアルタイム視聴だけでなく、アーカイブ配信(期間限定)も提供していますので、ぜひご視聴ください。

弊社のウェビナー開催情報は以下のページで随時更新しています。

Webマーケティングセミナー(ウェビナー) | ニュートラルワークス

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【共催ウェビナー】来店予約を増加させる「Web広告とローカルSEO対策」徹底討論! https://n-works.link/blog/news/240227brucecray/ https://n-works.link/blog/news/240227brucecray/#respond Thu, 15 Feb 2024 01:40:05 +0000 https://n-works.link/?p=23798 デジタルマーケティング支援事業を展開する株式会社ニュートラルワークス(神奈川県茅ヶ崎市 代表取締役:三木五月、以下 ニュートラルワークス)は、ブルースクレイ・ジャパン株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役 里村 仁士、以下 ブルースクレイ・ジャパン)と共催セミナーを実施いたします。

アーカイブ配信もございますので、ぜひこの機会にご参加ください。

お申し込みhttps://n-works.link/seminar/sezqblkcdpwk

ウェビナー概要

消費者が近隣の店舗を探す際、インターネットで検索し情報を比較検討してから予約に至る。という行動パターンが一般的となった昨今、店舗経営者にとって、顧客接点の見直しと、効率的かつ効果的な対策が非常に重要です。
具体的には、検索結果へ表示されユーザーの最初の受け皿となるのが、Google検索結果をはじめ、リスティング広告、Googleマップ、Googleに掲載される情報を管理する「Googleプロフィール」です。

本ウェビナーでは、Web広告とSEO対策を主軸に、効率良く店舗への予約を促す方法について、デジタルマーケティング支援を行う2社がディスカッションを交えながらそのポイントやノウハウをお伝えします。

お店の規模を問わず、Web集客の基礎となるテーマです。幅広い業種の皆様のご参加をお待ちしております!

■詳細内容

テーマ 来店予約を増加させる
「Web広告とローカルSEO対策」徹底討論!
日時 ライブ配信
2024/2/27(火) 12:00-13:00
再放送
2/28(水) 12:00-13:00
2/29(木) 12:00-13:00
登壇者 里村 仁士 ブルースクレイ・ジャパン株式会社 代表取締役社長
石田 哲也 株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO
参加方法 オンライン配信
参加費 無料
お申し込み https://n-works.link/seminar/sezqblkcdpwk

⚫こんな方に見て欲しい

・実店舗を経営されている経営者様(FCも含め、規模、業種問わず)

・多店舗展開されている企業で、マーケティング業務を効率化したい方

・Web広告、ローカルSEO、Googleビジネスプロフィール、MEOについて基礎を学びたい店舗運営者様

石田 哲也@te2319
株式会社ニュートラルワークス 取締役CMO
1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善〜ゲームアプリ制作や数十万フォロワーのSNSアカウントの運用経験などWebビジネス全般を守備範囲とする。

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https://n-works.link/blog/news/240227brucecray/feed 0
X広告(旧Twitter広告)のメニューを紹介!メリット・デメリット、出稿時のポイントも https://n-works.link/blog/marketing/introducing-the-menu-of-x-ads/ https://n-works.link/blog/marketing/introducing-the-menu-of-x-ads/#respond Tue, 13 Feb 2024 04:50:34 +0000 https://n-works.link/?p=23769 X広告(旧Twitter広告)には多彩なメニューが存在し、その活用方法は多岐にわたります。そのため、X広告を有効に活用するためには、どのメニューをどのように活用すべきかについて悩む方も少なくありません。

X広告に限らず、広告を出稿する際には広告メニューの特徴を理解せずに行うと、望ましい結果を得ることが難しい場合があります。無駄な費用をかけずに効果的な広告を展開するためには、本記事を通じてX広告のメニューについて深く理解しましょう。

この記事ではX広告の概要や特徴、さまざまな広告の種類、メニューを選択する際のポイントなどをまとめました。体系的にX広告を理解し、それをビジネス活動に有効に活かしていきましょう。

X広告(旧Twitter広告)とは

X広告(旧Twitter広告)とは

X広告(旧Twitter広告)は、X内に表示される広告のことを指します。iOSやAndroidなどのXアプリやブラウザ上で広告を配信することが可能です。

2021年時点での日本国内のXのアクティブユーザー数は5,985万人となっており、日本の人口の約半数が利用しています。そのため、X広告は数々の広告手段の中でも高い効果が見込めると考えられます。

引用元:総務省 令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書

さらにX広告は、広告でありながら拡散される特徴を持っており、広告費で期待できるインプレッション数を超える可能性があります。ツイートを広告として出稿するだけでなく、そのツイートがいいねやリツイートされることで、さらに多くの人の目にふれるチャンスがあるのです。

X広告(旧Twitter広告)の特徴

X広告(旧Twitter広告)の特徴

さらにX広告ならではの特徴について解説します。他の広告媒体との違いを知ることで、X広告の活用レベルが高まるので、ぜひ特徴をつかみましょう。

主な特徴は以下の3点です。

1.二次拡散性が高い
2.若年層にリーチできる
3.興味関心ターゲティングの精度が高い

一つずつ解説します。

二次拡散性が高い

X広告の特徴の一つ目は、二次拡散性が高いことです。

二次拡散性の高さとは、広告が単にインプレッションされるだけではなく、Xの機能によっていいねやリツイートなどされて広がり、さらなるインプレッションを得られることを指します。

一般的なWeb広告は、広告費をいくらかければどの程度の人々にインプレッションされるかがおおよそ決まります。しかしX広告では、それ以上にインプレッションを得られる可能性があるのです。

例えば、10,000円の広告費をかけた際に、はじめは30,000アカウントにリーチができたとしても、その広告が二次拡散されることで、同じ10,000円で100,000アカウントにリーチできる可能性も期待できます。

若年層にリーチできる

X広告の特徴2つ目は、若年層にリーチできることです。

Xの利用者は10代から30代が半数を占めています。20代だけの利用率は78.8%だと総務省の発表したデータがあります。

出典:総務省 令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書

若年層向けの商品やサービスを提供している企業にとって、X広告は欠かせないものです。例えば、就職関連の人材事業では、ピンポイントに対象のユーザーをターゲティングできるでしょう。

このように若年層にリーチできるというのもX広告ならではの特徴です。

興味関心ターゲティングの精度が高い

X広告の特徴3つ目は、興味関心ターゲティングの精度が高いことです。

X広告では、ターゲティングを細かく設定できるため、関連性の低いユーザーに広告を表示させないようにすることができます。

Xユーザーは趣味や嗜好が明確で、また興味を持っている分野の情報を集めて拡散することを楽しむ傾向があります。そのため、興味関心に基づくターゲティングがしやすいSNS媒体であるといえます。

