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ホームページリニューアルの目的とタイミングは?ホームページリニューアルを成功させる進め方

2020.09.28

マーケティング

AUTHOR / 三木 五月

どうしてホームページリニューアルが必要なのか?

どうしてホームページリニューアルが必要なのか?

自社サイトのアクセス数が伸び悩んだり減少した場合、サイト構成を見直し問題点を洗い出して、不満や改善点がないか確認作業に入ることでしょう。ホームページは、商品・サービスのPRなど、何かしらの目的を達成するために制作されているはずです。「以前制作してからX年経ったから、何となくリニューアルのタイミングかも」などという曖昧な基準ではなく、サイトのどこに不満や問題・改善点があるかを明確にしておきましょう。

1、デザインが古い、見た目が悪い

デザインにもトレンドがあり、古さが感じられる時もリニューアルのタイミングです。昔のホームページは画像サイズが小さかったりと、サイトを訪れてくれるユーザーがホームページを見づらい場合があれば、それはリニューアルのタイミングに該当します。

また、Webデザインが古く感じてしまう最大の要因は、閲覧環境の変化です。PCメインのインターネット接続から、スマホでの閲覧が多くなりました。さらに通信環境とディスプレイの解像度が整い画像や動画に触れる環境が整ったことで、キレイなビジュアルを提供できないホームページは基準に満たないと判断され、ユーザー離れが加速します。

2、ホームページの機能が古かったり、足りなかったりする

ユーザーがホームページを閲覧するブラウザが、昔と今では違ってきました。ブラウザも一昔前はInternet Explolerが主流でしたが、今ではGoogle ChoromeやAppleのSafari、Microsoft Edgeなどいろいろな種類があり、どのブラウザも頻繁にバージョンアップされています。サイトが最新のブラウザに対応しないと、ユーザーがホームページを閲覧する際にデザインが崩れたり、思い通りに機能が働かなかったりします。

また、FLASHはアップル社のiOSデバイスでは閲覧ができません。FLASHに依存したサイトの場合、HTML5など代替される方法での大幅なリニューアルが早急に必要です。

さらに、今のホームページはスマホでの閲覧に対応していないとSEOで不利になるため、Googleが推奨するモバイルファーストインデックスに対応していないホームページであれば、リニューアルが必要でしょう。

関連記事:レスポンシブデザインとは?今さら聞けない特徴やメリット、デメリットを解説!

3、コンテンツが増えすぎて整理が必要

ホームページを長く運用していると、ユーザーへ訴求したい内容が増え、気づいたらサイト構成自体が複雑になってしまう場合もあります。ムダにページ数が増えると、ユーザーが本当に探したい情報にたどり着けず、結局迷わせてしまうだけという懸念も生じます。

複雑化してしまったサイトをリフレッシュするには、商品・サービスごとに複数のホームページに分けることも一手です。昔はコーポレートサイトに掲載するだけでOKだったサービスが成長した場合、別ドメインに分ける例なども存在します。ユーザー目線に立って情報を届けることを目的に、サイトを見やすく簡素化しましょう。

関連記事:コーポレートサイトって何?どんなコンテンツが必要?サービスサイトと分けるべき?

4、ホームページのUUや売り上げ、問い合わせが減ってきた

ホームページのCV率、低下していませんか?あるいは、商品・サービスに対する問い合わせ、減ってきていませんか?もしCVRとPV自体が減っているなら、早急にサイト構成の見直しが必要です。

会社により自社サイトのKPI(Key Performance Factor:重要業績評価指標)は違うと思います。たとえば商品・サービスページの担当であればCTR、商品・サービスのビジョン訴求ならPVなど、それぞれアクセス数や資料請求数などの目標値を設定しているでしょう。これらの各自設定しているKPIを満たしていない、あるいは数値が下がっているなら、ホームページのコンテンツやユーザービリティなどの根本理由が原因の場合が大いにあります。

デザイン変更やコンテンツの統合・見直しを行い、サイトをリフレッシュさせましょう。

関連記事:ECサイトが設定すべきKPIとは?KGIとは何が違う?
関連記事:CVR(CV率)とは?計算式と平均%、CVRの改善方法を解説
関連記事:CTR(クリック率)とは?広告、SEOでの平均%、CTRの改善方法を解説

ホームページリニューアルの目的は?

ホームページリニューアルの目的は?

では、サイトリニューアルをすることで、どんな目的を果たせるでしょうか?

1、SEO対策を実施し、集客を改善させる

ゼロからサイトを作りなおすことで大胆なSEO施策が打てるので、各種キーワードでの検索順位が上がり、ホームページの集客が改善します。ただし、リニューアル直後は一時的に集客が減ることもあるので、検索流入が回復するまでは一時的にWeb広告での集客が必要です。

関連記事:SEMって何?SEOやリスティング広告とどう違う?

