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コホート分析とは?Googleアナリティクスを使ったユーザー維持率の分析方法をわかりやすく解説

2020.07.27

マーケティング

AUTHOR / 三木 五月

ユーザーの定着率を調査すれば改善ポイントがわかり、集客もUP!

コホート分析とは?

コホート分析とは、自社のWebサイトに訪れたたユーザーを、行動の傾向ごとに分ける分析方法です。コホート(cohort)とは、英語で「仲間」という意味です。もともとは心理学の分野で使われる「コホート研究」をマーケティングに応用したのがコホート分析です。

コホート分析を使えば、サイトを訪れた人がネット上でどんな行動をとっているのかを統計データで確認することができ、顧客のWebサイトへの定着度やマーケティングの改善点などを知る手がかりになります。

なぜコホート分析が重要なのか、何がわかるのか

なぜコホート分析が重要なのか、何がわかるのか

コホート分析は、見込み客の「定着率」を把握できる点が重要です。Webサイトから成果を上げるには、顧客に自社へ信頼感を高めてもらい、リピーターになってもらうことが重要です。自社サイトのリピーターが増えると、安定的な売上につながる「既存顧客」を獲得することができます。既存顧客が継続してサイトを訪問することで、自社と見込み客の距離感が縮まり、信頼感も高まります。リピーターの割合を見ることで、コンテンツやサービス内容の満足度を確かめたり、改善点を見つけたりすることができるのです。

Webサイトのコホート分析を行うには、Googleアナリティクスを利用するのがもっとも簡単です。Googleアナリティクスは、誰でも無料でコホート分析ができるツールとして、企業サイトから個人まで幅広く利用されています。

Googleアナリティクスを使ったコホート分析の方法

Googleアナリティクスを使ったコホート分析の方法

Googleアナリティクスを使ってコホート分析する方法を下にまとめました。

1、「ユーザー」 → 「コホート分析」の順にクリック

「ユーザー」 → 「コホート分析」の順にクリック

Googleアナリティクスの左メニューバーから「ユーザー」をクリックします。ユーザー内に表示されるメニューの中から「コホート分析」を選びましょう。

2、コホートの種類

コホートの種

コホートの種類とは、ユーザーグループの単位を指しています。クリックすると「集客の日付け」という項目のみが出てきます。ユーザーが初めてサイトに訪問した日付から分析を行いますので、このまま進めましょう。

3、コホートのサイズを選択

コホートのサイズを選択

コホートのサイズを選択してみましょう。ここでは分析の規模を日別・週別・月別の3つから選べます。ここはコホート分析を行う頻度と捉えるとよいでしょう。毎日コホート分析を行う場合は「日別」、週に1度であれば「週別」というように選択してください。

4、指標を選択

指標を選択

Googleアナリティクスのコホート分析では、下記の指標を見ることができます。

  • ユーザー
  • 合計
  • 定着率

この3つの中から、さらに細分化された指標を確認できます。

ユーザー ・ユーザーあたりのセッション
・ユーザーあたりのセッション時間
・ユーザーあたりのトランザクション
・ユーザーあたりのページビュー
・ユーザーあたりの収益
・ユーザーあたりのの目標の完了数
合計 ・セッション
・セッション時間
・トランザクション数
・ページビュー数
・ユーザー数
・収益
・目標の完了数
定着率 ・ユーザー維持率

ユーザーの項目では、ユーザーひとりあたりのさまざまな行動指標を見ることができます。合計は、Webサイト全体の指標を表している項目です。最後の定着率は、自社サイトに継続して訪問した人の割合を見ることができます。

4、期間を選択

期間を選択

コホートの期間は、分析する日から遡って、どのくらいの期間の分析を行うのかを設定する項目です。コホート分析の頻度を表す「コホートのサイズ」にあわせて期間を設定しましょう。コホートの種類を日別にしている場合は過去30日まで、週別なら過去12週間、月別なら過去3ヶ月といったように選択することができます。

コホート分析の活用方法

コホート分析の活用方法

Googleアナリティクスで指標を確認したら、出された数値をサイトの改善に役立てていきましょう。コホート分析において、ここだけは外せないチェックポイントを以下にまとめました。

1、ユーザーの減少タイミングを把握する

ユーザーの減少タイミングを把握する

ユーザーの減少タイミングとは、見込み客がサイトを離れてしまい再訪問しなくなったタイミングです。コホート分析では、ユーザーがサイトに初めて訪れた日から何日後に離脱しているかを見ることができます。ユーザーがサイト訪問をやめてしまった原因を探り、何らかの改善を行うことで、見込み客の維持につながります。

たとえば、ユーザーが最初にサイトを訪問した日から5日後に離脱しているのがわかったとしましょう。改善方法としては、コンテンツの更新頻度を上げたり、ユーザーが減少するタイミングで新しいお知らせ情報を投入するといった方法があります。

また、新しい顧客を獲得することも重要です。サイトから一定数のユーザーが離脱してしまう人が出るのは避けられません。ただし、離れていったユーザー以上に新しいユーザー数を確保することができれば、トータルのユーザー維持率は保たれます。コホート分析で、ユーザーが5日後に3%減少していると判明した場合、その3%を補填するためにはどのくらいの新規ユーザーを集めたらいいのかを割り出すことができます。

2、セッション時間の減少タイミングを把握する

セッション時間の減少タイミングを把握する

セッション時間を見ると、ユーザーが自社サイトをどのくらいの時間見ているかがわかります。セッション時間が減少しているとは「ユーザーがサイトにアクセスしてからサイトを離れるまでの時間が減っている」ということです。サイトにアクセスした人の見たいコンテンツがなくなったタイミングでユーザーは離脱すると考えてください。

セッション時間が減少するタイミングがわかったら、なぜそこでサイトを離れた人が多いのかの原因が特定しやすくなります。サイトのセッション時間を増やすには、下記のような打ち手が考えられます。

  • 1ページのコンテンツボリュームを増やす
  • コンテンツのページ数を増やし、内部リンクを張り合う
  • 内部リンクの見せ方を工夫し、回遊率を上げる

このように、サイト内部の導線を整備したり、コンテンツを豊富に用意してユーザーを飽きさせない工夫をすることが大切です。

3、ページビュー数の減少タイミングを把握する

ページビュー数の減少タイミングを把握する

コホート分析では、ページビュー数が減少するタイミングも確認できます。たとえば、ユーザーが最初にサイトを訪問してから4日後にページビュー数が減少しているのをイメージしてみましょう。この場合、4日ごとに複数ページを見てもらえる導線を組みます。内部リンクの多い記事を4日置きに投稿し、複数のコンテンツへと促す流れを作ると効果的です。

ユーザーの行動を分析し、効率よくサイト改善を行いましょう

自社サイトの集客率や売上アップには、継続してサイトを訪問してくれる人を増やすことが必要です。会社やWebサイトへの認知度を維持させるためにも、コホート分析を活用していきましょう。

コホート分析などのユーザーの動向分析は人手や時間がかかりますが、安定的にサイトを成長させていくには欠かせない作業です。成果の伸び悩みや、サイト運営の不安がある方々は試してみてはいかがでしょうか。コホート分析など、サイトの分析と改善施策を考えるのはニュートラルワークスがお手伝いできます。お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

三木 五月

AUTHOR : 三木 五月

代表取締役社長

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