さらにXでは、25種類の興味関心カテゴリーと、350種類のサブトピックに利用者をグループ分けすることでターゲティングの精度を高めているため、興味関心でターゲティングしたい企業はX広告がおすすめです。
Twitter広告のターゲティングとは?種類から設定時のポイントを解説 Twitter広告のターゲティングとは?種類から設定時のポイントを解説

X広告の種類(広告メニュー)

X広告の種類(広告メニュー)

この章では、X広告の広告メニューについて紹介します。

X広告の広告メニューは以下の通りです。

  • プロモツイート
  • プロモアカウント
  • プロモトレンド
  • クイックプロモート
  • ファーストビュー
  • プロモトレンドスポットライト

各メニューの目的やメリット・デメリット、注意点を解説します。

プロモツイート

プロモツイートはタイムラインに表示される広告です。ツイートと同じ形式で表示されるため、ユーザーはいいねやリツイートをすることもできます。

プロモツイートのメリットは、前述した二次拡散が期待できることです。いいねやリツイートがされることでより拡散される可能性もあります。ただし、拡散されるかどうかは、ターゲティングしたユーザーによります。

一方でデメリットは、二次拡散されたツイートを削除できないことです。意図しない内容で拡散されて、削除ができないと炎上につながったり、ブランド価値を損なってしまったりするようなことになりかねません。

ただし、その二次拡散によって、広告費以上に広告効果を狙うことが可能なため、短期間で多くのユーザーに広告配信をしたい場合は、非常に効果的な広告メニューといえるでしょう。

プロモアカウント

プロモアカウントは、アカウントのフォロワーを増やすための広告です。フォローを促すボタンがついており、興味を引くことができればフォロワー獲得につながります。

プロモアカウントのメリットは、フォロワーを増やすことで日常的なツイートの発信力を高められることです。フォロワーを獲得できれば、通常ツイートのインプレションを増やして、いいねやリツイートで拡散される可能性が高まります。

デメリットは、フォロワー数が増えたからといって必ずしもツイートが拡散されるわけではないことです。増えたフォロワーは発信力を高める一助となりますが、あくまでもツイートの内容や影響力が鍵となります。

アカウントにフォロワーが少ない時期は、積極的に利用するのがよいでしょう。

プロモトレンド

プロモトレンドは、トレンドページの最上位に24時間表示される広告のことです。1日1社限定という制限があり、企業の新商品発表などに利用されることが多いです。

この広告は「◯◯によるプロモーション」という文言とともに表示されるため、アカウント名の周知にも効果があります。

プロモトレンドのメリットは、約2,500万回のインプレッションが得られることです。24時間でそれだけのインプレッション数が保証されるとなれば、非常に強力な広告メニューといえます。

デメリットは、掲載費用が最低800万円からと比較的高額なことです。実際にプロモトレンドの枠を利用している企業は主に大手企業が多い傾向にあります。

キャンペーンやイベントなどで大きな勝負をかけたい場合には、これを検討する価値があるでしょう。

クイックプロモート

クイックプロモートは、投稿済みのツイートを広告として配信できます。販売やフォロワー獲得につながった過去のツイートを手軽に出稿できます。費用は最低5,000円からと、比較的リーズナブルです。

クイックプロモートのメリットは、投稿済みのツイートを利用するので、クリエイティブの作成に時間をさく必要がないことです。ターゲティングもアカウントのフォロワーに似たユーザーに設定されているため、設定作業にも時間がかかりません。

またデメリットは、詳細な広告の設定ができないことです。ターゲティングやクリエイティブの変更は行えないため、広告の改善をするには新規で別の広告メニューを選ばなければなりません。

このクリックプロモ―トに時間や手間をかけたくない方にはおすすめの広告ですが、それよりも過去に効果があったツイートの再利用広告だと考えるのがおすすめです。

タイムラインテイクオーバー(旧ファーストビュー)

タイムラインテイクオーバーは、ユーザーがXを開いたときに表示する動画広告です。広告の掲載単位は24時間です。

タイムラインテイクオーバーのメリットは、画像などの広告より拡散される傾向が高く、ユーザーの注意を強力に引く点です。

Xの公式発表では、動画は画像よりも6倍拡散されやすいといわれています。

デメリットは、プロモトレンドと同様に広告掲載の費用が高額なことです。費用は公式サイトに掲載がないため、Xに問い合わせる必要があります。

ブランディングを強めたい大企業向けの広告といえるでしょう。

プロモトレンドスポットライト

プロモトレンドスポットライトは、プロモトレンドを強化した広告です。

プロモトレンドは、テキストやハッシュタグで構成された広告でしたが、プロモトレンドスポットライトは、画像や動画(6秒以内)を利用できます。

プロモトレンドスポットライトのメリットは、ファーストビューやプロモトレンドを超える高いブランディング効果があります。なぜなら画面の占有率が約1/3で、動画も利用できるからです。

Xの公式データでは、プロモトレンドの3倍広告のクリックがされるという結果もあります。

デメリットは掲載費用が高いことです。ファースビューの広告掲載費用が明らかになっていないため、断言はできませんが、おそらくX広告メニューの中で最も高価な広告といえるでしょう。詳しい料金はXや広告代理店に問い合わせが必要です。
Twitter広告の種類とは?クリエイティブの作り方から出稿方法などを解説 Twitter広告の種類とは?クリエイティブの作り方から出稿方法などを解説

X広告(旧Twitter広告)の種類を選ぶ際のポイント

X広告(旧Twitter広告)の種類を選ぶ際のポイント

ここまでX広告メニューを解説しました。それでは実際にどのメニューを選べばよいのか迷われる方もいるでしょう。

X広告のメニューを選ぶポイントは以下の4つです。

1.ターゲットを明確にする
2.広告を利用する目的に合うものを選択する
3.クリックされやすいクリエイティブを見つける
4.予算を考える

ぜひ広告メニューを選ぶ参考にしてください。

ターゲットを明確にする

X広告のメニューを選ぶ最初のポイントはターゲットを明確にすることです。特にX広告の場合は、どのような興味関心を持つユーザーにアプローチするかが重要になります。

X広告に限らない話ですが、ターゲティングしていない広告は、ほとんどの場合、意味がありません。なぜなら、誰に何を届けるのかが広告の基本であるからです。

極端な例ですが、ガジェットに興味関心があるターゲットに対して、美容商材の広告を出しても意味がありません。

どのような商材を広めて売るのかを定めた上で、ターゲットを明確にしましょう。

当然X広告を行うような企業は、すでに別の媒体で広告を出しているはずです。そのようなデータを参照してターゲットを明確に決めましょう。

広告を利用する目的に合うものを選択する

X広告メニューを選ぶポイント2つ目は、X広告を利用する目的に合うものを選択することです。

そもそもX広告をどのような目的で利用するのかが大事です。

X広告の目的として例をあげると、以下の通りです。

  • フォロワーを獲得して、通常のツイートからWebサイトへの誘導を行う。
  • 特定の興味関心を持っているユーザーに商品やサービスの認知を高める。
  • ファーストインプレッションあたりの広告費用を下げる。