2、ホームページのコンテンツを再構成できる

1のSEOと内容は少し似ていますが、重複したコンテンツをまとめたり、内容が古いコンテンツを作りなおすことでSEOに効果があり、ユーザーが見やすいコンテンツに再構成できます。

ホームページのコンテンツ再構成は、ユーザー視点に立ち不要なページを省くことでサイト自体が軽量化され、掲載画像などの再設定によって閲覧スピードの向上にもつながります。

3、ホームページに最新技術、機能が採用できる

サイトリニューアルは、最新技術にアップデートできる最高のタイミングです。ホームページ周りの技術は、日々進化しています。

従来のホームページ更新は、ホームページ制作会社へ変更項目を伝えて発注するため、リニューアル自体に時間とコストがかかっていました。しかしWordPressなどのCMSが一般的に普及したため、サイト更新やリニューアルはバックエンド(ホームページの管理画面)からWeb上で行えるようになりました。こうしたCMSの導入で、コンテンツの柔軟な変更が可能になります。

ユーザー視点に立ってUX(ユーザーエクスペリエンス)を高めるため、つねに最新技術を取り入れ、ナビゲーション機能の高性能化を図りましょう。

関連記事:Webサイト制作でWordPress(CMS)はなぜ人気?

4、ブランドイメージの向上

リニューアルによる最大の目的は、商品やサービスのブランドイメージを向上させられる点です。サイトのイメージだけで、驚くほどCVRが変わります。美意識が高いユーザーはサイトの導線(視認性)や色の統一感を気にするでしょう。

ここで注意したいのは、ホームページリニューアルの目的を「ブランドイメージの向上」という曖昧な目標だけにしないことです。ブランドイメージを向上させた結果、どうなるのかを具体的な数値などに落とし込める目標も別に用意しておくことが重要です。

ホームページリニューアルの手順、進め方

ホームページリニューアルの手順、進め方

ここからはサイトリニューアルの手順について、解説します。
下記7つのプロセスを踏むと、課題発見から解決までスムーズに進みます。

1、ヒアリング
2、課題設定
3、仮説立案
4、設計
5、デザイン
6、ページ制作
7、確認

これら7つのプロセスは、「要件定義フェイズ」と「制作、開発フェイズ」の2つに分けることができます。

要件定義フェイズ(ヒアリング~課題設定~企画立案)

要件定義フェイズは3つの構成要素から成り、「ヒアリング」、「課題設定」、「企画立案」が含まれます。要件定義フェイズは、Web担当者が主となります。

1、ヒアリング

ヒアリングでは、現状のホームページにどのような役割があるのかを改めて確認します。この段階で、「誰が」メンバー選定されるかで出てくる意見に多様性が生まれるか否か分かれてきます。Webマーケティング担当はもちろんですが、商品・サービス開発メンバーやユーザーに近い立ち位置の営業担当にもメンバーとして加わってもらいましょう。

2、課題設定

現状サイトの問題点・改善点を見つけるには、Googleアナリティクスの数値を見たり、商品やサービスのマーケティング分析が効果的です。各種分析については下記で記事化しています。3C分析や6W2Hなどを使って商品やサービスを分析し、今のサイトにないページを探してみるのもいいでしょう。
関連記事:マーケティング分析関連の記事一覧
関連記事:3C分析とは?3C分析のやり方は?マーケティングフレームワークの基本を学ぼう!
関連記事:6w2hとは?強みや他のフレームワークとの違い、分析方法をわかりやすく解説

3、企画立案

企画立案は、前段階の課題設定で挙がった改善点を実際の運用でクリアできるかの検証段階です。また、Googleアナリティクスの分析であぶり出された数値を、どの程度まで改善できるか、ワークショップを通して目標数値の設定をするフェイズでもあります。

実際にユーザーが自社サイトでどのような経路をたどるのか見えたあと、コンバージョンへつなげるための道筋を改善する工程などが含まれます。

※要件定義のポイント

要件定義フェイズで大切なポイントは、「サイトリニューアルの目的の明確化」です。限られた予算やスケジュールの中で「コストありき」にしてしまう前に、まずは目的をはっきりさせましょう。リニューアルで売上を伸ばしたいのか、顧客層を拡大したいのか、理由はいろいろあると思います。その中でも優先順位をつけ、リニューアルの目的を見つけ出してください。

その際、下記にある要件定義のポイントを参考にしてみましょう。

  • 目的:リニューアルで何をクリアしたいか?
  • 優先順位:予算やスケジュールなど、どこに重きを置くか?
  • ターゲット:誰に訴求したいか?
  • システム:サーバーやコンテンツ管理ツールを選定する基準はなにか?