例えば、特定の興味関心を持っているユーザーに商品やサービスの認知を高めるのであれば、プロモツイートがおすすめです。またフォロワーの獲得が目的であれば、プロモアカウントを選びます。

このようにまずはX広告を利用する目的を明確にして、目的に合うものを選択してください。

クリックされやすいクリエイティブを見つける

X広告メニューを選ぶポイントの3つ目は、クリックされやすいクリエイティブを見つけることです。

広告メニューによって表示される内容は異なります。例えば、プロモトレンドでは、大量のインプレッションを得ることができても、表示させられるのはテキストとハッシュタグだけです。

それぞれの広告メニューで表示できるクリエイティブを考慮して、メニューを選ぶ必要があります。

また企業によってはクリックされやすいクリエイティブを、他の広告媒体で見つけている場合もあるでしょう。その場合は、他の媒体で利用しているクリエイティブの形式に近いメニューを選びましょう。

このようにクリックされやすいクリエイティブはどのようなものか考えたうえで、広告メニューを選んでみてください。

予算を考える

X広告メニューを選ぶポイントの4つ目は、予算を考えることです。どのぐらいの予算でどのような効果を得たいのか考えることで、おのずと広告メニューが決まります。

例えば、中小企業でプロモトレンドやプロモトレンドスポットライトで広告を出稿することは少ないはずです。

広告メニューごとに得たい結果と予算を照らし合わせて、広告メニューを決めましょう。

広告の料金がどのように決まるかはXの公式サイトにて「X広告の料金」のページを参照してください。
Twitter広告の成功事例8選!成功するためのポイントも解説 Twitter広告の成功事例8選!成功するためのポイントも解説

X広告(旧Twitter広告)のキャンペーンの目的

X広告(旧Twitter広告)のキャンペーンの目的

ここまでX広告の広告メニューを選ぶポイントを解説しました。この章では、X広告の設定画面に出てくる広告キャンペーンの目的について解説します。

広告キャンペーンの目的は以下の8つです。

1.ツイートのエンゲージメント
2.プロモビデオ再生数
3.ブランド認知度の向上
4.ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン
5.インストリーム動画再生数
6.フォロワー
7.アプリインストール数
8.アプリ起動数

広告を配信する目的に沿ったものを選ぶ必要があります。一つずつ解説します。

ツイートのエンゲージメント

ツイートのエンゲージメントは、ツイートの反応数を増やしたい場合に使用するものです。エンゲージメントとは、いいねや返信、リツイート、ハッシュタグのクリック、プロフィールへのアクセス、投票などのユーザーが行動をした数を指します。

エンゲージメントが増えれば増えるほど、拡散につながることで、インプレッションを増やします。また、企業として伝えたいことがどれだけ伝わっているかを測る指標にもなりえます。

他にはツイートの反応が増えることで、ユーザーとのコミュニケーションも生まれやすくなります。

Xの公式サイトでは、フォロワーからのリアクションが良かったオーガニックツイートをそのまま広告のクリエイティブに利用することを推奨しています。

費用の発生はユーザーと初回の接触タイミングです。エンゲージメントされた分で費用が発生します。拡散された分に費用がかかることはありません。

プロモビデオ再生数

プロモビデオ再生数は、動画やGIF画像の再生回数を増やしたい場合に利用するものです。

ユーザーが意図的に動画の自動再生設定を変更していなければ、動画はタイムラインで自動再生されます。

動画は、画像とテキストの広告より伝えられる情報量を飛躍的に増やすことができます。また見込み客の態度変容につながることもあるため、非常に強力な広告です。

再生数単位で広告の支払いが発生して、課金方式を3つから選べます。

1.動画再生あたり
2. 3秒/100%表示再生あたり
3. 6秒の動画再生あたり

詳細はX公式の「動画の再生数キャンペーンを作成する」を参考にしてください。

ブランド認知度の向上

ブランド認知度の向上は、ツイートのリーチ数を最大化させるものです。ブランドを伝えるメッセージをより多くの人に効率よく届けるために利用されます。

注意点として、リーチ数とインプレッションは別物です。例えば、1つのアカウントが同じプロモツイートを5回閲覧したら、リーチ数1のインプレッション数5となります。

そこからわかることは、より多くのアカウントに表示させる広告であることがわかります。

費用の発生はインプレッション単位です。インプレッションはクリエイティブがユーザーに表示されることでカウントされます。

ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン

ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョンは、Webサイトなどにアクセスを集めたり、成約数を増やしたりするためのものです。

このキャンペーンの目的を利用すると、ウェブサイトカードを利用して、ユーザーのアクションを誘導するボタンを設置できます。

商品の購入や資料のダウンロードなど、明確な行動を促しましょう。

費用発生のタイミングは、リンクのクリックです。そのため、遷移先のCVRを最適化した状態で利用すべきです。

明確にCVを狙うために利用してみましょう。

インストリーム動画再生数

インストリーム動画再生数は、Xが提携している200以上のパートナーの動画付きツイートの広告として表示させるものです。6秒間はスキップができないため、強制力もあります。

以下の15ジャンルからカテゴリにあったパートナーのツイートで表示します。

1.自動車
2.コメディ
3.政治
4.エンターテイメント・ポップカルチャー
5.食べ物・飲み物
6.ライフスタイル
7.音楽
8.科学・教育
9.ニュース・時事
10.デジタルクリエイター
11.スポーツ
12.テクノロジー
13.金融・ビジネスニュース
14.eスポーツ・ゲーム
15.テレビ

事前に表示させたくないカテゴリーを選べます。

費用の発生は再生数に対してです。課金方式は以下の3つから2つを選択します。

1.インストリーム動画広告再生数
2. 3秒/100%のインストリーム広告再生数
3. 6秒のインストリーム動画再生あたり

詳細はX公式の「プレロール再生数キャンペーンを作成する」を参考にしてください。

フォロワー

フォロワーはフォロワーを増やすためのものです。自社のツイートを広めてくれそうなユーザーを獲得します。

フォロワーを獲得しておくことで、広告を使わずに運用する際に、商品やサービスの成約数増加やブランド認知度の向上、口コミの獲得などさまざまな効果が見込めます。

費用の発生は、獲得したフォロワー数で決まります。エンゲージメントに対しては費用が発生しません。

フォロワーを増やすことができれば、継続的にユーザーへアプローチできるため、まだフォロワーが少ない状態のアカウントであれば積極的に利用したいものです。

アプリインストール数

アプリインストール数は、アプリをインストールしそうなユーザーに対してツイートを広告するものです。

アプリを運営している企業限定にはなりますが、直接インストールすることに誘導できます。アプリをインストールしていないユーザーに届けるために利用しましょう。

費用の発生は、アプリのクリック数またはインストール数の単位です。

アプリ起動数

アプリ起動数は、アプリをインストールしているユーザーに対して、アプリの起動を促すものです。

アプリはアクティブ率が非常に重視されるため、起動率が悪いまたは高めたい場合に利用しましょう。

費用の発生はアプリのクリック数単位です。

X広告(旧Twitter広告)のクリエイティブ

X広告(旧Twitter広告)のクリエイティブ

ここまで広告キャンペーンの目的について解説しました。ここからはX広告のクリエイティブについて解説します。

X広告のクリエイティブは主に4種類です。

1.テキストのみ
2.画像・複数の画像つきツイート
3.動画
4.Xカード

一つずつ解説します。

テキストのみ

テキストのみのクリエイティブは、画像や動画、Xカードと比べるとクリック率が劣ることもあります。しかし、タイムラインの他のツイートに自然と溶け込み、エンゲージメントにつながりやすいと言われています。

テキストのみのクリエイティブの文字数制限は、日本語全角文字で140文字以内です。通常利用する場合と同じ文字制限です。ただし、広告の場合は、140文字のうち23文字分はリンクになるため日本語全角文字で利用できるのは128文字となっています。

目的に応じてテキストのみを利用することもおすすめです。

画像・複数の画像つきツイート

画像・複数の画像つきツイートは、テキストのみのクリエイティブより目にとまりやすく、視覚的なアプローチを行いたい場合に有効です。

最大4枚まで設定できます。枚数によって露出される画像サイズの比率が変わるため、調整が必要です。

アップロードできるファイル形式は、PNGとJPEGが推奨されていて、BMPとTIFFは利用不可です。GIF画像も静止画像として表示されてしまいます。ファイルサイズは最大5MBです。

詳細はX公式の「広告クリエイティブの仕様(画像広告)」を参考にしてください。

動画

動画は、画像以上に目にとまりやすく、情報を伝えられるものです。ファイル形式はMP4かMOVで、ファイルサイズは最大1GBとなっています。X公式の推奨は30MBとなっています。

動画の長さは15秒以内が推奨されていますが、最長2分20秒まで対応しています。

詳細はX公式の「広告クリエイティブの仕様(動画広告)」を参考にしてください。

Xカード

Xカードは、リンクのクリエイティブのことを指します。Xカードは以下の5種類です。

1.イメージウェブサイトカード
2.イメージアプリカード
3.ビデオアプリカード
4.ビデオウェブサイトカード
5.ダイレクトメッセージカード

一般的には、誘導したいものに合わせて、使い分けます。

ウェブサイトカードはリンク、アプリカードはアプリ、ダイレクトメッセージカードはダイレクトメッセージへの誘導となります。

目的に合わせて設定してみましょう。

誰でも簡単!Xプロモート広告

誰でも簡単!Xプロモート広告

ここまでX広告のメニューやメニューの選び方、広告キャンペーンの目的などを解説してきました。ただしこのようなカスタマイズが面倒だと感じる方もいるでしょう。

ここからはXオートプロモート広告と呼ばれる、簡易的に出稿できる機能を紹介します。

Xプロモート広告は主に以下の2つです。

1.クイックプロモート
2.オートプロモート

一つずつ解説します。

クイックプロモート

クイックプロモートは、広告メニューの箇所でも解説したとおり、広告に出稿したいツイートと配信したい国を選ぶだけで配信できるものです。

それ以外の設定をする必要がないため、スピーディーに広告を出せます。費用は50ドルから5,000ドルです。予算に応じて5段階から選べるため、広告費の設定すらも迷わせないメニューです。

細かな設定ができないですが、X広告の中で最も簡易的に出稿ができます。

オートプロモート

オートプロモートは、投稿済みのツイートの中から自動選択したものを広告に出すことが可能です。

設定は、配信したい国と25種類のカテゴリーと350種類のトピックからターゲティングの特徴を選ぶだけです。費用は固定で9,900円で、一度ターゲティングの特徴を最大5種類まで選ぶだけで自動で運用してくれます。

クイックプロモートとオートプロモートは初心者向けの広告メニューです。可能であれば細かなカスタマイズをして広告出稿するほうが効果的ですが、時間やノウハウがない場合は活用しましょう。

X広告(旧Twitter広告)出稿時に気をつけるポイント

X広告(旧Twitter広告)出稿時に気をつけるポイント

最後にX広告出稿時の気をつけるポイントを解説します。

気をつけるポイントは以下の2つです。

1.配信されない状態になっていないか
2.X広告のポリシーに違反していないか

一つずつ解説します。

配信されない状態になっていないか

X広告の設定を行っても広告が承認されなければ配信されません。広告を出稿していると思っていたら、全くされていなかったというようなことにならないためにも、必ず配信されているか確認してください。

また予算や入札額が低すぎるのも広告が配信されない原因になります。その場合は少しずつ金額を上げながら調整しましょう。

X広告(旧Twitter広告)のポリシーに違反していないか

X広告は、ポリシー違反していると広告が承認されません。

例えば、以下のようなポリシーが存在します。

  • 成人向けの性的なコンテンツ
  • アルコール関連のコンテンツ
  • 薬物、薬物関連
  • 金融商品・サービス
  • 賭博関連のコンテンツ
  • ヘイト表現を伴うコンテンツ