要件定義をしっかりしていないと、制作が始まってから不足点が見つかったり、作業のやり直しが見つかったりと時間もコストも跳ね上がるので、「ヒアリング」、「課題設定」、「企画立案」を丁寧に行うことはとても重要です。
「要件定義フェイズ」の段階で99%リニューアルの方向性が決まるといっても過言でないので、この段階でしっかりと時間を使いましょう。

制作、開発フェイズ(設計~デザイン・開発~ページ制作~確認)

制作、開発フェイズは4つの構成要素から成り、「設計」、「デザイン・開発」、「ページ制作」、「確認」が含まれます。

4、設計

「要件定義フェイズ」で出した案をベースとし、いよいよ設計に取りかかります。サイト全体のディレクトリマップとデザイン案を記したワイヤーフレームを作成し、CMSを組み立てていきます。

注意点として、ディレクトリマップ作成時に、要件定義から漏れているページや機能が見つかることもあります。この時点で修正しておけばデザインや開発に無駄な時間やコストはかからないので、漏れがないようしっかりとチェックしておきましょう。また、ワイヤーフレームを作る際、PC版とスマホ版ではレイアウトが異なるため別々に作りましょう。

関連リンク:ディレクトリマップって何?Web制作では絶対に必要?メリットや誰が作成すべきかを解説

5、デザイン・開発

前段階で作成したディレクトリマップ、ワイヤーフレームをもとに、デザインの開発に入ります。ここでのポイントは、あくまでユーザー目線です。デザインに凝ってしまうと、どうしても見やすさ、コンテンツの順序だった配置を後回しにしがちになります。自社サイトが存在する目的を忘れず、視認性とデザイン性を兼ね備えたポイントをうまく見つけましょう。

6、ページ制作

いよいよページ制作に入ります。ここでのバックエンド開発は、文書構造を意識したHTMLマークアップや汎用性のあるCSSコーディング、CMS実装、マニュアル制作が含まれます。システムを含む場合は、設計書に基づいたシステム開発も行います。

7、確認

できあがったページを各環境で確認します。異なるOSや端末での動作確認を、抜け漏れなく行ってください。テスト報告の作成や、運用マニュアルの作成も必要です。

ホームページリニューアル後にやるべきこと

ホームページリニューアル後にやるべきこと

最後に、サイトリニューアル後にやるべきことを紹介します。ホームページの運営は、リニューアル後も当然続きます。この先もユーザーに多く訪れてもらえるよう、定期的なメンテナンスを行いましょう。

1、プレスリリースの配信、SNSでの告知

ホームページのリニューアルは、ブランドイメージの刷新を顧客にアピールできる格好のタイミングです。なぜ今回サイトリニューアルを行ったのか?誰のためのリニューアルなのか?また、サイトコンセプトに絡めて、商品・サービスヒストリーの振り返りや、自社の今後の展望まで、強調したいポイントを厳選してPRしてください。

2、リニューアル後の各種数値をモニタリングする

ホームページリニューアル前に決めた最終目標(KGI)を達成するため、ホームページの各種KPIを設定し、目標に沿って成長しているのかを定期的(毎週、毎月)にモニタリングしましょう。計画通りにKPIが達成できていないなら、なぜ達成できていないのか仮説を立て、PDCAサイクルを回します。リニューアル直後は検索流入などの集客が一時的に下がる可能性があるので、無理な目標設定にしないよう注意が必要です。

関連記事:PDCAサイクルとは?PDCAはもう古い?これからはOODAループ?

まとめ

ホームページリニューアルの必要性と手順についてお伝えしました。サイトリニューアルは、新規サイト制作より何倍も複雑なプロジェクトです。時間と費用をかける分、リニューアル前よりも高い目標数値がクリアされなければなりません。

納期に追われ焦ってしまう心理もわかりますが、上で説明した「要件定義フェイズ」に時間をかけ、リニューアルする目的とゴールをしっかりと洗いだしましょう。「制作、開発フェイズ」に入ってからの仕様変更は、多くのロスを発生させてしまいます。

また、リニューアルの際、コンテンツの統合を行いますが、PVが多い人気ページがある場合、ムリに一新せず旧ページからのリダイレクトを行うなど工夫しましょう。ドメイン変更も同様です。ドメイン変更は、SEOにも影響が出るセンシティブな項目です。とはいえ、新しいドメインに変更したい場合、サイト流入などの実際とブランドイメージを天秤にかけ、折り合いのつくポイントを見極めてください。

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三木 五月

AUTHOR : 三木 五月

代表取締役社長

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