この他にもポリシー違反に該当するものがたくさんあります。

詳しくはX公式の「X広告ポリシー」を確認しましょう。

特にX広告の承認がされない場合は、要チェックです。

X広告(旧Twitter広告)メニューについてのまとめ

X広告(旧Twitter広告)メニューについてのまとめ

この記事ではX広告の概要、広告メニュー、メニューの選び方、広告キャンペーンの目的、クリエイティブの種類などを解説しました。

特にX広告メニューは6つに分けられていて、それぞれに特性やメリット・デメリットがあります。

X広告でどのような結果を得たいのか、目的を明確にすることで、自社に合う広告メニューがみつかるでしょう。

最初にX広告で何を実施すべきか悩んでしまったり、運用担当者がいなかったりする場合は、広告代理店の利用も検討してみてください。

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https://n-works.link/blog/marketing/introducing-the-menu-of-x-ads/feed 0
Google Discoverの仕組みと自社サイトが掲載されやすくなる方法 https://n-works.link/blog/seo/how-google-discover-works/ https://n-works.link/blog/seo/how-google-discover-works/#respond Mon, 29 Jan 2024 09:02:59 +0000 https://n-works.link/?p=23734 ビジネスの世界では、目に見える成果を出すためには目立つ存在でなければなりません。このデジタル時代において、Google Discoverに掲載されることは、まさにその目立つ場所を確保する一つの方法です。

しかし、多くの企業がその重要性を理解しながらも、どのようにしてその機会を掴めばいいのか、その具体的な方法を知らないままです。放置すれば、競合他社に後れを取り、最悪の場合、市場からの存在感を完全に失うかもしれません。

この記事では、Google Discoverに掲載されるための具体的な戦略と、そのマーケティング効果を解説します。これから紹介する戦略を理解し、実践することで、自社サイトの露出を増やしていけるようにしましょう。

Google Discoverとは

Google Discoverとは

Google Discoverは、ユーザーの関心や検索履歴に基づいてパーソナライズされたコンテンツを提供する、Googleの革新的な機能です。単なる情報源ではなく、ユーザーが興味を持つ可能性のあるトピックを予測して提示します。Google Discoverに掲載されることは、ウェブサイトやコンテンツクリエイターにとって、目的のユーザーに自然に接触する絶好の機会となるでしょう。

このシステムは、ユーザーの興味や活動パターンを学習し、関連性の高い記事、ビデオ、その他のメディア形式のコンテンツをフィードに表示します。Google Discoverを理解し、うまく活用することは、今日のデジタルマーケティングにおいて重要です。

Google Discoverの仕組み

Google Discoverの仕組み

Google Discoverは、独自のアルゴリズムを使用して、ユーザーの興味や過去の検索履歴に基づいてパーソナライズされたコンテンツを提供する仕組みです。ユーザーの行動パターンと相互作用を継続的に分析し、それに応じて関連性の高い記事、ビデオ、その他メディア形式のコンテンツをフィードに表示します。

Google Discoverでは、単に興味のある情報を提示するだけでなく、ユーザーが潜在的に持つ、新しいトピックやコンテンツにも触れることができます。そのアルゴリズムは、ユーザーの位置情報、閲覧履歴、アプリの使用状況、カレンダー、検索履歴など、さまざまな情報源からデータを収集して個人の興味を推測するのが特徴です。

これにより、各ユーザーに合わせたユニークで関連性の高い情報を提供することができ、効果的なパーソナライズ体験を実現できます。この複雑で精密な仕組みを理解することは、Google Discoverを最大限に活用し、目的のユーザーにリーチするための鍵となります。

Google Discoverの効果

Google Discoverの効果

Google Discoverがウェブサイトやコンテンツクリエイターにもたらす効果は多岐にわたります。掲載されることで得られるメリットを理解することは、デジタルマーケティング戦略を立てるうえで大切です。ここでは、Google Discoverによって得られる効果を解説します。

SEO効果は直接はないがアクセス流入が期待できる

Google Discover自体は直接的なSEO効果をもたらすものではありませんが、間接的に大きなメリットをもたらします。Google Discoverに掲載されることで、ウェブサイトへのトラフィックが増加し、それがさらなるユーザーのエンゲージメントを生むことが期待できます。

トラフィックの増加は、サイトの信頼性や権威性を高め、最終的には検索ランキングの向上にも影響を与える可能性があります。また、特定のトピックやニュースがトレンドになった場合、Google Discoverを通じて普段以上の流入を得ることが可能です。これにより、短期間で大きな露出を得て、新しいユーザー層にリーチするチャンスが生まれます。

E-E-A-Tを満たしているかの判断基準になる

Google Discoverに掲載されることは、ある程度の品質と信頼性があるとみなされるため、間接的にサイトがE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を満たしている良い指標となります。Googleは明言していませんが、Google Discoverに掲載されるコンテンツは、一定の品質基準を満たしていると考えられています。

これは、サイトやコンテンツが有益でユーザーにとって価値があるとGoogleに認識されていることを示しており、長期的にはサイトの信頼性と権威性を高めることにつながるでしょう。E-E-A-Tを満たしているかどうかは、現代のSEOにおいて重要な要素であり、Google Discoverに掲載されることは、その要件を満たしている強い証拠の一つとなり得ます。
E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説 E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準を解説

Google Discoverに自社サイトを掲載されやすくする方法

Google Discoverに自社サイトを掲載されやすくする方法

Google Discoverに自社サイトが掲載されることは、ビジネス成果に直結する可能性があります。より多くのユーザーにリーチし、ブランドの認知度を高める機会を得るために、Google Discoverに掲載されやすくする方法を理解することが重要です。

ここでは、自社サイトがGoogle Discoverに掲載されやすくなるための手順を詳しく解説します。

インデックス登録されている

自社サイトがGoogle Discoverに掲載されるための最も基本的な条件は、Googleによってインデックス登録されていることです。インデックス登録とは、Googleの検索エンジンがウェブサイトの存在を認識し、内容をクロールして検索結果に表示できる状態になっていることを意味します。サイトがインデックスされていない場合、Google Discoverに掲載されることはほぼありません。

このプロセスを効果的に管理するためには、Google検索コンソールを使用してサイトのインデックス状況を確認し、問題があれば修正することが大切です。サイトマップを提出し、定期的にコンテンツを更新して、Googleが新しいページを発見しやすくすることも効果的です。これらのステップは、Google Discoverだけでなく、検索結果全体でのパフォーマンス向上にも良い影響を与えます。
Googleインデックスとは?インデックスされない場合の登録方法も解説 Googleインデックスとは?インデックスされない場合の登録方法も解説
クローラーとは?検索エンジンにインデックスされる仕組みや巡回頻度を上げる方法解説 クローラーとは?検索エンジンにインデックスされる仕組みや巡回頻度を上げる方法解説 Webサイトを制作、公開しても検索結果に表示されないと検索エンジン経由の集客はできません。検索エンジンがWebサイトの情報を取得するために使用しているのがクローラーです。クローラーがサイトの情報をどのように取得しているのか、基本的なところから解説します。

Googleのコンテンツポリシーを満たす

Google Discoverに掲載されるためには、Googleの定めるコンテンツポリシーを満たすことが大切です。Googleは、ユーザーに高品質で信頼性の高い情報を提供することを最優先事項としており、その基準に適合するコンテンツをGoogle Discoverで特集します。これには、正確性、透明性、ユーザーに価値を提供するオリジナリティが求められます。

具体的には、誤解を招く情報やスパムを避け、事実に基づいた正確なコンテンツを提供することが重要です。また、ユーザーが関心を持ち、有益だと感じる内容を作成することで、Googleのアルゴリズムによって価値の高いコンテンツと認識される可能性が高まります。見出しは正確であることが重要で、ユーザーが求める情報を提供するための詳細かつ包括的なコンテンツが望まれます。

E-E-A-Tが満たされている高品質なコンテンツ作成する

Google Discoverに掲載されるためには、E-E-A-T(専門性、権威性、信頼性、および利用者のニーズに応える品質)を満たした高品質なコンテンツを作成することが不可欠です。E-E-A-TはGoogleがコンテンツの品質を評価する重要な基準であり、これを満たすことでGoogle Discoverに掲載される可能性が高まります。

Googleが最終的に目指すのは、ユーザーに最適な体験を提供することであり、E-E-A-Tはその質を保証するための指標です。専門性は、特定の分野において深い知識や経験を有していることを示し、権威性はその分野における信頼性や評判を意味します。

信頼性は、情報が正確で真実であることを保証し、利用者のニーズに応える品質は、コンテンツがユーザーにとって有益で価値があることを示します。

これらの要素を満たすコンテンツは、ユーザーにとって魅力的で信頼できるものとなり、結果としてGoogle Discoverに掲載される可能性が高まるでしょう。

多くのユーザーに関心が持たれていて新しい話題である

Google Discoverに掲載されるためには、多くのユーザーが関心を持ち、かつ新しい話題であるコンテンツを作成することが重要です。Google Discoverはユーザーの関心やトレンドに基づいてコンテンツを提供するため、広範囲のユーザーに関心を持たれている話題は自然と掲載されやすくなります。

実践する理由は、Google Discoverがユーザーの興味や活動に基づいてコンテンツを表示するためです。つまり、多くの人が関心を持つトピックや新しいトレンドに関するコンテンツは、より多くのユーザーに表示される可能性が高まります。

検索結果で上位表示されている

Google Discoverに掲載されるためには、検索結果で上位表示されているコンテンツを作成することが効果的です。上位表示されるコンテンツは、その分野において高い信頼性と権威性が認められていることが多く、Googleによっても価値のあるコンテンツとして認識されやすいでしょう。

これを実践する理由は、検索結果での上位表示がそのコンテンツの品質と関連性の高さを示す一つの指標となるからです。Googleはユーザーに最も適切で価値のある情報を提供しようとしており、既に検索結果で高い評価を受けているコンテンツは、Google Discoverに掲載される可能性も高まります。

これにより、コンテンツの可視性がさらに高まり、より多くのユーザーにリーチする機会が増えます。したがって、SEOの最適化を図り、検索結果でのパフォーマンスを高めることは、Google Discoverでの掲載機会を増やすうえで重要です。

Google Discoverに掲載されているか確認する方法

Google Discoverに掲載されているか確認する方法

Google Discoverに自社サイトが掲載されているかどうかを確認する方法はいくつかありますが、特に効果的なのはGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスを利用する方法です。ここでは、それぞれの方法を解説します。

GoogleサーチコンソールのDiscoverレポートを確認する

GoogleサーチコンソールのDiscoverレポートを確認することは、自社サイトがGoogle Discoverにどの程度掲載されているかを知る上で最も直接的な方法です。このレポートは、サイトがGoogle Discoverに表示された回数、クリック数、CTR(クリックスルーレート)などの重要なメトリクスを提供します。

確認方法としては、まずGoogleサーチコンソールにログインし、左側のナビゲーションメニューから「パフォーマンス」を選び、さらに「Discover」タブを選択します。ここでは、特定の期間にわたるサイトのパフォーマンスを示すグラフや数値を確認可能です。

これらのデータを分析することで、どのコンテンツがDiscoverでよく表示されているのか、またどのような内容がユーザーの関心を引いているのかを理解できます。
Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Googleサーチコンソールとは?使い方と登録方法や設定を解説 Webサイトの集客状況を分析する際にGoogleアナリティクスと同じくらい役立つのがGoogleサーチコンソールです。サーチコンソールへの登録方法やGoogleアナリティクスとの連携方法について、わかりやすく解説します。

Googleアナリティクスでトラフィックを確認する

Googleアナリティクスを利用しても、Google Discoverからのトラフィックを確認できます。この方法は、どのページがDiscoverからの訪問者を引きつけているのかを知りたい場合に有用です。

確認方法としては、まずGoogleアナリティクスにアクセスし、対象のサイトのプロパティを選択します。次に、「集客」セクションを開き、「チャネル」を選択し、「ソーシャル」をクリックします。このセクションで「ソーシャル」の下にある「ネットワーク参照元」を選ぶと、ソーシャルメディア経由でのトラフィックがどこから来ているかを確認可能です。

ここで「Google Discover」という参照元を見つけることができれば、そのトラフィックがDiscoverからのものであるとわかります。また、セグメントを使用して、Google Discoverからのトラフィックの振る舞いやコンバージョン率を分析することも可能です。

Google Discoverに関するよくある質問

Google Discoverに関するよくある質問

Google Discoverは、多くのウェブサイト運営者やコンテンツクリエイターにとって重要なトピックであり、それに関連する様々な質問があります。ここでは、Google Discoverに関するよくある質問について解説します。

Google Discoverへの掲載を狙うべきか?

結論として、Google Discoverへの掲載を積極的に狙うべきです。

Discoverへの掲載は、ビジネスのオンラインプレゼンスを強化し、ブランドの可視性を高めるだけでなく、目標とするオーディエンスに自社サイトを効率的に紹介し、それによりトラフィックとコンバージョンを増加させる機会を提供します。

例えば、特定の業界に関する最新情報や、革新的な製品のレビューなど、ターゲット市場にとって価値のある情報を提供することで、関心の高いユーザーからのクリックとエンゲージメントを得ることが期待できます。ビジネスとしては、このような機会を最大限に活用し、ブランドのリーチを広げることが重要です。

Google Discoverに掲載されないようにするには?

Google Discoverに掲載されたくない場合、確かにその選択肢も存在します。これを実現するためには、Googleサーチコンソールを通じてDiscoverの機能をオフにできます。これにより、Google Discoverのフィードに表示されることはなくなるでしょう。

この選択をする可能性のある理由としては、特定のコンテンツが内部的な目的や限定的なオーディエンス向けである場合、またはブランドが特定の市場や地域に焦点を絞っている場合などがあります。

しかし、Google Discoverはユーザーに自社のコンテンツを効果的に表示する手段であるため、この機能を無効にする前に、その決定がビジネスの目標と成長戦略にどのように影響するかを慎重に評価することが重要です。

Google Discoverに表示されるようにするには?

Google Discoverに表示されるためには、一連の戦略的ステップを踏む必要があります。まず第一に、コンテンツがGoogleのガイドラインに準拠し、E-E-A-Tの基準を満たしていることを確認することが不可欠です。この基準を満たすことは、Googleによってコンテンツが高品質と認識されるための基本であり、Google Discoverに表示される可能性を高めます。

この推奨に従う理由は、Googleがユーザーに最も関連性の高い、信頼できる情報を提供することを目指しているためです。そのため、専門性、権威性、信頼性を示し、ユーザーの具体的なニーズに応えるコンテンツは、Google Discoverに表示される可能性が高まります。

例えば、最新の業界トレンド、独自の研究結果、深い洞察を提供する記事などは、Google Discoverでの掲載に有利です。

また、技術的な側面、特にサイトの読み込み速度やモバイルフレンドリーなデザインにも注意を払うことが重要です。これらの要素はユーザー体験に直接影響し、Googleがコンテンツを評価する際の重要な要素となります。

ビジネスとしては、これらの基準と要件を理解し、コンテンツ戦略に組み込むことが大切です。Google Discoverに表示されることは、ブランドの可視性を高め、新しいオーディエンスを獲得する機会を提供するため、これらのステップを実行し、掲載の可能性を最大化することをおすすめします。

Google Discoverへの掲載は狙えるものではない

Google Discoverへの掲載は狙えるものではない

Google Discoverへの掲載は、直接的なコントロールができるものではなく、Googleのアルゴリズムに大きく依存しています。このため、特定のコンテンツを狙って掲載させることは困難ですが、E-E-A-Tを満たす高品質なコンテンツを作成し、サイトの技術的な最適化に努めることで、掲載される可能性を高められるでしょう。

特に、ユーザーのニーズに応える独自のコンテンツと、サイトのモバイルフレンドリーな設計や速度などの技術的側面は、Google Discoverにおける掲載のために欠かせません。これらはユーザー体験に直接影響し、Googleがコンテンツを評価する際の重要な要素です。

Google Discoverへの掲載を目指すためには、まずは自社サイトのコンテンツと技術的な基盤の両方において品質を高めることが大切です。高品質なコンテンツを提供し続けることで、徐々に掲載の機会が増えていくことが期待できます。

このプロセスは時間がかかるかもしれませんが、ブランドの信頼性とオンラインでの可視性を高めるための価値ある投資です。まずは、ユーザーの興味やニーズに応える質の高いコンテンツの作成から始めてみましょう。

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サジェスト汚染を放置するとどうなる?対策と消し方を解説 https://n-works.link/blog/seo/what-will-happen-if-suggestion-pollution-is-left-untreated/ https://n-works.link/blog/seo/what-will-happen-if-suggestion-pollution-is-left-untreated/#respond Thu, 25 Jan 2024 11:31:01 +0000 https://n-works.link/?p=23710 検索エンジンの自動補完機能が、ネガティブなキーワードを予測表示することにより発生する「サジェスト汚染」は、企業や個人の信頼性と評判に重大な影響を及ぼしかねません。

顧客の信頼低下、売上減少、求職者の減少など多くのデメリットを引き起こします。

そこでこの記事では、サジェスト汚染による具体的な影響と、それに対する効果的な対策方法について詳しく解説しています。

サジェスト汚染を放置するデメリット

サジェスト汚染を放置するデメリット

サジェスト汚染とは、検索エンジンの自動補完機能(検索窓に文字を入力すると検索候補となるキーワードが自動で予測表示される機能)が、ネガティブなイメージを与えるキーワードを表示する現象のことです。

例えば、ある人物や企業名を検索した際に、そのキーワードと共に「詐欺」や「問題」などの言葉がサジェストされる場合がこれにあたります。

ここではまず、サジェスト汚染を放置するデメリットについてみていきましょう。次項で詳しく解説します。

  • 取引先からの信頼が損なわれる
  • 汚染キーワードが増える
  • 売上の減少
  • 求職者の減少
  • 従業員のモチベーション低下

1. 企業や商品、サービスの信頼が損なわれる

企業や商品、サービスに関するサジェスト汚染が発生すると、潜在的な顧客や利用者が検索時にネガティブな単語を目にし、それが企業や商品のイメージに直接影響を及ぼす可能性があります。

それらの単語が事実無根であったとしても、検索者の心理には「煙は火から」という印象が刻まれ、信頼性や専門性に疑問を持つかもしれません。

サジェスト汚染は検索ユーザーの第一印象を左右し、間接的に企業や商品の評判を低下させる可能性があります。

2.汚染キーワードが増える

サジェスト汚染に対する対応が遅れると、表示されるネガティブなキーワードがより多くのユーザーに露出し、さらに検索される機会が増えてしまいます。

悪循環を生みだすと、一度広まった汚染キーワードはより根強く定着しやすくなります。その結果、企業や商品の評判はさらに損なわれ、回復するための時間とコストが大幅に増加します。

特に、新しいユーザーや潜在的な顧客に対して、企業や商品のネガティブなイメージが先行することになり、ビジネス上の大きな損失を招く可能性があります。

3.売り上げの減少

サジェスト汚染は、消費者の購買意欲に直接影響を及ぼし、企業の収益に悪影響を与える可能性もあります。

消費者は、購入前に商品やサービスに関する情報をオンラインで検索することが多く、その際にネガティブなキーワードが表示されると、信頼性に対する疑問が生じてしまうからです。

例えば、食品関連の企業が「食中毒」というキーワードでサジェストされると、消費者はその商品を敬遠し、競合他社の製品を選択する可能性が高まります。

また、既存顧客もこのような汚染された情報を目にすることで信頼を失い、リピート購入を控えるようになるかもしれません。

4.求職者の減少

サジェスト汚染により、企業名がネガティブなキーワードで連想されると、人材採用にも悪影響を与える可能性が高いです。

例えば、特定の業界で「過酷な労働」と連想される企業には、スキルや才能を持つ人材が応募を控えることが考えられます。

サジェスト汚染の対策

サジェスト汚染の対策

サジェスト汚染の対策方法には、以下の4つがあります。

  • 検索エンジンに対し削除依頼をする
  • ネガティブコンテンツの作成者に交渉する
  • 削除申請を弁護士に依頼する
  • 誹謗中傷対策業者に依頼する

検索エンジンに対し削除依頼をする

ユーザーがサジェストに表示される内容に関して問題があると感じた場合は、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンに対し、削除申請を行えます。

ただし、削除されても元の原因となるWebサイトやコンテンツはそのまま残ることがあるため、その点には注意が必要です。

ネガティブコンテンツの作成者に交渉する

ネガティブコンテンツの作成者と交渉する方法もあります。

  • サイト運営者への削除依頼:ネガティブな記事が掲載されているWebサイトの運営者や管理者にコンタクトを取り、削除依頼をします。交渉時には、削除を求める理由を丁寧かつ明確に伝えることが重要です
  • 送信防止措置の依頼:問い合わせ窓口がない場合は、プロバイダ責任制限法ガイドラインに基づく送信防止措置依頼を行います。この手続では法的な根拠を明示する必要があり、適切な主張が必要です

コンテンツ作成者への交渉は、サジェスト汚染の根本原因を除去するために有効ではあるものの、法的な知識が必要になる場合もあります。

削除申請を弁護士に依頼する

削除申請が、GoogleやYahoo!に承認されない場合、あるいはコンテンツの削除依頼が受け入れられない場合に有効な手段です。

これらのトラブルに特化した弁護士に依頼することで、適切な法的手続きに基づいた削除依頼が可能になります。より具体的かつ法的に有効な対策を求める場合に推奨されます​​​​。

誹謗中傷対策業者に依頼する

サジェスト汚染対策として、誹謗中傷対策業者に依頼する方法もあります。これは、自身での削除申請が困難なときやサジェスト汚染の原因となる記事やコンテンツに対処が必要な場合に効果的です。

ただし、サービスの利用には料金が発生することが多いため、コストと効果を検討する必要があります​​​​。

削除依頼をする前に確認すべきこと

削除依頼をする前に確認すべきこと

サジェスト汚染に関する削除依頼をする際は、必ず以下の点について確認してください。

  • 具体的な被害の有無
  • 関連ページの有無
  • サジェスト汚染を確認したデバイスの検索履歴

具体的な被害の有無

サジェスト汚染における被害が、具体的にどのような形で現れているかを確認します。

例えば、サジェスト汚染が原因で企業や個人の評判が損なわれている場合、売上減少やWebサイトへのアクセス数の低下などに、どう影響しているかを具体的なデータと共に検証する必要があります。

また、顧客のフィードバックや市場調査を通じて、悪影響がどの程度広がっているかも把握しておきましょう。このような確認作業は、サジェスト削除の必要性と優先順位を判断するための基準となります。

関連ページの有無

サジェスト汚染の背景には、しばしばネガティブな内容を含むWebページが存在することがあります。

そのため、削除依頼をする前には、インターネット上にそのようなページが存在していないかを徹底的に調査することが重要です。

調査には、

  • 検索エンジンを使用して関連するキーワードで検索をする
  • 専門のWeb監視ツールを使う
  • 専門家に依頼する

などの方法が考えられます。関連ページの存在を確認することで、サジェスト汚染の原因を特定し、その解決策を検討するうえでの重要な手掛かりを得られるでしょう。

サジェスト汚染を確認したデバイスの検索履歴

サジェスト汚染は、デバイスやアカウントによって異なる場合があります。そのため、削除依頼をする前に、問題となっているサジェストが表示されたデバイスの検索履歴を削除し、他のデバイスやアカウントでも同様のサジェストが表示されるかを確認することが重要です。

これにより、問題が個別のデバイスやアカウント特有のものなのか、より広範なWeb全体の問題なのかを判断しやすくなります。

また、この作業を通じて、サジェスト汚染が特定の検索履歴や利用者の行動パターンに起因している可能性も考慮できるでしょう。

人為的なサジェスト汚染は違法である

人為的なサジェスト汚染は違法である

サジェスト汚染、特に人為的なものの違法性について、現行法の下では明確な基準が存在しないため、法的な扱いが複雑です。

サジェスト汚染を規定した具体的な法律がなく、名誉毀損や人格侵害として認定されることも少ないのが現状です。サジェストに表示される単語の羅列自体が、必ずしも名誉毀損に当たるとは限らないため、法的な扱いはケースバイケースで異なります​​​​。

前述したサジェスト削除の申請が、必ずしも通るわけではないため複数の対策を組み合わせる必要があるといえます。

サジェスト汚染の原因

サジェスト汚染の原因

サジェスト汚染の原因には、主に以下の3つがあげられます。

  • ユーザーの検索行動
  • 悪意を持った嫌がらせ
  • 実際には関連性のないキーワードとの類似

ユーザーの検索行動

検索エンジンは、ユーザーの検索履歴をもとにサジェストを生成します。

例えば、ある著名人の名前と「スキャンダル」という単語が連続して検索された場合、この組み合わせがサジェストに表示される可能性が高くなるという仕組みです。

悪意を持った嫌がらせ

特定の個人や組織に対して悪意を持つ者が、意図的にネガティブなキーワードで検索を繰り返すことにより、そのキーワードがサジェストとして表示される可能性があります。

実際には関連性のないキーワードとの類似

類似した名前の人物や企業が存在する場合、ユーザーが誤って関連しないキーワードを検索することがあり、これがサジェスト汚染につながる場合もあります。

検索エンジンは、自動的に類似したキーワードを関連付けるため、誤解を招くサジェストが生じることもあるのです。
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サジェスト汚染のまとめ

サジェスト汚染のまとめ

根本的な解決が難しいといえるサジェスト汚染ですが、放置しておけば被害は拡大する一方です。被害を最小限にとどめるには、一刻も早く拡散を防がなければなりません

サジェストの汚染は、企業経営や売り上げにも関わる重要な問題であるため、影響が大きくなる前に迅速に対策することをおすすめします。
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